JP2019120725A5 - - Google Patents
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Description
前記第1調芯用突出部および前記第2調芯用突出部は断面が曲面のリブ形状であって、前記第1調芯用突出部と前記第2調芯用突出部の形状は、次の条件式
2×R2≦R1
R1:第1調芯用突出部の曲率半径
R2:第2調芯用突出部の曲率半径
を満たすことを特徴とする。
このような条件式を満たす第1調芯用突出部、第2調芯用突出部の形状とすることで、両方ともリブ形状とした場合でも、第1調芯用突出部によって決まる同心円を、所望の精度を出すことが比較的容易にできる。
2×R2≦R1
R1:第1調芯用突出部の曲率半径
R2:第2調芯用突出部の曲率半径
を満たすことを特徴とする。
このような条件式を満たす第1調芯用突出部、第2調芯用突出部の形状とすることで、両方ともリブ形状とした場合でも、第1調芯用突出部によって決まる同心円を、所望の精度を出すことが比較的容易にできる。
広角レンズ2を構成するレンズのうち、第1レンズ101は、最も物体側L1に配置される。第2レンズ102は、第1レンズ101の像側L2に位置する。第3レンズ103は、第2レンズ102の像側L2に位置する。第4レンズ104は、第3レンズ103の像側L2に位置する。第5レンズ105は、第4レンズ104の像側L2に位置する。第5レンズ105は、樹脂製のレンズホルダ110に圧入固定され更に接着剤による補強固定された状態で鏡筒3に配置される。第6レンズ106は、第5レンズ105の像側L2に位置する。第7レンズ107は、第6レンズ106の像側L2に位置する。第6レンズ106と第7レンズ107は、プラスチック(樹脂)製の接合レンズであり、射出成形により形成される際の金型のゲート口に対応する位置にゲートカット部106b、107b(Dカット部ともいう)が設けられている。具体的には、ゲートカット部106b、107bは、各レンズのフランジ部の側面に設けられている。また、図示しないが、プラスチックレンズである第2レンズ102、第3レンズ103、第4レンズ104についても、同様のゲートカット部が設けられている。また、第5レンズ105を保持する樹脂製のレンズホルダ110にも同様のゲートカット部110bが設けられている。
図3は鏡筒3の断面図であって、図3(a)が縦断面図(XZ断面図)、図3(b)は断面斜視図である。鏡筒3は、樹脂製の円筒状の玉枠であり、広角レンズ2を構成する各レンズの外周面に沿いながら、像側L2に向かって内周面60が形成されている。内周面60の像側L2側には、内周面60より小径であって第7レンズ107が収容される第7レンズ収容部69が形成されている。
また、第6レンズ106における像側L2の面の周縁に形成された平坦部106a(像側フランジ外周面の周縁領域)が、鏡筒3の像側L2において周方向内側に延びる環状の平坦部62(内周面60と第7レンズ収容部69の境界の段部)に載置される。一方、第7レンズ107は、鏡筒3に対して非接触状態にある。
このことにより、第2レンズ102、第3レンズ103、第4レンズ104、レンズホルダ110(第5レンズ105)、および第6レンズ106が、光軸L方向に位置決めされる。
ここでは、第2レンズ102、第3レンズ103、第4レンズ104、レンズホルダ110(第5レンズ105)、および第6レンズ106の挿入順の間違い防止の観点から、像側L2側のレンズほど外径が小さく、かつそれらに対応して内周面60が順に狭くなるように形成されている。
なお、調芯用突出部80は、第2〜第6レンズ収容部72〜76のいずれに形成される場合でも、基本的な構造は同一であるが、収容されるレンズの構造・形状や鏡筒3の金型部品の製造工程等によって異なってくることは当業者にとって容易に想到されるものである。以下では、図5のX1−X1断面及び図6の拡大図で示す、第4レンズ104を収容する第4レンズ収容部74に形成される調芯用突出部80について例示する。
さらに、平面C1に形成された第1調芯用突出部81には、断面が曲面C2となった第2調芯用突出部82が形成されている。すなわち、第2調芯用突出部82は、光軸L方向に平行に延びる長軸状のリブとして突出している。これら第2調芯用突出部82に、第4レンズ104が圧入され強固に保持される。
第1調芯用突出部81および第2調芯用突出部82は断面が曲面のリブ形状であって、第1調芯用突出部81と第2調芯用突出部82の形状は、次の条件式
2×R2≦R1
R1:第1調芯用突出部の曲率半径
R2:第2調芯用突出部の曲率半径
を満たすことを特徴とする。
このような条件式を満たす第1調芯用突出部81、第2調芯用突出部82の形状とすることで、両方ともリブ形状とした場合でも、第1調芯用突出部81によって決まる同心円を、所望の精度を出すことが比較的容易にできる。
2×R2≦R1
R1:第1調芯用突出部の曲率半径
R2:第2調芯用突出部の曲率半径
を満たすことを特徴とする。
このような条件式を満たす第1調芯用突出部81、第2調芯用突出部82の形状とすることで、両方ともリブ形状とした場合でも、第1調芯用突出部81によって決まる同心円を、所望の精度を出すことが比較的容易にできる。
ホルダの筒部(鏡筒3)に保持されるレンズのうち、少なくとも1枚はプラスチックレンズ(第6レンズ106、第7レンズ107)からなり、プラスチックレンズの外周面には、ゲートカット部106b、107bを備え、調芯用突出部80は12箇所以上形成されていることを特徴とする。
調芯用突出部を12個以上とすることで、圧入されるレンズにゲートカット部が備わり、その部分で調芯用突出部80が当たらない場合でも、残りの調芯用突出部80によって十分な調芯機能を作用させることができる。
調芯用突出部を12個以上とすることで、圧入されるレンズにゲートカット部が備わり、その部分で調芯用突出部80が当たらない場合でも、残りの調芯用突出部80によって十分な調芯機能を作用させることができる。
Claims (2)
- 前記第1調芯用突出部および前記第2調芯用突出部は断面が曲面のリブ形状であって、
前記第1調芯用突出部と前記第2調芯用突出部の形状は、次の条件式
2×R2≦R1
R1:第1調芯用突出部の曲率半径
R2:第2調芯用突出部の曲率半径
を満たすことを特徴とする請求項2に記載のレンズユニット。 - 前記ホルダの筒部に保持されるレンズのうち、少なくとも1枚はプラスチックレンズからなり、
前記プラスチックレンズの外周面には、ゲートカット部を備え、
前記調芯用突出部は12箇所以上形成されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のレンズユニット。
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