JPH03142731A - 光ディスクの作製方法 - Google Patents
光ディスクの作製方法Info
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- JPH03142731A JPH03142731A JP1281143A JP28114389A JPH03142731A JP H03142731 A JPH03142731 A JP H03142731A JP 1281143 A JP1281143 A JP 1281143A JP 28114389 A JP28114389 A JP 28114389A JP H03142731 A JPH03142731 A JP H03142731A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光ディスクの作製方法に関し、特にGe5b
Te系またはIn5ePb系合金材料からなるターゲッ
ト材を用いて耐湿性および耐酸化性に富む記録膜を形成
する点に特徴をもつ光ディスクの作製方法に関するもの
である。
Te系またはIn5ePb系合金材料からなるターゲッ
ト材を用いて耐湿性および耐酸化性に富む記録膜を形成
する点に特徴をもつ光ディスクの作製方法に関するもの
である。
[従来技術]
光ディスクは、基板と記録膜とから構成されている。
記録膜の材料としては、Te、Te−In。
Te−8e等のTe系の金属または合金が好んで用いら
れるが、TeやInは湿度の高い空気中において、金属
表面が酸化されるという問題点を有していた。
れるが、TeやInは湿度の高い空気中において、金属
表面が酸化されるという問題点を有していた。
そのため、Seを加えることにより耐酸化性の向上を図
り、さらにその安定化を図るためにIn。
り、さらにその安定化を図るためにIn。
5nSPb、Sb、Bi等の金属元素を少量添加するこ
となどが行われていた。
となどが行われていた。
また、一般的な穴形成による記録方法に使用される記録
膜は、 ω低融点であること; ■低熱伝導率を有すること; ■高い光吸収率を有すること; ■ビット形状の良好なものであること、等の特性を持つ
ことが望まれるため、これらの要求を満たす記録膜とす
るために種々改良の努力がなされてきた。
膜は、 ω低融点であること; ■低熱伝導率を有すること; ■高い光吸収率を有すること; ■ビット形状の良好なものであること、等の特性を持つ
ことが望まれるため、これらの要求を満たす記録膜とす
るために種々改良の努力がなされてきた。
[発明が解決しようとする課題]
上述のように、従来技術で得られた記録膜は主として、
Te5Ins Se等の金属膜を用いているが、これら
は通常水や酸素に弱い性質を有するため、耐湿性あるい
は耐酸化性という面で問題があり、何らかの手段でこれ
らの耐湿性や耐酸化性の向上を図ることが求められてい
た。
Te5Ins Se等の金属膜を用いているが、これら
は通常水や酸素に弱い性質を有するため、耐湿性あるい
は耐酸化性という面で問題があり、何らかの手段でこれ
らの耐湿性や耐酸化性の向上を図ることが求められてい
た。
〔課題を解決するための手段および作用]本発明者等は
斯る課題を解決するため鋭意研究したところ、従来通り
のTe系あるいはIn系金属材料を用いる記録膜であっ
ても、ある種の特定の元素の配合によって優れた耐湿性
および耐酸化性を有する記録膜とすることができること
を見い出し本発明を達成することができた。
斯る課題を解決するため鋭意研究したところ、従来通り
のTe系あるいはIn系金属材料を用いる記録膜であっ
ても、ある種の特定の元素の配合によって優れた耐湿性
および耐酸化性を有する記録膜とすることができること
を見い出し本発明を達成することができた。
すなわち本発明の一つの目的は、光デイスク基板上にタ
ーゲット材を用いて記録膜を形成することからなる光デ
ィスクの作製方法において、ターゲット材としてGex
SbyTez (x、y、z〉0)の組成を持つ合金
からなる基本材料に、Pb、Ga5Zn5 B iおよ
びAgからなる群より選ばれた少なくとも1種の金属を
添加したものを使用することにより耐湿性および耐酸化
性に富む記録膜が得られるようにしたことを特徴とする
光ディスクの作製方法を提供することである。
ーゲット材を用いて記録膜を形成することからなる光デ
ィスクの作製方法において、ターゲット材としてGex
SbyTez (x、y、z〉0)の組成を持つ合金
からなる基本材料に、Pb、Ga5Zn5 B iおよ
びAgからなる群より選ばれた少なくとも1種の金属を
添加したものを使用することにより耐湿性および耐酸化
性に富む記録膜が得られるようにしたことを特徴とする
光ディスクの作製方法を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、上記光ディスクの作製方法
において、tnx’ sey/ Pbz’(x’ *
y’ + z’ >0)の組成を持つ合金からなる
基本材料に、Ga5Zn5B iおよびAgからなる群
より選ばれた少なくとも1種の金属を添加したものを使
用することにより耐湿性および耐酸化性に富む記録膜が
得られるようにしたことを特徴とする光ディスクの作製
方法を提供することである。
において、tnx’ sey/ Pbz’(x’ *
y’ + z’ >0)の組成を持つ合金からなる
基本材料に、Ga5Zn5B iおよびAgからなる群
より選ばれた少なくとも1種の金属を添加したものを使
用することにより耐湿性および耐酸化性に富む記録膜が
得られるようにしたことを特徴とする光ディスクの作製
方法を提供することである。
本発明法において、使用できる支持体としての基板は透
明であることが好ましく、材質的にはガラスなどの無機
材料またはポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、
ポリメタクリレートなどのポリマー、あるいはこれらの
変性ポリマーコポリマー、ブレンドなどの有機材料が挙
げられる。すなわちこれらの無機または有機材料からな
るフィルムまたはシートが基板として好都合に使用でき
る。
明であることが好ましく、材質的にはガラスなどの無機
材料またはポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、
ポリメタクリレートなどのポリマー、あるいはこれらの
変性ポリマーコポリマー、ブレンドなどの有機材料が挙
げられる。すなわちこれらの無機または有機材料からな
るフィルムまたはシートが基板として好都合に使用でき
る。
これらの基板上に記録膜を形成する手段としては、各金
属あるいは合金成分をそれぞれ別個の蒸着用ボートある
いはエレクトロンビーム蒸着るつぼに置き、混合蒸着ま
たは混合スパッタリングさせる方法や、金属あるいは合
金との混合ペレットを用いて行う抵抗加熱方式、エレク
トロンビーム蒸着方式、イオンブレーティング方式など
の各種薄膜形成方法を用いることができる。本明細書に
示す実例では、スパッタリング法を用いて記録膜を形成
した。
属あるいは合金成分をそれぞれ別個の蒸着用ボートある
いはエレクトロンビーム蒸着るつぼに置き、混合蒸着ま
たは混合スパッタリングさせる方法や、金属あるいは合
金との混合ペレットを用いて行う抵抗加熱方式、エレク
トロンビーム蒸着方式、イオンブレーティング方式など
の各種薄膜形成方法を用いることができる。本明細書に
示す実例では、スパッタリング法を用いて記録膜を形成
した。
記録膜を形成する材料として、従来用いられているTe
系またはIn系合金の改良品として、1つはGe−3b
−Teからなる3元系合金を基本材料として、他の1つ
はIn−5e−Pbからなる3元系合金を基本材料とし
て、前者にはPb1Gas Zn、BiおよびAgから
なる群より選ばれる金属の少なくとも1種を添加し、後
者にはG a SZ n s B iおよびAgからな
る群より選ばれる金属の少なくとも1種を添加して安定
化した3元系以上の合金からなるターゲット材を用いる
ことにより、耐湿性および耐酸化性の良好な記録膜が得
られることを本発明者等は多くの実験により確認した。
系またはIn系合金の改良品として、1つはGe−3b
−Teからなる3元系合金を基本材料として、他の1つ
はIn−5e−Pbからなる3元系合金を基本材料とし
て、前者にはPb1Gas Zn、BiおよびAgから
なる群より選ばれる金属の少なくとも1種を添加し、後
者にはG a SZ n s B iおよびAgからな
る群より選ばれる金属の少なくとも1種を添加して安定
化した3元系以上の合金からなるターゲット材を用いる
ことにより、耐湿性および耐酸化性の良好な記録膜が得
られることを本発明者等は多くの実験により確認した。
すなわち、上記のようにして得られた記録膜を有する光
ディスクは従来品に比較して耐湿性および耐酸化性に優
れ、長期間保存に向くことが確認されている。
ディスクは従来品に比較して耐湿性および耐酸化性に優
れ、長期間保存に向くことが確認されている。
以下、実施例をもって詳細に説明する。
[実施例1]
光デイスク用基板として、ポリカーボネートディスク基
板を用い、該基板上にGe : Sb :Te : A
g −0,3: 0.5 : l : 0.05 (
原子比)からなるターゲット材を用いて、スパッタ法で
、パワー120W、アルゴンガス全圧5 X 10−”
torr、時間3分の条件下で成膜した。
板を用い、該基板上にGe : Sb :Te : A
g −0,3: 0.5 : l : 0.05 (
原子比)からなるターゲット材を用いて、スパッタ法で
、パワー120W、アルゴンガス全圧5 X 10−”
torr、時間3分の条件下で成膜した。
得られた光ディスクに、780na+の半導体レーザを
用いて、出力10mvでビット形成を行ったところ充分
にビットが形成でき、スペクトラムアナライザーでl
MHzのキャリア信号を測定したところC/N比は37
dBであった。
用いて、出力10mvでビット形成を行ったところ充分
にビットが形成でき、スペクトラムアナライザーでl
MHzのキャリア信号を測定したところC/N比は37
dBであった。
また、得られた光ディスクを50℃の水に1分間漬けた
後、検査したところ、記録膜の表面は不透明もしくは白
色がかった色に変化したが、基板のポリカーボネート側
から見ると金属光沢が見られた。
後、検査したところ、記録膜の表面は不透明もしくは白
色がかった色に変化したが、基板のポリカーボネート側
から見ると金属光沢が見られた。
[実施例2]
ターゲット材としてGe:Sb:Te:Pb−0,3:
0.2 : 1 : 0.01 (原子比)の配合比
からなる4インチターゲット材を用いて、実施例1と同
様の方法で、光ディスクを作製した。
0.2 : 1 : 0.01 (原子比)の配合比
からなる4インチターゲット材を用いて、実施例1と同
様の方法で、光ディスクを作製した。
得られた光ディスクを用いて、実施例1に示す方法で検
査を行ったところ、C/N比は40dBであり、他の特
性は実施例1のものと同じであった。
査を行ったところ、C/N比は40dBであり、他の特
性は実施例1のものと同じであった。
[実施例3]
ターゲット材としてGe:Sb:Te:Bi −0,1
: 0.5 : l : 0.01 (原子比)の配合
比からなる4インチターゲット材を用いて、実施例1と
同様の手法で光ディスクを作製した。
: 0.5 : l : 0.01 (原子比)の配合
比からなる4インチターゲット材を用いて、実施例1と
同様の手法で光ディスクを作製した。
得られた光ディスクを用いて、実施例1に示す方法で検
査を行ったところ、C/N比は85dBであり、他の特
性は実施例1のものと同じであった。
査を行ったところ、C/N比は85dBであり、他の特
性は実施例1のものと同じであった。
〔比較例1]
実施例に示すポリカーボネートディスク基板上に、Te
のみからなる4インチターゲット材を用いてスパッタ法
で記録膜を形成した。その他の成膜条件は実施例1と同
じにした。
のみからなる4インチターゲット材を用いてスパッタ法
で記録膜を形成した。その他の成膜条件は実施例1と同
じにした。
得られた光ディスクに、780nmの半導体レーザを用
いて出力10mvでビット形成を行ったところ、充分に
ビット形成ができ、スペクトラムアナライザーでl M
Hzのキャリア信号について測定したところC/N比は
85dBであった。
いて出力10mvでビット形成を行ったところ、充分に
ビット形成ができ、スペクトラムアナライザーでl M
Hzのキャリア信号について測定したところC/N比は
85dBであった。
また、得られた光ディスクを50℃の水に1分間漬けた
ものを検査したところ、記録膜の表面ばかりでなく、基
板のポリカーボネート側から見ても金属光沢は見られな
かった。
ものを検査したところ、記録膜の表面ばかりでなく、基
板のポリカーボネート側から見ても金属光沢は見られな
かった。
[実施例4]
光デイスク用基板として、ポリカーボネートディスク基
板を用い、該基板上にIn:Se:Pb−1:0.5:
0.1(原子比)からなるターゲット材を用いて、スパ
ッタ法で、パワー120W。
板を用い、該基板上にIn:Se:Pb−1:0.5:
0.1(原子比)からなるターゲット材を用いて、スパ
ッタ法で、パワー120W。
アルゴンガス全圧5 X 10−’torr、時間3分
の条件下で、膜厚約500人の記録膜を成膜した。
の条件下で、膜厚約500人の記録膜を成膜した。
得られた光ディスクに、780nmの半導体レーザを用
いて、出力1hvでビット形成を行ったところ充分にビ
ットが形成でき、スペクトラムアナライザーでI MH
zのキャリア信号を測定したところC/N比は85dB
であった。
いて、出力1hvでビット形成を行ったところ充分にビ
ットが形成でき、スペクトラムアナライザーでI MH
zのキャリア信号を測定したところC/N比は85dB
であった。
また、得られた光ディスクを50℃の水に1分間漬けた
ものを検査したところ、記録膜の表面はやや不透明もし
くは白色になったが、ポリカーボネート側から観察する
と金属光沢が見られた。
ものを検査したところ、記録膜の表面はやや不透明もし
くは白色になったが、ポリカーボネート側から観察する
と金属光沢が見られた。
[実施例5]
ターゲット材としてIn:Se:Pb:Ag−:1 :
0.3 : 0.05 : 0.1 (原子比)の配
合比からなる4インチターゲット材を用いて、実施例4
と同様の手法で、光ディスクを作製した。
0.3 : 0.05 : 0.1 (原子比)の配
合比からなる4インチターゲット材を用いて、実施例4
と同様の手法で、光ディスクを作製した。
得られた光ディスクを用いて、実施例1に示す方法で検
査を行ったところ、C/N比は34dBであり、他の特
性は実施例4のものと同じであった。
査を行ったところ、C/N比は34dBであり、他の特
性は実施例4のものと同じであった。
[実施例6]
ターゲット材としてIn:Se:Pb:Ag−1:0.
5:0.1:0.1 (原子比)の配合比からなる4
インチターゲット材を用いて、実施例4と同様の手法で
光ディスクを作製した。
5:0.1:0.1 (原子比)の配合比からなる4
インチターゲット材を用いて、実施例4と同様の手法で
光ディスクを作製した。
得られた光ディスクを用いて、実施例4に示す方法で検
査を行ったところ、C/N比は85dBであり、他の特
性は実施例4のものと同じであった。
査を行ったところ、C/N比は85dBであり、他の特
性は実施例4のものと同じであった。
[比較例2]
実施例4に示すポリカーボネートディスク基板上に、I
nのみからなる4インチターゲット材を用いてスパッタ
法で記録膜を形成した。成膜条件は実施例3の場合と同
一とした。
nのみからなる4インチターゲット材を用いてスパッタ
法で記録膜を形成した。成膜条件は実施例3の場合と同
一とした。
得られた光ディスクに、7B0nmの半導体レーザを用
いて出力10a+wでビット形成を行ったところ、充分
にビット形成ができ、スペクトラムアナライザーでI
MHzのキャリア信号について測定したところC/N比
は35dBであった。
いて出力10a+wでビット形成を行ったところ、充分
にビット形成ができ、スペクトラムアナライザーでI
MHzのキャリア信号について測定したところC/N比
は35dBであった。
また、得られた光ディスクを50℃の水に1分間漬けた
ものを検査したところ、記録膜の表面ばかりでなく、基
板のポリカーボネート側から見ても金属光沢は見られな
かった。
ものを検査したところ、記録膜の表面ばかりでなく、基
板のポリカーボネート側から見ても金属光沢は見られな
かった。
これらの結果から、本発明に係る合金組成の記録膜を有
する光ディスクは、従来法で得られたものに比較すると
C/N比が少なくともほぼ同等である上に、耐湿性およ
び耐酸化性が顕著に優れていることが理解される。
する光ディスクは、従来法で得られたものに比較すると
C/N比が少なくともほぼ同等である上に、耐湿性およ
び耐酸化性が顕著に優れていることが理解される。
[発明の効果]
本発明に従って、記録膜を形成するターゲット材をTe
またはInを含む特定の3元系あるいは4元系以上の合
金から選ぶことによって、得られた記録膜が耐湿性およ
び耐酸化性に優れたものとなるようにすることができる
。
またはInを含む特定の3元系あるいは4元系以上の合
金から選ぶことによって、得られた記録膜が耐湿性およ
び耐酸化性に優れたものとなるようにすることができる
。
すなわち、本発明によれば、長期間保存のできる光ディ
スクを安価に製造できるという効果がある。
スクを安価に製造できるという効果がある。
Claims (2)
- (1)光ディスク基板上に、ターゲット材を用いて記録
膜を形成することからなる光ディスクの作製方法におい
て、ターゲット材としてGexSbyTez(x、y、
z>0)の組成をもつ合金からなる基本材料に、Pb、
Ga、Zn、BiおよびAgからなる群より選ばれる少
なくとも1種の金属を添加したものを使用することによ
り、耐湿性および耐酸化性に富む記録膜が得られるよう
にしたことを特徴とする光ディスクの作製方法。 - (2)光ディスク基板上に、ターゲット材を用いて記録
膜を形成することからなる光ディスクの作製方法におい
て、ターゲット材としてInx′Sey′Pbz′(x
′、y′、z′>0)の組成を持つ合金からなる基本材
料に、Ga、Zn、BiおよびAgからなる群より選ば
れる少なくとも1種の金属を添加したものを使用するこ
とにより、耐湿性および耐酸化性に富む記録膜が得られ
るようにしたことを特徴とする光ディスクの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281143A JPH03142731A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 光ディスクの作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281143A JPH03142731A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 光ディスクの作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142731A true JPH03142731A (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=17634964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1281143A Pending JPH03142731A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 光ディスクの作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03142731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999006220A1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-02-11 | Hitachi, Ltd. | Support d'enregistrement d'informations |
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JPH01138638A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-31 | Toshiba Corp | 情報記録媒体の製造方法 |
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1989
- 1989-10-27 JP JP1281143A patent/JPH03142731A/ja active Pending
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