JPS638884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638884Y2 JPS638884Y2 JP1982186025U JP18602582U JPS638884Y2 JP S638884 Y2 JPS638884 Y2 JP S638884Y2 JP 1982186025 U JP1982186025 U JP 1982186025U JP 18602582 U JP18602582 U JP 18602582U JP S638884 Y2 JPS638884 Y2 JP S638884Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lenses
- inner diameter
- barrel
- optical axis
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、レンズ保持鏡筒、特に複数のレンズ
を一体的に保持するレンズ保持鏡筒に関する。
を一体的に保持するレンズ保持鏡筒に関する。
従来、この種のレンズ保持鏡筒は複数のレンズ
に対し共通の嵌合径を有しているため、各々のレ
ンズ外径差により各レンズの光軸線が不揃いとな
り、良好な光学性能が得難く、部品精度の向上、
微調整を必要とする等の欠点があつた。
に対し共通の嵌合径を有しているため、各々のレ
ンズ外径差により各レンズの光軸線が不揃いとな
り、良好な光学性能が得難く、部品精度の向上、
微調整を必要とする等の欠点があつた。
そこで、第1図はそのような従来例のレンズ保
持鏡筒の光軸上断面図を示し、L1,L2はレンズ、
1は保持鏡筒である。また、レンズL1は保持鏡
筒1の嵌合径に対しl1の間隔をもつた外径を、レ
ンズL2は同じくl2の間隔をもつた外径を有してい
るものとする。
持鏡筒の光軸上断面図を示し、L1,L2はレンズ、
1は保持鏡筒である。また、レンズL1は保持鏡
筒1の嵌合径に対しl1の間隔をもつた外径を、レ
ンズL2は同じくl2の間隔をもつた外径を有してい
るものとする。
そして、レンズL1の光軸線aとレンズL2の光
軸線bとが一致した状態が2つのレンズL1,L2
の偏心量零となり、最良の光学性能が得られるの
であるが、第1図に示す状態においては、レンズ
L1はl1/2下方向に偏心し、レンズL2はl2/2上
方向に偏心しており、レンズL1,L2の相互間で
は(l1/2+l2/2)の光軸偏心が生じているこ
とになる。
軸線bとが一致した状態が2つのレンズL1,L2
の偏心量零となり、最良の光学性能が得られるの
であるが、第1図に示す状態においては、レンズ
L1はl1/2下方向に偏心し、レンズL2はl2/2上
方向に偏心しており、レンズL1,L2の相互間で
は(l1/2+l2/2)の光軸偏心が生じているこ
とになる。
本考案は前述の従来例の欠点を除去し、鏡筒内
径部に嵌入する複数のレンズ相互の光軸偏心を簡
単な手段により少なくしたレンズ保持鏡筒を得る
ことを目的とする。
径部に嵌入する複数のレンズ相互の光軸偏心を簡
単な手段により少なくしたレンズ保持鏡筒を得る
ことを目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第2図はレンズ保持鏡筒の光軸上断面図、第3
図は第2図のA−A横断面図、第4図はレンズ保
持鏡筒の斜視図である。
図は第2図のA−A横断面図、第4図はレンズ保
持鏡筒の斜視図である。
レンズ保持鏡筒11は、プラスチツク材から成
形され、その内径部の径を保持すべきレンズL1,
L2の径より若干大径に形成されており、該内径
部には第3図及び第4図に示すように180度未満
角度内に2ケ所の凸部11a,11bを、光軸線
と平行でかつ該レンズL1,L2が周面にて接する
だけの長さと圧入される高さで鏡筒の筒状部とと
もにモールド成型により一体に設けてある。
形され、その内径部の径を保持すべきレンズL1,
L2の径より若干大径に形成されており、該内径
部には第3図及び第4図に示すように180度未満
角度内に2ケ所の凸部11a,11bを、光軸線
と平行でかつ該レンズL1,L2が周面にて接する
だけの長さと圧入される高さで鏡筒の筒状部とと
もにモールド成型により一体に設けてある。
そこで、レンズ保持鏡筒11の内径部にレンズ
L1およびL2を嵌入すると、レンズL1,L2は第3
図に示すように凸部11a,11bにより矢印B
方向に片寄せされ、凸部11a,11bの対向す
る内径部の共通の基準位置に圧着して保持され
る。したがつて、レンズL1およびL2がレンズ保
持鏡筒11に嵌入保持した状態では第2図に示す
ようにレンズL1の光軸線aとレンズL2の光軸線
bは一方向に片寄せられて位置出しをし、レンズ
相互の光軸偏心は少なくなる。
L1およびL2を嵌入すると、レンズL1,L2は第3
図に示すように凸部11a,11bにより矢印B
方向に片寄せされ、凸部11a,11bの対向す
る内径部の共通の基準位置に圧着して保持され
る。したがつて、レンズL1およびL2がレンズ保
持鏡筒11に嵌入保持した状態では第2図に示す
ようにレンズL1の光軸線aとレンズL2の光軸線
bは一方向に片寄せられて位置出しをし、レンズ
相互の光軸偏心は少なくなる。
また、レンズ保持鏡筒11をプラスチツク成形
品にすると、その内径部の凸部11a,11bを
一体成形でき、適度の弾性が得られるので、レン
ズ保持鏡筒11の内径部とレンズL1およびL2と
の嵌合保持部に遊びを有することなく一方向の片
寄せが可能となつて保持される。
品にすると、その内径部の凸部11a,11bを
一体成形でき、適度の弾性が得られるので、レン
ズ保持鏡筒11の内径部とレンズL1およびL2と
の嵌合保持部に遊びを有することなく一方向の片
寄せが可能となつて保持される。
なお、前述の実施例においては鏡筒の筒状部と
凸部とをモールド成型により一体的に作つたが両
部を別個に構成して一体的にしてもよい。すなわ
ちゴム材、プラスチツク材等の弾性を有する丸棒
または肩棒を用意し、鏡筒の筒状部内周面に、該
丸棒または角棒を光軸と平行な方向に固定するた
めのガイド溝を形成し、該ガイド溝より前記丸棒
または角棒がその約1/3〜1/4突出する程度に該ガ
イド溝に挿入固定して凸部を形成してもよい。
凸部とをモールド成型により一体的に作つたが両
部を別個に構成して一体的にしてもよい。すなわ
ちゴム材、プラスチツク材等の弾性を有する丸棒
または肩棒を用意し、鏡筒の筒状部内周面に、該
丸棒または角棒を光軸と平行な方向に固定するた
めのガイド溝を形成し、該ガイド溝より前記丸棒
または角棒がその約1/3〜1/4突出する程度に該ガ
イド溝に挿入固定して凸部を形成してもよい。
また、本考案において、第2図に示すように鏡
筒11の内径部端面に突き当たるレンズL2の胴
つき面Pを平面加工しておくと、鏡筒11の軸線
に対し、レンズL1,L2が傾斜することなく組み
込むことが可能となる。
筒11の内径部端面に突き当たるレンズL2の胴
つき面Pを平面加工しておくと、鏡筒11の軸線
に対し、レンズL1,L2が傾斜することなく組み
込むことが可能となる。
本考案は、以上説明したようにレンズ保持鏡筒
の内径部の径を保持すべき複数のレンズの径より
若干大径に形成し、該内径部に180度未満角度内
に2カ所の凸部を光軸線と平行でかつ該複数のレ
ンズが周面にて接するだけの長さと圧入される高
さで一体成形するという簡単な構造で複数のレン
ズの相互偏心を少なくして光軸を揃え、レンズ系
の性能を向上させかつ製作も安価にできるという
効果がある。
の内径部の径を保持すべき複数のレンズの径より
若干大径に形成し、該内径部に180度未満角度内
に2カ所の凸部を光軸線と平行でかつ該複数のレ
ンズが周面にて接するだけの長さと圧入される高
さで一体成形するという簡単な構造で複数のレン
ズの相互偏心を少なくして光軸を揃え、レンズ系
の性能を向上させかつ製作も安価にできるという
効果がある。
第1図は従来例のレンズ保持鏡筒の光軸上断面
図、第2図は本考案に係るレンズ保持鏡筒の光軸
上断面図、第3図は第2図のA−A横断面図、第
4図は同じくレンズ嵌入前のレンズ保持鏡筒の斜
視図である。 L1,L2…レンズ、11…レンズ保持鏡筒、1
1a,11b…凸部。
図、第2図は本考案に係るレンズ保持鏡筒の光軸
上断面図、第3図は第2図のA−A横断面図、第
4図は同じくレンズ嵌入前のレンズ保持鏡筒の斜
視図である。 L1,L2…レンズ、11…レンズ保持鏡筒、1
1a,11b…凸部。
Claims (1)
- 複数のレンズを保持するレンズ保持鏡筒におい
て、内径部の径を該複数のレンズの径より若干大
径に形成するとともに、該内径部に180度未満角
度内に2カ所の凸部を、光軸線と平行でかつ該複
数のレンズが周面にて接するだけの長さであつ
て、該複数のレンズが圧入される高さで一体成形
したことにより、該複数のレンズの各々を前記凸
部の対向する前記内径部の基準位置に圧着して位
置出しを可能としたことを特徴とするプラスチツ
ク材から成るレンズ保持鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18602582U JPS5990906U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | レンズ保持鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18602582U JPS5990906U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | レンズ保持鏡筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5990906U JPS5990906U (ja) | 1984-06-20 |
JPS638884Y2 true JPS638884Y2 (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=30401923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18602582U Granted JPS5990906U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | レンズ保持鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5990906U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105589165A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-05-18 | 弗兰克公司 | 自对准双合透镜组件 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184615A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-04-30 | Hitachi Ltd | レンズ鏡筒 |
JPS61187154A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プ・ガイド装置 |
JPH043284Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1992-02-03 | ||
US5124838A (en) * | 1989-01-31 | 1992-06-23 | Precision Optics Corporation | Optical coupler |
JP2002296475A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ支持構造 |
JP4383356B2 (ja) * | 2005-01-04 | 2009-12-16 | 株式会社デジスコドットコム | 雌カップラを備えたカメラ側アダプタ |
JP6822912B2 (ja) * | 2017-07-13 | 2021-01-27 | 京セラ株式会社 | レンズユニット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3763543A (en) * | 1970-12-15 | 1973-10-09 | Leitz Ernst Gmbh | Method of providing the cylindrical inner surface of a lens mount with rolls and lens mount provided therewith |
JPS56110913A (en) * | 1980-02-06 | 1981-09-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Axis matching method of two optical fiber |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55130311U (ja) * | 1979-02-26 | 1980-09-13 | ||
JPS57105640U (ja) * | 1980-12-22 | 1982-06-29 | ||
JPS57184927U (ja) * | 1981-05-21 | 1982-11-24 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18602582U patent/JPS5990906U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3763543A (en) * | 1970-12-15 | 1973-10-09 | Leitz Ernst Gmbh | Method of providing the cylindrical inner surface of a lens mount with rolls and lens mount provided therewith |
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CN105589165A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-05-18 | 弗兰克公司 | 自对准双合透镜组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5990906U (ja) | 1984-06-20 |
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