JPS6139885Y2 - - Google Patents

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JPS6139885Y2
JPS6139885Y2 JP1769382U JP1769382U JPS6139885Y2 JP S6139885 Y2 JPS6139885 Y2 JP S6139885Y2 JP 1769382 U JP1769382 U JP 1769382U JP 1769382 U JP1769382 U JP 1769382U JP S6139885 Y2 JPS6139885 Y2 JP S6139885Y2
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JP
Japan
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annular portion
passage
tapered annular
outflow
check valve
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JP1769382U
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JPS58119669U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は逆止弁の分野に係るもので、開弁時に
於て流出側からの圧力作用により、変形して発生
する耐久性の低下を防止すると共に、圧力作用に
より開弁されるのを確実に阻止するものである。
本考案に関する先行技術としては第1図に示す
もの(実公昭54−22186号公報)が存在する。第
1図は、流入側53と流出側54とを有する密封
容器51の通路55に、円筒部57の一端がかさ
形に形成されたかさ形部分58と、他端側が円錐
形に形成された円錐部分59とを有して、円錐部
分59の先端に流出口56を備えたゴム状弾性材
製のバルブ52が装着されている。
このバルブ52は密封容器51の流出側54か
ら流体圧力が作用すると、かさ形部分が開弁する
前に、円錐部分59の大径側が内径方向に変形し
て、円錐部分59の円錐部分59の流出口56が
開くと言う欠点がある。更に、この円錐部分59
が流体圧力により第2図のごとく大きくつぶされ
ると、曲率の小さい変形部60,61が疲労によ
り損傷すると言う問題点を有する。
本考案は上述のような問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は流出通路側を形成する円錐状又
はくさび状の先細り環状部が流出側からの圧力に
より変形して疲労損傷するのを効果的に防止する
ことにある。このため、本考案は以下のように構
成されている。即ち、本体の流体通路内に配置さ
れて本体側に密封的に保持される環状部が内周側
に流入通路を備え、前記環状部の一端から伸びる
先細り環状部が内周面側に流入通路と連通する流
出通路を形成して内面の対向する位置に凸部を設
けると共に、先端側に口周面が閉じられている流
出口を設けたゴム状弾性材製より成るものであ
る。
上述のように構成された本考案は以下のような
特有の効果を奏する。
逆止弁の先細り環状部が流体圧力を受けて、
第2図に示すごとく、両対向する面が近づくよ
うな変形をするときは、先細り環状部に設けら
れた凸部が相手側に接触して先細り環状部の変
形を防止する。従つて、先細り環状部は曲率半
径を小さくよするような変形部が生じないか
ら、繰返しによる変形を受けても変形部から疲
労損傷することがない。
先細り環状部は、流出側からの流体圧力の作
用を受けても、凸部により大きく変形しないか
ら、ゴム状としての弾性力が、変形にともない
疲労により、損なわれることも防止でき、更
に、流入側から流入する流体に対して応答性の
良い形状を保持して対応することが期待でき
る。又、凸部を設けることにより、先細り環状
部を肉薄に形成できるから、開弁時の圧力に対
する応答性が良好になる。
流出側からの流体圧力により先細り環状部が
変形しても、凸部により流出口側の形状を保持
できるから、流出口が流出側からの圧力により
開弁させられのを防止することが期待できる。
従つて、開閉弁の機能にすぐれ、開閉弁が確実
に行なわれる。
以下、本考案の実施例を図面に基づき、詳細に
説明する。第3図は本考案の一実施例の逆止弁の
断面図であり、円筒状の環状部1は内周側に流入
通路2を形成しており、外周側にフランジ状の取
付部3を設けている。環状部1の一端から、くさ
び状の先細り環状部4が伸びて内周側に流出通路
7を形成すると共に、先端にスリツトした流出口
5が設けられている。
更に、先細り環状部4の両側面には対向する位
置に凸部6が形成されている。上記流出口5は大
気圧に於て口周面が密封接触しているものであ
る。このように構成された逆止弁9は、ゴム状弾
性材により形成され、本体10に設けられた流体
通路11側の取付部12に流体通路11を仕切る
ように装着されている。流体通路11は逆止弁の
流入通路2側が流入側13となつており、反対方
向が流出側14である。
第4図は第3図の側面から見た断面図であり、
6は凸部であり、5が流出口である。第5図は第
3図のA−A矢視断面図であり、凸部6の対向線
に対して90゜方向両側の内面が半円状に形成され
ている。流出口5は前に述べたようにスリツト状
に形成されている。
第6図は本考案の他の実施例の逆止弁の断面図
である。円筒状の環状部1の一端から円錐状の先
細り環状部4が形成されており、先端にスリツト
状の流出口5が設けられている。
更に、先細り環状部4の内周面の対向位置には
凸部6が設けられている。そして、本体10に設
けられた円筒の取付部12に逆止弁9の流入通路
2を装入して逆止弁9が装着されている。尚、凸
部6は流出通路を仕切らないようにすれば、先細
り環状部4内周面に複数の突起が配設されるよう
にしても良い。
上述のように構成された本考案は以下のような
作用をなす。本体10の流入側13から流体が流
入すると、流体の圧力により逆止弁9の流入口5
を押開いて、流出側に流体が流出する。
次に、流出側14から流体が逆流したときに
は、逆止弁は閉弁しているので流体は遮断され
る。そして、この流体圧力が逆止弁9の先細り環
状部4を圧縮変形させるときは、先細り環状部4
の両側に設けられた凸部6が互いに当接して先細
り環状部4が変形するのを防止する。又、先細り
環状部4は凸部6により大きく変形しないから、
流出口5が変形により開口するような現象は生じ
ない。又、凸部6両方向の線に対して直角方向の
両内面は半円状に形成されているから、外圧に対
してシエル構造のような作用をなし(第5図参
照)、この先細り環状部4の肉厚を薄くすること
ができる。このことは、流体の流出圧力と流量と
の応答性を良好にすることができる。このような
先細り環状部4に凸部6を設けることにより、逆
止弁の機能及び耐久性を飛躍的に向上することが
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の逆止弁の断面図、第2図は第1
図のB−B矢視断面図の変形状態図、第3図は本
考案の逆止弁の断面図、第4図は第3図の側面か
ら見た断面図、第5図は第3図のA−A′矢視断
面図、第6図は本考案の他の実施例の断面図であ
る。 1……環状部、2……流入通路、3……取付
部、4……先細り環状部、5……流出口、6……
凸部、7……流出通路、9……逆止弁、10……
本体、11……流体通路、12……取付部、13
……流入側、14……流出側、51……密封容
器、52……バルブ、53……流入側、54……
流出側、55……通路、56……流出口、57…
…円筒部、58……かさ形部分、59……円錐部
分、60……変形部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体10の流体通路11に配置されて、前記本
    体10側に密封的に保持される環状部1が内周面
    側に流入通路2を有し、前記環状部1の一端から
    伸びる先細り環状部4か内周面側に前記流入通路
    2と連通する流出通路7を形成して内周面の対向
    する位置に凸部6を設けると共に先端側に弾性的
    に口周面が密封接触している流出口を設けたゴム
    状弾性材製の逆止弁。
JP1769382U 1982-02-10 1982-02-10 逆止弁 Granted JPS58119669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1769382U JPS58119669U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1769382U JPS58119669U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 逆止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58119669U JPS58119669U (ja) 1983-08-15
JPS6139885Y2 true JPS6139885Y2 (ja) 1986-11-14

Family

ID=30029981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1769382U Granted JPS58119669U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 逆止弁

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007239865A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 弁体
CA2632369A1 (en) * 2007-05-31 2008-11-30 Tyco Healthcare Group Lp Access apparatus with shallow zero closure valve
JP5499284B2 (ja) * 2009-02-16 2014-05-21 丸一株式会社 自封トラップ
JP6078713B2 (ja) * 2012-07-06 2017-02-15 丸一株式会社 逆流防止弁

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JPS58119669U (ja) 1983-08-15

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