JPH0628981Y2 - 乗用芝刈機 - Google Patents

乗用芝刈機

Info

Publication number
JPH0628981Y2
JPH0628981Y2 JP3631389U JP3631389U JPH0628981Y2 JP H0628981 Y2 JPH0628981 Y2 JP H0628981Y2 JP 3631389 U JP3631389 U JP 3631389U JP 3631389 U JP3631389 U JP 3631389U JP H0628981 Y2 JPH0628981 Y2 JP H0628981Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
grass
shooter
vehicle body
lawn mower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3631389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02131827U (ja
Inventor
明 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP3631389U priority Critical patent/JPH0628981Y2/ja
Publication of JPH02131827U publication Critical patent/JPH02131827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0628981Y2 publication Critical patent/JPH0628981Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はブロワを付設した乗用芝刈機であって、ブロワ
への吸気に支障がないようにした乗用芝刈機に関する。
〔従来の技術〕
乗用芝刈機は駆動源であるエンジンからの出力によって
回転するカッターブレードを収納したカッターハウジン
グを車体の下部に設け、走行しつつカッターブレードの
回転によって芝を刈り取るようにしたものであり、その
車体側方にはカッターハウジングに連設してグラスシュ
ータが設けられ、車体後部にはグラスシュータからの刈
芝を収納するグラスバッグが設けられる。
前記グラスシュータは刈芝をカッターハウジングからグ
ラスバッグに排出する刈芝の搬送通路となるものであ
り、複数の筒状のシュータを連通接続することにより構
成されており、カッターブレードによって刈り取られた
刈芝はカッターブレードの高速回転によって発生した空
気流によってカッターハウジング内からグラスシュータ
内に送り込まれるものである。更に、このグラスシュー
タには、カッターブレードの回転による騒音の防止と刈
芝の搬送力を増すために、グラスシュータに空気流を送
り込むブロワが付設される。このブロワはカッターブレ
ードの回転に連動して回転するファンを軸着していて、
その側面に空気の吸気口を有しており、構造上カッター
ハウジングに直接に接続した部分のグラスシュータ(ロ
アシュータ)の側面に車体の進行方向に沿って取り付け
られる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記したブロワを付設した乗用芝刈機にあっては、ブロ
ワが地面に近接した位置に配設されるので、例えば一旦
刈り取った刈芝を地面に置いておきこれを後で芝集めす
る場合や、背丈が高い芝が密生しているような地面を走
行するような場合には、車体の進行に伴ってこれらの芝
に邪魔されてブロワの吸気口が閉ざされたり、ブロワは
多くシロッコファンを装着しているので、多数の羽根体
に芝等を巻き込むことになる。特に、芝が湿っている場
合には、給気口やファンに刈芝が付着し易い。従って、
ブロワの流速や流量が低下してその作動に支障を来た
し、刈芝の搬送力の低下と刈芝の収納性の低下を招く等
の不都合があるものである。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、ブロワの吸気口への芝等の巻き
込み等を未然に防止してブロワの作動を円滑にし、もっ
て刈芝の搬送力と収納性を向上出来るようにした乗用芝
刈機を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、車体の下部に設けたカッター
ハウジングに連設したグラスシュータに空気を圧送する
ブロワを付設した乗用芝刈機に於いて、このブロワの吸
気口には前方が閉塞し後方が開放したブロワカバーを車
体の進行方向に沿って取り付けたことを特徴とする。
〔作用〕
ブロワの吸気口に設けたブロワカバーによって芝が吸気
口に吸い込んだり、ファン内に巻き込むのが防止され
て、ブロワの機能に支障がなくグラスシュータへの刈芝
の搬送が円滑に行われ、グラスバッグへの刈芝収納性が
向上する。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案が適用される乗用芝刈機の全
体を示す側面図及び平面図である。
乗用芝刈機1は車体2下部に前輪3及び後輪4の四輪を
備えており、車体2の前部のボンネット5内にエンジン
(図示しない)が収納され、車体2上にはシート6及び
ハンドル7が備えられている。又、前輪3及び後輪4の
間に位置する車体2の下部に下面が開放されたカッター
ハウジング8が取り付けられ、このカッターハウジング
8内にはカッターブレード9が回転可能に配設されてい
る。第2図に図示するように、従動プーリ20及びブレ
ードプーリ21、22が車体2下面に取り付けられると
共に、これらプーリ20、21、22にベルト23が掛
け渡されている。ブレードプーリ21、22は各軸に夫
々カッターブレード9、9が軸着されており、カッター
ブレード9、9はブレードプーリ21、22が回転する
と一体的に回転して芝刈りが行われる。第2図中、24
はテンションプーリ、25はエンジンの動力を従動プー
リ20に伝達する駆動ベルトである。
更に、車体2の後部には刈り取られた刈芝を収納するグ
ラスバッグ10が取り付けられ、このグラスバッグ10
とカッターハウジング8とが刈芝の搬送通路となるグラ
スシュータ11によって接続されている。
図中、15は支持ステー、16はブレースであり、これ
ら支持ステー15及びブレース16によって取り付けた
サポートフレーム(図示しない)により前記グラスバッ
グ10は車体2後部に支持される。17はグラスバッグ
10の上方を覆う開閉可能なホッパートップ、18はア
ッパーシュータ14に突設した内部開放用の把手であ
る。
而して、前記グラスシュータ11は筒状に成形されカッ
ターハウジング8からの刈芝をグラスバッグ10内に搬
入する通路を形成する。図示例では、ロアシュータ1
2、ミドルシュータ13及びアッパーシュータ14の各
シュータによりグラスシュータ11が構成され、ロアシ
ュータ12は後端部(下端部)がカッターハウジング8
側面から挿入固着されて車体2の後方斜め上方に伸びて
いる。ミドルシュータ13はこのロアシュータ12の先
端部(上端部)に後端部が嵌合されて刈芝の連通通路と
なっており、その先端部にはアッパーシュータ14の後
端部がピン26によって枢着されている。そして、アッ
パーシュータ14はその先端部が前記ホッパートップ1
7側面に挿入されてグラスバッグ10へ臨んだ刈芝の排
出口となっている。このような構成のグラスシュータ1
1は車体2の進行方向の右側面に沿って延設されてお
り、グラスシュータ11の側方から刈芝を排出するた
め、全体が第2図に示すように略円弧状をなすように接
続される。
前記ロアシュータ12の下方側面には車体2の進行方向
と平行にブロワ30が連通接続されている。このブロワ
30はカッターブレード9の高速回転によって発生する
空気流に加えてグラスシュータ11内に空気流を送り込
むものであり、グラスシュータ11の刈芝の搬送力とグ
ラスバッグ10への刈芝収納性をを増すためのものであ
る。このため、ブロワ30は側面に設けた吸気口31を
側面に有し、内部にシロッコファン32が軸着されてい
る。このシロッコファン32が軸着された伝動プーリ3
3とカッターハウジング8に取り付けたプーリ34、3
5間にはベルト36が掛け渡されると共に、このベルト
36は前記カッターブレード9のブレードプーリ21に
掛け渡されている。これによって、カッターブレード9
の回転に伴ってシロッコファン32が回転し、吸気口3
1からの空気流をカッターブレード9の回転による空気
流に加えてグラスシュータ11内に送り込むようになっ
ている。
前記ブロワ30の吸気口31には第2図及び第3図に図
示するように、車体2の進行方向に沿ってブロワカバー
36が取り付けられる。このブロワカバー36は、その
前方を円弧状の閉塞部37とし、後方を吸気口31への
空気の吸い込み口となる開放部38として断面略U字状
に折曲成形することにより構成されている。このため、
ブロワカバー36はブロワ30の吸気口31の側方を覆
うU字平板状の天板部40と、天板部40の縁部からブ
ロワ30方向に屈曲連設された断面U字状の側壁部39
とを備え、この側壁部39にはフランジ部41が外側に
屈曲されて連設されている。このブロワカバー36はフ
ランジ部41が吸気口31を跨るようにしてブロワ30
側面に取り付けられるが、この取り付けにあたっては、
開放部38が車体2の後方に向かって開口し、然も閉塞
部37が車体2の前方に位置するように車体2の進行方
向に沿うように取り付けられる。
前記のように構成した本考案によれば、第4図に示すよ
うに、車体2の進行によってブロワ30部分に芝が接触
するが、本考案ではブロワカバー36の前方を閉塞部3
7として構成したから、この閉塞部37によって芝、特
に背丈の高い芝がブロワ30の吸気口31を覆って空気
の吸入を妨げることがなく、又シロッコファン32を構
成する多数の羽根体に芝が巻き込まれることもなくな
り、ブロワ30の流速、流量が低下することがない。一
方、ブロワカバー36の後方は開放部38として構成し
たので、空気はブロワカバー36後方の開放部38から
吸気口31に吸入されることになる(図中、実線及び破
線の矢印)。
〔考案の効果〕
本考案は前記のように構成したので、ブロワの吸気口へ
の芝等の巻き込みが未然に防止されブロワが正常に作動
することが可能となってブロワの本来の機能が損なわれ
ることがなく、刈芝は排出通路であるグラスシュータを
経てグラスバッグに円滑に搬入されてグラスバッグへの
刈芝の収納性も向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案が
適用される乗用芝刈機の全体を示す側面図、第2図は同
平面図、第3図はブロワカバーの拡大説明図、第4図は
走行状態を示す説明図である。 1……乗用芝刈機、2……車体、3……前輪、4……後
輪、5……ボンネット、6……シート、7……ハンド
ル、8……カッターハウジング、9……カッターブレー
ド、10……グラスバッグ、11……グラスシュータ、
12……ロアシュータ、13……ミドルシュータ、14
……アッパーシュータ、15……支持ステー、16……
ブレース、17……ホッパートップ、18……把手、2
0……従動プーリ、21、22……ブレードプーリ、2
3……ベルト、24……テンションプーリ、25……駆
動ベルト、30……ブロワ、31……吸気口、32……
シロッコファン、33……伝動プーリ、34、35……
プーリ、36……ブロワカバー、37……閉塞部、38
……開放部、39……側壁部、40……天板部、41…
…フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の下部に設けたカッターハウジングに
    連設したグラスシュータに空気を圧送するブロワを付設
    した乗用芝刈機に於いて、このブロワの吸気口には前方
    が閉塞し後方が開放したブロワカバーを車体の進行方向
    に沿って取り付けたことを特徴とする乗用芝刈機。
JP3631389U 1989-03-31 1989-03-31 乗用芝刈機 Expired - Lifetime JPH0628981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3631389U JPH0628981Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用芝刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3631389U JPH0628981Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用芝刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02131827U JPH02131827U (ja) 1990-11-01
JPH0628981Y2 true JPH0628981Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31542436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3631389U Expired - Lifetime JPH0628981Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 乗用芝刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628981Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101217843B1 (ko) * 2011-05-19 2013-01-03 나종권 절단된 잔디의 이송 및 적재가 용이한 잔디깍기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101217843B1 (ko) * 2011-05-19 2013-01-03 나종권 절단된 잔디의 이송 및 적재가 용이한 잔디깍기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02131827U (ja) 1990-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2405207C (en) Lawn mower
US6330783B2 (en) Mower deck
US7343727B2 (en) Lawn mower exhaust air return
JP2014060936A (ja) 乗用芝刈機
JP7117908B2 (ja) 草刈り機
JPH0628981Y2 (ja) 乗用芝刈機
JP3612630B2 (ja) モアのデッキカバー
JP3193261B2 (ja) 芝草刈機の刈芝草搬送装置
JPS585107A (ja) 芝刈機
JPH0323054Y2 (ja)
JPH0628980Y2 (ja) 乗用芝刈機の刈芝堆積防止装置
JPH03108407A (ja) 芝刈機
FI83584B (fi) Graesklippare.
JP3207975B2 (ja) 草刈機の搬送部構造
JP2701163B2 (ja) 芝刈機
JPH0530586Y2 (ja)
JP3754137B2 (ja) ロータリーモアのモアデッキ
JPH0715379Y2 (ja) 芝刈機
JPH06104013B2 (ja) 芝刈機
JPH0418351Y2 (ja)
JPH02265411A (ja) ブロワー付芝刈機
JPH04183314A (ja) 芝刈機
JPH01112913A (ja) 草刈機
JP2665542B2 (ja) 芝草刈機の刈芝草搬送装置
JPH0647224Y2 (ja) ブロワー付芝刈機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term