JPH03150557A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03150557A
JPH03150557A JP29025089A JP29025089A JPH03150557A JP H03150557 A JPH03150557 A JP H03150557A JP 29025089 A JP29025089 A JP 29025089A JP 29025089 A JP29025089 A JP 29025089A JP H03150557 A JPH03150557 A JP H03150557A
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silver halide
dye
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formula
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JP29025089A
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Tomonobu Moriya
友伸 守屋
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
Shoji Nishio
昌二 西尾
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は赤色域に分光増感されたハロゲン化銀写真感光
材料に関し、更に詳しくは、残色が少なく、かつ経時保
存性に優れたハロゲン化銀写真感光材料に関する。
[従来の技術] 写真感光材料の露光法の一つに原図を走査し、その画像
信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を行
い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像を
形成する、いわゆるスキャナ一方式による画像形成方法
が知られているが、この方法における記録用光源として
、半導体レザー、@e−Neレーザー、アルゴンレーザ
ーLEDが用いられる。
ハロゲン化銀写真感光材料において、特定の波長域の光
を吸収させる目的で、写真乳剤層またはその他の層を着
色することがしばしば行われる。
写真に入射すべき光の分光組成を制神することが必要な
時、写真感光材料上の写真乳剤層よりも支持体から遠い
側に着色層が設けられる。
この様な着色層はフィルター層と呼ばれる。重層カラー
感光材料のごとく写真乳剤層が複数ある場合にはフィル
ター層がそれらの中間に位置することもある。
写真乳剤層を通過する際、あるいは透過後に散乱された
光が、乳剤層と支持体の界面、あるいは乳剤層と反対側
の感光材料の表面で反射されて再び写真乳剤層に入射す
ることに基づく画像のボケすなわちハレーションを防止
することを目的として、写真乳剤層と支持体の間、ある
いは支持体の写真乳剤層とは反対の面に着色層を設ける
ことが行われる。このような着色層はハレーション防止
層と呼ばれる。重層カラー感光材料の場合には各層の中
間にハレーション防止層がおかれることもある。
写真乳剤層中での光の散乱に基づく画像鮮鋭度の低下(
この現象は一般にイラジェーションと呼ばれている)を
防止するために、写真乳剤層を着色することも行われる
これらの着色すべき層は親水性コロイドからなる場合が
多く、従ってその着色のためには通常、水溶性染料を層
中に含有させる。この染料は下記のような条件を満足す
ることが必要である。
(1)使用目的に応じた適正な分光吸収を有すること。
(2)写真化学的に不活性であること。つまり、ハロゲ
ン化鍜写真乳剤層の性能に化学的な意味での悪影響、例
えば感度の低下あるいはカブリを与えないこと。
(3)写真処理過程において脱色されるか、溶解除去さ
れて処理後の写真感光材料上に有害な春色を残さないこ
と。
今日までに、前記の条件を満足する染料をみいだすこと
を目的として、多くの努力がなされ、多数の染料が提案
されてきた。例えば米国特許3,247、127号、特
公昭39−22069号、特開昭50−91627号、
特開昭52−34716号等に記載されたオキソノール
染料、米国特許?、845,404号に代表されるスチ
リル染料、米国特許2.493.747号に代表される
メロシアニン染料、米国特許2,843,486号に代
表されるシアニン染料等がある。しかし、前記の諸条件
をすべて満足し、ハロゲン化銀写真感光材料に使用し得
る良好な染料が非常に少ないのが実情である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであり、
本発明の目的は、現像処理後の残色が少ない、赤色光に
対して高感度のハロゲン化銀写真感光材料を提供するこ
とにある。さらに本発明の他の目的は、良好な画像を形
成し、経時安定性に優れたハロゲン化銀写真感光材料を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも1層の感光
性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材
料において、該感光性ハロゲン化銀乳剤層が下記−形成
[I]から選ばれる少なくとも1種の増感色素により分
光増感され、かつ下記−形成[nlで表される染料を少
なくとも1種含有した親水性コロイド層を少なくとも1
層含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
により達成される。
一般式[I] [但し、上記−形成[I]中、Yl及びY2は、各々5
員環及び/または6m環の含窒素複素環を形成するに必
要な原子群を表す。R1及びR2は、各々飽和または不
飽和脂肪族基を表す。Qlと02は、4−チアゾリジノ
ン、4−オキサゾリジノン、4−イミダゾリジノン、5
−チアゾリジノン、5−オキサゾリジノン或は5−イミ
ダゾリジノン環を形成するに必要な原子群を表す、Ll
L2及びLsは、メチン基、置換メチン基、3 (=C−、ここにR3はエチル基、メチル基、エトキシ
基またはアリール基を示す)を表す。
X+eは、アニオンを表す。nl、R2は、0〜3の整
数を表す。] 一般式[I[] 式中、R4及びR6は各々少なくとも1つのスルホン酸
基又はカルボン酸基を有するアルキル基、アラルキル基
、アリール基又は複素環基を表わし、スルホン酸基又は
カルボン酸基は2価の連結基を介してアルキル基、アラ
ルキル基、アリール基又は複素環基に結合してもよい。
R5及びR7は各々−CORa 、−3O2Ra 、−
8ORa又は−8O2NRs R+oを表わしく但し、
R8はアルキル基、アラルキル基又はアリール基を表わ
し、Rs、R+oは各々水素原子、アルキル基、アラル
キル基又はアリール基を表わし、R9とR+oは連結し
で5又は6員環を形成していてもよい。)、L吟、Ls
 、Ls 、L7及びLsは各々メチン基、置換メチン
基を表わし、MΦは水素原子又はその他のカチオンを表
わす。
次に本発明の構成について、更に具体的に説明する。
本発明において、感光性ハロゲン化銀乳剤層は下記−形
成[I]で表される増感色素によって分光増感される。
一般式[I] 但し、上記−形成[I]中、Yl及びY2は、各々5員
環及び/または6員環の含窒素複素環を形成するに必要
な原子群を表す。上記複素環としてはチアゾール環、ベ
ンゾチアゾール環、ナフトデアゾール環、セレナゾール
環、ベンゾセレナゾール環、ナフトセレナゾール環、オ
キサゾール環、ペンゾオキザゾール環、ナフトオキサゾ
ール環、イミダゾール環、ベンゾイミダゾール環または
キノリン環等の含窒素複素環があり、Y+ 、Y2はこ
のような複素環を形成するに必要な非金属原子群を表す
。Y+ 、Y2により形成される複索環は置換基を有し
ていてもよい。置換基として例示できるのは、ハロゲン
原子(例えば、塩素原子、臭素原子など)、アルキル基
例えば炭素原子数1〜4のアルキル基(例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、[−ブ
チル基など)、アルコキシ基例えば俵素原子数1〜4の
アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−
プロピルオキシ基など)、アリール基(例えばフェニル
基など)等である。
R+ 、R2はそれぞれ飽和または不飽和脂肪族基を表
し、このような基としては、例えば、メチル基、エチル
基、2−ヒドロキシエチル基、2メトキシエチル基、2
−アセトキシエチル基、カルボキシメチル基、2−カル
ボキシエチル基、3カルボキシプロピル基、4−カルボ
キシブチル基、2−スルホエチル基、3−スルホプロピ
ル基、3−スルホブチル基、4−スルホブチル基、ビニ
ルメチル基、ベンジル基、フェネチル基、p−スルホフ
ェネチル基、0−プロピル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基、フェニルエチル基、p−スルホフェニルエチル
基などを挙げることができる。
Ql と02は、4−チアゾリジノン環、5−チアゾリ
ジノン環、4−イミダゾリジノン環、5イミダゾリジノ
ン環または4−オキサゾリジノン環、5−オキサゾリジ
ノン環を形成するに必弱な原子群を表し、Qlと02と
が組み合わされることにより、このような環が形成され
る。かかる環は置換基を有してもよい。即ち上記チアゾ
リジノン環、イミダゾリジノン環或いはオキサシリジノ
1 ン環の置換基としては例示できるのは、アルキル基例え
ば炭素原子数1〜4のアルギル基(例えば、メチル基、
エチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メトキシエチ
ル基、2−アセトキシエチル基、カルボキシメチル基、
2−カルボキシエチル基、プロピル基、イソプロピル基
、ベンジル基、)工二ルエチル基、p−スルホフェニル
基)、アリール基(例えば、フェニル基、2−カルボキ
シフェニル基など)である。
L+ 、L2 、L3はメチン基または置換メチン3 基(=C−)を表す。
R3はエチル基、メチル基、エトキシ基、アリール基(
例えば、フェニル基、p−クロロフェニル基、p−メチ
ルフェニル基など)を表し、置換されてもよい。
X+6はアニオン(例えば、塩素イオン、臭素イオン、
ヨウ素イオン、過塩素酸、ベンゼンスルホネート、p−
トルエンスルホネート、メチルザルフェート、エチルサ
ルフェートなと)を表す。
2 次に、本発明で用いられる上記−形成[I]で示される
化合物の具体的例を示す。但し本発明で用いられる化合
物はこれらに限定されるものでは3 例示化合物 4 eOH λwax  584 nm eOH λ輪ax  570 n+s eOH ^IIax  572 nus 15 Iθ eOH λn+ax  595 n躊 eOH λIIax  603 nu eOH 人+max  600 nm Cl0ρ eOH λwax  598 n+a eOH λ輸ax  595  nm eOH λ闘x593n翔 6 eOH ^ml1x 588 nm eOH λmix  595 1m eOH λ−ax  588  nm eOH λwax  597 nm eOH λIIIJIX  594 nm eOH λwax  604 nTa 9 MeOH λwax  604 nm MeOH λ―ax 660 nm MeOH −19 MeOH λ細ax  658 ru自 (構造式の右下の数字は、 メタ/−ルt8液の光吸 収曲昶が極大値をとる息の波長λ1flllX(単位二
〇I倉) である) 以下蝉 0 本発明の感光性ハロゲン化銀乳剤層は、下記−般式[I
[]で表わされる染料を含有した親水性コロイド層を少
なくとも1層有する。
一般式[I[] 式中、R4及びR6は各々少なくとも1つのスルホン酸
基又はカルボン酸基を一有するアルキル基、アラルキル
基、アリール基又は複素環基を表わし、スルホン酸基又
はカルボン酸基は2価の連結基を介してアルキル基、ア
ラルキル基、アリール基又は複素環基に結合してもよい
。2価の連結基としては、例えばアルキレンアミノ基(
例えば2−スルホエチルアミノ、3−スルホブ0ピルア
ミノ、2−カルボキシエチルアミン)、アルキレンオキ
シ基(例えば2−カルボキシエトキシ、4−スルホブト
キシ)、アルキレンアシルアミノ基(例えばβ−カルボ
キシプロごオニルアミノ)、フェニレン基(例えば0−
スルホフェニル)等が挙げられる。
アリール基、アラルキル基、アルキル基又は複素環基は
、カルボン酸、スルホン酸以外の置換基(例えばフッ素
、塩素、臭素等のハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニ
ドO基、炭素数1〜4のアルキル基(例えばメチル、エ
チル、イソプロピル、n−ブチル)、アリール基(例え
ばフェニル、ナフチル)、炭素数1〜6のアルコキシ基
(例えばメトキシ、エトキシ、n−ブトキシ、2−メト
キシエトキシ、2−ヒドロキシエトキシ)、アリールオ
キシ基(例えばフェノキシ)、アミン基(例えばジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ)、アシルアミノ基(例えば
アセチルアミノ)等)を有していても良い。
アリール基は少くとも1個のカルボン酸基又はスルホン
酸基を有するフェニル基(例えば4−スルホフェニル、
4−カルボキシフェニル、2−メチル−4−スルホフェ
ニル、3−スルホフェニル、2.4〜ジスルホフエニル
、3,5−ジスルホフェニル、2−クロロ−4−スルホ
フェニル、2−メトキシ−4−スルホフェニル、4−ク
ロル−3=スルホフエニル、2−メトキシ−5−スルホ
フェニル、2−ヒドロキシ4−スルホフェニル、2.5
−ジクロル−4−スルホフェニル、4−フェノキシ−3
−スルホフェニル、4−(3−スルホプロピルオキシ)
フェニル、4−(N−メチル−N−スルホエチルアミノ
)フェニル、3−カルボキシ−2−ヒドロキシ−5−ス
ルホフェニル、2.6−ジエチル−4−スルホフェニル
)又はナフチル基(例えば3.6−ジスルホ−α−ナフ
チル、8−ヒドロキシ−3,6−ジスルホ−α−ナフチ
ル、5−ヒドロキシ−7−スルホ−β−ナフチル、6,
8−ジスルホ−β−ナフチル)が好ましい。
アラルキル基は少くとも1個のカルボンIIQI又はス
ルホン酸基を有する炭素数7〜15のアラルキル基(例
えば、4−スルホベンジル、2−スルホベンジル、2.
4−ジスルホベンジル、2(4−スルホブチルオキシ)
ベンジル、4−メチル−2−スルホベンジル、4−スル
ホフェネチル、3 4−カルボキシベンジル、2.4−ジー(3−スルホプ
ロピルオキシ)ベンジル、2−ヒドロキシ4−(2−ス
ルホエトキシ)ベンジル)が好ましい。
アルキル基は、少くとも1個のカルボン酸基又はスルホ
ン酸基を有する炭素数1〜6のアルキル基(例えば、ス
ルホメチル、カルボキシメチル、2−スルホエチル、2
−カルボキシエチル、3スルホプロピル、3−スルホ−
2−メチルプロピル、3−スルホ−2,2−ジメチルプ
ロピル、4スルホブチル、4−カルボキシブチル、5−
スルホペンチル、6−スルホヘキシル、5−カルボキシ
ペンチル、6−カルボキシヘキシル)が好ましい。
複素環基は少くとも1個のカルボン酸基又はスルホン酸
基を有し、かつ少くとも1個の窒素原子を有する5又は
6員の含窒素複素環基(例えば5スルホピリジン−2−
イル、5−カルボキシピリジン−2−イル、6−スルホ
キノリン−2−イル、6−スルホキノリン−4−イル、
5−スルホ4 ベンゾチアゾール−2−イル、5−カルボキシベンゾチ
アゾール−2−イル、6−スルホベンゾオキサゾール−
2−イル、6−カルボキシベンゾオキサゾール−2−イ
ル、6−スルホメチルピリジン−2−イル、5−スルホ
ピリミジン−2−イル)が好ましい。
但し、R4及びR6が少なくとも1個のスルホン酸基を
有するフェニル基、少(とも1個のスルボン酸基を有す
る炭素数1〜4のアルキル基、又は少くとも1個のスル
ホン酸基を有するベンジル基もしくはフェネチル基であ
ることが特に好ましい。
R5及びR7は各々−CORa 、−8O2Ra、−3
ORa又は−8O2NRs Rhoを表わず。但し、R
8はアルキル基、アラルキル基又はアリール基を表わし
、Rs、Rhoは各々水素原子、アルキル基、アラルキ
ル基又はアリール基を表わし、R9とRhoは連結して
5又は6員環を形成していてもよい。Ra 、Rs又は
Rloにおけるアルキル基は置換基(例えばフッ素、塩
素等のハロゲン原子、水酸基、カルボン酸基、スルホン
酸基、炭素数1〜6のアルコキシ基(例えばメトキシ、
工l〜キシ、n−ブトキシ)、シアン基、アミン基(例
えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ))を有していて
も良く、炭素数1〜8のアルキル基(例えばメチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、5e
C−ブチル、t−ブチル、イソブチル、n−ペンチル、
5ec−ペンチル、イソアミル、n−ヘキシル、n−ヘ
ブヂル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、2−エチ
ルブチル、トリフルオロメチル、2−クロロエチル、2
−ヒドロキシエチル、4−ヒドロキシブチル、5−ヒド
ロキシペンチル、6−ヒドロキシヘキシル、7−ヒドロ
キシペンチル、2−スルホエチル、2−カルボキシエチ
ル、4−スルホブチル、2−シアノエチル、4−ジメチ
ルアミノブチル)又は炭素数5〜7の脂肪式アルキル基
(例えばシクロペンチル、シクロヘキシル)が好ましい
Ra 、Rs又はRhoにおけるアラルキル基は置換基
(例えばフッ素、塩素等のハロゲン原子、水l1基、ス
ルホンH基、カルボン酸基、炭素数1〜4のアルキル!
(例えばメチル、エチル、n−プロピル、0−ブチル)
、炭素数1〜6のアルコキシ基(例えばメトキシ、エト
キシ、n−ブトキシ)、シアムLニトロ基、アルコキシ
カルボニルM(例えばカルベトキシ、メトキシカルボニ
ル)、アミン基(例えばジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ))を有していても良く、炭素数7〜15のアラルキ
ル基(例えばベンジル、フェネチル、4−メチルベンジ
ル、2−り0ロベンジル、4−メトキシベンジル)が好
ましい。
Ra 、Rs又はR+oにおけるアリール基は置換基(
例えばフッ素、塩素等のハロゲン原子、水酸基、カルボ
ン酸基、スルホン酸基、炭素数1〜4のアルキル基(例
えばメチル、エチル、イソブ0ビル、n−プロピル、n
−ブチル)、炭素数1〜6のアルコキシl(例えばメト
キシ、エトキシ、n−ブトキシ)、シアノ基、ニドOW
1、アルコキシカルボニル基(例えばカルベトキシ、メ
トキシカルボキル)、アミノ基(例えばジメチルアミノ
、7 ジエチルアミノ))を有していても良り、フェニル!!
(例えば無置換のフェニル基、3−スルホフェニル、4
−スルホフェニル、4−カルポキシフIニル、4−ヒト
0キシフエニル、2−ヒト0キシフエニル、2−スルホ
フェニル、4−シアノフェニル、3.4−ツク0ルフエ
ニル、4−メトキシフェニル、4− (3〜スルホプロ
ポキシ)フェニル、4−ニトロフェニル、4−カルベト
キシフェニル、4−メチルフェニル、2−メチルフェニ
ル、4−フルオロフェニル)又はナフチル基が好ましい
L啼、Ls 、Ls 、Ly及びし8は各々メチン基、
置換メチン基を表わし、[換基としては例えばメチル基
、エチル基、スルホエチル基、塩素原子、シアノ基等が
挙げられる。
MOは水素原子又はその他のカチオンを表わし、カチオ
ンとしては、金属イオン(例えばNB+に◆)又は無機
もしくは有機アンモニウムイオン(例えばNH4”、(
C2H5)3 NH” 、ピリジニウム)が好ましい。
9只 上記−形成[11及び[l[]においてカカルボニル基
はスルホン酸基は遊離の酸でも塩(例えばNa塩、Kj
IA、  (02H5)a NH塩、ピリジニウム塩、
アンモニウム塩等)を形成していても良い。
次に上記−形成[II]で示される化合物の具体例を示
すが、本発明はこれらによって限定される0 3 34 1 2 一般式[I]で表わされる増感色素は、好ましくはハロ
ゲン化銀1モル当り1m<1〜2Q、更に好ましくは5
11g〜1gの範囲でハロゲン化銀乳剤中に含有される
上記増感色素は、直接乳剤中へ分散することができる。
また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセトン、
水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に溶解
され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。
上記増感色素は、単独で用いてもよく、2種類以上併用
してもよい。また、一般式[I]で表わされる増感色素
以外の増感色素を組合せて用いることもできる。増感色
素を併用する場合、総量で上記含有量になることが好ま
しい。
なお、本発明に用いられる増感色素は、米国特許2,5
03,776号、英国特許742,112号、仏国特許
2065662号、特公昭40−2348号を参照して
容易に合成することができる。
一般式[■]で表わされる染料は特公昭43−355 04号、特開昭49−99620号、特開昭49−51
25号、米国特杵築2,274,782号、特開昭62
−273527号に、また中間体の2−ピラゾリン−5
−オンは特開昭62−273527号あるいはアール・
エッチ・ウィリー(R,H,Wiley) 、ビー・ウ
ィリー(P。
Wiley)著、ヘテロサイクリック・コンパウンド;
ピラゾロン、ピラゾリドン・アンドプリバチイブ(He
terocycl ic Cospounds : P
 yrazolones。
Pyrazalidenesand  [)eriva
tives)  (インターサイエンス バブリシャー
 ジョン・ウィリーアンド サンズ ニューヨーク 1
964年)等に記載された方法で合成することができる
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、前記一般
式[1r]で示される染料は、ハロゲン化銀写真感光乳
剤中に含有させてイラジェーション防止染料として用い
ることもできるし、また非感光性の親水性コロイド層中
に含有させてフィルター染料あるいはハレーション防止
染料として用いることもできる。また、使用目的により
2種以上の染料を組合せて用いてもよいし、他の染料と
組6 合せて用いてもよい。
これら染料の含有量としては、使用目的によって異なる
が、一般には感光材料上の面積1fあたり乾燥重量で1
60〜1000mgにするように塗布して用いる。
本発明に係る染料をハロゲン化銀写真感光乳剤中あるい
は、その他の親水性コロイド層中に含有させるためには
、通常の方法により容易に行うことができる。一般には
、染料または染料の有機・無機アルカリ塩の水溶液を塗
布液に添加して塗布を行ないハロゲン化銀写真感光材料
中に染料を含有させることができる。
本発明の感光材料に用いられるハロゲン化銀乳剤には、
ハロゲン化銀として、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭
化銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用さ
れる任意のものを用いる事ができるが、塩化銀を50モ
ル%以上含むことが好ましく、粒径は0.2μ園以上、
0.5μ−以下が好ましい。また乳剤層側のゼラチン量
は2.8 Q/V以下、好ましくは2.5 Q/f以下
である。
ハロゲン化銀粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法
のいずれで得られたものでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であっても
よく、潜像が主として表面に形成されるような粒子であ
っても、また主として粒子内部に形成されるような粒子
でもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができる。好ましい1つの例は、(100)面
を結晶表面として有する立方体である。
又、米国特許4.183.756号、同4,225,6
66号、特開昭55−26589号、特公昭55−42
737号等の明細書や、ザ・ジャーナル・オブ・フォト
グラフィック・サイエンス(J、 Photor 、 
5ci) 、 21.39(1973)等の文献に記載
された方法により、8面体、14面体、12面体等の形
状を有する粒子をつくり、これを用いることもできる。
更に、双晶面を有する粒子を用いてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。
又、いかなる粒子サイズ分布を持つものを用いてもよく
、粒子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)を
用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散乳
剤と称する。)を単独又は数種類混合してもよい。又、
多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。
本発明においては、単分散乳剤が好ましい。単分散乳剤
中の単分散のハロゲン化銀粒子としては、平均粒径「を
中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀重
量が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上であるもの
が好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好ましく
は80%以上である。
ここに平均粒径rは、粒径riを有する粒子の頻度ni
とri3との積nix ri3が最大となるときの粒径
riと定義する。
(有効数字3桁、最小桁数字は四捨五入する。)ここで
言う粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子9 の場合は、その直径、又球状以外の形状の粒子の場合は
、その投影像を同面積の円像に換算した時の直径である
粒径は例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍から5万倍に
拡大して撮影し、そのプリント上の粒子直径又は投影時
の面積を実測することによって得られることができる。
(測定粒子個数は無差別に1000個以上ある事とする
。) 本発明において特に好ましい高度の単分散乳剤は によって定義した単分散度が20以下のものであり、更
に好ましくは15以下のものである。
ここに平均粒径及び粒径標準偏差は前記定義のriから
求めるものとする。単分散乳剤は特開昭54−4852
1号、同58−49938号及び同60−122935
号公報等を参考にして得ることができる。
感光性ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行わないで、い
わゆる未後熟(P rtmitive)乳剤のまま0 用いることもできるが、通常は化学増感される。
化学増感のためには、前記G 1afkides又はZ
elikmanらの著書、或いはH、F rieser
編デイ・グルンドラーゲン・デル・フォトグラフィジエ
ン・プロツエセ・ミツト・ジルベルハロゲニーデン(D
ie  Grundlagen der photog
raphischenP rozesse ll1t 
Silberhalogeniden、 A kade
mic−che Verlagsgesellscha
ft、 1968)に記載の方法を用いることができる
即ち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や活性ゼ
ラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる還元増
感法、金その伯の貴金属化合物を用いる貴金属増感法を
使用することができる。本発明ではこれらの方法を併用
することができる。
又、化学増感時のDH,DAIII、温度等の条件は特
に制限はないが、I)H値としては4〜9、特に5〜8
が好ましく、llAt1値としては5〜11、特に7〜
9に保つのが好ましい。又温度としては、40〜90℃
、特に45〜75℃が好ましい。
本発明の実施に際しては、上記のような化学増感の終了
後に、例えば、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザインデン、5−メルカプト−1−フ
ェニルテトラゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール
等を始め、種々の安定剤も使用できる。更に必要であれ
ばチオエーテル等のハロゲン化銀溶剤、又はメルカプト
基含有化合物や増感色素のような晶癖コントロール剤を
用いてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒子を形成す
る過程及び/又は成長させる過程で、カドミウム塩、亜
鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩又は錯塩、ロジ
ウム塩又は錯塩、鉄塩又はlI塩を用いて金属イオンを
添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に包含させる事
ができる。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀
粒子の成長の終了後に不要な可溶性塩類を除去しても良
いし、あるいは含有させたままでもよい。該塩類を除去
する場合には、リサーチ・ディスクロジャー17643
号記載の方法に基づいて行うことができる。
本発明ではハロゲン化銀乳剤として前記乳剤を単独!用
いてもよく、2種以上の乳剤を混合して用いてもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、更に組み
合わせて用いられる増感色素には、シアニン色素、メロ
シアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシアニン色
素、ホロポーラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、ス
チリル色素及びヘミオキサノール色素等が包含される。
本発明で用いる増感色素は、通常のネガ型ハロゲン化銀
に用いられるのと同等の濃度で用いられる。lIに、ハ
ロゲン化銀乳剤の固有感度を実質的に落とさない程度の
色素濃度で用いられるのが有利である0組み合わせて増
感色素が用いられる場合、その添加量はハロゲン化銀1
モル当り約10×10″□%〜詐5X10−4モルが好
ましく、特にハロゲン化銀1モル当り約4 X 10−
5〜2×101モルの濃度で用いることが好ましい。増
感色素の岨合せは特に強色増−の目的でしばしば用いら
れる。
3 上記ハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化銀写真感光材料
の製造工程中、保存中或いは処理中の感度低下やカブリ
の発生を防ぐために種々の化合物を添加することができ
る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、親水性コロイ
ド層にフィルター染料として、あるいはイラジェーショ
ン防止、ハレーション防止その他種々の目的で水溶性染
料を含有してもよい。このような染料には、オキソノー
ル染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロシ
アニン染料、シアニン染料及びアゾ染料等が包含される
。中でもオキサノール染料、ヘミオキサノール染料及び
メロシアニン染料が有用である。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、親水性コ
ロイド層に染料や紫外線吸収剤等が包含される場合に、
それらはカチオン性ポリマー等によって媒染されていて
もよい。
又、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、写真構成層
中に米国特許3,411,911N、同3,411,9
12号、特公昭45−5331号等に記載のアルキルア
ク4 リレート系ラテックスを含むことができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、更に目的に応
じて種々のmm剤を用いることができる。
これらの1lllJ剤は、より詳しくは、リサーチディ
スクロージャー第116巻It・* 17643  (
1978年12月)及び同181響Xt・−18716
(1979年11月)に記載されており、その咳当−隋
を徴掲の表にまと添加剤梗類 1、化学増感剤 2、感度上昇剤 3、分光増感剤 強色増感剤 4、増白剤 5、かぶり防止剤 及び安定剤 6、光吸収剤、フィルター 染料、紫外線吸収剤 7、スティン防止剤 8、色素画像安定剤 9、硬膜剤 10、バインダー 11、可塑剤・W滑剤 12、塗11論剤・表面活性剤 13、スタチック防止剤 RD 17643 23頁 23へ一24頁 24頁 24〜25頁 25〜26頁 25頁右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 26〜27頁 21頁 RD 18716 648頁右欄 同上 648頁右欄〜 649頁右欄 649頁右欄 649頁右欄〜 650頁左欄 650頁左〜右欄 651頁左欄 同上 650頁右欄 同上 同上 6 本発明のハロゲン化銀写真感光林料の実施において、例
えば乳剤層その他の層は写真感光材料に通常用いられて
いる可撓性支持体の片面又は両面に塗布して構成するこ
とができる。可撓性支持体として有用なものは、硝酸セ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート等の半合成又は合成高分子からな
るフィルム、バライタ層又はα−オレフィンポリマー(
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/ブテ
ン共重合体)等を塗布又はラミネートした紙などである
。支持体は、染料や顔料を用いて着色されてもよい。遮
光の目的で黒色にしてもよい。これらの支持体の表面は
一般に、乳剤層等との接着をよくするために下塗処理さ
れる。下塗処理は、特開昭52−104913号、同5
9−18949号、同59−19940号、同59−1
8949号各公報に記載されている処理が好ましい。
支持体表面は、下塗処理の前又は後にコロナ放電、紫外
線照射、火焔処理等を施してもよい。
7 本発明のハロゲン化銀写真感光材料において、ハロゲン
化銀乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法に
より支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、
デイツプ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押
出し塗布法等を用いることができる。
本発明における現像時間が20秒以内好ましくは、15
秒以内で処理される現像・定着・水洗・乾燥工程につい
て下記に記す。
本発明に使用づる黒白現像液に用いる現像主薬には良好
な性能を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼン鎖と1−
フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せが最も好ましい
。勿論この他にp−アミノフェノール系現像主薬を含ん
でもよい。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2,3−ジクロロハイドロキノン、2,5−
ジクロロハイドロキノン、2,3−ジブロムハイドロキ
ノン、2,5−8 ジクロロハイドロキノンなどがあるが特にハイドロキノ
ンが好ましい。
本発明に用いる1−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4−ジ
メチル−3−ピラゾリドン、1フェニル−4−メチル−
4−ヒドロキシメチル3−ピラゾリドン、1−フェニル
−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンなど
がある。
本発明に用いるp−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミンフェノール、p−アミノフェ
ノール、N−(β−とドロキシエチル)−p−アミノフ
ェノール、I’m−(4−ヒト0キシフエニル)グリジ
ン、2−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジル
アミノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−p
−アミンフェノールが好ましい。
現像主薬は通常0.01モル/f〜12モル/りの量で
用いられるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤どしては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸す1〜リウム、メタ重亜硫酸カリウム
、ホルムアルデヒド臣亜硫酸すl〜ツリウムどがある。
亜硫酸塩は0.2モル/り以上、特に0.4モル/り以
上が好1ましい。また、上限は2.5モル/2までとす
るのが好ましい。
本発明に用いる現像液のpHは9から13までの範囲の
ものが好ましい。更に好ましくはl1l−110から1
2までの範囲である。
1]Hの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如き
pH調節剤を含む。
時開IIa61−2870115% (*’7酸塩)、
時開Ill 80−93439号(例えば、サッカロー
ス、アセトオキシム、5−スルホサルチル酸)、リン酸
塩、炭酸塩などの緩衡剤を用いてもよい。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエヂ
レングリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノール
の如き有機溶剤:1−フェニル−5−メルカプトテトラ
ゾール、2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スル
ホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5ニトロ
インダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチルベ
ンツトリアゾール等のベンツトリアゾール系化合物など
のカブリ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて色調
剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、特開昭56−1
06244号記載のアミノ化合物などを含んでもよい。
本発明においては環保液に銀汚れ防止剤、例えば特開昭
56−243478に記載の化合物を用いることができ
る。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号に記
載のアルカノールアミンなどのアミノ化合物を用いるこ
とができる。
この他り、F、A、メソン著[フォトグラフィック・ブ
ロモシン・ケミストリー]、フォーカル・プレス刊(1
966年)の226〜229頁、米国特許1 第2,193,015号、同2,592,364号、特
開昭48−64933号などに記載のものを用いてもよ
い。
[実施例] 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
により限定されるものではない。
実施例1 ゼラチン60oを水で溶解し、その中に表1で示す染料
を2.Ogそれぞれ添加した。更に延展剤として1−デ
シル−2−(3−イソペンデル)サクシネート−2−ス
ルホン酸ナトリウム塩1%水溶液を40t12、硬膜剤
としてグリオキザールの4%水溶液451Q加えて全1
1ffiとした。このゼラチン含有水溶液をポリエチレ
ンテレフタレートフィルム支持体上にゼラチン付量が3
.2(1/m’になるように塗布した。一方、下記処方
により、塩臭化銀乳剤を調製した。
(乳剤層用塗布液の調製) 溶液A 水                        
   980177塩化ナトリウム         
2.0g2 ゼラチン             20 Qヘキサク
ロロイリジウム酸 カリウム塩の0.10%水溶液   2.81gへキサ
ブロモ0ジウム酸 カリウム塩の0.001%水溶液   2.5.fi溶
溶液 水                        
 380 vl塩化ナトリウム          3
81J臭化カリウム           4247溶
液C 水                        
 3801β硝酸銀             170
g40℃に保温された上記溶液中に、pHを3.1)A
(lを1.7に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同時
に関数的に80分間に亙って加え、更に5分間撹拌し続
けた後、炭酸ナトリウム水溶液でDHを5.6に調整し
、通常の脱塩、水洗工程を経て、5001ρの水と30
oのゼラチンを加えて、50℃で30分間分散させる。
これによって塩化銀62モル%、臭化銀38モ唾 ル%、平均粒径0.26μ11立方晶粒子の乳剤を得た
。この乳剤を金増感及びイオウ増感したのち、ハロゲン
化銀1モル当り4、−ヒドロキシ−6−メチル−1,3
,3a、7−チトラザインデンを1.511 、1−フ
ェニル−5−メルカプトテトラゾールを0.2g添加し
分割し、表1に示す増感色素の0.1%メタノール溶液
をハロゲン化銀1モル当り50iN加え、カブリ防止剤
としてハイドロキノンの10%メタノール溶液を50m
Q、延展剤として20%サポニン水溶液を191112
、増粘剤としてスチレン−マレイン酸共重合体の4%水
溶液を501f11アクリル酸エチルの高分子ポリマー
ラテックスを30a添加し、硬膜剤として1−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロトリアジンナトリウム塩1%水溶
液201Qとボルフ924%水WI液101gを加えて
撹拌し、前記フィルム上のゼラチン塗布面とは反対の面
に塗設した。更にその上に保II層として、ゼラチンと
1−デシル−2−(3−イソペンチル)サクシネート−
2−スルホン酸ナトリウム塩を含む水溶液を塗布した。
4 このように作製したフィルムは、下記の処理を行った。
現像液処方 純水(イオン交換水)      約80(hffi亜
硫酸カリウム           60 (1工チレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム塩2g水酸化カリウム 
         10.505−メチルベンゾトリア
ゾール    300+agジエチレングリコール  
      25 (11−フェニル−4,4−ジメチ
ル− 3−ピラゾリジノン         300mg1−
フェニル−5−メルカプトテトラ ゾール               60mg臭化カ
リウム           3.5gハイドロキノン
           200炭酸カリウム     
       159純水(イオン交換水)を加えてi
、oooIQに仕上げる。
現像液のpHは約10.8であった。
定JLL性方 5 (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5%W/V亜硫酸す]・
リウム 酢酸ナトリウム・3水塩 II酸 クエン酸ナトリウム・2水塩 酢酸(90%w/w水溶液) (組成り) 純水(イオン交換水) 酢1l(so%w/w水溶液) 硫酸アルミニウム 水溶液) 40− 70 6.5g g g 13.6d 7i12 4.1 g (Af203換算含量が8.1%w/w (7)水溶液
)26.50 使用時に水500d中に上記組成A1組成りの順に溶か
し、11に仕上げて用いた。この定着液の6 比較色素 比較染料 上記処理を行ない写真特性を評価した。ただし、経時安
定性の評価は以下の方法によった。すなわち、二分した
一半を23℃相対湿度48%で調湿後、ポリ酢酸ビニル
(厚さ 100μ園)でラミネート加工した防湿剤で密
封包装し、55℃相対湿度50%の恒温器で72時間加
熱処理した。即日および経時劣化試料を光学クサビ及び
680nmの干渉フィルターを通してキセノンフラッシ
ュで10−5秒の閃光露光した後、自動現像機としてコ
ニカA−トマチックブロセッ勺−GR−26SR(コカ
株式会社製)、現像液として前記の現像液と定着液を用
いて現像処理を行い、評価した。また。
残色評価用として、未露光の試料も同様に処理した。な
お処理条件は、現像が38℃12秒、定着が約38℃1
0秒、水洗は常温で10秒、乾燥温度が約40℃でDr
y to Dry45秒であった。
結果を表1に示す。ただし写真感度は試料No。
9の感度を100とした時の相対感度で示した。また、
露光をかけずに処理をした試料については、残色を目視
評価し、5段階評価を行い「5」は無色、「1」は強い
青色系の残色を示した。「3」を下回る残色は、−′殻
内な使用に耐えないレベルである。
表1に示すように、本発明の試料は感度、残色ともに良
好で、かつ経時での性能の劣化が少ないことがわかる。
9 0 実施例−2 実施例1と同様にして、塩臭化銀乳剤(臭化銀35モル
%、塩化銀65モル%、平均粒径0.27μ■の立方体
粒子)を得た。
クエン酸1%の水溶液を10mg、塩化ナトリウム5%
の水溶液を101g加えて、pl−15,5、oAa7
に調整した乳剤に、チオli![ナトリウム0.1%の
水溶液を10顧及び0.2%の塩化金酸水溶液7112
を加えて57℃で熟成して最高感度にする。
上記乳剤を分割して、それぞれに表2に示す本発明およ
び比較の増感色素の0.1%メタノール溶液をハロゲン
化銀1モル当り501g加え、それぞれにカブリ防止剤
として1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールの0
.5%溶液を25i1!、安定剤として4−ヒドロキシ
−6−メチル1,3゜3a、7−チトラザインデンの1
%溶液180nR1及びゼラチンの10%水溶液300
 vQを加え熟成を停止させた。これらに塗布助剤とし
て、10%のトリーミープロピルナフタレンスルホン酸
ナトリウム塩水溶液を151g、増粘剤としてスチレン
マレイン酸共重合体の4%水溶液を5On+2、アクリ
ル酸ブチルの高分子ポリマーラテックスを300、安定
剤としてハイドロキノンの20%水溶液を20m1!、
臭化カリウムの10%水溶液を201g添加撹拌し、硬
膜剤としてテトラキス(ビニルスルホニルメチル)メタ
ンとタウリンカリウム塩の1 :  0.25モル反応
生成物をゼラチン1g当り50raa添加し、油溶性蛍
光増白剤乳化分散物を蛍光増白剤付量として15 mQ
/ v’になるように添加し、クエン酸でpi−1= 
5.6に調整して、乳剤層用塗布液を調整した。
(ハレーション防止層用塗布液の調製)ゼラチン40g
の水溶液に、族2記載の染料を付量が20011!+/
 fになるように加え、更に下記に示す油溶性蛍光増白
剤乳化分散物を蛍光増白剤付量としてIEl!It/f
になるように添加し、増粘剤としてスチレン−マレイン
酸共重合体の4%水溶液を15顧加えて、ハレーション
防止層用塗布液を調製した。
(保護層用塗布液の調製〉 ゼラチン水溶液中に、塗布助剤として2−スルホコハク
酸ビス(2−エチルヘキシル)エステルナトリウム塩を
3011(1/i’、マット剤として平均粒径4μmの
ポリメチルメタクリレートを40111(1/f、含弗
素界面活性剤として下記(S)の化合物を30 No/
 v’ 、硬膜剤としてホルマリンをゼラチン1g当り
10m1g添加し、保護層用塗布液を調製した。
含弗素界面活性剤(S) Cl(2COOCI−(2(CF 2 )68Na03
S−CHCOOCH2(CF2)、H(油溶性蛍光増白
剤乳化分散物の調製)下記油溶性蛍光増白剤(F ) 
 5.0(Iをクレジルフェニルホスフェート 100
nと酢酸エチル1oo12の混合溶液に溶解し、この溶
液余聞をトリプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム
塩を3g含む12%ゼラチン水溶液15001Qと混合
し、超音波分散により乳化分散した後、アクリル酸ブチ
ルポリマーラテックスを固型分として10(+加えて油
溶3 性蛍光増白剤の乳化分散物を調製した。
蛍光増白剤(F) (試料の調製及び評価) このようにして調製されたハレーション防止層用塗布液
、乳剤層用塗布液、及び保護層用塗布液を、親水性コロ
イドバッキング層と下塗層を有し、二酸化チタンを15
wt%含有する厚さ110μmのポリエチレンコート紙
上に同時3層塗布した。得られた試料の塗布銀量は1−
4Q/v’、ゼラチン塗布量はハレーション防止層が1
.4Q/i’、乳剤層が1.4 Q/f 、保護層が0
.9g/n’であった。
得られた試料1′〜10’ を、それぞれ二分し、−半
はそのまま、他の一半は経時安定性をみるため、ポリエ
チレン製の袋に入れ、更に紙製の袋で包装した後、55
℃相対湿度50%の恒温器で72時間加熱処理して実施
例1と同様に写真特性を評価した。また残色評価は、実
施例1と同様の4 評価基準に従った。
得られた結果を表2に示す。なお感度は、濃度1.0を
与えるのに必要な露光量の逆数で、試料N 0.9 ’
 の感度を100とした相対値である。
表2の結果より明らかなように、本発明に属する試料は
感度、残色とも良好で、かつ経時での性能の劣化が少な
いことがわかる。
[発明の効果] 以上詳細に説明した通り、本発明により、高感度で残色
が少なく、しかも保存期間中における性能の劣化が極め
て少ない、赤色増感されたハロゲン化銀写真感光材料を
提供することが出来た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に、少なくとも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤
    層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該感光
    性ハロゲン化銀乳剤層が下記一般式[ I ]から選ばれ
    る少なくとも1種の増感色素により分光増感され、かつ
    下記一般式[II]で表される染料を少なくとも1種含有
    した親水性コロイド層を少なくとも1層有することを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [但し、上記一般式[ I ]中、Y_1及びY_2は、
    各々5員環及び/または6員環の含窒素複素環を形成す
    るに必要な原子群を表す。R_1及びR_2は、各々飽
    和または不飽和脂訪族基を表す。Q_1とQ_2は、4
    −チアゾリジノン、4−オキサゾリジノン、4−イミダ
    ゾリジノン、5−チアゾリジノン、5−オキサゾリジノ
    ン或は5−イミダゾリジノン環を形成するに必要な原子
    群を表す。L_1、L_2及びL_3は、メチン基、置
    換メチン基、(▲数式、化学式、表等があります▼、こ
    こにR_3はエチル基、メチル基、エトキシ基またはア
    リール基を示す)を表す。 X_1^■は、アニオンを表す。n_1、n_2は、0
    〜3の整数を表す。] 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_4及びR_6は各々少なくとも1つのスルホ
    ン酸基又はカルボン酸基を有するアルキル基、アラルキ
    ル基、アリール基又は複素環基を表わし、スルホン酸基
    又はカルボン酸基は2価の連結基を介してアルキル基、
    アラルキル基、アリール基又は複素環基に結合してもよ
    い。R_5及びR_7は各々−COR_8、−SO_2
    R_8、−SOR_8又は−SO_2NR_9R_1_
    0を表わし(但し、R_8はアルキル基、アラルキル基
    又はアリール基を表わし、R_9、R_1_0は各々水
    素原子、アルキル基、アラルキル基又はアリール基を表
    わし、R_9とR_1_0は連結して5又は6員環を形
    成していてもよい。)、L_4、L_5、L_6、L_
    7及びL_8は各々メチン基、置換メチン基を表わし、
    M^■は水素原子又はその他のカチオンを表わす。
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