JPH03143667A - 変倍副走査装置 - Google Patents

変倍副走査装置

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JPH03143667A
JPH03143667A JP28164889A JP28164889A JPH03143667A JP H03143667 A JPH03143667 A JP H03143667A JP 28164889 A JP28164889 A JP 28164889A JP 28164889 A JP28164889 A JP 28164889A JP H03143667 A JPH03143667 A JP H03143667A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ステッピングモータを用いた変倍副走査装置
に関し、特に原稿読取装置、プリンタ。
ファクシミリ装置等に用いられ、原稿あるいは記録用紙
の行方向の副走査送り量を変えることにより、副走査方
向の読取り/記録の変倍を行う変倍副走査装置に関する
当りのステップ数は次のようになる。
スタンダード:  8  x5/4  =10ステップ
/ラインファイン:4X5/4=5 ステップ/ライン
スーパファイン ;  2  x5/4  =2.5 
 ステップ/ラインしかし、スーパファインの場合の2
.5ステツプ/ラインは実行不可能であるので、この場
合は従来では2ステツプ/ラインと3ステツプ/ライン
のラインを交互に発生させていた。
[従来の技術] 従来、フルラインタイプ、のドツトプリンタ、あるいは
イメージスキャナのように、ステッピングモータを用い
て変倍副走査を行う装置においては、2相または1−2
相励磁方式のnステップ(ただしnは整数)を用いて1
ライン分の副走査を行っていた。ここで、例えばファク
シミリ装置の場合に、等倍時でスタンダードを8ステツ
プ、ファインを4ステツプ、スーパファインを2ステツ
プで1ライン分の副走査を行うときに、574倍の変倍
副走査を行うことを考えると、1ライン[発明が解決し
ようとする課題] このように、従来技術では、スーパファインのような場
合に、1ラインのステップ数が2ステツプと3ステツプ
とが混在していたので、次のような欠点があった。
■ 1ライン毎の副走査線密度が一定でなくなる。
すなわち、2ステツプ/ラインに比べ、3ステツプ/ラ
インは副走査送り量が1.5倍になってしまっている。
■ ステッピングモータのパルスレートが一定でなくな
り、そのため振動、騒音が発生する。
すなわち、ライン周期を一定にしようとすると、2ステ
ツプ/ラインのラインと3ステツプ/ラインのラインと
でパルスレートが異なるので、パルスレートが一定でな
くなり、ステッピングモータが振動しやすくなる。
■ 上述の各欠点を除去しようとして、1ラインのステ
ップ数を多くすると、装置の高速化が不可能となったり
、極端な製造原価上昇を招いたりする。
■ 変倍率の自由な設定が困難となる。
イ列えば、84サイズ(25711110) からへ4
サイズ(210mm)への縮小を「正確に」実施しよう
とすると、等倍時には210ステツプ/ラインにしなけ
ればならず、これは現実的に実行不可能である。
本発明の目的は上述のような欠点を除去し、変倍時にお
いても1ライン毎の副走査送り量を常に一定にでき、常
に一定のパルスレートでステッピングモータを駆動でき
て、振動、騒音の低減が得られ、かつ変倍率の自由な設
定が可能な変倍副走査装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 上記目的を達成するため、本発明はステッピングモータ
を用いて情報読取り、または情報記録を行い、変倍率に
応じて該モータによる1ライン毎の副走査送り量を変え
て副走査方向の変倍を行う変倍副走査装置において、指
定可能な複数個の変倍率を各々分数で表わし、該分数を
通分した分母で分割した共通のテーブルの各領域に、前
記ステッピングモータに供給する相電流の電流値および
電流方向を表わすマイクロステップ駆動情報をあらかじ
め格納した記憶手段と、外部装置から指定された変倍率
に応じて、該当のマイクロステップ駆動情報を該記憶手
段から順次読み出す演算制御手段と、該演算制御手段に
より読み出された当該マイクロステップ駆動情報に基づ
いて、マイクロステップ駆動方式により前記ステッピン
グモータを駆動し、これにより1ライン毎のマイクロス
テップ数を変倍率に応じて変えて変倍副走査を行わせる
モータ駆動手段とを具備したことを特徴とする。
[作 用] 本発明では、変倍時の1ラインを常に一定のマイクロス
テップ数で副走査させ、複数の変倍率を有する装置にお
いても1種類のマイクロステップテーブルのみで実現で
きるようにしたので、変倍時においても1ライン毎の副
走査線密度が一定で画質が向」ニし、ステッピングモー
タのパルスレートが一定のため振動、騒音が低減する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
曳−Jし1」瓜 第1図は本発明実施例の基本構成を示す。同図において
、Aは情報読取り、または情報記録を行う際の副走査の
ための駆動源として用いたステッピングモータである。
このモータAによる1ライン毎の副走査送り量を変倍率
に応じて変えて、副走査方向の変倍を行う。
Bは、指定可能な複数個の変倍率を各々分数で表わし、
この分数を通分した分母で分割した共通のテーブルの各
領域に、上記ステッピングモータAに供給する相電流の
電流値および電流方向を表わすマイクロステップ駆動情
報をあらかじめ格納した記憶手段である。
Cは、外部装置から指定された変倍率に応じて、該当の
マイクロステップ駆動情報を記憶手段Bから順次読み出
す演算制御手段である。
Dは、演算制御手段Cにより読み出された当該マイクロ
ステップ駆動情報に基づいて、マイクロステップ駆動方
式により上記ステッピングモータAを駆動し、これによ
り1ライン毎のマイクロステップ数を変倍率に応じて変
えて変倍副走査を行わせるモータ駆動手段である。
型−監上叉五週 第2図は本発明の一実施例(以下、第1実施例と称する
)の回路構成を示す。同図において、lはマイクロステ
ップ駆動の制御を司るマイクロコンピュータ、2は2チ
ヤンネルのD/A (デジタル/アナログ)コンバータ
、3および4は定電流チョッパタイプのバイポーラモー
タドライバ、および5は2相バイポーラタイプのステッ
ピングモータである。ステッピングモータ5の回転軸は
図示しない紙送り機構あるいは原稿送り機構またはヘッ
ド送り機構の駆動部に接続する。マイクロコンピュータ
lはその内部または外部にROM (リードオンリメモ
リ)11を有し、後述のようなマイクロステップテーブ
ルをROMIIにあらかじめ格納している。また、マイ
クロコンピュータ1の入力端子は図示しない制御ブロッ
ク、例えば装置全体の制御を行うメインCPUなどに接
続する。
第3図は、第2図のステッピングモータ5において、2
相励磁方式の1ステツプを8分割したマイクロステップ
時のA、B相へ流す電流値とロータの回転位置の関係を
示す。
まず、等倍時の1ラインの副走査を2相励磁のlステッ
プで行う場合を考える。この場合、外部装置から入力線
1−aを通じてマイクロコンピュータ1へ1ライントリ
ガパルスが入力すると、マイクロコンピュータ1はバイ
ポーラモータドライバ3.4を通じてステッピングモー
タ5の回転を制御し、最初第3図のl×の位置にあった
ステッピングモータ5は2相の1ステツプ分だけ駆動さ
れて、90°進んだ同図の2×の位置へ回転する。さら
にまた、1ライントリガパルスがマイクロコンピュータ
1へ人力すると、同様にして次は同図の3xの位置へス
テッピングモータ5は回転する。
このように、等倍時では、ステッピングモータ5のロー
タは第3図の円周上をトリガパルスの人力がある毎に9
0”ずつ回転してゆく。実際には、第3図上の90”は
ロータの回転角に置き換えた場合、2相駆動の1ステツ
プ分に相当している。また、例えば7.5°/ステツプ
のステッピングモータの場合ならば、第3図における9
0°はロータの回転角の7.5°に相当している。
次に変倍の場合、例えば978倍の副走査を考えてみる
。この場合は、1ラインの送り量を等倍の場合の978
倍にすればよいので、まず第3図で2相1ステツプの回
転角を8等分し、その分割された回転角(マイクロステ
ップの1ステツプ相当)の9ステップ分を1ラインの回
転角にして駆動する。すなわち、第3図において、ステ
ッピングモータ5はIY→2Y→3Y→4Y→5Y・・
・の順で入カトリガバルスに応じて順次回転する。
具体的にステッピングモータ5をマイクロステップ駆動
させることは、本実施例においては、2相励磁状態でA
相およびB相の各相に流す電流値の比率を変えてやるこ
とによって実現している。例えば、A相はIQOmA、
B相は30mへのように変えている。この各相に流す電
流の大きさは、モータドライバ3.4へ人力するリファ
レンス電圧値によって決定される。このリファレンス電
圧値は、マイクロコンピュータ1の出力線1−dから出
力されるデジタルデータをD/Aコンバータ2でDハ変
換したものである。また、各相へ流す電流の方向はマイ
クロコンピュータ1から出力線1−b。
1−cを通じてモータドライバ3,4へ供給される出力
値によって決定される。
マイクロコンピュータ1からD/Aコンバータ2および
一対のモータドライバ3.4へ出力される各データは内
部(または外部)に設けたROMIIに、例えば第4図
に示すようなテーブルを構成し、そのテーブルの中に各
相へ流す電流値(すなわち、0/Aコンバータ2へ出力
するデータ)と、電流の方向(すなわち、モータドライ
バ3,4へ′出力するデータ)とをテーブルアドレス(
読み出しアドレス)毎にあらかじめ書き込んでおく。
第4図での左側のROMテーブルにおいて、テーブルア
ドレスO〜31は第3図のマイクロステップの位置に対
応し、また各2バイトデータはB相電流極性(!ピッI
−)、B相電流値(7ビツト)。
A相電流極性(1ビツト)およびA相電流値(7ビツト
)を含む。ここで、各相の電流極性を示す“0”は+(
正)、“1”は−(負)を表わすものとする。さらに、
第4図で右側の矢印を伴なう図は、第3図の各変倍に対
応のロータの移動とROMテーブルのアドレスとの関係
を示す。ここで、IX、2X、H,4X、・・・は等倍
の場合のステップ位置、IY、2Y、3Y、4Y、・・
・は9/8倍の場合のステップ位置、l Z 、 2 
Z 、 3 Z 、 4 N 、 ・・・はl O/8
倍の場合のステップ位置を示す。
以上の構成において、マイクロコンピュータ1は人カト
リガバルスに応じて、上述のROMII内に構成した第
4図に示すテーブルからデータを読み出し、D/八へン
バータ2とモータドライバ3.4へそのデータを出力す
る。この際、等倍の場合にはROMテーブルのアドレス
を1ライン毎に「8」ずつ、978の変倍の場合には1
ライン毎に「9」ずつ、lO/8の変倍の場合には1ラ
イン毎に[10」ずっ進めることにより、1ライン分の
回転角を変化させる。この時、テーブルデータの出力の
方法としては、例えば1ラインに1回だけ、所定のアド
レス分(等倍では8アドレス)進めたデータを出力して
も良いし、あるいはまた1ライン°を時間的に分割して
、複数のマイクロステップで駆動しても良い。例えば、
等倍時において、4ずつアドレスを進めて読み出したデ
ータを1ラインに2回出力するというようにしてもよい
すなわち、変倍率をm/nとし、等倍時の1ライン分の
ステッピングモータ5の回転角をθとした場合、1マイ
クロステツプが07口となるようなテーブルをメモリ1
1内にあらかじめ作成し、■ライン毎にテーブルのアド
レスをmずつ進めたテーブルデータを基に、マイクロコ
ンピュータ1はステッピングモータ5を駆動し、man
倍の変倍副走査を行う。
複数種の変倍率で読み、あるいは記録が可能な装置での
マイクロステップ駆動用のテーブルの構成方式として、
次の2種類を用いることができる。
(1)基本形 各々の変倍率に応じたテーブルを複数個設ける。ステッ
ピングモータ駆動時には、指定された変倍率に対応した
テーブルを用いて、変倍率に応じたアドレスの進め方を
行い、変倍副走査を実行する。
例えば、84サイズからA4サイズへの縮小、すなわち
210/257の変倍の場合には、257分割のマイク
ロステップテーブルを用いて210アドレスずつ進め、
A3サイズからB4サイズへの縮小、すなわち257/
297の場合には297分割のマイクロステップテーブ
ルを用いて257アドレスずつ進める。
(2)改良形 分数で表わされた複数種の変倍率を通分し、その分母で
分割した1つのマイクロステップテーブルを設ける。ス
テッピングモータ駆動時には、その1つのマイクロステ
ップテーブルを用いて、各々の変倍率に対応したアドレ
スの進め方を行う。
例えば、415 と576の変倍率を持つ装置の場合に
は、それぞれ通分して24/30と25/30とし、そ
の分母の30で分割した30分割のマイクロステップテ
ーブルを用いる。この場合は、前述の基本形に比べてテ
ーブルの数が少なくなる利点がある。
■ 第2実施例 第2図の本発明の第1実施例において、D/Aコンバー
タ2およびモータドライバ3.4へ出力するデータは、
ROMテーブルを参照していたが、本発明はこれに限定
されず、例えば上記の出力するデータを回転角θの関数
で表わし、この関数を用いて演算することによって、出
力データを得ることもできる。例えば、A相をAs1n
θ、B相をBcosθで表わしくただし、A、Bは常数
)、θの値を代入し、その演算結果の極性でステッピン
グモータへの電流の方向を決め、その演算結果の絶対値
で電流の大きさを決めれば、ROMテーブルの参照の場
合と同様に変倍副走査を実行できる。
隻−11太菰週 第2図の本発明の第1実施例では、ステッピングモータ
として2相のバイポーラモータを用いているが、本発明
はこれに限らず、例えばユニポーラモータや5相モータ
等の相数の異なるモータにおいても各相に流す電流の割
合(比)を変えることにより、マイクロステップ動作が
可能となるので、これらの相数の異なるモータを用いて
も第1実施例と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は変倍副走査を行う各種の装置に適用可能
であって、原稿や記録用紙を送るタイプの装置ばかりで
なく、画像読取ヘッドや記録ヘッドをライン方向へ移動
するタイプの装置にも適用できることは勿論である。ま
た、ステッピングモータを用いて感光ドラムを回転する
記録装置にも応用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、以下のような効
果が得られる。
(1)副走査用のステッピングモータをマイクロステッ
プ駆動させるように構成したので、変倍時においても1
ライン毎の送り量を常に一定にすることができ、1ライ
ン毎の副走査線密度が一定となって画質の向上が図れる
(2)ステッピングモータがマイクロステップ駆動する
ので、変倍時においても常に一定のパルスレートでステ
ッピングモータを駆動でき、そのため振動および騒音の
低減が図れる。
(3)ステッピングモータがマイクロステップ駆動する
ので、分母の値が大きくなるような分数比の変倍率を容
易に実現可能となり、変倍率の自由な設定が容易に可能
となる。また、装置の高速化に悪影響を与えることも、
製造原価の上昇を招くおそれもない。
(4)複数個の変倍率を分数で表わし、それらの分数を
分母を共通に通分することにより、マイクロステップテ
ーブルの共通化が可能となり、構成簡潔で廉価に提供可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構成を示すブロック図、 第2図は、本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、 第3図は、第2図のステッピングモータにおいて、2相
励磁力式の1ステツプを8分割したマイクロステップ駆
動時のA、B相へ流す電流と、ロータの回転の関係を示
すグラフ、 第4図は、第2図のROMに格納されたマイクロステッ
プテーブル(ROMテーブルと称する)の内容の一例を
示すメモリマツプとロータ位置の関係を表わす説明図で
ある。 1・・・ワイチップマイクロコンピュータ、2・・・2
チヤンネルのD/Aコンバータ、3.4・・・バイポー
ラステッピングモータ用の定電流チョッパドライバ(バ
イポーラモータドライバ)、 5・・・2相バイポーラステツピングモータ、11・・
・ROM 。 第 図 ■相 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ステッピングモータを用いて情報読取り、または情
    報記録を行い、変倍率に応じて該モータによる1ライン
    毎の副走査送り量を変えて副走査方向の変倍を行う変倍
    副走査装置において、 指定可能な複数個の変倍率を各々分数で表わし、該分数
    を通分した分母で分割した共通のテーブルの各領域に、
    前記ステッピングモータに供給する相電流の電流値およ
    び電流方向を表わすマイクロステップ駆動情報をあらか
    じめ格納した記憶手段と、 外部装置から指定された変倍率に応じて、該当のマイク
    ロステップ駆動情報を該記憶手段から順次読み出す演算
    制御手段と、 該演算制御手段により読み出された当該マイクロステッ
    プ駆動情報に基づいて、マイクロステップ駆動方式によ
    り前記ステッピングモータを駆動し、これにより1ライ
    ン毎のマイクロステップ数を変倍率に応じて変えて変倍
    副走査を行わせるモータ駆動手段と を具備したことを特徴とする変倍副走査装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63174592A (ja) * 1987-01-13 1988-07-19 Fuji Xerox Co Ltd モ−タの電流制御装置
JPS6469161A (en) * 1987-09-10 1989-03-15 Seiko Epson Corp Picture reader

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