JPH03148683A - 用紙分離爪 - Google Patents

用紙分離爪

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JPH03148683A
JPH03148683A JP28820489A JP28820489A JPH03148683A JP H03148683 A JPH03148683 A JP H03148683A JP 28820489 A JP28820489 A JP 28820489A JP 28820489 A JP28820489 A JP 28820489A JP H03148683 A JPH03148683 A JP H03148683A
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亨 山中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、トナー像転写式乾式複写機(以下、PPCと
省略する)およびレーザープリンター、液晶プリンター
などのPPC方式の複写機に使用する用紙分離爪であり
、特に高温の定着ロール用に使用する刃先の鋭利性、靭
性に優れた複写機用用紙分離爪に関する。
〈従来の技術〉 複写機用用紙分離爪は形状が複雑であり、低コストを実
現するために合成樹脂の射出成形品が多く使用されてい
る。しかし、複写機用用紙分離爪の要求特性として、2
00〜230”Cの高温においても鋭利な刃先形状を保
持し、変形が生じないこと−求められるため、使用でき
る樹脂は限定される。また、定着ロール用の用紙分離爪
に関しては、トナーの付着を防止する必要があり、特開
昭54−97042号公報には、テフロンを含有した分
離爪が、特開昭5フー111569号公報あるいは特開
昭5ロー13269号公報では表面をフッ素含有垂合体
で被覆した分離爪が開示トれている。
これらの要求性能を加味し、ポリアミドイミドなどの耐
熱性樹脂をベースとした用紙分離爪、およびこれらの刃
先にフッ素樹脂系塗料をコーティングしたものなどが実
用化されており、さらに最近、特開昭63−74084
号公報や特開昭64−81980号公報にみられるよう
に、全芳香族液晶ポリエステルをベースとした複写機用
用紙分離爪が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、ポリアミドイミドからなる用紙分離爪の
場合、射出成形後150〜260℃でボストキュアを行
う必要がある上、吸水率が大きいため、高温多湿時、高
吸水状態で定着ロールに接触することにより、急激な温
度上昇が生じ、爪内部の水分が膨張して分離爪の表面が
発泡、変形するという問題点がある。
一方、溶解時に光学異方性を示ず全芳香族液晶ポリエス
テルは、高耐熱性、低吸収性であり、さらに、成形後の
ボストキュアも不要であり高い生産性が得られる点でも
優れた材料である。
しかし、全芳香族液晶ポリエステルを成形してなる用紙
分離爪は、フッ素樹脂系塗料との接着性が十分でないた
め、トナーの付着を防止する目的でフッ素樹脂系塗料を
コーティングした場合、はく離が生じやすいという新た
な問題があることがわかった。fつで、本発明は上述の
問題を解決し、耐熱性、刃先の靭性およびフッ素樹脂系
塗料との接着性に優れた複写機用用紙分離爪を得ること
を課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、
特定II laを有する液晶ポリエステルを成形してな
る複写機用用紙分離爪が優れた耐熱性を有するとともに
、フッ素樹脂系塗料との接着性に優れるため、上記課題
を解決するという目的に合致していることを見出し、本
発明に到達した。
すなわち、本発明は、 (1)下記梢達単位(I)、(II)、(III)およ
び(IV)からなり構造単位〔(I> +(II))が
〔(I)+(II)+(1))の75〜95モル%、構
造単位(1[)が〔(I)+(…)+(II) )の2
5〜5モlし%であり、構造単位(I)/(1)のモル
比が75/25〜9515である液晶ポリエステルから
なる複写機用用紙分離爪および −+o  (o)  co−)−(I)−(−0−R1
−01−(II ) −40−CH2CH2−0)    (1)−+CO−
R2−CO−)−(IV) (ただし式中のR1は、(O)(O)  (0片CH3
−9−CH3CHI    GH3入 から選ばれた1種以上の基を示す、また、式中のXは水
素原子または塩素原子を示す、)(2)第(1)項記載
の液晶ポリエステル10011量部に対して、有aB燃
剤0.2〜30重量部を含有せしめた第(1)項記載の
複写機用用紙分離爪を従供するものである。
上記llII造単位(I)は、p−し下口キシ安息香酸
から生成したポリエステルの構造単位であ)−mm単位
(II)は、4.4−ジしドロキシビフェニル、ハイド
ロキノン、2.6−ジしドロキシナフタレン、t−ブチ
ルハイドロキノン、3.3.5.5”−テトラメチル−
4,4″−ジヒドロキシビフェニルおよびフェニルハイ
ドロキノンから選ばれた1種以上の芳香族ジオールから
生成したa遣単位を、構造単位(1)はエチレングリコ
ールから生成した構造単位を、構造単位(1v)は、テ
レフタル酸、4.4′−ジフェニルジカルボン酸、2.
6−ナフタレンジカルボン酸、1.2−ビス(フェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1.2−ビス(
2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン
酸および4,4′−ジフェニルエーテルジカルボン酸か
ら選ばれた1種以上の芳香族ジカルボン酸から生成した
′#A3f!単位を各々示す。
これらのうちR1としては (O)(O>−が、R2と
しては−<0.>−が最も好ましい。
上記構造単位(I)〜(mV)のうち、構造単位〔(I
)+(II)3は、〔(I)→−(■)+(璽)〕の7
5〜95モル%であり、好ましくは82〜93モル%−
さらに好ましくは85〜90モル%である。また構造単
位(1)は〔(1)+(II)+(1))の25〜5モ
ル%であり、好ましくは18〜7モル%、さらに好まし
くは15〜10モル%である。構造単位〔(I)+(I
I)]が〔(I)−F(If)+(1))の95モル%
より大きいと溶融流動性が低下して重合時に固化し、7
5モル%より小さいと耐熱性が不良となり好ましくない
、また構造単位(I)/(II)のモル比は75/25
〜9515であり、好ましくは78/22〜93/7で
ある。75/25未満であったり、9515より大きい
場合には耐熱性、流動性が不良となり、本発明の目的を
達成することができない、また、m遣単位(IV)は、
構造単位[(If)+(1))と実質的に等モルである
本発明に用いる液晶ポリエステルの製造方法については
特に限定するものではなく、公知のポリエステルの重縮
合方法に準じて製造できる。
また、本発明で使用するサーモトロピック液晶ポリエス
テルの溶融粘度は10〜15,000ボイズが好ましく
、特に20〜5. OOOボイズがより好ましい。
なお、この溶融粘度は(液晶開始温度+40℃)ですり
速度1.000(1/秒)の条件下で高化式フローテス
ターによって測定した値である。
一方、このサーモトロピック液晶ポリエステルの対数粘
度はD−1t/a濃度、60Cのペンタフルオロフェノ
ール中で測定可能であり、0゜5〜5.0 a/ gが
好ましく、1.0〜3、Oa / gが特に好ましい。
なお、本発明で使用する液晶ポリエステルを重縮合する
際には上記構造単位(I)〜(IV)を構成する成分以
外にイソフタル酸、3.3”−ジフェニルジカルボン酸
、2.2′−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカ
ルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ド
デカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサしド
ロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイ
ドロキノン、メチルハイドロキノン、4.4′−ジヒド
ロキシジフェニルスルフィド、4.4′−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、4.4′−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテルなどの芳香族ジオール、1.4−ブタンジオール
、L6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1゜4−シクロヘキサンジオール、1.4−シクロヘキ
サンジメタノールなどの脂肪族、脂環式ジオ−ルおよび
m−しドロキシ安息香酸、2.6− hドロキシナフト
エ酸などの芳香族しドロキシカルボン酸あるいは芳香族
イミド化合物などを本発明の目的を損なわない程度の少
割合でさらに共重合せしめることができる。
本発明において使用する液晶ポリエステルは有11ff
燃剤を添加することにより、難燃性を付与することが可
能であり、本発明の複写機用用紙分離爪の用途、目的に
対し、難燃性を必要とする場合には、有am燃剤を添加
し、難燃性液晶ポリエステル組成物として使用するのが
好ましい。
本発明において使用できる有機誼燃剤とは、有11fJ
素化合物および/または有機リン化合物などであり、有
機臭素化合物は分子中に臭素原子を有するものであり、
特に臭素含有量20重量%以上のものが好ましい、具体
的にはデカ10モジフェニルエーテル、エチレンビス−
(テトラブロモフタルイミド)、テトラブロモビスフェ
ノールAなどの低分子量有機臭素化合物、臭素化ポリカ
ーボネート(例えば臭素化ビスフェノールAを原料とし
て製遺されたポリカーボネートオリゴマーあるいはその
ビスフェノールAとの共重合物)、臭素化エポキシ化合
物(例えば臭素化ビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンとの反応によって製造されるジェポキシ化合物や臭素
化フェノール類とエピクロルヒドリンとの反応によって
得られるモノエポキシ化合物)、ポリ(臭素化ベンジル
アクリレート)、臭素化ポリフェニレンエーテル、臭素
化ビスフェノールA、塩化シアヌルおよび臭素化フェノ
ールの縮合物、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリス
チレン、架橋臭素化ポリα−メチルスチレンなどのハロ
ゲン化されたポリマーやオリゴマーあるいはこれらの混
合物が挙げられ、なかでもエチレンビス−(テトラブロ
モフタルイミド)、臭素化エポキシオリゴマーまたはポ
リマー、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリスチレン
、臭素化ポリフェニレンエーテルおよび臭素化ポリカー
ボネートが好ましく、特にエチレンビス−(テトラブロ
モフタルイミド)、臭素化ポリスチレン、臭素化ポリカ
ーボネートが特に好ましく使用できる。
これらの有機臭素化合物の添加量は、液晶ポリエステル
100重量部あたり0,2〜30重量部が好ましく、よ
り好ましくは0.5〜20重量部であるが、難燃性は液
晶ポリエステルの前記#I遺単位(厘)の共重合量と密
接な関係があるため、次のような添加量にするのが好ま
しい。
すなわち、有機臭素化合物の添加量は、液晶ポリエステ
ル中の構造単位(I)の100重量部に対して60〜2
80重量部が好ましく、100〜200重量部が特に好
ましい。
一方、有機リン化合物は分子中にリン原子を有するもの
であり、リン酸、亜リン酸、ホスホン酸などから合成さ
れた化合物ホスフィン、ホスフィンオキシド、ホスホラ
ンなどの化合物や下記構造式の化合物およびこれら化合
物を少なくとも1成分として含有するポリマーである。
ポリマーを挙げることができる。
HIl 0部1)−6−+X;P−R2−CO−)−+〇−大r
−02−CRI cor>−1そしてこれらのうち最も
好ましい有機リン化合物は下記ポリマーである。
↓OR20−)m−−48−OR20+青、     
 ♂R1 なお、これらの有機リン化合物は1部が金属塩であって
もよい。
この有機リン化合物の添加量は液晶ポリエステル100
重量部あたり0.2〜30重量部、好ましくは0.5〜
15重量部であり、構造単位(1)のlOO重量部に対
して2〜150重量部が好ましく、10〜110重量部
がより好ましい。
また本発明において、有機リン化合物が下記構造単位か
らなるポリマーのように臭素を含有した有機リン化合物
であってもよい。
Br   CH3Br 本発明の液晶ポリエステルは構造単位(II)が構造単
位〔(I)+(1)+(II))の5〜25モル%であ
るため、前記の難燃剤添加麓でUL94規格の垂直型燃
焼テスト(A S T MD790規格)で1/32”
厚みでV−Oにすることができる。構造単位(1)が5
モル%未満では、液晶ポリエステルの融点が高くなるた
め難燃剤によって溶融時に液晶ポリエステルが分解し重
合度低下が起こり、充填剤を添加しても機械物性が低下
したり、燃焼時に成形品がドリップしたりして好ましく
ない、一方、構造単位(1)が25モル%より多いと荷
重たわみ温度などの耐熱性が大きく低下するのみならず
、難燃性を付与するには多量の有機臭素化合物や有機リ
ン化合物を添加する必要があったり、アンチモン化合物
などの難燃助剤をさらに添加する必要があるため耐熱性
やaIfi的特性が大きく低下するため好ましくない。
本発明に使用する液晶ポリエステルおよび難燃性液晶ポ
リエステル組成物に対してさらに充填剤を含有させた組
成物がより好ましく本発明に使用できる。充填剤を添加
する場合、その添加量は液晶ポリエステル100ffl
JL部に対して200重量部以下が好ましく、15〜1
00f!蓋部が特に好ましい。
本発明において用いることができる充填剤としては、ガ
ラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、チタン酸
カリウム繊維、石コウ繊維、黄銅繊維、ステンレス繊維
、スチール繊維、セラミックス繊維、ボロンウィスカ繊
維、マイカ、タルク、シリ力、炭酸カルシウム、ガラス
ピーズ、ガラスフレーク、ガラスマイクロバルーン、ク
レー、ワラステナイト、酸化チタンなどの繊維状、粉状
、粒状あるいは板状の無機フィラーが挙げられる。
上記充填剤中、ガラス繊維が好ましく使用される。ガラ
ス繊維の種類は、一般に樹脂の強化用に用いるものなら
特に限定はなく、例えば長繊維タイプや単繊維タイプの
チョッ1トストランド、ミルドファイバーなどから選択
して用いることができる。また、ガラス繊維はエチレン
/酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂、エポキシ樹
脂などの熱硬化性樹脂で被覆あるいは集束されていても
よく、またシラン系、チタネート系などのカップリング
剤、その他の表面処理剤で処理されていてもよい。
さらに、本発明の組成物には、本発明の目的を損なわな
い程度の範囲で、酸化防止剤および熱安定剤(例えばヒ
ンダードフェノール、しドロキノンホスファイト類およ
びこれらの置換体など)、紫外線吸収剤(例えばレゾル
シノール、サリシレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾ
フェノンなど)、滑削および離型剤(モンタン酸および
その塩、そのエステル、そのハーフェステル、ステアリ
ルアルコール、ステアラミド、およびポリエチレンワッ
クスなど)、染料(例えばニトロシンなど)およびll
料(例えば硫化カドミウム、フタロシアニン、カーボン
ブラックなど)を含む着色剤、可塑剤、帯電防止剤など
の通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂を添加して、所定の
特性を付与することができる、 本発明の樹脂組成物は
、溶融混線することが好ましく、溶融混練には公知の方
法を用いることができる。例えばバンバリーミキサ−、
ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二輪押出機など
を用い、200〜350℃の温度で溶融混練して組成物
とすることができる。
本発明の複写機用用紙分離爪は、上記の液晶ポリエステ
ルあるいは難燃性液晶ポリエステル組成物(必要に応じ
充填剤を添加してもよい)を射出成形することにより容
易に得られる。
さらに、本発明の分離爪の刃先をフッ素樹脂系塗料でコ
ーティングすることにより、相手材のIlmを防ぎ、ト
ナーの付着を少なくすることが可能である。
本発明で使用し得るフッ素樹脂系塗料としてはテトラフ
ルオロエチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロペン共重合樹脂など
を含むものが好ましい。
例えば、市販されているポリフロン■タフコートエナメ
ルTC−7109I3に、TC−74098K(ダイキ
ン工業■製)などを好ましく使用できる。
く実施例〉 以下、実施例により本発明を詳述する。
参考例1 p−hドロキシ安息香酸881重量部、4.4″−ジヒ
ドロレキビフェニル158重jL部、無水酢酸907重
1を部、テレフタル酸141重量部および固有粘度が約
0.6altのポリエチレンテレフタレート245重量
部を撹拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、次の条
件で脱酸W1重綜合を行った。
まず、窒素ガス雰囲気下に100〜250℃で5時間、
250〜300℃で1.5時間反応させたのち、300
℃、1時間で9.5 am l1gに減圧し、さらに2
.25時間反応させ、重縮合を完結させたところ、はぼ
理論量の酢酸が留出し、下記の理論構造式を有する樹脂
(a)を得た。
−40CI−l 2 CH20−)−m/k / 1 
/ m / n = フ 5 / 10 / 15 /
 25また、このポリエステルを偏光顕微鏡の試料台に
のせ、昇湿して光学異方性の確認を行った結果、液晶開
始温度は264℃であり、良好な光字異方性を示した。
このポリエステルの対数粘度(Oit/aの濃度でペン
タフルオロフェノール中、60℃で測定)は1.96a
/gであり、304℃、すり速度1.000(1/秒)
での溶融粘度は910ボイズであった。
実施例1 参考例1の液晶ポリエステル(a)100重量部、チタ
ン酸カリウム繊維(テイス毫11大塚化学■製)67重
量部、臭素化ポリスチレン(ハイロチニック” 68 
P B日産フェロー−製)8.57TE皿部をリボンブ
レンダ−で混合後、40smφベント付押出機を使用し
、300℃で溶M混練−ペレット化した。
次に得られたベレットを住友ネスタール射出成形機プロ
マット40/25(住友重機械工業■製)に供し、シリ
ンダ温度300℃、金型温度90℃の条件で第1〜2図
に示す分離爪を成形した。
第1〜2図における分離爪1は、■端に扁平に鋭利なエ
ツジ部2、他端に軸穴3を有する軸受部4をし、エツジ
部2と軸受部4をつなぐ湾曲した本体部5と補強リブ6
からなっている。
この分離爪に11タフコートエナメル” T C710
98K(ダイキン工業■製)を塗布し200℃で30分
間焼付を行ったところ塗膜が形成された。刃先部分の塗
膜の接着強度を調べるため基盤目はく離試験を行ったと
ころ良好な接着性を有していることがわかった。
さらに、この分離爪の先端に10gfの接圧を加えなが
ら230℃のロールに1時間対接させたが分離爪先端に
は変形は生じなかった。
〈発明の効果〉 本発明の複写機用用紙分離爪は射l11成形により容易
に得られ、耐熱性に優れ、吸水性も低いため、高湿、高
温時にも刃先の変形が生じにくく排紙能力に優れ、さら
にフッ素樹脂系塗料との接着性に優れるため、定着用ロ
ールに対接させて使用した場合もトナーの付着が少なく
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の分離爪の正面図、第2図は同平面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造単位( I )、(II)、(III)および(
    IV)からなり構造単位〔( I )+(II)〕が〔( I )
    +(II)+(III)〕の75〜95モル%、構造単位(
    III)が〔( I )+(II)+(III)〕の25〜5モル
    %であり、構造単位( I )/(II)のモル比が75/
    25〜95/5である液晶ポリエステルを成形してなる
    複写機用用紙分離爪。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (ただし式中のR_1は、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼から選ばれた1種以
    上の基を、R_2は▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ から選ばれた1種以上の基を示す、また、式中のXは水
    素原子または塩素原子を示す。)(2)ポリエステル1
    00重量部に対して、さらに有機難燃剤0.2〜30重
    量部を含有せしめたことを特徴とする請求項(1)記載
    の複写機用用紙分離爪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5997965A (en) * 1998-03-18 1999-12-07 Ntn Corporation Stripping finger
JP2009116298A (ja) * 2007-10-16 2009-05-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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