JPH0432906Y2 - - Google Patents

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JPH0432906Y2
JPH0432906Y2 JP1984068185U JP6818584U JPH0432906Y2 JP H0432906 Y2 JPH0432906 Y2 JP H0432906Y2 JP 1984068185 U JP1984068185 U JP 1984068185U JP 6818584 U JP6818584 U JP 6818584U JP H0432906 Y2 JPH0432906 Y2 JP H0432906Y2
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grass
reaping
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ducts
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、芝を刈取り、この刈取つた芝を搬送
して集草しながら作業を行う乗用芝刈機の芝搬送
構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、乗用芝刈機として、米国特許第4104852
号明細書や実開昭58−78024号公報に記載された
ものがあり、これらの各公報に記載されている乗
用芝刈機は、本機を自走させながら、刈取装置に
より芝等を刈取ると共に、刈取つた芝等を集草箱
に集草することができるようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記した乗用芝刈機は刈取装置に複
数の刈刃本体を左右幅方向に並設状態に設け、こ
れらの刈刃本体の上方及び周囲を刈取ケースによ
り覆つて、同刈取ケースの一側部と機体の後方若
しくは後部に配設した集草箱とを排出ダクトによ
り連通連設しているために、排出ダクトから離れ
た側の刈刃本体により刈取られた芝等が、排出ダ
クトに近接する側の刈刃本体を横断して排出ダク
ト内に排出されることになり、排出ダクトに近接
する側の刈刃本体の刈取性能が低下して芝等のつ
まりが発生しやすく、しかも、かかる刈刃本体の
駆動負荷が大きくなるという問題点がある。
また、排出ダクトが機体の一側方に張出し状と
なつているために、機体の左右バランスが悪く、
機体の走行性、さらには刈取作業性が悪くなつて
いる。
(ニ) 問題を解決するための手段 そこで、本考案では、機体フレームの直下方に
配設した刈取装置に、相互に反対方向に回動する
左右一対の刈刃本体を設け、両刈刃本体の上方及
び周囲を刈取ケースにより覆い、同刈取ケースの
後壁左右側部に左右排出ダクトの前端をそれぞれ
連通打設し、各排出ダクトを後方へ伸延形成し
て、各排出ダクトの後端を、それぞれ機体フレー
ムの後部左右側に配設した集草箱に連通連設し、
各集草箱に設けた排気口又は各排出ダクト内にフ
アンを配設して、同フアンの吸引力により各刈刃
本体により刈取つた芝等を左右排出ダクトを通し
て各集草箱に集草可能に構成し、しかも、機体フ
レームの後側中央部には、左右後車輪を接近して
並設したことを特徴とする乗用芝刈機の芝搬送構
造を提供せんとするものである。
(ホ) 作用効果 芝刈作業を行なう際には、機体を自走させなが
ら左右一対の刈刃本体を相互に反対方向に回動さ
せて、各刈刃本体により芝を刈取ると共に、フア
ンを駆動させて、刈取られた刈取ケース内の芝を
左右排出ダクトを通して集草箱に集草することが
できる。
この際、左右排出ダクトは、刈取ケースの後壁
左右側部に前端をそれぞれ連通連設し、各排出ダ
クトを後方へ伸延形成して、各排出ダクトの後端
をそれぞれ機体フレームの後部左右側に配設した
集草箱に連通連設しているために、左側の刈刃本
体は反時計方向に回動させると共に、右側の刈刃
本体は時計方向に回動させることにより、刈取つ
た芝をそれぞれ近接する各排出ダクト内に円滑に
流入させて、各排出ダクトを通して各集草箱に確
実に集草することができる。
また、排出ダクトと集草箱を、それぞれ機体の
左右側に配設して、機体の左右バランス(安定
性)を良好にすると共に、コンパクト化を図るこ
とができるために、機体の走行性、さらには刈取
作業性を向上させることができる。
また、機体フレームの後側中央部には、左右後
車輪を接近して並設しており、これにより、同左
右後車輪の車輪間距離を小さくして左右後車輪の
両外側方に可及的に広い空間が形成されるもので
ある。
したがつて、左右後車輪の両外側方に刈取芝生
の排出路や集草箱などを設置できるものである。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図乃至第3図は第1実施例、第4図は第2実
施例、第5図は第3実施例をそれぞれ示してお
り、まず第1実施例は次の通りである。
即ち、Aは乗用芝刈機を示すものであり、略方
形枠状の機体フレームaの前部に運転台1を立設
し、運転台1にはハンドル2を装着するととも
に、運転台1の後方には、座席3を設け、運転台
1の前方左右にはアクセルペダル4、ブレーキペ
ダル5を設けている。機体フレームaの前部に
は、左右前輪6,6′を設けると共に、後部中央
部には、左右後輪7,7′を接近して並設してお
り、左右後輪7,7′の車軸8両端は、機体フレ
ームaの後部の枠間に軸架しており、かつ、機体
フレームaの後部中央にやや傾斜して立設したミ
ツシヨンケース9を間において、その左右に左右
後輪7,7′を配設し、ミツシヨンケース9に近
接して左右後輪7,7′を配設することにより、
左右後輪7,7′の車輪間距離を左右前輪6,
6′より可及的に小さくして、機体フレームaの
幅員内に収まるようにし、左右後輪7,7′があ
たかも単車輪と同様の機能を果すようにし、左右
後輪7,7′の両外側方に可及的広い空間が形成
されるようにし、後述する刈取芝生の排出路に利
用できるようにした。
座席3の下方で機体フレームa上には、原動機
Eを搭載しており、原動機Eの出力軸10からは
ミツシヨンケース9へベルト11を介して動力を
伝達している。12は、ミツシヨンケース9の入
力プーリーである。
また、機体フレームaの前半部下方には、刈取
装置Mが上下昇降自在にパンタグラフ式の支持機
構13を介して垂設されており、刈取装置Mは、
二枚の平坦なブレード状の刈刃本体14,15を
刈取フレームmに前後にややずらして左右に配設
し、互いに外側方向に回転しうるように構成して
おり、同刈刃本体14,15の回転側縁部には、
刈刃16を形成しており、各刈刃本体14,15
の軸体17,18は上方に延設して軸体17,1
8上端には、それぞれ刈取入力プーリー19,2
0を連設し、同入力プーリー19,20には、原
動機Eの出力軸10よりベルト21を介して動力
が伝達されるようになつており、ベルト21の中
途には、ベルト21を中途にて折曲縣架して原動
機Eから刈取装置Mへの動力伝達が円滑に行われ
るようにしており、22は中途部に配設した受け
プーリー、23は噛合ギヤ、24は右刈刃本体1
5から左刈刃本体14へ動力を伝達するためのベ
ルトを示している。
25はミツシヨンケース9への動力伝達用のベ
ルト11中途に配設したミツシヨンクラツチ機
構、26はクラツチレバーである。
刈取装置Mの刈刃本体14,15の上方及びそ
の周辺には、刈取ケースSが同刈刃本体14,1
5をカバーリングする状態で配設されており、か
かる刈取ケースSの左右側後面には、左右排出ダ
クト27,27′が連通され同ダクト27,2
7′後端は、後輪7,7′の左右外側すなわち、機
体フレームaの後部左右側に配設した位置箱2
8,28′に連通されている。
すなわち、刈取ケースSの左右側後面に連通さ
れた左右排出ダクト27,27′は後方に水平に
延出されて、集草箱28,28′の前面で上方に
直角に立上つた状態に形成しダクト後端開口部2
9,29′が集草箱28,28′の上部前面に形成
した連通口30に連通連設されている。
かかる集草箱28,28′は、合成樹脂、金属
その他の気密性を保持しうる素材にて形成され、
全体として矩形箱状に保形されており、上側面中
部に吸引フアン31,31′を有する排気口32,
32′を開口している。また集草箱28,28′内
には網状の布又は金網等で箱状に保形形成した集
草袋33を収納しており、同集草袋33は前側を
集草箱28,28′の前内側壁34と相対した状
態で連設して、左右排出ダクト27,27′と集
草袋33とを連通せしめると共に、集草袋33の
前例以外の他例は、相対する集草箱28,28′
の各内側壁と一定間隙を保持せしめて、集草袋3
3と集草箱28,28′の内側壁との間に排気空
間35を形成している。
即ち、吸引フアン31,31′の駆動による吸
気作用にて、刈取ケースSから左右排出ダクト2
7,27′を介して集草箱28,28′に向かう搬
送風を生起せしめ、同搬送風にて刈取つた芝を搬
送し、同芝を集草袋33中に集草し、搬送風とし
ての空気は排気空間35を介して排気口32,3
2′から排出されるべく構成しているものである。
また、第2実施例のものは、刈取ケースSから
左右排出ダクト27,27′を介して集草箱28,
28′に向かう搬送風を生起せしめるべく、第1
実施例の吸引フアン31,31′の代わりに、左
右排出ダクト27,27′の中途部内に搬送フア
ン36,36′を収納状態で配設したものである。
また他に搬送フアン36,36′を配設する構
造としては、排出ダクト27,27′の周側をフ
アンケースとして膨出せしめ、同ケース内に搬送
フアン36,36′を収納したものであつてもよ
い。
また、第3実施例のものは、第1実施例のもの
の刈取ケースSの後側方を横方向の略直線形状に
形成すると共に、原動機E前部に連設したマフラ
ー37に排ガスパイプ38を連設し、同パイプ3
8先端を刈取ケースSの後部の上側面略中央位置
にて連通連設せしめている。
即ち、刈取つた芝が付着し易い刈取ケースSの
後部内側に高温の排ガスを吸込んで、芝の付着を
防止しうるように構成しているものである。
尚、図中39は車輪8に枢着し、同車輪8を中
心に昇降回動自在とした転倒防止用のそり体であ
る。
本考案の実施例は上記のように構成されている
ものであり、芝刈作業を行うに際しては、原動機
Eの動力で後輪7,7′を駆動せしめて走行しつ
つ、平坦な刈刃本体14,15を回転せしめて、
同刈刃本体14,15の刈刃16で芝を刈取るも
のである。
この際、第1実施例のものにおいては、吸引フ
アン31,31′を駆動せしめることにより、刈
取ケースSから左右排出ダクト27,27′を介
して集草箱28,28′に向かう搬送風を生起せ
しめ、刈取ケースS内の刈取つた芝を強制的に左
右排出ダクト27,27′を介して集草袋33内
に集草し、搬送風としての空気は排気空間35を
介して排気口32,32′から排出されるもので
あり、吸引フアン31,31′による搬送力にて
芝を搬送できるため、搬送風を生起すべく刈刃本
体14,15をねじつた形状にする必要がなく平
坦な形状で形成しうるため、従来の刈刃本体1
4,15にて発生する騒音を低減できるものであ
る。
また、左右排出ダクト27,27′中での搬送
力が高まり、同ダクト27,27′での刈取つた
芝のつまりを防止できる。
また、搬送風としての空気を集草袋33を介し
て排出するため、刈取装置Mにて巻込んだ釘や小
石等を排気口32,32′から排出する恐れがな
く、安全性が向上する。
また、第2実施例のものでは、特に、搬送フア
ン36,36′を左右排出ダクト27,27′内に
収納しているため、搬送フアン36,36′自体
の駆動の際の騒音の低減が図れ、また刈取装置M
により近接しているため、刈取装置Mからの芝の
吸引力を更に向上でき、また芝のつまり防止を図
れるため搬送作業がより円滑に行いうる。
また、いずれの実施例においても、走行を行い
つつ、芝を刈取つて行くため、刈取ケースSの後
部内側に刈取つた芝が集まり易く、この芝が同ケ
ースS後部内側壁に付着し易いが、特に第3実施
例においては、同部に高温の排気ガスを吸込むた
め、芝の付着が防止できると共に、集まつた芝を
分散させて搬送が円滑に行える。
また、マフラー37からの騒音を更に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の全体側面図、第2
図は同平面図、第3図は同連動機構説明図、第4
図は本考案第2実施例の要部一部切欠平面図、第
5図は本考案第3実施例の要部一部切欠側面図で
ある。 A……乗用芝刈機、a……機体フレーム、M…
…刈取装置、S……刈取ケース、14,15……
刈刃本体、27,27′……左右排出ダクト、2
8,28′……集草箱、31,31′……吸引フア
ン、32,32′……排気口、36,36′……搬
送フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体フレームaの直下方に配設した刈取装置M
    に、相互に反対方向に回動する左右一対の刈刃本
    体14,15を設け、両刈刃本体14,15の上
    方及び周囲を刈取ケースSにより覆い、同刈取ケ
    ースSの後壁左右側部に左右排出ダクト27,2
    7′の前端をそれぞれ連通連設し、各排出ダクト
    27,27′を後方へ伸延形成して、各排出ダク
    ト27,27′の後端を、それぞれ機体フレーム
    aの後部左右側に配設した集草箱28,28′に
    連通連設し、各集草箱28,28′に設けた排気
    口32,32′又は排出ダクト27,27′内にフ
    アンを配設して、同フアンの吸引力により各刈刃
    本体14,15により刈取つた芝等を左右排出ダ
    クト27,27′を通して各集草箱28,28′に
    集草可能に構成し、しかも、機体フレームaの後
    側中央部には、左右後車輪7,7′を接近して並
    設したことを特徴とする乗用芝刈機の芝搬送構
    造。
JP6818584U 1984-05-09 1984-05-09 乗用芝刈機の芝搬送構造 Granted JPS60179135U (ja)

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JPS60179135U JPS60179135U (ja) 1985-11-28
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