JPH0314562A - 新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤 - Google Patents

新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤

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JPH0314562A
JPH0314562A JP63088611A JP8861188A JPH0314562A JP H0314562 A JPH0314562 A JP H0314562A JP 63088611 A JP63088611 A JP 63088611A JP 8861188 A JP8861188 A JP 8861188A JP H0314562 A JPH0314562 A JP H0314562A
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JP
Japan
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carbon atoms
alkyl
substituent
hydrogen
phenyl
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Application number
JP63088611A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Mazaki
光夫 真崎
Naoya Morifuji
直哉 森藤
Koichi Hashimoto
弘一 箸本
Atsuhiko Shinozaki
温彦 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemiphar Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術的分野] 本発明は、新規なアルキレンジアミン誘導体およびグル
タミン酸遮断剤に関するものである。
[発明の背景] グルタミン酸は甲殻類では興奮性神経伝達物質であると
いう説が有力である。また、グルタミンン酸はほ乳類中
枢神経においても興奮性の神経伝達物質の一つの候補物
質と考えられている。
グルタミン酸のこれらの機能を抑制する遮断剤としては
グルタミン酸のγ−メチルエステルが良く知られている
。しかしながら、グルタミン酸のγ−メチルエステルの
グルタミン酸遮断作用は、10−2〜10−3Mの高濃
度で作用が現われる程度にすぎず、実用的なグルタミン
酸遮断剤としては充分ということはできない. また●ジルチアゼム(Diltiazem)およびカロ
ベリン(Caroberine)がグルタミン酸の反応
を抑制することも報告されている(生体の化学、30(
2):82−91、1979)が、その作用は他の伝達
物質の遮断剤、例えば、アセチルコリンに対する抗コリ
ン剤、ヒスタミンに対する抗ヒスタミン剤等の作用に比
べ弱く、グルタミン酸遮断作用としては、ザリガニ開鋏
筋標本にグルタミン酸(IXIO−’M)を適用した際
に誘発される脱分極に対して、ジルチアゼムとカロベリ
ンとは共に薬物濃度(2X10−’M)でおよそ30%
の抑制しか示さず、またこの作用は選択的なもので●な
い。
さらにまた、5−メチル−1−フエニル−2−(3−ビ
ベリジノブロビルアミノ)ヘキサン−1−オールなどの
アミノアルコールがグルタミン酸遮断作用を示すことも
報告されているが、このアミノアルコールのグルタミン
酸遮断作用も低濃度では充分とはいえない。
[発明の構成コ 本発明は、特にグルタミン酸の遮断剤として有用な新規
なアルキレンジアくン誘導体もしくはその塩を提供する
ものである。
本発明のアルキレンジアミン誘導体は、下記一般式(I
)で表わされる。
[式中、Aは、置換基を有していてもよい含窒素複素環
; を示し、 Bは、置換基を有していてもよい環を、Zは、水素、炭
素数1〜6のアルコキシ力ルボニル、ベンゾイル、又は
炭素数1〜6のアルキルを、R3及びR4は、水素、炭
素数3〜8のアルキル又は、R3とR4が一緒になって
、=Oを示し、R5及びR6は水素、炭素数3〜8のア
ルキル、フェニル又はRr″とRl′が一緒になって=
Oを示し、R7は、水素、ヒドロキシ又は炭素数1〜6
のアルキルを、モしてDは、フエノキシ、フエニル又は
炭素数1〜6のアルキルを示し、Yは、置換基を有して
いてもよい炭素数2〜4のアルキレンを示し、モしてR
l及びR2は炭素数1〜6のアルキル又はRlとR2が
一緒になって隣接する窒素原子と共に、場合によっては
、更に酸素原子を含んで、置換基を有していてもよい5
〜7員環を示す] 本発明のアルキレンジアミン誘導体において、Aで、含
窒素複素環としては、ビロール、ビロリン、ピロリジン
、ピベリジン、テトラヒドロビリジン、ヘキサヒドロア
ゼピン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン
、ペンズイミダゾール、2−オキソベンズオキサゾリジ
ン、ペンズオキサジン、2−オキソベンズオキサジン、
チアジン、モルホリン、インドール、インドリン、イソ
インドリン、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソ
キノリン、ジヒドロキノリン、ヒダントイン、キサンチ
ン等が挙げられ、これらに置換してもよい置換基として
は、炭素数1〜6のアルコキシ、ハロゲン、 ′rO,
−ph(フエニル)、7= S ,炭素数1〜6のアル
キル等が挙げられる。
Bで表わされる環としては、上記の含窒素複素環の他、
チアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、ペンズ
オキサゾール、テトラゾール、ビリジン、ビリミジン、
チアゾール、ペンズチアゾール、イソチアゾール、イミ
ダゾール、ペンズイミダゾール、キノキサリン、キノリ
ン、ビリドビラジン、フェニル、テトラヒドロナフタリ
ン、インダン等が挙げられ、又含窒素複素環で述べた置
換基を有していてもよい。
Yとしては、置換基基として、フエニル、ベンゾイル、
炭素数1〜6のアルキル、 >0、0 アルキレンである,D,Z% Rl . R2  R3
R4  R S  Ra  R7にあるアルキルは直鎖
状もしくは分岐状であり、R3 R’.R’′BLびR
6としてはプロビル、イソブロビル、ブチル、イソブチ
ル、ベンチル、イソベンチル、ヘキシル、ヘブチル、オ
クチルあるいは、2−エチルヘキシルを、R’  R”
  R’.Z,Dとしては、メチル、エチル、プロビル
、ブチル、イソブチル、等が挙げられる。
RlとR2が一緒になって隣接する窒素原子と共に環を
なす例としては、ビベリジン、ビロリジン、ベルヒドロ
アゼピン、モルホリン等が挙げられ、これらには、置換
基として、フエニル、−C00H,ベンジル、 ″rO
、ハロゲン、炭素1〜6のアルキル等が挙げられる。
本発明のアルキレンジアミン誘導体は、ジアルキルアミ
ン基、ビベリジン基、ビロリジン基もしくはベルヒドロ
アゼビン基等がその窒素原子を介してアルキルアミンの
炭素原子に結合している化合物であり、任意の有機酸も
しくは無機酸との塩としても得ることができる。そのよ
うな有機酸の例としては、シュウ酸,フマル酸、マレイ
ン酸、クエン酸、酒石酸、p一トルエンスルホン酸、メ
タンスルホン酸を挙げることができ、また無機酸の例と
しては、塩酸、硫酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸を挙げ
ることができる。
なお、本発明の化合物を殺昆虫剤などの農薬として用い
る場合には、任意の酸との塩にて使用することができる
が、医薬として用いる場合には生理的に許容し得る酸と
の塩として使用することが必要である。そのような酸の
例としては、塩酸、フマル酸、マレイン酸、メタンスル
ホン酸を挙げることができる。
本発明のアルキレンジアミノ誘導体は、例えば、下記の
方法等により既知化合物から合成することができる。
B B ロゲンを、qおよびQ′は、A−QN}l又はQ’NH
を、Q”9H は、A−Q’CON}I, A−Q″IJINH、又は
Q−CI12NHを、そしてY,AおよびBは、前記と
同じ) これらの製造方法の具体例は本明細書中の後の部分に合
成例として記載する。各合成例に記載されていない化合
物についても本発明者らによる、特開昭61−8314
7、83170、197558、特開昭62−2773
71、277372、特願昭62−193201等に記
載の方法を利用して製造することができる。
本発明のアルキレンジアミン誘導体を医薬品として用い
る場合には、通常の医薬品投与に際して利用される組成
物として各種の形態(例、粉末、顆粒、錠剤、注射薬、
座薬)にて使用される。
本発明のアルキレンジアミン誘導体を神経疾患治療薬と
して用いる場合の投与量は、注射剤では1日0.1mg
 〜50mg、経口投与では1日1mg〜500mgの
範囲の量であるが年令、症状等により増減することがで
きる。
また、本発明のアルキレンジアミン誘導体を昆虫類など
の害虫駆除に用いる場合には、そのまま水で希釈して使
用するか、または農薬補助剤を用いて農薬製造分野にお
いて一般的に行われている方法により種々の形態にして
使用することができる。また、実際の使用に際しては、
直接そのまま使用するか、または水で所望濃度に希釈し
て使用することができる。農薬補助剤としては例えば希
釈剤(例、溶媒、増量剤、担体)、界面活性剤(例、乳
化剤、分散剤)、安定剤、固着剤を挙げることができる
[発明の効果] 本発明のアルキレンジアミン誘導体は、特にグルタミン
酸遮断剤として有用であり、既知のグルタミン酸のγ−
メチルエステル、ジルチアゼムおよびカロベリンなどの
グルタミン酸遮断剤のグルタミン酸遮断作用に比べ有意
に優れている。
また、既知の5−メチル−1−フェニル−2一(3−ピ
ベリジノプロビルアミノ)ヘキサン−1−オールなどの
アミノアルコールに比較しても同等又はそれ以上のグル
タミン酸遮断作用を示す。
なお、本発明のアルキレンジアミン誘導体は急性毒性お
よび亜急性毒性のいずれも低いため、グルタミン酸遮断
剤として実用上好ましい。
また、ほ乳類の脳内にグルタミン酸を注入すると、けい
れん様症状を呈することが知られているから、グルタミ
ン酸遮断剤である本発明のアルキレンジアミン誘導体は
、神経系のバランスの崩れや筋パルスの異常允進などに
起因する神経疾患治療薬として有用である。一方、神経
筋接合部においてグルタミン酸が興奮性神経伝達物質と
して働いている昆虫類に対しては、神経筋接合部を遮断
し昆虫の活動を減弱させることから農薬として有用であ
る。
次に本発明のアルキレンジアミン誘導体の合成例を示す
実施例1 2−ペンズオキサゾリノン0.81g (6mmol!
)および水素化ナトリウム(50%油状物)0.58g
 (1 2mmofi)をトルエン25muに懸濁させ
攪拌下1.5時間加熱還流した。
続いて1−フェニルー3−ビベリジノブロビルクロライ
ド1.18g (5mmo文〉を加え、更に3時間攪拌
下加熱還流した。反応混合物を氷水に注いだ後、酢酸エ
チルを加え、有機層を水で洗浄した後、3N−塩酸を加
え、抽出した。抽出した水層を酢酸エチルで洗浄した後
2N一水酸化ナトリウムで塩基性とし、クロロホルムで
油出した。
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。硫酸ナトリウ
ムを濾別した後、減圧下溶媒留去し褐色油状物1.42
gを得た。このものをシリカゲル力ラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム/メタノール=200/1)に付し
精製を行ない黄色油状物の標題化合物0.72g (収
率43%)を得た。
N M R ( C D C R 3)  δ:1.2
2 〜1.66  (6H,m)2.06 〜2.88
 (8H,m) 5.38 〜5.63  (IH,m)6 −  7 
3 〜7 −  5 4 ( 9 H >  m )I
 R Il:X tC m − ’ :2940,17
75,1610,1480、1350,1250、11
50,1120,1015 標題化合物0.48gに塩酸 エタノールを加え、常法
によりその塩酸塩0.43gを得た。得られた塩酸塩エ
タノールーエーテルより結晶を析出させ、白色結晶性粉
末を得た。mpi’ys〜182℃(分解) 実施例2 2− 3−ビベリジノブロビル イソインドリン 窒素雰囲気下、水素化リチウムアルミニウム0.9 1
 g (24.OmmoiL)を乾燥エーテル20mj
!に懸濁し、水冷下、N−(3−ビベリジノブロビル)
フタルイミド2.05g (8.0nmoIt)の乾燥
エーテル溶液10mILを一滴ずつ加えた。滴下後4時
間加熱還流した。
水冷下で冷却し、飽和芒硝水でクエンチし、エーテル層
をデカンテーションした。更に残漬をエーテルで洗浄し
、合わせたエーテル層を炭酸カリウムで乾燥した.溶媒
留去後蒸留して標題化合物1.58gを無色油状物とし
て得た。bpl40〜143℃/0.5mmHg NMR (CDCII )δ: 1 − 2 〜2 .0 ( 8 H y m )2 
−  1 〜2 − 5 ( 6 H > m )2.
71  (2}1,t) 3.88 (4H,5) 7.1 2 (4H,S’) I R (neat) c m −’ :2940,1
460,1150,740,標題化合物をエタノールに
溶解し、フマル酸の熱エタノール溶液を加え、常法によ
りジフマル酸塩を得た。
NMR (DMSO−d.)  δ: 1.2 〜2.2 (8H,m) 2.6 〜3.2 (8H,m) 3.96 (4H,s) 6.27 (4H,S) 7.20 (4H,s) IR(κBr)cm−’: 2920,2630,2540,1680,980  
750 実施例3 5−フェニル−2− 3−ビベiジノブロビル アミノ
オ  ゾール 2−クロロー5−フェニルオキサゾール538mg (
3.0mmoJZ)および3−ピベリジノブロビルアミ
ン790mgの混合物を110℃で4時間加熱した。冷
後、水を加え、エーテル洗浄した後、飽和炭酸水素ナト
リウムを加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル溶液
を水および飽和食塩水で洗浄後乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム/メタノール=50/1〜1 0/1 
)に付し、標題化合物を結晶として619mg得た。m
p88〜91℃ NMR (CDCf3 )δ: 1.3 〜2.0 (8H,m) 2.2 〜2.4 (6H,m) 3.44 (2H,t) 6、70 (IH,s) 6、9 〜7.5 (6H,m) I Rνe:,:  (cm−’): 3160,3050,2930,2840,2760,
1640,1605  146013τ5  1340
,1300,1160,1 1125.1110,930,735 標題化合物をエタノールに溶解させ、塩酸−エタノール
を加え常法により塩酸塩を得、これを再結晶して白色結
晶を得た。mp198〜199℃NMR (CDCIL
3)δ: 1.2 〜2.5 (8H,m) 2.5 〜3.5 (6H,m) 3.52 (2}{,t) 6.6 〜7.9 (2H,br  s)6.9 〜7
.5 (6H,m) I R v’j,’4; c m−’ :3400,3
180,2940,2720,2690,2620,2
550,1620,1475,1440、1370,1
325,1150,780,735 実施例4 ベンゾイン31、9g (0.1 5moIL)をDM
F60mILに懸濁させ、KOCN24.3g(0.3
moJZ)を加え、75℃に加温した。温度を75℃〜
85℃に保ちながら酢酸1 9mA(0.33mofL
)を30分かけて滴下した。滴下後、100〜105℃
で30分間加熱した。冷却後、水250mftを加え析
出した結晶を濾取し、冷エタノールで洗浄した.メタノ
ールクロロホルムで再結晶して白色結晶(30.8g)
の4.5−ジフェニルオキサゾール−2−オンを得た。
mp208 〜210℃ 4,5−ジフェニルオキサゾール−2−オン1.25g
 (5mmol)にPOCIL31mJ2(llmmo
IL)を加え冷却し、トリエチルアミン0.7mlを1
滴ずつ加えた。その後、130〜140℃で4時間、1
50℃で更に2時間加熱攪拌した。エーテル●抽出後、
飽和食塩水で洗浄した後、芒硝で乾燥した。溶媒を減圧
下留去し、油状の2−クロロー4.5−ジフエニルオキ
サゾール1.18gを得た。
2−クロロー4.5−ジフエニルオキサゾール1.18
gをキシレン10mjLに混合し、これにビベリジンブ
ロピルアミン1.31g(9、2mm o i )を加
え、3時間加熱還流した。冷却後、水で洗浄し、塩酸で
抽出した.水層を重曹で中和後、更に炭酸ナトリウムで
pH7〜8にてベンゼン抽出した。ベンゼン層を水で洗
浄後、芒硝で乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残留物を
n−ヘキサンで再結晶して標題化合物0.91gを得た
m p 1 0 4〜105℃ NMR (CDC文,)δ: 1.3 〜2.0 (8H,m) 2.1 〜2.7 (6H,m) 3.49 (2H,q,J=6Hz) 6.5〜6.6 (IH,t) 7.0 〜7.8 (1 0H,m) I R (KBr)am−’: 3160,3050,2920,2800,1660,
1600,755,740,6 9 0 標題化合物をエタノールに溶解し、これに塩酸一エタノ
ール溶液を加え、常法により塩酸塩を得た。mp208
 〜209℃ N M R ( C D C ILs )δ:1 − 
0 〜3 − 8 ( 1 6 H t m )6.5
〜7,0(IH,m) 6 .9 〜B − 2 ( 1 0 H > m )
I R (KBr)cm−’: 3320,2920,2865,2680,1620 
  745   720   680ク2) 実施例5 1−(3−アミノー3−フェニルブロビル)ビベリジン
1.09g (5mmoj2)を1.2−ジクロロエタ
ンに溶解させ、これに無水グルタル酸0.57g (5
mmoIL)を加え、室温で15分攪拌した。溶媒を留
去し、残渣をエタノールーエーテルで再結晶し、白色結
晶の4 1 フェニル3 ビベリジノプロビル力ルバモ
イルブタン酸1.33gを得た。mp170℃(分解)
NMR  (CDC児3 )δ : 1.4〜3.2 (20H,m) 4.9  (1}1,m) 7.25 (5}1,s) 8.17 (IH,br  s) 10.78 (IH,br  s) IR(ν二!二 )cm−’: 3420,3260,2940,1640,1535,
1375,1255,760,700 N一(1−フェニル−3−ビベリジノプロビル)カルバ
モイルブタン酸1.80g (5.4mmail)及び
無水酢酸ナトリウム1.Bogを無水酢酸14.4mI
Lに懸濁させ、約80”Cで1時間攪拌した。溶媒を減
圧留去し、残渣にクロロホルム及び飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加え有機層を分取した。これを飽和食塩水
で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去し残漬をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いて精製し(クロロホルム〜クロロホルム/メタ
ノール=50/1)淡黄色油状物の標題化合物0.24
gを得た。
N M R ( C D C JLs )δ:1.0〜
2.7 (20H,m) 5.88 (IH,m) 7.1〜7.5 (5H,m) I R ( νH::’) c m−’ :2940,
1730,1680,13501320,1250  
1175  1105,7 0 0 標題化合物及びフマル酸をエタノールに熱時溶解させ、
常法により標題化合物のフマル酸塩を白色結晶として得
た。mp205℃(分解)N M R ( D M S
 O  d 6)δ:1.2 〜2.8 (20H,m
) 5.76 (IH,m) 6.32 (2H,br  s) 6.54 (2H,s) 7 − 2 6 ( 5 H p s )IR(ν工;
ζ)cm刊: 2940, 1680, 1145, 実施例6 2650,2550,1725, 1345,1250,1175 9B0,770,700 インドール−2−カルボン酸1.61g(10m m 
o JZ )およびHOBTI.49g (1 lmm
oJl)の酢酸エチル溶液2 5 m lに水冷下DC
C2.27g (1 1mmoj2)を加え、室温で1
時間攪拌した。この溶液に水冷下1−フェニル−3−ビ
ベリジノブロビルアミン2.18g(10mmof)を
酢酸エチル10mfと共に加えた。
この反応混合物を室温で21時間攪拌したのち、濾通し
クロロホルム・メタノール(4/1)混液で洗浄後、ろ
液及び洗浄液をまとめて減圧下濃縮し、一一費クロロホ
ルムに懸濁させた。この懸濁液を2NNaOH、水及び
飽和食塩水で洗浄し芒硝乾燥した。減圧下溶媒を留去し
、残留物をシリカゲル力ラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム、クロロホルム/メタノール= 1 0 0/
1、50/1・)に付し、更にエタノールを用い再結晶
で標題化合物2、25g得た。mp203〜205℃ N M R ( C D C j! s  − C D
 s  O D )  6 :1 .  3 〜2 −
  0 ( 6 H t m )2.0 〜2.6 (
8H,m) 5.27 (IH,m) 6.9 〜7.7 (1 0H,m) I  Rv:’::  cm−’: 3230,2940,1640,15401415,1
310,1255,1110,750,700 実施例7 (二乃 実施例6で得られた化合物361mgを熱エタノール2
5rnJlに溶解させ、エタノール・塩酸を加え減圧下
濃縮した。油状の残留物をエタノールーエーテルで処理
することにより結晶化させ、エタノールより再結晶して
標題化合物404mgを得た。
NMR (DMSO−d8 )δ: 1.07 (3H,t,J=7Hz) 1.4〜2.0 (6H,m) 2.1 〜3.8 (1 0H,m) 4.23 (IH,br  s) 5 .1 2 ( I H ,m ) 6.8 〜7.7  (1 0H,m)9 .2 0 
( I H > d ,J =8 H z )10.6
0  (IH,br  s) 1 1.75  (IH,5) I RvW2S cm−’: 3260,2940,1B50,1540,1420,
1305,1260,750700 実施例8 N−  1−フエニル−3−ピペ1ジノブロヒ゜ル ー
1,2,3.4−テトーヒ ロイソキノリ1,2,3.
4−テトラヒドロイソキノリン1.60g及び1−クロ
ロ−1−フェニルー3ービベリジノプロパン塩酸塩1、
10gの混合物を110℃30分間加熱した。冷後、酢
酸エチル及び炭酸水素ナトリウム水溶液を加え有機層を
水及び飽和食塩水で洗浄後、芒硝乾燥した。減圧下溶媒
を留去し残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム/メタノール=100/1〜5 0/1
 )に付し、S題化合物850mgを得た。
NMR (CDC旦3)δ: 1 . 2〜1. 7 (6Hク m)1 .  B〜
2.  5 ( 8 H7  rn)2.5 〜2.9
 (4H,m) 3 −  4 〜3 −  7 ( 3 H p  m
 )7.03 (4H,S) 7 −  2 8 ( 5 H y  s )I R 
v ::j:tc m −’ :2930ノ 2800
,  1490,  1450ク1375, 1090, 700 実施例9 1345,1155,1110, 1035   935,750, ク 隆隻 実施例8で得られた遊離塩基をエタノールに溶解し、フ
マル酸を加え、常法により、標題化合物を得た。mpl
7(1〜173℃(分解)NMR (DMSO−d6)
δ: 1 . 2 〜1 . 8 ( 6 H)m )1.8
 〜3.0 (1 2H,m) 3.3〜3.8(3H,m) 6 − 3 0 ( 2 H ,s )7.02 (4
H,S) 7.32 (5H,s) 10.48 (2H,S) 実施例10 5−N−1−フエニル−3−ピベ1ジノプロビル アミ
ノー3−フェニル ソオキ ゾール5−クロロー3−フ
ェニルイソオキサゾール1.80g,1−フェニルー3
−ピベリジノブロビルアミン3.27gおよび粉砕した
水酸化ナトリウム0.60gを無溶媒110℃の反応条
件加熱攪拌した。反応混合物を2N−NaOH及びクロ
ロホルムで希釈し、クロロホルム層を水で洗浄後、硫酸
ナトリウを用いて乾燥した後、減圧下溶媒を留去し褐色
油秋物3.86gを得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム〜クロロホルム/メタノ
ール= 2 5/1 )に付し、精製を行ない淡褐色油
状物の標題化合物0.98gを得た。
NMR (CDC旦3)δ: 1.24 〜2.02 (8H,m) 2.41 (6H,br  t, J=5Hz) 4 − 3 2 〜4 − 6 0 ( I H t 
m )4 − 8 0 ( I H ,s )7. 0
4〜7. 7 2 ( 1 0H) m)8.52 (
IH,br  s) I  Rv:g;  cm−’: 3250,2950,2640,1610,1 580
ノ 1 5 1 0ク 1445,1410実施例11 水素化ナトリウム(55%以上)0.94gをドライー
ヘキサンで洗浄し、DMF8mJ!を加え、これにテオ
ブロミン0.43gを加え、20分間攪拌後、N−(3
−クロロー3−フェニルブロピル)ビベリジン0.48
gのDMF溶液2m1を加えた。これを80℃の油浴上
で、20分間加熱攪拌した。冷後、減圧下、溶媒を留去
し、残漬に炭酸水素ナトリウム水溶液及びエーテルを加
え、振どう後、有機層を分取し、飽和食塩水で洗浄し芒
硝で乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム〜クロロホルム/メ
タノール=2571)を用いて精製後、分取用TLC板
(展開溶媒クロロホルム/メタノール/アセトン=1/
1/1)を用いて更に精製し、標題化合物を淡黄色油状
物として0.26gを得た。
N M R ( C D C l 3 )δ:1 − 
 0 〜1 .7 ( 6 H p m )2. 0〜
3. 0 (8H) m) 6 −  1  0  (  i  H)m )7,O
 〜7.6 (6H,m) I R ( v :::t) c m −’ :294
0  1705,1660  1545ノ      
                         
        ク1425   1355,1230
,1100,ノ 760    750    695 ノ       ノ 標題化合物及びフマル酸をエタノールに加え常法にて標
題化合物のフマル酸塩を得た。
m p 2 1 9℃(分解) NMR (DMSO−d6)δ: 1 −  1 〜1 .6  ( 6 H p  m 
)2.2〜2.6 (8H,m) 3 −  3 6 ( 3 Hy  s )3 −  
8 6  ( 3 H)s )6.12 (IH,m) 6.52 (2H,s) 7 .  1 〜7 −  4 ( 5 H ,m )
7.98 (IH,s) 8.00 (2H,br  s) IR( ν+m2W  )  C m −’ :343
0ノ 2940   1705,  1660,156
5,1445,1355  1230,98 5ノ 7
 60ノ 745,700実施例12 1,3−ジヒドロイソインドール286mg、1−(3
−クロロー3−フェニルブロビル)ビベリジン690m
g,炭酸カリウム401mg,エタノール2 5mLL
の混合物を1時間加熱還流し、冷却後、不溶物をろ過し
、ろ液を:a縮した。得られ゛た粗体をシリカゲルクロ
マトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン:メ
タノール=100:2〜8)に付し褐色油秋物を得た。
これを中性アルミナで脱色し無色油状物の標題化合物3
03mgを得た。
NMR (CDC角,)δ: 1.2〜1.7 (6H,m) 1.8〜2.5 (8H,m) 3.50 (IH,m) 3 −  6 〜4 −  1  ( 4 H ) m
 )7 .1 1  ( 4 H,s ) 7 −  1 〜7 −  4  ( 5 H/  m
 )I R (neat) c m−’ 2940   2770    1450   740
ノ           )           )
7 0 0 標題化合物とフマル酸をエタノールに溶解し常法により
標題化合物のフマル酸塩を得たom9209〜212℃
(分解) NMR CCD3 0D)δ: 1 −  5 〜2 −  0 ( 6 H y m 
)2.1 〜3.3 (8H,m) 3.7〜4.1 (5H,m) 6 −  7  0  ( 2 H/  s )7.1
8  (4H,s) 7.41  (5H,S) I R  (KBr )cm−’ 3400,2930,2680, 1410  745,695 ク 実施例13 1 5 8 0 2H−1.4−ペンゾキサジン−3 (4H)−オン1
298mgを乾燥キシレン20mJlに溶解し、金属ナ
トリウム221mgを加え1時間加熱還流した。冷却後
、室温で1−フェニルー3−ビベリジノブロビリクロラ
イド3067mgのキシレン溶液1 0mflを5分か
けて滴下した。1時間加熱還流した後、水に注ぎ、ベン
ゼンで抽出した。ベンゼン層を水、飽和食塩水の順で洗
浄し、芒硝で乾燥後、シリカゲルクロマトグラフィー(
クロロホルム〜クロロホルム:メタノール=50:1)
に付し、これを更にTLCにて精製分取し、標題化合物
を得た。
I R (neat) c m−” 2940,1690,1490,1355,750  
730  690 )         ) 標題化合物をエタノールに溶解し、塩酸.エタノールを
加え、常法によりS題化合物の塩酸塩を得た。mp21
1〜213℃ NMR (CD,OD)δ: 1.3 〜2.0 (6H,m) 2 − 4 〜3 −  6 ( 8 H ,F m)
4 .8 8 ( 2 H y s )6.OS (I
H,t) 6.7 〜7.1  (4H,m) 7.1 〜7.6 (5H,m) I R (KBr)c m−” 3420  2950,2500,1690,ノ 750,700 実施例14 4−7ェニル−1− 1−フェニル−3−ビベ1ジノブ
ロビル  ミダゾール 4−フエニルイミダゾール0.43g及び水素化ナトリ
ウム(55%以上ペースト状)0.26gをDMF10
mnに加え、室温で1o分間攪拌後1−クロロ−1−フ
ェニルプロビルビベリジン・塩酸塩0.82gを加えた
。これを約110”Cの油浴上で30分間攪拌し、冷後
DMFを減圧留去した。残漬に水及びエーテルを加え、
振どう後有機層を分取し水及び飽和食塩水で洗浄後無水
硫酸ナトリウムで乾燥した.溶媒を留去し、得られて残
漬を、シリカゲル力ラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム〜クロロホルム:メタノール=10+1)、分取用
TLC (アセトン:メタノール:ヘキサン=2:1:
1及びクロロホルム:メタノール=5:1)にて精製し
、淡褐色油状物の標題化合物0.31gを得た。
NMR (CDCfL,)δ: 1.2 〜1.8 (6H,m) 2.0 〜2.6 (8H,m) 5.36 (IH,t) 7.0 〜7.8 (1 2H,m) I R  ( VH::t)Q m−” :2940 
  2860   2670   1  605,? 
           ? 1490  1475,1450,1440,フ 1180   1120,1070,940750,7
45,695 標題化合物をアセトンに溶解し、エタノール性塩酸を加
え標題化合物の二塩酸塩を得た。mp212℃(分解) NMR (DMSO−d,)δ: 1 − 0 〜2 − 2 ( 6 H t m )2
.4 〜2.8 (8H,m) 5.91 (IH,m) 7 −  1 〜8 −  1 ( 1 0 H ,m
)8 − 6 3 ( I H s s )9 − 6
 5 ( I H ,s )1 1.23 (IH,s
) I R (νW’!H ) Cm−’ 3420,2940,2680,1620,1600,
1495,1450,1180,1075  765,
695 p 実施例15 水素化ナトリウム(50%)672mgをベンゼン40
mlに懸濁させ、これにエチルビログルタメート2.2
0gを加えた。室温で30分間攪拌したのち1−(3−
クロロー3−フェニルプロピルビベリジン・塩酸塩1.
92gのベンゼン溶液10mI1を加え、36時間加熱
還流した。冷後、酢酸エチル50mj!を加え、水及び
飽和食塩水で洗浄し、乾燥した。溶媒留去後、残留物を
シリカゲル力ルムクロマトグラフィー(クロロホルム/
メタノール=5071)に付し、粗体1.25gを得た
。これを分取TLC(クロロホルム/メタノール=5/
1)で精製し標題化合物を得た。
N M R ( C D C l 3)δ:0.98及
び1.29 (3H,t) 1.1 〜1.7 (6H,m) 1.7〜2.3 (12H,m) 3 . 4 , 6 〜3 −  9 ( I H p  m )17及
び4.20 (2H,q, J=7HZ) 5 .2 7  (  I  H )t p  J =
6 H z )7 .3 1  ( 5 H t  s
 )I  RbQ::tcm−’: 29407 2B60,  2800,  2770,
1740   1690   1490   1450
ノ2 1405   1280   1230   1190
ノ              p戸 1120   1040   750   700ν 
           t 標題化合物をエタノールに溶かし、塩酸一エタノール溶
液を加え、常法により標題化合物の塩酸塩を得た。
NMR (CD(1!! )δ: 1.06及び1.28 (3H,t, J=7Hz) 1.2 〜,l  4  (21H,m>4.9 〜5
.4  (IH,m) 7.31  (5H,S’) 1 1 −  7 ( I H t  b r  s 
)I  Rv:’::  Cm−’: 2940   2640, 1680   1445, 2 1200   1150よ 6 9 5 2520, 1400, 1020, 1735, 1280, 755, 実施例16 2−[3−メチル−1−(2−ビベリジノエチル)ブチ
ル]−2−アザインダンー1.3ジオンメチルイソブチ
ルケトン10.0g,パラホルムアルデヒド5g、ビベ
リジン塩酸塩13.3gをエタノール1 2mftに溶
解し、6時間加熱還流した。室温に冷却後アセトンを加
え結晶化し、ヘキサンを加え白色針状晶の5−メチル−
1−ビベリジノヘキサン−3−オン13.0gを得た。
N M R ( C D C l 3)δ:0.90 
(6H,d) 1.60 〜3.60 (18H,m)5−メチル−1
−ピベリジノヘキサン−3−オン6.32gを水54m
lに溶解し、室温にて重曹249g,H,No}l−H
C文2.06gを加え、一夜攪拌した。水酸化ナトリウ
ム1.64gを加え、クロロホルムにて抽出し、飽和食
塩水で洗浄後、芒硝で乾燥後、減圧濃縮し無色油状物の
5−メチル−1−ビベリジノヘキサン−3−オンオキシ
ム6.50gを得た. NMR (CDで13)δ: 0.90  (6H,d) 1.40 〜2.60  (18H,m)リチウムアル
ミニウムハイドライド1.07gをTHF30rnJZ
に懸濁し、5−メチル−1−ビベリジノヘキサン−3−
オンオキシム3.0gのTHF溶液を室温にて滴下した
後、2時間加熱還流し無色油秋物の3−アミノー5−メ
チル−1ービベリジノヘキサン2.25gを得た。
N M R ( C D C It 3)δ:0.90
 (6H,dd) 1 − 0 0 〜2 .  6 0 ( 1 7 H
 ,m )2.60 〜3.00 (IH,m) 3−アミノー5−メチル−1−ビベリジノヘキサン19
9mgをエタノールに溶解し、無水フタル酸149mg
を加え、2時間加熱還流した。反応液を濃縮し、クロロ
ホルムを加え、重曹にて洗浄後、芒硝で乾燥した。減圧
濃縮し、残渣を分取TLC (クロロホルム:メタノー
ル=20:1)にて精製し、淡黄色油秋物の標題化合物
20mgを得た。
NMR (CDC克3)δ: 0.90 (6H,dd) 1.00 〜2.60 (17H,m)4 −  4 
0 ( I H p  rrx )7.40〜8.00
  (4H,m) 標題化合物をエタノールに溶かし、塩酸エタノール溶液
を加え、常法にて、標題化谷物の塩酸塩を得た。m p
 2 0 7〜208℃N M R  ( C D C
 11 s  )  δ :0 0 ,9 0 ( 6 H 7 m )t.00 〜3
.80 (1 7H,m)4.40 (IH,m) 7.60〜8.00(4H,m) 1 2.20 (IH,br  s) I  R  (νW:W  )cm−’  :3400
  2920  2480,1700,2      
      〉 1370,7.20 実施例17 5−フェニル−2− 3−メ ルー1− 2ービベ1ジ
 エ ル ブ ル アミノオ  ゾール3−アミノー5
−メチル−1−ビベリジノヘキサン3 9 7 m g
と2−クロロー5−フェニルオキサゾール360mgを
120℃で2時間加熱溶融した。反応液にクロロホルム
を加え,水、炭酸カリウムを加え、アルカリ性でクロロ
ホルム抽出し、芒硝にて乾燥した。減圧濃縮後、残漬を
シリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノ
ール=50:1にて精製し、淡黄色油状物の標題化合物
170mgを得た. NMR (CDC克,)δ: 1.00 (6H,m) 1 .2 0 〜2 −  7 0 ( 1 7 H 
> m )3 − 8 0 ( I H ,m )6.
20 (7H,m) 7.00 (IH,s) 7.f O 〜7.60 (5H,m)s題化合物とフ
マル酸をエタノールに溶かし、常法にて標題化合物のフ
マル酸塩を得た。
(淡黄色アモルファス) NMR  (DMSO−d6 )  δ :0.90 
 (6H,m) 1 −  0 0 〜3 −  8 0 ( 1 8 
H y m )6 −  8 0 〜7 −  6 0
  ( 8 H >  m)IR(ν!!!.)cm一
二 3400  2960   1700,1600,72 980,760 実施例18 2アミノ5メチル1フェニルヘキサン1オール2.07
g及び2クロロエタノール5mlの混合物を3時間加熱
還流させ、冷後エーテル100mkを加えた。折出した
結晶を濾取し、47%HBrSmu中で19時間加熱還
流させた。冷後、派圧下濃縮し、残留物を2NNaOH
で中和しクロロホルム抽出しな。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、芒硝乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残留
物をシリカゲル力ラムクロマトグラフィー(クくン ロロホルム〜クロロホルム/メタノール100/1)に
て精製し(2RS,3RS)−3− (3−メチルブチ
ル)−2−フェニルモルホリン0. 435gを得た。
NMR (CDC克.)δ: 0.72 (3H,d) 0.75 (3H,d) 0.86〜1.50(5H,m) 1.69 (1}1,br  s) 2.55 〜3.26 (3H,m) 3 .4 8 〜4 −  0 8 ( 3 H p 
 rri )7 .3 1 ( 5 H p m) I  R v ::二tc m −’ :3030  
 2960   2860,  1490ク 1460   1445,1385,1365,ノ 1325   1260   1125,1095,)
            ラ 9 6 5,  7 5 5,  6 9 5(2RS
,3RS) −3− (3−メチルブチル)−2−フェ
ニルモルホリン0.435g及び3一ピベリジノブロビ
ルクロライド0.30gの混合物を窒素零囲気下110
℃の油浴上で3時間加熱した。冷後、エーテル及び水酸
化ナトリウム水溶液を加え、有機層を水、飽和食塩水で
洗浄後、芒硝乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残留
物をアセトンに溶解させ、濃塩酸を加えた。折出した結
晶を濾取しアセトン、次いでヘキサンで洗浄し、乾燥し
て標題化合物の粗体0.34gを得、これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール
=5071)にて精製し、1jA題化合物を油状物とし
て得た。
N M R ( C D C J2 s )δ:0.6
3 〜0.90 (6H,m) 0.9(1〜1.88 (13H,m)2.03 〜2
.98 (1 1H,m)3.56〜4.0 2 (2
H,m) 4.27 (IH,d, J=9.2HZ) 7. 3 1 (5H/ m) IR(ν=:二t)cm−’: 2940  2870  2810  1490,t 1465   1450   1365,1345,ノ
ノ 1260   1155   1120,1090,ノ
            ク 990     755     700ノ 標題化合物をアセトンに溶解し、濃塩酸を加え、常法に
て標題化合物の塩酸塩を白色結晶として得た。mp25
4〜256℃(分解)I Rv’4’:: cm−’: 2940  2870  2630  2540アー 1450  1430  1380,1360,7  
         ? 1110  1080  1000  965フ 755    690 ? [#考例1]ザリガニ神経筋接合部におけるグルタミン
酸遮断作用 Ishidaら[J.Physiol.,2 9 8 
,  3 0 1 − 3 1 9(1 980)]及
びShinozakiら[ Camp.Biochem
.Phyaiol , 7 0 c, 4 9−58 
(1 9B1)]の方法に従ってグルタミン酸遮断作用
の評価をおこなった。すなわち、ザニガニ第一歩脚の開
鋏筋を実験材料として用い、下記の実験を行なった。
神経筋標本を液槽中に固定して、ザニガニ用生理溶液[
組成:NaCj2 (195mM)、CaCJlz  
(18mM)、KC克(5.4mM)、トリス・マレイ
ン酸バッファ一(pH7.5、10mM)、グルコース
(11mM)]で21±1℃に潅流(一定流速)し、3
M−KCJ2溶液を満たしたガラス微小電極を筋繊維中
央に挿入し、筋細胞膜電位の変化を細胞内記録した。
被験物質のグルタミン酸遮断作用は、L−グルるL−グ
ルタミン酸誘発脱分極の抑制率として求めた。(被験化
合物濃度は、2X10−’M)得られた結果を第1表に
示す。
表 1 第l頁の続き ■Int. CI.’ 識別記号 庁内整理番号 265/36 上.事件の表示 昭和63年特許願88611号 2.発明の名称 新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮
断剤 3.補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区岩本町2丁目2番3号名称 日本
ケミファ株式会社 4.補正命令の日付 昭和63年6月28日(発送日)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で表わされるアルキレンジアミ
    ン誘導体もしくはその塩: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Aは、置換基を有していてもよい含窒素複素環
    ; ▲数式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、
    表等があります▼;又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ を示し、 Bは、置換基を有していてもよい環を、Zは、水素、炭
    素数1〜6のアルコキシカルボニル、ベンゾイル、又は
    炭素数1〜6のアルキルを、R^3及びR^4は、水素
    、炭素数3〜8のアルキル又は、R^3とR^4が一緒
    になって、=Oを示し、R^5及びR^6は水素、炭素
    数3〜8のアルキル、フェニル又はR^5とR^6が一
    緒になって=Oを示し、R^7は、水素、ヒドロキシ又
    は炭素数1〜6のアルキルを、そしてDは、フェノキシ
    、フェニル又は炭素数1〜6のアルキルを示し、Yは、
    置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレンを
    示し、そしてR^1及びR^2は炭素数1〜6のアルキ
    ル又はR^1とR^2が一緒になって隣接する窒素原子
    と共に、場合によっては、更に酸素原子を含んで、置換
    基を有していてもよい5〜7員環を示す]。 2、下記一般式( I )で表わされるアルキレンジアミ
    ン誘導体もしくはその塩: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Aは、置換基を有していてもよい含窒素複素環
    ; ▲数式、化学式、表等があります▼;▲数式、化学式、
    表等があります▼;又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ を示し、 Bは、置換基を有していてもよい環を、Zは、水素、炭
    素数1〜6のアルコキシカルボニル、ベンゾイル、又は
    炭素数1〜6のアルキルを、R^3及びR^4は、水素
    、炭素数3〜8のアルキル又は、R^3とR^4が一緒
    になって、=Oを示し、R^5及びR^6は水素、炭素
    数3〜8のアルキル、フェニル又はR^5とR^6が一
    緒になって=Oを示し、R^7は、水素、ヒドロキシ又
    は炭素数1〜6のアルキルを、そしてDは、フェノキシ
    、フェニル又は炭素数1〜6のアルキルを示し、Yは、
    置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレンを
    示し、そしてR^1及びR^2は炭素数1〜6のアルキ
    ル又はR^1とR^2が一緒になって隣接する窒素原子
    と共に、場合によっては更に酸素原子を含んで、置換基
    を有していてもよい5〜7員環を示す] を有効成分として含むグルタミン酸遮断剤。
JP63088611A 1988-04-11 1988-04-11 新規なアルキレンジアミン誘導体およびグルタミン酸遮断剤 Pending JPH0314562A (ja)

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