JPH03159207A - フェライト基材上の導電路 - Google Patents

フェライト基材上の導電路

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JPH03159207A
JPH03159207A JP29748689A JP29748689A JPH03159207A JP H03159207 A JPH03159207 A JP H03159207A JP 29748689 A JP29748689 A JP 29748689A JP 29748689 A JP29748689 A JP 29748689A JP H03159207 A JPH03159207 A JP H03159207A
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nickel
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高橋 茂也
Kaneo Mori
金男 森
Masaaki Taniguchi
谷口 雅朗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子部品、特にチップ部品の導電路構造に関す
る。
(従来技術とその問題点) 電子部品、例えば積層コンデンサ、積層コイル、積層抵
抗等のチップ部品の外部導電路は、従来はめっき法で製
造されている6例えば、実開昭59−44002号、同
59−44006号、同59−44064号等には、第
1図に示すように、セラミック基板lの上に銀又は銀合
金層2を銀又は銀合金粉末のペーストの印刷と焼き付け
によって形成し、その上に銅層3、ニッケル層4、及び
錫又は錫−鉛層5をこの順に形成して得た導電路構造が
、チップ部品に対する優れた外部導電路となることが記
載されている。すなわち、銀は下地との接着性を改善し
、銅は下地とニッケル層の結合力を増大して剥離現象を
防止し、ニッケルは半田食われを防止し、錫はニッケル
層の酸化を防止しかつ半田適性を付与する。
ところが、基材がフェライト材料の場合(実開昭59−
44002号及び実開昭59−44006号)には導電
路構造の精密な形状規定が不可能であることが分かった
。すなわち、印刷と焼き付けにより形成された銀層は精
密な輪郭を有するが、その上にめっきによる多層導電路
の積層を行なっている間に、金属層は横方向へ延び(は
み出し)が生じ(以下横延びと称する)、導電路間の短
絡が生じる。−例として第4図の様に高透磁率フェライ
ト基材9の両端面に導電路10.11を焼き付けたチッ
プインピーダンス(インピーダンスは線状の導体7.8
により形成されている)の場合を考λると、第4図及び
第6図に示す様に導電路間隔a−a’ は例えば900
μmの導電路l0111を有する様に設計される。とこ
ろが実際には下地又は第1層を印刷・焼付法を利用して
正確な導電路形状を規定しても、その後のめっき法によ
る導電路の積層中に第5図及び第7図の様に横延びの部
分14が生じて短絡を生じる。実験によると上記の90
0LLmの間隔では100%の短絡を生じる。又導電路
のエツジ部12.13の部分も第5図に示した様に横延
び部分15のために導電路部分が不規則になり、チップ
インピーダンスの電気特性に影響する。この様になる原
因は良く分からないが、絶縁性の高い誘電体を基材に使
用するコンデンサの場合には生じない現象であるから、
明らかにフェライト基材の材質が関係しており、おそら
くはフェライト基材の導電率が誘電体に比して高いため
かと思われる。
(発明の目的) 本発明の目的は、フェライト基村上に形成される導電路
において、横延びのない寸法精度の優れた導電路を提供
することにある。
(発明の構成と効果の概要) 本発明は、フェライト基村上に好ましくは銀又は銀合金
の層を設け、その上に、第1層を銅、第2層をニッケル
、第3層を銅、及び第4層を錫とした順次積層体よりな
る導電路を設けたことを特徴とする導電路である。
上記のように、本発明の特徴は第3層として銅層を追加
した点にある8本発明の導電路によると、従来の多層構
造の導電路の優れた特性を維持しながら、更にめっき時
の横延びを防止することが出来、寸法精度の高い導電路
構造を得ることが出来る。本発明の技術は特にチップ部
品の小型化の際に複数の導電路を極めて接近して設ける
ことが出来る利点があり、このため電子部の小型化が達
成出来る。
(発明の詳細な説明) 本発明を図面に関連して詳しく説明する。
友施旦ユ 第2図は本発明の第1実施例による導電路を示し、フェ
ライト基材1上に、第1層として銅層3、第2層として
ニッケル層4、第3層として銅層3°、及び第4層とし
て錫層5とした順次積層導電路体よりなる導電路を示す
0通常第1[の銅層3は銅粉末のペーストを印刷法によ
りフェライト基材1の表面に印刷し、ついで焼き付ける
ことにより形成し、その他の層は例えばバレルめっき法
などの手法を用いて電気めっき法により形成する。本発
明の導電路は従来技術とは第3層の銅層3゛が存在する
点で異なる。この差異により以下に実例で示すように本
発明の構成ではめっき時に導電路の横延びが実質的に生
じない、各層の厚さは、銅層を厚さ5〜20μm、電気
めっき法によるニッケル層1〜10μm1銅層1〜5μ
m1及び錫層2〜10μmが好ましい。
実例として、印刷焼付法で第6図の様に導電路間隔a−
a’が900μmになる様にM n −N 1−Znフ
ェライト基材上に銅層を厚さ10μmに印刷・焼き付け
した。ついで電気めっき法により順次ニッケル層6μm
1銅層3μm1及び錫層6μmを形成した。その結果第
8図に示した様に横延びは約20μm以下に押えること
が出来た。
K皿五ユ 第3図は本発明の第2実施例による導電路を示し、フェ
ライト基材1上に、先ず下地処理として銀又は銀を主体
とする合金の層2を印刷法により形成し、ついで焼き付
け、ついで電気めっき法により順次第1層として銅層3
、第2層としてニッケル層4、第3層として銅層3゛、
及び第4層として錫層5とした積層して導電路にしたも
のである0本発明の導電路は第1図に示した従来技術の
導電路とは第3層の銅層3°が存在する点で異なる。こ
の差異により以下に実例で示すように本発明の構成では
めっき時に導電路の横延びが実質的に生じない、各層の
厚さは、銀又は銀合金5〜10μm、電気めっきによる
銅層5〜20μm、ニッケル層1〜10μm5銅層1〜
5μm1及び錫層2〜10μmが好ましい。
実際例として、印刷焼付法で第6図の様に導電路間隔a
−a’が900umになる様にM n −Ni−Znフ
ェライト基村上に銀層な厚さ8μmに印刷・焼き付けし
た。ついで電気めっき法により順次銅層7μm、ニッケ
ル層7μm、銅層5μm、及び錫鉛合金層8μmを形成
した。その結果第9図に示した様に横延びは約10μm
以下に押えることが出来た。
比較層 比較のため従来法により導電路を形成した。印刷焼付法
で第6図の様に導電路間隔a−a’が900μmになる
様にMn−Ni−Znフェライト基村上に銀層な厚さ8
μmに印刷・焼き付けした。ついで電気めっき法により
順次銅層7μm、ニッケル層7μm、及び錫鉛合金層8
μmを形成した。その結果全てのサンプルで短絡を生じ
た。
(作用効果) 以上から分かる様に、本発明はにニッケル層の次ぎに銅
層3°を1層追加しただけであるのに、極めて効果的な
結果が得られた。このように優れた結果が得られた理由
は、従来の場合にフェライト基材lがある程度の導電性
を有する一方ニッケルがある程度大きい電気抵抗を有す
るために電流がフェライト基材まで分布し、フェライト
基材面へのめっき層の横延びを生じてのに対して、ニッ
ケル層の上に導電性の極めて高い銅層を付着したために
フェライト基材への電流の分流が充分に減少することに
より、横延びの少ない切れの良いめっきが可能になった
ものと思われる。
本発明の導電路によると、従来の多層構造の導電路の優
れた特性を維持しながら、めっき時の横延びを防止する
ことが出来、寸法精度の高い導電路構造を得ることが出
来る0本発明の技術は特にチップ部品の小型化の際に複
数の導電路を極めて接近して設けることが出来る利点が
あり、このため電子部の小型化が達成出来る。
4、   の、 な1日 第1図は従来技術による導電路構造を示断面図、第2図
は本発明の第1実施例による導電路構造を示す断面図、
第3図は本発明の第2実施例による導電路構造を示す断
面図、第4図は理想的な導電路形状を有するチップイン
ダクタの斜視図、第5図は従来の導電路構造で導電路を
接近させて設計した場合のめっき層の横延びを示す斜視
図、第6図は第4図の導電路間隙部の周辺を示す拡大図
、第7図は第5図の導電路間隙部の周辺を示す拡大図、
第8図は本発明の第1実施例による導電路の横延びを示
す拡大図、及び第9図は本発明の第2実施例による横延
びを示す拡大図である。
第1図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フェライト基材上に、第1層を銅、第2層をニッケ
    ル、第3層を銅、及び第4層を錫又は錫−鉛とした順次
    積層体を設けてなる導電路。 2)フェライト基材上に銀層又は銀合金層を設け、その
    上に、第1層を銅、第2層をニッケル、第3層を銅、及
    び第4層を錫又は錫−鉛とした順次積層体を設けてなる
    導電路。
JP29748689A 1989-11-17 1989-11-17 フェライト基材上の導電路 Expired - Fee Related JP2753589B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5779873A (en) * 1995-12-29 1998-07-14 Lucent Technologies Inc. Electroplating of nickel on nickel ferrite devices
JP2009141292A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Taiyo Kagaku Kogyo Kk 外部端子電極具備電子部品、その搭載電子用品及び外部端子電極具備電子部品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5779873A (en) * 1995-12-29 1998-07-14 Lucent Technologies Inc. Electroplating of nickel on nickel ferrite devices
JP2009141292A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Taiyo Kagaku Kogyo Kk 外部端子電極具備電子部品、その搭載電子用品及び外部端子電極具備電子部品の製造方法

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