JPH0313909Y2 - - Google Patents

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JPH0313909Y2
JPH0313909Y2 JP20482983U JP20482983U JPH0313909Y2 JP H0313909 Y2 JPH0313909 Y2 JP H0313909Y2 JP 20482983 U JP20482983 U JP 20482983U JP 20482983 U JP20482983 U JP 20482983U JP H0313909 Y2 JPH0313909 Y2 JP H0313909Y2
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dropout
signal
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motor
mode switching
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JP20482983U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、コンパクトデイスクプレーヤ、ビデ
オデイスクプレーヤ又はデイスクメモリ装置等に
用いられ、ドロツプアウトを検出予測するドロツ
プアウト予測装置に関する。
〔背景技術〕
コンパクトデイスク等において、その面に傷な
どがあると記録データを読取れず、ドロツプアウ
トというデータ欠落現象が生ずる。このドロツプ
アウト発生時には、みかけ上のトラツキングエラ
ーが検出され、アクチユエータがこれに対応する
ことによつて他のトラツクへピツクアツプが飛ん
だり、また、読取データからクロツク信号を再生
することが不可能となり、デイスクを回転させる
同期モータの回転速度が異常に乱れたりする。
そこで、このドロツプアウト検出時にピツクア
ツプや同期モータのサーボ系の制御モードを切替
えて利得を小さくし、上記不具合の防止を図つて
いる。しかしながら、ドロツプアウト検出時にこ
のような切替えを行つても対応が遅れ、サーボの
外れを充分に阻止できない。また、デイスク面上
の傷は最初浅く、徐々に深くなつていくから最初
のドロツプアウト時には制御モードを切り換えな
くても問題なく、むしろ、ドロツプアウト検出直
後の制御モードの切り換えは切り換えのタイミン
グの遅れによる問題を伴う場合もあるから好まし
くない。そこで、ドロツプアウトが一たん検出さ
れるとデイスクのドロツプアウト検出位置を読取
つて次回のドロツプアウト位置を予測し、ドロツ
プアウトが検出される直前からサーボ系の制御モ
ードを切替えてサーボの外れを阻止する装置が案
出されている。
ところが、従来のこのような装置では、デイス
クの回転位置を検出するために別個の回転位置検
出用コイルを用いており、生産コスト高の一因と
なつている。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実を考慮し、簡単な構成で次回
のドロツプアウト位置を予測し、これに対応して
サーボ系へ制御モード切替信号を出力可能なドロ
ツプアウト予測装置を得ることが目的である。
〔考案の構成〕
本考案に係るドロツプアウト予測装置では、デ
イスク回転用モータとして、ロータの回転位置を
検出する回転位置センサからの信号によりステー
タのスイツチングを行うブラシレスモータを用い
ている。そして、この回転位置センサからの信号
は回転角判別手段にも用いられ、該手段は回転角
信号を出力するようになつている。この回転角信
号と外部回路であるドロツプアウト検出回路から
のドロツプアウト信号とによりモード切替判別手
段が次回ドロツプアウト位置を予測し、これに対
応して制御モード切替信号を出力するようになつ
ている。
したがつて、この制御モード切替信号を用いて
トラツキングサーボ系やデイスク回転用同期モー
タのサーボ系等の制御モードを切替えることによ
り、トラツク飛びや該モータの回転速度の異常な
乱れ等を阻止可能となつている。
〔考案の実施例〕
図面に従つて本考案に係るドロツプアウト予測
装置の実施例を説明する。
第1図には回転装置10の分解斜視図が示され
ており、この回転装置10はコンパクトデイスク
を搭載するターンテーブル12をブラシレス直流
モータであるホールモータ14で直接回転させる
ようになつている。
ターンテーブル12にはリング状の2極マグネ
ツト16が接着されており、18の位置がN極、
20の位置がS極となつている。このマグネツト
16がホールモータ14のロータとなつている。
一方、基板22には3個のコイル24,26,2
8が等間隔に配置され接着されており、これがホ
ールモータ14のステータとなつている。また、
基板22にはホール素子30,32,34が等間
隔に配設され接着されており、ステータのスイツ
チング用となつている。この基板22はスペーサ
36,38,40を介在させて支持台42へビス
44,46,48で螺着されている。この支持台
42の中央部にはシヤフト50が立設されてお
り、ターンテーブル12の中央部へ立設されたキ
ヤツプ52と嵌合するようになつている。この嵌
合状態では、マグネツト16が支持台42を吸引
し、磁気回路を形成するとともに不用意にターン
テーブルが離脱しないようになつている。また、
マグネツト16とコイル24,26,28との間
には僅かの間隙がある。
したがつて、コイル24,26,28へ順次交
互に直流を流すと、マグネツト16の極がコイル
による回転磁界の極に吸引されてマグネツト16
と共にターンテーブル12が回転することにな
る。
このとき、ホール素子30〜34へ一定の電流
を流しておけば、マグネツト16の回転によりホ
ール素子へ略サインカーブ的に変動する磁界が加
わり、ホール素子30〜34からこの磁界の変動
に比例した微弱なホール電圧を取出すことができ
る。
したがつて、このホール電圧によりマグネツト
16の極の位置を判別でき、コイル24〜28の
スイツチングのタイミング用となる。
次に、第2図には上記ホールモータ14を用い
た、本実施例のドロツプアウト予測回路54が示
されており、これを説明する。
ホールモータ14内のホール素子30〜34の
ホール電圧出力信号はスイツチング回路56へ入
力される。一方、スイツチング回路56には、図
示されない同期信号発生器から同期信号が入力さ
れる。この同期信号は、デイスクから読取つたデ
ータから再生した再生クロツク信号の位相と正確
な他のクロツク信号の位相とをロツクさせる
PLL回路からの信号である。スイツチング回路
56は、この同期信号とホール電圧信号とにより
タイミングを取つてホールモータ14のコイル2
4,26,28への通電をそれぞれアンプ58,
60,62を介して順次交互に行う。これによ
り、ホールモータ14の速度サーボが行われるこ
とになる。
他方、ホール素子30,32,34からのホー
ル電圧出力信号は、それぞれ電圧増幅用のアンプ
64,66,68を介して変化点トリガー回路7
0へも入力されている。この変化点トリガー回路
70は、入力電圧が一定値以上又は一定値以下に
なつた直後に一定幅のパルスを出力するようにな
つている。これを第3図に示すタイムチヤートに
従つて説明すれば、まず、アンプ64,66,6
8から出力される電圧レベルが一定値以上になつ
たことを図示されない比較器で検出して、それぞ
れパルス信号64S,66S,68Sを得る。こ
こで、マグネツト16は2極なので、ロータの1
回転の周期はパルス信号64S,66S,68S
の一周期と一致している。また、前記比較器は、
このパルス幅がロータの60度に対応するように調
整されている。次いで、このパルスの立上り又は
立下りを図示されない微分器で検出し、その出力
信号で図示されない単安定マルチバイブレータを
トリガーして一定幅のパルス信号70Sを出力す
るようになつている。したがつて、変化点トリガ
ー回路70はロータが60度回転する毎に1パルス
を出力し、このパルス信号が回転角信号となつて
いる。
次に、この回転角信号は6ビツトのシフトレジ
スタ72へ入力され、この信号の立上りでシフト
レジスタ72内のデータをシフトするようになつ
ている。一方、シフトされるビツトデータは、図
示されないドロツプアウト検出回路からのドロツ
プアウトパルス信号がシフトレジスタ72の最上
位ビツトへ入力されるようになつている。また、
このシフトレジスタ72の最下位ビツトデータは
モード切替信号として出力されるようになつてい
る。したがつて、ドロツプアウトが検出される
と、シフトレジスタ72の最上位ビツトが論理
「1」になり、ロータが60度回転する毎にこのデ
ータがシフトされ、次のドロツプアウトが生ずる
と予想される、信号70Sの1パルス前にモード
切替信号が出力されることになる。この意味で、
シフトレジスタ72はモード切替判別手段となつ
ている。このようにして次回のドロツプアウトが
予想できる理由は、コンパクトデイスクの場合、
トラツクピツチが1.6μmであり、デイスクに傷な
どがあつてドロツプアウトが生じたときは、隣り
のトラツクにも傷が及んでいて約1回転後に再度
ドロツプアウトが生ずると考えられるからであ
る。
このモード切替信号でトラツキングサーボ系の
制御モードを切替えることにより、次回ドロツプ
アウト発生直前から、みかけ上のトラツキングエ
ラー入力を防止可能であり、トラツク飛びを防止
できることになる。このモード切替時では、例え
ば、調整器への動作信号を予想される擬似信号で
置き変えるようにしてもよい。また、このモード
切替信号でホールモータ14のサーボ系の制御モ
ードを切替える(例えば既述のPLL回路のフイ
ードバツク信号を擬似信号で置き代える。)こと
により、次回ドロツプアウト発生直前から、誤つ
た位相ロツクによるスイツチング回路56への同
期信号の乱れを防止でき、ターンテーブルの回転
速度の異常な乱れの発生を防止可能である。
なお、上記実施例では理解を容易にするために
ホールモータ14が2極3コイルである場合を説
明したが、実際に使用されるモータでは極数がこ
れよりも多いので、ロータ1回転に対する回転角
信号のパルス数も増加し、ドロツプアウト位置を
より精確に予測可能である。また、ホール素子か
らの出力信号は略サインカーブであり、負の電圧
に対しても電圧の絶対値が一定以上になつたとき
に、信号64S〜68Sに対応する信号を出力す
ればモータ1回転に対する回転角信号のパルス数
を倍増できる。さらに、前記一定値の電圧レベル
を何段階かに分けて用いればこのパルス数を増加
できる。
また、回転位置センサとしては、ホール素子に
限らず磁気抵抗素子や光センサ等を用いたもので
あつてもよい。
さらに、モード切替判別手段としては、マイク
ロコンピユータを用いて前回と今回のドロツプア
ウト位置を記憶しておき、その傾きまで考慮して
デイスクの傷等の方向を知り、次回のドロツプア
ウト位置をより精確に予測するようなものであつ
てもよい。この場合、シフトレジスタの代りにカ
ウンタを用い、回転角パルス信号をカウントし、
モータが1回転したときにこのカウンタをクリア
するようにし、ドロツプアウト信号でこのカウン
タの値をラツチしておき、マイクロコンピユータ
でこのデータを読取るようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係るドロツプアウト予測装置では、ブ
ラシレスモータのステータのスイツチングを行う
回転位置センサからの信号をデイスクの回転角を
判別する信号としても利用しているので、従来用
いていた回転位置検出用コイルを用いない簡単な
構成となつており、しかも次回のドロツプアウト
位置を予測可能であるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はターンテーブル回転用ホールモータの分
解斜視図、第2図は第1図のホールモータを用い
た本考案に係るドロツプアウト予測装置の実施例
を示す簡略回路図、第3図は第2図の変化点トリ
ガー回路の作用を示すタイムチヤートである。 14……ブラシレス直流モータ、24,26,
28……コイル、30,32,34……ホール素
子、54……ドロツプアウト予測回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータの回転位置を検出する回転位置センサか
    らの信号によりステータのスイツチングを行うデ
    イスク回転用ブラシレスモータと、この回転位置
    センサからの信号によりデイスクの回転角信号を
    出力する回転角判別手段と、回転角信号とドロツ
    プアウト信号とにより次回のドロツプアウト位置
    を予測しこれに対応して制御モード切替信号を出
    力するモード切替判別手段と、を有することを特
    徴とするドロツプアウト予測装置。
JP20482983U 1983-12-29 1983-12-29 ドロツプアウト予測装置 Granted JPS60111564U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20482983U JPS60111564U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 ドロツプアウト予測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20482983U JPS60111564U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 ドロツプアウト予測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60111564U JPS60111564U (ja) 1985-07-29
JPH0313909Y2 true JPH0313909Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30767216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20482983U Granted JPS60111564U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 ドロツプアウト予測装置

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JP (1) JPS60111564U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60111564U (ja) 1985-07-29

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