JPH0313270A - 管の多周溶接方法 - Google Patents
管の多周溶接方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
アーク溶接等によって管を溶接する方法及びその装置に
関する。
て作業スペースが確保できないなどの事情がある場合は
、その内(l!!l(軸心1!!II )に溶接トーチ
を装入して、TIG溶接等を行うようになっている。
一方の管Iに、継ぎ足される他方の管2を突合わせて仮
止めしておき、その溶接部3に対向するように溶接トー
チ4を保持する溶接機5を装入して、この溶接機5を軸
A廻りに一周させることで、溶接線6に沿う溶接とする
ようになっている。
すことで、所望の多周溶接を行うようになっている。
継ぎ足される管2が傾いてしまい、溶接中に管2と溶接
機5とが干渉してしまったり、溶接後に溶接機5を撤去
するのが困難になってしまうという問題があった。
り返すことで、特に溶接開始時において外側へ倒れる傾
向かあるが、全周溶接が何回も同じ位置から開始される
ために、この傾向が増長されてしまい、結局は大きく傾
いてしまうものと考えられる。
を軽減できる溶接方法及びその装置を提供すべく創案さ
れたものである。
多周溶接する方法を改良したものであり、複数個の仮り
付け溶接を行った時点以降に、突合わされた管の内壁相
互の径方向の隔たりを全周に亘って計測し、管の傾斜が
検出されたときには、次回の全周溶接を外傾側と反対の
位置から開始するものである。
あって、管内に装入された溶接トーチと、この溶接トー
チに軸方向に挟む位置で設けられ管の内壁と対向する距
itセンサと、溶接トーチを軸廻りに旋回させる回転移
動手段と、距離センサからの情報に基づいて溶接開始値
;なを演算すると共にその位置に溶接トーチを移動させ
る信号を回転移動手段に送る制御手段とを備えたもので
ある。
きは、次回の全周溶接の際にその反対側へと生ずる傾き
によって相殺される。
より軸廻りに旋回されつつ、管の内側から溶接を行う、
距離センサは、この溶接に並行して一方の管の内壁まで
の距離と、他方の管の内壁までの距離とをそれぞれ全周
に亘って計測し、その情報を制御手段に送る。制御手段
は、検出された距離を比較演算することで管相互の隔た
りを算出し、傾斜していると判定したときは、その最大
の外傾位置を検出して、その反対側の位置を溶接開始位
置とし、溶接トーチをこの位置に移動させるべく回転移
動手段に信号する0回転移動手段は、溶接トーチを溶接
開始位置に移動させた後、次の全周溶接を行う。
1図及び第2図によって説明する。同図において、従来
と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する
。
接トーチ4と、溶接トーチ4を軸A方向に挟んで位置さ
れた距離センナ11.12と、溶接トーチ4を軸A廻り
に旋回させる回転移動手段13と、距離センサ11,1
2及び回転移動手段13に接続された制御手段なる演算
制御器14とにより主として構成されている。
手方向中央に、多軸の自由度を有して保持され、溶接機
15が略軸心Aに沿って管1.2内に装入された時に、
溶接部3に対してあらゆる角度で対向できるようになっ
ている。
ぞれ設けられ、溶接トーチ4が溶接部3に対向するよう
に位置されたときに、上端部の距離センサ11が継ぎ足
される管2の内壁16に、また下端部の距離センサ12
が固定された管1の内1u17に、それぞれ正対するよ
うになっている。
接トーチ4が、輸入方向に一直線上に位置するように並
設されている。
駆動体18と、回転駆動体18及び溶接機15を連結す
るシャフト19とによって形成され、回転駆動体18に
よる軸A廻りの回転駆動が、溶接機15に伝達されるよ
うになっている。この回転駆動体18は、全周溶接する
ときに、溶接トーチ4が所定の溶接速度で旋回するよう
に、回転移動速度を調節可能に形成されている。
報を受ける入力部20と、その情報により所定の比較・
演算を行う演算部(CPU ) 21と、演算部21に
よる指令を回転駆動体18に出力する出力部22とを有
して構成されている。即ち、距離センサ11.12によ
って検出した内壁16゜17までの距離a、bを比較し
て、傾斜の有無を判定すると共に、傾斜があったときに
、その外傾側となる最大外傾位置Pを抽出し、その反対
側の位置を溶接開始位置Qとするようになっている。
へ分割して、それぞれの方角位置(■〜■)における距
離al・・・a、、bl・・・b8を検出・比較するよ
うになっている。そして回転駆動体18は、溶接開始位
置Qの指令を受けたときに、溶接トーチ4を最短の距離
となる方向で、その位置へ移動させるようになっている
。
よって、その溶接電流を、アークの点弧を図る初期電流
、定常状態の本溶接を行なうための本電流、クレータ処
理を行なうためのクレータ電流、アークを安定に保持す
る保持電流に増減調節できるように形成されている。こ
の保持電流は、クレータ処理後9点まで接続させ得るが
、クレータ処理feQ点迄アークを中断移動するなどの
選択ができる。
記実施例の作用として説明する。
された管1に、継ぎ足される管2をセットすると共に、
溶接機15を、溶接トーチ4が溶接部3に対向するよう
に装入する。そして溶接電流を通電せずに、即ちアーク
を発生させることなく、溶接機15を一周させて予備計
測を行う、この時、距離センサ11.12を作動させて
、内壁16.17までの距1ltf a+ ””a*
、 tz−*baをそれぞれ検出する。
の方角位置(■〜■)における管1.2相互の径方向の
隔たり(ズレ)を演算する(a−b=c)、この予備計
測において、傾斜があったとき(C≠0)は、管2の再
セットを行う、そして傾斜が認められなかったとき(c
=O)は、先ず、全周に亘って仮付け溶接を実施する。
サ11,12は溶接トーチ4と略一体的に移動しつつ、
距離検出動作を行い、その情報を順次演算制御器14に
送り、比較・演算を行わせる。言い換えると、仮付け溶
接された以降の、管1.2の状態を検出する。この検出
によって、傾斜が認められたときは、その最大外傾位H
pを、即ち検出距離の差に最大の値(CMAX)があっ
た位置を抽出し、その反対側の位置を本溶接開始位置Q
と判定する。
て、第2図中の方角位置■において径方向の最大の隔た
り(ELs bs =CIIAX >があった時は、
その反対側の、角度にして180度離れた方角位置■か
ら溶接を開始することになる。またQ点は、■に対して
±90度の、すなわち■、■、■。
力)しておくこともできる。
溶接トーチ4が例えば方角位置■に位置していたときは
、図中、反時計方向に溶接R15を軸A廻りに回転移動
させて、溶接トーチ4を溶接開始位置Qである方角位置
■にシフトさぜる。
なかったときは、任意の位置で、例えば方角位置■から
開始する。
・比較によって、溶接トーチ4のシフト或いは連続溶接
を行う。
の本電流よりも小さい保持電流になされ、ビードを再溶
融させず且つアークを安定に維持して、連続的に全周溶
接できるようにする。
だけ行われ、溶接の終了と同じくして計測も完了する。
2を設けて、管2の傾きを検出すると共に、演算i!i
制御器14及び回転移動手段13によって、次の全周溶
接を最大外傾位置Pと反対側から開始するようにしたの
で、従来のように同じ位置から78接を繰り返す場合に
比べ、開始時の溶融凝固過程における管の収縮による傾
斜の増長が防止できる。即ち、この多周溶接は、常に前
回の傾斜傾向が軽減されるようになされ、管2と溶接機
15とが干渉してしまったり、溶接後に溶接機15を撤
去し難くなることがない。
たので、確実にその溶接時点以降の測定がリアルタイム
ででき、円滑且つ連続的に多周溶接できる。
でき、極めて実際的で汎用性に富む。
きが検出された場合は再セツトするものとしたが、実際
上は、傾きが許容範囲内であれば溶接を開始するものと
しても梢わない、この場合、セット時の距離値all・
・・a OII+ b0+・・・boaを基準値として
演算制御器14に記憶させておき、−次計測以降の検出
fIia+・・・a a + b +・・・b8を修正
しく al a(11=α+ + ””、 bl
b(H−β1゜・・)、これら修正値α1・・・α8.
β1・・・β、において比較演算するようにすればよい
。
な軸Aに対して鉛直であるものの他、溶接線が斜めの継
手にも適用できるものである。
ものであればどんなものでもよく、既存の光応用センサ
等を使用すればよい。
発揮する。
複数回行って溶接するに際して、−回の全周溶接によっ
て発生した傾きが、次回の全周溶接の際にその反対側へ
と生ずる傾きによって相殺され、管の傾斜が軽減できる
。
迅速にでき、溶接による管の傾斜が軽減された多周溶接
が円滑にできる。
示した側面図、第2図は第1図中の■−■線矢視断面図
、第3図は本発明に係わる管の多周溶接方法の一実施例
を示したフローチャート、第4図は従来の管の多周溶接
装置を示した部分破断側面図である。 図中、1.2は管、4は溶接トーチ、11゜12は距離
センサ、13は回転移動手段、14は制御手段たる演算
制御器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、管の内側から全周溶接を複数回行つて多周溶接する
に際して、複数個の仮り付け溶接を行った時点以降に、
突合わされた管の内壁相互の径方向の隔たりを全周に亘
って計測し、管の傾斜が検出されたときには、次回の全
周溶接を外傾側と反対の位置から開始することを特徴と
する管の多周溶接方法。 2、管内に装入された溶接トーチと、該溶接トーチに軸
方向に挟む位置で設けられ上記管の内壁と対向する距離
センサと、上記溶接トーチを軸廻りに旋回させる回転移
動手段と、上記距離センサからの情報に基づいて溶接開
始位置を演算すると共にその位置に上記溶接トーチを移
動させる信号を上記回転移動手段に送る制御手段とを備
えたことを特徴とする管の多用溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145169A JP2797444B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管の多周溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145169A JP2797444B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管の多周溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313270A true JPH0313270A (ja) | 1991-01-22 |
JP2797444B2 JP2797444B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=15379030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1145169A Expired - Lifetime JP2797444B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 管の多周溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2797444B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9821415B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-11-21 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Internal pipeline cooler |
US10040141B2 (en) | 2013-05-23 | 2018-08-07 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Laser controlled internal welding machine for a pipeline |
US10480862B2 (en) | 2013-05-23 | 2019-11-19 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Systems and methods for use in welding pipe segments of a pipeline |
US10589371B2 (en) | 2013-05-23 | 2020-03-17 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Rotating welding system and methods |
US10695876B2 (en) | 2013-05-23 | 2020-06-30 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Self-powered welding systems and methods |
US10828715B2 (en) | 2014-08-29 | 2020-11-10 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | System for welding |
US11458571B2 (en) | 2016-07-01 | 2022-10-04 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Systems and methods for use in welding pipe segments of a pipeline |
US11767934B2 (en) | 2013-05-23 | 2023-09-26 | Crc-Evans Pipeline International, Inc. | Internally welded pipes |
Citations (1)
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JPS63280096A (ja) * | 1987-04-23 | 1988-11-17 | アクゾ・エヌ・ヴエー | 新規な2β,16β−ジアミノ−アンドロスタン類 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1145169A patent/JP2797444B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2797444B2 (ja) | 1998-09-17 |
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