JPH03140713A - マイクロ波調理装置 - Google Patents
マイクロ波調理装置Info
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- JPH03140713A JPH03140713A JP27712989A JP27712989A JPH03140713A JP H03140713 A JPH03140713 A JP H03140713A JP 27712989 A JP27712989 A JP 27712989A JP 27712989 A JP27712989 A JP 27712989A JP H03140713 A JPH03140713 A JP H03140713A
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- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、2,450MHz (±50MHz)の人工
的なマイクロ波を食品材料に照射し、加熱して調理する
装置に関するものであって、特に、業務用の大型調理装
置に適用される。
的なマイクロ波を食品材料に照射し、加熱して調理する
装置に関するものであって、特に、業務用の大型調理装
置に適用される。
この種の装置は、いわゆる電子レンジとして普及してい
る。
る。
しかし乍ら、従来の電子レンジは家庭用の小型のもので
あって、業務用の大型のものは実用化されていない。
あって、業務用の大型のものは実用化されていない。
業務用に電子レンジを用いる場合も、1〜2キロワット
程度の小型のものを多数値べて使用しているのが実情で
ある。
程度の小型のものを多数値べて使用しているのが実情で
ある。
大形電子レンジの開発が要望されておりながら実現しな
い理由は、大量の被加熱物(食品材料)を均一に加熱す
ることができず、加熱むらを生じるからである。
い理由は、大量の被加熱物(食品材料)を均一に加熱す
ることができず、加熱むらを生じるからである。
電子レンジにおける加熱むらの理論的解明や実験的研究
については、昭和62年3月、日本工業新聞社刊「電子
レンジ・マイクロ波、食品利用ハンドブック」肥後温子
著22〜32ページに論じられている。
については、昭和62年3月、日本工業新聞社刊「電子
レンジ・マイクロ波、食品利用ハンドブック」肥後温子
著22〜32ページに論じられている。
加熱むらのために大型マイクロ波調理装置を実用に供し
得ない最大の理由は、被加熱物内に入射したマイクロ波
が比較的急速に減衰して深部に達しないからである。
得ない最大の理由は、被加熱物内に入射したマイクロ波
が比較的急速に減衰して深部に達しないからである。
減衰の状態は各種の条件によって大きく変化するので一
概に言えないが、前記公知文献によれば例えば牛肉の場
合のマイクロ波半減深度は0.8〜1.5Qm程度であ
るとの報告が紹介されている。
概に言えないが、前記公知文献によれば例えば牛肉の場
合のマイクロ波半減深度は0.8〜1.5Qm程度であ
るとの報告が紹介されている。
被加熱物が低粘度の液体である場合は対流による均熱を
利用できるが、一般の食品材料では対流による均熱を期
待できない。
利用できるが、一般の食品材料では対流による均熱を期
待できない。
従来において、小型マイクロ波調理機について加熱むら
防止のために開発された技術は、被加工物に空気や油を
混ぜること、容器の形状2寸法について工夫すること、
アルミ箔などを用いて余分な電波を遮断すること、及び
、加熱を中断して手作業で攪拌することである。
防止のために開発された技術は、被加工物に空気や油を
混ぜること、容器の形状2寸法について工夫すること、
アルミ箔などを用いて余分な電波を遮断すること、及び
、加熱を中断して手作業で攪拌することである。
業務用の大型マイクロ波調理装置を実用化しようとした
場合の難関である加熱むらの問題を解決するために考え
られることは、攪拌装置を併設することである。
場合の難関である加熱むらの問題を解決するために考え
られることは、攪拌装置を併設することである。
例えば大きい肉塊などは攪拌できないが、通常の調理品
であれば攪拌によって均熱し得る。
であれば攪拌によって均熱し得る。
にも拘らず、今日まで攪拌機能を有するマイクロ波調理
装置を実用に供し得ない理由は、次に述べるような技術
的困難による。
装置を実用に供し得ない理由は、次に述べるような技術
的困難による。
a、マイクロ波調理器は人体に障害を与えないように、
金属製加熱庫に入れてシールドしなければならない。
金属製加熱庫に入れてシールドしなければならない。
このため、シールドされた加熱容器内に食品材料を出し
入れする作業を妨げず、かつ該加熱容器内に攪拌装置を
設けて、これを回転させるための伝動系統を設けること
は容易でない。
入れする作業を妨げず、かつ該加熱容器内に攪拌装置を
設けて、これを回転させるための伝動系統を設けること
は容易でない。
b、金属部材が相互に接触し、若しくは近接していると
、その間に火花放電を生じる。このため、金属部材同志
が接触している機械要素(例えば軸と軸受メタル、ボル
トとナツトなど)は使用できない。
、その間に火花放電を生じる。このため、金属部材同志
が接触している機械要素(例えば軸と軸受メタル、ボル
トとナツトなど)は使用できない。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、人体に有
害なマイクロ波漏洩を生じる虞が無く、加熱容器内の食
品材料の出し入れ操作が容易で、被加熱物である食品材
料を自動的に攪拌でき、しかもマイクロ波による火花放
電を生じない、マイクロ波調理装置(換言すれば業務用
人型電子レンジ)を提供することを目的とする。
害なマイクロ波漏洩を生じる虞が無く、加熱容器内の食
品材料の出し入れ操作が容易で、被加熱物である食品材
料を自動的に攪拌でき、しかもマイクロ波による火花放
電を生じない、マイクロ波調理装置(換言すれば業務用
人型電子レンジ)を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願に係る第1の発明の装
置は。
置は。
金属板で囲まれた加熱庫内の上部にマイクロ波を放射す
るマイクロ波装置を設置するとともに、上記加熱庫の中
に被加熱物を入れる加熱容器を設置したマイクロ波調理
装置において、 水平軸Xと、これに直交する垂直軸Zとを想定し、 前記の加熱容器は金属製であって、X軸方向の金属製の
軸と一体に構成されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属製の軸受部材を介して傾動可能に支持されてお
り、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部をX軸方向に貫通する非
金属製の回転軸が設けられており、上記回転軸の上端付
近には非金属製の攪拌翼が固着されて加熱容器内に位置
しており、上記回転軸の下端付近には受歯車が固着され
ており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、かつ、前記の受歯車および元歯車のうちの少なく
とも何れか一方は非金属材料製であって。
るマイクロ波装置を設置するとともに、上記加熱庫の中
に被加熱物を入れる加熱容器を設置したマイクロ波調理
装置において、 水平軸Xと、これに直交する垂直軸Zとを想定し、 前記の加熱容器は金属製であって、X軸方向の金属製の
軸と一体に構成されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属製の軸受部材を介して傾動可能に支持されてお
り、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部をX軸方向に貫通する非
金属製の回転軸が設けられており、上記回転軸の上端付
近には非金属製の攪拌翼が固着されて加熱容器内に位置
しており、上記回転軸の下端付近には受歯車が固着され
ており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、かつ、前記の受歯車および元歯車のうちの少なく
とも何れか一方は非金属材料製であって。
一体に構成されている加熱容器および軸よりなる一体の
部材は、これに隣接する金属製部材と接触することなく
、2m以以上間していることを特徴とする。
部材は、これに隣接する金属製部材と接触することなく
、2m以以上間していることを特徴とする。
また、本願に係る第2の発明は、
金属板で囲まれた加熱庫内の上部にマイクロ波を放射す
るマイクロ波装置を設置するとともに、上記加熱庫の中
に被加熱物を入れる加熱容器を設置したマイクロ波調理
装置において、 水平軸Xと、これに直交する垂直軸Zとを想定し、 前記の加熱容器は非金属製であって、X軸方向の金属製
の軸が固着されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属性の軸受部材を介して傾動6■能に支持されて
おり、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部を2軸方向に貫通する金
属製の回転軸が設けられており、上記回転軸の上端付近
には非金属製の攪拌翼が一体に構成されて加熱容器内に
位置しており、上記回転軸のト端付近には非金属製の受
歯車が固着されており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、 前記の加熱容器に取り付けられた金rjIC製の軸、お
よび、該加熱容器の底面を貫通する金属製の軸は、それ
ぞれ、他の金属製部材と接触することなく、2m以以上
間していることを特徴とする。
るマイクロ波装置を設置するとともに、上記加熱庫の中
に被加熱物を入れる加熱容器を設置したマイクロ波調理
装置において、 水平軸Xと、これに直交する垂直軸Zとを想定し、 前記の加熱容器は非金属製であって、X軸方向の金属製
の軸が固着されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属性の軸受部材を介して傾動6■能に支持されて
おり、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部を2軸方向に貫通する金
属製の回転軸が設けられており、上記回転軸の上端付近
には非金属製の攪拌翼が一体に構成されて加熱容器内に
位置しており、上記回転軸のト端付近には非金属製の受
歯車が固着されており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、 前記の加熱容器に取り付けられた金rjIC製の軸、お
よび、該加熱容器の底面を貫通する金属製の軸は、それ
ぞれ、他の金属製部材と接触することなく、2m以以上
間していることを特徴とする。
火花放電を防止するために必要な間隔(金属部材間の距
離)は、各種の稼働条件、特にマイクロ波装置の出力に
よって異なる。本発明者は、本願発明を適用する実用価
値が有るワット数範囲の最小値(500W)において発
生し得る最悪条件の下での所要間隔が211Inである
ことを実験的に確認した。
離)は、各種の稼働条件、特にマイクロ波装置の出力に
よって異なる。本発明者は、本願発明を適用する実用価
値が有るワット数範囲の最小値(500W)において発
生し得る最悪条件の下での所要間隔が211Inである
ことを実験的に確認した。
本発明において金属材料で一体に構成されるとは、接触
電気抵抗の無い状態、若しくは接触電気抵抗が実用上ゼ
ロと見做し得る程度に小さい状態で連設されることを言
い、例えば溶接はこれに該当するが、ボルト締めやリベ
ット加締めは該当しない。
電気抵抗の無い状態、若しくは接触電気抵抗が実用上ゼ
ロと見做し得る程度に小さい状態で連設されることを言
い、例えば溶接はこれに該当するが、ボルト締めやリベ
ット加締めは該当しない。
ボルト締め若しくはリベット加締めを施した場合、金属
部材間に溶融ハンダを注し込んで接触電機抵抗をゼロに
すると一体構成となる。
部材間に溶融ハンダを注し込んで接触電機抵抗をゼロに
すると一体構成となる。
上記の構成によれば、加熱容器内に配置されている攪拌
翼が、該加熱容器の底面を貫通する回転軸、該回転軸に
固着された受歯車、及び該受歯車に噛合する元歯車を介
して回転駆動されるので、マイクロ波による加熱を継続
しつつ被加熱物である食品材料を攪拌することができ、
加熱むらを防止し得る。
翼が、該加熱容器の底面を貫通する回転軸、該回転軸に
固着された受歯車、及び該受歯車に噛合する元歯車を介
して回転駆動されるので、マイクロ波による加熱を継続
しつつ被加熱物である食品材料を攪拌することができ、
加熱むらを防止し得る。
また、前記加熱容器は水平軸の回りに傾動可能であり、
前記攪拌翼の伝動系統を形成している元歯車が静止部材
側に、受歯車が傾動部材側に、それぞれ取り付けられて
いるので、これらの元歯車。
前記攪拌翼の伝動系統を形成している元歯車が静止部材
側に、受歯車が傾動部材側に、それぞれ取り付けられて
いるので、これらの元歯車。
受歯車の噛合、離脱により加熱容器の傾動を許容し得る
。
。
そして、加熱容器を傾動させることができるので内容物
の出し入れ操作が容易である。
の出し入れ操作が容易である。
さらに、マイクロ波を浴びる可能性のある部分の金属部
材は一体に構成されていて、他の金属部材と接触するこ
とな(2++++++以上離れているので、マイクロ波
に因る火花放電を生じない。
材は一体に構成されていて、他の金属部材と接触するこ
とな(2++++++以上離れているので、マイクロ波
に因る火花放電を生じない。
〔実施例〕
第1図は第1の発明に係るマイクロ波調理装置の1実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
金属板製の加熱庫1内の上部にマイクロ波装置2が設置
されていて、下方に向けてマイクロ波を放射する。
されていて、下方に向けてマイクロ波を放射する。
前記加熱庫1内に金属製の加熱容器3が配設されている
。
。
この加熱容器3には、水平軸X−Xに沿った操作軸3a
と支持軸3bとが一体に構成されていて。
と支持軸3bとが一体に構成されていて。
上記操作軸3aは、加熱庫1に貫通固着されたテフロン
製ブツシュ4に挿通され、その先端にハンドル3cが取
り付けられている。
製ブツシュ4に挿通され、その先端にハンドル3cが取
り付けられている。
前記支持軸3bは、加熱庫1に貫通固着されたテフロン
製の軸受5に嵌合されて回動自在に支持されている。
製の軸受5に嵌合されて回動自在に支持されている。
6は、加熱容器3内に配置された攪拌翼であって、駆動
軸6aと一体に合成樹脂で構成されている。
軸6aと一体に合成樹脂で構成されている。
上記駆動軸6aは、加熱容器3と一体に成形された軸受
3dによって支持されるとともに、その先端に合成樹脂
製の受歯車7が固着されている。
3dによって支持されるとともに、その先端に合成樹脂
製の受歯車7が固着されている。
第1図の■−■断面を模式的に描くと第2図の如くであ
る。
る。
Y−Yは、Z軸、X軸に直交する水平座標軸であり1本
図において、X軸は紙面に直交している。
図において、X軸は紙面に直交している。
1aは加熱庫1の開口部に設けたドアである。
第1図に示したハンドル3cを操作して加熱容器3をX
軸の回りに傾動させると3′の如くになり、内容物の出
し入れに便利である。
軸の回りに傾動させると3′の如くになり、内容物の出
し入れに便利である。
加熱容器3が第2図の実線位置の如く直立しているとき
、第1図について説明した合成樹脂製の受歯車7に対し
て元歯車8が噛合している。
、第1図について説明した合成樹脂製の受歯車7に対し
て元歯車8が噛合している。
受歯車が合成樹脂製であるから、元歯車が金属製であっ
ても双方の部材間に火花放電を生じないが、歯車の耐久
性の面からは双方の歯車の歯面の硬度を揃えるため合成
樹脂製とすることが望ましい。本例ではテフロンを用い
た。
ても双方の部材間に火花放電を生じないが、歯車の耐久
性の面からは双方の歯車の歯面の硬度を揃えるため合成
樹脂製とすることが望ましい。本例ではテフロンを用い
た。
上記の元歯車8は、減速機9を介してモータlOにより
回転駆動される。
回転駆動される。
前記の加熱容器3が傾動して3′位置となるとき、受歯
車7は円弧矢印Aの如く元歯車8から離間して傾動を妨
げない。
車7は円弧矢印Aの如く元歯車8から離間して傾動を妨
げない。
本実施例は以上のように構成され、加熱庫内に配置され
ている金属製部材同志は、一体に構成されるか、若しく
は2m以上離間している。
ている金属製部材同志は、一体に構成されるか、若しく
は2m以上離間している。
第3図は第2の発明の1実施例を示し、第1の発明にお
ける第1図に対応する断面図である。
ける第1図に対応する断面図である。
本発明のポイントは、[加熱庫内において、金属製部材
は一体に構成されるか、若しくは2mm以上間している
こと」である。
は一体に構成されるか、若しくは2mm以上間している
こと」である。
第3図の構成が第1図の構成に比して異なるところは次
の点である。
の点である。
a、第1図の実施例においては、加熱容器3を、軸3a
+3bと一体に金属材料で構成した。
+3bと一体に金属材料で構成した。
第3図の実施例においては、加熱容器11を耐熱性合成
樹脂で構成し、金属製の操作軸3a′と、金属製の支持
軸3b′とを固着した。
樹脂で構成し、金属製の操作軸3a′と、金属製の支持
軸3b′とを固着した。
固着方法は耐熱性の接着剤と取付ネジ(図示省略)とを
併用した。
併用した。
上記の取付ネジは、非金属性のネジを用いるか。
又は金属製ネジを用いてハンダで接合して一体構成とす
る。
る。
本実施例(第3図)においては、上述の如く加熱容器1
1を非金属で構成したので、これに接触する部材である
攪拌X12を金属材料で構成することができる。
1を非金属で構成したので、これに接触する部材である
攪拌X12を金属材料で構成することができる。
攪拌翼12と一体に構成された駆動軸12□に対して取
りつける受歯車7は、火花放電防止のため非金属製でな
ければならない。
りつける受歯車7は、火花放電防止のため非金属製でな
ければならない。
以上に説明した第1図の実施例(第1の発明)。
第3図の実施例(第2の発明)は、いずれも、加熱庫1
の中に収納されているので、人体に有害なマイクロ波を
漏洩することなく自動的に操業され、 加熱容器(3又は11)を傾動させることができるので
内容物の取り出し、材料の投入が容易であり、 被加熱物である食品材料を攪拌翼(6又は12)によっ
て自動的に攪拌して加熱むらを防止することができ、 しかも、加熱庫1内に配置されている金属製部材は、相
互に一体に構成されるか、若しくは21IT+1以上離
間しているので、火花放電を生しる虞が無し)。
の中に収納されているので、人体に有害なマイクロ波を
漏洩することなく自動的に操業され、 加熱容器(3又は11)を傾動させることができるので
内容物の取り出し、材料の投入が容易であり、 被加熱物である食品材料を攪拌翼(6又は12)によっ
て自動的に攪拌して加熱むらを防止することができ、 しかも、加熱庫1内に配置されている金属製部材は、相
互に一体に構成されるか、若しくは21IT+1以上離
間しているので、火花放電を生しる虞が無し)。
以上説明したように、本発明のマイクロ波調理装置によ
れば、 人体に有害なマイクロ波漏洩を生じる虞が無く、加熱容
器内の食品材料の出し入れ操作が容易で。
れば、 人体に有害なマイクロ波漏洩を生じる虞が無く、加熱容
器内の食品材料の出し入れ操作が容易で。
被加熱物である食品材料を自動的に攪拌でき、しかもマ
イクロ波による火花放電を生じないという優れた実用的
効果を奏し、業務用の大型マイクロ波調理装置の実用化
に貢献するところ多大である。
イクロ波による火花放電を生じないという優れた実用的
効果を奏し、業務用の大型マイクロ波調理装置の実用化
に貢献するところ多大である。
実施例を示す断面図である。
器、3a・・・操作軸、3b・・支持軸、3c・・・ハ
ンドル、4・・・テフロンブツシュ、5・・・テフロン
Φ山受、6・・攪拌翼、6a・・・駆動軸、7・・・受
歯車、8・・元歯車、9・・減速機、10・・・モータ
、11・・・加熱容器、12・・・攪拌翼、12a・・
・駆動軸。
ンドル、4・・・テフロンブツシュ、5・・・テフロン
Φ山受、6・・攪拌翼、6a・・・駆動軸、7・・・受
歯車、8・・元歯車、9・・減速機、10・・・モータ
、11・・・加熱容器、12・・・攪拌翼、12a・・
・駆動軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属板で囲まれた加熱庫内の上部にマイクロ波を放
射するマイクロ波装置を設置するとともに、上記加熱庫
の中に被加熱物を入れる加熱容器を設置したマイクロ波
調理装置において、水平軸Xと、これに直交する垂直軸
Zとを想定し、 前記の加熱容器は金属製であって、X軸方向の金属製の
軸と一体に構成されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属製の軸受部材を介して傾動可能に支持されてお
り、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部をZ軸方向に貫通する非
金属製の回転軸が設けられており、 上記回転軸の上端付近には非金属製の攪拌翼が固着され
て加熱容器内に位置しており、 上記回転軸の下端付近には受歯車が固着されており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、かつ、前記の受歯車および元歯車のうちの少なく
とも何れか一方は非金属材料製であって、 一体に構成されている加熱容器および軸よりなる一体の
部材は、これに隣接する金属製部材と接触することなく
、2mm以上離間していることを特徴とするマイクロ波
調理装置。2、金属板で囲まれた加熱庫内の上部にマイ
クロ波を放射するマイクロ波装置を設置するとともに、
上記加熱庫の中に被加熱物を入れる加熱容器を設置した
マイクロ波調理装置において、水平軸Xと、これに直交
する垂直軸Zとを想定し、 前記の加熱容器は非金属製であって、X軸方向の金属製
の軸が固着されており、 上記の加熱容器は上記金属製の軸により、加熱庫に対し
て非金属性の軸受部材を介して傾動可能に支持されてお
り、 前記金属製の軸の少なくとも一方の端は加熱容器外に突
出していて、回転力を与える部材に接続されており、 前記の加熱容器がその開口部を上方に向けた状態におい
て、該加熱容器の底面の中央部をZ軸方向に貫通する金
属製の回転軸が設けられており、 上記回転軸の上端付近には非金属製の攪拌翼が一体に構
成されて加熱容器内に位置しており、上記回転軸の下端
付近には非金属製の受歯車が固着されており、 前記加熱庫に対して一定の関係位置で回転する元歯車お
よびその駆動手段が、該加熱庫の底部近傍に設けられて
おり、 前記の加熱容器に取り付けられた金属製の軸、および、
該加熱容器の底面を貫通する金属製の軸は、それぞれ、
他の金属製部材と接触することなく、2mm以上離間し
ていることを特徴とするマイクロ波調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27712989A JP2574481B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | マイクロ波調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27712989A JP2574481B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | マイクロ波調理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03140713A true JPH03140713A (ja) | 1991-06-14 |
JP2574481B2 JP2574481B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=17579196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27712989A Expired - Lifetime JP2574481B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | マイクロ波調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574481B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06237858A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-08-30 | Yamamoto Binitaa Kk | 煮炊攪拌装置 |
JP2007231196A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | マイクロ波を用いた精油抽出装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101518407B (zh) * | 2008-02-25 | 2011-04-20 | 黄盛虎 | 可调式微波炉炒锅 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP27712989A patent/JP2574481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06237858A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-08-30 | Yamamoto Binitaa Kk | 煮炊攪拌装置 |
JP2007231196A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | マイクロ波を用いた精油抽出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2574481B2 (ja) | 1997-01-22 |
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