JP3498231B2 - スプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッド

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JP3498231B2 JP17348496A JP17348496A JP3498231B2 JP 3498231 B2 JP3498231 B2 JP 3498231B2 JP 17348496 A JP17348496 A JP 17348496A JP 17348496 A JP17348496 A JP 17348496A JP 3498231 B2 JP3498231 B2 JP 3498231B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災の発生に伴う
熱によって弁体を開放して放水口から放出される消火水
や泡水溶液等の消火用液体をデフレクタで散水させるス
プリンクラーヘッドに係り、さらに詳しくは連結部材に
垂設されたデフレクタによる散水分布を均一化させるス
プリンクラーヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のスプリンクラーヘッド
に、実公昭56−48288号公報記載の装置がある。
この装置の構成を、図11(a) ,(b) に示す。図11の
(a) ,(b) において、101はフレームヨーク型スプリ
ンクラーヘッドのノズルである。103はメインデフレ
クタ、104はボス、105はフレームヨーク、106
はサブデフレクタである。
【0003】ノズル101の先端に、フレームヨーク1
05によって吊設されたメインデフレクタ103を有し
ている。メインデフレクタ103には隣接した状態でサ
ブデフレクタ106が設置されていて、これらはボス4
に固定されている。上方に屈曲したサブデフレクタ10
6の端部は、鍔状に横方向にも屈曲した皿状である。ま
た、フレームヨーク105の下部に位置する部分は、切
欠いてある。サブデフレクタ106の羽根の形状は、2
本のフレームヨーク105の中間が大きく両側は順々に
小さくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示された従来
のフレームヨーク型スプリンクラーヘッドには、上述し
たようにメインとサブの2個のデフレクタ103と10
6が設けられている。特に、サブデフレクタ106の羽
根の形状は、フレームヨーク105の中間は大きく両側
は順々に小さく作られている。したがって、構造が複雑
でコストアップになり、その上2個のデフレクタ103
と106の相対的な取付位置の調整が面倒になる等の問
題点があった。
【0005】本発明は、上記のような従来装置の問題点
を解消するためになされたもので、構造が簡単かつ組立
てが容易で、フレームヨークの有無に無関係にデフレク
タによる消火用液体の散水分布を均一化することのでき
るスプリンクラーヘッドを実現することを目的としたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に垂設さ
れた連結部材の下部に装着されて厚さ方向に截設された
散水孔により本体の放出口から放出された消火用液体を
散水させるデフレクタを備えたスプリンクラーヘッドに
おいて、連結部材の数に対応して分けられ、このそれぞ
れの連結部材の中心を通る垂設面に平行な截断面を持つ
複数の前記散水孔で構成される散水孔群を有するスプリ
ンクラーヘッドを構成したものである。また、散水孔を
連結部材の垂設面に対して対称構造の散水孔群で構成し
たスプリンクラーヘッドを構成したものである。
【0007】 また、散水孔には、連結部材の垂設面側
の截断面が平行であり、かつ他方の截断面が不平行であ
り、外周縁に開口する開口部が狭められたデルタ型の散
水孔があるスプリンクラーヘッドを構成したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の実施形態1の正面図、図2
は図1の底面図、図3は図1の側断面図である。本発明
の実施形態の図面には、3個のフレームヨークを持った
フレームが例示されている。図1乃至3において、1は
スプリンクラーヘッド、2はスプリンクラーヘッド1の
本体である。21は本体2の外周に螺設された取付ネ
ジ、22は中心部を貫通する放水口、23は六角ボルト
型のフランジである。また、24はフランジ23の内部
に設けられた雌ネジ、25は弁室、26は放水口22の
開口部に形成された弁座である。
【0009】3は止水弁、4は3本のフレームヨーク4
a ,4b ,4c を持つフレーム、5はグラスバルブであ
る。フレームヨーク4a 〜4c は、等角間隔に本体2の
下方に垂設されている。31は止水弁3における凸字状
の弁体、32は皿バネ、33は下向き中空矢印形のバル
ブガイド、34はガスケットである。ガスケット34に
は銅のような軟質の金属薄板が用いられて図示の形状に
成型され、弁体31と皿バネ32及びバルブガイド33
を一体に包囲して止水弁3が構成されている。このよう
な止水弁3の構造により火災発生時の弁部材の弁室25
の付近のロッジメント(logement)を防止して、止水弁
3の開放に即応した正常な散水動作に移行させるように
なっている。
【0010】41はフレーム4の環状部、42は環状部
41に形成され前記雌ネジ24に螺合する雄ネジ、43
はスタッド、44はアーム、45はボスである。スタッ
ド43とアーム44はフレームヨーク4a 〜4c の垂直
部と水平部を構成し、アーム44はいずれも半径方向に
集中して軸心のボス45に連結されている。アーム44
は縦断面が鋭角三角形のナイフ状に形成され、放水口2
2から投射された消火水の放水に強い抵抗を与えないよ
うな構造になっている。
【0011】46はボス45の上端に設けられた円環状
の保持部、47は下端にカシメ穴を形成した装着部であ
る。保持部46上にはグラスバルブ5が介装されて、本
体2側のバルブガイド33の中空部との間に挟持されて
いる。保持部46上に保持されたグラスバルブ5には、
分子結合力が弱く容易に破壊し易いアンプル状のガラス
管の内部に熱膨張率の大きい液体が封入されて感熱型の
火災センサとしての機能を果たすようになっている。
【0012】6はデフレクタである。デフレクタ6の構
造が、図4の(a) ,(b) 及び図5に示されている。デフ
レクタ6は、例えばプレス加工により、厚さが1.2mm
程度の金属板を29φ(mm)(半径r=14.5mm)の円
形な輪郭形状に打ち抜いて作られている。61はデフレ
クタ6の中心に設けられた装着孔、62は装着孔61の
回りの半径がほぼr/2の同心円状で無加工の平面部、
7は厚さ方向に截設された多数の散水孔である(7は散
水孔の総称)。
【0013】散水孔7は3本のフレームヨーク4a 〜4
c の数に対応して、3つの散水孔群7a ,7b ,7c に
分けられている。各散水孔群7a 〜7c はそれぞれフレ
ームヨーク4a ,4b ,4c の中心を通る垂直方向の垂
設面ra,rb,rcに平行な截断面70を持ち、外周縁に開
口する等しい溝幅のスリット711,712…で構成されて
いる。散水孔7は垂設面ra,rb,rcを対称面にして、各
群7a ,7b ,7c 毎に両側が対称構造をなしている。
そして、装着孔61を装着部47に嵌め合わせてカシメ
により、デフレクタ6がフレーム4の下端に装着されて
いる。w,w1,w2 は消火水である。
【0014】このような構成の本発明の実施形態1のス
プリンクラーヘッド1の組立て動作を、次に説明する。
予め、上述のようにカシメ穴の周辺をカシメて、デフレ
クタ6とフレーム4とを一体に固定して置く。また、図
示されていないが、天井裏に消火水wを供給する給水管
が配管され、接続管が天井面の近くで床面に向かって開
口している。そして、バルブの操作により給水管に、消
火水wが一定水圧を受けて供給されるように構成されて
いるものとする。
【0015】先ず、本体2を逆さにして、止水弁3を弁
室25内に図示の方向で挿入する。この状態でフランジ
23の内側の雌ネジ24に、既にデフレクタ6を固定し
たフレーム4の雄ネジ42の先を僅かに螺合させる。グ
ラスバルブ5を取出して、尖端を弁室25内に挿入され
たバルブガイド33の中空部に当てがう。バルブガイド
33に当てがわれたグラスバルブ5を軸心上に支えなが
ら、フレーム4の雄ネジ42を捩じ込むと保持部46が
グラスバルブ5の底部に接触する。そのまま雄ネジ42
を静かに螺進させると、加圧されて挟持されたグラスバ
ルブ5が止水弁3を弁座26に押し付けて放水口22が
塞がれる。グラスバルブ5に両側から加わる押圧力の大
きさは、フレーム4の螺入深さで調節される。
【0016】而して、本体2とフレーム4の間にグラス
バルブ5が保持されて、スプリンクラーヘッド1の単体
の組み付けが終了する。組付けの済んだスプリンクラー
ヘッド1は、デフレクタ6を床面に向けて天井裏に配管
済みの給水管に接続されて天井面に取り付けられる。配
管済みの給水管へのスプリンクラーヘッド1の接続に
は、六角ボルト型のフランジ23と給水管の接続口に螺
入される取付ネジ21が利用される。スプリンクラーヘ
ッド1の接続状態で止水弁3の上流側が給水管内の消火
水wに連通し、連通した消火水wはグラスバルブ5に押
付けられた止水弁3により放出が阻止されている。
【0017】ここで、火災が発生すると、建物内部の対
流現象により火炎が上昇して天井面に熱気流が流れる。
流動する熱気流は、天井面に取り付けられたスプリンク
ラーヘッド1のグラスバルブ5を加熱する。グラスバル
ブ5の加熱で封入液が熱膨張して、ガラス管が破裂す
る。そして、今まで弁座26を塞いでいた止水弁3が、
給水管内の消火水wの圧力を受けて噴き落とされる。こ
の結果、本体2の放水口22が開いて、消火水wが出口
で圧力から解放されて一定の広がり角度の立体角状にな
って下方に放出される。
【0018】放水口22から立体角状に放出された消火
水wの大部分は、デフレクタ6に向かって直進して各散
水孔群7a 〜7c の全散水孔7のスリット711,712…
の隙間を透過してから或る拡がりをもって直接床面上に
散水される。また、直進してデフレクタ6の表面に当っ
た水は、跳ね飛ばされて主にデフレクタ6の周辺部から
下方の床面上に散水される。一方、ボス45の円錐面や
ナイフ状のアーム44の刃部の傾斜面に投射された消火
水wは、各投射面で屈折して進行方向が転向される。
【0019】特に、アーム44は垂設面ra,rb,rcに沿
って3方向に設けられているので、このままでは各アー
ム44の裏側に図5の2点鎖線で示すような消火水wを
透過させない3箇所の非透過帯vが生じることになる。
この場合の散水分布を示す平面図が、図6に示されてい
る。図6は同一幅の散水孔を放射状に形成したデフレク
タの散水分布を模式的に示したもので、3方向に形成さ
れて消火水wが散布されない扇形の無散布エリアAが形
成される。無散布エリアAは、上記の非透過帯vに対応
する投影像である。
【0020】これに対して、この発明の実施形態1では
前記のように、円板状のデフレクタ6の散水孔7をフレ
ームヨーク4a〜4cを中心にした対称形の散水孔群7
a〜7cを形成した。そして、各群7a〜7cの散水孔
7を、全て垂設面ra,rb,rcに平行な截断面70を持つ
スリット711,712…で構成した。このため、前述のよ
うな放水口22から直進した消火水wが、対向する複数
の散水孔7の截断面70に直接当たって屈折することに
なる。また、アーム44等の傾斜面で屈折した消火水w
も、上記截断面70に当たって副屈折することになる。
【0021】これらの截断面70で屈折及び副屈折する
消火水wの転向動作が、図5の矢印のw1 とw2 で示さ
れている。図示のように、対向する截断面70に当たっ
て屈折及び副屈折した消火水wは、各群7a〜7c毎に
それぞれのフレームヨーク4a〜4cの裏側に回り込む
ことになる。このようにして各群7a〜7cの散水孔7
によって、群毎に前記の非透過帯vに基ずく扇形の無散
布エリアAの発生が防止されることになる。本発明の実
施形態1による無散布エリアAが補償されたときの散水
分布が、図7に示されている。図7の斜線の粗密で示す
ように、周辺部と中心部では散水密度に差が生じる。
【0022】実施形態2.図8は本発明の実施形態2の
デフレクタ6の構成を示す説明図、図9は図6に対応す
る断面図である。図8と9に示された実施形態2ではデ
フレクタ6が、実施形態1の同心円状の平面部62の円
周の付近から外側の周辺部を下方に折り曲げて逆皿型に
成形されている。デフレクタ6を逆皿型に成形するため
の折曲角θは、ここではほぼ10°に選定されている。
また、デフレクタ6の厚さ方向を截設して打ち抜いた散
水孔7は、フレームヨーク4a ,4b ,4c を挟んで対
称構造の3つの散水孔群7a ,7b ,7c で構成されて
いることは実施形態1と同様である。
【0023】散水孔群7a ,7b ,7c を構成する散水
孔7は、開口部が広い溝幅で広狭2段構成のスリット7
21と、開口部が狭められたデルタ型のスリット722、及
び深い切込みで放射状の細溝型のスリット723からなっ
ている。デルタ型のスリット722は、垂設面ra,rb,rc
側の截断面が平行で他方の截断面が不平行になってい
る。特に、デルタ型のスリット722の不平行側の截断面
70は、デフレクタ6の逆皿型の折曲げにより水平面に
対して幾分上向きに傾斜している。そして、3個の細溝
型のスリット723の中心を通る垂設面rd を対称面にし
て、両側に対称形の散水孔群7a ,7b ,7c が形成さ
れている。
【0024】実施形態2のデフレクタ6の場合も、火災
発生時における消火水wの放水までの動作は実施形態1
と同一である。しかしながら、実施形態2のデフレクタ
6には、2段構成のスリット721とデルタ型のスリット
722が設けられている。したがって、放出口22から放
出されてデフレクタ6に直進した消火水wの一部は、フ
レームヨーク4a 〜4c とスリット721の広幅部分との
隙間を透過する。この隙間を透過した消火水wは、フレ
ームヨーク4a 〜4c の周辺部裏側の床面上に散水され
る。また、深い切込みの細溝型のスリット723を透過し
た消火水wが、そのままデフレクタ6の軸心方向に僅か
に侵入して散水される。
【0025】一方、直進した他の一部の消火水wはデル
タ型のスリット722の上向きの截断面70に投射されて
フレームヨーク4a ,4b ,4c の裏側を散水する。こ
の外、前述のアーム44やボス45の傾斜面で屈折した
消火水wも、この截断面70の散水に加わることにな
る。特に、截断面70は垂設面ra,rb,rcに不平行で求
心方向に対面する面成分を持つので、これらの散水はデ
フレクタ6の真下の軸心部に到達する。この結果、実施
形態2のデフレクタ6によれば3種類のスリット721〜
723が協働して多面的な散水に寄与して、消火水wが円
形の広範囲に亘って均一に散布されることになる。この
ときの散水の分布状態が、図10に示されている。
【0026】なお、上述の実施形態1,2ではフレーム
ヨークが3個の場合を例示して説明したが、フレームヨ
ークが2個または4個以上の場合にも本発明を適用する
こともできる。この場合の散水孔群の群数は、フレーム
ヨーク数の増減に応じて増減されることになる。また、
実施形態1では散水孔群が均一幅のスリットで偏平なデ
フレクタの場合を例示して説明したが、実施形態2と同
様に求心方向に屈折及び副屈折させるような截断面を設
ける構造にすることもできる。このように構成すれば、
図10のような円形の散水分布で、しかも散水密度の高
いデフレクタを実現することができる。また、散水孔が
デフレクタの周辺で開口するスリットを図示して説明し
たが、開口部のない閉鎖形の散水孔にも本発明を適用す
ることができる。さらに、デフレクタが落下して連結部
材としての連結棒で保持されるフラッシュ型にもこの発
明を適用してもよく、消火水が泡水溶液などの消火用液
体の場合にも本発明を応用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、本体に垂設された連結部材の
下部に装着されて厚さ方向に截設された散水孔により本
体の放出口から放出された消火用液体を散水させるデ
レクタを備えたスプリンクラーヘッドにおいて、連結部
材の数に対応して分けられ、このそれぞれの連結部材の
中心を通る垂設面に平行な截断面を持つ複数の前記散水
孔で構成される散水孔群を有するスプリンクラーヘッド
を構成した。また、散水孔を連結部材の垂設面に対して
対称構造の散水孔群で構成したスプリンクラーヘッドを
構成した。
【0028】 また、散水孔には、連結部材の垂設面側
の截断面が平行であり、かつ他方の截断面が不平行であ
り、外周縁に開口する開口部が狭められたデルタ型の散
水孔があるスプリンクラーヘッドを構成した。
【0029】 この結果、デフレクタを垂設した連結部
材によって消火用液体を透過させない非透過帯がある場
合でも、対向する截断面に当たって屈折及び副屈折した
消火用液体が、各散水孔群毎にそれぞれの連結部材の裏
側に回り込み、床面上には消火用液体の無散布エリアの
生じるようなことがない。したがって、火災の発生と同
時に放水口から放出された消火用液体を、連結部材の下
部に装着されたデフレクタに投射して床面上に均一に散
水させることができる。よって、本発明によれば、構造
が簡単かつ組立てが容易で、連結部材の有無に無関係に
デフレクタによる消火用液体の散水分布を均一化するこ
とのできるスプリンクラーヘッドを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1の側断面図である。
【図4】本発明の実施形態1のデフレクタの構成を示す
説明図である。
【図5】本発明の実施形態1のX−X拡大断面図であ
る。
【図6】本発明を説明するための従来の散水分布を示す
平面図である。
【図7】本発明の実施形態1の散水分布を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の実施形態2のデフレクタの構成を示す
説明図である。
【図9】本発明の実施形態2の拡大断面図である。
【図10】本発明の実施形態2の散水分布を示す平面図
である。
【図11】従来装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラーヘッド 2 本体 3 止水弁 4 フレーム 4a ,4b ,4c フレームヨーク(連結部材) 5 グラスバルブ 6 デフレクタ 7 散水孔 7a ,7b ,7c 散水孔群 21 取付ネジ 22 放水口 23 フランジ 24 雌ネジ 25 弁室 26 弁座 31 弁体 32 皿バネ 33 バルブガイド 34 ガスケット 41 環状部 42 雄ネジ 43 スタッド 44 アーム 45 ボス 46 保持部 47 装着部 61 装着孔 62 平面部 70 截断面 71 2段構成のスリット 72 デルタ型のスリット 73 細溝型のスリット A 無散布エリア ra,rb,rc,rd 垂設面 v 非透過帯 w,w1 ,w2 … 消火水(消火用液体)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に垂設された連結部材の下部に装着
    されて厚さ方向に截設された散水孔により前記本体の放
    出口から放出された消火用液体を散水させるデフレクタ
    を備えたスプリンクラーヘッドにおいて、前記連結部材の数に対応して分けられ、このそれぞれの
    連結部材の中心を通る垂設面に平行な截断面を持つ複数
    の前記散水孔で構成される散水孔群を有する ことを特徴
    とするスプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記散水孔を連結部材の垂設面に対して
    対称構造の散水孔群で構成したことを特徴とする請求項
    1記載のスプリンクラーヘッド。
  3. 【請求項3】 前記散水孔には、前記連結部材の前記垂
    設面側の截断面が平行であり、かつ他方の截断面が不平
    行であり、外周縁に開口する開口部が狭められたデルタ
    型の散水孔があることを特徴とする請求項1又は2記載
    のスプリンクラーヘッド。
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