JP3754137B2 - ロータリーモアのモアデッキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行機体に装着した複数のロータリーブレードを有するロータリーモアにより刈り取った刈芝を、効率良く放出する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、走行機体の腹部や前部にロータリーブレード型のモアを装着する構成は公知である。
該モアのモアデッキ内に、ロータリーブレードを左右方向に数箇所配設し、回動駆動するようにし、該ロータリーブレードは羽根部を設けて、芝を刈り取ると同時に、該ブレードの回転によって生じた風によって刈り取った芝を搬送するようにしていた。
そのブレードの回転による搬送風の発生により刈り取られた芝は、前記モアデッキの前部に形設した排出流路に従って側方に搬送され、排出口より刈芝を放出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のモアで芝の密集度の濃い芝面を芝の刈り高さを低くしながら芝刈り作業を行うと、モアデッキの下端と芝面の間の隙間が殆どなくなり、モアデッキ周囲から入る空気は極わずかとなり、取り入れられる空気が不足する。また、排出流路には各ロータリーブレードにより刈り取られた刈芝が搬送され、排出流路の出口付近においては刈芝量が大量となり、この大量の刈芝を搬送するに十分な搬送風が得られず、従って、排出流路の出口付近に刈芝が滞留したり、詰まったりしており、刈り取り性能を著しく低下させていた。これらの点を改善するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するために、次の如く構成したものである。
モアデッキ2内に複数のロータリーブレード1を配置し、モアデッキ2の一部に開口した排出口2cより刈芝を排出するロータリーモアにおける、前記排出口2cに最も近い位置のロータリーブレード1cの上方後部のモアデッキ2において、該排出口2cの後端と、前記ロータリーブレード1cの回転中心Qを結ぶ線を排出線C1とし、該排出線C1よりロータリーブレード1cの回転方向側に角度θ1回転した位置を基準線C2とし、更に、基準線C2より時計周りに角度θ2回動した位置を、搬送風が合流する位置である合流線C3とし、前記角度θ1を20°とし、角度θ2は100°とし、該基準線C2と合流線C3との間の範囲のデッキ部2b内を搬送風安定範囲Pとし、該搬送風安定範囲P内のデッキ部2b部に空気吸入口5を開口し、該空気吸入口5は、ロータリーブレード1の回転方向に長い長方形状の空気吸入口5と、該空気吸入口5の開口の外周端位置は、ロータリーブレード1cの最外径より半径方向に内側に位置しており、開口外周端位置と、前記ロータリーブレード1cの回転軌跡の後部を覆うように形成したブレードガイド2fとの間隔Lを、ロータリーブレード1cの最大回転外径Dに対して0.03Dとなるように構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1は腹部にモアを装着したローンモアの側面図、図2はモアの平面図、図3は本発明の空気吸入口の配置を示すモアデッキの部分平面図、図4は同じく本発明のモアデッキに部分側面断面図、図5は空気吸入口を被装する吸入ガイドを配するモアデッキの部分平面図、図6は他の吸入ガイドを示す平面図、図7は網材で被装する空気吸入口を示す平面図、図8は空気吸入口を被装するルーフ体を配するモアデッキの部分平面図、図9は同じくルーフ体を配するモアデッキの部分側面図一部断面図、図10はルーフ体の別実施例を示す部分側面図一部断面図、図11は2連式のロータリーブレードを有するモアデッキに開口する空気吸入口の位置を示す平面図である。
【0006】
図1、図2において、ロータリーブレード型のモアMとキャッチャボックスBを装着したローンモアAの全体構成から説明する。
走行機体であるトラクターの前輪30・30と後輪31・31の間の腹部に、3連のロータリーブレード1a・1b・1cを有するモアMが昇降機構を介して吊設され、運転席で昇降操作できるようにしている。該モアMは前部に前部支持輪32を設けて支持し、後部に後部ガイド輪33を設けて刈り高さを調節可能に支持し、モアMを下げた状態で圃場面に追随させながら走行して刈取作業を行うようにしている。
【0007】
また、機体フレームF前部上のボンネット内にエンジンEを載置し、該エンジンEからの動力を変速装置を介して、前輪30・30及び後輪31・31を駆動している。また、フロントアクスルケースのフロントPTO軸からユニバーサルジョイント17を介してモアM上部に設けたギアボックス27に動力が伝達され、該ギアボックス27で変速されて、ロータリーブレード1a・1b・1cと、スロワーSを駆動している。該スロワーSは座席の右側に配置され、該モアMにより刈取られた芝が排出口2cを通過し、スロワーSへ放出され、該スロワーSの羽根の回転により、連結ホース21を介してキャッチャーボックスBの投入口へ刈芝が搬送される。
【0008】
また、図2に示すように、前記ロータリーブレード1a・1b・1cは、モアデッキ2のデッキ部2bにより覆われている。該ロータリーブレード1a・1b・1cの回転軸は、該デッキ部2b上に回転自在に突出されて、それぞれプーリー3a・3b・3cを固設し、該プーリー3a・3b・3cにベルト40を巻回して、同一方向で同一回転数で回転するようにしている。
前記プーリー3bを固設した回転軸は、前記ギアボックス27より直接駆動され、ベルト40を介してそれぞれのプーリーが駆動される。そして、これらのプーリー3a・3b・3cやベルト40はプーリーカバー13により被装されている。また、プーリー3cの回転軸上部にベベルギアボックス39を設け、該ベベルギアボックス39からジョイント軸41を突出してスロワーSの駆動軸に伝動している。
【0009】
そして、互いに隣接するロータリーブレード1a・1b・1cの回転軌跡は重複するように配置されて、前進刈取作業で刈り残しが発生しないようにしており、モアデッキ2の後部には図3に示すように、前記ロータリーブレード1a・1b・1cの回転軌跡の後部を覆うようにブレードガイド2fを形設している。該モアデッキ2の前部はロータリーブレード1a・1b・1cの位置よりも高くして排出流路2aを形成し、該排出流路2aは右側側面に開口した排出口2cに向かい徐々に高さが高くなるように構成している。
前記排出流路2aには、ロータリーブレード1a・1b・1cには羽根部が設けられて、その回転に従って搬送風が発生され、時計回りに循環する搬送風によって刈芝が排出流路2a内に送り込まれている。また、前記デッキ部2bのロータリーブレード1aと1b及び1bと1cの回転軌跡の間の前部空間の上部のデッキ部2bに、図3に示すように下方に一段下がった窪部2dと、一段盛り上がった隆起部2eを形設している。前記隣接するロータリーブレード1aと1b及び1bと1cの回転による搬送風の流れを一定方向にしている。
【0010】
そして本発明は、モアデッキ2上面に空気吸入口5を開口して、搬送風の風量を増加させて、排出流路2a内に刈芝を滞留させることなく排出口2cより排出するようにしている。その開口位置はモアデッキ2内にスムーズに吸入する位置であり、逆に搬送風がモアデッキ2上に吹き出すことのない位置が要求されている。従って、排出流路2a上の終端側における搬送風の風量を増す必要があるために、排出口2c側に最も近いロータリーブレード1c上のデッキ部2bに空気吸入口5を開口している。
また、図3に示すように、前記排出流路2aの終端位置である排出口2cの後端部とロータリーブレード1c回転軌跡の右部との間位置は、ブレードガイド2fによってガイドされ循環する搬送風の一部が矢印xのように排出口2cより流出しており搬送風を乱した状態となっているので、前記ロータリーブレード1cにより発生する搬送風の乱れている箇所も避けて、空気吸入口5を設けている。
【0011】
即ち、前記ロータリーブレード1cの回転軸を中心として、該回転中心Qと排出口2cの後端部とを結ぶ延長線を排出線C1として、排出線C1よりロータリーブレード1cの回転方向(反排出流路2a側)に角度θ1回転した位置を基準線C2として、排出線C1と基準線C2とに囲まれるデッキ部2b内は搬送風が乱れており空気吸入口5の開口を避けている。
また、前記デッキ部2b上の窪部2dと隆起部2eとを形設した位置においては、窪部2dを通過する搬送風内の一部は排出流路2a内の搬送風に引き込まれており、矢印yのように隆起部2e側に流入したり、排出流路2a内の搬送風が隆起部2e内に流れ込もうとしているので、隆起部2eと近傍後方位置は搬送風を乱している。
従って、基準線C2より時計周りに角度θ2回動した合流線C3より前方位置は搬送風が乱れている。その為に、基準線C2と合流線C3との間の範囲のデッキ部2b内はブレードガイド2fに沿って循環する安定した搬送風を発生する搬送風安定範囲Pとなっており、この範囲P内のデッキ部2b上に空気吸入口5を開口するようにしている。前記角度θ1は好ましくは20°であり、角度θ2は100°である。つまり搬送風安定範囲Pは排出線C1より反排出流路2a側へ20°から120°の範囲となる。
【0012】
また、図4に示すように、前記ロータリーブレード1端部の回転方向後部は上方に湾曲させて羽根部としており、ロータリーブレード1の回転によって、矢印zの如く、ブレードガイド2f下方より取り入れた空気を上方に送りながらブレードガード2fに沿う搬送風を発生させている。
そして、前記空気吸入口5の開口の外周端位置は、図4に示すように、ロータリーブレード1cの最外径より半径方向に内側に開口しており、好ましくは、開口外周端とブレードガイド2fの間隔Lが0.03D(Dはロータリーブレード1の最大回転外径)となるようにしている。
このように構成することで、搬送風が空気吸入口5より上方に吹き出さないようにしている。更に、図2〜図4に示すように、前記空気吸入口5は、駆動力の伝達するプーリー3a・3b・3cやベルト40等を内装するプーリーカバー13によって被装される範囲外に開口しており、ロータリーブレード1cの回転によって小石や刈芝等の異物がはね飛ばされるが、その異物がプーリーカバー13内に溜まったり、ベルト40やプーリー3に挟まったりして駆動系に悪影響を及ぼさないようにし、また、ベベルギアボックス39等の駆動系を支持するデッキ部2bに開口することも避けて、強度を保つ構成としている。
【0013】
この空気吸入口5の搬送風安定範囲Pは、図11に示すように、2連式のロータリーブレード1・1を有するモアデッキ2’においても同様に適用できる。つまり、2連式のロータリーブレード1・1を有するモアデッキ2’の排出口は中央後部に配置され、ロータリーブレード1・1は互いに排出口に搬送風が向かうように逆方向に回転されている。
そして、ロータリーブレード1の回転軸を中心として、回転中心と排出口とを結ぶ排出線C1を基として反排出流路2a側に角度θ1回動して基準線C2とし、この基準線C2より角度θ2更に回動した位置を合流線C3として、この基準線C2と合流線C3とに囲まれる範囲が搬送風の安定している搬送風安定範囲Pとして、この範囲に空気吸入口を開口している。
【0014】
そして、前述した空気吸入口5の形状は限定するものではなく、丸や三角形、またはロータリーブレード1の回転軌跡に合わせた形状としてもよく、本実施例においてはロータリーブレード1の回転方向に長い長方形状に開口している。そして、前記空気吸入口5をロータリーブレード1によって弾かれた石等の異物がデッキ部2b上に飛び出さないように、図7に示す如く、格子状の網材6によって被装して開口面積を広く保つ構成にしている。該網材6の格子間隔をロータリーブレード1の半径方向に対して回転方向を長くすることによって空気の吸入効率を向上するようにしている。
また、前記空気吸入口5を被装する他の構成として、図5、図6に示すように、複数の小孔を開口する板状体である吸入カバー7によって被装する構成にすることもできる。該吸入カバー7はボルト等によってデッキ部2bに固定するものであり取付を容易としている。図6は吸入カバー7に円形の小孔8・8・・・を開口したものであり、図5はロータリーブレード1の回転方向に合わせた円弧状の小孔8’・8’・・・を開口し、パンチメタル等で構成して吸入効率を向上したものである。
【0015】
更に、前記空気吸入口5を被装する構成として、図8、図9に示すように、ルーフ体10を用いて被装することもできる。即ち、空気吸入口5の左右両端部より上方に板体11・11を立設し、該板体11・11の上部にルーフ体10を固設して上下に間隔をあけて空気吸入口5を被装している。前記ルーフ体10は前後略中心位置において「へ」字状に屈曲して、前部ルーフ11aと後部ルーフ11bを形設しており、ロータリーブレード1によって跳ね上げられた石等の異物は必ず前部ルーフ11aか後部ルーフ11bに当接し、図中の矢印のように跳ね返って空気吸入口5方に落下するようにして飛び出さないようにしている。
また、前記前部ルーフ11aをプーリーカバー13側面の近傍位置まで延出し、後部ルーフ11bをデッキ部2bの直上方まで延出しており、その隙間は、石等の異物を通過させることのない間隔としているが、デッキ部2b内に吸入する空気を通すには十分な間隔としている。同様に、前記ルーフ体10を図10に示すように、傾斜状に配置するルーフ体10’として、異物をプーリーカバー13側面方に跳ね返らせて、異物を外部に直接飛散することのないようすることもできる。
【0016】
このように構成したことで、ロータリーブレード1a・1b・1cを回転させて、刈取とともに、搬送風を生じさせると、デッキ部2bに開口した空気吸入口5によって、ロータリーブレード1cによる搬送風を大量に発生させ、各ロータリーブレード1a・1b・1cによって刈り取られた刈芝が集まる排出流路2aの終端位置においても、刈芝を滞留させることのない十分な搬送風を発生させることができる。また、排出流路2aの排出口2cにスロワーSを配置する場合には、該スロワーSの直側方のロータリーブレード1c上に空気吸入口5を開口する構成となるので、スロワーSにより吸引力を利用して空気吸入口5により吸入効率を向上することができる。更に、空気吸入口5を吸入カバー7等によって被装しており、空気吸入口5から小石等の異物を飛び出すこともない。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
モアデッキ2内に複数のロータリーブレード1を配置し、モアデッキ2の一部に開口した排出口2cより刈芝を排出するロータリーモアにおける、前記排出口2cに最も近い位置のロータリーブレード1cの上方後部のモアデッキ2において、該排出口2cの後端と、前記ロータリーブレード1cの回転中心Qを結ぶ線を排出線C1とし、該排出線C1よりロータリーブレード1cの回転方向側に角度θ1回転した位置を基準線C2とし、更に、基準線C2より時計周りに角度θ2回動した位置を、搬送風が合流する位置である合流線C3とし、前記角度θ1を20°とし、角度θ2は100°とし、該基準線C2と合流線C3との間の範囲のデッキ部2b内を搬送風安定範囲Pとし、該搬送風安定範囲P内のデッキ部2b部に空気吸入口5を開口し、該空気吸入口5は、ロータリーブレード1の回転方向に長い長方形状の空気吸入口5と、該空気吸入口5の開口の外周端位置は、ロータリーブレード1cの最外径より半径方向に内側に位置しており、開口外周端位置と、前記ロータリーブレード1cの回転軌跡の後部を覆うように形成したブレードガイド2fとの間隔Lを、ロータリーブレード1cの最大回転外径Dに対して0.03Dとなるように構成したので、次のような効果を奏するのである。
第1に、モアデッキの排出口の近傍側のロータリーブレード上に空気吸入口を開口する構成としており、排出流路の終端側に大量の刈芝を搬送するのに十分な搬送風を発生させることができる。
第2に、空気吸入口の開口位置は、ロータリーブレードの回転によって発生する搬送風が排出流路の出口である排出口や、隣接するロータリーブレードにより影響を受ける箇所を避けて、安定した搬送風が得られる範囲内に開口しており、搬送風の一部がモアデッキの上に逃げて、刈芝を吹き出すことがなく、モアデッキ内に空気を吸入して、搬送風の風量を増大させている。
従って、刈芝の丈が長く密集して、モアデッキの下部より空気を吸入しにくい圃場の刈り取り作業においても、排出流路内に刈芝を滞留して詰まらせたり、ロータリーブレードの回動に大きな負荷を生ずる等の不具合をなくしており、ローンモアの刈取効率を向上して、様々な箇所に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 腹部にモアMを装着したローンモアの側面図である。
【図2】 モアの平面図である。
【図3】 本発明の空気吸入口の配置を示すモアデッキの部分平面図である。
【図4】 同じく本発明のモアデッキに部分側面断面図である。
【図5】 空気吸入口を被装する吸入ガイドを配するモアデッキの部分平面図である。
【図6】 他の吸入ガイドを示す平面図である。
【図7】 網材で被装する空気吸入口を示す平面図である。
【図8】 空気吸入口を被装するルーフ体を配するモアデッキの部分平面図である。
【図9】 同じくルーフ体を配するモアデッキの部分側面図一部断面図である。
【図10】 別実施例のルーフ体を示す部分側面図一部断面図である。
【図11】 2連式のロータリーブレードを有するモアデッキに開口する空気吸入口の位置を示す平面図である。
【符号の説明】
M モア
P 搬送風安定範囲
1 ロータリーブレード
2 モアデッキ
2b デッキ部
2c 排出口
5 空気吸入口

Claims (1)

  1. モアデッキ2内に複数のロータリーブレード1を配置し、モアデッキ2の一部に開口した排出口2cより刈芝を排出するロータリーモアにおける、前記排出口2cに最も近い位置のロータリーブレード1cの上方後部のモアデッキ2において、
    該排出口2cの後端と、前記ロータリーブレード1cの回転中心Qを結ぶ線を排出線C1とし、該排出線C1よりロータリーブレード1cの回転方向側に角度θ1回転した位置を基準線C2とし、更に、基準線C2より時計周りに角度θ2回動した位置を、搬送風が合流する位置である合流線C3とし、
    前記角度θ1を20°とし、角度θ2は100°とし、該基準線C2と合流線C3との間の範囲のデッキ部2b内を搬送風安定範囲Pとし、
    該搬送風安定範囲P内のデッキ部2b部に空気吸入口5を開口し、該空気吸入口5は、ロータリーブレード1の回転方向に長い長方形状の空気吸入口5と、
    該空気吸入口5の開口の外周端位置は、ロータリーブレード1cの最外径より半径方向に内側に位置しており、開口外周端位置と、前記ロータリーブレード1cの回転軌跡の後部を覆うように形成したブレードガイド2fとの間隔Lを、ロータリーブレード1cの最大回転外径Dに対して0.03Dとなるように構成したことを特徴とするロータリーモアのモアデッキ。
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