JPH0313496Y2 - - Google Patents

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JPH0313496Y2
JPH0313496Y2 JP15370686U JP15370686U JPH0313496Y2 JP H0313496 Y2 JPH0313496 Y2 JP H0313496Y2 JP 15370686 U JP15370686 U JP 15370686U JP 15370686 U JP15370686 U JP 15370686U JP H0313496 Y2 JPH0313496 Y2 JP H0313496Y2
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JP
Japan
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cleaning
car
glass surface
hoistway
elevator
Prior art date
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JP15370686U
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JPS6359188U (ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、展望用エレベータ等の昇降路中のガ
ラス面を清掃するための清掃装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来の清掃装置が備えられる展望用エ
レベータの側面図である。この図において、1は
乗かご、2はこの乗かご1が昇降する昇降路、3
は昇降路2の一方の壁面を形成するガラス面、4
は乗かご1の上部に固定された清掃装置を構成す
る作業台である。
このようなエレベータにあつては、乗かご1の
昇降中に昇降路2のガラス面3から外部を透視す
ることができる。
そして、昇降路2のガラス面3の清掃時には、
作業員が作業台4上に乗つて所定の清掃具を用
い、乗かご1を昇降させながらガラス面3の清掃
を行なうようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このように構成したものにあつて
は、清掃中に乗かご1が昇降することから、作業
台4上に乗つている作業員のバランスが作業中に
くずれる懸念があり、清掃作業の安全性の点で問
題がある。
本考案は、上記した従来技術における実情に鑑
みてなされたもので、昇降路の途中に設けられた
ガラス面に係る清掃作業を安全に行なうことがで
きる清掃装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、昇降路中
に外部が透視可能なガラス面を有するエレベータ
の当該ガラス面を清掃する清掃装置において、乗
かごの上部に設けられ、上記ガラス面方向に移動
可能な作業台と、この作業台の移動を検出し、上
記乗かごの昇降を停止させる停止手段とを備えた
構成にしてある。
〔作用〕 本考案は、上記のように構成してあるので、清
掃作業に際して作業台を昇降路のガラス面方向に
移動させたとき、停止手段が作動して乗かごは昇
降停止の状態に保たれ、したがつて、作業員は作
業姿勢のバランスを失うことなく安全に清掃作業
を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の清掃装置を図に基づいて説明す
る。第1図および第2図は本考案の一実施例が備
えられるエレベータを示す説明図で、第1図は非
清掃時を示す側面図、第2図は清掃時を示す側面
図、また第3図はこの実施例に備えられる電気回
路を示す図である。
第1図および第2図において、1は乗かご、2
は昇降路、3は昇降路2の壁面を形成するガラス
面で、これらのものは前述の第5図に示すものと
同等である。
そして、5は乗かご1の上部に設けられ、昇降
路2の壁面方向に延伸するレール、6はこのレー
ル5上に配置され、清掃作業員が清掃時に乗込む
作業台で、この作業台6はレール5に係合する車
輪7を有している。8はレール5の昇降路2の壁
面方向に位置する端部に設けたスイツチで、第3
図に示すように乗かご1の昇降停止信号を出力す
るリレー9に接続している。これらのスイツチ8
およびリレー9は、作業台6の移動を検出して乗
かご1の昇降を停止させる停止手段を構成してい
る。なお、10はレール5の補強用ブラケツトで
ある。
このように構成したものにあつては、非清掃時
には第1図に示すように作業台6は、昇降路2の
ガラス面3が配置されている壁面から後退した位
置に保持されており、このとき作業台6とスイツ
チ8とが係合していないので、リレー9から信号
は出力されず、乗かご1は所望の昇降を行なうこ
とができる。
また、清掃時には、作業台6を昇降路2のガラ
ス面3が配置されている壁面方向に移動させ、こ
の作業台6上に作業員が乗込み所定の清掃具を用
いてガラス面3の清掃を行なう。このとき、作業
台6がスイツチ8に係合することから、リレー9
から乗かご1の昇降を停止させる信号が出力さ
れ、したがつて乗かご1が停止した状態において
所望のガラス面3の清掃を行なうことができる。
このように構成したものは、ガラス面3の清掃
作業中に乗かご1が停止していることから、作業
台6に乗つている作業員のバランスが作業中にく
ずれる懸念がなく、優れた安全性を確保できる。
また、第4図は本考案の別の実施例が備えられ
るエレベータを示す説明図である。この図に示す
ものは、乗かご1上部に昇降路2のガラス面3が
配置されている壁面方向に延設した張出し部11
を設けてあり、また張出し部11の下部には補強
用ブラケツト10を設けてある。そして、作業台
6は90度回動可能に保持されている。12は非清
掃時に作業台6を保持するフツクである。
このように構成したものは、清掃時にはフツク
12を外して作業台6を矢印方向に回転させ、張
出し部11上に位置させた状態で作業台6上に作
業員が乗込んで清掃を行なう。この際、作業台6
とスイツチ8とが係合し、第3図に例示するリレ
ー9から乗かご1の停止信号が出力される。した
がつて、この実施例にあつても、作業員がバラン
スをくずす懸念なく安全に清掃を行なうことがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成したことから、昇
降路中の壁面を形成するガラス面の清掃に際し
て、乗かごが停止状態に保たれ、したがつて作業
員の作業姿勢が乗かごの昇降によつてくずれる懸
念がなく、従来に比べてこの清掃作業を安全に行
なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の清掃装置の一実
施例が備えられるエレベータを示す説明図で、第
1図は非清掃時を示す側面図、第2図は清掃時を
示す側面図、第3図はこの実施例に備えられる電
気回路を示す図、第4図は本考案の別の実施例が
備えられるエレベータを示す側面図、第5図は従
来の清掃装置が備えられるエレベータを示す側面
図である。 1……乗かご、2……昇降路、3……ガラス
面、5……レール、6……作業台、7……車輪、
8……スイツチ、9……リレー、10……ブラケ
ツト、11……張出し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降路中に外部が透視可能なガラス面を有する
    エレベータの当該ガラス面を清掃する清掃装置に
    おいて、乗かごの上部に設けられ、上記ガラス面
    方向に移動可能な作業台と、この作業台の移動を
    検出し、上記乗かごの昇降を停止させる停止手段
    とを備えたことを特徴とする清掃装置。
JP15370686U 1986-10-08 1986-10-08 Expired JPH0313496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15370686U JPH0313496Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15370686U JPH0313496Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6359188U JPS6359188U (ja) 1988-04-20
JPH0313496Y2 true JPH0313496Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=31072825

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JP15370686U Expired JPH0313496Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012066921A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp トランク付エレベーター

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JPS6359188U (ja) 1988-04-20

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