JP3257452B2 - 揺動高速回転アーク溶接方法および装置 - Google Patents

揺動高速回転アーク溶接方法および装置

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JP3257452B2 JP14633897A JP14633897A JP3257452B2 JP 3257452 B2 JP3257452 B2 JP 3257452B2 JP 14633897 A JP14633897 A JP 14633897A JP 14633897 A JP14633897 A JP 14633897A JP 3257452 B2 JP3257452 B2 JP 3257452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アークを高速で回
転させながら溶接トーチを開先幅方向に揺動させて溶接
を行う揺動高速回転アーク溶接方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速回転アーク溶接方法は、アークを高
速回転させながら溶接を行う方法であり、アークが分散
されるため、大電流が使用可能となり、大電流使用によ
り溶着量を増加させることができる。また、回転アーク
の溶接信号(アーク電圧または溶接電流)を検出するこ
とにより、開先倣い、溶着量制御、多層盛溶接等の数多
くの溶接制御を行うことが可能である。
【0003】しかし、溶接中に開先幅(ギャップ)の変
動により開先幅が広がったり、開先幅の大きな部材の溶
接では、開先幅がアークの回転半径の上限より大きくな
り、開先部の充分な溶込みを得ることができない。
【0004】このような開先幅の大きな場合に対処する
方法として、特公平1ー39874号公報が公知であ
る。
【0005】この公報に記載の高速回転アーク溶接方法
の開先倣い原理を図5(平面図)により説明すると、所
定の回転径rで高速回転するアークを開先幅方向に一定
の周期と振幅で揺動させながらアーク電圧または溶接電
流の波形を検出し、該波形を溶接進行方向(矢印方向)
に対して、前記回転の左側半周期と右側半周期に分割
し、開先中心に対して前記揺動の左側半周期について
は、前記回転の左側分割波形の面積SLを、前記揺動の
右側半周期については、前記回転の右側分割波形の面積
SRを、各々積分し、前記揺動の左側の積分値SLと揺
動の右側の積分値SRとを比較し、その差がゼロになる
ように前記揺動の中心位置を修正しながら溶接する方法
である。
【0006】つまり、アークを高速回転させながら、開
先中心を揺動の中心として所定の振幅で溶接トーチを揺
動させることで、開先幅がアークの回転径の上限を越え
ても、開先幅全体に高速回転アーク溶接方法が適用でき
るようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特公平1ー39874号公報に開示された従来技術は、
外乱によりアーク電圧または溶接電流の平均値が変動す
ると、アークセンサーとしての検出精度が低下し、実用
化が困難であった。
【0008】即ち、揺動の左半周期と右半周期で別個に
アーク電圧波形SR,SLを検出する従来方式では、外
乱によりアーク電圧または溶接電流の平均値が増加する
と前記外乱の発生位置が揺動位置で異なる。即ち、揺動
の右半周期に溶接トーチが位置しているときに外乱が発
生すると、積分値SRが変動し、揺動の左半周期の値S
Lは時間差の関係で外乱を検知しないので、揺動の左右
で値が異なり正常であるにも関わらず、開先壁1aに接
近したごとく判断し、誤作動が生じる。
【0009】従って、高速回転アーク溶接を揺動溶接と
して使用する場合の開先線追従が良好に行われない問題
があった。
【0010】本発明は、前述の問題を解決し、高精度の
開先倣いが可能な揺動高速回転アーク溶接方法を目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する第
一の手段は、アークを高速回転させながら溶接トーチを
開先幅方向に揺動させて溶接を行う揺動高速回転アーク
溶接方法において、(イ)アーク電圧または溶接電流の
波形を検出し、(ロ)アークの1回転毎に、前記波形
を、回転の左半周期の所定範囲および回転の右半周期の
所定の範囲でそれぞれ積分し、(ハ)前記回転の左半周
期の積分値(SL)と前記回転の右半周期の積分値(S
R)から、アーク回転の1回転毎の差分値(SL−S
R)を算出し、(ニ)前記揺動の1または2以上の周期
分の、前記差分値(SL−SR)の揺動の左側所定位置
毎の積算値Σ(SL−SR)=VLおよび揺動の右側所
定位置毎の積算値Σ(SR−SL)=VRを算出し、
(ホ)前記積算値VL−VRの差を算出し、(ヘ)前記
積算値VL−VRの差により溶接トーチの揺動中心が開
先中心線と一致するように溶接トーチを開先幅方向に移
動修正する、揺動高速回転アーク溶接方法である。
【0012】前述の課題を解決する第二の手段は、アー
クを高速回転させる手段と、溶接トーチを開先幅方向に
揺動させる手段を有する揺動高速回転アーク溶接装置に
おいて、(イ)アーク電圧または溶接電流の波形を検出
する手段と、(ロ)アークの1回転毎に、前記波形を、
回転の左半周期の所定範囲および回転の右半周期の所定
の範囲でそれぞれ積分する手段と、(ハ)前記回転の左
半周期の積分値(SL)と前記回転の右半周期の積分値
(SR)から、アーク回転の1回転毎の差分値(SL−
SR)を算出する手段と、(ニ)前記揺動の1または2
以上の周期分の、前記差分値(SL−SR)の揺動の左
側所定位置毎の積算値Σ(SL−SR)=VLおよび揺
動の右側所定位置毎の積算値Σ(SR−SL)=VRを
算出する手段と、(ホ)前記積算値VL−VRの差を算
出する手段と、(ヘ)前記積算値VL−VRの差により
溶接トーチの揺動中心が開先中心線と一致するように溶
接トーチを開先幅方向に移動修正する手段と、を有する
ことを特徴とする揺動高速回転アーク溶接装置である。
【0013】前述の第一、第二の手段によれば、アーク
を高速回転させながら開先内で溶接トーチを右側へ揺動
させ、アーク電圧または溶接電流の波形は、アーク回転
の半周期単位で検出され、開先の平坦な部分では、アー
ク回転の左半周期と右半周期の値がほぼ等しい関係にあ
るが、右側開先壁に接近すると、溶接ワイヤ(電極)先
端と右側開先壁の距離が接近するので、アーク長が短く
なり、アーク回転の右半周期の値は、アーク回転の左半
周期の値より低下し差が生じる。左側の開先壁に接近し
た場合は、前述と逆に、アーク回転の左半周期の値が低
下し、アーク回転の右半周期の値との間に差が生じる。
この現象により両側の開先壁の存在を知ることができ
る。
【0014】例えば、溶接信号をアーク電圧で説明すれ
ば、図1(開先断面図)および図2に示すごとく、開先
1の開先壁1aに対し、溶接トーチが右側に揺動し、開
先壁1aに接近すると、回転の右側に位置したときの溶
接ワイヤ2a(2)のアークaの長さは、回転の左側に
位置している溶接ワイヤ2b(2)のアークbの長さよ
り短くなり、図2に示すように、開先壁1aに近い方で
検出されるアーク電圧値は、内方(溶接ワイヤ2bの回
転位置)より低下し、回転の右側半周期の値SRと回転
の左側半周期の値SLの関係は、SL>SRとなる。
【0015】この(SL−SR)の差分値は、回転中心
と開先壁1aとの距離ΔXR (図1)が短くなると増加
するため、(SL−SR)の差が大となり、開先壁1a
の存在が検知できる。
【0016】具体的には、アークの1回転毎に、前記ア
ーク電圧波形を、回転の左半周期の所定範囲および回転
の右半周期の所定の範囲でそれぞれ積分する。前記回転
の左半周期の積分値(SL)と前記回転の右半周期の積
分値(SR)から、溶接トーチ1回転毎の比較値(SL
−SR)を算出することにより、その回転位置でのズレ
量を検出することができる。もし、ズレていなければ、
(SL−SR)はゼロとなる。
【0017】そして、得られた比較値の所定時間のサン
プリング値を積分する。所定時間が1回転分の時間であ
れば、1回転毎のSL−SRとなる。
【0018】本発明では、溶接トーチは揺動しているた
め、当然、1回転毎に見るとズレているので、1揺動毎
のズレ量の積算が必要であり、そのため、前記得られた
SL−SRの値を1揺動周期分積算し、時間移動を行な
って1揺動における揺動の右側と左側の積算値を比較し
て開先中心からの揺動中心のズレ量を算出する。
【0019】急激なズレ量の修正をさけるために、前記
1揺動周期毎の積算値をN揺動周期分の移動平均を行
う。N=1ならば、1揺動周期毎の演算となる。
【0020】その後、N揺動周期分の演算値によって開
先中心からの揺動中心のズレを修正し、演算値がゼロで
あれば、当然、修正の制御は行われない。
【0021】また、アーク電圧変動等の急激な外乱が発
生した場合でも、常に、アーク回転の半周期単位で減算
(SL−SR)しながら検出するので、外乱分も回転の
周期内で減算されることになる。
【0022】よって、外乱によるの揺動制御の誤差動が
防止される。
【0023】
【発明の実施の形態】図3(a)は、本発明の揺動高速
回転アーク溶接方法の一実施の形態を説明する概略平面
図であり、図3(b)は開先断面図を示したものであ
る。
【0024】図3(a),(b)において、1は開先
で、1a、1bは開先壁であり、2、2′は端部加工に
より前記開先1が形成された被溶接材、3は開先の中心
線で、4、5は開先1の壁縁線である。6は開先1内を
揺動する高速回転アークの回転中心の軌跡であり、溶接
トーチの軌跡でもある。7は、回転アークの回転軌跡で
ある。
【0025】以下、本発明はアーク電圧を検出する例で
説明する。SLはアークの回転左側半周期におけるアー
ク電圧値の積分値であり、SRはアークの回転右側半周
期におけるアーク電圧値の積分値である。
【0026】本発明は、高速回転するアークが、開先1
の右側(R)および左側(L)を揺動しながら溶接方向
に進行し、アークの回転および揺動につれアーク電圧の
波形を検出し、前記回転の左側半周期のアーク電圧積分
値SLと前記回転の右側半周期のアーク電圧積分値SR
を連続して検出する。
【0027】図4は、本発明の揺動高速回転アーク溶接
方法を実施するための装置の実施の形態にかかる制御ブ
ロック図である。尚、アークの高速回転手段および溶接
トーチの揺動手段については、公知であるので、図示は
省略した。
【0028】8はアーク電圧検出器、9はアークの回転
位置検出器(エンコーダ)であり、10はアーク回転の
左側半周期のアーク電圧積分器、11はアーク回転の右
側半周期のアーク電圧積分器である。
【0029】12はタイミングパルス発生器で、前記ア
ーク電圧検出器8のアーク電圧を、アークの回転位置検
出器9とタイミングパルス発生器12のタイミングパル
スにより左側半周期のアーク電圧積分器10および右側
半周期のアーク電圧積分器11に取込み、比較器13
で、回転の左側半周期のアーク電圧積分値SLと回転の
右側半周期のアーク電圧積分値SRとの比較(SL−S
R)を行う。
【0030】次に、14は揺動左半周期積算器で、揺動
位置検出器17からの溶接トーチの左端信号により、揺
動N回における揺動左半周期の(SL−SR)を揺動左
半周期積算器14で積算し、Σ(SL−SR)=VLを
算出する。同様に、揺動N回における揺動右半周期の
(SR−SL)を揺動位置検出器17からの溶接トーチ
の右端信号により、揺動右半周期積算器15で積算し、
Σ(SR−SL)=VRを算出する。
【0031】前記揺動回数は1回以上であれば、任意に
設定するものとする。また、16は溶接トーチの開先幅
方向の位置を検出するX軸位置検出器で、X軸位置検出
器16の信号は、溶接トーチの揺動位置を検出する揺動
位置検出器17に送信され、揺動位置検出器17の信号
が、揺動左半周期積算器14および揺動右半周期積算器
15に送信され、揺動の左、右端を規定する。
【0032】尚、揺動位置検出器17はX軸揺動制御回
路18の信号を受けて揺動位置を検出し、また、揺動位
置検出器17で検出された左、右端の信号は、X軸揺動
制御回路18に入力され制御信号として使用される。
【0033】次に、揺動左半周期積算器14および揺動
右半周期積算器15で積算された揺動左半周期の積算値
VLと揺動右半周期積算値VRのアーク電圧値は、比較
器19で比較され、VL−VRに差が生じれば、揺動中
心演算器20へ出力され、揺動中心の制御信号が揺動中
心演算器20から出力され、X軸揺動制御回路18に入
力され、X軸揺動制御回路18からの出力で、溶接トー
チを開先幅方向へ駆動するX軸駆動回路21を経由して
X軸モータを制御し、溶接トーチの揺動中心を移動制御
し、開先1の中心線に揺動中心が一致するように修正さ
れる。
【0034】もし、前記VL−VRの差の値がゼロであ
れば、揺動中心はそのままで溶接が続行される。
【0035】本発明においては、外乱等によりアーク電
圧が変動した場合は、アーク回転の左、右半周期に同時
に検出されるので、SL−SRの値が、外乱によりS
L′−SR′となっても、差分の絶対値は変動しない。
よって、外乱が発生しても、揺動中心の修正制御には、
何の支障も生じない。
【0036】本発明の実施例について、以下の溶接条件
で揺動高速回転アーク溶接を行い、応答性の良好な開先
倣いが行えた。
【0037】
【実施例】
被溶接材:SM490鋼材、長さ250mmL×幅20
0mm×板厚mm 開先形状:30°V型開先、ギャップ6mm 溶接ワイヤ/シールドガス:1.6mmΦ/CO2 10
0% 裏当材:フラックス 溶接条件:溶接電流300A,アーク電圧28V,溶接
速度15cm/分 回転・揺動条件:アーク回転数50Hz,アーク回転直
径3mmΦ、揺動幅5mm,揺動周期2Hz 制御定数: 一揺動周期T1=500ms,移動平均の数N=5回 サンプリング時間T2=20ms
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、、外乱が発生
しても高精度の開先倣いが可能となり、高速回転アーク
を用いる溶接方法を、揺動方式の溶接方法まで、適用分
野を拡大することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる揺動高速回転アーク溶接方法の
原理を示す開先断面図である。
【図2】本発明にかかる揺動高速回転アーク溶接方法の
原理を示す溶接信号(アーク電圧)波形図である。
【図3】(a)は、本発明の揺動高速回転アーク溶接方
法の一実施の形態を説明する概略平面図である。(b)
は開先断面図である。
【図4】本発明の揺動高速回転アーク溶接方法を実施す
るための装置の実施の形態にかかる制御ブロック図であ
る。
【図5】従来技術における溶接信号にサンプリング状態
を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 開先 1a 開先壁 1b 開先壁 2 被溶接材 2′被溶接材 3 開先中心線 4 開先壁縁線 5 開先壁縁線 6 揺動軌跡 7 アーク回転軌跡 8 アーク電圧検出器 9 回転位置検出器 10 左側積分器 11 右側積分器 12 タイミングパルス発生器 13 比較器 14 揺動左半周期積算器 15 揺動右半周期積算器 16 X軸位置検出器 17 揺動位置検出器 18 X軸揺動制御回路 19 比較器 20 揺動中心演算器 21 X軸駆動回路 22 X軸モータ a アーク b アーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−47871(JP,A) 特開 昭62−254979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/127 B23K 9/022

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アークを高速回転させながら溶接トーチ
    を開先幅方向に揺動させて溶接を行う揺動高速回転アー
    ク溶接方法において、(イ)アーク電圧または溶接電流
    の波形を検出し、(ロ)アークの1回転毎に、前記波形
    を、回転の左半周期の所定範囲および回転の右半周期の
    所定の範囲でそれぞれ積分し、(ハ)前記回転の左半周
    期の積分値(SL)と前記回転の右半周期の積分値(S
    R)から、アーク回転の1回転毎の差分値(SL−S
    R)を算出し、(ニ)前記揺動の1または2以上の周期
    分の、前記差分値(SL−SR)の揺動の左側所定位置
    毎の積算値Σ(SL−SR)=VLおよび揺動の右側所
    定位置毎の積算値Σ(SR−SL)=VRを算出し、
    (ホ)前記積算値VL−VRの差を算出し、(ヘ)前記
    積算値VL−VRの差により溶接トーチの揺動中心が開
    先中心線と一致するように溶接トーチを開先幅方向に移
    動修正する、ことを特徴とする揺動高速回転アーク溶接
    方法。
  2. 【請求項2】 アークを高速回転させる手段と、溶接ト
    ーチを開先幅方向に揺動させる手段を有する揺動高速回
    転アーク溶接装置において、(イ)アーク電圧または溶
    接電流の波形を検出する手段と、(ロ)アークの1回転
    毎に、前記波形を、回転の左半周期の所定範囲および回
    転の右半周期の所定の範囲でそれぞれ積分する手段と、
    (ハ)前記回転の左半周期の積分値(SL)と前記回転
    の右半周期の積分値(SR)から、アーク回転の1回転
    毎の差分値(SL−SR)を算出する手段と、(ニ)
    記揺動の1または2以上の周期分の、前記差分値(SL
    −SR)の揺動の左側所定位置毎の積算値Σ(SL−S
    R)=VLおよび揺動の右側所定位置毎の積算値Σ(S
    R−SL)=VRを算出する手段と、(ホ)前記積算値
    VL−VRの差を算出する手段と、(ヘ)前記積算値V
    L−VRの差により溶接トーチの揺動中心が開先中心線
    と一致するように溶接トーチを開先幅方向に移動修正す
    る手段と、を有することを特徴とする揺動高速回転アー
    ク溶接装置。
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