JPH04294989A - 部品分離整列装置 - Google Patents

部品分離整列装置

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JPH04294989A
JPH04294989A JP5726391A JP5726391A JPH04294989A JP H04294989 A JPH04294989 A JP H04294989A JP 5726391 A JP5726391 A JP 5726391A JP 5726391 A JP5726391 A JP 5726391A JP H04294989 A JPH04294989 A JP H04294989A
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JP
Japan
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parts
component
separation
separating
separated
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JP5726391A
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Yusaku Azuma
雄策 我妻
Shigeru Yamada
茂 山田
Takeshi Baba
剛 馬場
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、分離された
部品の位置を、画像処理手段を用いて検出し、この検出
された位置に基づき、部品移送手段により把持して、マ
ガジンやテープ等の部品整列手段に部品を整列させるこ
との出来る部品分離整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部品の分離装置として、代表
的なものとしては、振動を利用したパーツフィーダーや
振入機等が知られている。ここで、従来のパーツフィー
ダーにおては、個別の部品毎のオリエンテーリング等を
、また、振入機においては、振入される部品の姿勢穴等
を、夫々個別に設計する事で、部品を必要な姿勢に整列
した状態で、供給する様に構成されている。
【0003】また、パーツフィーダーの出口の部分の上
空にカメラを取り付け、パーツフィーダーにより分離さ
れた部品を画像処理装置を用いて正確な位置を求めるも
のも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の部品分離装置においては、部品に対する専用部分
の占める割合が大きく、そのための個別調整も難しく、
装置の信頼性には部品により差が存在していた。つまり
、このことは、従来の部品分離装置が、部品の種類毎に
専用の部品分離装置と位置付けられており、更には、部
品によつては、整列・供給の出来ないものもあり、改善
が要望されている。
【0005】また、パーツフィーダーに視覚を利用する
ものにおいては、部品が1つづつ視覚の視野内に送りだ
されてくるため、部品の動きを一旦止めて、画像での処
理を行い、その処理結果に基づき、次にロボツトが部品
を把持する様に動作させる必要があり、高速に部品を処
理する事が不可能であつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した課題
に鑑みなされたもので、この発明の目的は、部品の複数
種類に対して汎用的に、これらを分離・整列動作を実行
する事が出来る部品分離整列装置を提供することである
。また、この発明の他の目的は、部品の画像処理に当た
り、高速で部品の処理を実行する事の出来る部品分離整
列装置を提供することである。
【0007】上述した目的を達成するため、この発明に
係わる部品分離整列装置は、バラバラの状態で投入され
た部品を、これらがお互いに分離された状態にする部品
分離手段と、前記分離された部品の画像を取り込む視覚
入力手段と、この視覚入力手段により取り込まれた画像
に基づき、分離された部品の位置情報を求める画像処理
手段と、前記画像処理手段により求められた部品の位置
情報に基づき、この部品を把持し、搬送する部品移送手
段と、この部品移送手段により搬送された部品が整列さ
れる部品整列手段とを具備する部品分離整列装置におい
て、前記部品分離手段で分離された全部品の概略中央位
置を求める第1の処理と、この第1の処理で求められた
部品が所定の姿勢であるかを求める第2の処理と、この
第2の処理で求められた所定姿勢の部品の正確な位置情
報を求める第3の処理と、この第3の処理で求められた
位置情報に基づき、所定姿勢の部品のみを、前記部品移
送手段により、前記部品整列手段に収納させる第4の処
理とを備える事を特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる部品分離整列装置
において、前記第2及び第3の処理は、前記第1の処理
で求められた部品の概略中央を中心として、限られた領
域のみを処理する様に設定されている事を特徴としてい
る。また、この発明に係わる部品分離整列装置において
、前記部品移送手段が前記部品分離手段より部品を1つ
移送した後、次の部品を部品移送手段が把持する前に、
前記第2及び第3の処理を毎回実行し、その処理結果に
基づき、前記第4の処理を実行する事を特徴としている
【0009】
【作用】以上の様に、この発明に係わる部品分離整列装
置においては、先ず、部品分離手段で分離された全部品
の概略中央位置を求め、この概略中央位置を求められた
部品が所定の姿勢であるかを求め、この所定姿勢の部品
の正確な位置情報を求め、この位置情報に基づき、所定
姿勢の部品のみを、前記部品移送手段により、前記部品
整列手段に収納させる様に構成されているので、部品の
複数種類に対して汎用的に、これらを分離・整列動作を
実行する事が出来る事になる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明に係わる部品分離整列装置
の一実施例の構成を、図1乃至図15Bを参照して、詳
細に説明する。この一実施例の部品分離整列装置100
は、図1にその概略構成を示す様に、バラバラの状態で
投入された部品Wを、これらが互いに分離された状態に
する第1の部品分離装置10ー1と、この第1の部品分
離装置10−1と全く同一の構成で、並設した状態で設
けられた第2の部品分離装置10−2と、第1の部品分
離装置10−1で分離された部品Wの画像を取り込む第
1のカメラ56−1と、第2の部品分離装置10−2で
分離された部品Wの画像を取り込む第2のカメラ56−
2と、第1及び第2のカメラ56−1,56−2により
夫々取り込まれた画像に基づき、分離された部品Wの位
置情報を求める画像処理装置56Aと、この画像処理装
置56Aにより求められた部品Wの位置情報に基づき、
この部品Wを把持し、搬送する部品移送装置74と、こ
の部品移送装置74により搬送された部品Wが整列され
る部品整列装置76とから概略構成されている。
【0011】次に、図2以降を参照して、この一実施例
における部品分離整列装置100に備えられた第1の部
品分離装置10−1の構成を詳細に説明する。尚、第2
の部品分離装置10−2は、上述した様に、第1の部品
分離装置10−1と同一構成であるため、その説明を省
略する。図2に示す様に、この第1の部品分離装置10
−1は、図示しない土台上に配設された基台12を備え
ている。この基台12上には、3本の円柱状の支持柱1
4a〜14cが、図中左右に2本、1本と分割された状
態で起立している。これら支持柱14a〜14c上には
、図3にも示すように、ドーナツツ状の取付板16が固
着されている。
【0012】ここで、左側の2本の支持柱14a,14
bの内面には、スライドレール18a,18bが夫々上
下方向に延出した状態で固着されており、各スライドレ
ール18a,18bには、スライドブロツク20a,2
0bが摺動自在に取り付けられている。そして、これら
スライドブロツク20a,20bに渡り、昇降台22が
固着されている。
【0013】一方、これら左側の2本の支持柱14a,
14bの丁度間に位置する部分の図中左方の基台12に
は、昇降台22を上下駆動するための駆動シリンダ機構
24が配設されている。この駆動シリンダ機構24は、
空圧作動のシリンダ本体24aと、このシリンダ本体2
4aから上下方向に進退駆動されるピストンロツド24
bとから構成されており、図3に示すように、シリンダ
駆動部24Aからの動作信号を受けるように設定されて
いる。そして、このピストンロツド24bの上端と昇降
台22とは、図5にも示すように、両端を90度づつ折
曲されて取付片26a,26bとなされた略L字状の連
結部材26を介して、一体的に移動するように連結され
ている。
【0014】そして、この昇降台22の下方位置は、図
2に示すように、基台12上に取り付けられ、連結部材
26の水平部分の下面に弾性的に当接する第1のシヨツ
クアブソーバ28により概略規定されている。また、こ
の昇降台22の上方位置は、両支持柱14a,14bの
上端の外面に渡り設けられた第1の支持部材30に取り
付けられた位置決めピン32に、ピストンロツド24b
の上端が当接することにより正確に規定されている。こ
こで、この位置決めピン32は第1の支持部材30に対
して上下方向に沿つて進退自在に螺着されており、その
上方位置を調節可能に設定されている。
【0015】尚、この第1の支持部材30の内面には、
第2の支持部材34が取り付けられており、この第2の
支持部材34の内方端部には、ピストンロツド24bの
上端が位置決めピン32の下端に当接する前に、連結部
材26の水平部分の上面に弾性的に当接してシヨツクを
吸収する第2のシヨツクアブソーバ36が取り付けられ
ている。
【0016】一方、上述した取付板16上には、略漏斗
状の分離台38が取り付けられている。この分離台38
は、取付板16に丁度重ね合わされる形状に合わせて形
成されたドーナツツ状の本体部分38aと、この本体部
分38aの内周面から、斜め上方に延出した斜面38b
からなる内周面を有する傾斜部分38cとから一体的に
形成されている。
【0017】ここで、上述した昇降台22の先端には、
図4に示すように、丁度、取付板16のドーナツツ形状
を構成する中央透孔16aの直下方まで水平に延出した
状態で、延出片40a,40bが取り付けられている。 これら延出片40a,40bには、互いに対向する一対
の起立片42a,42bが上下に延出した状態で取り付
けられている。各起立片42a,42bの上端は、図2
に示すように、昇降台22が最下位置に押し下げられた
状態で、取付板16よりも所定距離だけ下方に位置する
ように設定されている。
【0018】そして、両起立片42a,42bの上端に
は、分離駒支持枠44が回転自在に軸支されている。詳
細には、この分離駒支持枠44は略正方形の枠体から構
成され、図4に示すように、起立片42a,42bに夫
々対応する枠部分の中央部には、支軸46a,46bが
外方に向けて突出した状態で取り付けられている。ここ
で、各支軸46a,46bは、対応する起立片42a,
42bの上端に、夫々を貫通する状態で取り付けられた
軸受ブツシユ48a,48bにより、回転自在に軸支さ
れている。
【0019】尚、この分離駒支持枠44上には、略正方
形の板状に形成された分離駒50が、4辺を支持された
状態で取り付けられている。この分離駒50の上面には
、図4に示すように、複数の、この実施例においては、
20個の部品W分離用の凹部52が4×5に整列した状
態で形成されている。ここで、各分離用凹部52は、分
離しようとする部品Wの形状に対応した形状、詳細には
、この部品Wの外接円よりも一回り大きな円形状に設定
されている。
【0020】尚、この分離駒50は、半透明の拡散板と
して形成されており、これの下面には、図2及び図3に
示すように、これを下方から全面に渡り照射するために
、ライト制御部54Aに接続されたバツクアツプライト
54が配設されている。このように分離駒50を拡散板
から形成し、これの下面にバツクアツプライト54を配
設することにより、各凹部52に分離・収納された部品
Wは、下方から拡散板を介して照射され、そのシルエツ
トを浮かび上がらせることになる。
【0021】また、この一実施例においては、分離駒5
0において分離された部品Wの分離状態の認識、即ち、
各凹部52に1個のみの部品Wが分離・収納されたか否
かは、画像認識用の第1のカメラ56−1により分離駒
50全体を撮像し、画像処理装置56Aにより画像処理
した上で認識するように構成されている。この画像処理
に際して、各凹部52内に分離・収納された部品Wは、
シルエツトとして浮かび上がることになるので、部品W
の画像認識が確実に実行されることになる。
【0022】即ち、分離駒50を拡散板とせずに、また
、バツクアツプライト54による投光をしない場合には
、部品Wの表面の全部または一部が反射する膜をコーテ
イングされていると、部品Wの表面からの反射光により
、第1のカメラ56−1に入射する画像が正確な画像と
ならない場合が発生する。しかしながら、この一実施例
のように、バツクアツプライト54によるシルエツト像
とすることにより、上述の反射の問題を解決することが
出来ることになる。
【0023】また、このバツクアツプライト54の下面
には、加振用ソレノイドが加振機構58として取り付け
られている。この加振用ソレノイド58は、図5に一点
鎖線で示すように、その配設範囲を規定されている。ま
た、この分離駒50と分離駒支持枠44との間に下端縁
を全周に渡り挾持され、取付板16と分離台38の本体
部分38aとの間に上端縁を全周に渡り挾持された状態
で、分離される部品Wが多数収容される袋部材60が取
り付けられている。この袋部材60は柔軟性を有すると
共に、伸縮性を有する材料、例えば、軟度の高いシリコ
ンゴム等から形成されている。このように袋部材60を
形成する事により、この袋部材60の引っ張りや捻じれ
に対して充分な耐久性を有することが出来る事になる。
【0024】以上のように構成される分離駒50には、
これの水平面に対する設定角度を傾斜させるための傾斜
機構62が接続されている。この傾斜機構62は、図4
に示すように、手前側の支軸46aの突出端に一体的に
取り付けられた従動プーリ64と、図2及び図5に示す
ように、手前側の起立片42aの下部に取り付けられた
取付用ステイ66と、この取付用ステイ66に取り付け
られたステツピングモータから構成された駆動モータ6
8と、この駆動モータ68を駆動するモータ駆動部68
Aと、この駆動モータ68の駆動軸68aに一体的に取
着された駆動プーリ70と、この駆動プーリ70と従動
プーリ64とに渡りエンドレスに掛け渡されたタイミン
グベルト72とから構成されている。
【0025】以上のように傾斜機構62は構成されてい
るので、この駆動モータ68の起動に伴ない、分離駒5
0は任意の角度に傾斜されることになる。以上のように
構成されたこの実施例における第1の部品分離装置10
−1において、以下に、制御部10Aにおける分離制御
動作について説明する。先ず、これから分離しようとす
る同一種類の複数の部品Wが袋部材60内に投入される
。この投入動作後、分離動作命令が制御部10Aに入力
される。そして、この制御部10Aからは、以下に説明
する手順により、各部位に信号が出力されることにより
、分離動作が実行される。
【0026】即ち、この分離動作においては、先ず、図
6の(b)に示すように、加振機構58が起動して、分
離駒50を加振し始める。そして、同図の(a)に示す
ように、駆動シリンダ機構24のシリンダ本体24aの
下方のシリンダ室へ作動圧縮空気が導入され、ピストン
ロツド24bが上昇することになる。また、同図の(c
)に示すように、加振機構58の起動に応じて、制御部
10Aから傾斜機構62へ第1の傾斜駆動信号が出力さ
れる。即ち、第1の傾斜駆動信号がモータ駆動部68A
へ入力されることに応じて、駆動モータ68は起動し、
駆動プーリ70、タイミングベルト72、従動プーリ6
4を介して、分離駒50は第1の傾斜角度だけ、この一
実施例においては図7に示すように、約5度だけ水平面
に対して傾斜することになる。
【0027】このようにして、分離駒50は加振されつ
つ傾斜した状態で、最下位置から上昇駆動されることに
なる。この分離駒50の上昇動作により、袋部材60の
中間部分は、一旦、下方に垂れ下がり、分離駒50が取
付板16の側方を通過した時点で最大に垂れ下がること
になる。この後、更に分離駒50が上昇することにより
、袋部材60の中間部分は徐々に元の緊張した状態に復
帰し、図8に示すように、ピストンロツド24bの上端
が位置決めピン32の下端に当接して最上位置まで上昇
する。
【0028】このような分離駒50の上昇動作に伴ない
、この上昇途中において、分離駒50は第1の傾斜角度
による傾斜姿勢に基づき、この上に乗つている多数の部
品Wは、分離駒50の上面上を滑り落ちることになる。 この滑り落ちる際において、部品Wは順次、凹部52内
に落ち込み、ここに収納・分離されることになる。 尚、一旦、部品Wが収納された凹部52に、次の部品W
´が滑り込もうとする場合には、この部品W´は、既に
収納された部品Wの上を通過して、次の下方に位置する
凹部52内に落ち込むこととなる。
【0029】このようにして、第1の傾斜角度で傾斜し
た状態で分離駒50が最上位置まで上昇するまでの間に
、この上に乗つていた部品Wは滑り落ちながら凹部52
内に収納・分離されることになる。尚、凹部52内に入
り込まずに、分離駒50から落下した部品Wは、分離台
38の斜面38bと袋部材60との間に溜ることになる
【0030】ここで、この最上位置にもたらされた状態
において、袋部材60は傾斜姿勢を取つているが、上述
したように袋部材60は伸縮性を有する材料から形成さ
れているので、袋部材60の全周に渡り緊張した状態が
保持されることになる。また、このように分離駒50が
最上位置まで上昇した後も、駆動シリンダ機構24のシ
リンダ本体24aの下方のシリンダ室への作動圧縮空気
の供給が継続され、この最上位置が保持されることにな
る。
【0031】このように最上位置が所定時間t1だけ保
持されると、図6の(b)に示すように、加振機構58
による加振動作が終了すると共に、同図(c)に示すよ
うに、傾斜機構62において、制御部10Aから傾斜機
構62へ第2の傾斜駆動信号が出力される。即ち、この
第2の傾斜駆動信号がモータ駆動部68Aへ入力される
こと応じて、駆動モータ68は再び起動し、駆動プーリ
70、タイミングベルト72、従動プーリ64を介して
、分離駒50は上述した第1の傾斜角度よりも大きく設
定された第2の傾斜角度だけ、この一実施例においては
図示していないが、約35度だけ水平面に対して傾斜す
ることになる。
【0032】このように分離駒50が大きな第2の傾斜
角度で傾斜されることにより、分離駒50に部分的に係
止された状態で、これの上に乗つていた未分離の多数の
部品Wは、この大きな傾斜に基づき、この上から強制的
に滑り落ち、袋部材60内に回収されることになる。そ
して、第2の傾斜駆動信号が出力されてから所定時間t
2だけ経過すると、傾斜機構62において、駆動モータ
68は逆方向に駆動して、分離駒50は水平状態に復帰
されることになる。
【0033】このようにして、この一実施例の第1の部
品分離装置10−1により、複数の中から部品Wが分離
されると共に、各凹部52内外である確率で所定の分離
姿勢を取るようなされる。この後、分離駒50において
分離されたこれら部品Wは、画像認識用の第1のカメラ
56−1により撮影され、分離駒50上に分離された部
品Wが何個あるかとか、分離駒50上のどの位置に部品
Wの重心があるかを、第1の画像処理を実行して求める
。その分離された部品Wの中で、例えば、第1のカメラ
56−1の座標(X,Y)の原点から順に1番からN番
までの順位を付け、1番目からその部品の表裏の判定を
第2の画像処理として実行して求める。
【0034】更に、その分離された部品Wの姿勢を第3
の画像処理として実行して求める。これらも止められた
データに基づき、部品移送装置74により、1番目の部
品Wを把持して分離駒50上から取り出し、例えば、部
品整列装置としてのマガジン76まで搬送して、ここに
整列させる。この後、2番目の部品Wも同様に実行され
、以降、順次マガジン76に整列されることになる。
【0035】以上の様に、第1の部品分離装置10−1
における分離動作が実行される事になるが、第1の部品
分離装置10−1と第2の部品分離装置10−2との動
作タイミングは、第1の部品分離装置10−2の最後の
N番目の部品がマガジン76に整列されて、部品移送装
置74が次に把持する第2の部品分離装置10−2にお
ける部品の、第1及び第2の画像処理が完了しておく様
に、第2の部品分離装置10−2の分離駒50は、予め
、加振・上昇した上で、分離駒50の傾斜・水平動作を
実行する様に設定されている。
【0036】一方、先に説明した第1の部品分離装置1
0−1においては、次の分離動作を実行すべく、分離駒
50の下降動作が開始されることになる。即ち、分離さ
れた最後の部品Wが、部品移送装置74により把持され
て分離駒50から取り出されると、制御部10Aは、駆
動シリンダ機構24に対して下降信号を出力し、この下
降信号に応じて、シリンダ本体24aの上方のシリンダ
室に作動圧縮空気が切り換え導入される。
【0037】この結果、ピストンロツド24bが押し下
げられ、第1のシヨツクアブソーバ28に連結部材26
が上方から緩衝された状態で当接することにより、再び
、図2に示す状態にもたらされる。この結果、分離台3
8と袋部材60との間に転がり落ちていた残りの部品W
は、斜面38bの傾斜に基づいて、再び、袋部材60内
に落下してこの中に収容、換言すれば、分離駒50上に
載置されることになる。このようにして、一連の分離動
作が終了し、次の分離動作が開始されることになる。
【0038】即ち、図2に示す状態から、上述したよう
にして分離駒50の上昇動作が開始されることにより、
同様にして、各凹部52に1個の部品Wが他から分離さ
れて収納されることになる。以上詳述したように、この
一実施例によれば、上述した分離動作により同一種類の
複数の部品Wの中から、各凹部52内に1個の部品Wを
他の部品Wから分離した状態で、所定の分離姿勢で分離
することが可能となる。
【0039】また、この一実施例においては、分離駒5
0の下降位置からの上昇途中にあつては、その傾斜角度
を小さ目の第1の傾斜角度に設定し、最上位置において
は、大き目の第2の傾斜角度に設定している。この結果
、分離駒50の上昇途中において、ある程度の部品Wが
、この上から滑り落ち、落下途中にある凹部52内に1
個づつの部品Wが入り込むことにより、上述した確実な
分離動作が実行されることになる。また、上昇途中にお
いて第1の傾斜角度では滑り落ちずに、分離駒50の一
部に係止していた部品Wは、最上位置において、分離駒
50は第2の傾斜角度に大きく傾斜することにより、確
実に係止状態を解除されて、分離駒50上から落下する
ことになる。このようにして、分離動作終了後において
、分離駒50上には、各凹部52内に各々収納され分離
された部品Wのみが載置され、分離されていない部品W
は全て、分離駒50上から滑り落ちて、袋部材60内に
落下して収納されることになる。
【0040】特に、この一実施例においては、上述した
分離駒50の上昇途中においては、分離駒50は傾斜さ
れつつ加振機構58により加振された状態が継続される
ことになるので、上昇途中における分離駒50から部品
Wが滑り落ちる度合は高められ、分離される確率が大き
くなるものである。また、この一実施例においては、分
離駒50が最上位置にまで上昇された時点で、大きな第
2の傾斜角度で傾斜される際に、加振機構58による加
振動作は停止されるように設定されている。この結果、
一旦、各凹部52内に収納・分離された部品Wが、この
大きな第2の傾斜角度に基づき、ここから取り出されて
、袋部材60内に落下して、折角、分離動作が行なわれ
た部品Wが再び袋部材60内に回収されてしまい、分離
効率が低下することが、未然に防止されることになる。
【0041】以下に、以上の様に構成された部品分離整
列装置100における制御系の構成を説明する。先ず、
この部品分離整列装置100は、図3に示す様に、制御
部10Aにより全体的に制御されており、この制御部1
0Aは、図9に示す様に具体的に構成されている。即ち
、この制御部10Aは、全体を管理するマイクロコンピ
ュータ80と、制御手順が記憶された制御プログラム部
81と、移動動作情報を記憶しておく動作記憶部82と
、位置情報を記憶しておく位置記憶部83と、表示部と
してのCRT84と、入力手段としてのキーボード85
と、把持動作を実行するためのテイーチングパネル86
と、部品移送装置74の動作制御を司る移送動作制御部
87と、部品移送装置74に備えられ、分離された部品
Wを把持するためのフインガ78の動作制御を司る把持
動作制御部88と、第1の部品分離装置10−1の分離
動作制御を司る第1の分離動作制御部89と、第2の部
品分離装置10−2の分離動作制御を司る第2の分離動
作制御部90と、画像処理装置56Aと通信するための
通信制御部91とを備えている。
【0042】ここで、マイクロコンピュータ80と他の
部81〜91とは、バスライン92を介して接続されて
いる。また、移送動作制御部87及び部品移送装置74
と、把持動作制御部88及びフインガ78と、第1の分
離動作制御部89及び第1の部品分離装置10−1と、
第2の分離動作制御部90及び第2の部品分離装置10
−2とは、ケーブル93を介して夫々接続されており、
これら全ての動作を制御することが出来る様になされて
いる。また、通信制御部91及び画像処理装置56Aは
、通信ケーブル94を介して互いに接続されている。
【0043】また、上述した動作記憶部82には、キー
ボード85及びCRT84を介して、部品移送装置74
とフインガ78との動作プログラムが入力・設定される
と共に、第1及び第2の部品分離装置10−1,10−
2の分離動作が予め記憶されている。この動作記憶部8
2は、バツテリー・バツクアツプされたメモリで構成さ
れている。一方、位置記憶部83には、部品移送装置7
4の移動すべき位置データ及び第1及び第2の部品分離
装置10−1,10−2の位置データが予め記憶されて
いる。
【0044】このように構成された制御部10Aにおい
ては、全体制御を司るマイクロコンピュータ80は、必
要な動作命令、位置データを動作記憶部82、位置記憶
部83から夫々読み出し、加工して、各制御部87〜9
0に出力し、部品移送装置74、フインガ78、第1及
び第2の部品分離装置10−1,10−2を動作させる
事になる。これら一連の制御手順を実行するためのプロ
グラムは、制御プログラム部81に予め記憶されている
【0045】一方、画像処理装置56Aは、図10に示
す様に具体的に構成されている。即ち、この画像処理装
置56Aは、全体の画像処理制御を管理するマイクロコ
ンピュータ95と、一連の画像処理制御手順を実行する
ためのプログラムが予め記憶された制御プログラム部9
6と、入力信号を二値化するための二値化部97と、ラ
ベル付け部98と、特徴量を演算するための特徴量演算
部99と、演算された特徴量を比較する特徴量比較部1
00と、特徴量を記憶する特徴量記憶部101と、表示
手段としてのCRT102と、入力手段としてのキーボ
ード103と、第1及び第2のカメラ56−1,56−
2における夫々の撮像素子(例えば、CCD)からのア
ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部10
4と、このA/D変換部104を通して取り込まれた画
像情報及び画像処理装置56A内で処理された画像情報
とを記憶しておくためのフレームメモリ105と、第1
及び第2のカメラ56−1,56−2におけるCCDの
座標系と部品移送装置74における座標系との関係にお
ける変換係数を予め記憶しておく座標変換部106と、
第1及び第2のカメラ56−1,56−2における夫々
の画像として取り込むべき領域を設定する領域設定部1
07と、制御部10Aと通信するための通信制御部10
8とを備えている。
【0046】ここで、マイクロコンピュータ95と他の
部96〜108とはバスライン109を介して接続され
ている。また、A/D変換部104には、第1及び第2
のケーブル110,111を夫々介して、第1及び第2
のカメラ56−1,56−2が共に接続されている。そ
して、このA/D変換部104は、第1及び第2のカメ
ラ56−1,56−2の稼働状態に応じて、稼働してい
る側のカメラ56−1,56−2からのアナログ信号を
デジタル信号に変換すべく切り替えられる様に構成され
ている。尚、この画像処理装置56Aにおける通信制御
部108には、上述した通信ケーブル94を介して、制
御部10Aにおける通信制御部91に接続されている。
【0047】尚、上述した座標変換部106においては
、部品移送装置74から送られてきた位置データを、画
像処理装置56A内で処理に用いる場合には、CCDの
座標系に変換し、一方、画像処理装置56A内で算出し
た位置データを制御部10Aに送りだす場合には、部品
移送装置74の座標系に変換する様に構成されている。 この座標変換動作は、後に詳細に説明する。
【0048】また、上述した領域設定部107により、
第1及び第2のカメラ56−1,56−2における夫々
の画像として取り込むべき領域が設定される事により、
CCDの必要とされる最小限の領域データのみを取り込
むことが出来る事となり、CCDの全域のデータを全て
取り込む場合と比較して、短時間での処理が可能となる
。一方、二値化部97は、第1及び第2のカメラ56−
1,56−2で取り込み、A/D変換部104でデジタ
ル信号に変換された画像情報を、0〜255の256段
階の明るさに区分した上で、一部をフレームメモリ10
5内に取り込み、次に、このフレームメモリ105内の
画像情報を、必要な明るさのレベルで「1」と「0」と
の2段階のレベルに変換して、再度、フレームメモリ1
05内に収納する様に構成されている。
【0049】一方、上述したラベル付け部98は、二値
化部97で「0」,「1」に二値化された画像情報を、
『0』,『1』の閉じられた領域毎に割け、各々の領域
にラベルを付ける様に構成されている。また、特徴量演
算部99は、ラベル付けまで処理された画像から、閉じ
られた領域の大きさ、重心位置、各々の位置関係という
特徴量を算出し、特徴量記憶部101は、予め部品Wを
判別するための特徴量を記憶しておく様に構成されてい
る。また、特徴量比較部100は、特徴量演算部99で
演算された特徴量と、特徴量記憶部101に記憶された
特徴量とを比較して、予め決められた姿勢の、予め決め
られた部品であるかを比較・判別する様に構成されてい
る。
【0050】ここで、この一実施例において分離・整列
される部品Wは、図11に示す様に構成されている。こ
の部品Wは、矩形の平板から形成された本体Waを有し
、この本体Waには、大きさの異なる3つの穴W1  
,W2  ,W3  が形成されている。このように形
成された部品Wにおいては、次に示す表1に示す様に、
種々の特徴量が規定されている。
【0051】
【表1】     ここで、この一実施例においては、第1の穴W
1  の中心座標(X1  ,Y1  )を、部品Wの
原点座標と規定し、これを特徴量の一つとして設定し、
フインガ78が部品Wを把持する際における画像処理装
置56Aでの位置算出での原点(基準点)となる様に設
定されている。また、部品Wの姿勢判別の基準となる部
品Wの回転方向の基準として、第1の穴W1  の中心
座標(X1  ,Y1  )と第2の穴W2  の中心
座標(X2  ,Y2  )とを通り、第2の穴W2 
 から第1の穴W1  へ向かう方向を有するベクトル
αを規定し、これを他の特徴量として設定している。こ
れら特徴量としての原点座標(X1  ,Y1  )と
ベクトルαとは、第1乃至第3の穴W1  ,W2  
,W3  の夫々の面積S1  ,S2,S3  と共
に、特徴量記憶部101に記憶させておく。
【0052】即ち、画像処理した結果、正しい部品Wと
判断された場合には、画像処理装置56Aは、部品Wの
位置データとして、第1の穴W1  の中心位置座標(
X1,Y1  )と、基準ベクトルαの延出方向とを、
部品移送装置74の座標系に変換して制御部10Aに、
通信を介して出力する。また、基準ベクトルαから、第
1の穴W1  の中心位置(X1  ,Y1  )と第
3の穴W3  の中心位置(X3  ,Y3  )との
間を結ぶ線分までの、反時計方向に測った角度をβと規
定し、第1の穴W1  の中心位置(X1  ,Y1 
 )と第2の穴W2  の中心位置(X2  ,Y2 
 )との間の距離をL1  (即ち、L1  ={(X
1  −X2  )2  +(Y1  −Y2  )2
  }0.5  )と規定し、第1の穴W1  の中心
位置(X1  ,Y1  )と第3の穴W3  の中心
位置(X3  ,Y3  )との間の距離をL2  (
即ち、L2  ={(X1  −X3)2  +(Y1
  −Y3  )2  }0.5  )と規定し、及び
、部品Wの面積をSで規定し、これらβ、L1  、L
2  、Sを更に特徴量として設定し、特徴量記憶部1
01に記憶させておく。
【0053】図12は、カメラ56−1,56−2によ
り画像を取り込まれた部品Wの例えば第1の穴W1  
の中心座標(X1  ,Y1  )を求める動作を説明
するための図である。即ち、図12の(A)は、例えば
、カメラ56−1で画像を取り込み、明るさのレベルに
より「1」と「0」とに二値化された結果が、フレーム
メモリ105内に入っている事を模式的に示している。 各々の格子は、CCDの各々の素子に対応し、且つ、フ
レームメモリ105内の各々のメモリ単位に対応してい
る。 穴W1  の内部に50%以上掛っている格子は、明る
いため「1」となり、部品Wの表面に50%以上掛って
いる格子は、暗いため「0」となっている。
【0054】次に、図12の(A)に示す様に取り込ん
だ画像に穴W1  が写っている事を判別する方法につ
いて説明する。先ず、格子の把持から順に「0」,「1
」を判断し、「1」を見つけると、「1」と判断された
格子を中心に3x3の部分に、以前に「1」を見つけた
格子があるかを判断し、全く初めての「1」である場合
、その「1」にラベルを付ける。同様の処理を全ての処
理すべき格子について実行すると、閉じられた「1」の
各々の領域に分けることが出来、且つ、各々の閉じられ
た領域にラベルが付けられる。図11に示す部品Wを例
にとって説明すると、3つの穴W1  ,W2  ,W
3  に、夫々、「第1の穴」、「第2の穴」、「第3
の穴」としてラベルを付ける事が可能となる。
【0055】次に、ラベル付けされた穴に関しての面積
及び中心位置(重心位置)を求める手順について説明す
る。先ず、面積については、ラベル付けられた閉じられ
た領域内の「1」の個数をカウントし、その合計個数を
面積として規定する。次に、穴の中心位置を求める場合
には、図12の(B)及び(C)に示す様に、X,Yの
互いに直交する方向に対して、場所と「1」の個数のヒ
ストグラムを作成し、左右の個数が等しくなる中点を、
穴の夫々の方向の重心点(X1  ’,Y1  ’)と
する。このような処理を、例えば、図11に示す部品W
に対して行う事ににより、部品Wの3つの穴W1  ,
W2  ,W3  の夫々の穴の面積S1  ’,S2
  ’,S3  ’及び、3つの穴W1  ,W2  
,W3  の夫々の、CCDの座標系における中心位置
の座標(X1  ’,Y1  ’),(X2  ’,Y
2  ’),(X3  ’,Y3’)が求められる。こ
れら3つの穴W1  ,W2  ,W3  の夫々の中
心位置の座標に基づき、L1  ’,L2  ’,β’
を求める。
【0056】このようにして求められた値と、表1に示
す様に、特徴量記憶部101に予め記憶されていた特徴
量とを特徴量比較部100で比較する事により、正しい
部品であるか否かを判別することが出来る事になる。即
ち、特徴量の比較として、 S1  ≒S1  ’ S2  ≒S2  ’ S3  ≒S3  ’ L1  ≒L1  ’ L2  ≒L2  ’ β  =β’ を実行する。
【0057】次に、カメラ56−1,56−2と部品移
送装置74との間における座標変換動作について説明す
る。図13は、部品移送装置74におけるロボツト座標
系XR  −YR  と、カメラ56−1,56−2に
おける視覚座標系XV  −YV  との相関関係を示
している。ロボツト座標系において、目標位置を(PX
R,PYR,1)、視覚座標系での目標位置を(PXV
,PYV,1)、また、ロボツト座標系の原点をOR、
視覚座標系の原点をOV  とし、OR  とOV  
とのずれを(δX  ,δY)、ロボツト座標系の視覚
座標系に対する回転角度をθとすると共に、視覚系の分
解能をk(mm/画素)とすると、以下に示す数1及び
数2に示す関係が成立する。
【0058】
【数1】
【0059】
【数2】
【0060】ここで、図14は、例えば、第1の部品分
離装置10−1で、分離駒50上で部品Wが凹部52毎
に分離された状態で収納された状態を平面図で示してい
る。各々の部品Wは、お互いに接触しない様に、且つ、
表と裏とをランダムに向いた状態で分離されている。こ
の図14から明白な様に、ある凹部52内には、部品W
が収納されていないものもある。尚、この分離状態は、
第2の部品分離装置100−2においても同様である。
【0061】次に、図15A及び図15Bに示すフロー
チヤートを参照して、部品分離整列装置100における
全体の分離・整列動作のための制御手順を説明する。先
ず、図15A及び図15Bにおいて、符号110で示す
枠内は、この部品分離整列装置100を動かすための準
備手順を示している。この準備手順においては、先ず、
ステツプS1において、図13に示すような、ロボツト
座標系と視覚座標系との相関関係を予め測定しておき、
各々のパラメータを画像処理装置56Aの座標変換部1
06に記憶させておく。次いで、ステツプS2において
、1つの部品Wを第1のカメラ56−1の下部で、且つ
、第1の部品分離装置10−1の分離駒50上におき、
この第1のカメラ56−1でその画像を取り込み、前述
の様にして二値化し、ラベル付けまでを行い、表1に示
す特徴量を、特徴量記憶部101に記憶させる。
【0062】一方、ステツプS3において、部品移送装
置74は、視覚で指定された部品Wの位置に移動し、部
品Wを把持し、部品整列装置76に収納する一連の動作
プログラムを動作記憶部82に記憶させる。そして、ス
テツプS4において制御部10Aを起動させると、第1
及び第2の部品分離装置10−1,10−2、部品移送
装置74、第1及び第2のカメラ56−1,56−2が
起動される。
【0063】2つの部品分離装置10−1,10−2は
、夫々、第1及び第2の分離動作をステツプS5及びス
テツプS6において実行し、ステツプS7及びステツプ
S8において、夫々第1及び第2の分離完了信号SE−
1,SE−2を制御部10Aを通して、画像処理装置5
6Aに出力する。そして、第1及び第2の部品分離装置
10−1,10−2は、ステツプS9及びステツプS1
0において、夫々、次の分離動作開始の待ちの状態、即
ち、後述する分離開始信号SS−1,SS−2の入力を
待つ状態となる。
【0064】また、上述したステツプS4において分離
動作が起動されると、画像処理装置56Aにおいては、
ステツプS11において処理開始の待ちの状態となり、
ステツプS7またはステツプS8の何れか一方の分離完
了信号SE−1,SE−2が出力されると、ステツプS
12において、分離動作を完了した側の部品分離装置1
0−1または10−2のカメラ56−1もしくは56−
2で、分離駒50上の画像を全領域に渡り取り込み、A
/D変換部104でデジタル信号に変換した値を、フレ
ームメモリ105内に取り込む。この後、ステツプS1
3において、この取り込んだ画像情報を、二値化部97
で二値化し、再度、フレームメモリ105内に取り込む
。次に、ステツプS14において、ラベル付け部98で
全領域のラベル付けしを実行して、ステツプS15にお
いて、全ての閉じられた部分の面積SCiと重心位置の
座標(XCi,YCi)とを演算する。ここで、ワーク
の面積の比較はワークの影に着目する。
【0065】この後、ステツプS16において、特徴量
比較部100で、特徴量記憶部101で既に記憶してあ
る部品Wの特徴量の一つである部品Wの面積Sと、ステ
ツプS15で演算した面積SCiとを順次比較し、S≒
SCiと判断された所の、閉じられた部分の全ての重心
位置の座標(XCj,YCj)を記憶する。ここで、S
≒SCiと判断された所の閉じられた部分は、分離駒5
0上で各凹部52毎に分離された部品Wを意味する事に
なる。
【0066】即ち、以上の制御手順を実行する事により
、分離駒50上で分離されている部品Wの推定動作が完
了する。尚、この推定動作においては、以上の説明から
明らかな様に、凹部52に部品Wが入っていない場合に
は、この凹部52内に閉じられた部分が存在せず、また
、複数枚の部品Wがずれて重なった状態で1つの凹部5
2内に収納されている場合には、閉じられた部分の面積
SC  は特徴量としての部品Wの面積Sよりも大きく
なるので、この推定動作から除外される事になる。換言
すれば、上述したS≒SC  の判断を実行する事によ
り、部品Wの推定と共に、1つの凹部52内に複数の部
品が重なった状態で分離されたものを排除することが出
来る事になる。
【0067】次にステツプS17において、ステツプS
16で記憶させた複数の閉じられた部分の中の1番目の
部分に対して、その重心位置を中心に、即ち、分離され
た部品Wと推定された1番目の部分の重心位置を中心に
、一定の狭い領域で、且つ、部品Wが充分に入る大きさ
の領域を設定し、ステツプS18で、この設定された領
域でのみ画像を取り込む。このように画像取り込み領域
を特定した状態で、画像を取り込む事により、以下に実
行する特徴量の比較動作において、その処理時間が短縮
化される事になる。このときは穴(光が通るところ)に
着目して処理をする。
【0068】即ち、ステツプS19において、ステツプ
S18で取り込んだ画像を二値化して、ステツプS20
においてラベル付けを行う。そして、ステツプS21で
、取り込んだ画像の中の全ての閉じられた部分の面積S
diとその重心位置の座標(Xdi,Ydi)とを演算
する。ここで、これら閉じられた部分は、部品Wに形成
された穴W1  ,W2  ,W3  を意味するもの
である。次に、ステツプS22において、ステツプS2
1で求めた面積Sdiとその重心位置の座標(Xdi,
Ydi)に基づき、表1で示した特徴量に対応させて、
S1  ’,S2  ’,S3  ’,L1  ’,L
2  ’,β’を演算する。
【0069】この後、ステツプS23において、特徴量
比較部100で、特徴量記憶部101で既に記憶してあ
る部品Wの特徴量であるS1  ,S2  ,S3  
,L1  ,L2  ,βと、ステツプS22で演算し
たS1  ’,S2  ’,S3  ’,L1’,L2
  ’,β’とを順次比較し、ステツプS18で取り込
んだ画像内の部品が正しい部品Wであるか否かを判断す
る。このステツプS23で、正しい部品Wであると判断
される場合には、ステツプS24において、部品Wの基
準位置としての第1の穴W1  の中心位置と、部品W
の傾き、即ち、ベクトルαの傾きを求める。そして、ス
テツプS25において、ステツプS23で求めた部品W
の基準位置と傾きとを、ロボツト座標系に変換し、ステ
ツプS26において、この変換結果SPを制御部10A
に通信する。そして、ステツプS27において、部品移
送装置74での次の部品の処理待ち状態に入る。
【0070】そして、部品移送装置74における分離さ
れた部品Wの移送動作が完了し、後述する様にして、処
理開始信号が出力され、次の部品の移送可能状態となる
と、このステツプS27で、次の部品の処理待ちが解除
されることとなる。このステツプS27において、処理
開始信号PSが入力されて、この処理待ちが解除された
場合、または、上述したステツプS23で、正しい部品
Wではないと判断された場合には、ステツプS28にお
いて、上述したステツプS16で記憶させた複数の閉じ
られた部分(即ち、分離された部品)の中に、次に画像
処理すべき部分、即ち、次候補があるか否かが判断され
る。このステツプS28において、YESと判断された
場合、即ち、次候補があると判断される場合には、上述
したステツプS17に飛び、これ以降の制御手順、即ち
、次候補の部品に対して、上述した様にして、その重心
位置を中心に、一定の狭い領域で、且つ、部品Wが充分
に入る大きさの領域を設定し、引き続き、ステツプS1
8で、この設定された領域でのみ画像を取り込む等の制
御手順を実行する。
【0071】一方、ステツプS28において、次候補が
ないと判断された場合、即ち、ステツプS16で記憶さ
せた複数の閉じられた部分の全てについて、画像処理が
完了したと判断される場合には、ステツプS29に進み
、ここで、次の部品分離動作を実行させるべく、分離開
始信号SS−1,SS−2を出力し、この後、ステツプ
S11に戻る。
【0072】尚、上述したステツプS23で、正しい部
品Wではあるが、裏側が上を向く様にした状態で分離さ
れていると判断される場合には、上述したステツプS2
1で求めた部品の次の重心点回りの、所定の狭い領域の
みを設定し、この狭い領域で画像処理を実行する。ここ
で、この画像処理に際しては、以前にフレームメモリ1
05内に取り込んだ画像データに基づき実行される様設
定されている。即ち、この場合には、部品移送装置74
が部品を把持していないので、これら部品が分離駒50
上で僅かにでも動く虞がないので、以前に取り込んだ画
像情報をそのまま用いることが出来るものである。
【0073】また、部品移送装置74側においては、上
述したステツプS4において、部品分離整列装置100
が起動されると、ステツプS30において、画像処理装
置56Aからの位置情報の入力待ち状態となり、上述し
たステツプS26において、部品Wの位置情報に関する
変換結果SPが出力されると、ステツプS31に進み、
ここで、ステツプS30で入力された部品Wの位置情報
に基づき、フインガ78がこれから把持しようとする部
品Wの直上方に位置する様に、図示しないアームを移動
駆動する。そして、ステツプS32において、分離され
た部品Wをフインガ78により把持し、ステツプS33
において、このフインガ78により把持した部品Wを部
品整列装置76へ移送し、ステツプS34において、部
品Wの把持状態を解除して、この部品を部品整列装置7
6の所定位置に収納する。
【0074】この後、ステツプS35において、部品移
送装置74は画像処理装置56Aに、次の部品の位置の
演算処理を開始させるべく、処理開始信号PSを出力す
る。画像処理装置56Aは、上述した様に、ステツプS
27においてこの処理開始信号PSの入力を受けて、ス
テツプS28以下の制御手順の実行を開始する事になる
【0075】以上詳述した様に、この一実施例の部品分
離整列装置100においては、各分離装置10−1,1
0−2の分離駒50上で分離された複数の部品Wを画像
処理装置56Aを用いて、正しい姿勢の部品のみを位置
情報を求め、この位置情報を部品移送装置74に通信し
、この部品移送装置74が部品を部品整列装置76上に
整列した状態で収納していく様に構成されるものであり
、特に、先ず、分離された部品が載置された分離駒50
の全域を画像処理し、部品の面積が所定の面積とほぼ同
一のものを見つけ出し、次に、各々の部品と思われるも
のが入っている領域のみを画像処理し、部品が正しい姿
勢を取っているかを判断し、この後、正しい姿勢を取っ
ていると判断される部品の位置を求めるように処理動作
が実行されるものである。この結果、高速で画像処理を
実行することが出来る事となり、ばらばらに収容された
部品を高速で整列させる事が可能となる。
【0076】また、この一実施例の部品分離整列装置1
00においては、第1の部品分離装置10−1の分離駒
50が上昇位置でとどまり、部品移送装置74により、
分離された部品Wを部品整列装置76に整列させている
最中において、第2の部品分離装置10−2の分離駒5
0が下降して、再び上昇する分離動作を終了しておく様
にしている。この様に、部品分離手段として第1及び第
2の2台の部品分離装置10−1,10−2を備える事
により、1部品当たりの部品分離整列時間を短縮化する
ことが出来、生産性を大幅に向上させることが出来る事
になる。
【0077】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
部品分離整列装置は、バラバラの状態で投入された部品
を、これらがお互いに分離された状態にする部品分離手
段と、前記分離された部品の画像を取り込む視覚入力手
段と、この視覚入力手段により取り込まれた画像に基づ
き、分離された部品の位置情報を求める画像処理手段と
、前記画像処理手段により求められた部品の位置情報に
基づき、この部品を把持し、搬送する部品移送手段と、
この部品移送手段により搬送された部品が整列される部
品整列手段とを具備する部品分離整列装置において、前
記部品分離手段で分離された全部品の概略中央位置を求
める第1の処理と、この第1の処理で求められた部品が
所定の姿勢であるかを求める第2の処理と、この第2の
処理で求められた所定姿勢の部品の正確な位置情報を求
める第3の処理と、この第3の処理で求められた位置情
報に基づき、所定姿勢の部品のみを、前記部品移送手段
により、前記部品整列手段に収納させる第4の処理とを
備える事を特徴としている。
【0079】また、この発明に係わる部品分離整列装置
において、前記第2及び第3の処理は、前記第1の処理
で求められた部品の概略中央を中心として、限られた領
域のみを処理する様に設定されている事を特徴としてい
る。また、この発明に係わる部品分離整列装置において
、前記部品移送手段が前記部品分離手段より部品を1つ
移送した後、次の部品を部品移送手段が把持する前に、
前記第2及び第3の処理を毎回実行し、その処理結果に
基づき、前記第4の処理を実行する事を特徴としている
【0080】従つて、この発明によれば、部品の複数種
類に対して汎用的に、これらを分離・整列動作を実行す
る事が出来る部品分離整列装置が提供される事になる。 また、この発明によれば、部品の画像処理に当たり、高
速で部品の処理を実行する事の出来る部品分離整列装置
が提供される事になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る部品分離整列装置の一実施例の
構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す部品分離整列装置に備えられた部品
分離装置の構成を示す正面図である。
【図3】図2に示す部品分離装置における制御系の構成
を示すブロツク図である。
【図4】図2に示す部品分離装置を分離台を一部切り欠
いた状態で示す上面図である。
【図5】図2に示す部品分離装置を、VII−VII 
 線に沿つて切断した状態で示す横断面図である。
【図6】制御部における分離制御動作を説明するための
タイミングチヤートである。
【図7】分離駒を傾斜させた状態で示す正面図である。
【図8】分離駒を上昇させた状態で示す正面図である。
【図9】制御部10Aの概略構成を示すブロツク図であ
る。
【図10】画像処理装置の概略構成を示すブロツク図で
ある。
【図11】分離・整列される部品の形状を示す平面図で
ある。
【図12】(A)はカメラで取り込んだ画像を二値化し
た状態で模式的に示す図;(B)は取り込んだ画像にお
ける「1」の個数を、x方向に関してヒストグラムとし
て示す線図;(C)は取り込んだ画像における「1」の
個数を、y方向に関してヒストグラムとして示す線図で
ある。
【図13】ロボツト座標系と視覚座標系との相関位置関
係を示す線図である。
【図14】分離駒上で部品が凹部毎に分離された状態を
示す平面図である。
【図15A】制御部における制御手順を示すフローチヤ
ートである。
【図15B】制御部における制御手順を示すフローチヤ
ートである。
【符号の説明】
10−1、10−2    部品分離装置、10A  
制御部 24    駆動シリンダ機構 50    分離駒 54    バツクアツプランプ機構 56−1、56−2    カメラ 56A  画像処理装置 60    袋部材 62    傾斜機構 74    部品移送装置 76    部品整列装置 100    部品分離整列装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バラバラの状態で投入された部品を、
    これらがお互いに分離された状態にする部品分離手段と
    、前記分離された部品の画像を取り込む視覚入力手段と
    、この視覚入力手段により取り込まれた画像に基づき、
    分離された部品の位置情報を求める画像処理手段と、前
    記画像処理手段により求められた部品の位置情報に基づ
    き、この部品を把持し、搬送する部品移送手段と、この
    部品移送手段により搬送された部品が整列される部品整
    列手段とを具備する部品分離整列装置において、前記部
    品分離手段で分離された全部品の概略中央位置を求める
    第1の処理と、この第1の処理で求められた部品が所定
    の姿勢であるかを求める第2の処理と、この第2の処理
    で求められた所定姿勢の部品の正確な位置情報を求める
    第3の処理と、この第3の処理で求められた位置情報に
    基づき、所定姿勢の部品のみを、前記部品移送手段によ
    り、前記部品整列手段に収納させる第4の処理とを備え
    る事を特徴とする部品分離整列装置。
  2. 【請求項2】  前記第2及び第3の処理は、前記第1
    の処理で求められた部品の概略中央を中心として、限ら
    れた領域のみを処理する様に設定されている事を特徴と
    する請求項1記載の部品分離整列装置。
  3. 【請求項3】  前記部品移送手段が前記部品分離手段
    より部品を1つ移送した後、次の部品を部品移送手段が
    把持する前に、前記第2及び第3の処理を毎回実行し、
    その処理結果に基づき、前記第4の処理を実行する事を
    特徴とする請求項1記載の部品分離整列装置。
JP5726391A 1991-03-20 1991-03-20 部品分離整列装置 Withdrawn JPH04294989A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040968A (ja) * 2005-07-05 2007-02-15 Juki Corp 部品位置検出方法及び装置
JP2018080060A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 センサータ テクノロジーズ インコーポレーテッド アセンブリラインへ構成要素を供給するためのフィーダおよび方法
JP2018126794A (ja) * 2017-02-06 2018-08-16 株式会社アマダホールディングス ワーク搬送制御装置、ワーク検出方法、及び、ワーク供給装置
JP2021185016A (ja) * 2017-03-06 2021-12-09 株式会社Fuji 画像処理装置

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