JPH03130006A

JPH03130006A - 動力駆動式シリンダ芝刈り機

Info

Publication number: JPH03130006A
Application number: JP2162965A
Authority: JP
Inventors: Kenneth Dunn; ケネス　ダン
Original assignee: Electrolux Northern Ltd
Current assignee: Electrolux Northern Ltd
Priority date: 1989-06-22
Filing date: 1990-06-22
Publication date: 1991-06-03
Also published as: DK0404436T3; GB8914324D0; EP0404436B1; DE69011003T2; CA2019044A1; GB2233204A; US5060460A; GB2233204B; AU5773590A; EP0404436A1; DE69011003D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は芝刈り機に関し、特に、刈取りシリンダが電動
機又は内燃機関などの原動機により駆動されるようなシ
リンダ芝刈り機に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕シリン
ダ芝刈り機は、通常、カッタの前方に配設された前部ロ
ーラを有するが、そのような芝刈り機は種々の原因によ
って不適切に作動することがある。芝刈り機が前進して
いる間に、芝刈り機本体及び／又は前部ローラは芝を前
方へ押出そうとするので、芝は折曲げられ、地面に向か
って押しつぶされ平たくなってしまう。これは、特に芝
が相当に長く及び／又は湿っているために、ブレードが
そのように折曲がった芝の上を芝を刈取らずに通過して
ゆく場合に見られる状態である。また、芝が刈取られた
とき、刈取られた芝の一部が円筒形のカッタブレードの
刈取り刃部の間に落込んで戻り、そこで、固定したカッ
タブレードの間に詰まり、不必要に何度も繰返し刈取り
動作を行わせることによってモータの負荷を大きくし、
時にはモータを停止させることさえある。さらに、地面
に落ちた芝の刈りくずは、芝回収ボックスに回収される
のではないので、芝刈り機は芝生に対して傾いてしまう
。そのため、刈取りの高さが不均一になったり、カッタ
が刈取り前の芝生の上をすべってしまうようになる。

特許請求の範囲に規定されている本発明の目的は、上述
のような問題が緩和される改良された芝刈り機を提供す
ることである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、上記の課題を解決するため、２枚以上
のカッタブレードを有する円筒形のカッタアセンブリと
、ファン手段と、刈取った芝をカッタから引離すと共に
刈取った芝を芝回収ボックス内へ搬送するのを助けるよ
うにファン手段からカッタブレードの領域に吸引力を加
える手段、とを含む動力駆動式シリンダ芝刈り機が提供
される。

〔実施例〕

以下、添付の図面を参照して本発明による芝刈り機を説
明する。

第１図に関して説明すると、芝刈り機は本体１０１　と
、折りたたみハンドル１０２とを有する。スイッチ１０
３はハンドルに装着されており、図示する通り、スイッ
チは操作レバーを有する。リード線１０４は電源接続用
であり、リード線１０５は、カッタシリンダを駆動する
モータに電流を供給する。

芝回収ボックス１０６は芝刈り機本体の上面に支持され
ており、ハンドル１０７を操作することによって芝回収
ボックスを取外し、ボックスの中味を捨てたり、芝刈り
機本体の上面を出したりすることができる。

第２図は、操作する者の位置から見た芝刈り機本体の正
面図であり、芝回収ボックスは取外しである。

本体はほぼ矩形の輪郭形状を呈し、前部には、円筒形の
カンタアセンブリ２０２がはめ込まれる矩形の開口２０
１がある。カッタアセンブリは取外し自在の別個のユニ
ットであって、所定の位置にあるとき、刈取り高さを変
える目的で本体に関して調整可能である。カンタは、カ
ッタアセンブリが所定の場所に入ったときに以下にさら
に詳細に説明するような状態で駆動機構と結合する駆動
ホイールを有する。発明者による係属特許出願第８９１
４３２３．４号を参照しても良い。

芝回収ボックス１０６は芝刈り機本体の上面にはめ込ま
れるもので、ボックスの中味を空にしたり、芝刈り機本
体の上面を出したりするためにボックスを容易に持上げ
ることができるように、ボックスにはハンドル１０７が
設けられている。

第２図は、操作する者の位置から見た芝刈り機本体の平
面図であり、芝回収ボックスは取外しである。

本体はほぼ矩形の輪郭形状を呈し、前部には、カッタア
センブリ２０２がはめ込まれる矩形の開口２０１がある
。カッタアセンブリは取外し自在の別個のユニットであ
って、所定の位置にあるとき、刈取り高さを変える目的
で本体に関して調整可能である。カッタは、カッタアセ
ンブリが所定の場所に入ったときに以下にさらに詳細に
説明するような状態で駆動機構と結合する駆動ホイール
を有する。発明者による係属特許出願第８９１４３２３
．４号を参照しても良い。

芝刈り機本体は、地面から離れて、１対のランドホイー
ル２０３．２０４と、後部分割ローラ２０５とによりそ
れぞれ支えられている。カッタアセンブリの背後に配置
されるランドホイール２０３．２０４は、カッタの幅の
中に収まるように差込まれており、そのため、ホイール
は芝生の刈取り済みの面に沿って走行するだけで、まだ
刈取られていない芝を平たくつぶしてしまうことはない
。図では、ランドホイールは固定車軸に取付けられてい
るが、操作を容易にするためにホイールをキャスターに
取付けても良く、あるいはホイールの代わりに１つ又は
複数のローラを使用しても良い。

ホイール２０３．２０４と後部ローラ２０５との間には
ハウジング２０６が設けられ、洗浄及び保守を行うこと
ができるようにするため、ハウジングのカバーは蝶番で
取付けられている。給電リード線１０５はこのハウジン
グの中にあるモータ（図示せず）に電力を供給する。モ
ータの軸は、その外側端部に溝付き駆動プーリを支持し
、内側端部にはターボファンを支持している。ハウジン
グの反対側には、芝回収ボックスが所定の位置に配置さ
れたときにボックスの下面にある対応する開口と係合す
る開口２０７がある。この開口はターボファンの空気流
入口を形成しているので、動作中、ファンは芝回収ボッ
クスの中へ空気を取込む。別のハウジング２０８は、駆
動プーリをカッタシリンダに結合する駆動ベルトを収納
している。

第３図は、芝回収ボックスの底面図である。ボックスは
、ハウジング２０６に相応する形状の凹部３０１と、ハ
ウジング２０６の開口２０７と係合する開口３０２とを
備えた下面を有する。この開口の周囲にある発泡プラス
チック材料から成るガスケット３０３は、外部の空気が
侵入しないように開口を密封し、また、芝回収ボックス
内部を通るダクトは上部に向かって伸びているので、空
気は芝回収ボックス内に刈取り高さより上の位置から取
込まれ、芝が大量に引込まれてターボファンを目詰まり
させてしまうようなことは起こらない。同じ目的のため
に、開口３０２には格子（図示せず）が遊びをもっては
め込まれている。

芝回収ボックスの前端部には、芝刈り機本体にある開口
２０１の上部にかぶさる口部３０４が形成されており、
この口部はカッタアセンブリを収容して、動作中、ター
ボファンによって発生した吸引力により、空気と芝とを
芝回収ボックスの内部へ取込む。ノツチ３０５は、ハン
ドルにあるスイッチから続くモータ給電リード線１０５
を通すためのものである。

突出フランジ３０６．３０７は、芝回収ボックスの口部
とカッタアセンブリの開口の上部との接合箇所を密封す
るのを助けると共に、芝回収ボックスの前端部を本体に
関して位置決めする。芝回収ボックスの後部は、凹部３
０１の端壁３０８．３０９により、ハウジング２０６の
端部に当接するように位置決めされる。

口部の隅にある切欠き３１０は、第６図に関連して以下
にさらに詳細に説明する刈取り高さ調整のための係止装
置を受入れる。

第４図は、カッタアセンブリを取外した状態の芝刈り機
本体の下面を示す。この図はランドホイール２０３．２
０４と、後部ローラ２０５と、カッタアセンブリ用開口
２０１とを示している。開口２０１の内部にある１対の
歯車４０１．４０２は、以下に説明するように、カッタ
アセンブリの歯付きセグメントと係合して、カッタアセ
ンブリの位置を調整できるようにし、それにより刈取り
高さを変えることができるようにする。これらの歯車は
、調整つまみ４０３により回転自在である軸に取付けら
れている。

後部ローラ２０５と開口２０１　との間にある芝刈り機
本体下面の主要な部分は、後部ローラの前方と、カッタ
アセンブリ用開口の背後で、本体の幅にわたり、本体の
側方部材４０４．４０５の内側に沿って走っているスト
リップから構成されるスカート部４０４により包囲され
ている。このスカート部はほぼ地面の高さまで下方へ延
出している。

ターボファン４０７は、芝回収ボックスを経てスカート
部内の空間まで吸込まれた空気を排出し、動作中、スカ
ート部内で起こる圧力の上昇は芝刈り機を地面から持上
げて支持し、ランドホイール及び後部ローラに加わる荷
重を軽減し、それによリ、芝刈り機をさらに操作しやす
くするのを助ける働きをする。発明者による係属特許出
願第８９１４３２５．９を参照のこと。

第５図は、カッタアセンブリを下側から見た図である。

アセンブリは、従来通りの形態の螺旋状ブレードを有す
る刈取りシリンダ５（Ｈと、固定ブレード５０２　とか
ら構成される。シールド５０３はカッタの側面からの空
気の侵入を制限して、芝を上方の芝回収ボックスの口部
へ導くのを助ける。シリンダの軸は、以下に説明するよ
うに多列Ｖ駆動ベルトと係合するリブ付きプーリの形態
をとる駆動ホイール５０４を支持している。

カッタアセンブリの両端部の付近の位置から延出してい
る１対の二叉突起５０５．５０６は、アセンブリが所定
の位置に入ったときに、カッタアセンブリ用開口の中の
ビン又はロンドに当接して、高さ調整に際してアセンブ
リがそれらのビン又はロンドに関して幾分か回転できる
ようにする。

第６図は、カッタアセンブリがその開口内に位置してい
るが、高さ調整の詳細をさらにわかりやすく示すように
正規の位置からかなり上方へ引上げられた状態にあると
ころを示す芝刈り機の部分図である。

駆動ホイール５０４は、以下に説明するように、本体の
内部にあるプーリに掛は渡されている駆動ベルトと係合
し、二叉突起５０５．５０６　（第５図を参照）はこの
ブーりの軸又はその軸の周囲に位置するビンと当接して
いる。カッタアセンブリは二叉突起と、歯付きセグメン
ト（第６図にはそのうち一方のセグメント６０１のみを
示す）と係合する歯車４０１．４０２　（第４図）との
間に支持されている。

歯車は調整つまみ４０３により回転してカッタアセンブ
リを昇降させ、この調整によって、カッタアセンブリは
、駆動ベルトが掛は渡されているプーリと同軸に、駆動
ホイール５０４が調整の間を通して常にこのベルトと係
合したままであるように、ビンを中心として回動する。

芝刈り機本体にある係止ボルト６０２は歯付きセグメン
ト６０１にある一連の穴６０３．６０４等々のいずれか
１つに係合して、本体を所望の動作位置に係止する。

以上説明した取外し自在のカッタアセンブリは、発明者
による特許出願第８９１４３２３．４の対象である。

第７図は、駆動機構の動作の原理を概略的に示す。先に
第２図に関連して述べた通り、モータの軸は、その外側
端部に、第７図には７０１として示すプーリホイールを
支持している。このホイールは、駆動ベルト７０２のリ
ブ付き面と係合する溝の付いた外面を有する。ベル）　
７０２は多列Ｖ形であり、内面には摩擦を増す隆起パタ
ーンを有し、外面は平坦である。

駆動ベルト７０２は、遊動輪軸７０４に取付けられた遊
動輪７０３に掛は渡されている、この遊動輪は滑らかな
外面を有する。

プーリホイール７０１と遊動輪７０３との間で、駆動ベ
ルト７０２は前進部分と、戻り部分の双方で１８０°ね
じれているので、ベルトが遊動輪７０３を通過するとき
、平坦な面は遊動輪と接触しており、リブ付きの面は外
側に向いている。

カッタアセンブリが本体の開口２０１に差込まれると、
その駆動プーリ５０４はベルトのリブ付き外面と当接す
る。二叉突起５０５．５０６は軸７０４と係合して、カ
ッタアセンブリが上下動するとき、軸はプーリホイール
７０１の軸を中心とする経路内を移動し、それによって
、駆動プーリが遊動輪７０３を通過するときにベルトの
リブ付き面と接触したままであるように保証する。

ある変形例においては、動力の損失を少なくし且つ摩耗
を最小限に抑えるために、軸受に支承された短い車軸に
遊動輪７０３を取付け、二叉突起は軸７０４と同軸であ
る１本のロッド又ｌ対のビンと係合する。

このようなカッタに動力を伝達する手段は、発明者によ
る特許出願第８９１４３２３．４号に記載されている。

芝刈り機の動作中、ターボファンは芝回収ボックスの内
部に、従って、芝の刈取りが行われている領域に、かな
り大きな吸引力を発生させる。この吸引力は芝をカッタ
の直前で直立状態に保つのを助けるので、芝はカッタの
固定ブレードとより容易に保合できるようになる。また
、刈取られた芝は吸引力によってカッタの領域から取除
かれるので、芝がカッタに詰まることはなく、あるいは
、落下した芝に二度、三度と刈られることにまりカッタ
に不要な負荷が加わるようなこともない。空気の流れに
乗って芝回収ボックスに入った芝はそこに堆積し、ボッ
クス内に流入した空気の流れは、横断面の拡大によって
減速する。その後、空気はターボファンを通過して、芝
刈り機の下方のスカート部の内部に排出され、スカート
部を支えるのを助け、それにより、ランドホイール及び
ローラに加わる負荷を軽減すると共に、芝刈り機の前進
を容易にする、従って、芝刈り機は土中にめり込みにく
く、また、持上がって、刈取っていない芝の上をすべっ
てしまうようなことも少ない。

カッタアセンブリが完全に取外し自在であることは明白
であろう。従って、カッタアセンブリの代わりに、別の
装置、たとえば、肥料散布機、土かき機、落ち集団収用
ブラシ、あるいは芝生又は道路の表面を処理するのに適
する他の何らかの装置などを使用しても良い。装置の動
力は、必要であれば、芝刈り機のカッタ機構について先
に説明したのと同様に係合する駆動ホイールにより供給
されれば良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、芝刈り機の斜視図、第２図は、芝回収ボックスを取外した状態の芝刈り機本
体の平面図、第３図は、芝回収ボックスを示す底面図、第４図は、カ
ッタアセンブリを取外した状態の芝刈り機本体の底面図
、第５図は、カッタアセンブリの図、第６図は、刈取り高さを調整する手段を示す、芝刈り機
本体の隅の１つと、カンタアセンブリの一端部の詳細図
、第７図は、刈取りシリンダを動力を供給する伝動手段を
概略的に示す図、第８図は、第６図のカッタアセンブリの端面図である。１０１・・・芝刈り機本体、１０６・・・芝回収ボック
ス、２０２・・・カッタアセンブリ、２０３、２０４・・・ランドホイール、２０５・・・後
部ローラ、　　２０７・・・開口、３０２・・・開口、
　　　　　３０４・・・口部、４０４・・・スカート部
、４０７・・・ターボファン、５０１・・・刈取りシリン
ダ。

Claims

【特許請求の範囲】１、２枚以上のカッタブレードを有する円筒形のカッタ
アセンブリと、ファン手段と、刈取った芝をカッタから
引離すと共に、刈取った芝を芝回収ボックス内へ搬送す
るのを助けるようにファン手段からカッタブレードの領
域に吸引力を加える手段とを含む動力駆動式シリンダ芝
刈り機。２、使用中は本体の上に配置される取外し自在の芝回収
ボックスを具備し、芝回収ボックスは刈取りシリンダの
上に重なる口部と、ファン手段の入口と連通する排気口
とを有する請求項１記載の動力駆動式シリンダ芝刈り機
。３、芝刈り機本体は、刈取りシリンダの完全に後方に位
置している支持手段により地面から離れて支持されてい
る請求項１又は２記載の動力駆動式シリンダ芝刈り機。４、支持手段は、芝刈り機の下面の大部分を包囲し且つ
地面に近接するまで延出し、ファン手段の出口を取囲む
スカート部を含み、それにより、ファン手段からの排気
は本体を地面から離して支持するのを助ける請求項３記
載の動力駆動式シリンダ芝刈り機。５、ファン手段は、カッタシリンダ駆動源の軸に直接取
付けられたターボファンから構成される請求項１から４
のいずれか１項に記載の動力駆動式シリンダ芝刈り機。６、カッタアセンブリの後方に配設される支持ホィール
を含む請求項３から５のいずれか１項に記載の動力駆動
式シリンダ芝刈り機。７、支持ホィールは円筒形のカッタアセンブリの横方向
延出範囲内に配設されている請求項６記載の動力駆動式
シリンダ芝刈り機。