JPH03146571A - アルミニウム観のあるスチールdi缶 - Google Patents

アルミニウム観のあるスチールdi缶

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JPH03146571A
JPH03146571A JP28644089A JP28644089A JPH03146571A JP H03146571 A JPH03146571 A JP H03146571A JP 28644089 A JP28644089 A JP 28644089A JP 28644089 A JP28644089 A JP 28644089A JP H03146571 A JPH03146571 A JP H03146571A
Authority
JP
Japan
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steel
aluminum
aluminum powder
weight
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP28644089A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Ono
勇 大野
Yoshihito Ono
美仁 小野
Hiroyuki Nemoto
裕之 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、飲料缶に使用され、缶外面が、アルミニウム
観を有し、かつ、光沢性平滑性に優れるスチールDI缶
に関する。
(従来の技術) 従来から、飲料缶としては、2ピ一ス缶であるDI缶(
しぼり加工としごき加工を施した缶)が多く使用されて
いる。DI缶にはブリキを基材としたスチールDI缶と
アルミニウムを基材としたアルミニウムD1缶(以下ア
ルξDI缶と称する〉とがあり、スチールDI缶はアル
1DI缶よりも安価で製造できることを特徴とし、又ア
ル1DI缶は耐食性(基材の腐食を防ぐ性り、基材の美
観の点でスチールDI缶よりも優れる。
スチールDI缶は、その基材表面がアル1DI缶よりも
黒味を帯び、しごき加工時の模様を持′つことから、こ
れらの欠点を補い更に美感を上げるためには、缶の外面
側には、ベースコートとして、酸化チタン粉を配合した
隠ぺい性のある白色塗料(−船釣にホワイトコーチング
と称する)を塗装し、その後印刷し、更に塗膜表面の平
滑性、傷付性を向上させるために、トップコートとして
無色クリヤー塗料を塗装している。
一方、アルξDI缶においては、基材表面の白さやアル
ミニウムが持つ高級感を利用し、基材に直接印刷し、そ
の後無色クリヤー塗料を塗装する方法が一般的である。
この様な状況において、最近では低い生産コストをメリ
フトとし、アルミニウムの外観を有するスチールDI缶
の要求が高まってきている。このアルミニウムの様な外
観を持たせる方法としてはベースコート中に顔料として
、マイカ粉やアルミニウム粉を添加する方法が容易に考
えられる。しかし、マイカ粉では耐食性が悪く、又、従
来から−a的に缶用塗料に使用されている鱗片状のアル
ミニウム粉(最大粒径が40μ以下で、かつ平均粒径を
一粒子の厚さで除した値が、40以上のアルミニウム粉
)は、鋭い角を持つ不定形の鱗片粉となっていることか
ら、塗厚が通常5〜8μのDI缶外面塗膜においては、
その鋭い角が塗膜表面から突き出てしまい、光沢性、平
滑性の劣る塗膜となってしまう欠点がある。又、アルミ
ニウム粉の形状が真球に近づくにつれてつまり平均粒径
を粒子の厚さで除した値が、1に近づくにつれて隠ぺい
性が劣ってくるため、この様な球状のアルミニウム粉で
は、スチールDI缶の黒味や、しごき加工時の模様を隠
ぺいできず、アルミニウム観を保持させることができな
い、更に平均粒径についてはね径が細かくなるに従い隠
ぺい力は強まるが、その反面、アルミニウムが持つ金属
感や白さが減少してしまう欠点が生じてくる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは検討の結果、アルミニウム粉の最大粒径が
40μ以ドで、平均粒径が5ないし30μであるアルミ
ニウム粉をベースコートに配合することにより、アルミ
ニウムのもつ金属感や白さを保持させることができ、又
、アルミニウム粉の平均粒径を粒子の厚さで除した値が
40未満であることにより、光沢性、平滑性を付与させ
ることを見出した。更に、上記アルミニウム粉をベース
コート塗料の樹脂成分に対し、1ないし50重重量含有
させることにより、上記塗膜性能に加え、隠ぺい性を付
与させることを見出し、本発明に至ったもので、本発明
は、光沢性、平滑性に優れたアルミニウム観のあるスチ
ールDI缶を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、スチールDI缶の外面に塗装焼付される塗料
にあって、ベースコートとして、最大粒ある円盤状ある
いは不規則粒状のアルミニウム粉別トップコートとして
クリヤー塗料を塗装焼付することを特徴とするアルミニ
ウム観のあるスチールDI缶である。
本発明に用いられるベースコート塗料中の樹脂成分には
、従来から一般的に缶外面塗料に使用されてきた、アル
キッド系、ポリエステル系、アクリル系、エポキシエス
テル系樹脂などとアミノ樹脂や、エポキシ樹脂を配合し
てなる樹脂成分の他に、従来缶内面塗料に主に使用され
てきたエポキシ・フェノール系、エポキシ・アミノ系、
変性ビニル系などの樹脂が使用できる。煮沸殺菌処理や
レトルト殺菌処理を必要とする内容物においては、耐食
性の点からエポキシ・フェノール系あるいはエポキシ・
アミノ系樹脂を使用することが好ましい。
本発明に用いられるベースコート塗料中のアルミニウム
粉は、非鱗片状で、円盤状あるいは不規則粒状をしてお
り、最大粒径が40μ以下、好ましくは30μ以下で平
均粒径が5ないし30μで、好ましくは7ないし20μ
である。又平均粒径を粒子の厚さで除した値が40未満
、好ましくは1゜ないし35である。該アルミニウム粉
は、現在アルミニウム粉の製造方法として用いられてい
る、噴霧法、水中滴下法、溶湯撹拌法、遠心力法、超音
波法、ボール果ル法、アトライター法などに代表される
物理的製造法や蒸発凝縮法に代表される化学的製造法に
よって製造される。又、該アルミニウム粉は、リーフィ
ング処理の有無にかかわらず、使用が可能である。
本発明における、アルミニウム粉塗装後の印刷あるいは
、トップコートとしてのクリヤー塗料は、従来から使用
されているインキ及び塗料でさしつかえない。又、クリ
ヤー塗料へ配合するアルくニウム粉の量は、アルミニウ
ム粉の種類や、実用となるスチールDI缶の仕上がり感
の目標設定により異なるが、塗料中の樹脂成分に対し、
工ないし50重量%である。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。例中、部とは重
量部を、%とは重量%をそれぞれ表わす。
実施例1 バイロンGK−130(東洋紡績社製)50重量部をシ
クロへキサノン20重量部とキシレン25重量部を用い
て溶解した後、ペンジグアナごン樹脂であるスーパーベ
ッカミン15−594 (日本ライヒホールド社製、樹
脂成分55%)を100重量部及びプロピレングリコー
ルモノn−プロピルエーテルで溶解した固型分50%の
AER661(旭化成社製、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂)溶液20重量部を混合して、ポリエステル・ア
ミノ系クリヤー塗料を得た。このクリヤー塗料100重
量部にアルミニウム粉を含有するアルミペースト、ハイ
スパークルH5−2(東洋アルミニウム社製、アルミニ
ウム粉含有量70重量%)を7.6重量部配合、攪拌し
てアルミニウム粉入ベースコート塗料を得た。
実施例2 実施例1のポリエステル、アミノ系クリヤー塗料100
重量部に、ハイスパークルHS−2を30.6重量部配
合、撹拌して、アルミニウム粉入ベースコート塗料を得
た。
実施例3 実施例1のポリエステル・アミノ系クリヤー塗料100
重量部にアルミペースト、ミラグローMG−1000(
東洋アルミニウム社製、アルミニウム粉含有量70%)
を30.6重量部配合、攪拌してアルミニウム粉入ベー
スコート塗料を得た。
実施例4 AER669,30重量部をプロピレングリコールモ/
n−プロピルエーテル50重量部、シクロ−へキサノン
20重量部に溶解した。この溶液にユリア樹脂であるス
ーパーベッカミンP−138(日本ライヒホールド社製
、樹脂成分60重量%)を10.6重量部混合して、エ
ポキシ・ユリア系クリヤー塗料を得た。このクリヤー塗
料100重量部にハイスパークルl5−2を9.4重量
部配合、撹拌してアルミニウム粉入ベースコート塗料を
得た。
実施例5 実施例4のアルミニウム粉入ベースコート塗料中の30
μ以上のアルミニウム粉を濾過により取り除いて、アル
ミニウム粉入ベースコート塗料を得た。この濾過により
、全アル旦ニウム粉の中の20重量%が取り除かれた。
比較例1 実施例1のポリエステル・アミノ系クリヤー塗料100
重量部に、アルミペーストファイン1260M(東洋ア
ルミニウム社製、アルミニウム粉含有量64%)を8.
4重量部配合、攪拌しアルミニウム粉入ベースコート塗
料を得た。
比較例2 実施例1のポリエステル・アミノ系クリヤー塗料100
重量部にアルミペーストホワイトシルバー708ON 
(東洋アルミニウム社製、アルミニウム粉含有量64%
)を8.4重量部配合、攪拌し、アルミニウム粉入ベー
スコート塗料を得た。
比較例3 実施例1のポリエステル・アミノ系クリヤー塗料100
重量部にアルミペーストホワイトシルバー 7080 
Nを33.4重量部配合、攪拌してアルミニウム粉入ベ
ースコート塗料を得た。
比較例4 実施例4のエポキシ・ユリア系塗料100重量部にアル
ごペーストホワイトシルバー7080 Nを10.3重
量部配合、攪拌して、アルミニウム粉入ベースコート塗
料を得た。
〔塗装方法〕
得られた塗料を乾燥塗料が、5μになるように#25の
塗錫量ブリキ板にロールコータ−を用いて塗装した後、
200℃で2分焼付し各塗装板を得た。
〔塗膜性能〕
隠ぺい力;”25の塗錫量のブリキ板に白色塗料を塗装
した基材と黒色塗料を塗装した基材それぞれに実施例、
比較例の塗料を塗装し、それらの塗装板の色相の違いか
ら隠ぺい性を目視評価した。
◎差なし、Oわずかに差がある、Δ差がある、×白色、
黒色基材の色相のままである。
表面光沢が25の塗錫量のブリキ仮に実施例1のポリエ
ステル・アミノ系クリヤー塗料を塗装した塗装板の光沢
を最良とし、この塗装板との光沢の違いを目視評価した
■差なし、Oわずかに差がある、Δ差がある、×光沢が
ない。
平滑性;荷重1 kgの3点球支持型おもりを垂平状態
の塗装板の上に乗せて1.5m/分の速度で引っばり、
そのときの動摩擦係数を測定し、以下の方法で表面粗さ
を評価した。
動摩擦係数最大値÷動摩擦係数最小値=表面粗さ上記数
値の大きいものは表面があれでおり、平滑性が劣る。
実施例1のポリエステル・アミノ系クリヤー塗料の表面
粗さの値は1.2であった。
アルミニウム感;実施例、比較例の塗料板と、アルξニ
ウムDI缶基材とを目視で比較し、アルミニウムの金属
感と、白さの点について評価した。
〔発明の効果〕
本発明により次のような効果が確認された。
スチールDI缶の外面ベースコード塗料に、本特許請求
の範囲でアルミニウム粉を配合させることにより、従来
から一般に使用されてきたアルミニウム粉入ベースコー
ト塗料よりも、表面光沢、平滑性に優れ、従来のスチー
ルDI缶や、アルミDI缶と同等の表面光沢、平滑性を
有するアルミニウム粉入ベースコート塗料が得られた。
その結果、本発明により、アルミDI缶の外観を持つス
チールDI缶を得ることができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、外面が塗装焼付されたスチールDI缶であって、ベ
    ースコートとして、最大粒径が40μ以下で、平均粒径
    が5ないし30μで、かつ平均粒径を粒子の厚さで除し
    た値が40未満である円盤状あるいは不規則粒状のアル
    ミニウム粉を塗料中の樹脂成分に対し、1ないし50重
    量%含有するベースコート塗料を塗装焼付した後、印刷
    しトップコートとしてクリヤー塗料を塗装焼付すること
    を特徴とするアルミニウム観のあるスチールDI缶。
JP28644089A 1989-11-02 1989-11-02 アルミニウム観のあるスチールdi缶 Pending JPH03146571A (ja)

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JP28644089A JPH03146571A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 アルミニウム観のあるスチールdi缶

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JP28644089A JPH03146571A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 アルミニウム観のあるスチールdi缶

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JPH03146571A true JPH03146571A (ja) 1991-06-21

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JP28644089A Pending JPH03146571A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 アルミニウム観のあるスチールdi缶

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004072326A1 (ja) * 2003-02-13 2004-08-26 Nippon Steel Corporation 成形安定性に優れたメタリック外観の金属帯とシームレス加工缶体およびこれらの製造方法

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5699660A (en) * 1980-01-14 1981-08-11 Toyo Kohan Co Ltd High climate resisting composite coated metallic plate
JPS59222267A (ja) * 1983-05-30 1984-12-13 Dainippon Toryo Co Ltd 塗膜の形成方法

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