JPH0314995Y2 - - Google Patents

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JPH0314995Y2
JPH0314995Y2 JP1982173399U JP17339982U JPH0314995Y2 JP H0314995 Y2 JPH0314995 Y2 JP H0314995Y2 JP 1982173399 U JP1982173399 U JP 1982173399U JP 17339982 U JP17339982 U JP 17339982U JP H0314995 Y2 JPH0314995 Y2 JP H0314995Y2
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JP
Japan
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processing cylinder
processing
dust
plate
cylinder
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JP1982173399U
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JPS5977345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば刈取部及び脱穀部を備え、連続
的に穀稈を刈取つて脱粒するコンバイン等の脱穀
装置に関する。従来、実開昭57−155037号公報に
示す如く、扱胴後側で直交する方向に処理胴を設
ける技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、処理胴一側下面
側を揺動選別盤上面に連通開放させるものであつ
たから、処理胴に取込まれた藁は揺動選別盤に落
下した後に排出されることになり、処理胴及び揺
動選別盤上に藁が滞留して詰まり易いと共に、処
理胴下方を迂回して藁が排出されるから、下方に
落下する二番還元物の量が多くなり易い等の選別
処理上の問題があつた。
然るに、本考案は、扱胴8の後方で略直交する
方向に処理胴41を軸支させる脱穀装置におい
て、処理胴41下面側に架設させる漏下体42後
端に飛散防止板45を処理胴41軸芯より高位置
にまで延設して設けると共に、処理胴41上面側
を覆う処理室カバー44下面に塵分離板46を設
け、前記飛散防止板45と塵分離板46下端の間
を介し処理胴41後側を三番口47に開放させた
ことを特徴とする脱穀装置である。
従つて、受網後端側の穀粒回収により三番口損
失を低減させ得ると共に、塵分離板下端により処
理胴の藁連れ回りを防止し得、処理胴に取込む藁
を三番口に速やかに排出し得、三番口損失並びに
藁詰まりを防いで選別処理機能を容易に向上させ
得るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図はコンバインの側面図、第2図は同平面
図であり、図中1は走行駆動ミツシヨン2を取付
けるトラツクフレーム、3は前記トラツクフレー
ム1の両側に走行駆動スプロケツト4を介して装
設する走行クローラ、5は前記トラツクフレーム
1に支持させる機台、6は左側にフイードチエー
ン7を張設し扱胴8を内蔵する脱穀部、9は回動
支点軸10及び昇降シリンダ11を介して機台5
前方に支持させ刈刃12及び穀稈搬送機構13を
備える刈取部、14は排藁チエーン15終端を臨
ませる排藁カツター、16は排藁集束台、17は
コンバインの各部を駆動する稼動部材であるエン
ジン、18は揚穀筒19を臨ませて脱穀部6から
取出す穀粒を溜める籾タンク、20は運転席21
及び運転操作部22を備える運転台であり、サイ
ドクラツチレバー23,23と刈取り及び脱穀ク
ラツチレバー24,25を運転席21の前方に備
えると共に、運転席21の左側である運転台20
の内側方(作業者が乗降する側と反対の位置)に
走行変換レバー26を組込み、連続的に穀稈を刈
取つて脱穀するように構成する。
第3図は上記脱穀部6の断面側面図である。図
中27は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴
8を内設させる扱室、28は前記扱室27下方に
張架させる扱室受網、29は揺動リンク30等を
介して前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤
であり、前記受網28下方に位置させるフイード
パン31と、前記受網28及び排塵口32の下方
に位置させるチヤフシーブ33と、該チヤフシー
ブ33下方に位置させる選別網34とによつて前
記揺動選別盤29を構成する。
また図中35は前記選別網34方向に選別風を
送給する唐箕フアン、36は一番選別樋37に内
設していて揚穀筒19を介して籾タンク18に穀
粒を取出す一番コンベア、38は二番選別樋39
に内設していて二番還元スロワ40を介して二番
還元物を扱室27に戻す二番コンベア、41は前
記二番選別樋39上方で揺動選別盤29後端に前
記扱胴8に直交させるように機体左右に軸架させ
る処理胴、42はガイド板43,43を介して前
記処理胴41下方に張架させる処理受網、44は
前記処理胴41上部を覆う処理室カバー、45は
前記処理受網42の後端に取付ける飛散防止板、
46は前記処理胴41の後端上部に横架させる端
面円弧状の塵分離板、47は前記防止板45及び
分離板46間に形成して処理胴42を介して塵埃
及び藁屑を機外に排出する三番口、48は排藁チ
エーン15によつて搬出する排藁を案内するよう
に前記処理室カバー44上方に架設する四番樋で
あり、前記処理胴42は、中空状の横断流フアン
41aと、外周に突設させる処理歯41bとを備
えると共に、前記処理受網42に受歯42aを植
設し、処理胴41の吸入側を揺動選別盤29後端
に、また処理胴41の排出側を三番口47に連通
させる。
前記塵分離板46を処理室カバー44下面に固
定させ、処理胴41の後部上方における塵誘導仕
切部を前記塵分離板46によつて形成すると共
に、前記分離板46と同様に端面円弧状に前記カ
バー44前端部を折曲げて塵環流板49を形成
し、処理胴41の前部上方における塵誘導仕切部
を前記塵環流板49によつて構成するもので、チ
ヤフシーブ33及び此の後端の篩選別後の藁屑、
並びに一番選別樋37後端から送出される風選後
の藁屑を処理受網42に夫々取入れ、前記処理胴
41の処理胴歯41bによつて其の藁屑を再脱粒
した後、其れを三番口47から機外に放出するよ
うに形成するものである。また、第3図から明ら
かなように、扱胴8の後方で略直交する方向に処
理胴41を軸支させる脱穀装置において、処理胴
41下面側に架設させる漏下体42後端に飛散防
止板45を処理胴41軸芯より高位置にまで延設
して設けると共に、処理胴41上面側を覆う処理
室カバー44下面に塵分離板46を設け、前記飛
散防止板45と塵分離板46下端の間を介し処理
胴41後側を三番口47に開放させたものであ
る。
本考案は上記の如く構成しており、穀稈を連続
的に刈取つて脱穀する場合、上記扱室27下部の
受網28より漏下する穀粒は、フイードパン31
及びチヤフシーブ33及び選別網34を介して一
番選別樋37に落下し、一番コンベア及び揚穀筒
19を介して籾タンク18に取出される。また前
記受網28及び排塵口32より落下する藁屑は、
チヤフシーブ33上面を此の後方に送られ、処理
胴41の横断流フアン41aによつて吸排塵され
るもので、前記チヤフシーブ33後方に排出され
る藁屑並びに枝梗付穀粒は前記処理胴41外周に
導入され、前記処理胴41の処理歯41bによつ
て下方の処理受網42との間で脱粒処理され、二
番還元物である小形の藁屑が混入している穀粒が
其の受網42から二番選別樋39上面に落下し、
二番コンベア38及び二番スロワ40を介して扱
室27に戻されると共に、前記処理胴41の藁屑
を此の横断流フアン41aによつて其の藁屑を三
番口47を介して機外に放出させるもので、前記
チヤフシーブ33及び一番選別樋37の各後端か
ら処理受網42に送出する塵は、処理胴41によ
つて再脱粒後に塵分離板46の案内によつて三番
口47に送出されると共に、其の分離板46から
処理胴41上方に持廻つた塵は、塵環流板49の
案内によつて処理胴41外周に戻され、横断流フ
アン41a及び処理歯41bによつて其の塵を吸
込みまたは引掛ることによつて処理胴41排出側
に送出する一方、前記唐箕フアン35によつてチ
ヤフシーブ33後端に送られる小さな塵埃は、処
理胴41の横断流フアン41a内部を貫通し、三
番口47から機外に放出されるものである。
更に第4図は他の実施例を示すものであり、上
記実施例の端面円弧状に代え、塵環流板51の形
状を端面く形状に形成し、前記塵環流板51の上
端側を支軸51aに固定させ、其の支軸51aを
介して塵環流板51の下端側を処理胴41外周面
に接離自在に構成するもので、其の環流板51の
傾斜角を調節して処理胴41の戻り風力を変化さ
せるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、扱胴
8の後方で略直交する方向に処理胴41を軸支さ
せる脱穀装置において、処理胴41下面側に架設
させる漏下体42後端に飛散防止板45を処理胴
41軸芯より高位置にまで延設して設けると共
に、処理胴41上面側を覆う処理室カバー44下
面に塵分離板46を設け、前記飛散防止板45と
塵分離板46下端の間を介し処理胴41後側を三
番口47に開放させたもので飛散防止板45の穀
粒回収により三番口47損失を低減させることが
できると共に、塵分離板46下端により処理胴4
1の藁連れ回りを防止でき、処理胴41に取込む
藁を三番口47に速やかに排出でき、三番口47
損失並びに藁詰まりを防いで選別処理機能を容易
に向上させることができる等の実用的な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の断面
側面図、第4図は他の実施例を示す断面側面図で
ある。 8……扱胴、29……揺動選別盤、41……処
理胴、44……処理室カバー、46……塵分離板
(塵誘導仕切部)、49,51……塵環流板(塵誘
導仕切部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱胴8の後方で略直交する方向に処理胴41を
    軸支させる脱穀装置において、処理胴41下面側
    に架設させる漏下体42後端に飛散防止板45を
    処理胴41軸芯より高位置にまで延設して設ける
    と共に、処理胴41上面側を覆う処理室カバー4
    4下面に塵分離板46を設け、前記飛散防止板4
    5と塵分離板46下端の間を介し処理胴41後側
    を三番口47に開放させたことを特徴とする脱穀
    装置。
JP17339982U 1982-11-15 1982-11-15 脱穀装置 Granted JPS5977345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17339982U JPS5977345U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 脱穀装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17339982U JPS5977345U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 脱穀装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5977345U JPS5977345U (ja) 1984-05-25
JPH0314995Y2 true JPH0314995Y2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=30377753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17339982U Granted JPS5977345U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 脱穀装置

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JP (1) JPS5977345U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57155037U (ja) * 1981-03-24 1982-09-29

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JPS5977345U (ja) 1984-05-25

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