JPH0315001A - 複合レンズ - Google Patents

複合レンズ

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JPH0315001A
JPH0315001A JP2005235A JP523590A JPH0315001A JP H0315001 A JPH0315001 A JP H0315001A JP 2005235 A JP2005235 A JP 2005235A JP 523590 A JP523590 A JP 523590A JP H0315001 A JPH0315001 A JP H0315001A
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lenses
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Etsuzo Kurihara
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    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/022Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses lens and mount having complementary engagement means, e.g. screw/thread

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のレンズを組合わせて一体化する場合の
2個のレンズの連結構造に関し、特に少なくとも一方が
プラスチックレンズである2個のレンズを光学領域より
も外側の嵌合面で抜け滑り阻止の摩擦力が生ずる嵌合を
させ、光学領域よりも外側の光軸方向に直角な面で互い
に接触させて一体化するプラスチックレンズの連結構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来は、上述のようなプラスチックレンズの連結構造に
おいても嵌合面をガラスレンズの場合と同様、全周面か
ら成るものにしていた。
第35図は従来の連結構造の例を示すプラスチツクレン
ズ同志の複合レンズの光軸を含む面での断面図、第36
図は第35図のX−X矢視図であり、両図において1.
2はそれぞれプラスチックの射出1′ic形で形成され
たレンズ、3は両レンズ1.2の光学領域よりも外側の
光軸方向で対する接触面、4は両レンズ1.2の同じく
光学領域よりも外側の円周方向の嵌合面である。接触面
3は多くの場合光軸方向に直角な環状面であり、嵌合面
4は筒状の内面と外面である。このような複合レンズは
、多くの場合、外径が図示していないレンズ保持枠の内
径に嵌合させられ、その内径に設けた段部等とレンズ保
持枠に螺合する締付け環等とによって矢印で示したよう
に締付けられることでレンズ保持枠に保持される。
射出成形によるプラスチックレンズは、■樹脂を外周の
ゲートより注入するため真円性を得るのが容易でない、
■面積度の重視が径寸法精度のコントロールを難しくす
ると言う傾向がある、■温湿度変化lこよる寸法変化や
変形がガラスレンズに比較して大きい、■プラスチック
レンズ同志を組合わせる場合、複屈折性を考慮して適当
な周方向の位相で組合わせる必要があったりする。した
がって、これらが原因で、筒状の内面と外面を嵌合面4
とした第35.36図のようなプラスチックレンズの複
合レンズでは、嵌合間隙が大きくなり過ぎてレンズ間で
偏心ガタのある嵌合となるか、偏心ガタはないが光学領
域内にも変形の生じる無理な嵌合となるか、嵌合ができ
ないかのいずれかになり易く、偏心ガタがなくて光学領
域内に変形を生じさせることもない嵌合を得ることが難
しいと言う問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述の問題を解消するためになされt;もの
であり、プラスチックレンズ同志あるいはプラスチック
レンズとガラスレンズの組合わせにおいて偏心ガタがな
くて光学領域内に変形を生じさせることもない嵌合を容
易に得ることができるプラスチックレンズの連結構造の
提供を目的とする。
〔課題を解決するt;めの手段〕
本発明は、少なくとも一方がプラスチックレンズである
2個のレンズを光学領域よりも外側の嵌合面で抜け滑り
阻止の摩擦力が生ずる嵌合をさせ、光学領域よりも外側
の光軸方向に直角な面で互いに接触させて一体化するプ
ラスチ7クレンズの連結構造において、上記嵌合面が円
周方向を略等分する3ケ所以上の位置で同様に極部的に
接触する嵌合面であることを特徴とするプラスチックレ
ンズの連結構造にあり、この構戊によって前記目的を達
戊する。
〔作用〕
すなわち、本発明のプラスチックレンズの連結構造にお
いては、抜け滑り阻止の摩擦力が生じる嵌合面を円周方
向を略等分する3ケ所以上の位置で同様に極部的に接触
する嵌合面としたことにより、光学領域内に変形を及ぼ
すことなく偏心ガタをなくず抜け滑り阻止の絞め代の変
形が行われる嵌合を容易に得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図乃至第34図に示した実施例によ
って説明する。
第1図,第3図はそれぞれ本発明の連結構造の例を示す
複合レンズの光軸を含む面での断面図、第2図,第4図
はそれぞれ第1図,第3図のX−X矢視図、第5図A−
Fはそれぞれ突出部形状の例を示す光軸に直角な面での
突出部分断面図、第6図は第1図の複合レンズを組合わ
せる前の状態を示す光軸を含む面での部分断面図、第7
図は第2図の部分図、第8図と第9図、第10図と第1
1図、第l2図と第13図、第14図と第l5図、第1
6図と第17図、第20図と第21図、第27図と第2
8図、第29図と第30図、第33図と第34図はそれ
ぞれ本発明の連結溝造の他の例を示す複合レンズの允軸
から片側の光軸を含む面での断面図とX−X矢視図、第
18図,@19図はそれぞれ本発明の連結構造の他の例
を示す複合レンズの正面図、第22図,第23図はそれ
ぞれ第20図と第21図に示した連結構造の突出部形状
の例を示す部分斜視図、第24図,第25図,第26図
はそれぞれ本発明の連結構造の他の例を示す複合レンズ
の組合わせ前の斜視図、第31図,第32図は第29図
と第30図、第33図と第34図に示した連結構造に用
いられる挿入部材の例をそれぞれ示す斜視図であり、こ
れらの図においても第35図や第36図におけると同一
符号は同一機能部材乃至は同一機能部分を示している。
第1.2図あるいは第6.7図の複合レンズにおいて、
レンズlは射出戊形によるプラスチックレンズであり、
レンズ2は射出成形によるプラスチックレンズでもガラ
スレンズでもよい。そして、レンズlとレンズ2は、レ
ンズlの円筒状に張り出た部分IAの光軸方向に直角な
端面が、レンズ2の円筒状に張り出た部分2Aより外側
の光軸方向に直角な面と接触し、レンズlの円筒状に張
り出た部分IAの内径面に円周を4等分する位置で光軸
と平行に伸びるように形戊した4@所の内側突出部5の
先端面がレンズ2の円筒状に張り出た部分2Aの筒状外
周面に嵌合している。このレンズlとレンズ2の嵌合は
、互いに嵌合面4であるレンズlの内側突出部5の先端
面とレンズ2の筒状外周面とが嵌合直前の第6図にaで
示した締め代を好ましくは0〜0.3mm,特に好まし
くは0.05〜0.1mmの範囲とし、且つ嵌合後の第
7図にbで示した円周方向接触幅を好ましくは2mm以
下、特に好ましくは0.5mm以下として、全部の突起
5の円周方向接触幅合計を嵌合面の周長(この場合はレ
ンズ2の筒状外周面の周長)の好ましくは15%以下、
特に好ましくは5%以下とするように行う。
この条件を満足させるプラスチックレンズl.Fは面精
度を重視するようにしても比較的容易に得ることができ
、この条件を満足するレンズ1.2によれば、偏心ガタ
の生ずることがなく、嵌金時の締め代aによる変形を突
出部5と突出部5を有する筒状張り出し部分IA内に留
めて光学領域内に変形を及ぼさせることがないように組
合わせることも、さらに、レンズ1.2が共にプラスチ
ノクレンズのような場合は、複屈折性を考慮してその影
響が最も打ち消されるような両レンズ1.2の光軸周り
相対的位置を選ぶように組合わせることもできて、性能
の優れた複合レンズを得ることができる。
これに対して、グラスチックレンズlの突出部5が円周
を等分する位置から明らかに外れた位置に設けられてい
ると、レンズ1.2間で偏心が生じ易くなる。また、締
め代aが負すなわち隙間になると、レンズ1.2間で偏
心が生じ易くなったり、偏心ガタが生じ易くなったりす
るし、逆に締め代aが0.3mmより大になると、嵌金
時の締め代aによる変形を突出部5や突出部5を有する
筒状張り出し部分で吸収し切れなくなって、変形が光学
領域内に及び易くなる。偏心や偏心ガタを生じさせない
上で、締め代aを0.05〜0.1mmの範囲とするこ
とが特に好ましい。また、突出部5の円周方向接触輻b
が2mmより大きくなったり、全部の突出部5の接触幅
bの合計が嵌合面の周長の15%を越すようになると、
締め代aの上限を0.3mmよりはずっと小さくしない
ことには締め代aによる変形の影響が光学面側に現れ易
くなるし、それを避けるように締め代aの上限を小さく
すれば、面精度を重視して締め代aが上@を満足するプ
ラスチックレンズを得ることが困難になる。突出部5や
突出部5を有する筒状張り出し部分IAで締め代aによ
る変形をよく吸収させる上で、接触幅bを0.5mm以
下、その合計を嵌合面周長の5%以下とするのが特に好
ましい。
プラスチックレンズlの突出部5を設ける位置は、図示
例の4等分位置に限らず、3等分位置または5以上の等
分位置でもよい。しかし、外周の1箇所のゲートから樹
脂を注入してプラスチックレンズを形戊する場合、ゲー
トのある方向のレンズ直径寸法とそれに直角の方向の直
径寸法との間に差が生じ易いから、突出部5を偶数等分
位置に設けて、樹脂注入ゲートを隣り合う突出部5の中
央位置に設けるようにするのが、各突出部5の締め代a
を均一にする上で好ましい。そして、突出部5の配設位
置が多くなり過ぎても型の製作が面倒になるから、10
等分以下が好ましく、図示例の4等分程度が特に好まし
い。
突出部5の形状は、第2図や第7図に示した断面形状す
なわち第5図Aに示した台形の断面形状のもののほか、
第5図B−Fに示したような断面形状のものでもよく、
要は嵌合時に0〜0.3mmの締め代aをよく吸収する
ように変形して2mm以下の周方向接触IIbを与える
ものであればよい。突出部5が締め代aによる変形をよ
く吸収するためには、締め代aを別にした突出部5の高
さ、すなわち、第7図に示したレンズlの突出部5を有
する円筒状部分IAの内径d.と突出部5の先端面が係
合するレンズ2の円筒状部分2Aの外径d,との間隙g
が大なる方がよいが、大きくなり過ぎても突出部5が破
損し易くなるから、締め代aを別にした高さが内周方向
接触gbと同程度以上でbの2倍程度までの範囲にある
ようにするのが好ましい。
締め代a分だけ突出部5が弾性圧縮変形するプラスチッ
クレンズの連結構造は、上述の例のほかに、同様の形状
の突出部5をレンズの筒状外面に設けた第3.4図の例
やレンズ2の外径面に設けた第8.9図の例もある。第
3.4図の複合レンズは、レンズ2が射出成形によるプ
ラスチックレンズで、レンズlがプラスチックレンズま
たはガラスレンズであること、レンズ2の筒状張り出し
部分2Aの外面に設けた突出部5の先端面がレンズlの
筒状張り出し部分IAの内周面に嵌合することが第1.
2図の複合レンズと異なる。また、第8.9図の複合レ
ンズは、レンズ1.2が共にプラスチックレンズで、レ
ンズ2の外径面2Bに設けt;、突出部5の先端面がレ
ンズlの筒状張り出し部分IAの内周面に嵌合し、レン
ズlの筒状張り出し部分IAの付根内側部分とレンズ2
のレンズl側周縁部分にそれぞれ形威した光軸方向に直
角の接触面3が互いに接触していること、さらに、レン
ズlの筒状張り出し部分1Aのレンズ2の突出fi5よ
りも張り出た端面部分が然変形させられて突出部5の端
面を押さえるレンズ2の抜け出し防止用のまくれIBが
形威されていることが第3.4図の複合レンズと異なる
。これらの複合レンズにおいても第1.2図の複合レン
ズにおけると同様の効果が得られる。
第10.11図の複合レンズは、第1.2図の複合レン
ズのレンズlの突出部5の形状を弦状にしだものである
。この複合レンズでも第1.2図や@3,4図の複合レ
ンズと同様の効果を得ることはできるが、締め代aの増
加に対する嵌合接触面積の増加率が大きいから締め代a
が少し大きくなると光学領域に変形が及び易くなる。
以上の複合レンズの連結構造は、2個のレンズの嵌合面
の一方がプラスチックレンズの円周方向を略等分する3
ケ所以上の位置の突出部の表面であり、他方がプラスチ
ックレンズかガラスレンズの周面であるものでもある。
そして第12.13図、第14.15図、第16.17
図の複片レンズもこのような連結構造の例である。
第12.13図の複合レンズは、第3.4図の複合レン
ズと同様、レンズ2がプラスチックレンズで、レンズl
がプラスチックレンズかガラスレンズのものである。そ
して、この複合レンズはレンズlがvg3.4図のレン
ズ1と同様の形状で、レンズ2の円周方向を等分してい
る6ケ所で光軸方向に直角な接触面3の内側縁から光軸
方向と平行に張り出ている円筒状壁の一部のような片持
梁状突出部5の外側上面が、レンズlの円筒状張り出し
部分IAの内周面に、抜け滑り阻止の摩擦力が生ずるよ
うに嵌合し、両レンズ1.2の光軸方向に直角の接触面
3が接触していることにより一体化している。この連結
構造においては、嵌合面間の接圧が主として片持梁状突
出部5の弾性曲げ変形に基づくものであるから、突出部
5の根本部で接圧が大きくなり過ぎたり、先端部で接触
が離れたりすることが起こり易いと言う問題があり、そ
の点が第11図までの例の嵌合面間の接圧が突出部5の
弾性圧縮変形によって生ずる連結構造とは異なる.この
連結構造においても前記目的を達或することはできる。
なお、第13図に示しているレンズ2の突出部5間の突
出部5よりも肉厚が厚くて外径が小さい円筒状壁の一部
のような広幅突出部6は、レンズ2単独のときやレンズ
lと組合わせるときに突出部5が大きく変形させられた
りして損傷することのないように、突出部5を保護する
ためのものであって、複合レンズになったときには殆ど
役割が終了しているものである。
*.14.15図の複合レンズは、レンズ1.2の嵌合
面4を光軸中心のテーパー面としたこと、および突出部
5を保護するための突出部を設けていないことが第12
.13図の複合レンズと異なり、嵌合面4をテーパー面
としたことで第12.13図の複合レンズの突出部5の
先端部が接触から離れ易いと言う問題を軽減するように
したものである。しかし反面、この複合レンズにおいて
は、光軸方向で対する接触面3を接触させるのにこれま
での複合レンズよりも精度を必要とする。
第16.17図の複合レンズは、嵌合面4をねじ面とし
たこと、そのためレンズlもプラスチックレンズとした
ことが第12.13図の複合レンズと異なり、嵌合面4
をねじ面としたことで第12.13図の連結構造におけ
る問題を解消するようにしl;ものである。しかし、こ
の複合レンズにおいては、レンズ1,2の生産コストが
高く付くと言う問題がある。
以上の複合レンズの連結構造は2個のレンズの嵌合面の
一方に筒状内.外面、テーパー面あるいはねじ面と言っ
た周面を用いているが、その代わりに周面に対して傾斜
しているカム面を用いるようにしたのが第18図および
第19図の複合レンズの連結構造である。第18図の複
合レンズはレンズlの円筒状の張り出し部分IAの内周
面にレンズ2の突出部5とそれぞれ圧接し得る周面に対
して傾斜したカム面を形成している点が$3.4図の複
合レンズと異なるものであり、第19図の複合レンズは
レンズ2の外周面まI;は円筒状の張り出し部分の外周
面にレンズlの突出部5とそれぞれ圧接し得る周面に対
して傾斜したカム面を形或している点が第1.2図の複
合レンズと異なるものである。この連結構造によっても
目的を達戊できるが、カム面を有するレンズlまたはレ
ンズ2の生産コストが嵌合面にねじ面を用いた連結構造
程ではないが高く付くと言う問題と、レンズlと2の間
に突出部5がカム面の傾斜を下るような相対回転の起こ
るのを防ぐ配慮が求められると言う問題がある。
2個のレンズの嵌合面が一方のレンズの円周方向を略等
分する3ケ所以上の位置に設けた突出部の表面と、その
突出部にそれぞれ圧接する他方のレンズの円周方向を略
等分する3ケ所以上の位置に設けた接触部の表面とから
成る連結構造の例としては、第18図と第19図の例の
ほかに、第20.21図、第24図、第25図、第26
図、vg27.28図に示した例も挙げられる。
第20.21図の複合レンズは、レンズlがプラスチッ
クレンズまたはガラスレンズで、レンズ2がプラスチッ
クレンズであり、レンズ2の光軸方向で対する接触面3
の内側縁から光軸方向に平行に張り出している円筒状外
面から第22図に示したような突出部5が円周方向を略
等分する6ケ所の位置で突出し、レンズlの円筒状張り
出し部分IAの内側にレンズ2の突出部5が左右を多少
圧縮されてそれぞれ入り込み得る角状の溝7が形或され
ていて、レンズ2の突出部5をレンズ1の@7にそれぞ
れ入り込ませて、レンズlの円筒状張り出し部分IAの
先端面の光軸方向で対する接触面3とレンズ2の接触面
3とを接触させることにょり一体化したものである。こ
の例に関しては、突出部5を第23図に示したような形
状になし得ることは勿論、レンズ1側に突出部を形成し
、レンズ2側に溝を形戒する例もある。その例の場合は
レンズlがプラスチックレンズ、レンズ2がプラスチッ
クレンズまたはガラスレンズとなる。しかし、このよう
な連結構造特に、第22図の形状の突出部5を用いる連
結構造は、突出部5を有するプラスチックレンズの生産
コストが嵌合面にねじ面を用いたプラスチックレンズの
それ以上に高くなると言う問題がある。
それに対して第24図乃至第26図の連結構造は、第2
0.21図の複合レンズのレンズ2の代わりに、突出部
5が光軸方向で対する接触面3から突出しているレンズ
2を用いることによってレンズ2の生産コストを下げら
れるようにしたものである。
このうちでは、突出部5が丸棒型の第24図の連結構造
が第23図に示した形状の突出部5を用いるようにしI
;第20.21図の連結構造と近似していて、レンズ2
の射出戒形型の製作が最も容易である。
それに対して突出s5が角型の第25図と第26図の2
!!!結構造は、突出部5と溝7の嵌合精度が悪いと光
軸と直角の方向にガタが生じて連結が離れ易かったり、
連結できなかったりし易いし、また特に第25図の連結
構造は、レンズ2の射出成形型の製作が結構面倒である
と言う問題がある。この点、突出部5およびそれが入り
込む溝7を光軸方向で対する接触面3のラジアル方向幅
の全長に亘るものとした第26図の連結構造は、第U図
までの連結構造には及ばないが、レンズ1および2の生
産コストを低くできる。
第27.28図の複合レンズは、第24図の複合レンズ
のレンズ1の代わりに、レンズ2の九棒型の突出部5が
接圧を受けながら貫通する孔8を有するレンズlを用い
て、レンズ2の突出部5をレンズlの孔に貫通させて光
軸方向で対する接触面3を接触させ、そして貫通してい
る突出部5の先端部を孔径より拡がるように加熱圧縮変
形させてレンズ1.2を分離することのないように連結
したものである。この連結構造においても孔8を有する
レンズlの生産コストを第24図や第25図したかって
第20.21図の角型の溝を有するレンズlのそれより
は低くできる。しかし、この連結構造にも、第25図や
第26図の連結構造におけると同様の、突出部5と孔8
の嵌金精度が悪いと光軸と直角の方向にガタが生じたり
、連結できなかったりし易いと言う問題がある。
以上の複合レンズの連結構造はレンズ1と2の嵌合面4
が直接接触するものであるが、第29.30図および第
33.34図の複合レンズの連結構造は、両方ともプラ
スチック製または一方がガラス製のレンズ1.2の嵌合
面4間番こ第31図や第32図に示したようなコロ状や
ポール状のプラスチック製の挿入部材9を抜け滑り阻止
の摩擦力が生ずるように嵌合させるものである。この連
結構造の場合、嵌合部に関して言えば挿入部材9がプラ
スチック製であるから、レンズ1.2は共にガラス製で
もよい訳であるが、それでは光軸方向に直角な接触面3
の接触の馴みを得にくい。
第29.30図と第33.34図の連結構造の相違は、
レンズlの円筒状張り出し部分IAの内径面およびその
内径面とは狭い間隙を隔てて対向するレンズ2の円筒状
張り出し部分2Aの外径面の円周方向を6等分する位置
に設けた嵌合面4を与える光軸方向溝71.72が挿入
部材9の半径に略等しい半径の弧状底溝か、挿入部材9
に外接する四角形の一部に略等しいV状底溝かの相違で
ある。したがって第29.30図の連結構造は第27.
28図の連結構造に嵌合条件が類似し、第33.34図
の連結構造は第24図の連結構造に嵌合条件が類似して
いる。
第31図と第32図の挿入部材9は取扱いが容易なよう
に、リテーナ一部分10によって連結されているが、1
個ずつ独立のものでもよい。
以上述べた本発明の連結構造により連結した複合レンズ
も、第35.36図の複合レンズと同様、レンズ保持枠
で保持して用いることができる。
本発明は以上述べた例に限らず、例えば第12乃至17
図に示した連結構造に関しても、突出部5がレンズ2の
光軸方向に直角な接触面3の外側縁から張り出て、突出
部5の内側面がレンズlの円筒状張り出し部分の外周面
に抜け滑り阻止の摩擦力が生ずるように嵌合する連結構
造を採り得る。但し、この連結構造による複合レンズを
上述のようなレンズ保持枠で保持する場合は、レンズ1
または2に突出部5の外径よりも大なる直径のレンズ保
持枠の内径に嵌合する咲合径部を設ける必要がある。
〔発明の効果〕
本発明のプラスチックレンズの連結構造によれば、少な
くとも一方がプラスチックレンズである2個のレンズの
組合わせにおいて、締め代の変形により偏心ガタを無く
し、しかも光学領域内に変形が及ぶことのない嵌合を容
易に得ることができるから、光軸が合致して安定した複
合レンズを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第3図はそれぞれ本発明の連結構造の例を示す
複合レンズの光軸を含む面での断面図、第2図.第4図
はそれぞれ第1図,第3図のX−X矢視図、第5図A−
Fはそれぞれ突出部形状の例を示す光軸に直角な面での
突出部分断面図、第6図は第1図の複合レンズを組合わ
せる前の状態を示す光軸を含む面での部分断面図、第7
図は第2図の部分図、第8図と第9図、第10図と第1
1図、第12図トwc13図、第14図と第15図、第
16図と第17図、第20図と第21図、第27図と第
28図、第29図と第30図、第33図と第34図はそ
れぞれ本発明の連結構造の他の例を示す複合レンズの光
軸から片側の光軸を含む面での断面図とx−x矢視図、
第18図,第19図はそれぞれ本発明の連結構造の他の
例を示す複合レンズの正面図、第22図.第23図はそ
れぞれ第20図と第21図に示した連結構造の突出部形
状の例を示す部分斜視図、第24図.第25図,第26
図はそれぞれ本発明の連結構造の他の例を示す複合レン
ズの組合わせ前の斜視図、第3l図,第32図は第29
図と第30図、第33図と第34図に示した連結構造に
用いられる挿入部材の例をそれぞれ示す斜視図、第35
図と第36図は従来の連結構造の例を示す複合レンズの
光軸方向断面図とX−X矢視図である。 1.2・・・レンズ     3・・・接触面4・・・
嵌合面 5・・・突出部 9・・・挿入部材 10・・・リテーナ一部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一方がプラスチックレンズである2個
    のレンズを光学領域よりも外側の嵌合面で抜け滑り阻止
    の摩擦力が生ずる嵌合をさせ、光学領域よりも外側の光
    軸方向に直角な面で互いに接触させて一体化するプラス
    チックレンズの連結構造において、上記嵌合面が円周方
    向を略等分する3ケ所以上の位置で同様に極部的に接触
    する嵌合面であることを特徴とするプラスチックレンズ
    の連結構造。
  2. (2)前記嵌合面が一方のプラスチックレンズの円周方
    向を略等分する3ケ所以上の位置の同じ形状の突出部の
    表面と、他方のレンズの周面とから成る特許請求の範囲
    第1項記載のプラスチックレンズの連結構造。
  3. (3)前記一方のプラスチックレンズの突出部の表面が
    テーパー面の一部であり、前記他方のレンズの周面がテ
    ーパー面である特許請求の範囲第2項記載のプラスチッ
    クレンズの連結構造。
  4. (4)前記一方のプラスチックレンズの突出部の表面が
    ねじ面の部分であり、前記他方のレンズの周面がねじ面
    である特許請求の範囲第2項記載のプラスチックレンズ
    の連結構造。
  5. (5)前記嵌合面が一方のプラスチックレンズの円周方
    向を略等分する3ケ所以上の位置の同じ形状の突出部の
    表面と、他方のレンズの円周方向を略等分する3ケ所以
    上の位置の同じ形状の周面に対して傾斜しているカム面
    とから成る特許請求の範囲第1項記載のプラスチックレ
    ンズの連結構造。
  6. (6)前記嵌合面が一方のプラスチックレンズの円周方
    向を略等分する3ケ所以上の位置の同じ形状の突出部の
    表面と、他方のレンズの円周方向を略等分する3ケ所以
    上の位置の同じ形状の光軸方向に伸びる溝または孔の内
    面とから成る特許請求の範囲第1項記載のプラスチック
    レンズの連結構造。
  7. (7)前記嵌合面が2個のレンズの間隙を距てて対向す
    る内、外周面の円周方向を略等分する3ケ所以上の位置
    の光軸方向に伸びる溝の内面と、上記対向する内、外周
    面の溝間に嵌入される挿入部材の表面とから成る特許請
    求の範囲第1項記載のプラスチックレンズの連結構造。
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