JPH03147615A - 部品分離装置 - Google Patents
部品分離装置Info
- Publication number
- JPH03147615A JPH03147615A JP28487889A JP28487889A JPH03147615A JP H03147615 A JPH03147615 A JP H03147615A JP 28487889 A JP28487889 A JP 28487889A JP 28487889 A JP28487889 A JP 28487889A JP H03147615 A JPH03147615 A JP H03147615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- parts
- pallet
- separation
- separating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 102
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 7
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 6
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、例えば、画像認識装置を用いて、部品の位
置や形状の情報に基づき、部品移載装置によりマガジン
やテープ等の部品整列部に部品を整列させることの出来
る部品分離装置に関する。
置や形状の情報に基づき、部品移載装置によりマガジン
やテープ等の部品整列部に部品を整列させることの出来
る部品分離装置に関する。
[従来の技術]
従来、部品の分離装置として、代表的なものとしては、
振動を利用したパーツフィーダーや瓶入機等が知られて
いる。ここで、パーツフィーダーにおいては、個別の部
品ごとのオリエンテーリング等を、また、振大機におい
ては、瓶入される部品の姿穴等を、夫々個別に設計する
ことで、部品を必要な姿勢に整列した状態で、供給する
ように構成されている。
振動を利用したパーツフィーダーや瓶入機等が知られて
いる。ここで、パーツフィーダーにおいては、個別の部
品ごとのオリエンテーリング等を、また、振大機におい
ては、瓶入される部品の姿穴等を、夫々個別に設計する
ことで、部品を必要な姿勢に整列した状態で、供給する
ように構成されている。
[発明が解決しようとしている課題]
しかしながら、これらの従来の部品分離装置では、部品
に対する専用部分の占める割合も大きく、そのための個
別調整も難しく、装置の信頼性には部品により差が存在
していた。つまり、このことは、従来の部品分離装置が
、部品の種類毎に専用の部品分離装置であり、さらには
部品によっては整列、供給のできないものもあった。
に対する専用部分の占める割合も大きく、そのための個
別調整も難しく、装置の信頼性には部品により差が存在
していた。つまり、このことは、従来の部品分離装置が
、部品の種類毎に専用の部品分離装置であり、さらには
部品によっては整列、供給のできないものもあった。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、こ
の発明の目的は、部品の種類に拘らず、整列・供給する
ことが出来、汎用性の高い部品分離装置を提供すること
である。
の発明の目的は、部品の種類に拘らず、整列・供給する
ことが出来、汎用性の高い部品分離装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段]
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる部品分離装置は、部品を多数収容した袋部材と
、この袋部材の略中央部分に取り付けられた取付部材と
、この取付部材に着脱自在に取り付けられ、分離された
部品を支持する分離駒と、この分離駒を前記取付部材に
着脱可能に固着する固着手段と、この分離駒を袋部材の
中央部分が垂下した状態から上昇させて、前記分離駒上
に分離された部品を支持させる分離手段とを具備し、分
離された部品を支持した分離駒を、前記固着手段を介し
て、取付部材から取り外すことにより、分離された部品
が分離駒ごと被供給部に供給される事を特徴としている
。
に係わる部品分離装置は、部品を多数収容した袋部材と
、この袋部材の略中央部分に取り付けられた取付部材と
、この取付部材に着脱自在に取り付けられ、分離された
部品を支持する分離駒と、この分離駒を前記取付部材に
着脱可能に固着する固着手段と、この分離駒を袋部材の
中央部分が垂下した状態から上昇させて、前記分離駒上
に分離された部品を支持させる分離手段とを具備し、分
離された部品を支持した分離駒を、前記固着手段を介し
て、取付部材から取り外すことにより、分離された部品
が分離駒ごと被供給部に供給される事を特徴としている
。
また、この発明に係わる部品分離装置において、前記分
離駒の上面には、分離された部品が各々収納される凹部
が形成されている事を特徴としている。
離駒の上面には、分離された部品が各々収納される凹部
が形成されている事を特徴としている。
[作用]
以上のように構成される部品分離装置においては、袋状
になった部材の中央部分に設けられた取付部材に対して
、分離駒を固着手段を介して着脱自在に固着するように
している。このようにして、分離された部品を支持した
分離駒を、固着手段を介して、取付部材から取り外すこ
とにより、分離された部品が分離駒ごと被供給部に供給
されることになる。
になった部材の中央部分に設けられた取付部材に対して
、分離駒を固着手段を介して着脱自在に固着するように
している。このようにして、分離された部品を支持した
分離駒を、固着手段を介して、取付部材から取り外すこ
とにより、分離された部品が分離駒ごと被供給部に供給
されることになる。
[実施例]
以下に、この発明に係わる部品分離装置の一実施例の構
成を、第1図乃至第8図を参照して、詳細に説明する。
成を、第1図乃至第8図を参照して、詳細に説明する。
第1図にその正面形状を示すように、一実施例における
部品分離装置10は、図示しない土台上に配設された基
台12を備えている。この基台12上には、3本の円柱
状の支持柱14a〜14cが、図中左右に2本、1本と
分割された状態で起立している。これら支持柱14a〜
14c上には、第3図(A)にも示すように、ドーナツ
ツ状の取付板16が固着されている。
部品分離装置10は、図示しない土台上に配設された基
台12を備えている。この基台12上には、3本の円柱
状の支持柱14a〜14cが、図中左右に2本、1本と
分割された状態で起立している。これら支持柱14a〜
14c上には、第3図(A)にも示すように、ドーナツ
ツ状の取付板16が固着されている。
ここで、左側の2本の支持柱14a、14bの内面には
、スライドレール18a、18bが夫々上下方向に延出
した状態で固着されており、各スライドレール18a、
18bには、スライドブロック20a、20bが摺動自
在に取り付けられている。そして、これらスライドブロ
ック20a。
、スライドレール18a、18bが夫々上下方向に延出
した状態で固着されており、各スライドレール18a、
18bには、スライドブロック20a、20bが摺動自
在に取り付けられている。そして、これらスライドブロ
ック20a。
20bに渡り、昇降台22が固着されている。
一方、これら左側の2本の支持柱14a。
14bの丁度間に位置する部分の図中左方の基台12に
は、昇降台22を上下駆動するための駆動シリンダ機構
24が配設されている。この駆動シリンダ機構24は、
空圧作動のシリンダ本体24aと、このシリンダ本体2
4aから上下方向に進退駆動されるピストンロッド24
bとから構成されており、第2図に示すように、シリン
ダ駆動部24Aからの動作信号を受けるように設定され
ている。そして、このピストンロッド24bの上端と昇
降台22とは、第4図にも示すように、両端を90度づ
つ折曲されて取付片26a。
は、昇降台22を上下駆動するための駆動シリンダ機構
24が配設されている。この駆動シリンダ機構24は、
空圧作動のシリンダ本体24aと、このシリンダ本体2
4aから上下方向に進退駆動されるピストンロッド24
bとから構成されており、第2図に示すように、シリン
ダ駆動部24Aからの動作信号を受けるように設定され
ている。そして、このピストンロッド24bの上端と昇
降台22とは、第4図にも示すように、両端を90度づ
つ折曲されて取付片26a。
26bとなされた略し字状の連結部材26を介して、一
体的に移動するように連結されている。
体的に移動するように連結されている。
そして、この昇降台22の下方位置は、第1図に示すよ
うに、基台12上に取り付けられ、連結部材26の水平
部分の下面に弾性的に当接する第1のショックアブソー
バ28により概略規定されている。また、この昇降台2
2の上方位置は、両支持柱14a、14bの上端の外面
に渡り設けられた第1の支持部材30に取り付けられた
位置決めビン32に、ピストンロッド24bの上端が当
接することにより正確に規定されている。ここで、この
位置決めビン32は第1の支持部材30に対して上下方
向に沿って進退自在に螺着されており、その上方位置を
調節可能に設定されている。
うに、基台12上に取り付けられ、連結部材26の水平
部分の下面に弾性的に当接する第1のショックアブソー
バ28により概略規定されている。また、この昇降台2
2の上方位置は、両支持柱14a、14bの上端の外面
に渡り設けられた第1の支持部材30に取り付けられた
位置決めビン32に、ピストンロッド24bの上端が当
接することにより正確に規定されている。ここで、この
位置決めビン32は第1の支持部材30に対して上下方
向に沿って進退自在に螺着されており、その上方位置を
調節可能に設定されている。
尚、この第1の支持部材30の内面には、第2の支持部
材34が取り付けられており、この第2の支持部材34
の内方端部には、ピストンロッド24bの上端が位置決
めビン32の下端に当接する前に、連結部材26の水平
部分の上面に弾性的に当接してショックを吸収する第2
のショックアブソーバ36が取り付けられている。
材34が取り付けられており、この第2の支持部材34
の内方端部には、ピストンロッド24bの上端が位置決
めビン32の下端に当接する前に、連結部材26の水平
部分の上面に弾性的に当接してショックを吸収する第2
のショックアブソーバ36が取り付けられている。
一方、上述した取付板16上には、略漏斗状の分離台3
8が取り付けられている。この分離台38は、取付板1
6に丁度重ね合わされる形状に合わせて形成されたドー
ナッツ状の本体部分38aと、この本体部分38aの内
周面から、斜め上方に延出した斜面38bからなる内周
面を有する傾斜部分38cとから一体的に形成されてい
る。
8が取り付けられている。この分離台38は、取付板1
6に丁度重ね合わされる形状に合わせて形成されたドー
ナッツ状の本体部分38aと、この本体部分38aの内
周面から、斜め上方に延出した斜面38bからなる内周
面を有する傾斜部分38cとから一体的に形成されてい
る。
ここで、上述した昇降台22の先端には、第3図(A)
に示すように、丁度、取付板16のドーナツツ形状を構
成する中央透孔16aの直下方まで水平に延出した状態
で、延出片40a。
に示すように、丁度、取付板16のドーナツツ形状を構
成する中央透孔16aの直下方まで水平に延出した状態
で、延出片40a。
40bが取り付けられている。これら延出片40a、4
0bには、互いに対向する一対の起立片42 a、 4
2 bが上下に延出した状態で取り付けられている。各
起立片42 a、 42 bの上端は、第1図に示すよ
うに、昇降台22が最下位置に押し下げられた状態で、
取付板16よりも所定距離だけ下方に位置するように設
定されている。
0bには、互いに対向する一対の起立片42 a、 4
2 bが上下に延出した状態で取り付けられている。各
起立片42 a、 42 bの上端は、第1図に示すよ
うに、昇降台22が最下位置に押し下げられた状態で、
取付板16よりも所定距離だけ下方に位置するように設
定されている。
そして、両起立片42a、42bの上端には、分離駒支
持枠44が回転自在に軸支されている。
持枠44が回転自在に軸支されている。
詳細には、この分離駒支持枠44は略正方形の枠体から
構成され、第3図(A)に示すように、起立片42a、
42bに夫々対応する枠部分の中央部には、支軸46a
、46bが外方に向けて突出した状態で取り付けられて
いる。ここで、各支軸46a、46bは、対応する起立
片42a。
構成され、第3図(A)に示すように、起立片42a、
42bに夫々対応する枠部分の中央部には、支軸46a
、46bが外方に向けて突出した状態で取り付けられて
いる。ここで、各支軸46a、46bは、対応する起立
片42a。
42bの上端に、夫々を貫通する状態で取り付けられた
軸受ブツシュ48a、48bにより、回転自在に軸支さ
れている。
軸受ブツシュ48a、48bにより、回転自在に軸支さ
れている。
尚、第3図(B)に示すように、この分離駒支持枠44
上には、こ°れの形状に対応した状態で略正方形の枠状
に形成された分離駒数付板49が、4辺を支持された状
態で取り付けられている。この分離駒数付板49の上面
には、着脱機構51を介して、パレット兼用分離駒50
が着脱自在に取り付けられている。このパレット兼用分
離駒50の上面には、第3図(A)に示すように、複数
の、この実施例においては、20個の部品分離用の凹部
52が4×5に整列した状態で形成されている。ここで
、各分離用凹部52は、分離しようとする部品の形状に
対応した形状、詳細には、この部品の外接円よりも−回
り大きな円形状に設定されている。
上には、こ°れの形状に対応した状態で略正方形の枠状
に形成された分離駒数付板49が、4辺を支持された状
態で取り付けられている。この分離駒数付板49の上面
には、着脱機構51を介して、パレット兼用分離駒50
が着脱自在に取り付けられている。このパレット兼用分
離駒50の上面には、第3図(A)に示すように、複数
の、この実施例においては、20個の部品分離用の凹部
52が4×5に整列した状態で形成されている。ここで
、各分離用凹部52は、分離しようとする部品の形状に
対応した形状、詳細には、この部品の外接円よりも−回
り大きな円形状に設定されている。
ここで、この着脱機構51は、第3図(B)に示すよう
に、分離駒支持枠44に、分離駒取付扱49を貫通した
状態で、螺着された係止ビン51aを備えている。この
係止ビン51aは、図示するように、直径d+を有する
円柱状のビン本体51a1と、この直径d、より大きく
設定された直径d2を有する頭部51a2とから一体的
に構成され、この頭部51a2の下面には、テーパ面5
1a3が形成されている。即ち、この係止ビン51aは
、全体的に、皿ねじ状に構成されている。
に、分離駒支持枠44に、分離駒取付扱49を貫通した
状態で、螺着された係止ビン51aを備えている。この
係止ビン51aは、図示するように、直径d+を有する
円柱状のビン本体51a1と、この直径d、より大きく
設定された直径d2を有する頭部51a2とから一体的
に構成され、この頭部51a2の下面には、テーパ面5
1a3が形成されている。即ち、この係止ビン51aは
、全体的に、皿ねじ状に構成されている。
また、この着脱機構511よ、この係止ビン51aが挿
入・係止される係止穴51bをパレット兼用分離駒50
に備えている。この係止穴51bは、第3図(C)にそ
の平面形状を示すように、上述した頭部51a、が丁度
挿通される直径d3を有し、上下に渡り筒状に形成され
た挿通孔51b、と、この挿通孔51b、から、後述す
る傾斜機構62により、このパレット兼用分離駒50が
傾斜された場合に、傾斜方向上方に向けて延出する、即
ち、この傾斜機構62は図中右上りにパレット兼用分離
駒50を傾斜させるので、図中右方に向けて延出すると
共に、上述したビン本体51a、が丁度挿通されるに充
分な幅d4を有して延出する横穴部分51b2と、この
横穴部分51b2の上部の周囲に渡り配設され、上述し
たテーパ面51a、に対応して相補的に係合するテーパ
面52b3とから構成されている。
入・係止される係止穴51bをパレット兼用分離駒50
に備えている。この係止穴51bは、第3図(C)にそ
の平面形状を示すように、上述した頭部51a、が丁度
挿通される直径d3を有し、上下に渡り筒状に形成され
た挿通孔51b、と、この挿通孔51b、から、後述す
る傾斜機構62により、このパレット兼用分離駒50が
傾斜された場合に、傾斜方向上方に向けて延出する、即
ち、この傾斜機構62は図中右上りにパレット兼用分離
駒50を傾斜させるので、図中右方に向けて延出すると
共に、上述したビン本体51a、が丁度挿通されるに充
分な幅d4を有して延出する横穴部分51b2と、この
横穴部分51b2の上部の周囲に渡り配設され、上述し
たテーパ面51a、に対応して相補的に係合するテーパ
面52b3とから構成されている。
このように着脱機構51は構成されているので、第3図
(B)に示すように、係止ビン51aが丁度、係止穴5
1bの挿通孔51b1内に位置する状態において、パレ
ット兼用分離駒5oは、分離駒数付板49から上方に向
けての移動が許容され、これから取り外され得る状態と
なる。
(B)に示すように、係止ビン51aが丁度、係止穴5
1bの挿通孔51b1内に位置する状態において、パレ
ット兼用分離駒5oは、分離駒数付板49から上方に向
けての移動が許容され、これから取り外され得る状態と
なる。
方、第3図(D)に示すように、第3図(B)に示す状
態から、パレット兼用分離駒5oを図中左方に移動して
、係止ビン51aのビン本体51a、が、係止穴52b
の横穴51 b2内に入り込み、係止ビン51aのテー
パ面51 a 3が、係止穴51bのテーパ面51b、
に相補的に当接することにより、パレット兼用分離駒5
0は、分離駒数付板49から上方への移動が禁止され、
分離駒数付板49に取り付けられた状態を維持されるこ
とになる。
態から、パレット兼用分離駒5oを図中左方に移動して
、係止ビン51aのビン本体51a、が、係止穴52b
の横穴51 b2内に入り込み、係止ビン51aのテー
パ面51 a 3が、係止穴51bのテーパ面51b、
に相補的に当接することにより、パレット兼用分離駒5
0は、分離駒数付板49から上方への移動が禁止され、
分離駒数付板49に取り付けられた状態を維持されるこ
とになる。
尚、このパレット兼用分離駒50は、半透明の拡散板と
して形成されており、これの下面には、第1図及び第2
図に示すように、下方から全面に渡り照射するために、
ライ、ト制御部54Aに接続されたバックアップライト
54が配設されている。このようにパレット兼用分離駒
50を拡散板から形成し、これの下面にバックアップラ
イト54を配設することにより、各凹部52に分離・収
納された部品Wは、下方から拡散板を介して照射され、
そのシルエットを浮かび上がらせることになる。
して形成されており、これの下面には、第1図及び第2
図に示すように、下方から全面に渡り照射するために、
ライ、ト制御部54Aに接続されたバックアップライト
54が配設されている。このようにパレット兼用分離駒
50を拡散板から形成し、これの下面にバックアップラ
イト54を配設することにより、各凹部52に分離・収
納された部品Wは、下方から拡散板を介して照射され、
そのシルエットを浮かび上がらせることになる。
即ち、この実施例においても、パレット兼用分離駒50
において分離された部品Wの分離状態の認識、即ち、各
凹部52に1個のみの部品Wが分離・収納されたか否か
は、上述した一実施例と同様に、画像認識用カメラ56
によりパレット兼用分離駒50全体を撮像し、認識・判
別部56Aにより画像処理した上で認識するように構成
されている。この画像処理に際して、各凹部52内に分
離・収納された部品Wは、シルエットとして浮かび上が
ることになるので、部品の画像認識が確実に実行される
ことになる。
において分離された部品Wの分離状態の認識、即ち、各
凹部52に1個のみの部品Wが分離・収納されたか否か
は、上述した一実施例と同様に、画像認識用カメラ56
によりパレット兼用分離駒50全体を撮像し、認識・判
別部56Aにより画像処理した上で認識するように構成
されている。この画像処理に際して、各凹部52内に分
離・収納された部品Wは、シルエットとして浮かび上が
ることになるので、部品の画像認識が確実に実行される
ことになる。
即ち、パレット兼用分離駒50を拡散板とせずに、また
、バックアップライト54による投光をしない場合には
、部品の表面の全部または一部が反射する膜をコーティ
ングされていると、部品表面からの反射光により、カメ
ラ56に入射する画像が正確な画像とならない場合が発
生する。しかしながら、この実施例のように、バックア
ップライト54によるシルエツト像とすることにより、
上述の反射の問題を解決することが出来ることになる。
、バックアップライト54による投光をしない場合には
、部品の表面の全部または一部が反射する膜をコーティ
ングされていると、部品表面からの反射光により、カメ
ラ56に入射する画像が正確な画像とならない場合が発
生する。しかしながら、この実施例のように、バックア
ップライト54によるシルエツト像とすることにより、
上述の反射の問題を解決することが出来ることになる。
また、このバックアップライト54の下面には、加振用
ソレノイドが加振機構58として取り付けられている。
ソレノイドが加振機構58として取り付けられている。
この加振用ソレノイド58は、第4図に一点鎖線で示す
ように、その配設範囲を規定されている。
ように、その配設範囲を規定されている。
また、この分離駒数付板49と分離駒支持枠44との間
に中央部を全周に渡り挾持され、取付板16と分離台3
8の本体部分38aとの間に上端縁を全周に渡り挟持さ
れた状態で、分離される部品Wが多数収容される袋部材
60が取り付けられている。この袋部材60は柔軟性を
有すると共に、伸縮性を有するように形成されている。
に中央部を全周に渡り挾持され、取付板16と分離台3
8の本体部分38aとの間に上端縁を全周に渡り挟持さ
れた状態で、分離される部品Wが多数収容される袋部材
60が取り付けられている。この袋部材60は柔軟性を
有すると共に、伸縮性を有するように形成されている。
以上のように構成されるパレット兼用分離駒50には、
これの水平面に対する設定角度を傾斜させるための傾斜
機構62が接続されている。この傾斜機構62は、第3
図(A)に示すように、手前側の支軸46aの突出端に
一体的に取り付けられた従動プーリ64と、第1図及び
第4図に示すように、手前側の起立片42aの下部に取
り付けられた取付用ステイ66と、この取付用ステイ6
6に取り付けられたステッピングモータから構成された
駆動モータ68と、この駆動モータ68を駆動するモー
タ駆動部68Aと、この駆動モータ68の駆動軸68a
に一体的に取着された駆動ブーIJ70と、この駆動プ
ーリ70と従動プーリ64とに渡りエンドレスに掛は渡
されたタイミングベルト72とから構成されている。
これの水平面に対する設定角度を傾斜させるための傾斜
機構62が接続されている。この傾斜機構62は、第3
図(A)に示すように、手前側の支軸46aの突出端に
一体的に取り付けられた従動プーリ64と、第1図及び
第4図に示すように、手前側の起立片42aの下部に取
り付けられた取付用ステイ66と、この取付用ステイ6
6に取り付けられたステッピングモータから構成された
駆動モータ68と、この駆動モータ68を駆動するモー
タ駆動部68Aと、この駆動モータ68の駆動軸68a
に一体的に取着された駆動ブーIJ70と、この駆動プ
ーリ70と従動プーリ64とに渡りエンドレスに掛は渡
されたタイミングベルト72とから構成されている。
以上のように傾斜機構62は構成されているので、この
駆動モータ68の起動に伴ない、パレット兼用分離駒5
0は任意の角度に傾斜されることになる。
駆動モータ68の起動に伴ない、パレット兼用分離駒5
0は任意の角度に傾斜されることになる。
以上のように構成されたこの実施例における部品分離装
置10において、以下に、制御部10Aにおける分離制
御動作について説明する。
置10において、以下に、制御部10Aにおける分離制
御動作について説明する。
先ず、これから分離しようとする同一種類の複数の部品
Wが袋部材60内に投入される。この投入動作後、分離
動作命令が制御部10Aに入力される。そして、この制
御部10Aからは、以下に説明する手順により、各部位
に信号が出力されることにより、分離動作が実行される
。
Wが袋部材60内に投入される。この投入動作後、分離
動作命令が制御部10Aに入力される。そして、この制
御部10Aからは、以下に説明する手順により、各部位
に信号が出力されることにより、分離動作が実行される
。
即ち、この分離動作においては、先ず、第5図の(b)
に示すように、加振機構58が起動して、パレット兼用
分離駒50を加振し始める。そして、同図の(a)に示
すように、駆動シリンダ機構24のシリンダ本体24a
の下方のシリンダ室へ作動圧縮空気が導入され、ピスト
ンロッド24bが上昇することになる。また、同図の(
c)に示すように、加振機構58の起動に応じて、制御
部10Aから傾斜機構62へ第1の傾斜駆動信号が出力
される。即ち、第1の傾斜駆動信号がモータ駆動部68
Aへ入力されることに応じて、駆動モータ68は起動し
、駆動プーリ70、タイミングベルト72、従動プーリ
64を介して、パレット兼用分離駒50は第1の傾斜角
度だけ、この一実施例においては第6図に示すように、
約5度だけ水平面に対して傾斜することになる。
に示すように、加振機構58が起動して、パレット兼用
分離駒50を加振し始める。そして、同図の(a)に示
すように、駆動シリンダ機構24のシリンダ本体24a
の下方のシリンダ室へ作動圧縮空気が導入され、ピスト
ンロッド24bが上昇することになる。また、同図の(
c)に示すように、加振機構58の起動に応じて、制御
部10Aから傾斜機構62へ第1の傾斜駆動信号が出力
される。即ち、第1の傾斜駆動信号がモータ駆動部68
Aへ入力されることに応じて、駆動モータ68は起動し
、駆動プーリ70、タイミングベルト72、従動プーリ
64を介して、パレット兼用分離駒50は第1の傾斜角
度だけ、この一実施例においては第6図に示すように、
約5度だけ水平面に対して傾斜することになる。
このようにして、パレット兼用分離駒50は加振されつ
つ傾斜した状態で、最下位置から上昇駆動されることに
なる。このパレット兼用分離駒50の上昇動作により、
袋部材60の中間部分は、−旦、下方に垂れ下がり、パ
レット兼用分離駒50が取付板16の側方を通過した時
点で最大に垂れ下がることになる。この後、更にパレッ
ト兼用分離駒50が上昇することにより、袋部材60の
中央部分は徐々に元の緊張した状態に復帰し、第7図に
示すように、ピストンロッド24bの上端が位置決めビ
ン32の下端に当接して最上位置まで上昇する。
つ傾斜した状態で、最下位置から上昇駆動されることに
なる。このパレット兼用分離駒50の上昇動作により、
袋部材60の中間部分は、−旦、下方に垂れ下がり、パ
レット兼用分離駒50が取付板16の側方を通過した時
点で最大に垂れ下がることになる。この後、更にパレッ
ト兼用分離駒50が上昇することにより、袋部材60の
中央部分は徐々に元の緊張した状態に復帰し、第7図に
示すように、ピストンロッド24bの上端が位置決めビ
ン32の下端に当接して最上位置まで上昇する。
このようなパレット兼用分離駒50の上昇動作に伴ない
、この上昇途中において、パレット兼用分離駒50は第
1の傾斜角度による傾斜姿勢に基づき、この上に乗って
いる多数の部品Wは、パレット兼用分離駒50の上面上
を滑り落ちることになる。この滑り落ちる際において、
部品Wは順次、凹部52内に落ち込み、ここに収納・分
離されることになる。
、この上昇途中において、パレット兼用分離駒50は第
1の傾斜角度による傾斜姿勢に基づき、この上に乗って
いる多数の部品Wは、パレット兼用分離駒50の上面上
を滑り落ちることになる。この滑り落ちる際において、
部品Wは順次、凹部52内に落ち込み、ここに収納・分
離されることになる。
尚、−旦、部品Wが収納された凹部52に、次の部品W
′が滑り込もうとする場合には、この部品W′は、既に
収納された部品Wの上を通過して、次の下方に位置する
凹部52内に落ち込むこととなる。
′が滑り込もうとする場合には、この部品W′は、既に
収納された部品Wの上を通過して、次の下方に位置する
凹部52内に落ち込むこととなる。
このようにして、第1の傾斜角度で傾斜した状態でパレ
ット兼用分離駒50が最上位置まで上昇するまでの間に
、この上に乗っていた部品Wは滑り落ちなから凹部52
内に収納・分離されることになる。尚、凹部52内に入
り込まずに、パレット兼用分離駒50から落下した部品
Wは、分離台38の斜面38bと袋部材60との間に溜
ることになる。
ット兼用分離駒50が最上位置まで上昇するまでの間に
、この上に乗っていた部品Wは滑り落ちなから凹部52
内に収納・分離されることになる。尚、凹部52内に入
り込まずに、パレット兼用分離駒50から落下した部品
Wは、分離台38の斜面38bと袋部材60との間に溜
ることになる。
ここで、この最上位置にもたらされた状態において、袋
部材60は傾斜姿勢を取っているが、上述したように袋
部材60は伸縮性を有する材料から形成されているので
、袋部材60の全周に渡り緊張した状態が保持されるこ
とになる。また、このようにパレット兼用分離駒50が
最上位置まで上昇した後も、駆動シリンダ機構24のシ
リンダ本体24aの下方のシリンダ室への作動圧縮空気
の供給が継続され、この最上位置が保持されることにな
る。
部材60は傾斜姿勢を取っているが、上述したように袋
部材60は伸縮性を有する材料から形成されているので
、袋部材60の全周に渡り緊張した状態が保持されるこ
とになる。また、このようにパレット兼用分離駒50が
最上位置まで上昇した後も、駆動シリンダ機構24のシ
リンダ本体24aの下方のシリンダ室への作動圧縮空気
の供給が継続され、この最上位置が保持されることにな
る。
このように最上位置が所定時間t1だけ保持されると、
第5図の(b)に示すように、加振機構58による加振
動作が終了すると共に、同図(c)に示すように、傾斜
機構62において、制御部10Aから傾斜機構62へ第
2の傾斜駆動信号が出力される。即ち、この第2の傾斜
駆動信号がモータ駆動部68Aへ入力されること応じて
、駆動モータ68は再び起動し、駆動ブー970、タイ
ミングベルト72、従動プーリ64を介して、パレット
兼用分離駒50は上述した第1の傾斜角度よりも大きく
設定された第2の傾斜角度だけ、この一実施例において
は図示していないが、約35度だけ水平面に対して傾斜
することになる。
第5図の(b)に示すように、加振機構58による加振
動作が終了すると共に、同図(c)に示すように、傾斜
機構62において、制御部10Aから傾斜機構62へ第
2の傾斜駆動信号が出力される。即ち、この第2の傾斜
駆動信号がモータ駆動部68Aへ入力されること応じて
、駆動モータ68は再び起動し、駆動ブー970、タイ
ミングベルト72、従動プーリ64を介して、パレット
兼用分離駒50は上述した第1の傾斜角度よりも大きく
設定された第2の傾斜角度だけ、この一実施例において
は図示していないが、約35度だけ水平面に対して傾斜
することになる。
このようにパレット兼用分離駒50が大きな第2の傾斜
角度で傾斜されることにより、パレット兼用分離駒50
に部分的に係止された状態で、これの上に乗っていた未
分離の多数の部品Wは、この大きな傾斜に基づき、この
上から強制的に滑り落ち、袋部材60内に回収されるこ
とになる。そして、第2の傾斜駆動信号が出力されてか
ら所定時間t2だけ経過すると、傾斜機構62において
、駆動モータ68は逆方向に駆動して、パレット兼用分
離駒50は水平状態に復帰されることになる。
角度で傾斜されることにより、パレット兼用分離駒50
に部分的に係止された状態で、これの上に乗っていた未
分離の多数の部品Wは、この大きな傾斜に基づき、この
上から強制的に滑り落ち、袋部材60内に回収されるこ
とになる。そして、第2の傾斜駆動信号が出力されてか
ら所定時間t2だけ経過すると、傾斜機構62において
、駆動モータ68は逆方向に駆動して、パレット兼用分
離駒50は水平状態に復帰されることになる。
このようにして、この一実施例の部品分離装置10によ
り、複数の中から所定個数の部品Wが分離されると共に
、各凹部52内で所定の分離姿勢を取るようなされる。
り、複数の中から所定個数の部品Wが分離されると共に
、各凹部52内で所定の分離姿勢を取るようなされる。
この後、パレット兼用分離駒50において分離されたこ
れら部品Wは、画像認識用のカメラ56により操影され
、認識・判別部56Aにおいて、確実模各凹部52につ
き1個のみの部品Wが分離されたか否か、また、分離姿
勢が正しいか否かが判定される。
れら部品Wは、画像認識用のカメラ56により操影され
、認識・判別部56Aにおいて、確実模各凹部52につ
き1個のみの部品Wが分離されたか否か、また、分離姿
勢が正しいか否かが判定される。
そして、この認識・判別部56Aにおいて、各凹部52
につき1個のみの部品Wが正しい姿勢で分離されたこと
が判定されると、第8図に示すように、パレット移送装
置74により、先ず、パレット兼用分離駒50は、第3
図(D)に示す取り付は状態から、図中右方に移動され
、第3図(B)に示す状態にもたらされる。即ち、この
パレット兼用分離駒50は、分離駒数付板49から上方
に向けて取り外し可能な状態となる。
につき1個のみの部品Wが正しい姿勢で分離されたこと
が判定されると、第8図に示すように、パレット移送装
置74により、先ず、パレット兼用分離駒50は、第3
図(D)に示す取り付は状態から、図中右方に移動され
、第3図(B)に示す状態にもたらされる。即ち、この
パレット兼用分離駒50は、分離駒数付板49から上方
に向けて取り外し可能な状態となる。
この後、パレット移送装置74は、このパレット兼用分
離駒50を把持し、これを上方に移動することにより、
これを分離駒数付板49から取り外し、マガジンMまで
搬送そて、ここに収納するよう動作する。
離駒50を把持し、これを上方に移動することにより、
これを分離駒数付板49から取り外し、マガジンMまで
搬送そて、ここに収納するよう動作する。
一方、このパレット移送装置42は、各々の凹部52内
に収納・分離された部品Wをパレット兼用分離駒50ご
とマガジンMに収納すると、次に、空のパレット兼用分
離駒50を把持して、分離駒数付板49上に上方から、
係止ビン51aを係止穴51bの挿通孔51b+内に挿
通させた状態で載置させ、第3図(B)に示す状態にも
たらし、引き続き、この空のパレット兼用分離駒50を
第3図(B)に示す状態から、図中左方に移動させて、
第3図(C)に示す状態にもたらす。このようにして、
空のパレット兼用分離駒50は分離駒数付板49上に取
り付けられることとなる。
に収納・分離された部品Wをパレット兼用分離駒50ご
とマガジンMに収納すると、次に、空のパレット兼用分
離駒50を把持して、分離駒数付板49上に上方から、
係止ビン51aを係止穴51bの挿通孔51b+内に挿
通させた状態で載置させ、第3図(B)に示す状態にも
たらし、引き続き、この空のパレット兼用分離駒50を
第3図(B)に示す状態から、図中左方に移動させて、
第3図(C)に示す状態にもたらす。このようにして、
空のパレット兼用分離駒50は分離駒数付板49上に取
り付けられることとなる。
このように空のパレット兼用分離駒50が取り付けられ
ると、次の分離動作を実行すべ(、パレット兼用分離駒
50の下降動作が開始されることになる。即ち、空のパ
レット兼用分離駒50の取り付は動作が終了すると、制
御部10Aは、駆動シリンダ機構24に対して下降信号
を出力し、この下降信号に応じて、シリンダ本体24a
の上方のシリンダ室に作動圧縮空気が切り換え導入され
る。
ると、次の分離動作を実行すべ(、パレット兼用分離駒
50の下降動作が開始されることになる。即ち、空のパ
レット兼用分離駒50の取り付は動作が終了すると、制
御部10Aは、駆動シリンダ機構24に対して下降信号
を出力し、この下降信号に応じて、シリンダ本体24a
の上方のシリンダ室に作動圧縮空気が切り換え導入され
る。
この結果、ピストンロッド24bが押し下げられ、第1
のショックアブソーバ28に連結部材26が上方から緩
衝された状態で当接することにより、再び、第1図に示
す状態にもたらされる。
のショックアブソーバ28に連結部材26が上方から緩
衝された状態で当接することにより、再び、第1図に示
す状態にもたらされる。
この結果、分離台38と袋部材60との間に転がり落ち
ていた残りの部品Wは、斜面38bの傾斜に基づいて、
再び、袋部材60内に落下してこの中に収容、換言すれ
ば、パレット兼用分離駒50上に載置されることになる
。このようにして、連の分離動作が終了し、次の分離動
作が開始されることになる。
ていた残りの部品Wは、斜面38bの傾斜に基づいて、
再び、袋部材60内に落下してこの中に収容、換言すれ
ば、パレット兼用分離駒50上に載置されることになる
。このようにして、連の分離動作が終了し、次の分離動
作が開始されることになる。
即ち、第1図に示す状態から、上述したようにしてパレ
ット兼用分離駒50の上昇動作が開始され、パレット兼
用分離駒50が加振機構58により振動されることによ
り、各凹部52に1個の部品Wが他から分離されて収納
されることになる。
ット兼用分離駒50の上昇動作が開始され、パレット兼
用分離駒50が加振機構58により振動されることによ
り、各凹部52に1個の部品Wが他から分離されて収納
されることになる。
以上詳述したように、この一実施例によれば、上述した
分離動作により同一種類の複数の部品Wの中から、各凹
部52内に1個の部品を他の部品から分離した状態で、
所定の分離姿勢で分離することが可能となる。
分離動作により同一種類の複数の部品Wの中から、各凹
部52内に1個の部品を他の部品から分離した状態で、
所定の分離姿勢で分離することが可能となる。
また、この一実施例においては、パレット兼用分離駒5
0の下降位置からの上昇途中にあっては、パレット兼用
分離駒50を振動させつつ、その傾斜角度を小さ目の第
1の傾斜角度に設定し、最上位置においては、振動を停
止して太き目の第2の傾斜角度に設定している。この結
果、パレット兼用分離駒50の上昇途中において、ある
程度の部品Wが、この上から滑り落ち、落下途中にある
凹部52内に1個づつの部品Wが入り込むことにより、
上述した確実な分離動作が実行されることになる。また
、上昇途中において第1の傾斜角度では滑り落ちずに、
パレット兼用分離駒50の一部に係止していた部品Wは
、最上位置において、パレット兼用分離駒50は第2の
傾斜角度に太き(傾斜することにより、確実に係止状態
を解除されて、パレット兼用分離駒50上から落下する
ことになる。このようにして、分離動作終了後において
、パレット兼用分離駒50上には、各凹部52内に各々
収納され分離された部品Wのみが載置され、分離されて
いない部品は全て、パレット兼用分離駒50上から滑り
落ちて、袋部材60内に落下して収納されることになる
。
0の下降位置からの上昇途中にあっては、パレット兼用
分離駒50を振動させつつ、その傾斜角度を小さ目の第
1の傾斜角度に設定し、最上位置においては、振動を停
止して太き目の第2の傾斜角度に設定している。この結
果、パレット兼用分離駒50の上昇途中において、ある
程度の部品Wが、この上から滑り落ち、落下途中にある
凹部52内に1個づつの部品Wが入り込むことにより、
上述した確実な分離動作が実行されることになる。また
、上昇途中において第1の傾斜角度では滑り落ちずに、
パレット兼用分離駒50の一部に係止していた部品Wは
、最上位置において、パレット兼用分離駒50は第2の
傾斜角度に太き(傾斜することにより、確実に係止状態
を解除されて、パレット兼用分離駒50上から落下する
ことになる。このようにして、分離動作終了後において
、パレット兼用分離駒50上には、各凹部52内に各々
収納され分離された部品Wのみが載置され、分離されて
いない部品は全て、パレット兼用分離駒50上から滑り
落ちて、袋部材60内に落下して収納されることになる
。
特に、この一実施例においては、上述したパレット兼用
分離駒50は、これの凹部52内に部品Wが夫々分離・
収納された状態で、分離駒数付板49から取り外され、
部品Wが収納されたパレットとしてマガジンM内に搬送
・収容されることになるので、個々の分離された部品W
を−個一個ビツク・アンド・プレースする必要が無くな
り、分離された部品の移送動作が極めて簡単に、且つ、
短時間の内に実行されることになる。
分離駒50は、これの凹部52内に部品Wが夫々分離・
収納された状態で、分離駒数付板49から取り外され、
部品Wが収納されたパレットとしてマガジンM内に搬送
・収容されることになるので、個々の分離された部品W
を−個一個ビツク・アンド・プレースする必要が無くな
り、分離された部品の移送動作が極めて簡単に、且つ、
短時間の内に実行されることになる。
また、この一実施例においては、パレット兼用分離駒5
0が最上位置にまで上昇された時点で、大きな第2の傾
斜角度で傾斜される際に、加振機構58による加振動作
は停止されるように設定されている。この結果、−旦、
各凹部52内に収納・分離された部品Wが、この大きな
第2の傾斜角度に基づき、ここから取り出されて、袋部
材60内に落下して、折角、分離動作が行なわれた部品
Wが再び袋部材60内に回収されてしまい、分離効率が
低下することが、未然に防止されることになる。
0が最上位置にまで上昇された時点で、大きな第2の傾
斜角度で傾斜される際に、加振機構58による加振動作
は停止されるように設定されている。この結果、−旦、
各凹部52内に収納・分離された部品Wが、この大きな
第2の傾斜角度に基づき、ここから取り出されて、袋部
材60内に落下して、折角、分離動作が行なわれた部品
Wが再び袋部材60内に回収されてしまい、分離効率が
低下することが、未然に防止されることになる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
な(、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
な(、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、第1の傾斜角度
を5度、第2の傾斜角度を35度となるように説明した
が、この発明は、このような数値に限定されることな(
、第2の傾斜角度は第1の傾斜角度よりも大きく設定さ
れていれば、何れの値であっても良い。
を5度、第2の傾斜角度を35度となるように説明した
が、この発明は、このような数値に限定されることな(
、第2の傾斜角度は第1の傾斜角度よりも大きく設定さ
れていれば、何れの値であっても良い。
また、上述した一実施例において、加振機構58は、パ
レット兼用分離駒50の上昇動作の開始に伴い、加振動
作を開始するように説明したが、この発明は、このよう
な構成に限定されることなく、例えば、上昇動作の前の
段階で加振動作を開始しても良いし、上昇動作が開始さ
れた後の上昇途中において、加振動作を開始するように
構成しても良い。
レット兼用分離駒50の上昇動作の開始に伴い、加振動
作を開始するように説明したが、この発明は、このよう
な構成に限定されることなく、例えば、上昇動作の前の
段階で加振動作を開始しても良いし、上昇動作が開始さ
れた後の上昇途中において、加振動作を開始するように
構成しても良い。
[発明の効果]
以上詳述したように、この発明に係わる部品分離装置は
、部品を多数収容した袋部材と、この袋部材の略中央部
分に取り付けられた取付部材と、この取付部材に着脱自
在に取り付けられ、分離された部品を支持する分離駒と
、この分離駒を前記取付部材に着脱可能に固着する固着
手段と、この分離駒を袋部材の中央部分が垂下した状態
から上昇させて、前記分離駒上に分離された部品を支持
させる分離手段とを具備し、分離された部品を支持した
分離駒を、前記固着手段を介して、取付部材から取り外
すことにより、分離された部品が分離駒ごと被供給部に
供給される事を特徴としている。
、部品を多数収容した袋部材と、この袋部材の略中央部
分に取り付けられた取付部材と、この取付部材に着脱自
在に取り付けられ、分離された部品を支持する分離駒と
、この分離駒を前記取付部材に着脱可能に固着する固着
手段と、この分離駒を袋部材の中央部分が垂下した状態
から上昇させて、前記分離駒上に分離された部品を支持
させる分離手段とを具備し、分離された部品を支持した
分離駒を、前記固着手段を介して、取付部材から取り外
すことにより、分離された部品が分離駒ごと被供給部に
供給される事を特徴としている。
また、この発明に係わる部品分離装置において、前記分
離駒の上面には、分離された部品が各々収納される凹部
が形成されている事を特徴としている。
離駒の上面には、分離された部品が各々収納される凹部
が形成されている事を特徴としている。
従って、この発明によれば、部品の種類に拘らず、整列
・供給することが出来、汎用性の高い部品分離装置が提
供されることになる。
・供給することが出来、汎用性の高い部品分離装置が提
供されることになる。
第1図はこの発明に係わる部品分離装置の一実施例の構
成を示す正面図; 第2図は第1図に示す部品分離装置における制御系の構
成を示すブロック図; 第3図(A)は第1図に示す部品分離装置を分離台を一
部切り欠いた状態で示す上面図;第3図(B)はパレッ
ト兼用分離駒を取り外し可能に取り付けた状態を示す縦
断面図;第3図(C)は第3図(B)に示す係合穴の平
面形状を示す平面図; 第3図(D)は着脱機構によりパレット兼用分雌駒が分
離駒取付板に取り外し不能に取り付けられた状態を示す
縦断面図; 第4図は第1図に示す部品分離装置を、VII−VII
線に沿って切断した状態で示す横断面図;第5図は制御
部における分離制御動作を説明するためのタイミングチ
ャート; 第6図はパレット兼用分雌駒を傾斜させた状態で示す正
面図; 第7図はパレット兼用分雌駒を上昇させた状態で示す正
面図;そして、 第8図は第1図に示す部品分離装置により分離された部
品をマガジンまで移送する移送装置の構成を示す斜視図
である。 図中、10・・・部品分離装置、IOA・・・制御部、
12 ・・・基台、14a;14b;14c・”支持柱
、16・・・取付板、18a;18b・・・スライドレ
ール、20a ; 20b・・・スライドブロック、2
2・・・昇降台、24・・・駆動シリンダ機構、24a
・・・シリンダ本体、24b・・・ピストンロッド、2
4A・・・シリンダ駆動部、26・・・連結部材、26
a ; 26b・・・取付片、28・・・第1のショッ
クアブソーバ、30・・・第1の支持部材、32・・・
位置決めビン、34・・・第2の支持部材、36・・・
第2のショックアブソーバ、38・・・分離台、38a
・・・本体部分、38b・・・斜面、38c・・・傾斜
部分、40a;40 b ・・・延出片、42 a ;
42 b ・・−起立片、44・・・分雌駒支持枠、
46a;46b・・・支軸、48a;48b・・・軸受
ブツシュ、49・・・分離駒取付板、50・・・パレッ
ト兼用分雌駒、51・・・着脱機構、51a・・・係止
ビン、51 a l・・・ビン本体、51a2・・・頭
部、51a、・・・テーパ面、51b・・・係止穴、5
1b1・・・挿通孔、51b2・・・横穴、51b3・
・・テーパ面、52・・・凹部、54・・・バックアッ
プランプ、54A・・・ライト制御部、56・・・カメ
ラ、56A・・・認識・判別部、58・・・加振機構(
加振ソレノイド)、60・・・袋部材、62・・・傾斜
機構、64・・・従動プーリ、66・・・取付用ステイ
、68・・・駆動モータ、68A・・・モータ駆動部、
68a・・・駆動軸、70・・・駆動プーリ、72・・
・タイミングベルト、74・・・パレット移送装置であ
る。
成を示す正面図; 第2図は第1図に示す部品分離装置における制御系の構
成を示すブロック図; 第3図(A)は第1図に示す部品分離装置を分離台を一
部切り欠いた状態で示す上面図;第3図(B)はパレッ
ト兼用分離駒を取り外し可能に取り付けた状態を示す縦
断面図;第3図(C)は第3図(B)に示す係合穴の平
面形状を示す平面図; 第3図(D)は着脱機構によりパレット兼用分雌駒が分
離駒取付板に取り外し不能に取り付けられた状態を示す
縦断面図; 第4図は第1図に示す部品分離装置を、VII−VII
線に沿って切断した状態で示す横断面図;第5図は制御
部における分離制御動作を説明するためのタイミングチ
ャート; 第6図はパレット兼用分雌駒を傾斜させた状態で示す正
面図; 第7図はパレット兼用分雌駒を上昇させた状態で示す正
面図;そして、 第8図は第1図に示す部品分離装置により分離された部
品をマガジンまで移送する移送装置の構成を示す斜視図
である。 図中、10・・・部品分離装置、IOA・・・制御部、
12 ・・・基台、14a;14b;14c・”支持柱
、16・・・取付板、18a;18b・・・スライドレ
ール、20a ; 20b・・・スライドブロック、2
2・・・昇降台、24・・・駆動シリンダ機構、24a
・・・シリンダ本体、24b・・・ピストンロッド、2
4A・・・シリンダ駆動部、26・・・連結部材、26
a ; 26b・・・取付片、28・・・第1のショッ
クアブソーバ、30・・・第1の支持部材、32・・・
位置決めビン、34・・・第2の支持部材、36・・・
第2のショックアブソーバ、38・・・分離台、38a
・・・本体部分、38b・・・斜面、38c・・・傾斜
部分、40a;40 b ・・・延出片、42 a ;
42 b ・・−起立片、44・・・分雌駒支持枠、
46a;46b・・・支軸、48a;48b・・・軸受
ブツシュ、49・・・分離駒取付板、50・・・パレッ
ト兼用分雌駒、51・・・着脱機構、51a・・・係止
ビン、51 a l・・・ビン本体、51a2・・・頭
部、51a、・・・テーパ面、51b・・・係止穴、5
1b1・・・挿通孔、51b2・・・横穴、51b3・
・・テーパ面、52・・・凹部、54・・・バックアッ
プランプ、54A・・・ライト制御部、56・・・カメ
ラ、56A・・・認識・判別部、58・・・加振機構(
加振ソレノイド)、60・・・袋部材、62・・・傾斜
機構、64・・・従動プーリ、66・・・取付用ステイ
、68・・・駆動モータ、68A・・・モータ駆動部、
68a・・・駆動軸、70・・・駆動プーリ、72・・
・タイミングベルト、74・・・パレット移送装置であ
る。
Claims (2)
- (1)部品を多数収容した袋部材と、 この袋部材の略中央部分に取り付けられた取付部材と、 この取付部材に着脱自在に取り付けられ、分離された部
品を支持する分離駒と、 この分離駒を前記取付部材に着脱可能に固着する固着手
段と、 この分離駒を袋部材の中央部分が垂下した状態から上昇
させて、前記分離駒上に分離された部品を支持させる分
離手段とを具備し、 分離された部品を支持した分離駒を、前記固着手段を介
して、取付部材から取り外すことにより、分離された部
品が分離駒ごと被供給部に供給される事を特徴とする部
品分離装置。 - (2)前記分離駒の上面には、分離された部品が各々収
納される凹部が形成されている事を特徴とする請求項第
1項に記載の部品分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28487889A JPH03147615A (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 部品分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28487889A JPH03147615A (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 部品分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03147615A true JPH03147615A (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=17684207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28487889A Pending JPH03147615A (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 部品分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03147615A (ja) |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP28487889A patent/JPH03147615A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5067631A (en) | Part isolating apparatus | |
CN110125683A (zh) | 一种组装设备 | |
CN109177038A (zh) | 镶件设备及具有其的生产线 | |
CN109677852A (zh) | 一种斜转平自回位供料装置 | |
CN111331863A (zh) | 一种镜头组装线 | |
JPH03147615A (ja) | 部品分離装置 | |
US6502971B1 (en) | Method and device for fastening screw between body and lens of vehicular lighting device | |
JPH0699321A (ja) | 自動組み立て装置 | |
CN211768330U (zh) | 一种柔性上料装置 | |
CN211917756U (zh) | 一种镜头组装线 | |
JPH03133823A (ja) | 部品分離装置 | |
JPH03133824A (ja) | 部品分離装置 | |
JPH03133825A (ja) | 部品の移送方法 | |
JPH03133821A (ja) | 部品分離装置、及び、部品分離方法 | |
JPH03133820A (ja) | 部品分離装置 | |
JPH03133822A (ja) | 部品分離方法 | |
JPH05116739A (ja) | 部品分離整列装置 | |
TW201604106A (zh) | 零件給料器 | |
JPH088325A (ja) | カンシール型光学電子部品のシール用キャップへの透光部材投入装置、およびその投入方法 | |
JPH05155425A (ja) | 部品分離装置 | |
CN108145432B (zh) | 一种麻将灯摇杆自动装配设备 | |
CN221596476U (zh) | 一种led元件自动切脚及组装设备 | |
JPS61183013A (ja) | 物品の移送装置 | |
CN221025958U (zh) | 一种新型柔性震动盘供料系统 | |
CN118220826A (zh) | 供料装置 |