JPH0313005Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0313005Y2 JPH0313005Y2 JP18333485U JP18333485U JPH0313005Y2 JP H0313005 Y2 JPH0313005 Y2 JP H0313005Y2 JP 18333485 U JP18333485 U JP 18333485U JP 18333485 U JP18333485 U JP 18333485U JP H0313005 Y2 JPH0313005 Y2 JP H0313005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- partition plate
- inner cylinder
- outlet
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、流体を取扱う機械装置において一方
向のみの流体の流れを許す箇所に使用される逆止
弁に関する。
向のみの流体の流れを許す箇所に使用される逆止
弁に関する。
(従来の技術)
流体を取扱う機械装置においては、一方向の流
れを許し、反対方向の流れを阻止する逆止弁が多
く使用される。
れを許し、反対方向の流れを阻止する逆止弁が多
く使用される。
第4図に示すものは、この種の逆止弁の一例
で、流入口5及びバルブシート7を備える第1の
ケース2と、流出口6を備える第2のケース3が
結合されて弁室4を有するバルブケース1を形成
し、球形バルブ30及び略載頭円錐形状のコイル
スプリング31が弁室4内に配置され、流入口5
側の圧力が流出口6側の圧力より高い場合には、
球形バルブ30がバルブシート7から離れて流体
を流出口6側へ流し、流出口6側の圧力が流入口
5側の圧力よりも高い場合はは、球形バルブ30
がバルブシート7に接して流体の流れを阻止する
構造を備えている。
で、流入口5及びバルブシート7を備える第1の
ケース2と、流出口6を備える第2のケース3が
結合されて弁室4を有するバルブケース1を形成
し、球形バルブ30及び略載頭円錐形状のコイル
スプリング31が弁室4内に配置され、流入口5
側の圧力が流出口6側の圧力より高い場合には、
球形バルブ30がバルブシート7から離れて流体
を流出口6側へ流し、流出口6側の圧力が流入口
5側の圧力よりも高い場合はは、球形バルブ30
がバルブシート7に接して流体の流れを阻止する
構造を備えている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記した構造を備える従来の逆止弁において
は、バルブシート7に対する球形バルブ30の密
着によつて流体の流れを阻止するようになつてお
り、かつ、バルブケース1、球形バルブ30及び
コイルスプリング31が、ステンレスステイー
ル、アルミニウム合金、黄銅等の金属材料をもつ
て製せられるのが通常であるので、下記する問題
点を有している。
は、バルブシート7に対する球形バルブ30の密
着によつて流体の流れを阻止するようになつてお
り、かつ、バルブケース1、球形バルブ30及び
コイルスプリング31が、ステンレスステイー
ル、アルミニウム合金、黄銅等の金属材料をもつ
て製せられるのが通常であるので、下記する問題
点を有している。
流体の流れを完全に阻止するためには、球形
バルブ及びバルブシートの形状、面粗さ等につ
いて、高い加工精度を要求される。
バルブ及びバルブシートの形状、面粗さ等につ
いて、高い加工精度を要求される。
球形バルブ、バルブシート及びコイルスプリ
ングが、相互接触により損傷し易い。
ングが、相互接触により損傷し易い。
バルブシートが変形・摩耗して密封機能を失
い易い。
い易い。
取扱対象流体の如何によつては、腐蝕現象を
惹起する。
惹起する。
重量が大きくなる。
本考案は、上記した題点点を解消して、高い加
工精度を必とせず、しかも、長期間にわたつて完
全な密封機能を持続し得る逆止弁の構造を提示す
ることを目的とするものである。
工精度を必とせず、しかも、長期間にわたつて完
全な密封機能を持続し得る逆止弁の構造を提示す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記した従来の技術による逆止弁に
おける問題点に鑑み、バルブケースに形成されて
流入口及び流出口を備える弁室内に、略円筒形状
を呈し、内側を径方向に仕切る仕切板を付され、
前記仕切板より軸方向流入口側の円筒側面に弁孔
を穿たれ、前記仕切板より軸方向流出口側の円筒
側面に流路を形成された内筒を、前記弁孔側を前
記流入口側へ向けて固定し、弾性を備える材料を
もつて断面略C字形状に製せられた弁部材を前記
内筒の弁孔側に外嵌させた構成となすものであ
る。
おける問題点に鑑み、バルブケースに形成されて
流入口及び流出口を備える弁室内に、略円筒形状
を呈し、内側を径方向に仕切る仕切板を付され、
前記仕切板より軸方向流入口側の円筒側面に弁孔
を穿たれ、前記仕切板より軸方向流出口側の円筒
側面に流路を形成された内筒を、前記弁孔側を前
記流入口側へ向けて固定し、弾性を備える材料を
もつて断面略C字形状に製せられた弁部材を前記
内筒の弁孔側に外嵌させた構成となすものであ
る。
(作用)
上記した構成を備える逆止弁においては、内筒
に外嵌された断面略C字形状の弁部材が内筒の弁
孔を塞いで流出口側から流入口側への流体の流れ
を阻止し、流入口側の流体圧力が流出口側の流体
圧力よりも高くなつた際に、弁部材が流体圧力に
より拡張して弁孔を開放させ、流出口側への流体
の流れを生じさせる。
に外嵌された断面略C字形状の弁部材が内筒の弁
孔を塞いで流出口側から流入口側への流体の流れ
を阻止し、流入口側の流体圧力が流出口側の流体
圧力よりも高くなつた際に、弁部材が流体圧力に
より拡張して弁孔を開放させ、流出口側への流体
の流れを生じさせる。
(実施例)
第1図及び第2図の実施例においては、合成樹
脂材料をももつて成形され、流入口5を備える第
1のケース2と流出口6を備える第2のケース3
が互いに結合されて弁室4を有するバルブケース
1を形成し、第3図に詳細を示すように、略円筒
形状を呈し、軸方向中間に内側を径方向に仕切る
仕切板11(第1図参照)を付され、仕切板11
より軸方向流入口側の円筒側面に弁孔12を穿た
れ、仕切板11より軸方向流出口側の円筒側面に
流路13を形成され、切吹き15を付された径方
向突起14及び軸方向に走る廻り止め突起16を
外側に付された内筒10が、弁孔12側を流入口
5側へ向けて固定され、ポリアセタール、ポリア
ミド等の合成樹脂材料をもつて成形された外方部
材21及びニトリルゴム、フツソゴム等の合成ゴ
ム材料をもつて成形された内方部材22を重ね合
わされて成り、円周上1箇所にスリツト23を付
されて略C字状の断面形状を示す弁部材20が、
スリツト23を廻り止め突起15に係合させて内
筒10の弁孔12側に外嵌されている。
脂材料をももつて成形され、流入口5を備える第
1のケース2と流出口6を備える第2のケース3
が互いに結合されて弁室4を有するバルブケース
1を形成し、第3図に詳細を示すように、略円筒
形状を呈し、軸方向中間に内側を径方向に仕切る
仕切板11(第1図参照)を付され、仕切板11
より軸方向流入口側の円筒側面に弁孔12を穿た
れ、仕切板11より軸方向流出口側の円筒側面に
流路13を形成され、切吹き15を付された径方
向突起14及び軸方向に走る廻り止め突起16を
外側に付された内筒10が、弁孔12側を流入口
5側へ向けて固定され、ポリアセタール、ポリア
ミド等の合成樹脂材料をもつて成形された外方部
材21及びニトリルゴム、フツソゴム等の合成ゴ
ム材料をもつて成形された内方部材22を重ね合
わされて成り、円周上1箇所にスリツト23を付
されて略C字状の断面形状を示す弁部材20が、
スリツト23を廻り止め突起15に係合させて内
筒10の弁孔12側に外嵌されている。
内筒10の外側に付された径方向突起14及び
廻り止め突起16は、弁部材20の軸方向の動き
及び回転を拘束するものである。
廻り止め突起16は、弁部材20の軸方向の動き
及び回転を拘束するものである。
上記した実施例において、流出口6側の流体圧
力が流入口5側の流体圧力より高い場合には、弁
部材20が自らの弾性により内筒10の弁孔12
を塞いで流出口6側から流入口5側へ向う流体の
流れを阻止し、流入口5側の流体圧力が流出口6
側の流体圧力より高くなつた場合には、弁部材2
0が流体圧力により拡張させられて弁孔12を開
放し、流出口6へ向う流体の流れを生じさせる。
力が流入口5側の流体圧力より高い場合には、弁
部材20が自らの弾性により内筒10の弁孔12
を塞いで流出口6側から流入口5側へ向う流体の
流れを阻止し、流入口5側の流体圧力が流出口6
側の流体圧力より高くなつた場合には、弁部材2
0が流体圧力により拡張させられて弁孔12を開
放し、流出口6へ向う流体の流れを生じさせる。
上記した実施例においては、弁部材20が合成
樹脂材料による外方部材21及び合成ゴム材料に
よる内方部材22の重ね合せ構造となつている
が、合成樹脂材料、ステンレスステイール等によ
る単層構造とするか、ステンレスステイール板材
等を内包した合成ゴム材料製部材となすこともで
きる。
樹脂材料による外方部材21及び合成ゴム材料に
よる内方部材22の重ね合せ構造となつている
が、合成樹脂材料、ステンレスステイール等によ
る単層構造とするか、ステンレスステイール板材
等を内包した合成ゴム材料製部材となすこともで
きる。
図示のように、弁部材20を2層構造とする場
合には、内外両部材21,22に互いに係合する
孔及び突起を設けると、両部材21,22の相対
的なズレが防止されて好都合である。
合には、内外両部材21,22に互いに係合する
孔及び突起を設けると、両部材21,22の相対
的なズレが防止されて好都合である。
(考案の効果)
本考案の逆止弁が、上記したように、略円筒形
状を呈し、内側を径方向に仕切る仕切板を付さ
れ、前記仕切板より軸方向流入口側の円筒側面に
弁孔を穿たれ、前記仕切板より軸方向流出口側の
円筒側面に流路を形成された内筒が、流入口及び
流出口を付されたバルブケースの弁室内に、前記
弁孔側を前記流入口側へ向けて固定され、弾性材
料をもつて製せられ、略C字状の断面形状を呈す
る弁部材を前記内筒の弁孔側に外嵌された構成を
備えていることにより、流出口側から流入口側へ
向う流体の逆流を阻止する閉塞が、内筒の周面に
対する弁部材の弾性接触によつてもたらされるの
で、閉鎖機能が完全であつて各部材の損傷・腐蝕
も生成されず、長期間にわたつて良好な逆止機能
が持続される。
状を呈し、内側を径方向に仕切る仕切板を付さ
れ、前記仕切板より軸方向流入口側の円筒側面に
弁孔を穿たれ、前記仕切板より軸方向流出口側の
円筒側面に流路を形成された内筒が、流入口及び
流出口を付されたバルブケースの弁室内に、前記
弁孔側を前記流入口側へ向けて固定され、弾性材
料をもつて製せられ、略C字状の断面形状を呈す
る弁部材を前記内筒の弁孔側に外嵌された構成を
備えていることにより、流出口側から流入口側へ
向う流体の逆流を阻止する閉塞が、内筒の周面に
対する弁部材の弾性接触によつてもたらされるの
で、閉鎖機能が完全であつて各部材の損傷・腐蝕
も生成されず、長期間にわたつて良好な逆止機能
が持続される。
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図
は、第1図上に矢印−を付して示した位置に
おける断面図、第3図は、同実施例の主要構成部
材の斜視図、第4図は、従来技術による逆止弁の
一例の断面図である。 1…バルブケース、2……第1のケース、3…
…第2のケース、4……弁室、5……流入口、6
……流出口、7……バルブシート、10……内
筒、11……仕切板、12……弁孔、13……流
路、14……径方向突起、15……切欠き、16
……廻り止め突起、20……弁部材、21……内
方部材、22……外方部材、23……スリツト、
30……球形バルブ、31……コイルスプリン
グ。
は、第1図上に矢印−を付して示した位置に
おける断面図、第3図は、同実施例の主要構成部
材の斜視図、第4図は、従来技術による逆止弁の
一例の断面図である。 1…バルブケース、2……第1のケース、3…
…第2のケース、4……弁室、5……流入口、6
……流出口、7……バルブシート、10……内
筒、11……仕切板、12……弁孔、13……流
路、14……径方向突起、15……切欠き、16
……廻り止め突起、20……弁部材、21……内
方部材、22……外方部材、23……スリツト、
30……球形バルブ、31……コイルスプリン
グ。
Claims (1)
- 流入口5及び流出口6を付された弁室4を備え
るバルブケース1と、略円筒形状を呈し、内側を
径方向に仕切る仕切板11を付され、前記仕切板
11より軸方向流入口側の円筒側面に弁孔12を
穿たれ、前記仕切板11より軸方向流出口側の円
筒側面に流路13を形成され、前記弁孔12側を
前記流入口5側へ向けて前記弁室4内に固定され
た内筒10と、弾性材料をもつて断面略C字形状
に製せられ、前記内筒10に外嵌されて前記弁孔
12を開閉する弁部材20とを有する逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18333485U JPH0313005Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18333485U JPH0313005Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291072U JPS6291072U (ja) | 1987-06-10 |
JPH0313005Y2 true JPH0313005Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=31129979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18333485U Expired JPH0313005Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313005Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP18333485U patent/JPH0313005Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6291072U (ja) | 1987-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5010925A (en) | Normally closed duckbill valve assembly | |
JPH08105557A (ja) | 逆止弁 | |
JPS6318063B2 (ja) | ||
JPH0535792B2 (ja) | ||
JP3992753B2 (ja) | ガスケット | |
US4673000A (en) | Check valve assembly | |
JPS5877974A (ja) | 防火バタフライ弁装置 | |
JPS6215567Y2 (ja) | ||
JPH0313005Y2 (ja) | ||
US5139047A (en) | Miniature check valve construction | |
JP4656709B2 (ja) | 圧力制御弁 | |
JPS6139885Y2 (ja) | ||
JPH0710136Y2 (ja) | ボールバルブ | |
JPS6325428Y2 (ja) | ||
JPH02103579U (ja) | ||
JPS5848438Y2 (ja) | ちょう型弁のシ−トリング | |
JPH053822Y2 (ja) | ||
JP3264692B2 (ja) | 逆止弁 | |
JPH0545897Y2 (ja) | ||
JPH0650443A (ja) | 開閉バルブ | |
JPH0313652Y2 (ja) | ||
JPH0714272U (ja) | 弁のシート構造 | |
JPH0348450Y2 (ja) | ||
JPH0425563Y2 (ja) | ||
JPH0242929Y2 (ja) |