JPH0313334Y2 - - Google Patents

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JPH0313334Y2
JPH0313334Y2 JP1982185404U JP18540482U JPH0313334Y2 JP H0313334 Y2 JPH0313334 Y2 JP H0313334Y2 JP 1982185404 U JP1982185404 U JP 1982185404U JP 18540482 U JP18540482 U JP 18540482U JP H0313334 Y2 JPH0313334 Y2 JP H0313334Y2
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JP
Japan
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deflector
blades
notch
support
extinguishing liquid
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JP1982185404U
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JPS5993457U (ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消火用スプリンクラーヘツド、特にデ
フレクター落下型スプリンクラーヘツドのデフレ
クターに関する。
デフレクター落下型スプリンクラーヘツドはデ
フレクターの底面にデフレクターを吊設する支柱
を設置することがある。この場合、該支柱は羽根
と羽根の間に設置することはほとんど不可能であ
るため、羽根と同一方向に設置しなければならな
かつた。なぜならば、羽根と羽根とで形成される
切込部は消火液を受ける床面上の中央部に均一散
布を行うためデフレクターの上方に折り曲げた部
分よりも少し底面の方にまで切込まれていて支柱
を設置する余地がないからである。従つて支柱は
該切込みを避けるために切込みのない所、即ち羽
根と同一方向に設置しなければならないものであ
る。
しかるに支柱を羽根と同一方向に設置すると如
何に羽根や支柱の形状を変えても均一散布が行え
ないものであり、デフレクターを底面で吊設する
機構のものにあつては消火液の不均一散布を解決
することは不可能と考えられていた。
つまり、支柱と羽根と同一方向に設置したデフ
レクターではその散布状態が第5図のようになる
ため不均一散布となるものである。第5図の散布
状態を説明するとノズルから噴出した消火液はデ
フレクターの中央に位置している蓋部材20に衝
突し四方に分散される。この分散された消火液の
うち支柱4に当つた消火液で支柱で両側に別れて
そのまま支柱の後の羽根に到達し、それぞれ羽根
の左右端部に衝突する。そしてこの消火液は該羽
根と隣接した羽根とで形成された切込部3から流
出してゆくが、この時支柱に衝突しないで切込部
から流出する勢いのある消火液に干渉され、勢い
のある消火液の流出方向に偏向するようになる。
従つて、支柱の設置された方向へは消火液の散布
されない死角Dができるわけである。
本考案者は羽根と支柱が同一方向にあるデフレ
クターにおいて死角をなくすべく鋭意研究した結
果、羽根に簡単な切削加工を施すだけで死角のな
いデフレクターが得られることを見い出し、本考
案を完成させた。
本考案の特徴とするところは、作動時、蓋部材
がデフレクターの中央に位置しており、しかも周
縁部を上方向に折り曲げた皿状のデフレクターに
おいて、デフレクターを吊設する支柱と同一方向
にある羽根に切欠を設けたスプリンクラーヘツド
のデフレクターである。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
本考案デフレクター1は底面の中央部に蓋部材
20が位置しており、デフレクターの周縁部は上
方に折り曲つていて皿状となつており該周縁部に
はほぼ同一形状をした複数の羽根2……が形成さ
れている。該羽根間は切込部3……となつている
が該切込部はスプリンクラーヘツド取付部下の床
面中央から規定散布域の外周まで消火液を飛散さ
せるようにデフレクターの底面にも少し切込んで
ある。従つてデフレクターを吊設する複数の支柱
4,4,4は該切込みを避けて設置しなければな
らず必然的に切込みのない羽根の前面、即ち羽根
と同一方向に設置されることになる。そして該支
柱と同一方向にある羽根2′,2′,2′にはそれ
ぞれ切欠5,5,5が刻設されている。切欠の形
状は第1,2図に示すような平行切欠だけでなく
第3図に示すようなV字状切欠も採用できる。
ここで本考案デフレクターを組込んだデフレク
ター落下型スプリンクラーヘツドについて説明す
る。
スプリンクラーヘツドは本体10、蓋部材2
0、デフレクター1および分解部30から成るも
ので、本体10は中央にノズル11が開口してお
り、上部は図示しない立下り管と螺合するネジ1
2が螺設され、ノズル下端は弁座13が形成され
ている。また弁座の周囲には下端に内方フランジ
14を有する円筒状のフレーム15が螺合されて
いる。
蓋部材20は上部にパツキン21が被せられて
おり、下部は突起22となつていて、該突起はデ
フレクター1の底面中央に穿設された孔に嵌合さ
れている。蓋部材は前述ノズルの弁座13を閉鎖
するものである。
このデフレクター落下型スプリンクラーヘツド
に組込まれる本考案デフレクターは前述の如く羽
根の前部に支柱を設置するものであるが、該設置
は第2,3図の展開図に示すように羽根と同一方
向のデフレクター底面に穿設した孔に支柱4を挿
通し、該支柱の下端に取付けた係止片で吊設する
ようになつている。支柱の上端はガイドリング6
に固定され、平時デフレクターはガイドリングに
接した状態で組込まれている。
分解部30は加圧板兼ガイド31を介して蓋部
材20をノズルの弁座13に押圧するものである
が、この構造は周知であるため詳細な説明は省略
する。
次に上記デフレクター落下型スプリンクラーヘ
ツドの作動について説明する。
火災が発生して異常高温になると分解部30が
分解し、分解部で押圧されていた蓋部材20とと
もにデフレクター1も落下する。この時、支柱4
を固定しているガイドリング6がフレーム下端の
内方フランジ14で係止されるため、デフレクタ
ー1は内方フランジから支柱の長さ分だけ落下し
て吊設されるようになる。そしてノズル11から
噴出した消火液はデフレクターで均一散布が行わ
れるものである。
本考案デフレクターにおける散布状態は第6図
のようになる。
ノズルから噴出した消火液はデフレクターの中
央に位置している蓋部材20に衝突し四方に分散
される。この分散された消火液のうち支柱4に当
つた消火液は支柱で両側に別れてそのまま支柱の
後の羽根に到達し、それぞれ羽根の左右端部に衝
突する。この時、従来のデフレクターは第5図で
説明したごとく、切欠部から偏向して流出してゆ
くが、本考案デフレクターは支柱の後の羽根に切
欠が設けられているため、羽根の端部に衝突した
消火液は該切欠5からも流出するようになる。従
つて従来死角となつていた支柱の方向へも消火液
が散布されるようになり死角がなくなるものであ
る。
本考案でデフレクターの羽根に設ける切欠は深
さおよび巾を変えることにより切欠から流出する
消火液の量、散布距離等を調整することができ
る。
なお、本考案実施例ではデフレクターの底面に
孔を穿設して支柱を挿通するものを示したが、本
考案は支柱をデフレクター底面に固定するものに
おいても採用できるものである。また、デフレク
ターの中央に位置する蓋部材はその位置する状態
が本考案実施例のごとくデフレクターと一体とな
つているものばかりでなく、平時蓋部材とデフレ
クターとが分離していて作動時に蓋部材がデフレ
クターの中央に位置するような機構のものでも良
い。
以上説明したごとく、本考案デフレクターは支
柱と同一方向にある羽根に簡単な切削加工を施す
だけで従来解決不可能と考えられていたデフレク
ターの不均一散布の問題を解決できるとともに、
強固にして安定なデフレクターの吊設が行えると
いう優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図は同展
開図、第3図は他の実施例の展開図、第4図は本
考案デフレクターを組込んだデフレクター落下型
スプリンクラーヘツドの中央断面図、第5図は従
来のデフレクターにおける散布状態を説明する部
分拡大平面図、第6図は本考案のデフレクターに
おける散布状態を説明する部分拡大平面図であ
る。 1……デフレクター、2,2′……羽根、3…
…切欠部、4……支柱、5……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプリンクラーヘツドのデフレクターであつ
    て、周方向に間隔をあけて配置されかつ周縁を上
    方向に折り曲げて形成された複数の羽根と、これ
    ら羽根のうちの複数の羽根に対向して配置されて
    デフレクターを吊設する複数の支柱とを備え、前
    記支柱に対向する羽根に散水用の切欠を設けたこ
    とを特徴とするスプリンクラーヘツドのデフレク
    ター。
JP18540482U 1982-12-09 1982-12-09 スプリンクラ−ヘツドのデフレクタ− Granted JPS5993457U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18540482U JPS5993457U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 スプリンクラ−ヘツドのデフレクタ−

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JP18540482U JPS5993457U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 スプリンクラ−ヘツドのデフレクタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993457U JPS5993457U (ja) 1984-06-25
JPH0313334Y2 true JPH0313334Y2 (ja) 1991-03-27

Family

ID=30400740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18540482U Granted JPS5993457U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 スプリンクラ−ヘツドのデフレクタ−

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267791A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Nohmi Bosai Ltd スプリンクラヘッド

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JPS5648288U (ja) * 1979-09-18 1981-04-28

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JPS5993457U (ja) 1984-06-25

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