JP2595038Y2 - 光ファイバ心線コネクタ保持具 - Google Patents

光ファイバ心線コネクタ保持具

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JP2595038Y2
JP2595038Y2 JP1993034458U JP3445893U JP2595038Y2 JP 2595038 Y2 JP2595038 Y2 JP 2595038Y2 JP 1993034458 U JP1993034458 U JP 1993034458U JP 3445893 U JP3445893 U JP 3445893U JP 2595038 Y2 JP2595038 Y2 JP 2595038Y2
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Inventor
清 榎本
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株式会社サンコーシヤ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバ心線を相互
に接続したコネクタを固定するための光ファイバ心線コ
ネクタ保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ心線を接続するコネク
タの形状に応じて、種々の形状の光ファイバ心線コネク
タ保持具が使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】種々のコネクタの斜視
図である図5に示されているように、従来、相互に接続
する光ファイバ心線eの端部に装着されたプラグpを、
アダプターaに連結し光ファイバ心線eを接続するコネ
クタC(なお、以下においては、コネクタ一般について
言及している場合には、「コネクタC」という。)とし
ては、図5(a)に示されているような伝送機器等との
接続用として使用されているFC型コネクタCfc、図
5(b)に示されているようなワンタッチで脱着可能な
SC型コネクタCsc或いは図5(c)に示されている
ような光加入者線路等に使用されているSF型コネクタ
Csf等種々の形状のコネクタCが使用されている。従
って、このようなコネクタCをコネクタ保持具に固定す
るためには、コネクタCの形状に応じて複数のコネクタ
保持具を用意しておかなければならず経済性が悪くなる
とともに、コネクタCを変更する場合には、コネクタ保
持具の交換を行わなければならず作業が複雑化し作業性
が悪化する等の問題があった。
【0004】本考案の目的は、上記のような従来の光フ
ァイバ心線コネクタ保持具が有する課題を解決し、種々
のコネクタに対して汎用性のある光ファイバ心線コネク
タ保持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、光ファイバ心線コネクタ保持具の相対
する側壁の略中央部に略垂直状の凹状溝を設けるととも
に側壁の各内壁には大きさの異なる複数の凹部を配設
し、且つ、底部には開口部に向かって上がり階段状に段
部を配設したものである。
【0006】以下に、図1〜図5を用いて本考案の実施
例について説明するが、本考案の趣旨を越えない限り何
ら本実施例に限定されるものではない。本考案の一部欠
如した光ファイバ心線コネクタ保持具(以下、単に、
「コネクタ保持具」ともいう。)の斜視図である図1に
おいて、Hはゴム或いはプラスチック等の弾性材で形成
された略直方体状のコネクタ保持具であり、コネクタ保
持具は、ゴム或いはプラスチック等により一体的に成形
されることが好ましい。
【0007】1a,1b及び2a,2bは,それぞれ、
底部3の一方の相対する辺から略垂直状に立設された側
壁であり、側壁1a,1b及び側壁2a,2bの略中央
部には略垂直状の凹状溝4、4’が設けられている。ま
た、側壁1a,1b及び側壁2a,2bの上端部には、
それぞれ、略水平方向に延びる縁部1a’,1b’及び
縁部2a’,2b’が突設されており、縁部1a’,1
b’及び縁部2a’,2b’の凹状溝4、4’側は、幅
広のアダプターaが挿入できるように、必要に応じて、
切り欠き部1a”,1b”が配設されている。側壁1
a,1b及び側壁2a,2bが立設されていない底部3
の他方の相対する辺には側壁が設けられておらず、開口
部5、5’が形成されている。
【0008】底部3は、略垂直状の凹状溝4、4’に対
応する底部3の略中央部3aが一番低くなるように形成
されており、開口部5、5’に向かい上がり階段状に形
成されている。図1においては、開口部5に向かい上が
り階段状に3段の階段3b,3c,3d(図1において
は、階段3bは示されていない。)が、また、開口部
5’に向かい上がり階段状に3段の階段3b’,3
c’,3d’が、それぞれ、形成されている。
【0009】次に、側壁1a,1bの内壁6a,6b及
び側壁2a,2bの内壁7a,7bの構成について説明
するが、コネクタ保持具Hは略垂直状の凹状溝4、4’
を挟んで左右対象に形成されており、また、各側壁1
a,1b、2a,2bの内壁6a,6b、7a,7bも
同じ構成であるので、側壁1aの内壁6aについてのみ
説明する。内壁6aの略中央領域には、水平方向に延び
る略円筒体の一部外壁を形成する形状の中央凹部8が設
けられており、中央凹部8の開口部5側端部には、中央
凹部8に連続する中央凹部8の縦幅wより小さい縦幅
w’を有する、同じく水平方向に延びる略円筒体の一部
外壁を形成する形状の端部凹部9が形成されており、ま
た、中央凹部8の凹状溝4側端部にも同様に、中央凹部
8に連続する中央凹部8の縦幅wより小さい縦幅w”を
有する、同じく水平方向に延びる略円筒体の一部外壁を
形成する形状の端部凹部9’が形成されている。そし
て、略垂直状の凹状溝4側の端部凹部9’の縦幅w”
は、開口部5側の端部凹部9の縦幅w’より大きくなる
ように形成されている。
【0010】以下に、上述したコネクタ保持具Hの主要
な部分の寸法について、各種コネクタCがコネクタ保持
具Hに固定された状態を示す断面図である図2〜図4を
用いて説明する。図2(a)は、図5(a)に示されて
いる伝送機器等との接続用として使用されているFC型
コネクタCfcが固定されたコネクタ保持具Hの長手方
向に沿った断面図であり、図2(b)は、図2(a)の
A−A線に沿った断面図である。また、図3(a)は、
図5(b)に示されているワンタッチで脱着可能なSC
型コネクタCscが固定されたコネクタ保持具Hの長手
方向に沿った断面図であり、図3(b)は、図3(a)
のA−A線に沿った断面図である。更に、図4(a)
は、図5(c)に示されている光加入者線路等に使用さ
れているSF型コネクタCsfが固定されたコネクタ保
持具Hの長手方向に沿った断面図であり、図4(b)
は、図4(a)のA−A線に沿った断面図である。
【0011】上述した図2〜図4に示されているよう
に、略垂直状の凹状溝4、4’は、FC型コネクタCf
c及びSC型コネクタCscのアダプターaのフランジ
fが挿入可能な幅に形成されており、また、内壁6aの
中央凹部8は、FC型コネクタCfc及びSF型コネク
タCsfのプラグpの大径部jの一部が接触嵌合するよ
うな形状に形成されており、更に、側壁1a,1bの内
壁6a,6bと側壁2a,2bの内壁7a,7bとの間
隔は、図3(b)に示されているように、SC型コネク
タCscの断面方形状のプラグpの幅xに略等しくなる
ように形成されている。そして、内壁6aの端部凹部
9、9’は、それぞれ、FC型コネクタCfc及びSF
型コネクタCsfのプラグpの小径部s,s’の一部が
接触嵌合するような形状に形成されている。
【0012】なお、実施例においては、FC型コネクタ
Cfc及びSF型コネクタCsfのプラグpの略垂直状
の凹状溝4、4’側の小径部s’が、開口部5、5’側
の小径部sより大径に構成されているので、上述したよ
うに、凹状溝4側の端部凹部9’の縦幅w”が、開口部
5側の端部凹部9の縦幅w’より大きくなるように形成
されている。また、底部3の略中央部3aは、図3
(a)に示されているように、SC型コネクタCscの
アダプターaのフランジfがコネクタ保持具Hに挿着可
能なような深さに形成されており、また、各階段3b,
3c,3d、3b’,3c’,3d’は図2(a)、図
3(a)及び図4(a)に示されているように、各コネ
クタCのアダプターa及びプラグpが、それぞれ、コネ
クタ保持具Hに挿着可能なように形成されている。
【0013】なお、上述した側壁1a,1b及び側壁2
a,2bの上端部に突設された略水平方向に延びる縁部
1a’,1b’、2a’,2b’は、例えば、図3
(b)に示されているように、SC型コネクタCscの
アダプターaの上端部が係合し、確実にSC型コネクタ
Cscをコネクタ保持具Hに固定する作用をするもので
あるが、内壁6aの中央凹部8等或いはコネクタ保持具
Hの弾性によりSC型コネクタCscをコネクタ保持具
Hに確実に固定することができる場合には省略すること
もできる。
【0014】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】形状の異なる種々の光ファイバ心線を接続
するコネクタを固定することができるので、コネクタの
形状に応じて複数のコネクタ保持具を用意しておく必要
がなく経済的であるとともに、コネクタの変更の際にも
コネクタ保持具の交換を行う必要がないので作業性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の光ファイバ心線コネクタ保持具
の一部欠如部を含む斜視図である。
【図2】図2はFC型コネクタが固定された光ファイバ
心線コネクタ保持具の断面図である。
【図3】図3はSC型コネクタが固定された光ファイバ
心線コネクタ保持具の断面図である。
【図4】図4はSF型コネクタが固定された光ファイバ
心線コネクタ保持具の断面図である。
【図5】図5は各種コネクタの斜視図である。
【符号の説明】
H・・・・・・・・光ファイバ心線コネクタ保持具 C・・・・・・・・コネクタ a・・・・・・・・アダプター p・・・・・・・・プラグ 3・・・・・・・・底部 4、4’・・・・・凹状溝 5、5’・・・・・開口部 8・・・・・・・・中央凹部 9、9’・・・・・端部凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対する側壁の略中央部に略垂直状の凹状
    溝を設けるとともに側壁の各内壁には大きさの異なる複
    数の凹部を配設し、且つ、底部には開口部に向かって上
    がり階段状に段部を配設したことを特徴とする光ファイ
    バ心線コネクタ保持具。
JP1993034458U 1993-05-31 1993-05-31 光ファイバ心線コネクタ保持具 Expired - Fee Related JP2595038Y2 (ja)

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JPH0687906U JPH0687906U (ja) 1994-12-22
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