JP2002272605A - 業務用加熱調理器 - Google Patents
業務用加熱調理器Info
- Publication number
- JP2002272605A JP2002272605A JP2001080958A JP2001080958A JP2002272605A JP 2002272605 A JP2002272605 A JP 2002272605A JP 2001080958 A JP2001080958 A JP 2001080958A JP 2001080958 A JP2001080958 A JP 2001080958A JP 2002272605 A JP2002272605 A JP 2002272605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- cooking pot
- cooking pan
- rotating shafts
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型の調理鍋を用いる業務用加熱調理器にお
いて、食材の攪拌作業を効率的に行い得る様にする事を
目的とするものである。 【解決手段】 外底部に熱源７，８，９を装着した調理
鍋１の左右に一対の回転軸４，４を設け、この回転軸を
支軸として調理鍋を任意の角度に傾斜可能に構成したも
のにおいて、調理鍋外底部の回転軸に対し略直角位置を
中心として左右４５度の範囲内にの直径方向に、適当な
間隔を置いて複数の温度センサ１５・・を配設し、かつ
調理中にも調理鍋を傾斜可能に構成し、調理鍋の傾斜時
にも温度センサにより調理鍋の温度を検出して熱源への
通電を制御する様に構成して成るものである。
いて、食材の攪拌作業を効率的に行い得る様にする事を
目的とするものである。 【解決手段】 外底部に熱源７，８，９を装着した調理
鍋１の左右に一対の回転軸４，４を設け、この回転軸を
支軸として調理鍋を任意の角度に傾斜可能に構成したも
のにおいて、調理鍋外底部の回転軸に対し略直角位置を
中心として左右４５度の範囲内にの直径方向に、適当な
間隔を置いて複数の温度センサ１５・・を配設し、かつ
調理中にも調理鍋を傾斜可能に構成し、調理鍋の傾斜時
にも温度センサにより調理鍋の温度を検出して熱源への
通電を制御する様に構成して成るものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用の食材や給
食用の食材を一度に大量に加熱調理を行う業務用加熱調
理器に関する。
食用の食材を一度に大量に加熱調理を行う業務用加熱調
理器に関する。
【０００２】
【従来の技術】直径が１メートル以上の調理鍋を用い
て、コンビニエンスストア等で販売される食材や、学校
給食等の食材を一度に大量に加熱調理する業務用の加熱
調理器では、調理鍋の左右に一対の回転軸を設け、この
回転軸を左右一対の台座にて支持し、この台座内に収納
した駆動装置により調理鍋を傾斜して食材の出し入れ
や、調理中の食材の攪拌が容易に行える構成としている
が、調理中に調理鍋を傾斜すると、調理鍋を加熱する熱
源を停止する様に構成されている。
て、コンビニエンスストア等で販売される食材や、学校
給食等の食材を一度に大量に加熱調理する業務用の加熱
調理器では、調理鍋の左右に一対の回転軸を設け、この
回転軸を左右一対の台座にて支持し、この台座内に収納
した駆動装置により調理鍋を傾斜して食材の出し入れ
や、調理中の食材の攪拌が容易に行える構成としている
が、調理中に調理鍋を傾斜すると、調理鍋を加熱する熱
源を停止する様に構成されている。
【０００３】この為、調理中に食材を加熱しながら攪拌
しようとすると、例えば図５にて示す様に攪拌棒が調理
鍋の縁に当り、攪拌作業が行い難いという問題がある。
しようとすると、例えば図５にて示す様に攪拌棒が調理
鍋の縁に当り、攪拌作業が行い難いという問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、調理
中に食材の攪拌作業を行い易くする事を目的とするもの
である。
中に食材の攪拌作業を行い易くする事を目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、被調理物を収
納して加熱し、かつ外底部にヒータ等の熱源を装着した
調理鍋の左右に一対の回転軸を設け、これらの回転軸を
左右一対の台座により支持し、この回転軸を支軸として
調理鍋を任意の角度に傾斜可能に構成したものにおい
て、調理鍋外底部の回転軸に対し略直角位置を中心とし
て左右４５度の範囲内の直径方向に、適当な間隔を置い
て複数の温度センサを配設し、かつ調理中にも調理鍋を
傾斜可能に構成し、調理鍋の傾斜時にも温度センサによ
り調理鍋の温度を検出して熱源への通電を制御する様に
構成して成るものである。
納して加熱し、かつ外底部にヒータ等の熱源を装着した
調理鍋の左右に一対の回転軸を設け、これらの回転軸を
左右一対の台座により支持し、この回転軸を支軸として
調理鍋を任意の角度に傾斜可能に構成したものにおい
て、調理鍋外底部の回転軸に対し略直角位置を中心とし
て左右４５度の範囲内の直径方向に、適当な間隔を置い
て複数の温度センサを配設し、かつ調理中にも調理鍋を
傾斜可能に構成し、調理鍋の傾斜時にも温度センサによ
り調理鍋の温度を検出して熱源への通電を制御する様に
構成して成るものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図１に基づ
き説明すると、１はステンレスのＳＵＳ４３０材等の磁
性材料をプレス加工により成型した碗状の調理鍋で、凹
所２内に被調理物を収納して加熱調理を行うものであ
る。
き説明すると、１はステンレスのＳＵＳ４３０材等の磁
性材料をプレス加工により成型した碗状の調理鍋で、凹
所２内に被調理物を収納して加熱調理を行うものであ
る。
【０００７】尚、上記調理鍋１は、必ずしも誘電材料で
形成する必要はなく、鍋自身は例えばＳＵＳ３０４系の
比較的加工し易い材料を用い、その外底部に鉄粉を溶射
することで、調理鍋１を電磁誘導加熱に適した構成にし
たり、他の電磁誘導加熱に用いられるクラッド材等を用
いても良い。
形成する必要はなく、鍋自身は例えばＳＵＳ３０４系の
比較的加工し易い材料を用い、その外底部に鉄粉を溶射
することで、調理鍋１を電磁誘導加熱に適した構成にし
たり、他の電磁誘導加熱に用いられるクラッド材等を用
いても良い。
【０００８】又、上記調理鍋１は、その外周囲を外ケー
ス３により一体的に包囲し、この外ケースと共に調理鍋
を構成し、かつこの外ケースの上部左右に一対の回転軸
４，４を連結し、これらの回転軸を左右一対の台座５，
６により支持している。
ス３により一体的に包囲し、この外ケースと共に調理鍋
を構成し、かつこの外ケースの上部左右に一対の回転軸
４，４を連結し、これらの回転軸を左右一対の台座５，
６により支持している。
【０００９】一方、上記調理鍋１の外底部には、例えば
３個のグループに分割したリング状の加熱コイル７，
８，９を、上記調理鍋１の外底面との間に断熱材１０を
介して略同心状に装着している。
３個のグループに分割したリング状の加熱コイル７，
８，９を、上記調理鍋１の外底面との間に断熱材１０を
介して略同心状に装着している。
【００１０】更に、上記台座６内には、上記回転軸４，
４を回転駆動する駆動手段である駆動モータ１１や、上
記加熱コイル７，８，９に各々高周波電力を供給するイ
ンバータ回路１２等を収納配置している。
４を回転駆動する駆動手段である駆動モータ１１や、上
記加熱コイル７，８，９に各々高周波電力を供給するイ
ンバータ回路１２等を収納配置している。
【００１１】又、上記調理鍋１の外底部には、図２にて
も示す様に、上記加熱コイル７，８，９や断熱材１０を
調理鍋１の外底面１３に押し当てて固定する複数の金属
板から成る固定バンド１４・・を装着している。
も示す様に、上記加熱コイル７，８，９や断熱材１０を
調理鍋１の外底面１３に押し当てて固定する複数の金属
板から成る固定バンド１４・・を装着している。
【００１２】更に上記調理鍋１の外底部には、図３にて
も示す様に、上記固定バンド１４・・と調理鍋１の外底
部間で、かつ上記断熱材１０の加熱コイル７，８，９と
調理鍋１の外底面１３との間に各々位置して、サーミス
タ等を用いた複数の温度センサ１５・・を装着してい
る。
も示す様に、上記固定バンド１４・・と調理鍋１の外底
部間で、かつ上記断熱材１０の加熱コイル７，８，９と
調理鍋１の外底面１３との間に各々位置して、サーミス
タ等を用いた複数の温度センサ１５・・を装着してい
る。
【００１３】尚、上記温度センサ１５・・は、各加熱コ
イル７，８，９の半径方向の略中間に位置し、上記調理
鍋１の外底面１３に接触する様に装着しており、これに
より調理鍋１と加熱コイル７，８，９との平均温度を検
出する様に構成している。
イル７，８，９の半径方向の略中間に位置し、上記調理
鍋１の外底面１３に接触する様に装着しており、これに
より調理鍋１と加熱コイル７，８，９との平均温度を検
出する様に構成している。
【００１４】そして上記実施例では、固定バンド１４・
・を上記回転軸４，４に対し、調理鍋１の円周方向に約
４５度ずらした位置に装着し、かつ、合計６個の温度セ
ンサ１５・・を同一直線上に配置し、これにより、調理
鍋１を傾斜して調理の途中に被調理物を攪拌している間
も、温度センサ１５・・により全体の平均温度を検出出
来る構成としている。
・を上記回転軸４，４に対し、調理鍋１の円周方向に約
４５度ずらした位置に装着し、かつ、合計６個の温度セ
ンサ１５・・を同一直線上に配置し、これにより、調理
鍋１を傾斜して調理の途中に被調理物を攪拌している間
も、温度センサ１５・・により全体の平均温度を検出出
来る構成としている。
【００１５】図１において、１６は上記台座６の上部に
立設した操作ボックスで、調理時間や調理メニュー等を
設定入力する操作パネル１７を配設していると共に、上
記加熱コイル７，８，９や駆動モータ１１への通電を制
御するマイクロコンピュータ等で構成した図示しない制
御回路１８を内蔵している。
立設した操作ボックスで、調理時間や調理メニュー等を
設定入力する操作パネル１７を配設していると共に、上
記加熱コイル７，８，９や駆動モータ１１への通電を制
御するマイクロコンピュータ等で構成した図示しない制
御回路１８を内蔵している。
【００１６】而して、被調理物の加熱に際しては、調理
鍋１の凹所２内に食材等の被調理物を収納し、操作ボッ
クス１６の操作パネル１７より調理メニューや調理時間
を設定入力して調理を開始することで、制御回路１８が
これらの入力操作を検出してインバータ回路１２・・等
を制御し、被調理物の加熱調理を行うものである。
鍋１の凹所２内に食材等の被調理物を収納し、操作ボッ
クス１６の操作パネル１７より調理メニューや調理時間
を設定入力して調理を開始することで、制御回路１８が
これらの入力操作を検出してインバータ回路１２・・等
を制御し、被調理物の加熱調理を行うものである。
【００１７】この時、温度センサ１５・・の検出温度か
ら、調理鍋１や加熱コイル７，８，９の温度を検出し、
これら加熱コイルへの通電を制御する。
ら、調理鍋１や加熱コイル７，８，９の温度を検出し、
これら加熱コイルへの通電を制御する。
【００１８】一方上記制御回路１８は、上記温度センサ
１５・・の出力により調理鍋１の鍋底温度を検出し、予
め設定した所定温度に成る様に上記インバータ回路１２
・・を制御する。
１５・・の出力により調理鍋１の鍋底温度を検出し、予
め設定した所定温度に成る様に上記インバータ回路１２
・・を制御する。
【００１９】更に上記制御回路１８は、例えば図４にて
示す様に調理鍋１を傾斜して食材１９を攪拌棒２０によ
り攪拌中にも、温度センサ１５・・の出力により調理鍋
１の全体の温度を検出し、傾斜によって食材１９が無い
部分の温度が上昇すると、その部分の加熱コイル７，
８，９への通電を停止し、温度が低下すると加熱コイル
７，８，９への通電を開始することで、局部的な過熱を
防止しながら加熱調理を継続出来る様に制御する。
示す様に調理鍋１を傾斜して食材１９を攪拌棒２０によ
り攪拌中にも、温度センサ１５・・の出力により調理鍋
１の全体の温度を検出し、傾斜によって食材１９が無い
部分の温度が上昇すると、その部分の加熱コイル７，
８，９への通電を停止し、温度が低下すると加熱コイル
７，８，９への通電を開始することで、局部的な過熱を
防止しながら加熱調理を継続出来る様に制御する。
【００２０】これにより、従来の例えば調理鍋を水平に
して食材を加熱した後、調理鍋を傾斜して余熱で食材の
攪拌を行ったり、調理鍋を水平状態で攪拌作業を行う場
合に比較し、調理中の攪拌作業が行い易く成り、作業効
率を大幅に向上する事が出来るものである。
して食材を加熱した後、調理鍋を傾斜して余熱で食材の
攪拌を行ったり、調理鍋を水平状態で攪拌作業を行う場
合に比較し、調理中の攪拌作業が行い易く成り、作業効
率を大幅に向上する事が出来るものである。
【００２１】
【発明の効果】本発明の構成により、食材の加熱を継続
しながら調理鍋を傾斜可能に構成したことで、調理中の
食材の攪拌作業を容易に行うことができ、特に、味付け
作業等の頻繁に攪拌が必要となる調理終了段階の攪拌作
業を効率的に行う事が出来、美味な調理結果を得る事も
出来るものである。
しながら調理鍋を傾斜可能に構成したことで、調理中の
食材の攪拌作業を容易に行うことができ、特に、味付け
作業等の頻繁に攪拌が必要となる調理終了段階の攪拌作
業を効率的に行う事が出来、美味な調理結果を得る事も
出来るものである。
【図１】本発明による実施例を示す正面縦断面図であ
る。
る。
【図２】同じく要部の底面図である。
【図３】同じく要部の正面縦断面図である。
【図４】同じく動作説明図である。
【図５】従来の動作説明図である。
１ 調理鍋 ４ 回転軸 ５ 台座 ６ 台座 ７ 加熱コイル ８ 加熱コイル ９ 加熱コイル １５ 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 拓雄 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 武田 薫 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 米村 強 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 4B054 AA03 AA16 BA10 CH02 CH12 4B055 AA01 BA26 BA36 CA64 CC03 CC04 CC17 CC32 CD04 CD58 DA02 DB14 GA04 GB07 GC03 GC13
Claims (1)
- 【請求項１】 被調理物を収納して加熱し、かつ外底部
にヒータ等の熱源を装着した調理鍋の左右に一対の回転
軸を設け、これらの回転軸を左右一対の台座により支持
し、この回転軸を支軸として調理鍋を任意の角度に傾斜
可能に構成したものにおいて、上記調理鍋外底部の上記
回転軸に対し略直角位置を中心として左右４５度の範囲
内の直径方向に、適当な間隔を置いて複数の温度センサ
を配設し、かつ調理中にも上記調理鍋を傾斜可能に構成
し、調理鍋の傾斜時にも上記温度センサにより調理鍋の
温度を検出して熱源への通電を制御する様に構成した事
を特徴とする業務用加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001080958A JP2002272605A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 業務用加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001080958A JP2002272605A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 業務用加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002272605A true JP2002272605A (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18937140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001080958A Pending JP2002272605A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 業務用加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002272605A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009284928A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Panasonic Corp | 誘導加熱装置 |
| JP4620164B1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-26 | 日本調理機株式会社 | 電気回転釜 |
| KR101078271B1 (ko) | 2008-12-21 | 2011-10-31 | 주식회사 한올주방 | 전열로 취반시스템 |
| CN114224186A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-03-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种温度检测装置和烹饪装置 |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001080958A patent/JP2002272605A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009284928A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Panasonic Corp | 誘導加熱装置 |
| KR101078271B1 (ko) | 2008-12-21 | 2011-10-31 | 주식회사 한올주방 | 전열로 취반시스템 |
| JP4620164B1 (ja) * | 2009-07-15 | 2011-01-26 | 日本調理機株式会社 | 電気回転釜 |
| JP2011019714A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Nihon Choriki | 電気回転釜 |
| CN114224186A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-03-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种温度检测装置和烹饪装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051227 |