JPH03151358A - ドーパミン・アゴニストとしてのベンジルピロリジン誘導体 - Google Patents

ドーパミン・アゴニストとしてのベンジルピロリジン誘導体

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JPH03151358A
JPH03151358A JP2293494A JP29349490A JPH03151358A JP H03151358 A JPH03151358 A JP H03151358A JP 2293494 A JP2293494 A JP 2293494A JP 29349490 A JP29349490 A JP 29349490A JP H03151358 A JPH03151358 A JP H03151358A
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ローレンス・イー・フィッシャー
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ジョアン・エム・カルーン
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ジョセフ・エム・ムコウスキ
Roberto P Rosenkranz
ロベルト・ピー・ロゼンクランス
Deborah L Mcclelland
デボラ・エル・マックレランド
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    • C07D207/09Radicals substituted by nitrogen atoms, not forming part of a nitro radical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、概括的にはドーパミン・アゴニスト、さら
に詳しくはドーパミン・アゴニストとして作用し、それ
自体は乳類における高血圧症、うつ血性心不全、急性お
よび慢性腎不全、アンギナおよび高プロラクチン血症の
処置に有用なベンジルピロリジン誘導体に関するもので
ある。この発明はまた、上記化合物の製造方法、上記化
合物を含む医薬用量形態およびは乳類への上記化合物の
投与を含む処置方法に関するものである。
[従来の技術] ドーパミンの薬理学的作用を有する薬剤は、ドーパミン
が、末梢部における重要なドーパミン作用を有する唯一
市販されている交感神経興奮剤であるという点により、
ドーパミン作用性アゴニストと称される。交感神経興奮
剤の中には、中枢神経系でドーパミン・レセプターに対
して作用すると思われるものもある。末梢部の場合、ド
ーパミン・レセプターは、それらが血管拡張を仲介する
内臓および腎臓血管床に目立って存在する。これらの床
はンヨックおよび急性心不全の場合にひどく収縮してい
ることが多いため、これらの床におけろ拡張は、これら
の状態の処置において重要である。ドーパミンはこれら
の疾患の治療に使用される。それはまた、恐らくは腎臓
血管拡張の結果として、少なくとも部分的に利尿の誘発
に使用され得る。
ドーパミン塩酸°塩 4−(2−アミノエチル)−1,2−ベンゼンジオール
塩酸塩; 3.4−ジヒドロキシフェネチルアミン塩酸塩としても
知られている。
ドーパミンは、ノルエピネフリンの直接の前駆体である
。このカテコールアミンは、中枢神経系の幾つかの部分
における化学的伝達物質として重要な機能を有する。さ
らに、それはイントロピンという商標名で治療剤として
紹介されている。
ドーパミンは心臓においてベータ・レセプターに作用し
、収縮性および心拍数を高める。充分大mの場合、それ
は血管中のアルファ・レセプターに作用し、血管収縮を
誘発する。ドーパミンは、腎臓、腸間膜、冠状動脈およ
び大脳内血管においである種の著しい血管拡張作用を発
揮することから、前記血管には特異的ドーパミン作用性
レセプターが存在すると思われる。これらはハロペリド
ールおよびフェノチアジン類により阻害される。
これらのドーパミン血管レセプターは、脳幹神経節のド
ーパミン作用性レセプターと類似したものであり得る。
ドーパミンの血流力学的作用は、若干個人により変動す
るが、用量により異なる。1−10μ9/kg/分の静
脈内注入を行うと、心臓収縮性、心拍出量および腎血流
量が増加する。心拍数および平均血圧はあまり変化しな
い。注入速度が高まると、動脈血圧は上昇し、心拍数は
減少する。
ドーパミン注入は、ある種のショックの場合および慢性
難治性うっ血性疾患において使用される。
心室不整脈は最ら深刻な副作用である。また悪心、おう
吐および高血圧も生じ得る。薬剤の作用は数分で消散す
る。
1986年9423日付けのアメリカ合衆国特許第46
13606号は、カルシウム・チャンネル遮断薬として
の適性を示し、それ自体アンギナ、高血圧およびうっ血
性心不全を含む心臓血管疾患の処置に有用である若干の
テトラヒドロイソキノリン誘導体を開示している。
1988年12月14日に公開されたヨーロッパ特許出
願第294973号は、幾つかのドーパミン−ベーター
ヒドロキシラーゼ阻害剤(DBH阻害剤)を開示してい
る。ドーパミンは、酸素およびアスコルビン酸の存在下
、DBHによりノルエピネフリンにヒドロキシル化され
る。第294973号では、高血圧の処置に有効である
と考えられる幾つかの既知DBH阻害剤が検討されてい
る。
また新規化合物の合成方法も開示されている。
1987年9月9日に公開されたヨーロッパ特許出願第
235463号は、心臓血管、抗ヒスタミンおよび抗分
泌薬剤として有用な一連のN−置換アリールアルキルお
よびアリールアルキレンピロリジン類、ピペリジン類お
よびホモピペリジン類を開示している。
ヨーロッパ特許出願第71399号は、長い活性を有す
る心臓血管剤および気管支拡張剤として有用な一連の2
,5−ジ置換ピロリジン類を開示している。
[発明の構成] この発明の主たる目的は、 下記一般溝造式(1) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 1 各R1は、独立して水素、−01−1、−NH−C−H
0 111 C−Nl−1t、−NH−C−NH2、−NHSO,R
”またはハロであり、 R2は低級アルキルまたは所望により置換されていても
よいフェニルであり、mは、0.112.3.4.5ま
たは6の整数であり、nは、1〜10の整数である] により表される新規化合物、またはその医薬的に許容し
得ろ塩類、(11)らしくは(S)立体異性体、または
そのラセミもしくは非ラセミ体混合物の開示および提供
である。
式(1)において、各R1は好ましくは水素または−O
Hであり、最も好ましくは少なくとも3個の−OH基が
分子上に存在しくm=3)、Rは好ましくはプロピル部
分であり、nは好ましくは5または6である。
ドーパミン・アゴニストは、好ましくは式(I)の化合
物の医薬的に許容し得る塩形態であり、前記塩は、好ま
しくはこの塩を適当な担体系、最も好ましくは経口デリ
バリ−に適した担体系と合わせることによる医薬用量形
態に含まれる。は乳類は、式(1)の化合物の前記用量
形態を投与し、その結果は乳類に対する薬剤の薬理学的
効果を得ることにより処置され得る。
別の目的は、式(1)の化合物のラセミおよび非ラセミ
体混合物並びに(S)および(R)立体異性体の提供で
ある。
この発明のさらに別の目的は、式(1)で示される化合
物またはそれらの塩類の新規製造方法並びに前記方法に
より製造される新規中間体の開示および提供である。
例えば、式(1) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 II 各R′は、独立して水素、−OH,−Nl−1−C−1
−1゜0 II        II C−N Ht、−NH−C−NH,、−NHSO7R’
またはハロであり、 R2は低級アルキルまたは所望により置換されていてら
よいフェニルであり、mは、0.1,2.3.4.5ま
たは6の整数であり、nは、1−10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩類
、または(R)らしくは(S)立体異性体、またはラセ
ミもしくは非ラセミ体混合物の製造方法であって、 a)式14 (式中、R1はOR,Rlmおよびnは前記の意味)で
示される化合物を脱保護剤と反応させるか、または b)式(I)の化合物を式(I)の医薬的に許容し得る
塩に変換させるか、または C)式(1)の医薬的に許容し得る塩を式(I)の遊離
化合物に変換させるか、または d)式(1)の医薬的に許容し得る塩を式(1)の別の
医薬的に許容し得る塩に変換させるか、またはe)式(
Iンの化合物をその(R)および(S)立体異性体に分
割する ことを含む方法。
例えば、式 [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R1は、保護ヒドロキシ基であり、 mは、0.1,2.3.4.5または6の整数であり、
nは、1〜lOの整数である]で示されろ化合物、また
はその医薬的に許容し得る塩、([1)もしくは(S)
立体異性体、またはラセミらしくは非ラセミ体混合物。
例えば、式 [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R1は、保護ヒドロキシ基であり、 陶は、0、!、2.3.4.5または6の整数であり、
nは、1〜10の整数である]で示される化合物、また
はその医薬的に許容し得る塩、または(R)もしくは(
S)立体異性体、またはラセミもしくは非ラセミ体混合
物の製造方法であって、式 (式中、R’1+++およびnは前記の意味)で示され
る化合物を還元剤と反応させることを含む方法。
さらに別の目的は、医薬的に許容し得る非毒性担体と共
に式(I)の化合物またはそれらの塩類を含む医薬組成
物および用量形態の開示および提供である。
この発明のさらに別の目的は、は乳類にこの発明の用量
形態を投与することによる、は乳類における高血圧症、
うっ血性心疾患、急性および慢性腎不全、アンギナおよ
び高プロラクチン血症の処置方法の開示および提供であ
る。
この発明の特徴は、式(1)の化合物およびその医薬的
に許容し得る塩類が経口活性であることである。
この発明の別の特徴は、式(りの化合物が有効な方法に
より製造され得ること、および開示された方法により、
ラセミ体または光学的に純粋な立体異性体が製造され得
ることである。
この発明の利点は、式(I)の化合物が非常に有効なド
ーパミン・アゴニストである点である。
この発明の化合物の重要な利点は、それらを経口投与す
ることにより、高血圧症、うっ血性心疾患、急性および
慢性腎不全、アンギナおよび高プロラクチン血症を処置
し得る点である。
この発明のこれらおよび池の目的、利点および特徴は、
当技術分野に精通した者がさらに充分に後述されている
様々な化合物およびその塩類、合成方法および用途の詳
細を読めば明白なものである。
[定義] 「アルキル」は、特記しなければ、1〜10個の炭素原
子を含む分枝鎖状または非分枝鎖状飽和炭化水素を包含
し、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、S−ブチル、t−ブチル、ペンチル、n−
ヘキシル、2−メチルへブチル、n−オクチルなどがあ
る。
「低級アルキル」は、特記しなければ、1〜4個の炭素
原子を含む分枝鎖状または非分枝鎖状飽和炭化水素を包
含し、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル
、t−ブチル、ブチルなどがある。
「低級アルコキシ」は、−01−1基(ここで、Rは上
記低級アルキルである)を包含する。
ここで使用されている「ハロ」は、特記しなければ、フ
ルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。
ここで使用されている「フェニル」は、所望により低級
アルコキシ、ヒドロキシおよびハロから成る群から選ば
れた置換基によりモノ置換またはジ置換されていてらよ
いフェニル基を包含する。
「所望による」および「所望により」は、続いて記載さ
れた事象または状況が生じる場合もまたは生じない場合
もあり得ること、および記載事項は前記の事象または状
況が生じる場合およびそれらが生じない場合の両方を含
むことを意味する。例えば、「所望により置換されてい
てもよいフェニル」は、フェニルが置換されている場合
も置換されていない場合もあり得ること、およびその記
載が非置換フェニルおよび置換フェニルの両方を含むこ
とを意味する。
「フェネチル」は、式Cs Hs CH* CHt−で
示されるフェニルエチル基を意味する。
「ベンジル」は、環上に置換されたメチレン基を有する
フェニル基を意味する。
この明細書で使用されている「非プロトン極性溶媒」は
、水非混和性、例えばハロゲン化炭化水素、例えばメチ
レンクロリド、クロロホルム等、または水混和性、例え
ばテトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ジメチルホ
ルムアミド等であり得る有機溶媒を包含する。
「保護基」は、有機化学を実践する場合に、多官能性分
子における別の反応性部位での化学反応の選択的遂行を
目的として分子中の主たる官能基の1個またはそれ以上
を修飾するのに常用される適当な化学基を全て包含する
。保護基は、一般的に選択的方法で形成され、分子にお
ける後続反応に対して安定しており、再生された官能基
を攻撃しない試薬により選択的に除去される。ヒドロキ
シ基にとって適当な保護基は低級アルキル基である。
アミノ基にとって適当な保護基は、カルバマート類、例
えばメチルカルバマート類およびその誘導体、例えばシ
クロプロピルメチル、ジイソプロピルメチル、9−フル
オレニルメチルカルバマート類など、置換エチルカルバ
マート類、例えば22.2−トリクロロ、エチル、2−
ハロエチルなど、置換プロピルおよびイソプロピルカル
バマート類、例えば1.1−ジメチルプロピニル、1−
メヂル!−フェニルエチルおよび誘導体、イソブチル、
L−ブチルカルバマート、L−アミルカルバマート、ビ
ニルおよびアリルカルバマート、フェニルお上び置換フ
ェニルカルバマート、ベンジルカルバマートおよび誘導
体、例えばp−メトキシベンジル、3.5−ジメトキシ
ベンジル、0−およびp−ニトロベンジル、ハロペンシ
ルなど、アミド類およびそれらの誘導体、例えばN−ア
セチルおよび誘導体、例えばN−ジクロロアセチル、N
−トリフルオロアセチルなど、置換N−プロピオニル誘
導体、例えばN−3−フェニルプロピオニルおよび誘導
体、N−o−ニトロシナモイルなど、環状イミド誘導体
、例えばN−フタロイル、N−2,3−ジフェニルマレ
オイルなどである。ヒドロキシル基にとって適当な保護
基には、例えば所望により置換されていてもよいアルキ
ル基、例えばメチル、エチル、プロピル等、アルキレン
基、例えばアリルまたは所望により置換されていてもよ
いベンジル、トリチルなどがある。
「脱離基」は、化学反応において求核剤により置換され
得る基を意味し、例えばクロロ、ブロモ、ヨード、スル
ホン酸エステル、スルフィン酸エステル、カルバマート
などが含まれる。
「医薬的に許容し得る塩」という語は、この発明の遊離
塩基の生物学的有効性および特性を保持し、生物学的ま
たはその他の点で許容される塩類を包含する。これらの
塩類は、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸
、燐酸など、または有機酸、例えば酢酸、しゅう酸、プ
ロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、コ
ハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、ク
エン酸、安息香酸、珪皮酸、マンデル酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルポン酸など
から製造され得る。
この発明の化合物は不斉中心を有するため、立体異性体
の混合物または個々の(rl)、(S)または(n、S
)立体異性体として製造され得る。個々の立体異性体は
、光学活性出発物質を用い、合成のある適当な段階での
中間体のラセミもしくは非ラセミ体混合物を分割するか
、または式(1)で示される化合物のラセミもしくは非
ラセミ体混合物を分割することにより得られる。個々の
(Ft)、(S)または(R,S)立体異性体並びに立
体異性体の混合物(ラセミおよび非ラセミ体混合物)は
、この発明の範囲に包含されるものと理解される。
この発明との関連では、(R)立体異性体が好士しい。
rLAHJは、水素化アルミニウムリチウムという化合
物に使用される略語である。
r B H3・DMSJは、ボラン・ジメチルスルフィ
ドに使用される略語である。
rTHFJは、化合物テトラヒドロフランに使用される
略語である。
「異性体」は、同じ分子式を有する異なる化合物である
「立体異性体」は、原子の空間配置の形式のみが異なる
異性体である。
「光学対掌体」は、互いの重ね合わせられない鏡像であ
る一対の立体異性体である。
「ジアステレオマー」は、互いの鏡像ではない立体異性
体である。
「エピマー」は、−不斉中心の立体配置のみが異なるジ
アステレオマーである。
「ラセミ体」は、個々の光学対掌体を環部含む混合物で
ある。「非ラセミ体混合物」は、相異なる部の個々の光
学対掌体または立体異性体を含む混合物である。
この明細書中で用いられている「処置Jの語は、哺乳動
物、特にひとにおける疾屯および/または状態の処置を
すべて包含し、また (i)病気および/または状態にかかりやすい状態であ
り得るが、まだ患者であるとは診断されていない対象に
おける疾也および/または状態の発現の予防、 (i i)病気および/または状態の阻止、すなわちそ
の進行の抑制、または (iii)病気および/または状態の軽減、すなわち病
気および/または状態の緩解を導くことを含む。
例として式(1)の化合物を用いろことにより、この発
明の化合物の命名において使用されろシステムを下記に
示す。
式(1)の化合物は、下記に示されている要領に従い命
名および番号付けされる。例えば、式(I)(ただし、
Rはプロピル、R1はヒドロキシ、mは4およびnは5
である)の化合物のラセミ体((R)および(S)立体
異性体)は、 (I) として示され、(R,5)−2−(3,4−ジヒドロキ
シベンジル)−1−[5−(N−(3,4−ジヒドロキ
シフェネチル)−N−プロピルアミノ)ペンチル]ピロ
リジンと命名される。
式(I)(ただし、Rはプロピル、R1はヒドロキシ、
Iは4およびnは6である)で示される化合物は、(R
,5)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[6−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N
−プロピルアミノ)ヘキシルコピロリジンと命名される
式(1)(ただし、Rはプロピル、R1はヒドロキシ、
nは3およびnは6である)で示される化合物の臭化水
素酸塩の立体異性体は、(R)−2−(3。
4−ジヒドロキシベンジル’)−1−[6−(N−(4
ヒドロキシフエネヂル)−N−プロピルアミノ)ヘキシ
ル]ピロリジン・三臭化水素酸塩と命名されろ。
式(1)(ただし、Rはプロピル、R1はヒドロキン、
mは3およびnは5である)で示される化合物の塩酸塩
は、(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−
1−[5−(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−N−
プロピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・二塩酸塩と命
名される。
(代表的化合物) 式(りの代表的化合物およびそれらの化合物の塩類を下
記に示す。これらの化合物およびそれらの(R)または
(S)立体異性体またはラセミ体は、上記処理段階によ
り製造され得る。(R)化合物は、出発物質として(R
)プロリンを用いることにより生成される。(S)化合
物およびラセミ体は、出発物質として(S)プロリンま
たは(R)および(S)プロリンのラセミ体を各々用い
ることにより生成される。(R)プロリンは式(1)の
(R)化合物を与え、(S)プロリンは(S)化合物を
与える。
(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)N−
プロピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・三臭化水素酸
塩、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[6−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N
−プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン、(R)−2
−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N
−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)N−プロピルア
ミノ)ペンチル]ピロリジン・三臭化水素酸塩、[α]
!5=−4,25、(S)−2−(3,4−ジヒドロキ
シベンジル)−1−[5−(N−(3,4−ジヒドロキ
シフェネチル)−N−プロピルアミノ)ペンチル]ピロ
リジン・三臭化水素酸塩、[α]”=+2.12、(R
)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[6
−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−プ
ロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・三臭化水素酸塩
、[α]!5=−5,86、(R,5)−2−(3,4
−ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(N−(3,4
−ジヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ヘ
キシル]ピロリジン二臭化水素酸塩、471(n++ 
L DCI)、(S)−2−(3,4−ジヒドロキシベ
ンジル)−1−[6−CN−C5,4−ジヒドロキシフ
ェネチル)N−プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン
・三臭化水素酸塩、[α]″5−+5.68、(R)−
2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[5−(N
−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)N−ブチルアミ
ノ)ペンチル]ピロリジン、(11)−2−(3,4−
ジヒドロキシベンジル)1−[6−(N−(3,4−ジ
ヒドロキシフェネチル)−N−ブチルアミノ)ヘキシル
]ピロリジン、(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベ
ンジル)1−[6−(N−(3,4−ジヒドロキシフェ
ネチル)−N−ブチルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・
三臭化水素酸塩、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・三臭化水素酸塩、
[αコ”=−5,14、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5〜(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチル]ピロリジン、(R)−2−(3
,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N−(4
−ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ベン
チルコピロリジン・三臭化水素酸塩、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5〜(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・三臭化水素酸塩、
[α]”=−1、+ 5、 (S)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5−(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチルコビロリジン・三臭化水素酸塩、
[αコ”=+2.12、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[7−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)N−
プロピルアミノ)へブチル]ピロリジン、(rt)−2
−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[6−(N−
(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピルアミノ)ヘ
キシル]ピロリジン、mpH3,5°−116,5℃、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
67(N−(4−ヒドロキンフェネチル)−Nプロピル
アミノ)ヘキシルコピロリジン・三臭化水素酸塩、[α
]”−−4,36、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピル
アミノ)ヘキシル]ピロリジン・二塩酸塩、mp70.
5°〜73℃、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピル
アミノ)ヘキシルコピロリジン・ニマレイン酸塩、mp
147°−149,5℃、(R)−2−(3,4−ジヒ
ドロキシベンジル)1−[5−(N−(3,4−ジヒド
ロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ペンチル]
ピロリジン・二塩酸塩、[α]”=−5,42、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[6−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N
−プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・二塩酸塩、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[5−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−ブチ
ルアミノ)ペンチル]ピロリジン、(R)−2−(3,
4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N−(4−
ヒドロキシフェネチル)−N−ブチルアミノ)ヘキシル
]ピロリジン、(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベ
ンジル)−1−[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチ
ル)−N−ブチルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・三臭
化水素酸塩、mp162°−164℃、[α]”s= 
 5゜14、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[7−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)へプチルコピロリジン、(R)−2−(3
,4−ジヒドロキシベンジル)1−[6−(N−(3−
ヒドロキシフェネチル)−Nプロピルアミノ)ヘキシル
]ピロリジン・三臭化水素酸塩、[αコ”=−2,91
、 (R,5)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1
−[6−(N−(3−ヒドロキシフェネチル)N−プロ
ピルアミノ)ヘキシル]ピロリノン・三臭化水素酸塩、
454(I11+)、 (S)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
6−(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピル
アミノ)ヘキシル]ピロリジン・三臭化水素酸塩、mp
181°−183℃、[α]25−+ 3.02、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
5−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピル
アミノ)ペンチルコピロリジン・二塩酸塩、 (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)=1−
[5−(N−(3−ヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・二塩酸塩、 (R)−2−(4−ヒドロキシベンジル)−1−[5−
(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−プロ
ピルアミノ)ペンチル]ピロリジン、(R)−2−(4
−ヒドロキシベンジル)−1−[6(N−(3,4−ジ
ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ヘキシ
ル]ピロリジン、(R)−2−(3−ヒドロキシベンジ
ル)−1−[5−(N−(3,4−ジヒドロキシフェネ
チル)−Nプロピルアミノ)ペンチル]ピロリジン・三
臭化水素酸塩、 (R)−2−(3−ヒドロキシベンジル)−1−[6(
N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−プロピ
ルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・三臭化水素酸塩、 (R)−2−(4−ヒドロキシベンジル)−1−[5(
N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−ブチル
アミノ)ペンチル]ピロリジン、(R)−2−(4−ヒ
ドロキシベンジル)−1−[6−(N−(3,4−ジヒ
ドロキシフェネチル)−Nブチルアミノ)ヘキシル]ピ
ロリジン、および(R)−2−(4−ヒドロキシベンジ
ル)−1−[6(N−(3,4−ジヒドロキシフェネチ
ル)−N−ブチルアミノ)ヘキシル〕ピロリジン・三臭
化水素酸塩。
[実施態様] (発明の好ましい態様の詳細な記載) ここで使用されている用語は、単に特定態様の記載を目
的とするものであって、この発明の範囲は前記特許請求
の範囲によってのみ限定されるため、限定を意図するも
のではないと理解すべきである。
この明細書(特許請求の範囲を含む)で使用されている
単数形態(英語でraJ、ranJおよびrtheJで
表されるべきもの)は、文章中明白に述べられていない
場合、複数表示を包含するものと理解しなければならな
い。すなわち、例えば、ドーパミン・アゴニスト化合物
という表現は、それらの化合物の混合物を含み、「水素
化反応(hydrogenat ingreact 1
on)Jという表現は複数の水素化反応を含み、[エス
テル(an ester)Jという表現は、エステル混
合物を含むなど。
[製造法コ (反応式11 ■および■) 光学的に純粋な化合物、例えばこの発明の式(1)で示
される(R)立体異性体は、市販されている光学的に純
粋な出発物質[(R)−および(S)−プロリンは、例
えばアルドリッチ・ケミカル・カンパニー(ライスコン
シン)およびフル力・ケミカル・コーポレーションから
市販されている]を用いて光学的に純粋な中間体(8)
を生成することにより製造される(反応式I)。反応式
■において中間体(8)を出発物質として使用すること
により、式(I)で示される化合物の光学的に純粋な(
R)形態が製造される。(S)形態およびラセミ体は、
出発物質の各々(S)形態またはラセミ体から出発する
ことにより同じ方法で製造され得る。
反応式I (2) (3) (4) (5) この明細書では、最も実際的で好ましい実施態様である
と考えられるものを用いて、この発明を開示および記載
している。しかしながら、発明の範囲内でそこから新た
な発展が導かれ得、当業界の熟練者がこの開示を読めば
明白な修飾が想到されるものと認められる。
段階1反応式■ 求1 段階(1)は、好ましくはトリフルオロアセチル誘導体
としての、(R)−または(S)−プロリンのアミン官
能基の保護を含む。代表的には、式(1)のアミンを、
不活性溶媒、例えばベンゼン、トルエン、アセトニトリ
ル、ジエチルエーテル、クロロホルム、メチレンクロリ
ドまたは好ましくはテトラヒドロフラン中、約1.0〜
3モル当量、好ましくは約1.5モル当量の第3級有機
塩基、例えばピリジン、N−メチルピペリジン、4−ジ
メチルアミノピリジンなど、好ましくは1,1 3゜3
−テトラメチルグアニジンの存在下、1〜5モル当量、
好ましくは約2モル当量のトリフルオロアセチル化剤、
好ましくはトリフルオロ酢酸エチルと反応させる。この
反応は、約O〜40℃、好ましくは約25℃の温度で約
10分〜4時間、好ましくは約30分間行なわれる。反
応が実質的に完了すると、式(2)の生成物、l−0リ
フルオロアセチル)−(R)−または(S)−プロリン
を常套手段により単離する。
段階2反応式f 衣1 段階(2)では、式(2)で示されるN−保護プロリン
のカルボキシル基は、有機金属化合物と反応するとケト
ンを生じる誘導体に変換される。カルボキシル基をケト
ンに変換する方法は、当業界でよく知られており、カル
ボキシル基を酸ハライドに変換し、これをリチウム・ジ
アルキル銅試薬または有機カドミウム試薬と反応させる
か、またはカルボキシル基を第3級アミドに変換し、こ
れをグリニヤール試薬または有機リチウム誘導体と反応
させることを含む。それらの反応は、マーチによる[ア
ドバンスト・オーガニック・ケミストリーJ(Adva
nced Organic Che+++1stry)
の例えば439−440頁(第2版)においてさらに詳
しく検討されており、その直接関係のある部分を引用し
て説明の一部とする。好ましい方法では、カルボキシル
基を、ジフェニル燐酸との混合無水物、最も好ましくは
(R)−または(S)−ジフェニル燐酸−1−(トリフ
ルオロアセチル)−2−ピロリジン・カルボン酸無水物
に変換する。一般的には、式(2)の保護アミンを、上
記不活性溶媒、好ましくはメチレンクロリドに溶かし、
約1.0〜3モル当量、好ましくは約1.5モル当量の
第3級有機塩基、例えばピリジン、N−メチルピペリジ
ンなど、好ましくはN−メチルモルホリンの存在下、0
゜5〜1.5モル当量、好ましくは約1モル当量の有機
クロロホスフェート、好ましくはジフェニルクロロホス
フェートと反応させる。この反応は、約−20〜20℃
、好ましくは約O℃の温度で約5分〜1時間、好ましく
は約10分間、次いで約0〜30℃、好ましくは約25
℃の温度で約5分〜1時間、好ましくは約10分間行な
われる。反応が実質的に完了すると、式(3)の生成物
を常套手段により単離する。式(3)の(R)−または
(S)ジフェニル燐酸−1−(トリフルオロアセチル)
2−ピロリジン・カルボン酸無水物は吸湿性であり、熱
および湿気に対して不安定であるため、好ましくは遅滞
無く次の段階で使用する。
段階3a反応式I 求i 段階(3a)では、式(5)のグリニヤール試薬を公知
方法に従い製造する。ブロモベンゼン誘導体を、室温な
いし溶媒の還流温度、好ましくは還流温度で非プロトン
極性溶媒、例えば’I’ HFまたはジエチルエーテル
中マグネシウム屑にゆっくりと加える。少量のヨウ素(
l結晶)を加えることにより、反応が開始され得る。1
.1〜1.5モル当量のマグネシウム屑を使用する。こ
の反応は、一般に1〜6時間で完了する。
段階3b反応式■ 求旦 段階(3b)では、式(3)で示されろ(rl)−また
は(S)−2−ジフェニル燐酸−I−(トリフルオロア
セチル)−2−ピロリジン・カルボン酸無水物を式(6
)のケトンに変換する。典型的には、式(3)の化合物
を上記不活性溶媒、好ましくはテトラヒドロフランに溶
かし、約−100〜−50℃、好ましくは約−60°C
〜−70℃の温度に冷却する。この冷却溶液に、1〜2
モル当量、好ましくは約1.1モル当量の式(5)で示
されるグリニヤール試薬を、温度が好ましい範囲内に維
持される速度で加える。次に、反応混合物の温度を、約
5〜30時間、好ましくは約24時間行θ〜30℃、好
ましくは約25℃に上昇させる。反応が実質的に完了す
ると、式(6)で示される生成物、(R)−または(S
)−1−(トリフルオロアセチル)−2(3,4−ジメ
トキシベンゾイル)−ピロリジンを慣用的手段、好まし
くはクロマトグラフィーにより単離および精製する。
段階4反応式1 段階(4)では、式(6)のケトンを、式(7)の化合
物、(R)−またはC3)−1−(トリフルすロアセチ
ル)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−ピロリジ
ンに還元する。典型的には、式(6)の化合物を上記不
活性溶媒、好ましくはメヂレンクロリドに溶かす。この
溶液に、5〜20モル当量、好ましくは約10−12モ
ル当量の還元剤、好ましくはトリエチルシラン/トリぶ
つ化はう素エーテラートを加える。この反応は、約1〜
7日間、好ましくは約3日間約0〜30℃、好ましくは
約25℃の温度で行なわれる。反応が実質的に完了する
と、式(7)の生成物を常法により単離する。
段階5反応式1 式1 段階(5)では、アミン保護基を式(7)の化合物から
除去する。一般的には、式(7)の化合物をプロトン性
溶媒、例えばエタノール、n−プロパツール、n−ブタ
ノール、t−ブタノールなど、好ましくはイソプロパツ
ールに溶かし、この溶液に5〜50モル当量、好ましく
は約20モル当量の酸、例えば硫酸、HBrなど、また
は好ましくは12゜5モル塩酸を加える。この反応は、
選ばれた溶媒の還流温度、好ましくは約70〜90℃で
約8〜48時間、好ましくは約24時間行なわれる。反
応が実質的に完了すると、式(8)の生成物、(R)−
または(S)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)ピ
ロリジンを慣用的手段により単離する。
反応式■ ■ ■ 段階7 (11) (12) 庄:上記記号は反応式■の後で定義されている。
段階6反応式■ 式10 段階(6)では、式(lO)(ただし、Rn−、は、1
12または3個の炭素原子を有するアルキル鎖である)
で示される中間体は、適当な不活性溶媒(例、ジクロロ
メタン)中、第3級有機塩基(例、トリエチルアミン、
ピリジン)の存在下、フェネチルアミンをアシルハライ
ドと反応させろことにより1造される。t−t、a、好
ましくはt、1〜1.2モル当量のアシルハライドおよ
び1.5〜3、好ましくは2〜2.5モル当Mの塩基を
使用する。
この反応は、−10℃〜30°C1好ましくは0℃〜2
0℃で行なわれる。反応時間は一般的に1〜4時間であ
る。慣用的手段、例えば抽出、結晶化などにより、反応
生成物を単離および精製する。
段階7反応式■ 求七七 段階(7)では、中間体(10)を、例えば水素化アル
ミニウムリチウム(LAI−1)またはボラン−メチル
スルフィド錯体(BHz・DMS)によりN−アルキル
化フヱネチルアミン中(!3′1体(I1)に1!27
2゜する。一般的には、アミド(中間体10)をT H
Fに溶かし、25°〜70℃、好ましくは40°〜60
℃でTHF中LAHの溶液に滴下する。l〜1.5、好
ましくは1.2〜1.3モル当量のLAHを使用する。
反応混合物を1〜6時間、好ましくは2〜4時間時間還
流熱加熱。反応生成物を慣用的手段、例えばろ過、溶媒
留去などにより単離する。
別法として、アミド(中間体10)を乾燥T HFに溶
かし、THFHF−lO1好ましくは5モル当mのボラ
ン・メチルスルフィド錯体の溶液に加える。反応混合物
をアルゴン下1〜4、好ましくは2時間還流加熱する。
室温に冷却後、メタノール、次いで飽和HCI−MeO
Hを滴下する。反応混合物を10〜30分、好ましくは
15〜20分加熱し、次いで室温に放冷する。溶媒を減
圧下濃縮する。残留物をイソプロパツールに溶かし、溶
液が僅かに混濁するまでジエチルエーテルを加える。生
成物(中間体It)は一般的に室温で10〜20時間で
結晶化する。
中間体(II)(ただし、Rはメチルをは、2方法のい
ずれかにより製造され得ろ。すなわち、(1)中間体(
9)をホルミル無水物と反応させ、次いでボランにより
還元するか、または(2)適当な置換フェニル酢酸を対
応する酸塩化物に変換し、次いで酸塩化物をメチルアミ
ンで処理することによりアミドを形成させ、次にアミド
をボランで還元することにより中間体(ll)(ただし
、Rはメチル)を形成させろ。式(I)(ただし、Rは
メチル)で示される化合物は、中間体(lIXただし、
Rはメチル)を用い、反応式■および■に従い製造され
得ろ。
段階8反応式■ 弐13 段階(8)では、中間体(11)を、水性条件下で無機
塩基(例、炭酸カリウム)の存在下ω−ハロアルカノイ
ルクロリド、例えば6−ブロモヘキサノイルクロリドに
よりアンル化する。一般的には、ω−ハロアルカノイル
クロリドを、水中N−アルキルフェネチルアミン塩酸塩
およびK 2 CO3および酢酸エチルの溶液に滴下す
る。t−t、e、好ましくは1.3〜1.4モル当量の
ω−ハロアルカノイルクロリドおよび1.2〜1.8、
好ましくは1.5モル当量のに、GO,を使用する。こ
の反応は、0°〜30℃、好ましくはθ℃〜10℃で行
なわれる。反応時間は、一般的に1〜5時間、好ましく
は2〜3時間である。反応生成物(中間体12)を慣用
的手段、例えば抽出、ろ過、濃縮などにより単離する。
式(1)(ただし、Rは水素)で示される化合物は、段
階8における中間体(9)(中間体(2)の代わり)を
反応させることにより製造され得る。次いで、反応式■
に従い、式(1)(ただし、Rは水素)で示される化合
物を製造する。
反応弐■ 記号の定義 Yはハロであり、R,R’%mおよびnは前記の意味で
ある。
段階9反応式■ 式13 段階(9)では、式(8)の2−ベンジルピロリジンを
式(12)のN−(ω−ハロアルカノイル)フェネチル
アミンと縮合することにより、式(13)の中間体を製
造する。一般的に、この縮合は、2〜5、好ましくは3
〜4モル当量の第3級有機塩基(例、トリエチルアごン
)および約1モル当量の無機塩基(例、K t COs
 )および少量のNalの存在下、等モル量の中間体(
8)および(12)を用いて非プロトン極性溶媒(例、
ジメチルホルムアミド)中で行なわれる。反応温度は、
室温〜!00゜好ましくは50〜70°の範囲である。
反応時間は一般的に6〜24時間である。慣用的手段、
例えば抽出、濃縮などにより、反応生成物(中間体13
)を単離する。
式14 段階(10)では、公知方法(上記段階7参照)に従い
、中間体(13)のカルボニル基を炭化水素(中間体+
4)に還元する。慣用的手段により中間体(14)を1
tisし、さらにシリカゲル・クロマトグラフィーによ
り精製する。
段階11反反応式 式士 段階(11)では、公知方法に従って式(14)の中間
体を脱メチル化することにより、式(1)の化合物が得
られる。一般的に、この反応は、窒素下、不活性溶媒、
例えばジクロロメタン中0°〜室温で行なわれる。過剰
のCHt CI を中1モルBI3r:+またはB C
1,(4〜lO1好ましくは6〜8モル当m)を使用す
る。反応が薄層クロマトグラフィーにより実質的に完了
すると、溶媒を減圧上濃縮する。再結晶化によりさらに
精製すると、二臭化水素酸塩または二塩酸塩として式(
1)の化合物が得られる。
式(I)(ただし、R1は−OH以外である)で示され
る化合物は、次の方法に従い製造され得る。例えば、段
階1〜5(反応式l)に従い4−メトキシブロモベンゼ
ンを2−(4−メトキシベンジル)ピロリジンに変換す
る。次に、2−(4−メトキシベンノル)ピロリジンは
、0°〜5℃で触媒量の濃硫酸の存在下、酢酸中濃硝酸
の混合物により硝化され得る。慣用的手段、例えば抽出
、クロマトグラフィー、結晶化などにより、2−(3−
ニトロ−4−メトキシベンジル)ピロリジンを単離およ
び精製する。
次いで、段階9および10(反応式■)に従い、2−(
3−ニトロ−4−メトキシベンジル)ピロリジンを式(
I2)の中間体と縮合することにより、式(13)の化
合物を製造し、これを還元剤、例えばボラン−メチルス
ルフィド錯体(B)(、・DMS)により式(14)の
化合物に還元する。次いで、当業界の熟練者に周知の方
法に従い、式(14)の2%式%) ン中間体は、幾つかのアミド誘導体に変換され得る。
例えば、中間体(14)を、第3級有機塩基、例えばト
リエチルアミンの存在下、CH,CI、中メタンスルボ
ニルクロリドで処理することにより、式(14)の2.
−(3−メチルスルホニルアミノ−・1−メトキシベン
ジル)ピロリジン中間体が製造され得る。例えば、C)
ItCL中BB、またはBCl、により脱メチル化する
と、6々二臭化水素酸塩または二塩酸塩として式(1)
の対応する2−(3メヂルスルホニルアミノー4−ヒド
ロキシベンジル)ピロリジン化合物が得られる(段階1
1、反応式In)。
(用途および投与) 式(1)の化合物およびその医薬的に許容し得る非毒性
エステルおよび塩類は、は乳類における高血圧症、うっ
血性心不全、急性および慢性腎疾患、アンギナ並びに高
プロラクチン血症の処置に有用である。これらの化合物
は、予防的および治療的の両方で使用され得る。
すなわら、式(1)で示されろ化合物およびその塩類を
含む組成物を含む医薬用量形態は、高血圧症またはうっ
血性心不全の患者に投与される。これらの化合物は、ド
ーパミン・アゴニストとして作用することにより、血圧
を緩和し、心臓機能を改善すべく作用する。さらに、こ
れらの組成物は、当業界の熟練者に認められている他の
状態の処置にも使用され得る。
ここに記載されている活性化合物および塩類の投与は、
心臓調節剤に関して許容された投与方法により行なわれ
得る。これらの方法には経口および静脈内方法があり、
経口投与か好ましい。静脈内投与は、好ましくは、対象
が自分で薬を飲み込むかまたは服用できない場合の危機
的状況に取っておかれる。
意図された方法により異なるが、上記組成物は、固体、
半固体または液体用量形態、例えば錠剤、丸薬、カプセ
ル、散剤、液体、懸濁液など、好ましくは正確な用量の
単一投与に適した単位用量形態であり得る。これらの組
成物は、慣用的医薬用担体または賦形剤および式(1)
の活性化合物またはその医薬的に許容し得る塩類を含み
、さらに、他の医薬、製薬、担体、佐剤等を含み得る。
勿論、投与される活性化合物の量は、処置されている対
象、苦痛の激しさ、投与方法および担当医の判断により
異なる。しかしながら、有効量は、0.001〜50 
u/に9/日、好ましくは0.01〜30 ra9/に
9/日の範囲である。平均的な70kgのひとの場合、
これは1日当たり0.07〜3500所、または好まし
くは0.7〜2100即/日の量である。
固体組成物の場合、常用の非毒性固体担体としては、例
えば医薬用品質のマンニトール、乳糖、澱粉、ステアリ
ン酸マグネシウム、サッカリン・ナトリウム、タルク、
セルロース、グルコース、しょ糖、炭酸マグネシウムな
どが使用され得る。
−ヒ記活性化合物は、担体として例えばポリアルキレン
グリコール類、例えばプロピレングリコールを用いろこ
とにより坐剤として製剤され得ろ。医薬的に投与可能な
液体組成物は、例えば上記活性化合物および所望による
医薬用アジュバントを、担体、例えば水、食塩水、水性
デキストロース、グリセリン、エタノール等に溶解、分
散等することによって、溶液または懸濁液を形成させる
ことにより製造され得る。所望ならば、投与される医薬
組成物はまた、少量の非毒性補助物質、例えば湿潤また
は乳化剤、p)(緩衝剤など、例えば酢酸ナトリウム、
ソルビタンモノラウレート、トリエタノールアミンオレ
エート等を含み得る。上記用量形態の実際の製造方法は
、公知であるか、またはこの業界の熟練者に明らかなも
のである。例えば、「レミントンズ・ファーマシューテ
ィカル・サイエンシーズJ(Remington’s 
 PharmaceuticalSciences)、
マッグ・パブリッシング・カンパニー、イーストン、ペ
ンシルベニア、第15版(1975)参照。投与される
組成物または製剤は、少なくとも、処置されている対象
の症状の軽減に有効な量の活性化合物(複数も可)を含
む。
経口投与の場合、医薬的に許容し得る非毒性組成物は、
常用賦形剤のいずれか、例えば医薬用品質のマンニトー
ル、乳糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、サッカリ
ン・ナトリウム、タルク、セルロース、グルコース、し
1糖、炭酸マグネシウムなどを混入することにより形成
される。それらの組成物は、溶液、懸濁液、錠剤、丸薬
、カプセル、散剤、持効性製剤などの形態をとる。それ
らの組成物は、有効成分を0.1%〜95%、好ましく
は1%〜70%の割合で含み得る。
静脈内注射の場合、化合物を水性媒質に溶かし、適切な
pi−iに緩衝させ、注射に適した等張性を制御すべく
形成させる。
最初に、−穀槽造式(I)(ただし、Rはプロピル、n
+は0ト【、mは3または4およびnは5または6であ
る)で示される化合物を、リガンド結合技術によりDI
およびD2ドーパミン・レセプター・サブタイプでの親
和力についてスクリーニングした。ラット線条(str
iatal)pにおけるDlおよびD2ドーパミン・レ
セプターを、0.2ナノモル[31,1]5CH233
90により標識し、1マイクロモル(±)ブタクラモー
ルにより置き換えられない結合レベルとして0.2ナノ
モルを用いた。30ナノモルのケタンセリンの存在下で
[3H]スピペロン競争試験を行った。これらの化合物
は、01ナノモル〜100マイクロモルの濃度で試験し
た結果、これらの検定においてDIおよびD2レセプタ
ー・サブタイプに関する高い親和力を示した。
続いて、DA+およびDA2ドーパミン活性を各々試験
するため、ゴールドバーブにより開発された、犬の体内
での腎臓および大腿動脈標本における動脈内投与後に化
合物を試験した。この方法の詳細は、ヨーロピアン・ジ
ャーナル・才ブ・ファーマコロジー(European
 J 、Pharmacol、)、89二137(19
83)および[ハイパーテンションJ(Hyperte
nsion)6 : l −25(1984)に提供さ
れている。これらの化合物は、この標本に関する各DA
IおよびDA2標準である、ドーパミンおよびジプロピ
ルドーパミンと比べて高い活性を有することが見出され
た。
さらに、食塩水負荷自然発症高血圧ラット(St[R)
において経口化合物投与後6時間、利尿活性についてこ
れらの化合物を試験した。この検定方法は以前に記載さ
れている[ローゼンクランツ等、[プロシーディングス
:オブ・ザ・ウェスタン・ファーマコロジー・ソサエテ
ィーJ(Proc、 Weat、 Pharmacol
、 Soc、)28 : 87、l 985]。これら
の化合物が示す利尿およびナトリウム尿排せつこう進作
用は、作用の即時開始を特徴としていた。6時間試験の
過程において、これらの化合物は、標準利尿剤ヒドロク
ロロチアジドと同程度の効果を示すことが見出された。
最後に、意識のある制止ラットにおける経口抗高血圧活
性について、これらの化合物をスクリーニングした。成
熟雄SHHにおいて、軽いエーテル麻酔下、血圧および
心拍数測定用機器を設置した。動物を手術後プレクシグ
ラス制止板上に維持し、試験化合物の経口投与前に1時
間の回復期間を与えた。これらの化合物は、服用後4時
間以内の間、反射的頻脈の非存在下で血圧を減少させる
ことが見出された。
[実施例] 実施例1 (反応式1) ((R)−1−(トリフルオロアセチル)プロリン(化
合物2)) 500蛙丸底フラスコに、D−プロリン(209,0,
174モル)を入れた。これに、乾燥T )I P (
100靜)およびトリフルオロ酢酸エチル(50g、0
.35モル)加えた。溶液/フラスコをアルゴンにより
パージし、1,1.3.3−テトラメチルグアニジン(
30g、0.261モル)を滴下した。D−プロリンが
全て溶解するまで(約35分)溶液を撹はんした。溶媒
を真空除去し、残留物をCH。
Cly(200m12)に溶かした。溶液を6NHC1
水溶液(2x I OOmQ)で洗浄した。有機層を分
離し、N a I S O<で乾燥し、ろ過し、溶媒を
真空除去すると油状物が得られ、これを放置後納晶化す
ると、299C79%)の(R)−1−(トリフルオロ
アセチル)プロリン、mp48°−510Cが得られた
実施例2 (R)−ジフェニル燐酸−1,−(トリフルオロアセデ
ル)−2−ピロリジン・カルボン酸無水物。
(rt)−1−()リフルオロアセチル)プロリン(化
合物2)(29g、Q、137モル)を、1リツトルの
丸底フラスコ中CH2Cl、(300次Q)に溶かし、
0℃に冷却した。この溶液に、ジフェニルクロロホスフ
ェート(36,9g、0.137モル)、次いで4−メ
チルモルホリン(15,279,0,15tモルを加え
た。0℃でIO分間撹はん後、反応混合物を室温に放暖
し、さらに10分間撹はんした。
次いで、溶液を600iQの乾燥ジエチルエーテルで希
釈し、ろ過した。ろ液をN a HCO3飽和溶液で洗
浄し、有機層を分離し、MgSO4で乾燥し、ろ過し、
溶媒を真空除去すると、吸湿性で熱および湿気に対して
不安定な固体として、54.89(90%)の(R)−
ジフェニル燐酸1〜(トリフルオロアセチル)−2−ピ
ロリジン・カルボン酸無水物(中間体3)が得られた。
実施例3 (R)−1−(トリフルオロアセチル)−2−(3。
4−ジメトキシベンゾイル)ピロリジン。
250y(l丸底フラスコニ、Mg0屑C4,519,
0,186モル)および乾燥THF l 00村を加え
た。ヨウ素(l結晶)を加え、次いでブロモベラトロー
ル(279,0,124モル)を滴下した。最初の数滴
のブロモベラトロールを加えた後、ヨウ素の色が消える
まで反応物を還流下加熱した。次いで、4−ブロモベラ
トロールの残りを滴下した。
還流状態を2時間維持した。次いで、溶液を室温に冷却
し、−70℃で乾燥THF(250皮Q)中(R)−ジ
フェニル燐酸−1−0リフルオロアセチル)2−ピロリ
ジン・カルボン酸無水物(中間体3)(54g、0.1
23モル)から成る溶液に加えた。
加えね速度をモニターすることにより、反応温度を一6
0℃未i:4に保った。−旦加え終えると、反応混合物
を室温に温め、14時間撹はんした。次いで、それを塩
化アンモニウム飽和溶液(500iQ)に注ぎ、分離漏
斗中で振り混ぜた。有機層を分離し、Mg5O*で乾燥
し、ろ過し、溶媒を真空除去すると油状物が得られた。
この油状物を、ヘキサン:酢酸エチル(1:I)で溶離
するフラッシュ・クロマトグラフィーにより精製すると
、20.49(50%)の(R)−t−()リフルオロ
アセデル)=2−(3,4−ジメトキシベンゾイル)ピ
ロリジン(中間体6)、mp12ピー123℃、[a 
]”−十65°が得られた。
実施例4 (R)−1−()リフルオロアセチル)−2−(3。
4−ジメトキシベンジル)ピロリジン。
(R)−1−(トリフルオロアセチル)−2−(3。
4−ジメトキシベンゾイル)ピロリジン(中間体6)(
4,99,0,015モル)を、500xQの丸底フラ
スコ中で乾燥CH* CIt(501!Q)に溶かした
この溶液に、トリエチルシラン(209,0,172モ
ル)およびBP、・Et*O(50sy12)を加えた
反応混合物を室温で3日間撹はんした後、気体の放出が
全て止まるまで炭酸カリウム飽和溶液を注意深く滴下し
た。cr−+tctt(t o owe)を加え、混合
物を分離漏斗中で振り混ぜた。3指温合物をフリット化
ガラス漏斗によりろ過し、有機層を分離し、MgSO4
で乾燥した。溶媒を真空除去すると、油状物(3,29
,68%)として(R)−1−(トリフルオロアセチル
)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)ピロリジンが
得られ、これをそれ以上精製せずに用いた。
実施例5 (R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)ピロリジ
ン。
イソプロピルアルコール(50ff&)に(R)−1−
(トリフルオロアセチル)−2−(3,4−ジメトキシ
ベンジル)ピロリジン(3,29,0,01,0モル)
を溶かした溶液に、12.5モルHC1[5mlりを加
えた。反応が完了するまで(約24時間)混合物を還流
下加熱した。溶媒を真空除去すると油状物が得られ、こ
れをイソプロピルアルコール−エーテルから再結晶化す
ると、(1N)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)
ピロリジン(中u■体8X、2.5y、97%)、mp
165°−167℃が得られた。
実施例6 N−プロピオニル−4−メトキシフェネチルアミン。
4−メトキシフェニルエチルアミン(25IIC。
0.17モル)、トリエチルアミン(25o2)および
メチレンクロリド(250xC)の混合物を0℃に冷却
した。この溶液に、プロピオニルクロリド(17,4:
J(1,0,2%)L、)を滴下シタ。混合物を0゛〜
20℃で2時間撹はんし、次にINI−ICI(300
j112)、次いで飽和NalICO3溶液により洗浄
した。有機層をNatSO4で乾燥し、ろ過し、溶媒を
真空除去すると、黄色固体としてN−プロピオニル−4
−メトキシフェネチルアミン(中間体10832.4g
)が得られた。Et、Oから再結晶化すると、白色固体
、mpH4°−1■6℃が得られた。
実施例7 N−プロピル−4−メトキシフェネチルアミン塩酸塩。
THF(100xd)中N−プロピオニルー4−メトキ
シフェネチルアミン(中間体10832.49>を、T
HF(200酎)にLAH(6,59)を溶かした温か
い(40−60℃)溶液に滴下した。滴下後、溶液を3
時間還流下加熱した。次いで、混合物を室温に冷却し、
水(6,5yQ)、10%Na0H(7xQ)および水
(20yrQ)の連続添加により過剰のI、AHを破壊
した。沈澱物をろ過により除去し、フィルターケーキを
ジエチルエーテルで洗浄し、ろ液を真空濃縮すると、粘
ちゅう注油状物が得られた。
この油状物をイソプロパツールに溶かし、メタノール性
1−I CIにより酸性化した。ジエチルエーテルを加
え、溶液から沈澱したN−プロピル−4−メ1、ギノフ
ェネチルアミン塩酸塩(中間体11)をろ過し、風乾す
ると、22gの白色固体、mp197° −200℃が
得られた。
実施例8 N−プロピル−N−(6−ブロモヘキサノイル)4−メ
トキシフェネチルアミン。
N−プロピル−4−メトキシフェネチルアミン塩酸塩(
l 19.48ミリモル)、K、CoバIOg)、IL
O(200屑ρ)および酢酸エチル(300fffりか
ら成る冷たい(O−5℃)溶液に、6−ブロモヘキサノ
イルクロリド(10m12.65ミリモル)を滴下した
。混合物を2時間位はんした。次いで、分離漏斗を用い
て層を分離し、有機層をNatSO*で乾燥した。乾燥
剤をろ過により除去した。溶媒を真空濃縮すると、黄色
油状物として14g(78%)のN−プロピル−N−(
6−ブロモヘキサノイル)4−メトキシフェネチルアミ
ン(中間体!2)が得られた。
実施例9 (R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−!−[
5−(N=(4−メトキシフェネチル)−N−プロピル
アミノ)カルボニルペンチル]ピロリジン。
(R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)ピロリジ
ン(中間体8X29)、N−プロピル−N−(6−ブロ
モヘキサノイル)−4−メトキシフェネチルアミン(中
間体12X31?)、)リエチルアミン(5村)、Kt
CCh(I9)お上びNaI(0,1g)をDMF(5
0ze)に加えた。混合物を18時間60℃で加熱した
。次いで、混合物を氷水(200d)に注いだ。溶液を
at−ICIにより酸性化し、Et20で洗浄した。水
相を分離し、10%NaOH溶液により塩基性にし、生
成物を酢酸エチルで抽出した。
有機層をNa、SO,で乾燥し、溶媒を濃縮すると、2
.79の(R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)
1−[5−(N−(4−メトキシフェネチル)−N−プ
ロピルアミノ)カルボニルペンチル]ピロリジン(中間
体+3)が得られた。
実施例l0 (R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−1C6
−(N−(4−メトキシフェネチル)−N−プロピルア
ミノ)ヘキシル]ピロリジン。
(R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−1C5
−(N−(4−メトキシフェネチル)−N−プロピルア
ミノ)カルボニルペンチル]ピロリジン(中間体+3)
をTHE(20x(りに溶かし、L A HC19)お
よびTHF(150zρ)から成る還流溶液にゆっくり
と加えた。溶液をさらに3時間還流下加熱し、次いで室
温に冷却した。注意深<H2Oを加えろことにより過剰
のL A Hを破壊した。ろ適役、溶媒を真空濃縮する
と、粘ちゅう注油状物として担化合物(14)が得られ
た。CHt Cl を中3%M e 01■によるシリ
カゲル・クロマトグラフィーにより、19の(11)−
2−(3,4−ジメトキシベンジル)1−i:6−(N
−(4−メトキシフェネチル)−Nプロピルアミノ)ヘ
キシルコピロリノン(中間体1.1)か得られた。
実施例II (R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1−[
6−(N−(4−ヒドロキンフェネチル)−N−プロピ
ルアミノ)ヘキシルコピロリジン・2臭化水素酸塩。
(R)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−1[6
−(N−(4−メトキシフェネチル)−N−プロピルア
ミノ)ヘキシル]ピロリジン(中間体14)(1g)を
CHtClt(2ON(りに溶かし、N、下00Cに冷
却した。CHtC1t中過剰の1モルBBrs(15x
(1)を加え、混合物を室温に放暖した。TLCにより
反応が完了し°たとき、溶液を0℃に冷却し、MeOH
を加えた。次いで、溶媒を真空除去し、再びMeOHを
加え、溶媒を40℃で真空濃縮し、真空下室温で18時
間乾燥した。生成したピンク色泡状物(0,759,6
1%)は、(R)−2−(3。
4−ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(N−(4−
ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ヘキシ
ル]ピロリジン・2臭化水素酸塩(化合物(1))であ
った。[α]”=−5,14゜ 実施例12 (rit)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)1
−[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロ
ピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・2塩酸塩。
(1N)−2−(3,4−ジメトキシベンジル)−1[
G−(N−(4−メトキシフェネチル)−N−プロピル
アミノ)ヘキシル]ピロリジン(I g)を乾燥CI−
[=C1t(4IIIQ)に溶かし、丸底フラスコに入
れた。CHtCIt(8モル当量)中1モルの三塩化ホ
ウ素を撹はんしながら迅速に加えた。次いで、反応混合
物を15時間穏やかな還流下で加熱した。
反応混合物を室温に冷却し、無水メタノール(10MQ
)を注意深く加えた。溶液を45分間還流加熱し、次い
で溶媒を減圧下除去した。無水メタノール(loa+I
2)を加え、次いで溶媒を減圧下除去した(2回)。残
留物を40℃〜50℃で3時間真空乾燥した。メタノー
ル/酢酸エチルから再結晶化すると、0.699(86
%)の(R)−2−(3,4ジヒドロキシベンジル)−
1−[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−
プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・2塩酸塩が白
色固体として得られた(mp70.5−78°)。
実施例13A 塩から遊離塩基への変換。
(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−ブロ
ピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・2臭化水素酸塩(
14,59)、水(600RQ)、酢酸エチル(120
0z12)およびメタノール(25ffQ)を含む3リ
ツトルの丸底フラスコに、重炭酸ナトリウムの飽和溶液
(175xQ)を撹はんしながら滴下した。
滴下完了後、遊離塩基の大部分を含む有機相(ElOA
c)を分離した。水相を酢酸エチルで抽出した。
次いで、有機抽出物を合わけ、Mg5O,で乾燥した。
溶媒を減圧下濃縮すると、粘ちゅう性油状物として遊離
塩基が得られ、これはベージュ色固体に固化した(10
.699、定量的収量、mpH35−116℃)。
実施例13B 遊離塩基から塩への変換。
(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)=1−
[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピ
ルアミノ)ヘキシル]ピロリジン(29,4゜4ミリモ
ル)をメタノール(5WI2)に溶かし、次いでメタノ
ール(5屑Q)にマレイン酸(1,02g、88ミリモ
ル)を溶かした溶液に加えた。この溶液をメタノールの
最小容量に濃縮した。溶液が混濁するまでジエチルエー
テルを加えた。溶液を室温で約20時間放置すると、白
色固体が得られ、これをろ過により集め、窒素下40℃
〜50℃で乾燥すると、2.759(91%)の(R)
−2−(3,4ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(
N−(4−ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミ
ノ)へギンル]ピロリジン・ニマレイン酸塩(mp14
7−149.5℃)が得られた。
実施例14 塩から塩への変換。
(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−1−
[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)−Nプロピ
ルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・2臭化水素酸塩(1
4,59)、水(600xC)、酢酸エチル(1200
酎)およびメタノール(25112)を含む3リツトル
の丸底フラスコに、重炭酸ナトリウムの飽和溶液(17
5+212)を撹はんしながら滴下した。
滴下完了後、遊離塩基の大部分を含む有機相(EtOA
c)を分離した。水相を酢酸エチルで抽出した。
次いで、有機抽出物を合わせ、M g S O4で乾燥
した。溶媒を減圧上濃縮して得られた残留物を、メタノ
ール(5酎)に溶かし、メタノール(5xのにマレイン
酸(1,029,8,8ミリモル)を溶かした溶液に加
えた。溶液をメタノールの最小容量に濃縮した。溶液が
混濁するまでジエチルエーテルを加えた。溶液を室温で
約20時間放置すると、白色固体が得られ、これをろ過
により集め、窒素下40℃〜50℃で乾燥すると、2.
759(91%)の(R)−2−(3,4−ジヒドロキ
シベンジル)−1−[6〜(N−(4−ヒドロキシフェ
ネチル)−Nプロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・
ニマレイン酸塩(mp147−149.5℃)が得られ
た。
実施例15 ゴールドバーブの腎臓および大腿部インビボいぬモデル
DAIおよびDA2ドーパミン活性を各々試験するため
、ゴールドバーブにより開発された、いぬの体内での腎
臓および大腿動脈標本において動脈内投与後に、この発
明の化合物を試験した。この方法の詳細は、[ヨーロピ
アン・ジャーナル・オン0フアーマコロジーJ(E u
ropean J 、 P harmacol、)、8
9:l37(1983)および[ハイパーテンションJ
(Hypertension) 6 : I −25(
1984)に提供されている。マクネイ、ゴールドバー
ブ、[ジャーナル・オブ・ファーマコロジー・アンド・
エクスペリメンタル・セラビューティックスj(JPE
T)、151:23−31(1966)。
これらの化合物は、この標本に関する各DAIおよびD
A2標準であるドーパミンおよびジプロピルドーパミン
と比べた場合、高い活性を有することが見出された。
DAIまたはDA2活性を各々分析するため、化合物を
腎臓または大腿動脈に直接注射した。化合物は最小用量
でDAIおよびDA2レセプター床へ導入されたため、
特異的な腎臓および大腿部血管拡張が全身作用の存在し
ない状態で観察された。標準DAIアゴニストのドーパ
ミンまたは標準DA2アゴニストのDPDAとの比較に
おける相対活性について上記化合物を試験した。試験化
合物の特異的DAIまたはDA2活性を、5ch233
90またはトンペリトン遮断により立証した。
雄または雌の雑種成人(12−20&9)に、ベントパ
ルビタールナトリウム(33m9/ kg、静脈内)に
より麻酔をかけた。動物に挿管し、バーバード人工呼吸
装置を用いて室内空気と換気した。
腎臓 腹部大動脈において、ミラー・マイクロチップ(サイズ
:5F)変換器により右大腿動脈からカテーテルを挿入
して血圧をモニターした。静脈内食塩水注入および補充
ベンドパルビタール投与用のPE−160管により右大
腿静脈にカニユーレを挿入した。外側腹部切開により左
腎動脈を単離した。適当なサイズ(円周8−113IJ
I)の電磁フロープローブを動脈の周囲に設置し、キャ
ロライナ・メディカル電磁流量計に連結した。表面EC
G誘導を胸部および手足に皮下設置し、心拍数をモニタ
ーした。チップから4龍、90°に曲げた25ゲージ3
/4”針をプローブに最も近い腎臓動脈に入れ、1m(
1/分の一定速度で食塩水を送達する注入ポンプに連結
した。食塩水およびIμ9ノルエピネフリン(NE)を
両方とも0 、2 tttQの注入容量で与えることに
より攻撃した後、NE攻撃の完全な遮断の達成に必要な
10−20分の持続時間で、フェノキシベンズアミン(
0、5m9/ kg/分、i、a、)注入により動物を
処理した。補充的食塩水注入(10−2(JtQ/に9
、静脈内)により血圧を維持した。i、a、、0 、2
 x(lの食塩水中3〜48ナノモルの範囲の4倍増加
用量を注射(i、a、ポーラス)した場合におけるドー
パミンの用量応答曲線を作成する前に、非特異的血管拡
張標準物質であるブラジキニンをi、a、 0 、2 
z(1食塩水中0.60ナノモル用量で投与した。試験
化合物を最大3000ナノモル以下の4倍増加用量で同
様に注射した。次いで、5ch23390前処理後(0
,05−0,10tsg7kg、静脈内)、最適用量で
化合物を反復投与した。
人肌! 胸部大動脈において、ミラー−マイクロチップ(サイズ
=5F)変換器により右頚動脈からカテーテルを挿入し
て血圧をモニターした。補充ベンドパルビタール投与用
のPE−160管により外側右頚静脈にカニユーレを挿
入した。左大腿動脈を単離し、適当なサイズ(円周8−
11+1JI)の電磁フロープローブを動脈の周囲に設
置し、キヤロライン・メディカル電磁流量計に連結した
。表面ECG1導を胸部および手足に皮下設置し、心拍
数をモニターした。チップから4ii、90°に曲げた
25ゲージ3/4′針をプローブに最も近い大腿動脈に
入れ、lmI2/分の一定速度で食塩水を送達する注入
ポンプに連結した。食塩水およびブラジキニン攻撃後(
0,02〜0.04ナノモル、0.2mQ食塩水中、i
、a、)、0.2村の食塩水中i、a、 3〜48ナノ
モルの範囲の4倍増加用量を注射することにより、DP
DAの用量応答曲線を作成した。
試験化合物を3000ナノモル以下の4倍増加用量で同
様に注射した。次いで、トンペリトン前処理後(10−
40μ9/に9、静脈内)、最適用量で化合物を反復投
与した。
尤二久分近 試験化合物の最適応答を標準剤の最適応答で割ることに
より、効力比率を測定した。全身血圧の変化を誘発する
而に血流の最大増加を生じさせる量として、化合物の最
適用量を定義した。個々に作成された用量応答曲線から
回帰分析によりED5゜値を誘導した。有効性比率は、
標準剤EDsoを試験化合物のE D s oで割るこ
とにより計算された商であった。このデータを、きっ抗
物質投与後の活性化合物の最適用量の遮断パーセントに
関する情報と一緒に下表に示す。試験化合物の阻害がド
ーパミンまたはDPDAの場合と似ている場合、化合物
は、各々D A +またはD A tアゴニス、トであ
ると考えられた。
腎臓DA、検定 標準: ドーパ ミン 1.00 1.00 100% R=ラシャ−ング23.390遮断後に応答が打ち消さ
れた。
腎臓DA、検定 標章= DPDA 9 ■、00 1.00 100% これらの検定で試験された2種の化合物は、試験化合物
1 :(R)−2−(3,4−ジヒドロキシヘンシル)
−1−[6−”(N −(4−ヒトミキシフェネチル)
−N−プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジン・三臭化
水素酸塩、 試験化合物2 :(R)−2−(3,4−ジヒドロキシ
ヘンシル)−1−E6−(N−(3−ヒトミキシフェネ
チル)−N−プロピルアミノ)へキンル]ピロリノン・
三臭化水素酸塩 であった。
実施例16 自然発症高血圧ラット11尿活性。
食塩水負荷自然発症高血圧ラット(S■(R)において
、経口化合物投与後6時間の利尿活性についてこの発明
の化合物を試験した。この検定方法は以前に記載されて
いる[ローゼンクランツ等、[プロシーデインゲス・オ
ブ・ザ・ウェスタン・ファーマコロジー・ソサエティー
J(Proc、 West、 Pharmacol、 
 S oc、)、28:87.1985]。これらの化
合物が示す利尿およびナトリウム尿排せつこう進作用は
、作用の即時開始を特徴としていた。
6時間の試験経過において、これらの化合物は、標準利
尿剤ヒドロクロロチアジドと同程度に有効であることが
見出された。
体重320−430グラムの雄の自然発症高血圧SHR
/NCr1BRラットを、7動物から成る4つの群に分
けた。全動物を一夜絶食および抱水させた。翌朝、賦形
剤または試験化合物投与の45分前、各群のラットに、
脱イオン水C20ttt(1/に9経口)により水分供
給した。
賦形剤または薬剤投与後、ラットを個々の代謝ユニット
に入れた。投与の凰5分後動物に対して食塩水負荷(3
0mQ/に9経口)を行った。食塩水負荷後1,3およ
び6時間間隔で尿を採取した。尿体積測定し、微光測光
法によりナトリウムおよびカリウム・レベルを測定した
反復測定分析として、時間、処理およびそれらの相互作
用による変化の2方向分析を実施した。
変化(時間による)の1方向分析の2次モデルは、条件
として指定された対照を用いて行なわれた。
各時点でフィッシャーのLSD戦略を用いて、対照のp
値を調節した。
10m9/kgでの試験化合物の経口投与の1および3
時間後に、顕著な利尿およびナトリウム尿排U′つこう
進が観察された。利尿およびナトリウム尿排せつこう進
(p<0.05)は、投与の1.3および6時間後に3
0xg/kgの用量レベルで観察された。試験化合物l
を30xg/it9の割合で経口投与すると、投与後1
,3および6時間の時点で顕著なカリウム尿排せつこう
進が観察された。
試験化合物l ±標準偏差 ±標準偏差 ±標準偏差 bmイオン水中2%エタノールおよび05%トウィーン
試験化合物2 ヱ ±標準偏差 9.8±1.5 9.1±0.8 11.7±2.4 15.9±2.1会 n ■ 7 Xt標準偏差 0.27±0+17 0.19±0.07 0.31±0.17 1.45±0.12貴 ±標準偏差 す脱イオン水中2%エタノール。
実施例I7 自然発症高血圧ラット−抗高血圧活性。
意識のある抑止した自然発症高血圧ラットにおいて、こ
の発明の化合物を経口抗高血圧活性についてスクリーニ
ングした。
雄の自然発症高血圧ラット、5l−IR/NCr1Br
(320−410g)を−夜絶食させた。翌朝、軽いエ
ーテル麻酔下、各ラットの左大腿動脈および静脈にカニ
ユーレを挿入した。手術後、ラットをラット抑止板上に
置き、1時間エーテルの作用から回復させた。ECG誘
導を動物の胸部に設置することにより、心拍数をモニタ
ーした。動物を4匹から成る群に分け、試験化合物を投
与した。
化合物投与後4時間の期間、最初の15分間は5分間隔
、その後は15分毎に血圧および心拍数の読み取りを行
った。両側2点を試験により、データを評価した。
試験化合物1 経口、o/ky χΔ士標    3    10     30準偏差
   n=4 至曳創鄭江旦戸 対照   144±5 1時間  −17±8* 2時間  −14±7* 3時間  −25±17 4時間  −30±5* n=4 149± 6 一17±lO* 一23± 7* 一17±18 26± 8* n==4 152±5 一20±3* 一17±3* 一24±9* 一26±4* 心拍数(脈拍7分) 対照   415±13 1時間   3±13 2時間   1±22 3時間   0±18 4時間   8±23 428±1O −11±13 −6±11 −6±18 10± 9 431±20 −5±■ l土17 0±15 −8±26 収縮期圧(zzHg) 対照   192±lO 1時間  −29±12* 2時間  −25±14* 3時間  −31±16* 207±10 一29±15* 一41+15* 一25±27 202±11 一23±9* 一22±7* 一27±9* 4時間 38±!8* 一44±12* 一37±6* 拡張期圧(ixHg) 対照   +15±6 1時間  −U±3* 2時間  −5±8 3時間  −13±13 4時間  −19±5* 119± 7 〜14± 9 一14± 8* 一13±11 一17± 3* 123±6 一14±3* 一15±5* 一16±8* 24±5* *一対照と比較してPO105゜ 試験化合物2 XΔ士標   3   10 準偏差   n=4    n=4 平均血圧(a+xH9) 対照   148±8156±13 1時間  −12±18  −21±3*2時間  −
7±8 −21±8* 3時間  −8±14  −27±4*4時間   1
4±9−22±12* 0 n=4 148± 6 −5± 9 一14±14 一17±11 25±21 心拍数(脈拍7分) 対照   423±18 1時間  −5±12 2時間   5±11 3時間   6±18 4時間   IO±23 406±15 一11± 6* −6± 8 −5±11 1± 3 406±15 −1±10 9±10 18±15 20±16 収縮期圧(Rml−1g) 対照   204±18 1時間  −13±25 2時間  −9±13 3時間  −19±22 4時間  −29±19 206±23 一26± 6* 一28±lO* 一36±23 一31±20 194± 9 −4±14 一18±lO* 一26±17 一32±20* 拡張期圧(ij+Hg) 対照   117±8 1時間  −8±12 2時間  −6±3* 3時間  −4±17 132±13 一19± 3* 一11±21 一19± 8* 125±4 −6±5 一17±6* −15±5* 4時間  −9±7*  −16±7*  −20±9
**=対照と比較してPO105゜ 化合物lに関するピーク減少は、平均血圧および収縮期
圧の両方について約20%であったが、化合物2の場合
は17%のピーク減少が記録された。作用は、4時間ま
で持続した。試験化合物lまたは2の投与後、心拍数は
あまり変化しなかった。
実施例18 毒性 この発明の化合物について上述した試験では、毒性作用
は観察されなかった。
この発明は、最ら実践的で好ましい実施態様であると考
えられるものに関して開示および記載されている。しか
しながら、発明の範囲内から新たな展開も為され得、ま
た当業界の熟練者には、この開示を一読すれば明白な修
正が想到することも認められる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、独立して水素、−OH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、−NHSO_2
    R^2またはハロであり、 R^2は低級アルキルまたは所望により置換されていて
    もよいフェニルであり、mは、0、1、2、3、4、5
    または6の整数であり、nは、1〜10の整数である] で示される化合物、または医薬的に許容し得る塩類、ま
    たは(R)もしくは(S)立体異性体、またはそのラセ
    ミもしくは非ラセミ体混合物。
  2. (2)R^が低級アルキル、R^1が独立して各フェニ
    ル基の3および/または4位にある水素またはヒドロキ
    シ、mが3または4、およびnが5または6である、請
    求項1記載の化合物。
  3. (3)Rがプロピル、R^2が各フェニル基の3および
    /または4位にあるヒドロキシ、mが3または4、およ
    びnが5または6である、請求項2記載の化合物。
  4. (4)mが4およびnが5、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N−(3
    ,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ
    )ペンチル]ピロリジンである、請求項3記載の化合物
    またはその医薬的に許容し得る酸付加塩。
  5. (5)mが4およびnが6、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(N−(3
    ,4−ジヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ
    )ヘキシル]ピロリジンである請求項3記載の化合物ま
    たはその医薬的に許容し得る酸付加塩。
  6. (6)mが3およびnが5、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N−(4
    −ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ペン
    チル]ピロリジンである、請求項3記載の化合物または
    その医薬的に許容し得る酸付加塩。
  7. (7)mが3およびnが6、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(N−(4
    −ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ヘキ
    シル]ピロリジンである、請求項3記載の化合物または
    その医薬的に許容し得る酸付加塩。
  8. (8)mが3およびnが5、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[5−(N−(3
    −ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ペン
    チル]ピロリジンである、請求項3記載の化合物または
    その医薬的に許容し得る酸付加塩。
  9. (9)mが3およびnが6、すなわち(R)−2−(3
    ,4−ジヒドロキシベンジル)−1−[6−(N−(3
    −ヒドロキシフェネチル)−N−プロピルアミノ)ヘキ
    シル]ピロリジンである、請求項3記載の化合物または
    その医薬的に許容し得る酸付加塩。
  10. (10)医薬的に許容し得る担体、および 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、独立して水素、−OH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、−NHSO_2
    R^2またはハロであり、 R^2は低級アルキルまたは所望により置換されていて
    もよいフェニルであり、mは、0、1、2、3、4、5
    または6の整数であり、1は、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩、
    または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセミ
    もしくは非ラセミ体混合物 を含む組成物。
  11. (11)組成物が、式( I )(ただし、Rはプロピル
    、R^1は各フェニル基の3および/または4位にある
    ヒドロキシ、mは3または4、およびnは5または6で
    ある)で示される化合物の医薬的に許容し得る塩を含む
    、請求項10記載の組成物。
  12. (12)式( I )で示される化合物の医薬的に許容し
    得る塩が(R)立体異性体である、請求項10記載の組
    成物。
  13. (13)式( I )で示される化合物の医薬的に許容し
    得る塩が、(R)−2−(3,4−ジヒドロキシベンジ
    ル)−1−[6−(N−(4−ヒドロキシフェネチル)
    −N−プロピルアミノ)ヘキシル]ピロリジンである、
    請求項10記載の組成物。
  14. (14)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、独立して水素、−OH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、−NHSO_2
    R^2またはハロであり、 R^2は低級アルキルまたは所望により置換されていて
    もよいフェニルであり、mは、0、1、2、3、4、5
    または6の整数であり、nは、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩類
    、または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセ
    ミもしくは非ラセミ体混合物の製造方法であって、 a)式14 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1はOR、R、mおよびnは前記の意味)
    で示される化合物を脱保護剤と反応させるか、または b)式( I )の化合物を式( I )の医薬的に許容し得
    る塩に変換させるか、または c)式( I )の医薬的に許容し得る塩を式( I )の遊
    離化合物に変換させるか、またはd)式( I )の医薬
    的に許容し得る塩を式( I )の別の医薬的に許容し得
    る塩に変換させるか、またはe)式( I )の化合物を
    その(R)および(S)立体異性体に分割する ことを含む方法。
  15. (15)処置を必要とするほ乳類に、式( I )▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、独立して水素、−OH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、−NHSO_2
    R^2またはハロであり、 R^2は低級アルキルまたは所望により置換されていて
    もよいフェニルであり、mは、0、1、2、3、4、5
    または6の整数であり、nは、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩類
    、または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセ
    ミもしくは非ラセミ体混合物の医薬的有効量を投与する
    ことを含む、心臓血管疾患の処置方法。
  16. (16)
  17. (17)ほ乳類に、 医薬的に許容し得る担体、および 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、独立して水素、−OH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、−NHSO_2
    R^2またはハロであり、 R^2は低級アルキルまたは所望により置換されていて
    もよいフェニルであり、mは、0、1、2、3、4、5
    または6の整数であり、nは、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩類
    、または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセ
    ミもしくは非ラセミ体混合物 を含む組成物の医薬的有効量を投与することを含む、ほ
    乳類における高血圧症の処置方法。
  18. (18)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、保護ヒドロキシ基であり、 mは、0、1、2、3、4、5または6の整数であり、
    nは、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩類
    、または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセ
    ミもしくは非ラセミ体混合物。
  19. (19)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは水素または低級アルキルであり、 各R^1は、保護ヒドロキシ基であり、 mは、0、1、2、3、4、5または6の整数であり、
    nは、1〜10の整数である] で示される化合物、またはその医薬的に許容し得る塩、
    または(R)もしくは(S)立体異性体、またはラセミ
    もしくは非ラセミ体混合物の製造方法であって、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(13) (式中、R^1、mおよびnは前記の意味)で示される
    化合物を還元剤と反応させることを含む方法。
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