JPH03138153A - インキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、印刷機に用いられるインキ装置で、アニロッ
クスローラに当接可能なインキ出し調節板と、インキを
搬送する手段を具備したインキ槽とを有する形式のもの
に関する。

ｌ米盈ム 雑誌ｒＤｅｒ　　ＰｏｌｙｇｒａｐｈＪ　１９８８年第
１３号、第１１０３頁から公知のこの種のインキ装置は
、チャンバ型ドクターの１部を形成するインキ出し関節
板と、インキを搬送する手段を具備したインキ槽の為と
にそれぞれ別個の保持部材を有する。この公知のインキ
装置は、２つの保持体が必須であることは別にしても、
インキ交換の際には必ず、チャンバ型ドクターとインキ
層を順次取外さねばならない０次いで別のチャンバ型ド
クターとインキ槽とを同様に別々に設置しなければなら
ない。

が　決しよ　と　る課題 本発明は、インキ交換を迅速にし、印刷機のインキ装置
の交換部材を取外し可能なように装着するための構成的
費用を減少させる装置を提供することを課題とするもの
である。

題を解　　る手 この課題は、アニロックスローラに当接可能なインキ出
し調節板と、インキを搬送する手段を具備したインキ槽
とを有する印刷機用のインキ装置において、インキ出し
調節板と、インキ槽と、インキをアニロックスローラへ
搬送する手段とを一つの構成ユニットに統括し、該ユニ
ットを印刷機に支承された保持体に取外し可能なように
取り付けたことにより解決された。

又ｌ１ 第１図に示された版胴１に、インキの着き易い可撓性の
表面を有するインキ層はローラ２が当接している。この
インキ層はローラ２は、小さなセルを備えた硬い表面を
有するアニロックスローラ３と接している。版胴ｌとイ
ンキ層はローラ２とアニロックスローラ３は、印刷機の
側壁１１の間に支承されている。アニロックスローラ３
はチャンバ型ドクター４と協働する。

チャンバ型ドクター４はインキ出し調節板５を有し、イ
ンキ槽６上に不動に設置されている。

インキ槽６中にはポンプ７が装着されており、該ポンプ
によってインキはインキ槽６から導管８を通ってチャン
バ型ドクター４まで導かれる。

さらにインキ槽６の中、あるいは外には、モーター９、
有利には電気モーターが、ポンプ７を駆動するために固
定されている。このようにしてインキ出し調節板５を有
するチャンバ型ドクター４は、インキ槽６とポンプ７と
モーター９と共に一つの構成ユニットを形成する。

該構成ユニットを印刷機に固定するためには、桁１０が
設けられ、その両端は回転可能なように印刷機の側壁１
１に支承されている０桁１０上には複数の保持体１２が
不動に設置されている。各々の保持体１２は、１つの後
部ストッパー条片１３と２つの側部ストッパー条片１４
とをインキ槽６のために有している。保持体１２の前面
側には軸１５を中心に旋回可能なように錠止レバー１６
が取り付けられている。該錠止レバー１６は切欠きを有
し、その切欠きはインキ槽６の前面壁に設けられている
錠止ビン１７に引つ懸けることができるようになってい
る。

さらに桁１０上には調節レバー１８が不動に固定されて
おり、その自由端には、空気式または液力式の調節シリ
ンダー２０の調節棒１９が連接されている。調節シリン
ダー２０は保持体２１を介して、側壁ｌｌ上に不動に固
定されているビン２２に旋回可能に装着されている。さ
らに側壁１１には附加部２３が設けられ、該附加部２３
を調節ねじ２４が貫通している。この場合、調節ねじ２
４は調節レバー１８の旋回距離を矢印ａの方向で制限し
、これによってまたアニロックスローラ３対するインキ
出し調節板５の接近距離を制限している。目的を効果的
に達成するためには、第２図に示された調節装置を反対
側の側壁にもまた同様に設置することができる。

構成ユニット６．７．９を交換するには、調節シリンダ
ー２０が桁１０を矢印ａとは反対の方向に動かすように
、該調節シリンダー２０を調節し、チャンバ型ドクター
４がアニロックスローラ３から持ち上げられるようにす
る。引き続いて錠止レバー１６、錠止ビン１７間の錠止
を、錠止レバー１６を反時計方向に旋回させることによ
り解放する。これで初めてチャンバ型ドクター４とイン
キ槽６とポンプ、７とモーター９とからなる構成ユニッ
トが保持体１２から取外すことができるようになる。別
の構成ユニットの装着は逆の順序で行う。

印刷機の大きさ及び使用目的に応じて、アニロックスロ
ーラ３の全幅にわたる単一の構成ユニットを用いること
もできるし、また当該実施例のように、複数の構成ユニ
ットを互いに並設することも可能である。

第３図の実施例においても、同様にチャンバ型ドクター
３０とインキ槽３１とポンプ３２とモーター３３とを有
する構成ユニットを使用しである。第１の実施例とは異
なり、ここでは図示していない印刷機の両側壁に固定さ
れた不動の保持体３４を設けである。保持体３４には調
節シャフト３５が回転可能に設けられており、該調節シ
ャフト３５は、インキ槽３１の両側にそれぞれ２本の調
節うで３６．３７を有している。１４節うで３６．３７
は、インキ槽３１の外側に１本ずつ固定されであるビン
３８各々と協働する。

第３図に示された状態では、チャンバ型ドクター３０は
、調節うで３６でビン３８を介して、矢印すの方向で、
アニロックスローラ３９に当接させられている。調節シ
ャフト３５を反時計方向に旋回させることにより、調節
うで３７及びビン３８を介して構成ユニット３０ないし
３３は矢印すとは反対方向に、アニロックスローラ３９
から離反させられ、印刷機からの構成ユニットの取外し
、及び新しい構成ユニットの装着が可能になる。このと
き調節うで３７は別に無くても構わない。

第４図及び第５図による実施例においては、チャンバ型
ドクター４ｏとインキ槽４１とポンプ４２とを有する構
成ユニットが使用されている。ポンプを駆動させるため
にモーター４３が設けられ、該モーター４３は印刷機の
側壁４４に固定されている。モーター４３はシャフト４
５を駆動し、該シャフト上にはそれぞれ駆動しようとす
るポンプ４２ごとに１つの傘歯車４６が設けられている
。傘歯車４６は出゛カシャフト４８上にしっかりと固定
された傘歯車４７と咬合している。出力シャフト４８は
開放可能なりラッチ４９の半部を有し、残り半部はポン
プシャフト５０に固定されている。

両側壁４４各々には、ブツシュ５１が固定され、該ブツ
シュ上には保持体５３のエンドフランジ５２が回転可能
に装着されている。該保持体５３はこの場合も、チャン
バ型ドクター４０とインキ槽４１とポンプ４２とよりな
る構成ユニットを保持するために役立つ、保持体５３が
旋回させられることにより、構成ユニット４０ないし４
２をインキ出し調節板５６でアニロックスローラ５４に
当接させたり、該アニロックスローラから離反させるこ
とができる。構成ユニット４０ないし４２を保持体５３
上に固定するのには、第１の実施例のように構成できる
錠止レバー５５が使用される。ブツシュ５１を中心とし
た保持体５３の旋回は、第１の実施例のときと同様に、
調節シリンダーにより行うことができる。構成ユニット
４０ないし４２を保持体５３から取外すには、保持体を
少し反時計回り方向に旋回させ、続いて錠止レバー５５
を解放位置にもたらす、これで構成ユニット４０ないし
４２は、矢印Ｃの方向に保持体５３から弓き離すことが
できる。この際、クラッチ４９の両半部の係合は解除さ
れる。新しい構成ユニットは、逆の順序で保持体５３に
装着できる。

第６図による実施例では、不動の保持体６０が使用され
ている。該保持体の両側縁は、ここでは詳細に図示しな
いが、印刷機の側壁に固定されている。保持体６０上に
は、インキ出し調節板８０を有するチャンバ型ドクター
６１とインキ槽６２とポンプ６３とを有する構成ユニッ
トが装着されている。ポンプ６３はポンプシャフト６４
を有し、該ポンプシャフトは解離可能なりラッチ６５を
介して出力シャフト６６と接続することができる。出力
シャフト６６は２枚の傘歯車６７．６８により、入力シ
ャフト６９と接続されており、該入力シャフト６９は前
実施例のときと全く同様に、その両端で印刷機の両側壁
に支承され、モーターによって駆動される。

第４図及び第５図による実施態様とは異なって、第７図
では構成ユニットは、チャンバ型ドクター６１あるいは
インキ槽６２に不動に装着した調節部材７０を有してい
る。調節部材７０は出力側に、スライドブロック７２に
嵌合するビン７１を有している。スライドブロック７２
中には、縦スリット７４を貫通したビン７３が部分的に
嵌合する。スライドブロック７２から突出している方の
ビン端は、弾性シーリング材７６およびインキ出し調節
板７７の嵌合孔を貫通する。インキ出し調節板７７は締
付は部材７８によってチャンバ型ドクター６１のケーシ
ング７５上で、矢印方向ｄまたは反矢印方向にずらせ得
るように保持される。したがってこの実施態様では、チ
ャンバ型ドクター６１のインキ出し調節板７７をアニロ
ックスローラ７９に当接させることは、構成ユニット６
１ないし６３全体の動きによらず、インキ出し調節板７
７の独立した調節によって行われる。しかし、基本的に
は、このようにインキ出し調節板が調節可能なようにす
ることは、インキ出し調節板の微調節を付加的に望む限
りにおいては、他のすべての実施例においても行うこと
ができる。

第８図及び第９図の実施例では、第４図及び第５図の実
施態様と全く同じように構成され、かつ支承された旋回
可能な保持体８５を使用している。保持体８５上には、
インキ槽８６とポンプ８７とインキ出し調節板８４を具
備したチャンバ型ドクター８８とアニロックスローラ９
０とを有する構成ユニットが装着されている。

アニロックスローラ９０は軸９１を中心として回転する
ように支承されている。軸９１はその両端をフォーク状
の保持部９２に保持されている。軸の回転を防止するた
めに、軸は保持部９２の範囲において平面部９３を備え
ている。さらに構成ユニットは、第７図の調節部材７０
１；相当する関節部材９４を有し、該調節部材を介して
インキ出し調節板８９は、個々にアニロックスローラ９
０に当接させることが可能であるポンプ８７を駆動させ
るために、入力シャフト９６が用いられる。該入力シャ
フトは２枚の傘歯車９７．９８を介して出力シャフト９
９を駆動する。出力シャフト上にはクラッチ１００の一
方の半部が取り付けられており、そのもう半部はポンプ
シャフト１０１に固定されている。

構成ユニット８６．８７．８８．９０の固定にはこの場
合にも、錠止レバー１０２が用いられる。

保持体８５を矢印ｅ方向へ旋回させることによって、こ
の実施例ではアニロックスローラ９０はインキ着はロー
ラ９５に当接させられる。

保持体８５を上記方向とは反対の方向に旋回させること
により、アニロックスローラ９０はインキ着はローラ９
５から離反させられる。この位置で構成ユニット８６．
８７．８８．９０の交換が可能である。

当該実施例においても、複数の構成ユニット８６．８７
．８８．９０を並設することは可能であり、この結果、
版幅全体にわたり種々のインキで印刷することができる
。上北実施態様により、一方ではアニロックスローラ９
０の交換が容易となる。何故ならば該ローラは構成ユニ
ットと共に印刷機から取外すことができるからである。

このことは、印刷インキが異なった場合には、アニロッ
クスローラのセルを異ならせることが要望されることが
あるので、格別に重要な意味をもつ、それ故に、種々の
印刷インキを用いた場合に、セルの異なるアニロックス
ローラを有する構成ユニットを容易に設けることができ
る。加えて、構成ユニットのアニロックスローラの交換
も極めて容易に可能である。

第１Ｏ図の実施例では、第１図及び第２国の保持体１２
と同様に構成され、また同様に旋回可能な可動な保持体
１１０が考慮される。保持体１１０上にはインキ槽１１
１を設置することができる。インキ槽１１１中には浸漬
ローラ１１２が設けられ、該浸漬ローラはその一部をイ
ンキ中に浸らせである。浸漬ローラ１１２はアニロック
スローラ１１３と協働する。アニロックスローラ１１３
は軸１１４を中心として回転可能に支承されている。軸
１１４はフォーク状の保持部１１５に、回動不能に保持
される。この場合には保持部１１５は、インキ槽１１１
と不動に結合される。さらにインキ槽１１１上にはイン
キ出し調節板１１７のために締め付は保持装置１１６が
固定されている。

アニロックスローラ１１３は、図示されてない印刷機の
両側壁に支承されているインキ着はローラ１１８と協働
する。浸漬ローラ１１２はインキ着はローラ１１８の摩
擦でアニロックスローラ１１３を介し回転させられる。

しかし、浸漬ローラ１１２に対し、インキ槽に固定され
た専用の駆動モーターを設置する実施態様も考えられる
。さらに、第４図及び第５図に示した中央駆動装置を浸
漬ローラ１１２のために設けることも可能である。

上記実施例においては、インキ槽１１１がローラ１１２
．１１３とインーキ出し調節板１１７と共に一つの交換
可能な構成ユニットを形成する。この場合にも、インキ
槽１１１に対し、そのインキ槽中のインキに適したアニ
ロックスローラ１１３を直接配属させることができると
いう格別な利点がある。故に、インキ交換の折には、印
刷機に支承されたアニロックスローラを特別に取外さな
ければならないといった必要性が無くなる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の複数の実施例を示すものであって、第
１図は本発明の第１実施例の側面図、第２図は第１図を
矢印Ｈの方向から見た図、第３図及び第４図は２つの別
の実施例の側面図、第５図は第４図の一部を矢印Ｖの方
向から見た図、第６図は別の実施例の側面図、第７図は
第６図の拡大詳細図、第８図は別の実施例の側面図、第
９図は第８図の実施例を矢印■の方向から見た図、第１
０図は最後の実施例の側面図である。 １・・・版胴、２，９５，１１８・・・インキ着はロー
ラ、３，３９，５４，７９，９０．ｌ　１３・・・アニ
ロックスローラ、４，３０，４０，６１゜８８・・・チ
ャンバ型ドクター　５，５６，７７゜８０．８９，１１
７・・・インキ出し調節板、６゜３１．４１，６２，８
６，１１１・・・インキ槽。 ７．３２，４２，５０，６３．８７・・・ポンプ、８・
・・導管、９，３３．４３・・・モーター　１０・・・
桁、１１．４４・・・側壁、１２，３４，５３，６０．
８５，１１０・・・保持体、１３・・・後部ストッパー
条片、１４・・・側部ストッパー条片、１５゜９１．１
１４・・・軸、１６，５５，１０２・・・錠止レバー　
１７・・・錠止ビン、１８・・・調節レバー１９・・・
調節棒、２０・・・調節シリンダー　２１・・・保持棒
、２２，３８，７１．７３・・・ビン、２３・・・附加
部、２４・・・調節ねじ、３５，４５．４８・・・調節
シャフト、３６．３７・・・調節うで、４６゜４７．６
７．６８，９７．９８・・・傘歯車、４９６５、　１ｏ
ｏ・・・クラッチ、５１・・・ブツシュ、５２・・・エ
ンドフランジ、６４，１０１・・・ポンプシャフト、６
６．９９・・・出力シャフト、６９，９６・・・入力シ
ャフト、７０．９４・・・調節部材、７２・・・スライ
ドブロック、７４・・・縦スリット、７５・・・ケーシ
ング、７６・・・シーリング材、７８・・・締付は部材
、９２，１１５・・・保持部、９３・・・平面部、１１
２・・・浸漬ローラ、１１６・・・締付は固定装置 尾３図 東１０図 菖９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アニロックスローラに当接可能なインキ出し調節板
   と、インキを搬送する手段を具備したインキ槽とを有す
   る印刷機用のインキ装置において、インキ出し調節板と
   、インキ槽と、インキをアニロックスローラへ搬送する
   手段とを一つの構成ユニットに統括し、該ユニットを印
   刷機に支承された保持体に取外し可能なように取り付け
   たことを特徴とするインキ装置。 ２、該構成ユニットが、インキを搬送する手段を駆動す
   るモーターを有していることを特徴とする、請求項１記
   載のインキ装置。 ３、該構成ユニットが、印刷機に固定的に支承された駆
   動軸にインキを搬送する手段を接続させるクラッチ部材
   を有することを特徴とする、請求項１記載のインキ装置
   。 ４、アニロツクスローラに対する接近、離反の為、該構
   成ユニットが印刷機に旋回可能なように支承された保持
   体上に装着してあることを特徴とする、請求項１から３
   までのいずれか１項記載のインキ装置。 ５、アニロックスローラに対する接近、離反のため、該
   構成ユニットが印刷機に固定された保持体上を滑動でき
   るようにこれに装着してあることを特徴とする、請求項
   １から４までのいずれか１項記載のインキ装置。 ６、複数の構成ユニットが互いに並設されていることを
   特徴とする、請求項１から５までのいずれか１項記載の
   インキ装置。 ７、インキ出し調節板が、チャンバ型ドクターの一部と
   なっていることを特徴とする、請求項１から６までのい
   ずれか１項記載のインキ装置。 ８、インキを搬送する手段がポンプを有していることを
   特徴とする、請求項１記載のインキ装置。 ９、インキ出し調節板が、該構成ユニット中に調節可能
   に支承されていることを特徴とする、請求項１から８ま
   でのいずれか１項記載のインキ装置。 １０、該構成ユニットがアニロックスローラ及びアニロ
   ックスローラの支持部材を有する、請求項１から９まで
   のいずれか１項記載のインキ装置。 １１、アニロックスローラが回転可能に支承された軸の
   両端を支持するフォーク状の支持部材が構成ユニットに
   設けられていることを特徴とする、請求項１０記載のイ
   ンキ装置。１２、インキを搬送する手段が、インキ槽中
   に部分的に浸されインキ出し調節板と協働するアニロッ
   クスローラまでインキを送り出す、浸漬ローラを有する
   ことを特徴とする、請求項１から１１までのいずれか１
   項記載のインキ装置。