JPH03133821A - 部品分離装置、及び、部品分離方法 - Google Patents

部品分離装置、及び、部品分離方法

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JPH03133821A
JPH03133821A JP27176889A JP27176889A JPH03133821A JP H03133821 A JPH03133821 A JP H03133821A JP 27176889 A JP27176889 A JP 27176889A JP 27176889 A JP27176889 A JP 27176889A JP H03133821 A JPH03133821 A JP H03133821A
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parts
separation
piece
bag member
separation piece
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JP27176889A
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Takeshi Baba
剛 馬場
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、例えば、画像認識装置を用いて、部品の位
置や形状の情報に基づき、部品移載装置によりマガジン
やテープ等の部品整列部に部品を整列させることの出来
る部品分離装置、及び、部品分離方法に関する。
[従来の技術] 従来、部品の分離装置として、代表的なものとしては、
振動を利用したパーツフィーダーや瓶入機等が知られて
いる。ここで、パーツフィーダーにおいては、個別の部
品ごとのオリエンテーリング等を、また、瓶入機におい
ては、瓶入される部品の袋穴等を、夫々個別に設計する
ことで、部品を必要な姿勢に整列した状態で、供給する
ように構成されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、これらの従来の部品分離装置では、部品
に対する専用部分の占める割合も太き(、そのための個
別調整も難しく、装置の信頼性には部品により差が存在
していた。つまり、このことは、従来の部品分離装置が
、部品の種類毎に専用の部品分離装置であり、さらには
部品によっては整−列、供給のできないものもあった。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、こ
の発明の目的は、部品の種類に拘らず、整列・供給する
ことが出来、汎用性の高い部品分離装置、及び、部品分
離方法を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる部品分離装置は、部品を多数収容した袋部材と
、この袋部材の略中央部分に取り付けられ、分離された
部品を支持する分離駒と、この分離駒を前記袋部材の中
央部分が垂下した状態から上昇させる上昇手段と、この
上昇手段における少なくとも上昇途中において、前記分
離駒を第1の傾斜角度で傾斜させる第1の傾斜手段と、
この第1の傾斜手段による傾斜動作終了後、前記分離駒
を前記第1の傾斜角度よりも太き(設定された第2の傾
斜角度で傾斜させる第2の傾斜手段とを具備し、分離駒
の上昇途中において、分離刺止に、他から分離された部
品を支持させると共に、分離されなかった部品を袋部材
内に落下させ、分離駒が最上位置にある状態において、
分離されずに分離駒に係止された部品を強制的に袋部材
内に回収する事を特徴としている。
また、この発明に係わる部品分離装置において、前記第
2の傾斜手段は、前記分離駒が上昇手段により最上位置
にもたらされた状態で、前記分離駒を第2の傾斜角度で
傾斜させる事を特徴としている。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、こ
の発明に係わる部品分離方法は、部品を多数収納した袋
部材の下部に設けられた分離駒を、上方に移動させるこ
とにより、前記袋部材内の部品を分離刺止において分離
する部品分離方法において、前記分離駒を上方に移動さ
せる上昇工程と、少なくとも上昇途中において、前記分
離駒を第1の傾斜角度で傾斜させる第1の傾斜工程と、
この第1の傾斜工程の後において、前記分離駒を前記第
1の傾斜角度よりも大きな第2の傾斜角度で傾斜させる
第2の傾斜工程とを具備する事を特徴としている。
[作用] 以上のように構成される部品分離装置、及び、部品分離
方法においては、袋状になった部材の底部に設けられた
分離駒を下方から振動させた状態で上昇させることによ
り、上昇途中において、分離駒の上で部品の分離が行な
われ、分離されなかった部品は袋部材内に回収されるこ
とになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる部品分離装置、及び、部品分
離方法の一実施例の構成を、第1図乃至第7図を参照し
て、詳細に説明する。
第1図にその正面形状を示すように、一実施例における
部品分離装置10は、図示しない土台上に配設された基
台12を備えている。この基台12上には、3本の円柱
状の支持柱14a〜14cが、図中左右に2本、1本と
分割された状態で起立している。これら支持柱14a〜
14c上には、第3図にも示すように、ドーナツツ状の
取付板16が固着されている。
ここで、左側の2本の支持柱14a、14bの内面には
、スライドレール18a、18bが夫々上下方向に延出
した状態で固着されており、各スライドレール18a、
18bには、スライドブロック20a、20bが摺動自
在に取り付けられている。そして、これらスライドブロ
ック20a。
20bに渡り、昇降台22が固着されている。
一方、これら左側の2本の支持柱14a。
14bの丁度間に位置する部分の図中左方の基台12に
は、昇降台22を上下駆動するための駆動シリンダ機構
24が配設されている。この駆動シリンダ機構24は、
空圧作動のシリンダ本体24aと、このシリンダ本体2
4aから上下方向に進退駆動されるピストンロッド24
bとから構成されており、第2図に示すように、シリン
ダ駆動部24Aからの動作信号を受けるように設定され
ている。そして、このピストンロッド24bの上端と昇
降台22とは、第4図にも示すように、両端を90度づ
つ折曲されて取付片26a。
26bとなされた略し字状の連結部材26を介して、一
体的に移動するように連結されている。
そして、この昇降台22の下方位置は、第1図に示すよ
うに、基台12上に取り付けられ、連結部材26の水平
部分の下面に弾性的に当接する第1のショックアブソー
バ28により概略規定されている。また、この昇降台2
2の上方位置は、両支持柱14a、14bの上端の外面
に渡り設けられた第1の支持部材30に取り付けられた
位置決めビン32に、ピストンロッド24bの上端が当
接することにより正確に規定されている。ここで、この
位置決めビン32は第1の支持部材30に対して上下方
向に沿って進退自在に螺着されており、その上方位置を
調節可能に設定されている。
尚、この第1の支持部材30の内面には、第2の支持部
材34が取り付けられており、この第2の支持部材34
の内方端部には、ピストンロッド24bの上端が位置決
めビン32の下端に当接する前に、連結部材26の水平
部分の上面に弾性的に当接してショックを吸収する第2
のショックアブソーバ36が取り付けられている。
一方、上述した取付板16上には、略漏斗状の分離台3
8が取り付けられている。この分離台38は、取付板1
6に丁度重ね合わされる形状に合わせて形成されたドー
ナッツ状の本体部分38aと、この本体部分38aの内
周面から、斜め上方に延出した斜面38bからなる内周
面を有する傾斜部分38cとから一体的に形成されてい
る。
ここで、上述した昇降台22の先端には、第3図に示す
ように、丁度、取付板16のドーナッツ形状を構成する
中央透孔16aの直下方まで水平番と延出した状態で、
延出片40a、40bが取り付けられている。これら延
出片40a、40bには、互いに対向する一対の起立片
42a、42bが上下に延出した状態で取り付けられて
いる。各起立片42a、42bの上端は、第1図に示す
ように、昇降台22が最下位置に押し下げられた状態で
、取付板16よりも所定距離だけ下方に位置するように
設定されている。
そして、両起立片42a、42bの上端には、分離駒支
持枠44が回転自在に軸支されている。
詳細には、この分離駒支持枠44は略正方形の枠体から
構成され、第3図に示すように、起立片42 a、 4
2 bに夫々対応する枠部分の中央部には、支軸46a
、46bが外方に向けて突出した状態で取り付けられて
いる。ここで、各支軸46a、46bは、対応する起立
片42a。
42bの上端に、夫々を貫通する状態で取り付けられた
軸受ブツシュ48a、48bにより、回転自在に軸支さ
れている。
尚、この分離駒支持枠44上には、略正方形の板状に形
成された分離駒50が、4辺を支持された状態で取り付
けられている。この分離駒50の上面には、第3図に示
すように、複数の、この実施例においては、20個の部
品分離用の凹部52が4X5に整列した状態で形成され
ている。ここで、各分離用凹部52は、分離しようとす
る部品の形状に対応した形状、詳細には、この部品の外
接円よりも−回り大きな円形状に設定されている。
尚、この分離駒50は、半透明の拡散板として形成され
ており、これの下面には、第1図及び第2図に示すよう
に、下方から全面に渡り照射するために、ライト制御部
54Aに接続されたバックアップライト54が配設され
ている。このように分離駒50を拡散板から形成し、こ
れの下面にバックアップライト54を配設することによ
り、各凹部52に分離・収納された部品Wは、下方から
拡散板を介して照射され、そのシルエットを浮がび上が
らせることになる。
即ち、この実施例においても、分離駒5oにおいて分離
された部品Wの分離状態の認識、即ち、各凹部52に1
個のみの部品Wが分離・収納されたか否かは、上述した
一実施例と同様に、画像認識用カメラ56により分離駒
50全体を撮像し、認識・判別部56Aにより画像処理
した上で認識するように構成されている。この画像処理
に際して、各凹部52内に分離・収納された部品Wは、
シルエットとして浮かび上がることになるので、部品の
画像認識が確実に実行されることになる。
即ち、分離駒50を拡散板とせずに、また、バックアッ
プライト54による投光をしない場合には、部品の表面
の全部または一部が反射する膜をコーティングされてい
ると、部品表面からの反射光により、カメラ56に入射
する画像が正確な画像とならない場合が発生する。しか
しながら、この実施例のように、バックアップライト5
4によるシルエツト像とすることにより、上述の反射の
問題を解決することが出来ることになる。
また、このバックアップライト54の下面には、加振用
ソレノイドが加振機構58として取り付けられている。
この加振用ソレノイド58は、第4図に一点鎖線で示す
ように、その配設範囲を規定されている。
また、この分離駒50と分離駒支持枠44との間に下端
縁を全周に渡り挟持され、取付板16と分離台38の本
体部分38aとの間に上端縁を全周に渡り挟持された状
態で、分離される部品Wが多数収容される袋部材60が
取り付けられている。この袋部材60は柔軟性を有する
と共に、伸縮性を有するように形成されている。
以上のように構成される分離駒50には、これの水平面
に対する設定角度を傾斜させるための傾斜機構62が接
続されている。この傾斜機構62は、第3図に示すよう
に、手前側の支軸46aの突出端に一体的に取り付けら
れた従動プーリ64と、第1図及び第4図に示すように
、手前側の起立片42aの下部に取り付けられた取付用
ステイ66と、この取付用ステイ66に取り付けられた
ステッピングモータから構成された駆動モータ68と、
この駆動モータ68を駆動するモータ駆動部68Aと、
この駆動モータ68の駆動軸68aに一体的に取着され
た駆動プーリ70と、この駆動プーリ70と従動プーリ
64とに渡りエンドレスに掛は渡されたタイミングベル
ト72とから構成されている。
以上のように傾斜機構62は構成されているので、この
駆動モータ68の起動に伴ない、分離駒50は任意の角
度に傾斜されることになる。
以上のように構成されたこの実施例における部品分離装
置10において、以下に、この発明の特徴を成す部品分
離方法としての、制御部10Aにおける分離制御動作に
ついて説明する。
先ず、これから分離しようとする同一種類の複数の部品
Wが袋部材60内に投入される。この投入動作後、分離
動作命令が制御部10Aに入力される。そして、この制
御部10Aからは、以下に説明する手順により、各部位
に信号が出力されることにより、分離動作が実行される
即ち、この分離動作においては、先ず、第5図の(b)
に示すように、加振機構58が起動して、分離駒5oを
加振し始める。そして、同図の(a)に示すように、駆
動シリンダ機構24のシリンダ本体24aの下方のシリ
ンダ室へ作動圧縮空気が導入され、ピストンロッド24
bが上昇することになる。また、同図の(C)に示すよ
うに、加振機構58の起動に応じて、制御部10Aから
傾斜機構62へ第1の傾斜駆動信号が出力される。即ち
、第1の傾斜駆動信号がモータ駆動部68Aへ入力され
ることに応じて、駆動モータ68は起動し、駆動プーリ
70、タイミングベルト72、従動プーリ64を介して
、分離駒50は第1の傾斜角度だけ、この一実施例にお
いては第6図に示すように、約5度だけ水平面に対して
傾斜することになる。
このようにして、分離駒50は加振されつつ傾斜した状
態で、最下位置から上昇駆動されることになる。この分
離駒50の上昇動作により、袋部材60の中間部分は、
−旦、下方に垂れ下がり、分離駒50が取付板16の側
方を通過した時点で最大に垂れ下がることになる。この
後、更に分離駒50が上昇することにより、袋部材60
の中間部分は徐々に元の緊張した状態に復帰し、第7図
に示すように、ピストンロッド24bの上端が位置決め
ビン32の下端に当接して最上位置まで上昇する。
このような分離駒50の上昇動作に伴ない、この上昇途
中において、分離駒50は第1の傾斜角度による傾斜姿
勢に基づき、この上に乗っている多数の部品Wは、分離
駒50の上面上を滑り落ちることになる。この滑り落ち
る際において、部品Wは順次、凹部52内に落ち込み、
ここに収納・分離されることになる。
尚、−旦、部品Wが収納された凹部52に、次の部品W
′が滑り込もうとする場合には、この部品W′は、既に
収納された部品Wの上を通過して、次の下方に位置する
凹部52内に落ち込むことどなる。
このようにして、第1の傾斜角度で傾斜した状態で分離
駒50が最上位置まで上昇するまでの間に、この上に乗
っていた部品Wは滑り落ちなから凹部52内に収納・分
離されることになる。尚、凹部52内に入り込まずに、
分離駒50から落下した部品Wは、分離台38の斜面3
8bと袋部材60との間に溜ることになる。
ここで、この最上位置にもたらされた状態において、袋
部材60は傾斜姿勢を取っているが、上述したように袋
部材60は伸縮性を有する材料から形成されているので
、袋部材60の全周に渡り緊張した状態が保持されるこ
とになる。また、このように分離駒50が最上位置まで
上昇した後も、駆動シリンダ機構24のシリンダ本体2
4aの下方のシリンダ室への作動圧縮空気の供給が継続
され、この最上位置が保持されることになる。
このように最上位置が所定時間t1だけ保持されると、
第5図の(b)に示すように、加振機構58による加振
動作が終了すると共に、同図(C)に示すように、傾斜
機構62において、制御部10Aから傾斜機構62へ第
2の傾斜駆動信号が出力される。即ち、この第2の傾斜
駆動信号がモータ駆動部68Aへ入力されること応じて
、駆動モータ68は再び起動し、駆動プーリ70、タイ
ミングベルト72、従動プーリ64を介して、分離駒5
0は上述した第1の傾斜角度よりも太き(設定された第
2の傾斜角度だけ、この一実施例においては図示してい
ないが、約35度だけ水平面に対して傾斜することにな
る。
このように分離駒50が大きな第2の傾斜角度で傾斜さ
れることにより、分離駒50に部分的に係止された状態
で、これの上に乗っていた未分離の多数の部品Wは、こ
の大きな傾斜に基づき、この上から強制的に滑り落ち、
袋部材60内に回収されることになる。そして、第2の
傾斜駆動信号が出力されてから所定時間t2だけ経過す
ると、傾斜機構62において、駆動モータ68は逆方向
に駆動して、分離駒50は水平状態に復帰されることに
なる。
このようにして、この一実施例の部品分離装置10によ
り、複数の中から所定個数の部品Wが分離されると共に
、各凹部52内で所定の分離姿勢を取るようなされる。
この後、分離駒50において分離されたこれら部品Wは
、画像認識用のカメラ56により撮影され、認識・判別
部56Aにおいて、確実に各凹部52につき1個のみの
部品Wが分離されたか否か、また、分離姿勢が正しいか
否かが判定される。
ソシて、この認識・判別部56Aにおいて、各凹部52
につき1個のみの部品Wが正しい姿勢で分離されたこと
が判定されると、分離された部品Wは対応する凹部52
から、第8図に示すように、部品移送装置74により順
次取り出され、例えば、マガジンMまで搬送され、ここ
に順次収納されることになる。
一方、各々の凹部52内に収納・分離された全ての部品
Wが部品移送装置42により取り出されると、次の分離
動作を実行すべ(、分離駒5oの下降動作が開始される
ことになる。即ち、分離された最後の部品Wが、部品移
送装置74により把持されて分離駒50から取り出され
ると、制御部10Aは、駆動シリンダ機構24に対して
下降信号を出力し、この下降信号に応じて、シリンダ本
体24aの上方のシリンダ室に作動圧縮空気が切り換え
導入される。
この結果、ピストンロッド24bが押し下げられ、第1
のショックアブソーバ28に連結部材26が上方から緩
衝された状態で当接することにより、再び、第1図に示
す状態にもたらされる。
この結果、分離台38と袋部材60との間に転がり落ち
ていた残りの部品Wは、斜面38bの傾斜に基づいて、
再び、袋部材60内に落下してこの中に収容、換言すれ
ば、分離駒50上に載置されることになる。このように
して、一連の分離動作が終了し、次の分離動作が開始さ
れることになる。
即ち、第1図に示す状態から、上述したようにして分離
駒50の上昇動作が開始され、分離駒50が加振機構5
8により振動されることにより、各凹部52に1個の部
品Wが他から分離されて収納されることになる。
以上詳述したように、この一実施例によれば、上述した
分離動作により同一種類の複数の部品Wの中から、各凹
部52内に1個の部品を他の部品から分離した状態で、
所定の分離姿勢で分離することが可能となる。
また、この一実施例においては、分離駒5oの下降位置
からの上昇途中にあっては、分離駒5゜を振動させつつ
、その傾斜角度を小さ目の第1の傾斜角度に設定し、最
上位置においては、振動を停止して太き目の第2の傾斜
角度に設定している。この結果、分離駒50の上昇途中
において、ある程度の部品Wが、この上から滑り落ち、
落下途中にある凹部52内に1個づつの部品Wが入り込
むことにより、上述した確実な分離動作が実行されるこ
とになる。また、上昇途中において第1の傾斜角度では
滑り落ちずに、分離駒50の一部に係止していた部品W
は、最上位置において、分離駒50は第2の傾斜角度に
太き(傾斜することにより、確実に係止状態を解除され
て、分離駒50上から落下することになる。このように
して、分離動作終了後において、分離駒50上には、各
凹部52内に各々収納され分離された部品Wのみが載置
され、分離されていない部品は全て、分離駒50上から
滑り落ちて、袋部材60内に落下して収納されることに
なる。
特に、この一実施例においては、上述した分離駒50の
上昇途中においては、分離駒50は傾斜されつつ加振機
構58により加振された状態が継続されることになるの
で、上昇途中における分離駒50から部品Wが滑り落ち
る度合は高められ、分離される確立が太き(なるもので
ある。
また、この一実施例においては、分離駒50が最上位置
にまで上昇された時点で、大きな第2の傾斜角度で傾斜
される際に、加振機構58による加振動作は停止される
ように設定されている。この結果、−旦、各凹部52内
に収納・分離された部品Wが、この大きな第2の傾斜角
度に基づき、ここから取り出されて、袋部材60内に落
下して、折角、分離動作が行なわれた部品Wが再び袋部
材60内に回収されてしまい、分離効率が低下すること
が、未然に防止されることになる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
な(、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、第1の傾斜角度
を5度、第2の傾斜角度を35度となるように説明した
が、この発明は、このような数値に限定されることな(
、第2の傾斜角度は第1の傾斜角度よりも大きく設定さ
れていれば、何れの値であっても良い。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる部品分離装置は
、部品を多数収容した袋部材と、この袋部材の略中央部
分に取り付けられ、分離された部品を支持する分離駒と
、この分離駒を前記袋部材の中央部分が垂下した状態か
ら上昇させる上昇手段と、この上昇手段における少なく
とも上昇途中において、前記分離駒を第1の傾斜角度で
傾斜させる第1の傾斜手段と、この第1の傾斜手段によ
る傾斜動作終了後、前記分離駒を前記第1の傾斜角度よ
りも太き(設定された第2の傾斜角度で傾斜させる第2
の傾斜手段とを具備し、分離駒の上昇途中において、分
離駒上に、他から分離された部品を支持させると共に、
分離されなかった部品を袋部材内に落下させ、分離駒が
最上位置にある状態において、分離されずに分離駒に係
止された部品を強制的に袋部材内に回収する事を特徴と
している。
また、この発明に係わる部品分離装置において、前記第
2の傾斜手段は、前記分離駒が上昇手段により最上位置
にもたらされた状態で、前記分離駒を第2の傾斜角度で
傾斜させる事を特徴としている。
また、この発明に係わる部品分離方法は、部品を多数収
納した袋部材の下部に設けられた分離駒を、上方に移動
させることにより、前記袋部材内の部品を分離駒上にお
いて分離する部品分離方法において、前記分離駒を上方
に移動させる上昇工程と、少なくとも上昇途中において
、前記分離駒を第1の傾斜角度で傾斜させる第1の傾斜
工程と、この第1の傾斜工程の後において、前記分離駒
を前記第1の傾斜角度よりも大きな第2の傾斜角度で傾
斜させる第2の傾斜工程とを具備する事を特徴としてい
る。
従って、この発明によれば、部品の種類に拘らず、整列
・供給することが出来、汎用性の高い部品分離装置、及
び、部品分離方法が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる部品分離装置の一実施例の構
成を示す正面図; 第2図は第1図に示す部品分離装置における制御系の構
成を示すブロック図; 第3図は第1図に示す部品分離装置を分離台を一部切り
欠いた状態で示す上面図; 第4図は第1図に示す部品分離装置を、VII−VII
線に沿って切断した状態で示す横断面図;第5図はこの
発明に係わる部品分離方法の一実施例としての、制御部
における分離制御動作を説明するためのタイミングチャ
ート; 第6図は分離駒を傾斜させた状態で示す正面図; 第7図は分離駒を上昇させた状態で示す正面図;そして
、 第8図は第1図に示す部品分離装置により分離された部
品をマガジンまで移送する移送装置の構成を示す斜視図
である。 図中、10・・・部品分離装置、IOA・・・制御部、
12 ・・・基台、14a; 14b; 14cm支持
柱、16・・・取付板、18a;18b・・・スライド
レール、20a;20b・・・スライドブロック、22
・・・昇降台、24・・・駆動シリンダ機構、24a・
・・シリンダ本体、24b・・・ピストンロッド、24
A・・・シリンダ駆動部、26・・・連結部材、26a
 ; 26b・・・取付片、28・・・第1のショック
アブソーバ、30・・・第1の支持部材、32・・・位
置決めビン、34・・・第2の支持部材、36・・・第
2のショックアブソーバ、38・・・分離台、38a・
・・本体部分、38b・・・斜面、38c・・・傾斜部
分、40a;40 b−・・延出片、42 a ; 4
2 b−・・起立片、44・・・分離駒支持枠、46a
 ; 46b・・・支軸、48a;48b・・・軸受ブ
ツシュ、50・・・分離駒、52・・・凹部、54・・
・バックアップランプ、54A・・・ライ部、58・・
・加振機構(加振ソレノイド)、60・・・袋部材、6
2・・・傾斜機構、64・・・従動プーリ、66・・・
取付用ステイ、68・・・駆動モータ、68A・・・モ
ータ駆動部、68a・・・駆動軸、70・・・駆動プー
リ、72・・・タイミングベルト、74・・・部品移送
装置である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部品を多数収容した袋部材と、 この袋部材の略中央部分に取り付けられ、分離された部
    品を支持する分離駒と、 この分離駒を前記袋部材の中央部分が垂下した状態から
    上昇させる上昇手段と、 この上昇手段における少なくとも上昇途中において、前
    記分離駒を第1の傾斜角度で傾斜させる第1の傾斜手段
    と、 この第1の傾斜手段による傾斜動作終了後、前記分離駒
    を前記第1の傾斜角度よりも大きく設定された第2の傾
    斜角度で傾斜させる第2の傾斜手段とを具備し、 分離駒の上昇途中において、分離駒上に、他から分離さ
    れた部品を支持させると共に、分離されなかつた部品を
    袋部材内に落下させ、分離駒が最上位置にある状態にお
    いて、分離されずに分離駒に係止された部品を強制的に
    袋部材内に回収する事を特徴とする部品分離装置。
  2. (2)前記第2の傾斜手段は、前記分離駒が上昇手段に
    より最上位置にもたらされた状態で、前記分離駒を第2
    の傾斜角度で傾斜させる事を特徴とする請求項第1項に
    記載の部品分離装置。
  3. (3)部品を多数収納した袋部材の下部に設けられた分
    離駒を、上方に移動させることにより、前記袋部材内の
    部品を分離駒上において分離する部品分離方法において
    、 前記分離駒を上方に移動させる上昇工程と、少なくとも
    上昇途中において、前記分離駒を第1の傾斜角度で傾斜
    させる第1の傾斜工程と、この第1の傾斜工程の後にお
    いて、前記分離駒を前記第1の傾斜角度よりも大きな第
    2の傾斜角度で傾斜させる第2の傾斜工程とを具備する
    事を特徴とする部品分離方法。
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