JP2510309Y2 - 高所作業車の安全装置 - Google Patents

高所作業車の安全装置

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JP2510309Y2 JP9668890U JP9668890U JP2510309Y2 JP 2510309 Y2 JP2510309 Y2 JP 2510309Y2 JP 9668890 U JP9668890 U JP 9668890U JP 9668890 U JP9668890 U JP 9668890U JP 2510309 Y2 JP2510309 Y2 JP 2510309Y2
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誠 浜田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F17/00Safety devices, e.g. for limiting or indicating lifting force
    • B66F17/006Safety devices, e.g. for limiting or indicating lifting force for working platforms

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、ブームの先端に作業台を取り付けてなる高
所作業車に関し、さらには、上記作業台に搭乗した作業
者を保護するための安全装置に関する。
(従来の技術) 高所における構造物の組立て作業、設備工事等には、
第3図に示すような高所作業車が用いられる。この高所
作業車30は、走行自在な台車(車両)31の上部にこの台
車31に対して全旋回作動が可能な旋回台32を取り付け、
その旋回台32の上部に起伏、伸縮自在なブーム33を枢着
し、さらに、このブーム33の先端に作業台34を備えて構
成されている。また、作業台34のブーム取付け側上部に
は台車31の走行制御およびブーム33の旋回、起伏等の作
動制御を行うための操作装置35が取り付けられている。
作業台34に搭乗した作業者36は、操作装置35の操作レバ
ー35aを、例えば、自分に対して前方に倒すことにより
台車31を前進(図面においては右方への走行)させまた
はブーム33を起伏上げおよび伸長作動させたり、逆に倒
すことにより台車31を後進させまたはブーム33を起伏下
げおよび縮小作動させたりして、作業台34を構造物37に
おける任意の作業位置に向かって移動させることができ
る。
ところが、上述のように旋回台32は台車31に対して全
旋回作動が可能である。このため、ブーム33の台車2に
対する旋回方向によっては、操作レバー35aの操作方向
と、台車31の進行方向またはブーム33の移動方向とが一
致しないため、誤って、移動させるべき方向とは逆の方
向に作業台34を移動させてしまう場合がある。例えば、
図のように作業者36の背後に構造物37が迫っている状態
で、誤って作業台34を構造物37に接近する方向に移動さ
せてしまった場合には、作業者36が構造物37に干渉し、
場合によっては構造物37と作業台34の間に狭まれてしま
うおそれがある。
そこで、このような事故を防止するため、操作装置35
と作業者36との間に緊急停止用バー38を作業者の腰程の
高さに横置きに、かつ下方に揺動自在に配設し、構造物
37と干渉した作業者36が図の36′の状態のようにその腰
等によって緊急停止用バー38を下方に押し下げたとき、
当該操作による台車31の走行またはブーム33の作動を停
止させる緊急停止制御(規制制御)を行うようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このように緊急停止用バー38のような
バー状の部材を下方(または上方)に揺動させる手段で
は、作業者36が緊急停止用バー38を揺動させたときに自
らの腕等をその緊急停止用バー38と作業台35間に強く挟
んでケガを負うおそれがあるという問題がある。さらに
は、また、操作装置35は作業台の内側に突出して固定さ
れている場合が多いが、この場合には、上記のように挟
まれそうになった作業者36は操作装置35に身体を押し付
けるようにして上記干渉を回避した(大抵の場合は、こ
のようにして回避するものと考えられる)ときに、操作
装置35に強く衝突してケガを負うおそれがあるという問
題がある。
以上の問題に鑑み、本考案では、上記のように作業者
が挟まれたときに確実に上記緊急停止制御が実行される
とともに、その状況における作業者の負傷を極力少なく
することができるようにした高所作業車の安全装置を提
供することを目的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案では、上記操作
装置を作業台に対して移動可能に取り付け、操作装置が
移動されたときに車両の走行またはブームの作動を規制
するよう構成している。
(作用) このような安全装置では、作業者が構造物等により背
後から押されて前のめりの姿勢となるのに伴って、操作
装置がその作業者に押されて作業台に対して下方もしく
は前方に移動し、この移動を検出したときに車両の走行
またはブームの作動の規制制御が実行される。
(実施例) 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照し
ながら説明する。
第3図に示したような高所作業車において、第1図に
示すように、ブーム3の先端部には、作業者搭乗用の作
業台4が取り付けられている。この作業台4のブーム3
の取付け側床面には、入れ子式に伸縮自在に構成された
支持柱11が垂直に取り付けられている。この支持柱11の
上端には、台車(第3図参照)の走行制御およびブーム
4の旋回、起伏および伸縮作動制御を行うための操作装
置5が取り付けられている。なお、上記支持柱11の内部
にはスプリング12が組み込まれており、支持柱11は、通
常時には、このスプリング位置2の付勢力により全伸長
状態に維持され操作装置5を設定の高さ(作業者6の腰
の高さ)に支持している。また、作業台4のブーム3の
取付け側側面には、支持柱11の縮小動を検出するための
作動規制用検出器13が取り付けられている。この作動規
制検出器13は、リミットスイッチからなり、そのスイッ
チレバーが、支持柱11の可動部材(上方部材)が下方に
移動したときにその側部に取り付けられたカム11aに当
接して押動されることによりオンになって、台車の走行
およびブーム3の作動を緊急停止させる規制装置15に作
動信号を送出する。
このような構成の安全装置を用いれば、作業者6がそ
の背後において構造物(台3図参照)と干渉して前のめ
りの姿勢(第1図において鎖線で示した状態)になって
操作装置5の上面に手をついたり腰を操作装置5に押し
付けることにより、その押し付け力等によって操作装置
5は押し下げられる。こうして規制装置15を規制作動さ
せ、作業者が構造物と作業台4または操作装置5との間
に挟まれるのを防止することができる。
一方、上記の例とは異なる構成のものとして、第2図
に示したような安全装置がある。
この安全装置では、上記作業台4のブーム3の取付け
側上部に、作業台4の内側から外側(以下、それぞれ単
に内側、外側という)に水平を延びるレール21が取り付
けられ、そのレール21上には上記操作装置5がスライド
自在に載せられている。なお、レール21の両端部には操
作装置5が脱落しないように抜け止め21b、21bが設けら
れており、外側の抜け止め21bと操作装置5の背面間に
はスプリング22が組み込まれている。操作装置5は、こ
のスプリング22の付勢力により上記付勢力以上の力で押
されない限りレール21の内側先端上に保持される。ま
た、作業台4におけるレール21の下方には、操作装置5
の外側への移動を検出するための作動規制検出器23が取
り付けられている。この作動規制用検出器23は、リミッ
トスイッチからなり、そのスイッチレバーが、操作装置
5が外側に移動したときに操作装置5の下面に取り付け
られたカム21aに当接して押動されることによりオンに
なって、規制装置15に作動信号を送出する。
このような構成の安全装置を用いれば、作業者6が前
のめりの姿勢(第2図において鎖線で示した状態)なっ
て腰を操作装置5に押し付けたときに、その押し付け力
によって操作装置5は外側に移動され、規制装置15を規
制作動させることができる。
なお、上記のように挟まれそうになったとき、作業者
6は操作装置5に身体を押し付けるようにして回避する
ことが多く、このとき操作装置5に身体を衝突させてし
まうことがある。しかし、以上2つの安全装置では、い
ずれも操作装置5自体がその衝突位置から移動して、衝
突力の一部はその操作装置5の移動により吸収されるの
で、作業者6のケガ等はかなりの割合で防ぐことができ
る。
ハ.考案の効果 以上のように、本考案の安全装置を用いれば、作業台
に搭乗した作業者がその背後において構造物等に干渉
し、前のめりの姿勢になることによって操作装置がその
作業者に押されて移動され、その移動により車両に走行
やブームの作動の規制制御がなされるようになっている
ので、作業者が構造物等と作業台(操作装置)間に挟ま
れる事故は確実に防止できるとともに、作業者が上記干
渉を回避すべく操作装置に身体を衝突させてもその衝突
力は操作装置の移動により吸収されるので、その衝突に
よる作業者の負傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る安全装置の構成を示した側面
図、 第2図は、上記安全装置の第2実施例の構成を示した側
面図、 第3図は、上記安全装置を備えた高所作業車の側面図で
ある。 4、34…作業台 5、35…操作装置 11…支持柱 21…レール 13、23…作動規制用検出器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行自在な車両上に起伏、伸縮が自在なブ
    ームを備えるとともに、このブームの先端に作業台を取
    り付けてなり、その作業台上には、前記車両の走行や前
    記ブームの作動を制御するための操作装置が備えられて
    なる高所作業車の安全装置であって、 前記操作装置を前記作業台に対して移動可能に取り付
    け、前記操作装置が前記作業台に対して移動されたとき
    に前記車両の走行または前記ブームの作動を規制するよ
    う構成したことを特徴とする高所作業車の安全装置。
JP9668890U 1990-09-14 1990-09-14 高所作業車の安全装置 Expired - Lifetime JP2510309Y2 (ja)

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