JPH03151208A - コンクリートポールの製造における元口端部の処理方法 - Google Patents

コンクリートポールの製造における元口端部の処理方法

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JPH03151208A
JPH03151208A JP29188489A JP29188489A JPH03151208A JP H03151208 A JPH03151208 A JP H03151208A JP 29188489 A JP29188489 A JP 29188489A JP 29188489 A JP29188489 A JP 29188489A JP H03151208 A JPH03151208 A JP H03151208A
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福山 勲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉− この発明はコンクリートポールの製造工程において、プ
レストレスを導入する脱型時の型枠元口端部の処理シス
テムに関するものである。
〈従来の技術〉 第17図はコンクリートポールの製造工程における身入
り型枠の脱型工程前の構造を示しており、型枠1はテー
バ状で二つ割りとなり、外周に複数のキャスティング2
が設けられ、両端部の外周にフランジ3.4を周設して
形成され、この型枠lの二つ割り部分の合せ目部分は第
14図のようにインサーション5.5になっている。
上記型枠1は、大径側元口端部に元口プレート6と小径
側末口端部に緊張側端板7を配置し、緊張側端板7に引
締機構8を介して取付けた緊張板9と前記元口プレート
6の間にPC鋼線10を張設し、このPCmllIOを
緊張させた状態で型枠1内にコンクリートポール11を
遠心成形することによって身入り型枠1が構成されてい
る。
第18図は上記身入り型枠1における大径側元口端部の
PCmllIOと元口プレート6の関係を示しており、
PC鋼線lOの端部は元口プレート6の外面においてリ
ベットヘッド12に加工され、PC鋼線10に緊張を与
えることができるようになっている。
ところで、前記身入り型枠1の脱型工程において、コン
クリートポール11にプレストレスを導入する工程は、
PC鋼線10の上記リベットヘッド12をせん断除去す
ると共に、型枠1の元口端部から元口プレート6を取り
外すことによって行なわれる。
従来、リベットヘッド12の除去は、2名の作業員で、
1名がせん断用の当ヒシをリベットヘッド12に当てて
待機し、他の1名がハンマーを振り下ろしてリベットヘ
ッド12を1本づつせん断除去していった・ 又、リベットヘッド12を除去後に元口プレート6を取
り外す作業も人力によって行なっていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のようなリベットヘッド12の除去方法は、PC鋼
線が多数本あるため、ハンマー作業が重労働になると共
に、2名の作業員のタイミングがとり難く不安全作業で
あり、しかも切断されたリベットヘッドの飛散が危険で
あるという問題がある。
また、各PC鋼線のリベットヘッド12を個々に切断除
去していくため、コンクリートポールに対するプレスト
レスの導入にばらつきが生じ、コンクリートポールの品
質が一定化しないという問題がある。
更に、pcIlIilOのリベットヘッド12をどのよ
うな方法でせん断除去しても、第19図に示すように、
PC鋼線lOのせん断面に変形部13が残り、これが元
口プレート6の引抜き方向に対する抵抗となるため、人
力では元口プレート6の撤去が非常に行ない難く手間が
かかるという問題がある。
この発明の目的は、上記のような問題点を解決するため
、リベットヘッドの除去及び元口プレートの撤去が自動
的に行なえ、作業の省力化と安全性及び能率の向上を図
ることができると共に、プレストレスの導入が全pcm
線に対して同時に行なえ、品質の安定したコンクリート
ポールな製造できるコンクリートポールの製造における
元口端部の処理システムを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するため、この発明は、内部に
プレストレス導入用のPC鋼線を張設してコンクリート
ポールを成形した身入り型枠を処理ラインの受入れ位置
に供給する型枠供給工程と、処理ラインの受入れ位置に
支持した身入り型枠を回転させてそのインサージジンを
所定の向きに位置合せするターニング工程と、インサー
ションを位置合せした身入り型枠の軸心なリベットカッ
タ装置に芯合せした後、軸方向に移動させて元口端部を
リベットカッタ装置に臨ませる位置合せ工程と、身入り
型枠の元口端部をリベットカッタ装置で固持し、元口プ
レートから突出するPC鋼線の端部リベットヘッドを切
断する切断工程と、リベットカッタ装置により型枠の端
部から元口プレートを離脱させる元口プレート撤去工程
と、身入り型枠を処理ラインの受入れ位置に戻す戻し工
程と、受入れ位置の身入り型枠を処理ラインから取出す
排出工程とを順次終る構成としたものである。
く作用〉 内部にコンクリートポールを成形した身入り型枠を処理
ラインの受取り位置に供給すると、水平に支持したこの
型枠に回転を与えてインサーションを所定の向きに位置
合せし、次に身入り型枠の軸心なリベットカッタ装置に
芯合せした状態で軸方向に移動させ、元日端部をリベッ
トカッタ装置に臨ませると、リベットカッタ装置は元口
端部を固持し、元口プレートから突出するPC鋼線の端
部リベットヘッドを切断し、続いて元日プレートを型枠
の元口端部から撤去する。
この後、身入り型枠は処理ラインの受入れ位;ドに戻さ
れ、処理ラインから取出されで排出される。
〈実施例〉 以下、この発明の実施例を添t=3図面の第1図乃至第
16図に基づいて説明する。
尚、元口端部を処理せんとする身入り型枠の構造(」第
17図乃至第19図で示した通りであり、同一部分に同
じ符号を付17て説明に代える。
この発明の元口端部処理システムは、コンクリートポー
ルの製造工程において、コンクリートポールにプ1ノス
トレスを導入する部分を処理するためのものであり、第
16図は処理システムの工程順を示すフローチャートで
ある。
同図において、処理システムは身入り型枠1を処理ライ
ンの受入れ位置に供給する型枠供給工程21と、受入れ
位置の身入れ型枠1を水平に支持して回転させ、両側の
インザーション5.5を所定の向きに位置合ぜするター
ニング装置22と、身入り型枠1を水平状態で上昇させ
、この型枠1の軸心をリベツ)・カッタ装置に芯合せし
た後、軸方向に移動させて元口端部をリベットカッタ装
置に臨まぜる位置合せ工程23と、身入り型枠1の元[
1端部を固持し、リベットカッタ装置でPC鋼線1oの
リベットヘッド12を切断する切断工程24と、型枠1
の端部から元[]ブ1ノートGを離脱させる元口ブレ−
1・撤去工程25と、身入り型枠lを処理ラインの受入
れ位置に戻す戻し工程26と、受入れ位置の身入り型枠
を処理ラインがら取出す排出工程27どを順次経て実施
される。
第1図は、上記元口端部処理システムを実施する処理装
置の平面的な配置を示している。
図面において、身入り型枠1を水平に支持して上下の芯
合せと軸方向への移動を与える処理ラインAを挟んで一
方側部に身入り型枠lを処理ラインAに向けて転入させ
る転送台31と、他方側部に処理ラインAから排出され
た月入り型枠lを排出転出台32が配置され、前記転送
台31間の先端部に、転送台31」二を転入してぎた身
入り型枠lを受は止め、この型枠1を処理ラインAに向
けて供給する跳出装置33が設けられている。
処理ラインAは、両側に平行敷設した1ノ・−ル34.
34上を移動する自走式の4降式芯合ド音W、i 35
と、この台車35の両端部寄りに搭載された芯金ゼ昇降
装置36.37と、昇降式芯金ぜ台車35上に詩・置し
たターニング装置38と、台車35」二で両芯合せ昇降
装置36.37の間に設けたストッパー送り出し装置3
9ど、前記台車35の移動方向前方の位置にレール34
.34に沿って移動自在となる移動スギット40と、台
車35の移動方向で移動スギット40よりも前方に位置
し、台車35側に進退動自在となるリベットカッタ装置
41とを配置して構成されている。
前記転送台31と転出台32は、身入り型枠1のキャス
ティング2を支持して転動させるレールによって形成さ
れている。
ところで、コンクリートポールの製作に用いる型枠1の
長さには、例えば11■から16船までiI1間隔ごと
の種類があるが、外周面に設けたキャスティング2は何
れの型枠においても小径側の木目端部を基準に一定の間
隔で配置さ幻5、また型枠1の処理ラインAに対する供
給は、木目端部を定位置に合せた状態で行〜:われる。
従っC,転送i′”; 31と転出台32は、木目端部
を基準としJ r、 、’、V−5,*スノ゛゛イング
2と等しい間隔で配置されている1、 前記跳出Wi jiicj 33 LJ2、第1図に示
すように、最長型枠の重心位置6・ン一致するように転
送台31.31間に配置され、第2図の如く、台42上
に対向立設した支持壁43間に軸44を架設し、この軸
44に固定したストッパー杆45の後端に送り出し杆4
Gを連成し、軸44に固定したアーム47の下端と台4
2をシリンダ48で連結し、シリンダ48の伸縮により
、スト・ツバー杆45と送り出し杆4Gを揺動させるよ
うになっている。
シリンダ48の伸長時は、ストッパ・−杆45が転送台
31の上面よりも上方に突出し、転送台31上を転勤し
てぎた型枠1を受止めて定位置に停止させ、シリンダ4
8が収縮すると、ストッパー杆45が下降すると同時に
送り出し杆46が」二昇し、型枠1を前方の処理ライン
Aに押出すことになる。
前記昇降式芯合せ台車35は、第1図のように、3台の
転送台31の配置間隔よりも長尺の横長に形成され、両
端寄りに設けた車輪51でレール34.34上を転送台
31の並列方向に沿って移動自在となり、跳出装置33
で転送台31上から送り出されてきた型枠lをその上面
に受取ることになる。
上記台車35上に搭載された芯合せ昇降装置36.37
とその間に位置するストッパー送り出し装置39は、転
送台31の並列間隔と等しいピッチで配置され、両芯合
せ昇降装置36.37の近傍にターニング装置38が設
置されている。
両芯合せ昇降装置36.37は共に等しい構造であり、
第4図乃至第6図の如く、シリンダ52によって上下に
伸縮するりフタ−53の上面に7字状に凹入するキャス
ティング受台54を設け、下降位置に待機する上記受台
54の両側にガイドプレート55を配置して構成され、
一方のガイドプレート55は転送台31の先端上面と略
等しい高さとなり、跳出装置33で送り出された型枠l
はガイドプレート55上を転勤してキャスティング2が
受台54上に落込み、台車35上に水平状態で支持され
る。
リフター53は、伸長動によって受台54で型枠1を持
上げ、型枠1の軸心な後述するリベットカッタ装置41
の軸心と一致させる芯合せを行なうことになる。
ターニング装置38は第6図のように、キャスティング
受台54の両側に配置したローラ38a、38aと、一
方のローラ56を駆動するモータ38bとで構成され、
受台54上に落込んだ型枠lをキャスティング2の部分
で持上げてローラ38a 、 38aで回転を与え、型
枠1の両側インサーション5.5が水平になるよう位置
合せするものである。
従って、台車35上に供給された型枠1は、リフター5
3とターニング装置38により、リベットカッタ装置4
1に対して同軸心の芯合せとインサーション5.5の位
置合せが行なわれた状態で配置されることになる。
ストッパー送り出し装置39は、第2図と第3図に示す
ように、台車35の上部の転送台31の上面と等しい高
さで設けたキャスティング受板56の切欠き57内に、
シリンダ58で起伏動する送り出しレバー59と、同じ
(シリンダ60で起伏動するストッパーレバー61とを
並べて設け、転送台31から型枠1が送り出されてくる
とき、ストッパーレバー61が上昇位置で待様し、キャ
スティング2を受止めて型枠1を台車35上に傍止させ
ると共に、台車35上から転出台32に型枠1を排出す
るときは、ストッパーレバー61が下降動し、送り出し
レバー59が上昇動して型枠1をキャスティング2の部
分で転出台32に向けて押し出すようになっている。
上記昇降式芯合せ台車35は、第4図のように、モータ
62による車輪51の駆動により、レール34.34に
沿って往復移動が自在となり、第1図はこの台車35を
11a+−13+oの長さの型枠を受取る待機位置で停
止させた状態を示しており、レール34.34の同図左
側端部寄りに位置し、芯合せ昇降装置36.37とスト
ッパー送り出し装置39の各々が転送台31と転出台3
2の間に位置している。
また、14m−16mの長さの型枠の受取る場合の待機
位置は、第1図よりも転送台31の間隔分だけ同図右側
に前進した位置であり、長尺型枠の支持が安定よく行な
えるようになっている。
前記移動スキット40は、第7図と第8図のように、レ
ール34.34上に沿って移動自在となる台車71上に
キャスティング受板72を転送台31と等しい高さに設
け、この受板72に設けた切欠き73内に、シリンダ7
4で起伏動する送り出しレバー75と、同じくシリンダ
76で起伏動するストッパーレバー77とを並べて設け
て構成され、送り出しレバー75とストッパーレバー7
7は前述したストッパー送り出し装置39と同調して同
じ動作を行ない、転送台31から送り出されてきた型枠
lの受止めと、転出台32への型枠lの送り出しを行な
う。
この移動スキット40は、昇降式芯合せ台車35の先端
側に芯合せ昇降装W137と転送台31の配置間隔に等
しい距離をおいてワイヤー78で連結され、昇降芯合せ
台車35の前進動時は、この台車35の先端で直接押さ
れて前進すると共に、昇降芯合せ台車35が第1図のよ
うに11a+〜13a+型枠の待機位置で停止するとき
、移動スキット40は同図右側端の転送台31と転出台
32間に位置することになる。
移aJスギット40が第1図右側端の転送台31ど転出
台32間で正確に停止するよう番ごキャスティング受板
72の両端に転送台31及び転出台32の側面に当接す
るストッパー79が設けられている。
この移動スギット40は、昇降式芯合せ台車35寸−の
ストッパー送り出し装置39とで、14〜16+nの長
尺型枠を受止めると共に安定よく送り出すためのもので
ある。
前記昇降式芯合せ台車35上に支持された型枠1の元口
端部と対向するように配置されたリベットカッタ装ff
141は、レール34.34の第1図右側端部に延長状
となるよう敷設したレール81.81に沿って型枠1の
元口端部に対する進退動が自在となる。
このリベットカッタ装置41の基本的な構成は、第10
図の概略図に示すように、シリンダ8Zの伸縮によって
1ノール81.81上を一定ス1−ローク進退勤する台
車83上に支持台84を立設し、この支持台84上に固
定した水平軸85に固定面板86と回動面板87を対向
状に接近して取+4け、この固定面板86&j:、複数
本のPC銅線10のリベットヘッド12を同時に切断す
るカッタ一部88と、リベットヘッド12の切断時に元
日ブレー1・6を径方向及び軸方向に固定して型枠1と
リベットカッタ装置41の位置関係を保持するチャック
部89と、リベットヘッド12の切断後に元ロブ1/−
トロを型枠1から取り外す元[jブレー1・取り外し部
90を装着し、台車83上にこれらの各構成部祠に対し
て油圧を給排する油圧ユニット91と、全体のコントロ
ールを行なう制@盤92を設りて構成されている6 前記カッタ一部88は、固定面板87の前面に伸縮方向
が半径方向に沿うように固定した複数のシリンダ93と
、各シリンダ93のピストン杆の先端に取付けたカッタ
ー刃94と、固定面板86の前面に同軸心状となるよう
ボルト止めしたリング状のカッターガイド95とで構成
され2、カッタ刃94は角形ブロック状に形成され、カ
ッターガイド95に設けた半径方向の案内溝96に嵌合
保持されシリンダ93の伸縮により半径方向に移動する
ことになる。
昇降式芯合七台皐35上に支持された型枠10元目端部
が第1図に示した元口端停止位置>Cに位置する状態で
リベットカッタ装置41は元[]端部に向けて前進し、
上記カッター刃94の前面が元1−1ゾ1、−)6の端
面に当接し、カッタ・−刃94け>4′、f¥:方向へ
の移動により、元ロブ[/ −1□ 6の端面から突出
するリベットヘッド12を押し切りような状態で切断す
ることになる。
尚、カッター刃94が元日プレート6に密着し、移動が
回能になるのを防ぐため、カッターガイド95の前面に
複数本のクリアランスアジャストビン97を設け、この
ビン97の先端を元口プレート6の端面に当接させるこ
とにより、カッター刃94と元ロブl/ −トロの間l
1n0.5am程度のクリアランスを確保するようにし
ている。
上記カッター刃94は工具鋼などの硬質材料で製作さね
、リベットヘッド12の切断時は元口プレート6のPC
鋼線10が貫通ずる孔98が受は側となるが、元口プレ
ート6は一般構造用鋼板で作られるため、硬質のPC鋼
線10を受けるには強度的に問題があり1.−のため孔
98の部分には第18図の如く、工只鋼などの硬質材料
を用いたリング状の受は刃99が埋込↓わ(、′いる。
前記カッタ 一部旧(におりるカッター刃94の配列ど
カッタ・−刀j)Jの幅は、第12図に示すように、各
種型費」、″おli7 ’;w P C鋼線10の円周
方向の配「の違いに合せて5幅の広いカッター刃や幅の
狭いカッター刃が最少の個数でしかも小径の配置から大
径の配置にまで対応できるように設定され、切断しなり
ればならないPC鋼線を同時に切断することができるよ
うになっている。
即ち、コンクリートポールの直径と長さは小径側の末口
端部を基皐に設定さ九ているため、直径と長さごとに元
口端部の径が変化し、PC鋼線lOの配置本数と元口端
部での配置径もコンクリートポールの種類ごとに異なる
従って、コンクリートポールの種類が変化しても、近接
する1置関係になるPC鋼線のリベットヘッド12を切
断できるようにカッター刃94が配置されている。
次に、リベットヘッド12の切断時にリベットカッタ装
置41と型枠1を固定化するチャック部89は、元口プ
レート6を外周から締付ける外径チャック111と、型
枠lのフランジ4を介して元口プレート6をクリアラン
スアジャストビン97とで挟持する軸方向チャック11
2とで構成されている。
型枠1は構造や長さによって元口プレート6の外径も異
なり、これに対応するため、外径チャック111と軸方
向チャック112は、回動面板87の回動により半径方
向に移動できるよう、固定面板86の4箇所に取付けら
れている。
前記固定面板86は、第12図と第13図のように下部
の直線縁がストッパー113で支持されて回り止め状と
なり、半径方向の4本の長孔114が等間隔の配置で設
けられ、回動面板87には上記各長孔114と対向する
位置に、径方向に対して内外に傾斜する傾斜長孔115
が各長孔114と交差するように設けられ、回動面板8
7は固定面板86の上部に取付けたシリンダ116によ
って所定角度の回転が与えられる。
固定面板86の各長孔114にこの長孔114に沿って
面板86の半径方向に移動自在となるベース台117が
取付けられ、ベース台117の後面に突設した軸118
に回動面板87の傾斜長孔115へ嵌合する転子119
が取付けられ、回動面板87の回動により、各ベース台
117は半径方向に集合又は離反動を行なうことになる
各ベース台117の前面に突設した支持板120の内端
に前記外径チャック111が固定され、回動面板87の
回動によるベース台117の中心方向への移動により、
元口プレート6を外周面の4箇所からチャッキングする
ことになる。
軸方向チャック112は、上記各ベース台117の支持
板120に揺動自在となるよう軸121で枢止され、ベ
ース台117のヒンジ122に枢止したシリンダ123
のピストン杆124と枢止連結され、シリンダ123の
伸縮により揺動し、元口プレート6の挟持と解放を行な
う。
前記元ロプレート取り外し部90は、固定面板86の前
面で周囲4箇所の位置に、固定面板86の半径方向に沿
ってシリンダ125を固定し、各シリンダ125のピス
トン杆先端に元口プレート6と型枠lのフランジ4間に
圧入するクサビ体126を取付けて構成されている。
尚、元口プレート6とフランジ4間にクサビ体126の
圧入が容易に行なえるよう、第18図に示す如(、元口
プレート6のフランジ4との重なり面で外周部分にテー
パ状の切欠き面127を設け、この切欠き面127によ
って形成された隙間にクサビ体126を圧入することで
フランジ4から元口プレート6を強制的に引き離すよう
にしている。
この発明の処理システムは上記のような構成であり、次
に処理の方法を説明する。
身入り型枠1は転送台31上をキャスティング2によ−
らて転がりながら末口端部な基準にして搬入され、転送
台31の先端に配置した跳出装置33のストッパー杆4
5で受は止められ、処理ラインAへの搬入を制限される
このとき、昇降式芯合せ台車35は型枠1の長さに合せ
て待機位置が設定され、第1図は11−13mの型枠を
支持する位置に待機した状態を示し、14〜16mの型
枠を支持する場合は転送台31の1ピッチ分だけ同図右
側に移動した位置で待機することになる。
続いて型枠1は跳出装置33の送り出し杆46によって
処理ラインAの昇降式芯合せ台車35上に送り出され、
ストッパー送り出し装置39のストッパーレバー61に
よって受は止められ、上記台車35上に支持される。
この状態でターニング装置38が上昇し、ターニングロ
ーラ38aで型枠1のキャスティング2を受け、第6図
のようにモータ38bの起動で型枠1を回転させ、第1
5図の如(両側のインサーション5.5を水平になる位
置に合せる。
この後、下降位置に待機する芯合せ昇降位置36.37
のキャスティング受台54が上昇し、ターニング装置3
8が下降して芯合せ昇降装置36.37で型枠1を受は
替え、芯合せ昇降装置36.37は型枠lをその軸心が
リベットカッタ装置41の軸心に一致する高さ位置まで
持上げる。
次に、昇降式芯合せ台車35はリベットカッタ装fi4
1に向けて移動し、水平に支持した型枠1の元日端部が
第1図で示した元口端部停止位MXに一致する位置まで
型枠lを軸方向に移送する。
この場合、型枠1の長さによって移送距離が異なり、第
1図において、16mの型枠の場合、元口端部が元口端
部停止位1xに一致した状態で処理ラインAに供給され
るため昇降式芯合せ台車35の移動は省かれることにな
る。
型枠lの元口端部を停止位置Xに一致させて型枠1側の
セットが完了すると、進動位置に待機していたリベット
カッタ装置41が型枠1に向けて前進し、第11図のよ
うにクリアランスアジャストビン97を元口プレート6
に押し当てた位置で停止する。
リベツ1−カッタ装jl141が前進位置で停止すると
、先ずヂャック径変更用のシリンダ116が作動して回
動面板87を第12図反時計方向に回転させ、固定面板
86に取会1りたチャック部88を中心に向けて移動さ
せ、外径チャック111で元ロブl/ = )−6を外
周からヂャッギングする。
この後、シリンダ11Gが伸長作動し、軸方向チャック
112がフランジ4を介17て元ロブ1/−トロをクリ
アランスアジャストビン97とで挟持し、型枠1とリベ
ットカッタ装置41を固定化する。
カッタ一部88による元口ブレ−1・6のヂャッギング
が完了すると各カッタ一部88のシリンダ93が伸長作
動し、カッター刃94が元日ブレー[・6の端面に沿っ
て円周方向から中心に向けて移動し、元ロブ1ノート6
の端面に突出するPC鋼線のリベットヘッド12を受は
刃99どで切断する。
このように、!PC鋼線10のリベットヘッド12をカ
ッター刃94で同時に切断すると、コンクリート・ポー
ル11に対するプレストレス導入が同時に行なえる。
上記のように、リベット12の切断が完了すると、シリ
ンダ93が収縮してカッター刃94が退勤位置に戻り、
次に軸方向チャック112がシリンダ123の収縮によ
り元日プレート6の軸方向の挟持を解くと、元日ブレ=
 !−取り外し部90のシリンダ125が伸長作動し、
元ロブI/−) Bと型枠lのフランジ4間に外周から
クサビ体126をJE人し、z7枠1から元ロブI/−
)−6を強制的位取り夕[ツ”。
PC鋼線lOのリベットヘッド12を切断した端部には
前述したように、切断によるブレが発生するが周囲の4
箇所から同時に元日プレート6とフランジ4の間にクサ
ビ体126を十分に圧入することでPC鋼線10から完
全に元日プレ−ト6を離脱さゼることができ、離脱した
元口プレート6は外径チャック111で保持されており
、この状態でリベッ1−カッタ装置41全体を退勤位置
へ戻す。
上記元口プレート6は、外径チャック111を開放しな
がら吊下げ等のしかるべき方法でリベットカッタ装置4
1の外部に取り出す。
元日プレート6を取り外された型枠lは昇降式芯合せ台
車35の退勤により、受は入れ時と同じ位置に戻されて
停止し、この停止位置で8合ぜ昇降装置36.37が下
降動し、ギヤスティング2がストッパー送り出し装置3
9上に載ると、この装置39のス1ツバ・〜・1.・バ
・61が下降すると同時に送り出し1ツバ−59がL昇
回動じ、型枠lを昇降式芯合ぜ台車35 、、J−から
〈云送百32 、J−に向けて送り出し、リベツ!・ヘ
ッド1zの切断と元口プレート6取り外しの全1程が完
r””9− p−ことになる。
〈発明の効果〉 以−にのように、この発明によると、コンクリートポー
ル身入り型枠におけるPC銅線のリベットヘッドの切断
と元日ブレー1・の取り外しが自動的に行なえ、作業の
省力化と能率向上を図ることができる。
また、長ざや直径の異なる型枠に対しても、リベットヘ
ッドの切断と元ロブ1ノー トの取り外しが対応できる
と共に、各PC鋼線のリベットヘッドを同時に切断でき
るので、ブ1/ストレスなコンクリートポールの全周に
おいて均一に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る処理システムの実施に用いる処
理装置の全体の配置を示す平面図、第2図は同上におけ
る跳出装置とストッパー送り出し装置の拡大縦断面図、
第3図はストッパー送り出し装置の平面図、第4図は芯
合せ昇降装置の拡大平面図、第5図は同上の側面図、第
6図は同上の縦断正面図、第7図は移動スキットの正面
図、第8図は同上の平面図、第9図はリベットカッタ装
置と型枠の関係を示す側面図、第10図は同上を拡大し
た概略図、第11図は同上を拡大した詳細図、第12図
はリベットカッタ装置の正面図、第13図は同上におけ
る固定面板と回転面板を示す分解斜視図、第14図と第
15図は型枠のターニング工程を示す説明図、第16図
は処理システムの工程を示すフローチャート、第17図
はコンクリートポール身入り型枠の縦断面図、第18図
は同上におけるPC鋼線と元口プレートの関係を示す拡
大断面図、第19図はリベットヘッド切断時の状態を示
す断面図である。 1・・・型枠       2・・・キャスティング5
・・・インサーション  6・・・元口プレートlO・
・・PC鋼線     11・・・コンクリートポール
12・・・リベットヘッド  31・・・転送台32・
・・転出台      33・・・跳出装置35・・・
昇降式芯合せ台車 36.37・・・芯合せ昇降装置 38・・・ターニング装置 39・・・ストッパー送り出し装置 40・・・移動スキット 41・・・リベットカッタ装置 86・・・固定面板     87・・・回動面板88
・・・カッタ一部    89・・・チャック部90・
・・元ロプレート取り外し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内部にプレストレス導入用のPC鋼線を張設してコンク
    リートポールを成形した身入り型枠を処理ラインの受入
    れ位置に供給する型枠供給工程と、処理ラインの受入れ
    位置に支持した身入り型枠を回転させてそのインサーシ
    ョンを所定の向きに位置合せするターニング工程と、イ
    ンサーションを位置合せした身入り型枠の軸心をリベッ
    トカッタ装置に芯合せした後、軸方向に移動させて元口
    端部をリベットカッタ装置に臨ませる位置合せ工程と、
    身入り型枠の元口端部をリベットカッタ装置で固持し、
    元口プレートから突出するPC鋼線の端部リベットヘッ
    ドを切断する切断工程と、リベットカッタ装置により型
    枠の端部から元口プレートを離脱させる元口プレート撤
    去工程と、身入り型枠を処理ラインの受入れ位置に戻す
    戻し工程と、受入れ位置の身入り型枠を処理ラインから
    取出す排出工程とを順次終ることを特徴とするコンクリ
    ートポールの製造における元口端部の処理システム。
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