JPH03150141A - 両歯歯付ベルトの製造方法 - Google Patents
両歯歯付ベルトの製造方法Info
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- JPH03150141A JPH03150141A JP28881789A JP28881789A JPH03150141A JP H03150141 A JPH03150141 A JP H03150141A JP 28881789 A JP28881789 A JP 28881789A JP 28881789 A JP28881789 A JP 28881789A JP H03150141 A JPH03150141 A JP H03150141A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば自動車のエンジンに設けられる歯付ベ
ルトの製造方法に関し、特に両面に歯を形成されたベル
トの製造方法に関する。 〔従来の技術〕 歯付ベルトはブーり間の動力伝達能力が高いことから、
種々の分野において使用されており、通常内側のみに歯
を有していた。ところが近年、自動車あるいは一般産業
用機械において、多数の機器を駆動するために、内側だ
けでなく外側すなわち背面にも歯を有する両歯歯付ベル
トが用いられるようになってきている。 この両歯歯付ベルトは、例えば、両面に歯を形成された
長尺の帯状体を所定の長さに切断し、その両端の切断面
どうしを突き合わせて接着させて成形されるか、あるい
は、内側に歯を有する無端体を成形するとともに、背面
に歯を有する長尺の帯状体をその無端体の周囲長に合わ
せて切断し、これを無端体の外周面に接着するとともに
切断面どうしを接着させて成形されている。 〔−発明が解決しようとする課題〕 ところが、このように長尺の帯状体を所定の長さに切断
して両端の切断面どうしを接釡する構成によると、これ
らの切断面の形状が正確には一致していないことがあり
、このような場合、その接合部分において歯形が不揃い
になってピッチに誤差が生じ、また十分に接着させるこ
とが困難になるという問題が生じる。また、長尺の帯状
体を必要な分だけ切断する場合、最後には若干の不要な
部分が生じ、材料歩留りが良くないという問題がある。 本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
であり、全周にわたって正確な歯形を有し、製造が容易
であり、しかも材料歩留りの良い両歯歯付ベルトの製造
方法を得ることを目的としてなされたものである。 〔問題を解決するための手段〕 本発明に係る両歯歯付ベルトの製造方法は、外周面に歯
形を有する円筒状金型に、周方向に伸縮性を有する第1
の帆布を被せるとともにこの帆布の外周に第1のゴム層
を壱回する工程と、上記円筒状金型の外周に設けられた
第1の帆布および第1のゴム層を、短時間の間だけ加熱
加圧してベルト歯を予備成形する工程と、上記第1のゴ
ム層の外周に心線を巻付けるとともに第2のゴム層を巻
回して円筒体を成形する工程と、上記円筒体を上記円筒
状金型から離型するとともに、この離型された円筒体の
外周に第2の帆布を被せる工程と、上記第1の帆布、第
1のゴム層、心線、第2のゴム層および第2の帆布から
なる円筒体にプレス加工を施して上記第1および第2の
ゴム層を加硫させてベルト歯を成形する工程とを備えた
ことを特徴としている。 〔実施例〕 以下図示実施例により本発明を説明する。 第2図は両歯歯付ベル)10を示す、このベルト10は
無端状に成形され、内側のベルト歯11と外側のベルト
歯21は、それぞれ全周にわたって均一なピッチで設け
られる。また、内側のベルト歯11と外側のベル)!2
1の形状およびピッチは相互に同じである。 第3図は、両歯歯付ベルト10の断面を拡大して示した
ちのである。この両歯歯付ベルトIOは、ベルト歯11
と歯底部12から成る内側無端体13と、ベルト歯21
と歯底部22から成る外側無端体23と、これらの無端
体13.23の間に設けられた心線31とを有する。心
線31はベルトIOの長さ方向すなわち周方向に沿って
延びる。 内側ベルト歯11および外側ベルト歯21は同じ位置に
設けられ、すなわち内側の歯底部12と外側の歯底部2
2は同じ位置に形成される。内側無端体13の表面には
帆布14が、また外側無端体23の表面には帆布24が
それぞれ被覆される。 次に、両歯歯付ベル)10の製造方法および製造装置を
説明する。 まず内側無端体13の製造工程について説明する。 第4図は内側無端体13の表面に被覆される第1の帆布
14を示す、この帆布14は、ベルトの周方向に対して
伸縮性を有する布をミシン等により縫って無端状に成形
される。すなわち、ミシンによる縫製部15は帆布14
の幅方向(図中、縦方向)に延び、帆布14は、この縫
製部15に沿う方向には伸縮性を有しない、なお、ミシ
ンは通常のものでもよく、また超音波を利用したもので
もよい、図から理解されるように、製造業者名および製
造ロフト番号等の印刷文字16は帆布14の内側に位置
する。 帆布14の材料は、ナイロンからなる合成繊維であり、
耐熱性と強度に優れたものであれば、いかなるものであ
っても良い、また帆布14の織りについては、平織り、
朱子織り、綾織り、あるいはこれらの変形織りでも良い
。 無端状に成形された帆布14は、第5図に示すように、
円筒状金型40に被せられる。この円筒状金型40は、
その外周面に、軸心方向に延びるとともに相互に等間隔
に形成された多数の歯形溝41を有し、この歯形溝41
はベルト歯に対応する。 第6図は帆布14を円筒状金型40に被せた杖態を拡大
して示す、この図から理解されるように、帆布14は円
筒状金型40と略同径を有し、各溝41の間に形成され
た隆起部42の先端面に接する。一方、帆布14の縫製
部15は、円筒状金型40の溝41に合致させて配置さ
れている。 さて、円筒状金型40に被せられた帆布14には、第7
図に示すように、さらに第1のゴム層51すなわち素材
層が全周にわたって巻付けられる。 このゴム151は、円筒状金型40の溝41内に充填さ
れるのに十分な厚さを有する。すなわちゴム層51は、
実質的に内側無端体13のベルト歯11となるものであ
る。 ゴム層51の材料としては、ベルト伝動のために歯形に
剛性を持たせる必要があるので、モジユラスの高いゴム
が望ましい、このようなゴムとしては、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、クロルヒドリンゴム等が
あるが、厳しい使用に耐えるゴムとして例えば水素添加
ニトリルゴムが好ましい。 ゴム層51が巻回された円筒状金型40は、第8図に示
すように加硫缶44内に収納され、予備的な成形が行わ
れる。この予備的な成形は、加硫缶44内において加熱
加圧を行うものであるが、その処理時間は通常の加硫処
理よりも短く、加硫の程度を抑えたものである。この予
備的な成形の結果、ゴム151は円筒状金型40の溝4
1内に流動し、これにより帆布14も溝41に沿う形状
に成形されるとともにゴム層に接着され、内側のベルト
歯がほぼ成形されることなる。 第9図は、第8図に示す予備成形工程において成形され
たベルト歯11を示す、予備成形工程により、帆布14
がベルト歯11の表面に接着され、また、帆布14の縫
製部15はベルト歯11の歯先部の近傍に位置している
。これは、もし縫製部15が肉厚の薄い歯底部12に位
置すると、ベルトの使用時に水分が縫製部15からベル
ト内部に浸入し昌(、この水分によってベルトの耐久性
が損なわれることとなるからである。− 予備成形工程の後円筒状金型40は加硫缶44から取り
出され、第10図に示すように、心線31を巻付けられ
る。この図から理解されるように、円筒状金型40の外
周側においてゴム層51は、はとんど溝41(第6図)
内に移動しており、隆起部42(第6図)に対応した部
分には帆布14が現れている。 心線31は、周知のように、相互に逆向きに撚る(いわ
ゆるS撚りおよび2撚り)ことにより得られる一対の心
線からなる。また心線31は、本実施例において硝子繊
維から成形されるが、これに限定されるものではなく、
例えばアラミド繊維等の合成繊維でもよく、またアルミ
ニュウム等の金属繊維あるいはカーボン繊維でもよい。 心線31が円筒状金型40の外周面の全体にわたって巻
回されると、次に、第11図に示すように心線31の外
周側に第2のゴム層52が巻付けられる。第2のゴム層
52は、予備成形前の第1のゴム層51と実質的に同じ
厚さを有し、外側無端体23(第3図)を構成するもの
である。 第2のゴム層52は、第1のゴム層51と同じ種類のゴ
ムから成形されてもよいが、異なる種類のゴムから成形
されてもよい。 第1の帆布14、第1のゴム層51、心線31および第
2のゴム層52からなる円筒体17は、第12図に示す
ように、円筒状金型40から脱型される。そして、この
円筒体17の外周には第2の帆布18が被せられる。こ
の第2の帆布17は周方向に伸縮性を有し、第1の帆布
14と同じ材質のものでもよい。 第2の帆布17が被せられた円筒体18は、例えば第1
図に示すベルト製造装置に装着され、次に述べるように
相互に圧着されるとともに歯形を成形されて無端状のベ
ルトlOとなる。 この製造装置は、内側無端体13が巻回される一対の歯
付プーリ61.62と、第1のプレス金型71と、第2
のプレス金型72とを備える。一対の歯付プーリ61.
62は所定の間隔を置いて設けられ、これらのプーリ6
1.62の間において内側無端体13がほぼ水平になる
ように構成されている。第1のプレス金型71は、内側
無端体13の内周側に配設されるとともに昇降自在に設
けられており、また上面には、内側無端体13のベルト
歯に係合する複数(例えば、15)の成形溝73を有す
る。第2のプレス金型72は、第1のプレス金型71に
対向して配設されるとともに昇降自在に設けられており
、下面には、第1のプレス金型71と同形の複数(例え
ば、15)の成形溝74を有する。 第2のプレス金型71は、両端部に設けられた一対の固
定プレス金型部材75.76と、中央部に設けられた成
形プレス金型部材77とを備える。 これらの金型部材75.76.77は、それぞれ独立に
昇降するように構成される。固定プレス金型部材75.
76は第1のプレス金型71の両端部に対向しており、
このプレス金型71と協働して内側無端体13と第2の
ゴム層52を挟持するものである。成形プレス金型部材
77は、第1のプレス金型71と協働して、ゴム層52
を内側無端体23に圧着するとともにベルトの歯形を成
形するものである。 固定プレス金型部材75.76は、例えば内部に形成さ
れた水路に冷却水を通すことにより、常時室温に保持さ
れるように構成される。一方、成形プレス金型部材77
は、内部に加熱蒸気あるいは電気ヒータ等の加熱機構を
有しており、またその熱容量は中央部はど小さく、両端
に近づ(はど大きく定められている。すなわち、固定プ
レス金型部材75.76の近傍において、成形プレス金
型部材77の熱容量は太きく、これにより成形プレス金
型部材77の第2のゴム層52との接触面における温度
が全体にわたり均一になる。 第1のプレス金型71は、固定プレス金型部材75.7
6に対応した部位において冷却水等により冷却されて室
温に保持され、また成形プレス金型部材77に対応した
部位において、両端はど熱容置が大きくなるように加熱
される。すなわち、第1のプレス金型71の成形プレス
金型部材77に対応した部分の表面温度は全体にわたり
均一である。 第1のプレス金型71の両端部に位置する2つの成形溝
73間の距11WIは、次の(1)式に従って定められ
る。すなわち、 W1=2XgX (r−PLD値) Xn/NX(1−c) ・・・(I)ここで、
r:ベルトを円形にした時における心線31の半径、 n:成形プレス金型部をt77に係合するベルト歯の数
、 N:全てのベルト歯の数、 C:第1のプレス金型71を構成する 材料の熱膨張係数 である。 またPLD値は、本実施例の場合、第3図に示すように
心線31の中心と歯底12.22との距離である。 一方、第2のプレス金型72の両端部に位置する2つの
成形溝74間の距離W2は、次のセ)式に従って定めら
れる。すなわち、 W2=2XxX (rfPLD値) xn/Nx(1−d) ・ ・ ・セ)ここ
で、d:第2のプレス金型72を構成する材料の熱膨張
係数 である。 (1)および(2)式から理解されるように、第1およ
び第2のプレス金型71.72を同じ金属材料から構成
した場合、c=dであるので、WlとW2ば、PLD値
の分だけ異なる。つまり、第2のプレス金型72の両端
の成形溝間距HW2は、第1のプレス金型71の両端の
成形溝間距111WIよりも長く、その割合は、 W2/Wl−(r+PLD値)/(r−PLD値)であ
る。 次に第1図および第13図(a)、(b)を参照して、
内側無端体13と第2のゴ五層52の圧着および歯形の
成形を行う工程を説明する。 内側無端体13と帆布18を被覆された第2のゴム層5
2とからなる円筒体はあらかじめ一対の歯付プーリ61
.62に巻回されている。まず第■のプレス金型71が
上方へ変位してその歯溝73が内側無端体13の歯に係
合する。そして第13図(a)に示すように、固定プレ
ス金型部材75.76が下降して第2の帆布18の上か
ら第2のゴムJ!I52を押圧する。ここで、第2のプ
レス金型72の成形溝間距fillW2は第1のプレス
金型71よりも長いので、第2のゴム層52は、固定プ
レス金型部材75.76の保合により、第1および第2
のプレス金型71,72の成形溝間距離の差に対応する
分だけ伸張せしめられる。 この状態で、第13図(b)に示すように成形プレス金
型部材77が下降し、第2のゴム層52が内側無端体1
3に対して押圧される。しかして第1のプレス金型71
と成形プレス金型部材77による加熱および押圧により
、内側無端体13と第2のゴム層52のゴムが加硫して
ベルト歯が成形され、また内側無端体13の第1のゴム
層51と第2のゴム層52とが相互に圧着される。この
時、固定プレス金型部材75.76により押圧される部
分は、加熱されないのでゴムは加硫せず、ベルト歯の成
形は行われない。 次いで、成形プレス金型部材77により成形されたベル
ト歯のうち最も右側のベルト歯Rが左側の固定プレス金
型部材75の直下に位置するようにして内側無端体13
と第2のゴム層52が移動せしめられる。そして、以下
同様にして、上述のプレス工程が繰り返され、ベルト歯
が成形されるとともに、第2のゴム層52が第1のゴム
層51に圧着される。この工程の間、第2のゴム層52
は少しずつ引き延ばされる。 このようにして、外側無端体23(第3図)が成形され
、その長さは内側無端体13よりもPLD値に対応した
分だけ長くなる。したがって、全周にわたって正確な歯
形を有し、しかも残留歪みを極力抑えられた両歯歯付ベ
ルトが得られる。また、本実施例は従来のように長尺の
帯状体を所定の長さに切断して切断面どうしを接着させ
るものではなく、円筒体に成形したゴム層にプレス加工
を施してベルト歯を形成するものであるから、製造が容
易であり、また材料歩留りもよい。 なお、円筒体にベルト歯を成形するプレス工程は、本実
施例のものに限定されず、従来公知のいかなるプレス工
程を適用してもよい。
ルトの製造方法に関し、特に両面に歯を形成されたベル
トの製造方法に関する。 〔従来の技術〕 歯付ベルトはブーり間の動力伝達能力が高いことから、
種々の分野において使用されており、通常内側のみに歯
を有していた。ところが近年、自動車あるいは一般産業
用機械において、多数の機器を駆動するために、内側だ
けでなく外側すなわち背面にも歯を有する両歯歯付ベル
トが用いられるようになってきている。 この両歯歯付ベルトは、例えば、両面に歯を形成された
長尺の帯状体を所定の長さに切断し、その両端の切断面
どうしを突き合わせて接着させて成形されるか、あるい
は、内側に歯を有する無端体を成形するとともに、背面
に歯を有する長尺の帯状体をその無端体の周囲長に合わ
せて切断し、これを無端体の外周面に接着するとともに
切断面どうしを接着させて成形されている。 〔−発明が解決しようとする課題〕 ところが、このように長尺の帯状体を所定の長さに切断
して両端の切断面どうしを接釡する構成によると、これ
らの切断面の形状が正確には一致していないことがあり
、このような場合、その接合部分において歯形が不揃い
になってピッチに誤差が生じ、また十分に接着させるこ
とが困難になるという問題が生じる。また、長尺の帯状
体を必要な分だけ切断する場合、最後には若干の不要な
部分が生じ、材料歩留りが良くないという問題がある。 本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
であり、全周にわたって正確な歯形を有し、製造が容易
であり、しかも材料歩留りの良い両歯歯付ベルトの製造
方法を得ることを目的としてなされたものである。 〔問題を解決するための手段〕 本発明に係る両歯歯付ベルトの製造方法は、外周面に歯
形を有する円筒状金型に、周方向に伸縮性を有する第1
の帆布を被せるとともにこの帆布の外周に第1のゴム層
を壱回する工程と、上記円筒状金型の外周に設けられた
第1の帆布および第1のゴム層を、短時間の間だけ加熱
加圧してベルト歯を予備成形する工程と、上記第1のゴ
ム層の外周に心線を巻付けるとともに第2のゴム層を巻
回して円筒体を成形する工程と、上記円筒体を上記円筒
状金型から離型するとともに、この離型された円筒体の
外周に第2の帆布を被せる工程と、上記第1の帆布、第
1のゴム層、心線、第2のゴム層および第2の帆布から
なる円筒体にプレス加工を施して上記第1および第2の
ゴム層を加硫させてベルト歯を成形する工程とを備えた
ことを特徴としている。 〔実施例〕 以下図示実施例により本発明を説明する。 第2図は両歯歯付ベル)10を示す、このベルト10は
無端状に成形され、内側のベルト歯11と外側のベルト
歯21は、それぞれ全周にわたって均一なピッチで設け
られる。また、内側のベルト歯11と外側のベル)!2
1の形状およびピッチは相互に同じである。 第3図は、両歯歯付ベルト10の断面を拡大して示した
ちのである。この両歯歯付ベルトIOは、ベルト歯11
と歯底部12から成る内側無端体13と、ベルト歯21
と歯底部22から成る外側無端体23と、これらの無端
体13.23の間に設けられた心線31とを有する。心
線31はベルトIOの長さ方向すなわち周方向に沿って
延びる。 内側ベルト歯11および外側ベルト歯21は同じ位置に
設けられ、すなわち内側の歯底部12と外側の歯底部2
2は同じ位置に形成される。内側無端体13の表面には
帆布14が、また外側無端体23の表面には帆布24が
それぞれ被覆される。 次に、両歯歯付ベル)10の製造方法および製造装置を
説明する。 まず内側無端体13の製造工程について説明する。 第4図は内側無端体13の表面に被覆される第1の帆布
14を示す、この帆布14は、ベルトの周方向に対して
伸縮性を有する布をミシン等により縫って無端状に成形
される。すなわち、ミシンによる縫製部15は帆布14
の幅方向(図中、縦方向)に延び、帆布14は、この縫
製部15に沿う方向には伸縮性を有しない、なお、ミシ
ンは通常のものでもよく、また超音波を利用したもので
もよい、図から理解されるように、製造業者名および製
造ロフト番号等の印刷文字16は帆布14の内側に位置
する。 帆布14の材料は、ナイロンからなる合成繊維であり、
耐熱性と強度に優れたものであれば、いかなるものであ
っても良い、また帆布14の織りについては、平織り、
朱子織り、綾織り、あるいはこれらの変形織りでも良い
。 無端状に成形された帆布14は、第5図に示すように、
円筒状金型40に被せられる。この円筒状金型40は、
その外周面に、軸心方向に延びるとともに相互に等間隔
に形成された多数の歯形溝41を有し、この歯形溝41
はベルト歯に対応する。 第6図は帆布14を円筒状金型40に被せた杖態を拡大
して示す、この図から理解されるように、帆布14は円
筒状金型40と略同径を有し、各溝41の間に形成され
た隆起部42の先端面に接する。一方、帆布14の縫製
部15は、円筒状金型40の溝41に合致させて配置さ
れている。 さて、円筒状金型40に被せられた帆布14には、第7
図に示すように、さらに第1のゴム層51すなわち素材
層が全周にわたって巻付けられる。 このゴム151は、円筒状金型40の溝41内に充填さ
れるのに十分な厚さを有する。すなわちゴム層51は、
実質的に内側無端体13のベルト歯11となるものであ
る。 ゴム層51の材料としては、ベルト伝動のために歯形に
剛性を持たせる必要があるので、モジユラスの高いゴム
が望ましい、このようなゴムとしては、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、クロルヒドリンゴム等が
あるが、厳しい使用に耐えるゴムとして例えば水素添加
ニトリルゴムが好ましい。 ゴム層51が巻回された円筒状金型40は、第8図に示
すように加硫缶44内に収納され、予備的な成形が行わ
れる。この予備的な成形は、加硫缶44内において加熱
加圧を行うものであるが、その処理時間は通常の加硫処
理よりも短く、加硫の程度を抑えたものである。この予
備的な成形の結果、ゴム151は円筒状金型40の溝4
1内に流動し、これにより帆布14も溝41に沿う形状
に成形されるとともにゴム層に接着され、内側のベルト
歯がほぼ成形されることなる。 第9図は、第8図に示す予備成形工程において成形され
たベルト歯11を示す、予備成形工程により、帆布14
がベルト歯11の表面に接着され、また、帆布14の縫
製部15はベルト歯11の歯先部の近傍に位置している
。これは、もし縫製部15が肉厚の薄い歯底部12に位
置すると、ベルトの使用時に水分が縫製部15からベル
ト内部に浸入し昌(、この水分によってベルトの耐久性
が損なわれることとなるからである。− 予備成形工程の後円筒状金型40は加硫缶44から取り
出され、第10図に示すように、心線31を巻付けられ
る。この図から理解されるように、円筒状金型40の外
周側においてゴム層51は、はとんど溝41(第6図)
内に移動しており、隆起部42(第6図)に対応した部
分には帆布14が現れている。 心線31は、周知のように、相互に逆向きに撚る(いわ
ゆるS撚りおよび2撚り)ことにより得られる一対の心
線からなる。また心線31は、本実施例において硝子繊
維から成形されるが、これに限定されるものではなく、
例えばアラミド繊維等の合成繊維でもよく、またアルミ
ニュウム等の金属繊維あるいはカーボン繊維でもよい。 心線31が円筒状金型40の外周面の全体にわたって巻
回されると、次に、第11図に示すように心線31の外
周側に第2のゴム層52が巻付けられる。第2のゴム層
52は、予備成形前の第1のゴム層51と実質的に同じ
厚さを有し、外側無端体23(第3図)を構成するもの
である。 第2のゴム層52は、第1のゴム層51と同じ種類のゴ
ムから成形されてもよいが、異なる種類のゴムから成形
されてもよい。 第1の帆布14、第1のゴム層51、心線31および第
2のゴム層52からなる円筒体17は、第12図に示す
ように、円筒状金型40から脱型される。そして、この
円筒体17の外周には第2の帆布18が被せられる。こ
の第2の帆布17は周方向に伸縮性を有し、第1の帆布
14と同じ材質のものでもよい。 第2の帆布17が被せられた円筒体18は、例えば第1
図に示すベルト製造装置に装着され、次に述べるように
相互に圧着されるとともに歯形を成形されて無端状のベ
ルトlOとなる。 この製造装置は、内側無端体13が巻回される一対の歯
付プーリ61.62と、第1のプレス金型71と、第2
のプレス金型72とを備える。一対の歯付プーリ61.
62は所定の間隔を置いて設けられ、これらのプーリ6
1.62の間において内側無端体13がほぼ水平になる
ように構成されている。第1のプレス金型71は、内側
無端体13の内周側に配設されるとともに昇降自在に設
けられており、また上面には、内側無端体13のベルト
歯に係合する複数(例えば、15)の成形溝73を有す
る。第2のプレス金型72は、第1のプレス金型71に
対向して配設されるとともに昇降自在に設けられており
、下面には、第1のプレス金型71と同形の複数(例え
ば、15)の成形溝74を有する。 第2のプレス金型71は、両端部に設けられた一対の固
定プレス金型部材75.76と、中央部に設けられた成
形プレス金型部材77とを備える。 これらの金型部材75.76.77は、それぞれ独立に
昇降するように構成される。固定プレス金型部材75.
76は第1のプレス金型71の両端部に対向しており、
このプレス金型71と協働して内側無端体13と第2の
ゴム層52を挟持するものである。成形プレス金型部材
77は、第1のプレス金型71と協働して、ゴム層52
を内側無端体23に圧着するとともにベルトの歯形を成
形するものである。 固定プレス金型部材75.76は、例えば内部に形成さ
れた水路に冷却水を通すことにより、常時室温に保持さ
れるように構成される。一方、成形プレス金型部材77
は、内部に加熱蒸気あるいは電気ヒータ等の加熱機構を
有しており、またその熱容量は中央部はど小さく、両端
に近づ(はど大きく定められている。すなわち、固定プ
レス金型部材75.76の近傍において、成形プレス金
型部材77の熱容量は太きく、これにより成形プレス金
型部材77の第2のゴム層52との接触面における温度
が全体にわたり均一になる。 第1のプレス金型71は、固定プレス金型部材75.7
6に対応した部位において冷却水等により冷却されて室
温に保持され、また成形プレス金型部材77に対応した
部位において、両端はど熱容置が大きくなるように加熱
される。すなわち、第1のプレス金型71の成形プレス
金型部材77に対応した部分の表面温度は全体にわたり
均一である。 第1のプレス金型71の両端部に位置する2つの成形溝
73間の距11WIは、次の(1)式に従って定められ
る。すなわち、 W1=2XgX (r−PLD値) Xn/NX(1−c) ・・・(I)ここで、
r:ベルトを円形にした時における心線31の半径、 n:成形プレス金型部をt77に係合するベルト歯の数
、 N:全てのベルト歯の数、 C:第1のプレス金型71を構成する 材料の熱膨張係数 である。 またPLD値は、本実施例の場合、第3図に示すように
心線31の中心と歯底12.22との距離である。 一方、第2のプレス金型72の両端部に位置する2つの
成形溝74間の距離W2は、次のセ)式に従って定めら
れる。すなわち、 W2=2XxX (rfPLD値) xn/Nx(1−d) ・ ・ ・セ)ここ
で、d:第2のプレス金型72を構成する材料の熱膨張
係数 である。 (1)および(2)式から理解されるように、第1およ
び第2のプレス金型71.72を同じ金属材料から構成
した場合、c=dであるので、WlとW2ば、PLD値
の分だけ異なる。つまり、第2のプレス金型72の両端
の成形溝間距HW2は、第1のプレス金型71の両端の
成形溝間距111WIよりも長く、その割合は、 W2/Wl−(r+PLD値)/(r−PLD値)であ
る。 次に第1図および第13図(a)、(b)を参照して、
内側無端体13と第2のゴ五層52の圧着および歯形の
成形を行う工程を説明する。 内側無端体13と帆布18を被覆された第2のゴム層5
2とからなる円筒体はあらかじめ一対の歯付プーリ61
.62に巻回されている。まず第■のプレス金型71が
上方へ変位してその歯溝73が内側無端体13の歯に係
合する。そして第13図(a)に示すように、固定プレ
ス金型部材75.76が下降して第2の帆布18の上か
ら第2のゴムJ!I52を押圧する。ここで、第2のプ
レス金型72の成形溝間距fillW2は第1のプレス
金型71よりも長いので、第2のゴム層52は、固定プ
レス金型部材75.76の保合により、第1および第2
のプレス金型71,72の成形溝間距離の差に対応する
分だけ伸張せしめられる。 この状態で、第13図(b)に示すように成形プレス金
型部材77が下降し、第2のゴム層52が内側無端体1
3に対して押圧される。しかして第1のプレス金型71
と成形プレス金型部材77による加熱および押圧により
、内側無端体13と第2のゴム層52のゴムが加硫して
ベルト歯が成形され、また内側無端体13の第1のゴム
層51と第2のゴム層52とが相互に圧着される。この
時、固定プレス金型部材75.76により押圧される部
分は、加熱されないのでゴムは加硫せず、ベルト歯の成
形は行われない。 次いで、成形プレス金型部材77により成形されたベル
ト歯のうち最も右側のベルト歯Rが左側の固定プレス金
型部材75の直下に位置するようにして内側無端体13
と第2のゴム層52が移動せしめられる。そして、以下
同様にして、上述のプレス工程が繰り返され、ベルト歯
が成形されるとともに、第2のゴム層52が第1のゴム
層51に圧着される。この工程の間、第2のゴム層52
は少しずつ引き延ばされる。 このようにして、外側無端体23(第3図)が成形され
、その長さは内側無端体13よりもPLD値に対応した
分だけ長くなる。したがって、全周にわたって正確な歯
形を有し、しかも残留歪みを極力抑えられた両歯歯付ベ
ルトが得られる。また、本実施例は従来のように長尺の
帯状体を所定の長さに切断して切断面どうしを接着させ
るものではなく、円筒体に成形したゴム層にプレス加工
を施してベルト歯を形成するものであるから、製造が容
易であり、また材料歩留りもよい。 なお、円筒体にベルト歯を成形するプレス工程は、本実
施例のものに限定されず、従来公知のいかなるプレス工
程を適用してもよい。
以上のように本発明によれば、全周にわたって正確な歯
形を有し、製造が容易であり、しかも材料歩留りの良い
両歯歯付ベルトを得ることが可能となる。
形を有し、製造が容易であり、しかも材料歩留りの良い
両歯歯付ベルトを得ることが可能となる。
第1図は本発明の製造方法を実施するための装置の一例
を示す断面図、 第2図は両歯歯付ベルトの概略の構成を示す斜視図、 第3図は両歯歯付ベルトの要部を示す断面図、第4図は
帆布を示す斜視図、 第5図は帆布を円筒状金型に被せる工程を示す斜視図、 第6図は円筒状金型に帆布が被せられた状態を示す断面
図、 第7図は円筒状金型に第1のゴム層を壱回する工程を示
す斜視図、 第8図はゴム層を巻回された円筒状金型を加硫缶に収納
した状態を示す斜視図、 第9図は第8図の工程後におけるゴム層と帆布を示す断
面図、 第10図は円筒状金型の心線を壱目する工程を示す斜視
図、 第11図は円筒状金型に第2のゴム層を壱回する工程を
示す斜視図、 第12図は円筒状金型から内側無端体を取り出すととも
に第2の帆布を被せる工程を示す斜視図、第13図(a
)は成形プレス金型部材が下降する前を示す断面図、 第13図(b)は成形プレス金型部材が下降した後を示
す断面図である。 14・・・第1の帆布 18・・・第2の帆布 51・・・第1のゴム層 52・・・第2のゴム層 じ′マ 第1図 第2図 第3図 第5図 (/ 、4] 第9図 / 4+F 第11図 14、\11 第12図 番 第13図
を示す断面図、 第2図は両歯歯付ベルトの概略の構成を示す斜視図、 第3図は両歯歯付ベルトの要部を示す断面図、第4図は
帆布を示す斜視図、 第5図は帆布を円筒状金型に被せる工程を示す斜視図、 第6図は円筒状金型に帆布が被せられた状態を示す断面
図、 第7図は円筒状金型に第1のゴム層を壱回する工程を示
す斜視図、 第8図はゴム層を巻回された円筒状金型を加硫缶に収納
した状態を示す斜視図、 第9図は第8図の工程後におけるゴム層と帆布を示す断
面図、 第10図は円筒状金型の心線を壱目する工程を示す斜視
図、 第11図は円筒状金型に第2のゴム層を壱回する工程を
示す斜視図、 第12図は円筒状金型から内側無端体を取り出すととも
に第2の帆布を被せる工程を示す斜視図、第13図(a
)は成形プレス金型部材が下降する前を示す断面図、 第13図(b)は成形プレス金型部材が下降した後を示
す断面図である。 14・・・第1の帆布 18・・・第2の帆布 51・・・第1のゴム層 52・・・第2のゴム層 じ′マ 第1図 第2図 第3図 第5図 (/ 、4] 第9図 / 4+F 第11図 14、\11 第12図 番 第13図
Claims (1)
- (1)外周面に歯形を有する円筒状金型に、周方向に伸
縮性を有する第1の帆布を被せるとともにこの帆布の外
周に第1のゴム層を巻回する工程と、上記円筒状金型の
外周に設けられた第1の帆布および第1のゴム層を、短
時間の間だけ加熱加圧してベルト歯を予備成形する工程
と、 上記第1のゴム層の外周に心線を巻付けるとともに第2
のゴム層を巻回して円筒体を成形する工程と、 上記円筒体を上記円筒状金型から離型するとともに、こ
の離型された円筒体の外周に第2の帆布を被せる工程と
、 上記第1の帆布、第1のゴム層、心線、第2のゴム層お
よび第2の帆布からなる円筒体にプレス加工を施して上
記第1および第2のゴム層を加硫させてベルト歯を成形
する工程とを備えたことを特徴とする両歯歯付ベルトの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28881789A JPH0710567B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 両歯歯付ベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28881789A JPH0710567B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 両歯歯付ベルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03150141A true JPH03150141A (ja) | 1991-06-26 |
JPH0710567B2 JPH0710567B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=17735124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28881789A Expired - Fee Related JPH0710567B2 (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 両歯歯付ベルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710567B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000037789A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルトの製造方法 |
US8525039B2 (en) | 2007-01-30 | 2013-09-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Photosensitive glass paste and multilayer wiring chip component |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP28881789A patent/JPH0710567B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000037789A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | 歯付ベルトの製造方法 |
US8525039B2 (en) | 2007-01-30 | 2013-09-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Photosensitive glass paste and multilayer wiring chip component |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0710567B2 (ja) | 1995-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |