JPH03131847A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03131847A
JPH03131847A JP26984089A JP26984089A JPH03131847A JP H03131847 A JPH03131847 A JP H03131847A JP 26984089 A JP26984089 A JP 26984089A JP 26984089 A JP26984089 A JP 26984089A JP H03131847 A JPH03131847 A JP H03131847A
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JP
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silver halide
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groups
general formula
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JP26984089A
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English (en)
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Masaki Tanji
丹地 正樹
Toyoki Nishijima
豊喜 西嶋
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは色
再現性に優れ、処理の変動に対する耐性が著しく向上し
たハロゲン化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
直接鑑賞用に供されるカラー印画紙などの減色法を利用
したハロゲン化銀写真感光材料において、色素画像の保
存性向上と画質の向上が近年要望されており、特に画質
の中でも色再現性の向上が強く要望されている。
減色法においては、通常イエロー マゼンタ及びシアン
の色素画像を形成するために、それぞれアシルアセトア
ミド系もしくはベンゾイルメタン系イエローカプラー、
5−ピラゾロン系、ピラゾリノベンズイミダゾール系、
ピラゾロアゾール系、インダシロン系もしくはシアノア
セチル系マゼンタカプラー フェノール系もしくはナフ
トール系シアンカグラーが用いられる。
イエローカプラーとしては以前はベンゾイルアセトアニ
リド類が広く使用されていたが、最近では特にカラーペ
ーパー用感光材料においてピバロイルアセトアニリド類
が主流を占めている。その中でも近年、色再現性向上の
要望から従来のイエローカプラーよりも発色色素の極大
吸収が短波長側にシフトし長波長領域における吸収がシ
ャープになったイエローカプラーが特開昭63−231
451号等に記載されている。
一方、マゼンタカプラーとして従来より用いられてきた
5−ピラゾロン類には、形成色素の430nm付近に色
再現上好ましくない副吸収を有し、熱・湿度に対する未
発色部の黄変(Y−スティン)という大きな問題があっ
たので、これを解決するものとして、英国特許1,04
7.612号に記載されるピラゾロベンズイミダソール
類、米国特許3,770.447号に記載のインダシロ
ン類、同3,725,067号、英国特許1,252.
428号、同1,334.515号、特開昭59−16
2548号、同59−171956号等に記載のピラゾ
ロアゾール類などのマゼンタカプラーが有用である。
同様にシアンカプラーについても、特にカラーペーパー
用感光材料において2−アシルアミノ−5−アルキルフ
ェノール類及び2.5−ジアシルアミノフェノール類が
知られている。この中、2.5〜ジアシルアミノフエノ
ール類から形成される色素は極大吸収波長が短波長側に
あり、マゼンタ成分が大きいという欠点が、又、2−ア
シルアミノ−5−アルキルフェノール類からの色素には
暗所保存性が劣るという問題があった。
しかし、2−アシルアミノ−5−アルキルフェノール類
の5位のアルキル基の炭素数を2以上にすることで後者
の欠点はある程度改良されるので、色再現上2−アシル
アミノ−5−アルキルフェノール類が有利である。
従って、前記のピバロイルアセトアニリド系イエローカ
プラー ピラゾロアゾール系マゼンタカプラー及び2−
アシルアミノ−5−アルキル(炭素数2以上)フェノー
ル系シアンカプラーの組合せが色再現上好ましいと考え
られていた。
しかし実際には、これらカプラーの組合せでも色再現性
は未だ不十分であり、特に自動現像機による連続処理(
ランニング処理)で大きく劣化してしまうことが判った
。更に近年の迅速処理に対応した感光材料の系に、これ
らのカプラーを使用すると、現像時間の僅かな変動に対
しても各感光層の階調の比率変動が大きく、この点の改
良が望まれていた。
しかし、従来の技術では他の写真性能に影響を及ぼすこ
となく、これら問題点を全て解決することはできなかっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑みて為されたものであり、本発
明の目的は色再現性及び処理時間変動耐性が著しく改良
されたハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上に下記一般式〔Y〕で示
されるイエローカプラーを含有する少なくとも1層の青
感光性ハロゲン化銀乳剤層、下記一般式〔M〕で示され
るマゼンタカプラーを含有する少なくとも1層の緑感光
性ハロゲン化銀乳剤層及び下記一般式〔C〕で示される
シアンカプラーを含有する赤感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有し、かつ含有されるゼラチン総量が7.6g/m”
以下であるハロゲン化銀写真感光材料によって達成され
 Iこ 。
一般式CY) 式中、R1はアルキル基又はシクロアルキル基を表し、
R2はアルキル基、シクロアルキル基、アシル基又はア
リール基を表す。R3はベンゼン環に置換可能な原子又
は基を表し、nは0又はlを表す。R4はカルボニル又
はスルホニル単位を有する結合基を一つ含む有機基を表
し、JはRe           Rs 基、アリール基又は複素環基を表す)を表す。
Xlは発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しうる
基を表す。
一般式CM) X。
式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子
群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有しても
よい。x2は発色現像主薬の酸化体との反応により離脱
しうる基を表し、R6は水素原子又は置換基を表す。
λ3 式中、R7はバラスト基を表し、R,は炭素数2以上の
アルキル基を表す。x3は水素原子又は発色現像主薬の
酸化体との反応により離脱しうる基を表す。
以下、本発明をより具体的に説明する。
先ず上記一般式〔Y〕で示されるイエローカプラーにつ
いて述べる。
R1で表されるアルキル基としては、例えばメチル、エ
チル、イソプロピル、し−ブチル、ドデシル基等が挙げ
られる。これらR,で表されるアルキル基には更に置換
基を有するものも含まれ、置換基としては例えばハロゲ
ン原子、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基
、アルキルスルホニル基、アシルアミノ基、アルコキシ
基、ヒドロキシル基等が挙げられる。
R1で表されるシクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル、シクロヘキシル、アダマンチル基等が挙げられる
R1で表されるアリール基としてはフェニル基が挙げら
れる。
Roとして好ましくは、分岐のアルキル基であR2で表
されるアルキル基、シクロアルキル基としてはR1と同
様の基が挙げられ、アリール基としては、例えばフェニ
ル基が挙げられる。これらR1で表されるアルキル基、
シクロアルキル基、アリール基にはR3と同様の置換基
を有するものも含まれる。
又、アシル基としては例えば、アセチル、プロピオニル
、ブチリル、ヘキサノイル、ベンゾイル基等が挙げられ
る。
R8として好ましくは、アルキル基、アリール基であり
、更に好ましくはアルキル基である。
R1で表されるベンゼン環に置換可能な基としては特に
限定されないが、ハロゲン原子(例えば塩素原子)、ア
ルキル基(例えばエチル、i−プロピル、t−ブチル基
)、アルコキシ基(例えばメトキシ基)、アリールオキ
シ基(例えばフェノキシ基)、アシルオキシ基(例えば
メチルカルボニルオキシ、ベンゾイルオキシ基)、アシ
ルアミノ基(例えばアセトアミド、ベンズアミド基)、
カルバモイル基(例えばN−メチルカルバモイル、 N
−フェニルカルバモイル基)、アルキルスルホンアミド
基(例えばエチルスルホンアミド基)、アリールスルホ
ンアミド基(例えばフェニルスルホンアミド基)、スル
ファモイル基(例えばN−プロピルスルファモイル、N
−フェニルスルファモイル基)及びイミド基(例えばコ
ハク酸イミド、グルタルイミド基)などが挙げられる。
一般式〔Y〕において、R4はカルボニル又はスルホニ
ル単位を有する結合基を一つ含む有機基を表すが、カル
ボニル単位を有する基としては、エステル基、アミド基
、カルバモイル基、ウレイド基、ウレタン基等が挙げら
れ、スルホニル単位を有する基としては、スルホン基、
スルホンアミド基、スルファモイル基、アミノスルホン
アミド基等が挙げられる。
Rs          R5 R2で表されるアルキル基としては、メチル、エチル、
イソプロピル、t−ブチル、ドデシル基等が挙げられる
。Rsで表されるアリール基としては、フェニル基又は
す7チル基等が挙げられる。
これらR5で表されるアルキル基又はアリール基は、置
換基を有するものも含まれる。置換基は特に限定されな
いが、代表的なものとして、ハロゲン原子(塩素原子等
)、アルキル基(エチル、t−ブチル基等)、アリール
基(フェニル、p−メトキシフェニル、ナフチル基等)
、アルコキシ基(エトキシ、ベンジルオキシ基等)、ア
リールオキシ基(フェノキシ基等)、アルキルチオ基(
エチルチオ基等)、アリールチオ基(フェニルチオ基等
)アルキルスルホニル基(β−ヒドロキシエチルスルホ
ニル基等)、アリールスルホニル基(フェニルスルホニ
ル基等)が挙げられ、アシルアミノ基(アセトアミド、
ベンズアミド基等)、カルバモイル基(カルバモイル、
N−メチルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル基
等)、アシル基、スルホンアミド基、スルファモイル基
(スルファモイル、N−メチルスルファモイル、N−7
エニルスル7アモイル基等)が挙げられ、更にヒドロキ
シル基、ニトリル基等が挙げられる。
xlは発色現像主薬の酸化体との反応により離脱する基
を表すが、例えば下記−数式(1)又は(2)で表され
る。
0RII        (1) R1部は置換基を有するものも含むアリール基又は複素
環基を表す。
NZI (2) Zlは窒素原子と共同して5〜6員環を形成するのに必
要な非金属原子群を表す。ここで非金属原子群を形成す
るのに必要な原子団としては、例NR,(R、は前記R
5と同義である)−N=0−  −5−  −502−
等が挙げられる。
前記−数式〔Y〕で表される2当量イエローカプラーは
R+、Rs又はR4部で結合してビス体を形成してもよ
い。
本発明のイエローカプラーとして好ましいものは、下記
−数式〔Y′〕で表される。
−数式〔Y′〕 一般式〔Y′〕において、R3、R2、R1及びJは一
般式〔Y〕におけるR3、R2、R1及びJと同様の基
を表す。nは0又はlを表す。R1部はアルキレン基、
アリーレン基、アルキレンアリーレン基、アリーレンア
ルキレン基又は−A−V、 −B−(A及びBは各々、
アルキレン基、アリーレン基、アルキレンアリーレン基
又はアリーレンアルキレン基を表し、Vlは2価の連結
基を表す。)を表し、R1,はアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基又は複素環基を表す。Pはカルボニ
ル又はスルホニル単位を有する結合基を表す。X、は−
数式〔Y〕におけるものと同義である。
R1,で表されるアルキレン基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、フロピレン、ブチレン、ヘキシレン基等
が挙げられ、更に置換基を有するものも含まれ、アルキ
ル基で置換されたもの、例えばメチル−メチレン、エチ
ル−エチレン、1−メチルエチレン、■−メチルー2−
エチルーエチレン、2−デシル−エチレン、3−ヘキシ
ル−プロピレン、■−ベンジルーエチレン基及びアリー
ル基で置換されたもの、例えば2−7エニルーエチレン
、3−ナフチル−プロピレン基等が挙げられる。
アリーレン基としては、例えばフェニレン、ナフチレン
基が挙げられる。
アルキレンアリーレン基としては、例えばメチレンフェ
ニレン基等、アリーレンアルキレン基としては、フェニ
レンメチレン基等が挙げられる。
A及びBで表されるアルキレン基、アリーレン基、アル
キレンアリーレン基又はアリーレンアルキレン基は、前
記−数式〔Y′〕のR,□で表されるアルキレン基、ア
リーレン基、アルキレンアリーレン基及びアリーレンア
ルキレン基と同様の基を表し、Vlで表される2価の連
結基としては、O−−S−等の基が挙げられる。
R1□で表されるアルキレン基、アリーレン基、アルキ
レンアリーレン基、アリーレンアルキレン基及び−A−
V、−B−のなかで、特にアルキレン基が好ましい。
R1,で表されるアルキル基は、例えばエチル、ブチル
、ヘキシル、オクチル、ドデシル、ヘキサデシル、オク
タデシル基等が挙げられ、これらアルキル基は、直鎖で
も分岐でもよい。シクロアルキル基としては、シクロヘ
キシル基等が挙げられる。アリール基としては、フェニ
ル基、ナフチル基等が挙げられる。又、複素環基として
は、ピリジル基等が挙げられる。
これらR13で表されるアルキル基、シクロアルキル基
、アリール基及び複素環基は更に置換基を有するものも
含まれる。
置換基としては特に限定されないが、前記R6の置換基
と同様の基を挙げることができる。但し、RISの置換
基としてpKa値が9.5以下の解離性水素原子(例え
ばフェノール性の水素原子など)を有する有機基は好ま
しくない。
前記−数式〔Y′〕において、Pはカルボニル又はスル
ホニル単位を有する結合基を表すが、好ましくは下記群
(3)で示される基を表す。
群(3) 式中、R及びR′は水素原子、アルキル基、アリール基
、複素環基を表し、R及びR′は同じでも異なっていて
もよい。
R及びR′で表される基としては、前記R6と同様の基
を挙げることができ、又、これらの基にはR6と同様の
置換基を有するものも含まれる。R及びR′として好ま
しくは水素原子である。
−数式(Y’)におけるxlはカップリング離脱基であ
るが、好ましくは下記−数式(4)〜(lO)で表され
る。
R8はカルボキシル基、エステル基、アシル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、ヒドロキシル
基又は前記R1で示された基と同様の置換基を表し、Q
は1〜5の整数を表す。Qは2以上のときRI4は同じ
であっても異なっていてもよい。
(5)         (6)         (
7)R11、R1,は各々水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリール基、複素環基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
ミノ基、アシルアミノ基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリール
スルフィニル基、アルキルスルホンアミド基、アリール
スルホンアミド基、カルボキシル基を表し、それぞれ置
換基を有するものを含む。
又、RIS及びRIBで環を形成してもよい。
(8)          (9) z2.2.は複素原子(例えば、酸素)を表し、R17
、R1いRtsは上記RIB及びRtsと同様の基を表
す。
R3゜はアルキル基、アリール基、アルキルカルボニル
基、アリールカルボニル基、アルキルスルホニル基、ア
リールスルホニル基を表す。
、/゛\。〆     (10) 2.゛ Yはへテロ原子(例えば、 −NH−−N−−0− −S−など)、スルホニル基、 カルボニル基又は Z4は−Y−N−Co−と共同して5〜6員環を形成す
るのに必要な非金属原子群を表す。ここで非金属原子群
を形成するのに必要な原子団としては前記ZIと同様の
基が挙げられる。
R11% R2!% R!3は、前記RIS及びR1,
と同様な基を表す。又、R21、Ro、Rzsは、Za
(1>−部と共同して環を形成してもよい。
前記−数式〔Y′〕で表される2当量イエローカプラー
はR1、R3又はバラスト基で結合してビス体を形成し
てもよい。
次に本発明に用いられる一般式〔Y〕で表されるイエロ
ーカプラーの代表的具体例を示すが、本発明はこれによ
って限定されるものではない。
本発明のイエローカプラーは、従来公知の方法によって
合成することができる。代表的な合成例は特開昭63−
123047号に記載されている。
本発明のカプラーは通常ハロゲン化銀1モル当たりl 
X 10−’ 〜l モル、好ましくはl X 10−
”〜8X 10−’モルの範囲で用いることができる。
又、本発明外のイエローカプラーと併用することもでき
る。
次に前記−数式(M)で表される構造を有する本発明の
マゼンタカプラーについて説明する。
式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子
群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有しても
よい。X!は水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反
応により離脱しうる基を表し、Rは水素原子又は置換基
を表す。
R,の表す置換基としては特に制限はないが、・L’i
的には、アルキル、アリール、アニリノ、アシルアミノ
、スルホンアミド、アルキルチオ、アリールチオ、アル
ケニル、シクロアルキル等の多基が挙げられるが、この
他にハロゲン原子及びシクロアルケニル、アルキニル、
複素環、スルホニル、スルフィニル、ホスホニル、アシ
ル、カルバモイル、スルファモイル、シアノ、アルコキ
シ、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシル
オキシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ
、イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキ
シカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ
、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、
複素環チオ、の多基、ならびにスピロ化合物残基、有橋
炭化水素化合物残基等も挙げられる。
R6で表されるアルキル基としては、炭素数1〜32の
ものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
R,で表されるアリール基としては、フェニル基が好ま
しい。
R6で表されるアシルアミノ基としては、アルキルカル
ボニルアミノ基、アリールカルポニルアミノ基等が挙げ
られる。
R5で表されるスルホンアミド基としては、アルキルス
ルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基等が挙
げられる。
R5で表されるアルキルチオ基、アリールチオ基におけ
るアルキル成分、アリール成分は上記R,で表されるア
ルキル基、アリール基が挙げられる。
R6で表されるアルケニル基としては、炭素数2〜32
のもの、シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特
に5〜7のものが好ましく、アルケニル基は直鎖でも分
岐でもよい。
R,で表されるシクロアルケニル基としては、炭素数3
〜12、特に5〜7のものが好ましい。
R6で表されるスルホニル基としてはアルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基等:スルフィニル基として
はアルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等
; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基等;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルファモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、 2−ベンゾチアゾリル基等; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3.4.5.6−テトルテトラヒド
ロピラニルー2−オキシ基、l−7エニルテトラゾール
ー5−オキシ基等; 複素環チオ基としては、5〜7員の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2.4−ジフェノキシ−1,3,5トリアゾ
ール−6一チオ基等; シロキシ基としてはトリメチルシロキシ基、トリエチル
シロキシ基、ジメチルブチルシロキシ基等; イミド基としてはフタルイミド基、3−へブタデシルコ
ハク酸イミド基、フタルイミド基、グルタルイミド基等
ニ スピロ化合物残基としてはスピロ [3,3]へブタン
−1〜イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2゜2.1
] へブタン−1−イル、トリシクロ [3,3,1,
1’・71デカン−1−イル、7.7−シメチルービシ
クロ [2,2,1]\−゛クン用−イル等が挙げられ
る。
x2の表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱し
うる基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素
原子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、
複素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アル
コキシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、
アルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキ
シ、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキ
ルオキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、スルホン
アミド、N[子で結合した含窒素複素環、アルキルオキ
シカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ
、カルボキシル、 N−N−=− (Raは前記R,と同義であり、Z′は前記2と同義で
あり、Rb及びRcは水素原子、アリール基、アルキル
基又は複素環基を表す。)等の多基が挙げられるが、好
ましくはハロゲン原子、特に塩素原子である。
またZ又はZ′により形成される含窒素複素環としては
、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環又は
テトラゾール環等が挙げられ、前記環が有してもよい置
換基としては前記Rについて述べたものが挙げられる。
一般式CM)で表されるものは更に具体的には例えば下
記−数式CM−11)〜〔M−■〕により表される。
一般式 前記−数式CM−n)〜〔M−■〕においてR目〜R1
1及びX、は前記R6及びX2と同義である。
又、−数式CM)の中でも好ましいのは、下記−数式 
〔M−■〕 で表されるものである。
N−N−−・ 式中R”、X !及びZllは一般式(M)におけるR
、、X、及びZと同義である。
前記−数式(M−11)〜〔M−■〕で表されるマゼン
タカプラーの中で特に好ましいものは一数式CM−I[
)で表されるマゼンタカプラーである。
前記複素環上の置換基R6及びR11として最も好まし
いのは、下記−数式CM −ff)により表されるもの
である。
一般式 CM  IN)     R11eo c− R” 式中R1e、R20及びH2rはそれぞれ前記R6と同
義である。
又、前記R”、R20及びR2′の中の2つ例えばR1
6とR10は結合して飽和又は不飽和の環(例えばシク
ロアルカン、シクロアルケン、複素環)を形成してもよ
く、更に該環にR2′が結合して有橋炭化水素化合物残
基を構成してもよい。
−数式CM−II)の中でも好ましいのは、(i)R目
〜Rffilの中の少なくとも2つがアルキル基の場合
、(if)R”= R”の中の1つ例えばR11が水素
原子であって、他の2つR11とR”が結合して根元炭
素原子と共にシクロアルキルを形成する場合、である。
更に(i)の中でも好ましいのは H1l〜R2′の中
の2つがアルキル基であって、他の1つが水素原子又は
アルキル基の場合である。最も好ましいのはR1−〜R
11が3つともアルキル基の場合である。
又、−数式CM)におけるZにより形成される環及び−
数式〔M−■〕におけるzlにより形成される環が有し
てもよい置換基、並びに−数式〔M−II )〜(M−
VI〕ニlt6 R”−R”、!: Lテハ下記−数式
(M−X)で表されるものが好ましい。
−数式 CM−X) −R”−S O、−R” 式中R2!はアルキレン基を、R23はアルキル基、シ
クロアルキル基又はアリール基を表す。
R1舅で示されるアルキレン基は好ましくは直鎖部分の
炭素数が2以上、より好ましくは3ないし6であり、直
鎖2分岐を問わない。
R”で示されるアルキル基は好ましくは炭素数6〜20
であり直鎖、分岐を問わない。
R23で示されるシクロアルキル基としては5〜6員の
ものが好ましい。
R23で示されるアリール基としてはフェニル基が好ま
しく、更に置換基を有してもよい。
−数式CM)で表されるマゼンタカプラーの分子量は6
00以下であることが好ましく、より好ましくは400
〜550である。
以下に一般式CM)で表される本発明のマゼンタカプラ
ーの具体例を挙げるが、これに限定され−4 CH。
CH。
−5 −6− 7 −9  − 10 −11 12 −13 −14 −15 −16 −17 −18 −19 CH。
−20 −21 −22 −23 CH。
−24 −25 −26 −27 しn3 M−28 M−29 −30 −31 し、、M!。
2 −33 −34 −35 −36 −37 8 9 CH。
 −40 M−43 M−44 −45 N−N−へ −46 7− ヘーN−N 9 ーNーN −52 −53 −54 し1ズti−修 ヘーヘ□へ 前記カプラーはジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサ
イアティ(Journal of the Chemi
calSocity) 、パーキン(Perkin) 
I (1977) 、 2047〜2052、米国特許
3,725.067号、特開昭59−99437号、同
58−42045号、同59〜162548号、同59
−171956号、同60−33552号、同60−4
3659号、同60−172982号及び同60−19
0779号等を参考にして合成することができる。
該カプラーは通常ハロゲン化銀1モル当たりlX 10
−’モル−1モル、好ましくはl X 10−2モル−
8X to−’モルの範囲で用いることができる。
又、本発明のカプラーは他の種類のマゼンタカプラーと
併用することもできる。
次に前記−数式CC)で表されるシアンカプラーについ
て述べる。
一般式〔C) H 式中、R7はバラスト基を表し、R8は炭素数2以上の
アルキル基を表す。X、は水素原子又は発色現像主薬の
酸化体との反応により離脱しうる基を表す。
R8で表されるアルキル基は直鎖でも分岐でもよく、置
換基を有するものも包含する。
R7で表されるバラスト基は、カプラーが適用される層
からカプラーを実質的に他層へ拡散できないようにする
のに十分な嵩ばりをカプラー分子に与えるところの大き
さと形状を有する有機基である。
該バラスト基として好ましいものは下記−数式%式% Reは炭素原子数1から12のアルキル基を表し、Ar
は、フェニル基等のアリール基を表し、このアリール基
は置換基を有するものを包含する。
次に一般式〔C〕で表されるカプラーの具体例を示すが
、これらに限定されるものではない。
−数式 [) これらを含め、本発明において用いることのできるシア
ンカプラーの具体例は特公昭49−11572号、特開
昭61−3142号、同61−9652号、同61−9
653号、同61−39045号、同61−50136
号、同61−99141号、同61−105545号な
どに記載されている。
本発明の前記−数式〔C〕で示されるシアン色素形成カ
プラーは、通常ハロゲン化銀1モル当たり1xlO−3
モル〜1モル、好ましくはI X 10−”モル〜a 
x to−’モルの範囲で用いることができる。
本発明のハロゲン化銀粒子は、90モル%以上の塩化銀
含有率を有し、臭化銀含有率は10モル%以下、沃化銀
含有率は0.5モル%以下であることが好ましい。更に
好ましくは、臭化銀含有率が0.1〜2モル%の塩臭化
銀である。
本発明のハロゲン化銀粒子は、単独で用いてもよいし、
組成の異なる他のハロゲン化銀粒子と混合して用いても
よい。又、塩化銀含有率が10モル%以下のハロゲン化
銀粒子と混合して用いてもよい。
又、本発明の90モル%以上の塩化銀含有率を有するハ
ロゲン化銀粒子が含有されるハロゲン化銀乳剤層におい
ては、該乳剤層に含有される全ハロゲン化銀粒子に占め
る塩化銀含有率90モル%以上のハロゲン化銀粒子の割
合は60重量%以上、好ましくは80重量%以上である
本発明のハロゲン化銀粒子の組成は、粒子内部から外部
に至るまで均一なものであってもよいし、粒子内部と外
部の組成が異なってもよい。又、粒子内部と外部の組成
が異なる場合、連続的に組成つ)変化してもよいし、不
連続であってもよ7い。
本発明のハロゲン化銀粒子の粒子径は特に制限はないが
、迅速処理性及び感度等、他の写真性能等を考慮すると
、好ましくは0.2〜1.6μm1更に好ましくは0.
25〜1.2μmの範囲である。なお、上記粒子径は、
当該技術分野において一般に用いられる各種の方法によ
って測定することができる。
代表的な方法としては、ラブランドの「粒子径分析法J
(A、S、T、M、シンポジウム・オン・ライト・マイ
クロスコピー、1955年、94〜122頁)又はr写
真プロセスの理論」(ミースおよびジェームズ共著、第
3版、マクミラン社発行(1966年)の第2章)に記
載されている。
この粒子径は、粒子の投影面積か直径近似値を使ってこ
れを測定することができる。粒子が実質的に均一形状で
ある場合は、粒径分布は直径か投影面積としてかなり正
確にこれを表すことができる。
本発明のハロゲン化銀粒子の粒子径の分布は、多分散で
あってもよいし、単分散であってもよい。
好ましくはハロゲン化銀粒子の粒径分布において、その
変動係数が0.22以下、更に好ましくは0.15以下
の単分散ハロゲン化銀粒子である。
本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は酸性法、
中性法、アンモニア法のいずれで得られたものでもよい
。該粒子は一時に成長させてもよいし、種粒子をつくっ
た後、成長させてもよい。
種粒子をつくる方法と成長させる方法は同じであっても
、異なってもよい。
又、可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式と
しては、順混合法、逆混合法、同時混合法、それらの組
合せなどいずれでもよいが、同時混合法で得られたもの
が好ましい。更に同時混合法の一形式として特開昭54
−48521号等に記載されているpAg−コンドロー
ルド−ダブルジェット法を用いることもできる。
更に必要であればチオエーテル等のハロゲン化銀溶剤を
用いてもよい。又、°メルカプト基含有化合物、含窒素
複素環化合物又は増感色素のような化合物をハロゲン化
銀粒子の形成時、又は粒子形成終了の後に添加して用い
てもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができる。好ましい1つの例は、(100)面
を結晶表面として有する立方体である。
又、8面体、14面体、12面体等の形状を有する粒子
を用いることもできる。更に、双晶面を有する粒子を用
いてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、粒子形成過程及び/
又は成長過程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩又は錯塩、ロジウム塩又は錯塩、鉄
塩又は錯塩を用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及
び/又は粒子表面に包含させることができ、又適当な還
元雰囲気におくことにより、粒子内部及び/又は粒子表
面に還元増感核を付与できる。
本発明のハロゲン化銀粒子を含存する乳剤(以下、本発
明の乳剤という)は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、あるいは含有
させたままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサ
ーチ・ディスクロージャー17643号記載の方法に基
づいて行うことができる。
本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、好まし
くは、潜像が主として表面に形成される粒子であるが、
潜像が粒子内部に形成される粒子でもよい。
本発明のハロゲン化銀粒子は金化合物を用いて増感され
る。本発明の金化合物としては、金の酸化数が+1価で
も+3価でもよく、多種の金化合物が用いられる。代表
的な例としては塩化金酸塩、カリウムクロロオーレート
、オーリックトリクロライド、カリウムオーリックチオ
シアネート、カリウムヨードオーレート、テトラシアノ
オーリックアジド、アンモニウムオーロチオシアネート
、ピリジルトリクロロゴールド、金サルファイド、金セ
レナイド等である。
金化合物の添加量は種々の条件で異なるが、目安として
はハロゲン化銀1モル当たり10−8モル−1O−1モ
ルであり、好ましくは10−’モル〜10−!モルであ
る。
本発明の乳剤は、還元性物質を用いる還元増感法、貴金
属化合物を用いる貴金属増感法などを併せて用いること
ができる。
本発明においては、カルコゲン増感剤ヲ用いることがで
きる。カルコゲン増感剤とは硫黄増感剤、セレン増感剤
、テルル増感剤の総称であるが、硫黄増感剤、セレン増
感剤が好ましい。硫黄増感剤としては例えばチオ硫酸塩
、アリルチオカルバジド、チオ尿素、アリルイソチオシ
アネート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、
ローダニンが挙げられる。その他、米国特許1,574
,944号、同2,410.689号、同2,278,
947号、同2,728,668号、同3,501.3
13号、同3,656,955号、西独出願公開(OL
S) 1,422,869号、特開昭56−24937
号、同55−45016号公報等に記載されている硫黄
増感剤も用いることができる。硫黄増感剤の添加量はp
HS温度、ハロゲン化銀粒子の大きさなどの種々の条件
によって相当の範囲に互って変化するが、目安としては
ハロゲン化銀1モル当たり1O−7モル−10−’モル
程度が好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが本発明
の実施の態様はこれらに限定されない。
実施例1 マゼンタカプラー(M−1)60gと色素画像安定化剤
(ST−3)15g、  (ST−4)40g、スティ
ン防止剤(HQ −1) 1.7gを高沸点有機溶媒(
DBP)40m11と酢酸エチル100m12に溶解し
た溶液をドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5gを
含む5%ゼラチン水溶液に添加し超音波ホモジナイザー
で分散し、得られた分散液を1500m(2に仕上げた
この分散液を塗布用3%ゼラチン水溶液1000m12
に加え、更に緑感性塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル%含
有) 400gを添加し緑感光性乳剤層塗布液を調製し
た。同様にして各層の塗布液を調製し、ポリエチレン被
覆紙支持体上に表−1の構成となるよう支持体側から順
次塗設した。
表−1 (1) 表 (2) T V (ポリビニルピロ リ ドン) B (ジブチルフタレート) U ■ − V しf13 Q  − S′F ■ I−2 硬膜剤として下記のH −1 1を使用した。
こうして得られた試料を1とし、次にこの試料lのイエ
ロー マゼンタ及びシアンカプラー並びにゼラチンの総
添加量を表−2に示す様に変えた以外は試料lと同様に
して試料2〜12を作成した。
尚、マゼンタカプラーを本発明のカプラーに変更した時
には色素画像安定化剤として以下の化合物を使用した。
(括弧内は添加量g/m”)これらの試料を常法に従っ
て露光後、 理工程に従って処理を行った。
[処理工程]   温 度 発色現像    33°C 漂白定着    33°C 水    洗        33°C発色現像液 N−エチル−N−β−メタンスルホン アミドエチル−3−メチル−4 アミノアニリン硫酸塩 ヒドロキシルアミン硫酸塩 炭酸カリウム 臭化ナトリウム 無水亜硫酸ナトリウム ベンジルアルコール ポリエチレングリコール (平均重合度400) 時  間 3分30秒 1分30秒 3分 下記の処 4.9g 2.0g 25.0g 0.6g 2.0g 13.0mQ 3.0m12 水を加えてlQとし、水酸化ナトリウムを用いてpH=
 10.0に調整する。
漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第2鉄 ナトリウム塩             60.0gチ
オ硫酸ナトリウム        loO,0g重亜硫
酸ナトリウム         IO,Ogメタ重亜硫
酸ナトリウム       3.0g水を加えてlQと
し、アンモニア水でpH−7,0に調整する。
旭理後得られた各試料について以下の方法で色再現性の
評価を行った。
〈色再現性〉 JIS Z−8729−1980に記載のL☆U☆V☆
表色系による表示方法に従ってL☆−50の時(7) 
u ’ v ’色度図を作成し、イエロー マゼンタ及
びシアンの発色色素によって形成される総合色再現域を
試料lを100とした相対面積により評価した。又、目
視による各色の評価も行った。
得られた結果を表−2に示す。
表−2からもわかる様に比較カプラーを使用した試料1
.2では色再現性が非常に劣り、又、改良効果は殆どな
い。又、本発明のカプラーの組み合せであるが、ゼラチ
ン総量が本発明外の試料3では、色相はほぼ良好にはな
っているが彩度の点で劣っており、各色も今一つクリア
ーでない。それに対し本発明の試料4〜12では色相、
彩度とも良好であり、目視判定でもすっきりとして非常
に良好であった。
実施例2 実施例1の試料lと同様の構成で各層を塗設し作成した
試料を14とした。
但し、使用したハロゲン化銀乳剤は以下の如く調製した
[青感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法j40℃に保温し
j;2%ゼラチン水溶液100100O中に下記(A液
)及び(B液)をpAg−a、s、pH−3,0に制御
しつつ30分かけて同時添加し、更に下記(C液・)及
び(D液)をpAg−7,3、pH−5,5に制御しつ
つ180分かけて同時添加した。
このとき、p、Agの制御は特開昭59−45437号
記載の方法により行い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナ
トリウムの水溶液を用いて行った。
(A液) 塩化ナトリウム          3−42g臭化カ
リウム           0.03g水を加えて 
          200m12(B液) 硝酸銀             10g水を加えて 
          200mff(C液) 塩化ナトリウム          102.7g臭化
カリウム           1.0g水を加えて 
          600+nff(D液) 硝酸銀              300g水を加え
て           600m12添加終了後、化
工アトラス社製デモールNの5%水溶液と硫酸マグネシ
ウムの20%水溶液を用いて脱塩を行った後、ゼラチン
水溶液と混合して平均粒径0.85μm1変動係数0.
07、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−1を得た。
上記乳剤EMP−1に対し、下記化合物を用い、50℃
にて90分化学熟成を行い、青感性ハロゲン化銀乳剤(
EmA)を得た。
チオ硫酸ナトリウム     0.8mg1モル1モル
A化金酸          0.5mg1モル1モル
A定剤  SB  5   6XlO−’モル1モルA
gX増感色素 D−15×10−4モル1モルAgx[
緑感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法1(A液)と(B液
)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変更
する以外はEMP−1と同様にして、平均粒径0,43
μm1変動係数0.08、塩化銀含有率99.5モル%
の単分散立方体乳剤EMP−2を得tこ 。
EMP−2に対し、下記化合物を用いて55°Cで12
0分化学熟成を行い、緑感性ハロゲン化銀乳剤(EmB
)を得た。
チオ硫酸ナトリウム     1.5mg1モル1モル
A化金酸          1.0mg1モル1モル
A定剤  SB −55x 10−’モル/ −r: 
ルAgX増感色素 D −24,0X 10−’モル/
 モルAgX[赤感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法J(
A液)と(B液)の添加時間及び(C液)と(D液)の
添加時間を変更する以外はEMP−1と同様にして、平
均粒径0.50μm1変動係数0.08、塩化銀含有率
99.5モル%の単分散立方体乳剤EMP3を得た。
EMP−3に対し、下記化合物を用いて60°Cで90
分化学熟成を行い、赤感性ハロゲン化銀乳剤(EmC)
を得た。
チオ硫酸ナトリウム     1.8mg1モル1モル
A化金酸          2.0mg/ % ルA
gX安定剤  SB −56X 10−’モル/ % 
ルAgX増感色素 D −38,OX 10−’モル1
モルAgx−1 D〜2 −3 SB−5 得られた試料14に対し、イエロー マゼンタ及びシア
ンカプラー並びにゼラチンの総添加量を表−3に示す様
に変えた試料15〜24を作成した。
試料14〜24を常法に従って露光後、下記の処理工程
に従って処理を行った。
処理工程   温 度     時 開発色現像  3
5.0±0.3°C45秒漂白定着  35.0±0.
5℃    45秒安定化  30〜34℃   90
秒 乾   燥     60〜80℃       60
秒発色現像液 純水                800m(2ト
リエタノールアミン          10gN、N
−ジエチルヒドロキシルアミン     5g臭化カリ
ウム            0.02g塩化カリウム
              2g亜硫酸カリウム  
          0.3gl−ヒドロキシエチリデ
ン−1−1− ジホスホン酸             1.0gエチ
レンジアミン四酢酸        1.0gカテコー
ル−3,5−ジスルホン酸 二ナトリウム塩            160gN−
エチル−N−β−メタンスルホン アミドエチル−3−メチル−4 アミノアニリン硫酸塩         4.5g蛍光
増白剤(4,4’−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘
導体)        1.0g炭酸カリウム    
         27g水を加えて全量を112とし
、pH= 10.10に調整する。
漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄 アンモニウム2水塩          60gエチレ
ンジアミン四酢酸        3gチオ硫酸アンモ
ニウム (70%水溶液)  loom(2亜硫酸アン
モニウム (40%水溶液)   27.5mQ水を加
えて全量をIQとし、炭酸カリウム又は氷酢酸でpH=
5.7に調整する。
安定化液 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン                  1.0gエチ
レングリコール         1.0g1−ヒドロ
キシエチリデン−1,1 ジホスホン酸            2.0gエチレ
ンジアミン四酢酸       1.0g水酸化アンモ
ニウム(20%水溶液)   3.0g蛍光増白剤(4
,4’−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体)  
     1.5g水を加えて全量を11とし、硫酸又
は水酸化カリウムでpH= 7.0に調整する。
処理済み各試料に対し、実施例1と同様の方法で色再現
性の評価を行った。
又、以下の方法で処理時間変動耐性についても評価した
く処理時間変動耐性〉 発色現像時間を45秒から30秒に変更し、各処理時間
における緑感光性層のFlfallに対する青感光性層
及び赤感光性層の階調の比を求め、45秒処理時の階調
の比をlOOとした30秒処理時の階調の比の相対値を
求めた。
尚、階調としては特性曲線の濃度0.80と1.80の
2点を結ぶ直線の傾き(γ)を用いた。
γ 330 : γ G3゜: γ 冨3o : γ 114S: γ 04S : γ 款4s: 30秒現像処理した時の青感光性層の階調30秒現像処
理した時の緑感光性層の階調30秒現像処理した時の赤
感光性層のWI調45秒現像処理した時の青感光性層の
階調45秒現像処理した時の緑感光性層の階調45秒現
像処理した時の赤感光性層の階調表−3かられかる様に
試料14.15での処理時間変動耐性は許容範囲外にも
劣っており、色再現も改良の効果は見られない。
試料16の本発明のカプラーの組合せにより、色再現性
は良くなっているが、不充分な上、処理時間変動耐性に
おいて大きく劣化してしまっている。
しかし、ゼラチン総量も本発明の規定以下にした試料1
7〜24では、色再現性、処理時間変動耐性が共に向上
し、高塩化銀乳剤を使用した迅速処理系での本発明の効
果が大きく現れた。
更に、本発明の試料17〜24に超迅速処理(発色現像
20秒、漂白定着20秒、安定化20秒)を適用したと
ころ、本発明の効果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に下記一般式〔Y〕で示されるイエローカプラ
    ーを含有する少なくとも1層の青感光性ハロゲン化銀乳
    剤層、下記一般式〔M〕で示されるマゼンタカプラーを
    含有する少なくとも1層の緑感光性ハロゲン化銀乳剤層
    及び下記一般式〔C〕で示されるシアンカプラーを含有
    する赤感光性ハロゲン化銀乳剤層を有し、かつ含有され
    るゼラチン総量が7.6g/m^2以下であるハロゲン
    化銀写真感光材料。 一般式〔Y〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はアルキル基又はシクロアルキル基を表
    し、R_2はアルキル基、シクロアルキル基、アシル基
    又はアリール基を表す。R_3はベンゼン環に置換可能
    な原子又は基を表し、nは0又は1を表す。R_4はカ
    ルボニル又はスルホニル単位を有する結合基を一つ含む
    有機基を表し、Jは▲数式、化学式、表等があります▼
    又は▲数式、化学式、表等があります▼(R_5は水素
    原子、アルキル基、アリール基又は復素環基を表す)を
    表す。 X_1は発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
    る基を表す。〕 一般式〔M〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有して
    もよい。X_2は発色現像主薬の酸化体との反応により
    離脱しうる基を表し、R_6は水素原子又は置換基を表
    す。〕 一般式〔C〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_7はバラスト基を表し、R_8は炭素数2
    以上のアルキル基を表す。X_3は水素原子又は発色現
    像主薬の酸化体との反応により離脱しうる基を表す。〕
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JPH03134661A (ja) * 1989-10-20 1991-06-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03134661A (ja) * 1989-10-20 1991-06-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JP2640149B2 (ja) * 1989-10-20 1997-08-13 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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