JPH03141349A - 粒状性及び処理変動性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

粒状性及び処理変動性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03141349A
JPH03141349A JP28089489A JP28089489A JPH03141349A JP H03141349 A JPH03141349 A JP H03141349A JP 28089489 A JP28089489 A JP 28089489A JP 28089489 A JP28089489 A JP 28089489A JP H03141349 A JPH03141349 A JP H03141349A
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silver halide
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halide emulsion
sensitive
emulsion layer
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JP28089489A
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Hideaki Haraga
秀昭 原賀
Hiroshi Ikeda
博 池田
Atsuo Ezaki
江崎 敦雄
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、更
に詳しくは粒状性が向上し、かつ処理変動性の改良され
たハロゲン化銀カラー写真感光材料に関する。
[発明の背景] 従来、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下カラー感
光材料ともいう。)の処理は大規模な現像所−において
行われ、粒状性の良好な、しかも処理変動性の少ない安
定した画像が得られていたが、近年、ミニラボと呼ばれ
る比較的小規模の現像処理システムが開発され、写真店
等の店頭で処理される機会が増大している。
通常、このようなカラー感光材料は、赤感性ハロゲン化
銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び青感性ハロゲ
ン化銀乳剤層の各層を多層化することが行われているた
め、これから得られる写真画像は、一連の現像処理が安
定であって始めて安定な画像が得られるものであって、
したがって前述のようなミニラボでは、大規模現像所に
比べて処理液の変動が著しく処理の管理が困難である場
合が多く、そのため多少の変動でも安定した画像の得ら
れるハロゲン化銀カラー写真感光材料の開発が求められ
ている。
ここで、処理変動を安定化させるためには、カラーネガ
フィルムでは発色現像の処理条件が、またカラーリバー
サル感材の場合には第1現像の処理条件が、それぞれ多
少変化しても、(1)赤感性層、緑感性層及び青感性層
の特性曲線の形が変化しないこと、(2)たとえ赤感性
層、緑感性層及び青感性層の特性曲線の形が変化しても
これらの層が同しように変化し、かつ特性曲線にうねり
が生じないことが極めて重要である。
特に撮影用感材の場合には、主要被写体(例えば人物の
顔等)の露光量に対応する特性曲線部分の変動が小さい
ことが有効である。
また処理変動の小さいカラー感光材料を作るために、各
感光層の現像速度を一致させる方法が、こむまでに試み
られてぎた。例えば各感光層の現像速度を一致させるた
めにハロゲン化銀の粒子サイズやハロゲン(1,Br、
Cf1)の含有比率変化等の調整を行うこともそのひと
つであるが、粒状性、感度、色再現性の制約も大きく、
十分な効果を挙げることは困難である。
更に各感色層を1つの層で構成すれば、特性曲線のうね
りの発生は避けられるものの感度、粒状性において不利
となるために採用することは困難であった。
このようにハロゲン化銀カラー写真感光材料の改良では
、処理変動に対する大きな改良の効果を得ることはでき
ず、したがって処理液による改良がなされてきたのが現
状である。
一方、撮影用カラー感光材料は、近年、高感度化や使捨
てカメラ、大伸しプリント等の普及により、その使用方
法がますます多様化してきている。感光材料の高感度化
は、ストロボを使用しない室内スポーツや舞台あるいは
乳児の撮影等の新しい領域を開いたが、ストロボ未使用
時のシャドウ部や露出アンダーシーンでの粒状性が悪く
、従来にも増して改良に対する要望が高まっている。
更に露出制御の無い使い捨てカメラにおいても同様の要
求がある。
カラー写真感光材料の画質を支配する因子のひとつであ
る粒状性については、その向上を目的としてこれまで種
々の試みがなされてきた。
例えば、感光材料中のハロゲン化銀粒子のサイズを小さ
くすることは粒状性の向上手段として有効である。しか
しながら、粒子の小サイズ化に伴う感度低下は避けられ
ず、高感度化の必要性を考えると必ずしも有効な手段で
はない。
また、カラー写真感光材料中にDIR化合物を含有させ
て粒状性を向上させる技術もよく知られているが、この
場合DIR化合物の添加量を増すと大幅な感度低下や発
色低下を招くという問題があり、得られる粒状性の改良
度には限界がある。
更に、粒状性向上を目的として、例えば特開昭49−1
5495号公報には、実質的に同−感色性層の構成を高
感度ハロゲン化銀乳剤層・中感度ハロゲン化銀乳剤層お
よび低感度ハロゲン化銀乳剤層と3層化する手段が知ら
れている。この方法は、粒状性以外の写真性能の低下は
生じにくいものの、これら3つの層へのカプラーやハロ
ゲン化銀の添加量が適切でないと粒状性の向上効果が得
られないばかりか処理変動を大きくしてしまうことも多
い。
そこで、本発明者等は、粒状性が向上し、処理変動性の
向上したカラー感光材料を得るためハロゲン化銀乳剤層
の画像形成カプラーの添加量について、種々検討した結
果、中感度層の画像形成カプラーの添加量を規定するこ
とに基づいて本発明がなされた。
[発明の目的] 本発明の目的は、粒状性が向上し、かつ処理変動性が改
良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供するこ
とにある。
[発明の構成コ 上記目的は、支持体上に、感光性ハロゲン化銀乳剤層と
して赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層及び青感性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化
銀カラー写真感光材料において、前記乳剤層の少なくと
も1層が支持体に近い方から低感度ハロゲン化銀乳剤層
、中感度ハロゲン化銀乳剤層、高感度ハロゲン化銀乳剤
層の順で塗布した3層構造であり、かつこれらの3層構
造を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層の中で少なくとも
1つは同−感色性層で用いる画像形成カプラーの添加量
をg / m 2単位で表したときの中感度層への添加
量の比率が45重量%〜85重量%の範囲であることを
特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料によって達
成された。
以下、本発明について、更に詳細に説明する。
本発明の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化
銀乳剤層及び青感性ハロゲン化銀乳剤層は、3層構成で
あり、支持体に近い方から低感度ハロゲン化銀乳剤層、
中感度ハロゲン化銀乳剤層、高感度ハロゲン化銀乳剤層
の順で塗布されている。これらの乳剤層のうち、中感度
ハロゲン化銀乳剤層の画像形成カプラーの量を規定する
ことが重要であり、本発明の適用層としては特に制限さ
れないが、好ましくは緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤
感性ハロゲン化銀乳剤層であり、最も好ましいのは緑感
性ハロゲン化銀乳剤層である。
本発明に用いられる同一感色性ハロゲン化銀乳剤層の中
感度層への画像形成カプラーの添加量は、g/+n2車
位で表した時、45重量%〜85重量%の範囲である。
中感度層への画像形成カプラーの添加量の比率が、45
重量%より少ないときは、粒状性又は処理変動性の効果
が乏しく、85重量%を越えるとかえって粒状性が劣化
し、しかも処理変動性の改良効果は認められない。
高感度層及び低感度層への画像形成カプラーの添加量の
比率は、5重量%〜40重量%であり、好ましくは10
重量%〜30重量%である。
また全塗布銀量は、15mg/m”〜150 mg/m
2であり、好ましくは20 mg/m’〜100 tn
g/m’更に好ましくは35 B/m2〜85 mg/
m2である。
本発明に用いられる低感度ハロゲン化銀乳剤層、中感度
ハロゲン化銀乳剤層及び高感度ハロゲン化銀乳剤層は、
通常この技術分野において用いられるものが用いられる
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料に用いるハロ
ゲン化銀乳剤としては、通常のハロゲン化銀乳剤の任意
のものを用いることができる。
該乳剤は、常法により化学増感することができ、増悪色
素を用いて、所望の波長域に光学増感することができる
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤のバインダーとしては、ゼラチ
ンを用いることが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、また可塑剤、水不溶性又は難溶性合成ポリマーの
分散物(ラテックス)を含有させることができる。
更に色補正の効果を有しているカラードカプラー、競合
カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップリングによっ
て現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤
、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増感
剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用なフ
ラグメントを放出する化合物を用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることがでとる
。これらの層中及び/又゛は乳剤層中のいは現像処理中
に感光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含
有していててもよい。
本発明の感光材料にはホルマリンスカベンジャ−1蛍光
増白剤、マット剤、スベリ剤、画像安定剤、界面活性剤
、色カブリ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進
剤等を添加することができる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ紙、三
酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには、露光後
、通常知られているカラー写真処理を行うことができる
[実施例] 次に、本発明の実施例を示して、更に具体的に説明する
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。
以下のすべての実施例において、ハロゲン化銀写真感光
材料中の添加量は、特に記載のない限り1m’当りのg
数を示す。またハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算し
て示した。増感色素は、銀1モル当りのモル数で示した
実施例1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料の試料No、1を作製した。
第1層;ハレーション防止層 黒色コロイド銀(銀の塗布量)0.2 ゼラチン           0・4U V −10
,3 高沸点溶媒(Oil−1)       0.3第2層
:中間層 ゼラチン           1.0第3層;第1赤
感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(AgI 7[001
%、8面体、立方体換算粒径0.3μm )    0
.6ゼラチン           1.2増感色素(
S−1)      8X10−’増感色素(S −2
)       5 X to”増感色素(S −3)
      a x 1o−5カプラー(c −i )
       O’、10カプラー(C−3)    
   0.25カラードカプラー(CC−1)    
 0.04DIRカブ−y−(D−2)     0.
05高沸点溶媒(Oil−1)       0.45
第4層;第2赤感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(Ag
I 8mo1%、8面体、立方体換算粒径0.7μm 
)    1.。
ゼラチン           1.3増感色素(S−
1)       3X10−’増感色素(S −2)
      2 X 10−’増感色素(S −3) 
     2 X 10−’カプラー(C−1)   
    0.10カプラー(C−3)       0
.30カラードカプラー((:C−1)     0.
03DIRカプラー(D−2)     0.07高沸
点溶媒(0il−1)       0.50第5層;
第3赤感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(Ag1601
01%、8面体、立方体換算粒径1.0μm )   
 1.6ゼラチン           1・6増感色
素(s−1)      txlo−’増感色素(S−
2)      lXl0−’増感色素(S −3) 
      I X 10−’カプラー(C−2)  
     o、1゜カプラー(C−1)       
0.20カラードカプラー(CG−1)     0.
02DIRカプラー(D−2)     0.05高沸
点溶媒(0il−1)       0.40第6層;
中間層 ゼラチン           0.803 C−10
,03 S C−20,02 高沸点溶媒(0ff−2)       0.05第7
層;第1緑感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(Ag17
mo1%、8面体、立方体換算粒径0.3 μm ) 
   0.4ゼラチン           0.8増
感色素(S −4)6 X 10−’増感色素(S−5
)      tXto=’増感色素(S−6)   
   lXl0−’カプラー(M−1)       
0.06カブラー(M−3)       0.26カ
ラードカブラー(CM−1)     0.04DIR
カプラー(D−1)     0.06高沸点溶媒(O
il−2)       0.40第8層;第2緑感性
ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(Agl 8mo1%、8
面体、立方体換算粒径0.7μra )    o、a
ゼラチン           1.1増感色素(S−
4)      3X10−’増感色素(S −5) 
     5 x 1o−5増感色素(S−6)   
    5xtoづカプラー(M−1)       
0.05カプラー(M−3)       0.20カ
ラードカプラー(CM−1)     0.03DIR
カプラー(D−1)     0.05高沸点溶媒(O
il−2)       0.30第9層;第3緑感性
ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(Agl 6mo1%、8
面体、立方体換算粒径1.0μl11)    1.2
ゼラチン           1.1増感色素(s 
−4)      2 X 1o”増悪色素(S −5
)      5 X 10−’増感色素(S −6)
       5 X 1(1−’カプラー(M−2)
       0.04カプラー(M−3)     
  0.10カラードカプラー(CM−1)     
0.02DIRカプラー(D−t)     0.02
高沸点溶媒(Oll−2)       0.30第1
0層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀        0.05ゼラチン  
         1.03 C−10,03 S C−20,02 高沸点溶媒(0il−2)       0.05第1
1層;第1青感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(AgI
 7mo1%、8面体、立方体換算粒径0.3μm )
    0.20ゼラチン           1.
30増感色素(S−7)       lXl0−3カ
プラー(Y−1)       0.80DIRカブ5
’ −(D −2)     0.10高沸点溶媒(O
i 1−2)       0.28第12層;第2青
感性ハロゲン化銀乳剤層沃臭化銀(AgI 8mo1%
、8面体、立方体換算粒径0.7 um )    0
.50ゼラチン           0.50増感色
素(S −7)       5 X 10−’カプラ
ー(Y−1)       0.60DIRカプラー(
D−2)     0.08高沸点溶媒(0il−2)
       0.25第13層;第2青感性ハロゲン
化銀乳剤層沃臭化銀(AgI 6mo1%、8面体、立
方体換算粒径1−0 μm )    (1,70ゼラ
チン           0.70増感色素(S −
7)       2 X 10−’カプラー(Y−1
)       0.20DIRカプラー(D−2) 
    0.01高沸点溶媒(Oi l−2)    
   0.07第14層;第1保護層 沃臭化銀 (Ag11モル%平均粒径0.08um) 0.3ゼラ
チン           1.0紫外線吸収剤(UV
 −1)    0.1紫外線吸収剤(UV−2)  
  0.1ホルマリンスカベンジャ−(H5−1) 0
.5ホルマリンスカベンジャ−(H5−2) 0.2高
沸点溶媒(Oil−1)       o、1高沸点溶
媒(0il−3)       0.1第15層;第2
保護層 ゼラチン           0.7アルカリ可溶性
マツト剤 (平均粒径2μm )      0.12ポリメチル
メタクリレ一ト粒子 (平均粒径3μml         0.02スベリ
剤(WAX−1)        0.04帯電調整剤
(5u−1)       0.004なお、各層には
上記組成物の他に、塗布助剤(Su−2)、分散助剤(
Su−2、5u−3) 、ゼラチン硬化剤(o−i)お
よび(H−2) 、安定剤<5tab−1)、カブリ防
止剤(AF−1、八F−2)や防腐剤(DI−1)を添
加した。
試料1の各層に含まれる化合物は下記の通りである。
1 −2 −4 −5 −2 −t −6− 7− CM−1 NaU3≧ )υ3Na S− S−2 −2 (C)12−C84(hCH2)、。
u− 2 u−2 aOsS I( C−COOCaHI 7 C)+2−COOC8H17 AX−1 i MW:30゜ 1−2 Stab−1 F−2 −3 F−1 上記試料No、  1において、緑感性ハロゲン化銀乳
剤層である第7層、第8層及び第9層のマゼンタカプラ
ーの添加量をそれぞれ第1表に示されるように変更した
以外は、試料No、−1と同様にして比較試料2〜3及
び本発明の試料4〜6を作製した。
以下余白 以上のようにして作製した比較試料1〜3及び本発明の
試料4〜6を白色光を用いてウェッジ露光した後、露光
量の各試料に下記の処理工程に従って処理を施した。
処理工程(38℃) 発色現像           3分15秒漂  白 
            6分30秒水   洗   
              3分15秒定   着 
                6分30秒水   
洗                 3分15秒安定
化       1分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
(発色現像液) 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)− アニリン・硫酸塩         4.753無水亜
硫酸ナトリウム        4.25 gヒドロキ
シルアミン・1/2硫酸塩   2.0g無水炭酸カリ
ウム 臭化ナトリウム 37.5  g 1.3 g 水酸化カリウム 水を加えて11とする。(pH−10,1)(漂白液) 1.0 g エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩 100.0  g エチレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.0 g臭化
アンモニウム         150.0 g氷酢酸
               10.Oan水を加え
て11とし、アンモニア水を用いてpl= s、oに調
整する。
(定着液) チオ硫酸アンモニウム       175.0 g無
水亜硫酸ナトリウム        8.5gメタ亜硫
酸ナトリウム        2.3g水を加えて1℃
とし、酢酸を用いてpH= 6.0に調整する。
(安定液) ホルマリン(37%水溶液)       1.s m
fコニダックス(コニカ社I7)      7.5m
A水を加えてifLとする。
このようにして得られた試料の粒状性をRMS値によっ
て評価した。
RMS値の測定方法としては、緑色濃度の最小濃度+0
.3の部分をサクラマイクロデンシトメーター・モデル
P D M −5型AR(コニカ株式会社製)によって
250μm2を測定した時の濃度値の変動の標準偏差を
求め、試料No、  1のRMS値をlOOとした相対
値で示した。
また処理安定性を調べるために処理工程の発色現像液の
p)lを9.9および1O03に変化させて同様な処理
を行った。得られた試料の緑色濃度を測定しpH10,
1のときの特性曲線で緑色最小濃度+0.25に対応す
る露光量とその2倍の露光量の間の特性曲線の傾ぎをγ
1、緑色最小濃度+0.60に対応する露光量とその2
倍の露光量の間の特性曲線の傾きをγBとして、pH9
,9,LO,l及び10.3の試料のγ6、γ6値を求
めた。
これら2つのγ値は、実際の撮影における主要被写体の
明るい部分と暗い部分に対応し、γ値のpH変動が少な
く、しかもγA/γ8値が1に近いほど階調変動が少な
い点で好ましい。
得られた結果を第2表に示す。
以下余白 第2表に示される結果から、 (1)本発明により最小濃度+0.3という比較的低露
光部分の粒状性の改善が顕著であり、(2)fi理変動
に対して、本発明ではγ変動及び主要露光部の階調変動
が極めて小さいことがわかった。
また試料N091の第3層〜第5層のシアンカプラーに
ついても同様の本発明試料を作製し、同様の評価を行っ
たところ、同じく粒状性の向上と処理変動性の改善がU
められた。
更に処理変動性については、pH変化の他、発色現像時
間の変化、発色現像温度の変化についても試験し、評価
を行ったところ、本発明においては、γ変動、階調変動
の著しい改善が成されたことが確認できた。
[発明の効果] 本発明は、ハロゲン化銀乳剤層の同一感色層で用いる画
像形成カプラーの中感度層への添加量を45重量%〜8
5重量%の範囲としたことにより粒状性が向上し、かつ
良好な処理変動性を得ることができるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料が得手糸売ネ甫正書(自発) られる。
平成2年8月14日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  支持体上に、感光性ハロゲン化銀乳剤層として赤感性
    ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び青
    感性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写
    真感光材料において、前記乳剤層の少なくとも1層が支
    持体に近い方から低感度ハロゲン化銀乳剤層、中感度ハ
    ロゲン化銀乳剤層、高感度ハロゲン化銀乳剤層の順で塗
    布した3層構造であり、かつこれらの3層構造を有する
    感光性ハロゲン化銀乳剤層の中で少なくとも1つは同一
    感色性層で用いる画像形成カプラーの添加量をg/m^
    2単位で表したときの中感度層への添加量の比率が45
    重量%〜85重量%の範囲であることを特徴とするハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。
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