JPH0314607Y2 - - Google Patents

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JPH0314607Y2
JPH0314607Y2 JP1985193079U JP19307985U JPH0314607Y2 JP H0314607 Y2 JPH0314607 Y2 JP H0314607Y2 JP 1985193079 U JP1985193079 U JP 1985193079U JP 19307985 U JP19307985 U JP 19307985U JP H0314607 Y2 JPH0314607 Y2 JP H0314607Y2
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JP
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ring
seat member
valve seat
valve
rubber
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Description

【考案の詳細な説明】 考案が属する技術分野 本考案は、流体の導管の中に挿入し任意の位置
で固定するのみで、流体の逆流を防止できるユニ
ツト型逆止弁に関する。
近時、給水管の施設に当つては、断水時や給水
圧力低下時に、末端の使用箇所から汚れた水が逆
流しないように、逆止弁の使用が要求されること
が多く、かかる給水の技術分野にあつては取付が
容易である上述の如きユニツト型の逆止弁の利用
度が高い。
従来の技術及びその問題点 ユニツト型の逆止弁自体は公知であり、例えば
特開昭59−37375号公報に開示されている。この
公知の逆止弁は、中心の流体入口を形成する円環
状の弁座部材と、該弁座部材に結合され流体入口
から流入する流体の通過を許容するよう非閉鎖状
の形態をしたハウジングと、該ハウジング内に設
けらればねにより弁座部材に押圧される弁子とよ
り成つている。このような逆止弁においては、弁
座部材と弁子との間のシールは、弁座部材あるい
は弁子にシール用の弾性リングを嵌装することに
より得ている。かかる構成においては、組み立て
に際し独立した弾性リングを組み込む必要がある
ため手数がかかり、また大きな水圧がかかつたと
きそれによつて弾性リングが変形を受け、確実な
シール効果が発揮できない。さらにこのような公
知の逆止弁では、給水管の内壁との間のシールを
なすためにも、やはり独立した弾性リングを組み
込む必要があり、さらに手数がかかるものとなつ
ている。
問題点を解決するための手段 本考案では、弁座部材を、金属製のリングと、
該リングの少なくとも前記弁子と係合すべき面及
び内径面及び外方に面する端面を覆うようにリン
グに一体に被覆成形されたゴムとにより形成し、
該ゴムの前記リングの外方に面する端面を覆う部
分はさらに半径方向外方にリングの外周面を越え
て延び給水管の内壁との間のシールをなす部分を
形成するようにし、これによつてシール効果を発
揮すべきゴムを広い領域にわたり剛性の金属製リ
ングにより確実に支持し、これによつて大きな水
圧が作用したときもゴムの変化が大きくならない
ようにし、またかかる広い領域におけるシールを
独立した弾性リングを用いることなく行えるよう
にして、上記問題を解決した。
考案の実施例 第1図は本考案によるユニツト型逆止弁の縦断
面図であり、円環状の弁座部材1と、ハウジング
2と、弁子3とを有している。ハウジング2は、
その底部がハブ部4とそれから半径方向に延びる
アーム部5より成り、またその側部はリブ6より
成り、従つて弁座部材1の流体入口7から入る流
体がリブ6の間及びアーム部5の間を通り流れる
ことができる非閉鎖状の形態をしている。ハブ部
4に設けられたポスト8に弁子3が摺動可能に嵌
装され、またばね11により弁座部材1に押圧さ
れている。
弁座部材1は、例えばステンレス鋼やりん青銅
等の材料から作られる金属製リング12と、それ
に一体に被覆成形されたゴム13とにより成つて
いる。このゴムは、少くとも弁子3と接する位置
と、リング12の内径面と、同リングの外方に面
する端面に及びさらに半径方向外方に延びて給水
管22の内壁との間のシールをなす部分を形成す
る必要がある。このようにリング12がだき込む
ようにゴムを一体成形することによつて、ゴムは
広い面にわたる確実な支持が得られる。さらにゴ
ムがリング12の外方に面する端面に存在するこ
とにより、水撃を弱める作用も得られるが、これ
については後述する。
本実施例においては、ゴム13は、内周溝14
を有した取付部15も形成するよう成形されてお
り、対応する形状の取付部を有するハウジング2
は弁座部材に強く押しつけることにより、それと
図示の如く結合させることができる。
図示の例においては、逆止弁は、段部21を有
する給水管22内に挿入され、押えワツシヤ23
を当てそれを一般的なC字形のばね止め輪24に
より位置決めすることにより、図示の位置に固定
されている。
考案の効果 本考案においては、流体の下流側の圧力が高ま
ることにより、弁子3が弁座部材1に強く押圧さ
れる場合、ゴム13は内部にだき込んでる金属製
リング12により強く支持されリング12と弁子
3にはさまれる部分から逃げることがなく、流体
の漏れを確実に防止する。またリング12の外方
に面する端面に存在するゴムは押えワツシヤ13
との間の緩衝材として作用し、従つて下流側で水
撃現象が起こり、その衝撃波が閉じている逆止弁
に作用しそれを振動させようとする場合その作用
を減衰し、衝撃波がそのままの強さでは上流側に
伝わらないようにする。さらにリング12の外周
面を越えて延びるゴムの部分は給水管22との間
のシールとして機能し、これら上述した3つの箇
所でのゴムの機能が個々の弾性部材を組み込む作
業を全く必要とすることなく得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1つの実施例である逆止弁の
図で第2図のA−A線に沿つた縦断面図;第2図
は第1図の逆止弁の端面図である。 1……弁座部材、2……ハウジング、3……弁
子、7……流体入口、11……ばね、12……金
属製リング、13……ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心の流体入り口を形成する円環状の弁座部材
    と、該弁座部材に結合され前記入り口から流入す
    る流体の通過を許容するよう非閉鎖状の形態をし
    たハウジングと、該ハウジング内に設けられ、ば
    ねにより前記弁座部材に押圧される弁子とより成
    り、給水管に挿入して用いるユニツト型逆止弁に
    おいて、前記弁座部材は、金属製のリングと、該
    リングの少なくとも前記弁子と係合すべき面及び
    内径面及び外方に面する端面を覆うようにリング
    に一体に被覆成形されたゴムとにより形成され、
    該ゴムの前記リングの外方に面する端面を覆う部
    分はさらに半径方向外方にリングの外周面を越え
    て延び給水管の内壁との間のシールをなす部分を
    形成していることを特徴とするユニツト型逆止
    弁。
JP1985193079U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0314607Y2 (ja)

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JPS62100377U JPS62100377U (ja) 1987-06-26
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JP2002155547A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 給水装置

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