JPH031370A - 磁気デイスク装置の書込み・読出し制御回路 - Google Patents

磁気デイスク装置の書込み・読出し制御回路

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JPH031370A
JPH031370A JP1135026A JP13502689A JPH031370A JP H031370 A JPH031370 A JP H031370A JP 1135026 A JP1135026 A JP 1135026A JP 13502689 A JP13502689 A JP 13502689A JP H031370 A JPH031370 A JP H031370A
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Yoshitsugu Kitamura
北村 義次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置の書込み・読出し制御回路に
関し、特に、選択されたデータトラック上の通常書込み
・読出し動作を実行不可能な無効領域(媒体欠陥あるい
はデータ面サーボ領域)を上位装置に何ら制限を与える
ことなく、上記磁気ディスク装置内でスキップ処理する
制御回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、磁気ディスク装置は、選択されたデータトラック
上に媒体欠陥あるいはデータ面埋込みサーボ情報(Em
bedded 5ervo)領域などの無効領域の有無
にかかわらず、当該データトラックが全周に渡り通常の
データ書込み・読出し動作に供し得るものとして、制御
に必要なタイミングクロック(サーボクロツタ、リード
/ライト基準クロフクなど)信号を上位装置あるいは上
位装置とのインタフェース回路に無条件に供給する構成
となっていた。
〔発明が解決ルようとする課題〕
従来の磁気ディスク装置は、第8図に示されるようなデ
ィスク面1のいずれのデータトラック上においても、通
常データトラックNのようにトランク全周に渡り無効部
分がないものとして、上位装置との書込み・読出しに必
要なりロック信号、データ信号の流れを制御している。
従って、上位装置は、データ面サーボ情報領域(禁止領
域)Eや媒体欠陥りが存在するデータトラック上で通常
データの書込み・読出し動作を行なおうとする場合、こ
れら無効領域に重なって書込み・読出し動作をしないよ
う磁気ディスク装置とのデータ取扱い単位(論理レコー
ド)の長さに制限を与えるか、あるいは当該媒体欠陥を
含む記憶セグメント(セクタ)全体をスキップするなど
の回避策を取らなければならない欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明は、選択された
データトラック上の無効領域を検出したときに通常デー
タの書込みを打ち切り、前記無効領域通過後に通常デー
タの書込みを再開し、前記無効領域を検出したときに通
常データの読出しを打ち切り、前記無効領域通過後に通
常データの読出しを再開する媒体無効領域スキップ制御
回路を設けるようにしたものである。
〔作用〕 ゛ 本発明による書込み・読出し制御回路においては、選択
されたデータトラックの無効領域を検出し、この無効領
域の有無により通常データの書込みの打切り、書込みの
再開を制御し、また、通常データの読出しの打切り、読
出しの再開を制御する。
〔実施例〕
まず、本発明の主要機能について述べる0本発明は前述
した問題点を以下の通り解決する。
第9図によって本発明の基本構成を説明すると、上位装
置と磁気ディスク装置との間で授受されるデータ取扱い
単位(論理レコード))(第9図(a))は、ディスク
トラック上の無効の有無にかかわらず、上位装置の必要
とする任意の長さ(D0〜Dt)からなるデータブロッ
クR1,R2,R3,・・・を設定できる。
本発明による磁気ディスク装置は、論理し7−ドR1,
R2,R3に対して、対象となるデータトラック上の無
効領域の有無によって次の通りトラック上への物理的記
録方法を制御する。
(1)  選択されたトラック上に何ら無効領域が存在
しない場合: 第9回申)に示されるように、上記装置とのデータ取扱
い単位R1,R2,R3,・・・と−敗した物理レコー
ドR1−1,R2−1,R3−1゜・・・として書込み
および読出し制御動作を実行する。
(2)選択されたトラック上にデータ面サーボ領域など
の規則的無効領域が存在する場合:第9図(C)に示さ
れるように、トラック起点から無効領域をスキップする
方法で、上位装置との論理レコードR1,R2,R3,
・・・の順序に従い、物理レコードR1−2,R2−2
,R3−2・・・を記録する。この例においては、論理
レコードR2およびR3に対応するトラック上にデータ
面サーボ領域Eがそれぞれ中間に存在するため本発明に
よる媒体無効領域スキップ制御回路が起動し、R2に対
応する物理レコードR2−2においては無効領域を回避
するため、長さ(DO〜D+)からなる前半部分と長さ
(D = −、〜Dl)からなる後半部分の2つの分割
された物理セグメントとして記録する。また、R3レコ
ードについても同様に無効領域前の(Do〜Dj)から
なる前半部分と無効領域後の(DJ−t〜DL)からな
る後半部分の2つの物理セグメントからなる物理しコー
ドR3−2として記録する。
(3)選択されたトラック上に媒体欠陥による無効領域
が存在する場合: 第9図(d)に示されるように、論理レコードR1に対
応するトラック上に媒体欠陥(Media defec
t)Dが存在する場合、それぞれ無効領域を回避するた
めに物理レコードR1−3は長さ(D(、〜Di)から
構成される第1セグメント、長さ(Di。1〜DJ)か
ら構成される第2のセグメント、そして長さ(D = 
−I= D t )から構成される第3セグメントの3
つに分割されて記録される。
上記第9図(C1,(d+の両者の混在した場合も同様
に対処できることは明白である。
次に、上位装置と磁気ディスク装置との間における通常
データブロック(=論理レコード)を、トラック上の無
効領域をスキップして分割セグメントの物理レコードに
するための主要構成を第10図によって概説する。上位
装置との授受単位である通常データブロック(第10図
(a))はデータ授受のための同期クロックR/W−R
EFCLK(第10図(b))によってディスク上の選
択されたトラック上1a(第10図(C))に書き込む
ために送り出される。本発明による媒体無効領域スキッ
プ回路は当該トラックの無効部分の到来を予め検出する
機能を有し、無効領域VOID(第10図(C))にさ
しかかると、通常データブロック中のデータ書込みを中
止し、打切りのための特定パターン“EC” (“En
d Gap”)を付加書込みする。
書込み禁止の無効領域中心を通過の後、通常データ書込
み再開に先立ち、再同期化パターン“R3YNC″ (
Re−5yncronization ” )の前置書
込みを行なう。その後、通常データブロック中の中断さ
れたデータ部分から書込みを再開する。上位装置とのデ
ータ授受のための同期クロックは無効領域処理区間中は
送出を停止され、その間上位装置は区間T1で示すよう
に通常データ処理−時停止(PAUSE)の状態となる
が、論理上は何ら特別な制御を必要としない。
以上のように無効領域を含む物理レコードの読出し時に
おいては、無効部分の到来を検出するまでは、読み出さ
れたパターンを通常データと見直し、データ授受のため
の同期クロックR/W−REFCLKによって上位装置
へ転送する。無効領域にさしかかると、読み出されたパ
ターン列から“EG”パターンの検出を待ち、検出して
時点で通常データの打切り部分(Di)を確定する。確
定すると、データ授受のための同期クロックの送出を中
止し、無効領域処理にかかる。“EC”パターン検出の
後、無効領域中心をスキップし、データ読出し再開のた
めのPLO(フェーズロックドオシレータ)引込みギャ
ップおよび再同期化パターン“R3YNC”の検出を待
ち、一致がとれると、以降に引き続く読出しパターンが
、先に中断された通常データブロック中の打切り後のパ
ターン列(of+1〜 )であるとして、データ授受の
ための同期クロックR/W−REFCLKの送出を再開
することによって上位装置に通常データブロックの送出
を始める。
同一物理レコード中に複数の無効部分がある場合でも以
上の処理を繰り返すことによって同様に対処する。
第1図は本発明の一実施例としての論理回路である媒体
無効領域スキップ制御回路100を示すブロック系統図
である。同図において、101はサーボバイトカウンタ
、102〜104,106107.109は論理積ゲー
ト、105は論理積・和ゲート、108は論理和ゲート
、110は無効領域指示回路、120はシーケンサ、1
30はシーケンスカウンタ、140はサーボクロック抑
制回路、150はギャップパターン発生回路、160は
シフトレジスタ、170は論理積・和ゲート、179は
“0”定数回路、180はパターン一致検出回路である
サーボバイトカウンタ101はインデックス信号IDX
によって初期化され、サーボクロック信号5CLKをカ
ウント入力とし、ディスクデータトラック上のヘッド位
置アドレスをサーボバイトアドレス情報SBAとして無
効領域指示回路110の1つの入力に与える。無効領域
指示回路110はサーボバイトアドレス情報SBAに加
え、シリングアドレス情報CAとヘッドアドレス情報H
Aを入力とし、予め設定された無効領域アドレス情報と
比較し、一致が取れると、無効制御開始信号VOI D
−ONを出力すると同時に、当該無効領域に係る無効領
域長さ情報VOID−Lをシーケンスカウンタ回路13
0に出力する。
シーケンサ回路(SQC)120は 無効制御開始信号
VOI D−ONを単位シーケンスのトリガとして、無
効領域スキップのための一連の制御シーケンスを実行す
る。具体的には、無効制御開始信号VOI D−ONを
受けた時の他の入力条件の1つである読出しゲート原信
号R−GATHの状態によって、データ読出し動作時(
READモード)に無効領域スキップ制御シーケンス(
詳細タイムチャートを第4図に示すシーケンス)を実行
するか、あるいは、読出しゲート原信号R−GATEが
オフの場合に、データ書込み動作時(WRITEモード
)または読出し動作でも書込み動作でもない非動作時(
NOP)に無効領域スキンプシーケンス(詳細タイムチ
ャートを第5図に示すシーケンス)を実行する。シーケ
ンサ回路12゜0は無効制御開始信号VOID−ONと
読出しゲート原信号R−GATEを起動条件としてスタ
ートし、それぞれ制御タグ信号5Q−1,5Q−23Q
−3,5Q−4を順に出力するが、これら制御タグ信号
間の遷移条件は他の入力条件すなわちシーケンスカウン
タ回路(SCN)130からのシーケンスカウント終了
信号5CN=0と、パターン−数構出回路(COMP)
180からのパターン−数構出信号COMP=とによっ
て定められる。
サーボクロツタ抑制回路140は、読出しゲート原信号
R−GATE、シーケンス制御タグ信号5Q−1,5Q
−2、サーボクロック信号5CLKおよび無効領域長さ
VOI D−Lを入力として、読出しゲート原信号R−
GATEのオフまたはオンの各状態に対応して、それぞ
れシーケンス制御タグ信号5Q−1または5Q−2の入
力を起点とし、無効領域長さVOI D−Lによって定
まる一定の期間サーボクロック抑制信号5CLKYをオ
ンにする。サーボクロツタ原信号5CLKとサーボクロ
ック抑制信号5CLKYを入力とし、ゲーテッドサーボ
クロック信号GSCLKを出力とする論理積ゲート回路
102は、第5図に示されるように、読出しゲート原信
号R−GATEによって定められる各動作モードに対応
してゲーテッドサーボクロツタ信号GSCLKの出力線
上へのサーボクロックの送出抑制を実行する。
なお、第5図において、(alは無効制御開始信号VO
I D−ONを示し、山)はサーボクロック原信号5C
LK、(C)は読出しクロック信号RCLKを示す。ま
た、(d)は読出しゲート原信号R−GATEを示し、
(e)はシーケンス制御タグ信号5Q−1〜4、(f)
はサーボクロック抑制信号5CLKY、(g)はインタ
フェース有効信号1/F−VALID。
(h)はゲーテッドサーボクロック信号GSCLK。
(1)は書込み・読出し同期クロック信号R/W−RE
FCLKを示す。第5図0)〜(P)は(d)〜(1)
に対応するので、その説明は省略する。
同じく第5図に示されるように、書込み・読出しクロッ
クマルチプレクサ信号MPX−CLK (第1図)を原
クロツク入力として、論理積ゲート回路109と論理和
ゲート回路108とから構成される書込み・読出し同期
クロック抑制回路の出力であるインタフェース有効信号
1/F−VALIDを抑制入力とする論理積ゲート回路
103は、無効領域処理時間の間クロック送出を抑制さ
れた書込み・読出し同期クロック信号R/W−REFC
LKを出力する。書込み・読出し同期クロック抑制回路
を構成する論理積ゲート回路109は読出しゲート信号
R−GATEとシーケンス制御タグ信号5Q−1を入力
とし、ゲーテッド・シーケンス制御タグ信号5Q−1’
を出力する。論理和ゲート回路108は、ゲート・シー
ケンス制御タグ信号5Q−1’に加え、他のシーケンス
制御タグ信号5Q−2,5Q−3,3Q−4を入力とし
て、第5図の(g)、(ロ)に示すように、インタフェ
ース有効信号I/F−VALIDを出力する。
論理積ゲート回路106は、読出しゲート原信号R−G
ATEとシーケンス制御タグ信号SQ−2を入力とし、
ゲーテッド読出し制御信号G−R・GATEを出力する
。詳細タイミングは第4図に示される。
書込みデータマルチプレクサ回路を構成する論理積・和
ゲート回路105はインタフェース有効信号!/F−V
ALIDを弁別入力とし、それぞれ書込みデータ原信号
WDTか又はシフトレジスタ160の直列(ビットシリ
アル)出力信号5FR3Gのいずれかをゲーテ・ノド書
込みデータ信号G−WDTとして出力する。詳細タイミ
ングは第3図に示される。
論理積ゲート回路107は、シフトレジスタ160の直
列出力信号5FR3Gを加入力とし、インタフェース有
効信号!/F−VAL I Dによって弁別制御された
ゲーテッド読出しデータ信号G・RDTを出力する。第
4図に詳細タイムチャートが示されているように、読出
しゲート原信号R・GATEがオンの場合すなわちデー
タ読出し動作時においては、シフトレジスタ160の端
子INに直列入力として入力マルチプレクサであるとこ
ろの論理積・和ゲート回路170の一方の入力チャンネ
ルを通して読出しデータ原信号RDTが人力される。シ
フトレジスタ160の直列入力端子INを介して入力さ
れる読出しデータ列は、シフトレジスタ160を構成す
るシフト段数分遅延した後、論理積ゲート回路107の
一方の入力にシフトレジスタ直列出力信号5FR3Gと
して出力されると共に、シフトレジスタ160の並列出
力信号5FR3G’として一致検出回路180の一方の
入力となり、他の入力であるところのギャップパターン
発生回路150の出力信号GPSGとのデータパターン
比較が一致検出回路180で行なわれ、−敗が取れると
、パターン−数構出信号COMP=が出力され、シーケ
ンサ回路120並びにシーケンスカウンタ回路130に
入力される。
ギャップパターン発生回路150は、書込みゲート原信
号W−GATE、読出しゲート原信号R・GATEおよ
びシーケンス制御タグ信号5Q−1,5Q−3,5Q−
4を入力として、一連の無効領域スキップに必要な書込
みデータ原信号WDTの中断位置を示す終端ギャップ“
EG”パターンの発生、および無効領域スキップ後の書
込みデータ原信号WDTの再開を示すフェーズロツタド
オシレータ(PLO)引込みと再同期パターン“RSY
NC”の発生を制御する。書込み動作時におけるこれら
一連のギャップパターン発生の詳細タイミングについて
は第3図に示される。また、読出し動作時においては、
ディスク面から読み出した読出しデータ原信号RDTの
パターン列から終端ギャップ“EC”パターン列を検出
し、ゲーテッド読出しデータ信号G−RDTへのこれら
特殊ギャップパターンの送出を停止するための比較パタ
ーンとして“EG”パターンを設定し、同様に再同期化
のための“RSYNC”パターンノ設定を行なう。読出
し動作時におけるこれら一連のギャップパターン発生の
詳細タイミングについては第4図に示される。
次に、第2図を用いて本発明を適用した磁気ディスク装
置の回路例を説明する。同図において、10はヘッドデ
ィスク組立(HDA) 、11は磁気ディスク、12は
スピンドルまたはスピンドルモータ、13はヘッド位置
決めモータ、14はデータヘッド、15はサーボヘッド
、21はヘッド位置決めサーボ回路、22はサーボ信号
復調回路、23は書込みクロック回路(すRITE P
LO)、30はヘッド選択回路、41は書込みデータエ
ンコーダ回路、42は書込みアンプ回路(WRT AM
P)、51は読出しアンプ回路(READ AMP) 
、52はデータセパレータ回路、53は読出しデータデ
コーダ、60はクロックマルチブレフサ回路(MPX)
、80はインタフェース制御回路、80aはインタフェ
ース、90は上位装置、100は媒体無効領域スキップ
制御回路である。
第2図において、ヘッドディスク組立(f(DA)10
は、スピンドルまたはスピンドルモータ12に取り付け
られた複数枚のディスク媒体11、ヘッド位置決めモー
タ13によって駆動される複数のデータヘッド14およ
びサーボヘッド15を有する。
ヘッド位置決めサーボ回路21は、インタフェース制御
回路80からのシリンダアドレス情報1CA”をシーク
のための第1の入力とし、サーボ信号復調回路22から
のポジション信号をフィードバック入力とする。第3の
入力として読出しアンプ回路51からの選択されたデー
タヘッドからの読出信号rがある。
サーボ信号復調回路22は、サーボヘッド15からのサ
ーボ信号を入力とし、出力として前述のヘッド位置決め
サーボ回路21へのポジション信号の他にインデックス
信号IDXおよびサーボクロック原信号5CLK生成の
ための書込みクロック回路23へのクロック信号を出力
する。
ヘッド選択回路30は、インタフェース制御回路80か
らのヘッドアドレス情報“HA”に従い、データヘッド
群14から指定のデータヘッドを書込み動作時には書込
みアンプ回路42に接続し、読出し動作時には読出しア
ンプ回路51に接続する。
クロックマルチプレクサ回路60はサーボクロック原信
号5CLKとデータセパレータ回路52からの読出しク
ロック信号RCLKとをそれぞれのクロック入力とし、
ゲーテッド読出し制御信号G −R−GATEを制御入
力として、読出し動作時には読出しクロック信号RCL
Kを、それ以外の時はサーボクロック原信号5CLKを
選択し、書込み・読出しクロックマルチプレクサ信号M
PX−CLKとして出力する。
書込みデータエンコーダ回路41は、ゲーテッド書込み
制御信号G−W−GATEを制御入力とし、ゲーテッド
書込みデータ信号G−WDTを入力データ列として、所
定のディスク上記録変調パターンにコード変換し、書込
みアンプ回路42の入力パルス列として出力する。書込
みアンプ回路42もゲーテッド書込み制御信号G−W−
CATEの制御のもとに書込みパターン信号をヘッド選
択回路30を介して選択されたデータヘッドへ送出する
ゲーテッド読出し制御信号G−R−GATEによって読
出し動作が指示されている状態で、読出しアンプ回路5
1は、ヘッド選択回路30を介して選択されたデータヘ
ッドからの読出し信号を増幅・整形し、データセパレー
タ回路52へ出力する。データセパレータ回52は、読
出しアンプ回51からのリードパルス信号を入力とし、
読出しクロック信号RCLKの生成を行なうと共に、読
出しクロック信号RCLKを同期クロックとするリード
パルス信号を読出しデータデコーダ回路53へ送出する
。読出しデータデコーダ回路53は、データセパレータ
回路52からのリードパルス信号列を、書込みデータエ
ンコーダ41とは逆のディスク上記録変調パターンコー
ドから所定の読出しデータコードに変換し、読出しデー
タ原信号RDTとして出力する。
インタフェース制御回路80は、磁気ディスク装置を上
位装置90へ接続させるための制御動作および書込み・
読出しデータの通常フォーマント制御動作を実行する。
インタフェース制御回路80の主な構成としては、シリ
ンダアドレス情報“CA”を出力するためのシリンダア
ドレスレジスタ(CAR)81、同様にヘッドアドレス
情報“HA”を出力するためのヘッドアドレスレジスタ
()(AR) 、加えて上位装置90との間で授受され
る記憶データの通常フォーマット制御機能部(SFC)
83などがある。
媒体無効領域スキップ制御回路100は、前述のインタ
フェース制御口80とその他の磁気ディスク装置内回路
との間に設定され、選択されたデータトラック上の無効
領域(埋込みサーボ情報領域や媒体欠陥領域)をヘッド
が通過する際にインタフェース制御回路80に存在する
通常フォーマット制御機能部83に何ら負荷をかけるこ
となくスキップ動作を実行するものである。具体的には
、サーボクロック原信号5CLKからゲーテンドサーボ
クロック信号GSCLKへの変換、以下同様に、 書込み・読出しクロックマルチプレクサ信号MPX −
CLKから書込み・読出し同期クロック信号R/W−R
EFCLKへ、書込みゲート原信号W−GATEからゲ
ーテッド書込み制御信号G・W−GATEへ、読出しゲ
ート原信号R−GATEからゲーテッド読出し制御信号
G −R−GATEへ、凹込みデータ原信号WDTから
ゲーテッド書込みデータ信号GWDTへ、読出しデータ
原信号RDTからゲーテッド読出しデータ信号GRDT
への変換機能を有する。
次に、第6図を用いて第1図の無効領域指示回路(VO
ID POINTER)  110 ノ具体的構成例を
説明する。第6図において、111はバッファ回路、1
12はアドレス−数構出回路(COMP) 、113は
アドレスカウンタレジスタ回路(ADDRESS CN
T/REG)、114はデコーダ回路(DECODER
)、115はアドレスカウンタレジスタ113に対応す
る複数個の単位無効領域登録メモリセル(MEMORY
 CELL)、211は信号バスである。バッファ回路
111は、シリンダアドレス情報“CA”、ヘッドアド
レス情報“HA”およびサーボバイトアドレス情報SB
Aを入力とし、選択されたヘッドの現在アドレス値を有
する。アドレス−数構出回路112は、バッファ回路1
11の出力(−現在アドレス)を一方の入力とし、予め
設定された無効領域登録メモリ115のうち、無効領域
を示すシリンダアドレス、ヘッドアドレスおよびサーボ
バイトアドレスセグメントの出力値を他方の入力とする
。。
アドレスカウンタレジスタ回路113は、アドレス−数
構出回路112が不一致の場合に一致可能性のある方向
にアドレスのインクリメントまたはデクリメントを行な
う。デコーダ回路114は、アドレスカウンタレジスタ
113の出力アドレスをデコードし、無効領域登録メモ
リ115の対応する単位登録メモリ全セグメントを読み
出す。信号バス211は選択された無効領域登録メモリ
セルの無効領域長さ情91VOID−Lを出力する。
このように、無効領域指示回路110は、バッファ回路
111とアドレス−数構出回路112とアドレスカウン
タレジスタ回路113とデコーダ回路114と単位無効
領域登録メモリセル115と信号バス211とを少なく
とも有し、アドレス−数構出回路112の一致が成立し
た時、その時のヘッドの現在アドレス以降が無効領域で
あるとして、無効制御開始信号VOID−ONを出力す
るような構成となっている。
また、全シリンダアドレス、全ヘッドアドレスに共通な
無効領域要素(例えば、データトラック上に規則的に配
置された埋込みサーボ情報)については、サーボバイト
アドレスセグメントについてのみ一致検出を行なう機構
も容易に付加できる。
次に、第3図を用いて第1図の実施例における書込み動
作時および非動作時の主要タイミング動作を説明する。
媒体無効領域スキップ制御回路100は、無効領域指示
回路110からの無効制御開始信号VOID−ON (
第3図(a))がオン出力された時点で読出しゲート原
信号R−GATE(第3図(b))のオン・オフ状態を
センスし、オフ状態であれば書込み動作(WRITE)
モードあるいは非動作(NOP)モードとして、一連の
書込み動作型無効領域スキップ制御シーケンスを実行す
る。ここで書込み動作モードあるいは非動作モードとの
相異は、非動作(書込みでも読出しでもない)モード時
はゲーテッド書込み制御信号G−W−GATE(第3図
(m))が常にオフ状態になることである。
第3図は、書込みゲート原信号W−GATE (第3図
(C))がオン(=書込み動作モード)である場合につ
いて示している。
無効制御開始信号VOI D−ONがオンになると、シ
ーケンサ回路120が起動され、第1のシーケンス制御
タグ信号5Q−1(第3図(d))が出力され、インタ
フェース有効信号1/F−VALID(第3図(1))
をオフにすると共に、シーケンスカウンタ回路130に
“EG”パターン長さLeを設定すると共に、パターン
発生器出力信号PTN−GEN (第3図(j))とし
て”EC’パターンを出力させ、これをシフトレジスタ
回路160に設定する。インタフェース有効信号1/F
−VALIDがオフになると、それまで書込みデータ原
信号VDT (第3図(n))を出力していたゲーテッ
ド書込みデータ信号GWDT (第3図(p))はシフ
トレジスタ回路160からの直列出力信号5FR3Gの
内容すなわち“EG”パターン(第3図伽))を出力開
始する。以下、一連のシーケンス制御タグ信号5Q−1
,5Q−2,5Q−3または5Q−4(第3図(d)〜
(g))のオンしている間、それぞれ無効領域スキップ
に必要な特殊パターンすなわちEG″、 (スキップ)
、″PLO引込”、そして再同期のための“R3YNC
”″パターンをビットシリアルに出力する。ゲーテッド
書込みデータ信号GWDTが中断されていた書込みデー
タ原信号WDTの送出を再び開始するのは、最終のシー
ケンス制御タグ信号5Q−4が終了し、インタフェース
有効信号1/F−VAL I Dが再びオンになった時
点からである。
第1のシーケンス制御タグ信号5Q−1は、シフトレジ
スタ160の直列出力信号5FR3Gへの“EG″パタ
ーンの送出(E、〜E、の送出)が完了するまで保持さ
れる。この保持期間は実際にはシーケンスカウンタ回路
130からシーケンスカウント終了信号5CN=O(第
3図(h)、 (1)参照)が出力されるまでの間であ
る。
第2のシーケンス制御タグ信号5Q−2は、前記の“E
C”パターン送出完了を示すシーケンスカウント終了信
号5CN=0が出力されるとセントされ、無効領域スキ
ップ動作としてゲーテッド書込み制御信号G−W−GA
TEの出力を強制的にオフにする。オフにする期間は、
第2のシーケンスステートスタート時にシーケンスカウ
ンタ回路130に設定される無効スキップ長さ(Lv)
の間である。第2のシーケンス制御タグ信号5Q−2が
シーケンスカウント終了信号5CN=0の出力によって
リセットされると共に、第3のシーケンスステート“P
LO引込”パターン書込みがシーケンス制御タグ信号5
Q−3によって実行される。“PLO引込”パターンと
は、読出し動作時、無効領域中心スキップ後の再同期化
パターン“R3YNC”を正しく検出するためにデータ
セパレータ回路52中の読出しPLO回路機能が必要と
するもので、通常PLO引込みパターンとしては“0”
データパターン(第1図の“0”定数回路179によっ
て発生されるパターン)が用いられる。“PLO引込”
パターンの長さは、当該シーケンスステートの開始時期
にシーケンスカウンタ回路130に設定されたPLO引
込長さ(L、)(第3図(hl、 (1)参照)によっ
て規定される。シーケンス制御タグ信号5Q−3による
PLO引込みパターン書込みがシーケンスカウント終了
信号5CN=0によって終了すると、最後の第4のシー
ケンスステート再同期パターン’RSYNC”の書込み
がシーケンス制御タグ信号S、Q−4によって実行され
、再同期パターン“R3YNC”がパターン発生器出力
信号PTN −GENから出力され、シフトレジスタS
FRの直列出力信号5FR3G上に(S、〜St)のパ
ターンで再同期パターン長さ(Ll)の間、ゲーテッド
書込みデータ信号G−WDTとして出力される。最後の
シーケンスステート″R5YNC″パターン書込みがシ
ーケンスカウント終了信号5CN=Oの出力によって完
了すると、全ての無効処理シーケンスは完了し、インタ
フェース有効信号1/F−VALIDが再びオンとなり
、中断していた通常(ユーザ)データ書込みが中断時の
次のビン)D=++から再開され、通常の書込み動作制
御が書込みゲート原信号W−GATEがオフされるまで
実行される。
次に、第4図によって読出し動作時(READモード)
の媒体無効領域スキップ制御回路100の動作説明を行
なう。読出しゲート原信号R−GATE (第4図(b
))がオンの時、無効制御開始信号VOID−ON (
第4図(a))が出力されると、読出し動作時無効領域
スキップのための一連のシーケンスが実行される。制御
シーケンスの基本的フローは前記書込み動作時のそれに
[(IIであるので、異なる点を説明する。
読出し動作時にシーケンス制御タグ信号5Q−1(第4
図(C))によって実行される“EG″サーチとは、書
込み時に通常のデータパターン(D 。
〜Dム)の打切りを示す“EG”パターン(E、〜El
)を読出しデータ原信号RDT (第4図(j))のデ
ータパターン列から検出し、ゲーテッド読出しデータ信
号G−RDT(第4図(p))には“EC”パターンの
送出を禁止することをいう。すなわち、“EC”パター
ンが検出されると直ちにインタフエース有効信号1/F
−VALID (第4図(n))をオフにして、以降、
一連の読出し無効処理シーケンスが最終のシーケンス制
御タグ信号5Q−4(第4図(f))のリセットにより
完了するまで、ゲーテッド読出しデータ信号G−RDT
への送出を中止する。
シーケンス制御タグ信号5Q−2(第4図(d))は、
書込み動作時と同じく、無効領域中心を所定期間(長さ
Lv、第4図(h)参照))スキップするためのシーケ
ンスステートである。
シーケンス制御タグ信号5Q−3(第4図(e))によ
る再同期パターン(コード)(R3YNC)サーチとは
、無効領域通過後のデータ読出し再開を実行するための
“R3YNC”パターン検出待・ちステートである。
シーケンス制御タグ信号5Q−4によるダミースキップ
とは、“R3YNC”パターン検出後、シフトレジスタ
160の直列出力信号の出力端子OUTに通常データの
中断後の再開ビン)Di++が準備され、“R3YNC
”パターン等が一掃されるまでのビット長さをいう。
以上のシーケンスステートの完了の区間は、第2、第4
のシーケンス(信号5Q−2,5Q−4のシーケンス)
においては、書込み動作時と同様、シーケンスカウント
回路130にそれぞれセントされたスキップ長さ(Lv
、L、)(第4図(g)、 (h)参照)が終了するま
での区間である。また、“EG″サーチのための第1の
シーケンス(信号SQ1のシーケンス)および@R3Y
NC″サーチのための第3のシーケンス(信号5Q−3
のシーケンス)については、基本的にパターン−数構出
回路COMPが一致信号COMP−(第4図((社))
を出力するまでの区間である。パターン−数構出が不成
功の場合には、シーケンスカウンタ回路130に設定さ
れたそれぞれ、T、の長さの“EG”タイムアウト、T
、の長さの”R3YNC’タイムアウトによるシーケン
スカウント終了信号5CN=0 (第4図(h))のい
ずれかによって区間が定められる。なお、第4図+1)
はパターン発生器出力信号PTN −GENを示し、f
m)はパターン−数構出信号COMP=を示し、(g)
は書込み・読出し同期クロック信号R/W−REFCL
Kを示す。
次に、第7図を用いて、第3図および第4図に示された
“EG” (通常データ打切りのための特殊終端パター
ン=End Gap)パターン長の設定について説明す
る。無効領域中心(第7図のLv、(dl参照)をスキ
ップするために通常のデータを打ち切り(Di>  “
EC”パターンを付加するが、この時“EG″パターン
の長さt8は、少なくともデータヘッドスキュー分(第
7図の例では進み分の最大tL、遅れ分の最大ta)t
L+t、以上の長さが望ましい(第7図ta>〜(C)
参照)。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、選択されたデータトラッ
ク上の無効領域を検出したときに通常データの書込みを
打ち切り、上記無効領域通過後に通常データの書込みを
再開し、上記無効領域を検出したときに通常データの読
出しを打ち切り、上記無効領域通過後に通常データの読
出しを再開することにより、データトラック上の物理的
無効領域を上記装置に意識させることを不要とし、従っ
て、上位装置にデータ書込み・読出し論理動作上の制約
を一切与えることなくデータトラック上での埋込みサー
ボ情報を使用可能とする効果がある。
また、ディスク媒体欠陥によるデータ書込み・読出し不
具合領域を上位装置に検知させることなくディスク装置
内でスキップ処理することにより、時期ディスク装置の
記録密度を高め、大容量化を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気ディスク装置の書込み・読出
し制御回路の一実施例を示すブロック系統図、第2図は
第1図の実施例を適用した磁気ディスク装置を示すブロ
ック系統図、第3図は第1図の実施例における書込み動
作時および非書込み・非読出し動作時のタイムチャート
、第4図は第1図の実施例における読出し動作時のタイ
ムチャート、第5図は第1図の実施例におけるインタフ
ェースクロック信号の制御タイミングを示すタイムチャ
ート、第6図は第1図の無効領域指示回路を更に詳細に
示す回路図、第7図は第1図の実施例における特殊パタ
ーンの長さを定めるに必要なりロックスキューの説明図
、第8図は磁気ディスク面の説明図、第9図は本発明に
よる書込み・読出し制御回路において磁気ディスク面に
無効領域がある場合の処理概念を示す説明図、第1O図
は無効領域通過に必要な通常データ打切りのための終端
ギャップの書込み、および無効領域領域通過後の通常デ
ータ再開のための再同期化パターンの書込みという本発
明の主要機能を示すタイムチャートである。 100・・・媒体無効領域スキップ制御回路、101・
・・サーボバイトカウンタ、102〜104,106.
107,109・・・論理積ゲート、105・・・論理
積・和ゲート、108・・・論理和ゲート、11O・・
・無効領域指示回路、120・・・シーケンサ、130
・・・シーケンスカウンタ、140・・・サーボクロツ
タ抑制回路、150・・・ギャップパターン発生回路、
160・・・シフトレジスタ、170・・・論理積・和
ゲート、179・・・“0″定数路、180・・・パタ
ーン−数構出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シリンダアドレスとヘッドアドレスとによって弁別され
    るデータトラックを有する複数のディスク媒体と、この
    複数のディスク媒体上に配置された複数のデータヘッド
    と、前記データトラック上の円周起点を定めるインデッ
    クス信号と前記データトラック上へデータの書込みおよ
    び読出し動作を行なうに必要な書込み読出しクロック信
    号とを発生する手段と、書込み動作時、与えられたデー
    タを書込み変調して指定のデータトラック上へ書き込む
    手段と、読出し動作時、指定のデータトラック上から記
    録パターンを読出し復調し送出する手段とを有し、前記
    複数のディスク媒体のデータトラックの中から1つ又は
    所定の本数を選択する制御命令と、書込制御命令と共に
    書込みデータまた読出制御命令と共に読出しデータの授
    受を要求する外部配置の上位装置とのインタフェース制
    御回路を有する磁気ディスク装置において、 選択されたデータトラック上の無効領域を検出したとき
    に通常データの書込みを打ち切り、前記無効領域通過後
    に通常データの書込みを再開し、前記無効領域を検出し
    たときに通常データの読出しを打ち切り、前記無効領域
    通過後に通常データの読出しを再開する媒体無効領域ス
    キップ制御回路を備えたことを特徴とする磁気ディスク
    装置の書込み・読出し制御回路。
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