JPH0356174Y2 - - Google Patents

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JPH0356174Y2
JPH0356174Y2 JP1986008097U JP809786U JPH0356174Y2 JP H0356174 Y2 JPH0356174 Y2 JP H0356174Y2 JP 1986008097 U JP1986008097 U JP 1986008097U JP 809786 U JP809786 U JP 809786U JP H0356174 Y2 JPH0356174 Y2 JP H0356174Y2
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grass
cut
grass collection
cut grass
collection chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動回転刈刃による送風によつて切
断芝が集草容器に供給されるように構成した芝刈
り機に関する。
〔従来の技術〕
芝刈り機においては集草容器の限られた空間内
に無駄なく切断芝を詰め込めるような方策が数多
く講じられているが、その一例とてU.S.
P.3974631号に開示されているように集草容器を
2個の集草室に分けて、まず、切断芝がはいつて
くる集草容器の入口から遠い集草室に切断芝が送
り込まれるようにし、この集草室が満杯になると
入口に近い集草室に切断芝が送り込まれるように
構成してある集草容器がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述の構造であると、駆動回転刈刃からの搬送
風が両集草室に同時に供給されることになる。従
つて搬送風の風力が分散し、一つの集草室に作用
する風力が相対的に小さくなり、各集草室に切断
芝を十分に詰め込めない場合があつた。
ここで本考案の目的は芝刈り機において集草容
器内に設けた各集草室に切断芝が十分に詰め込ま
れるようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は以上のような芝刈り機におい
て、次のように構成することにある。つまり、 集草容器に複数の集草室を設け、この各集草室
に連通する独立した複数の切断芝供給口と、各集
草室に送り込まれる切断芝搬送風を排出する排気
口とを、各集草室に備えると共に、集草容器の入
口からの切断芝搬送風を各集草室に択一供給する
為の切換シヤツター機構を備えてある。
〔作用〕 前述のような切換シヤツター機構を備えた場
合、この切換シヤツター機構により切断芝供給口
から一つの集草室に切断芝搬送風が送り込まれる
ようにしてやる。
このようにすれば、集草容器の入口からの切断
芝搬送風が分散して弱まることなく、一つの集草
室に集中して送り込まれることになる。従つて、
この強い切断芝搬送風によつて、一つの集草室に
無駄なく切断芝が詰め込まれることになる。そし
て、この集草室が満杯になると、切換シヤツター
機構を別の集草室に向けてやればよい。
又、家屋や垣根の傍にて芝刈り作業を行う場
合、集草室の排気口から出てくる切断芝搬送風が
家屋や垣根に流れる場合がある。この切断芝搬送
風には細かい塵等が含まれている場合が多いの
で、家屋や垣根に極力切断芝搬送風が流れて行か
ないうにするのが好ましい。
そこで、芝刈り作業を行う場合に本考案の切換
シヤツター機構を操作して、家屋や垣根から遠い
側の集草室に切断芝搬送風が送り込まれるように
して、家屋や垣根に近い側の集草室は使用しない
ようにする。
このようにすれば、集草室の排気口から出てく
る切断芝搬送風が、家屋や垣根側に流れることを
極力抑えることができる。
〔考案の効果〕
以上のように集草容器に設けた複数の集草室の
各々に、切断芝を無駄なく詰め込むことができる
ようになつて、集草容器の収容効率並びに芝刈り
機の作業能率を向上させることができた。
又、家屋や垣根の傍にて芝刈り作業を行う場
合、切換シヤツター機構を利用して排気口からの
切断芝搬送風が、家屋や垣根側に流れることを極
力抑えることができるので、作業衛生も向上させ
ることができた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例で芝刈り機の一例である
乗用型芝刈り機について図面に基づいて説明す
る。
第4図に示すように、機体前部ボンネツト1内
にエンジン2及び燃料タンク3を設けるととも
に、後部に操縦ハンドル4、運転席5、及び、左
右偏平なデツキ6を備えた操縦部7を形成した機
体を前後車輪8,9で支持して刈取走行可能に、
かつ、前後車輪8,9の中間位置に駆動回転刈刃
10bを内装したモーア10及びこのモーア10
から右後車輪9外側に位置して後方に延出された
集草ダクト11並びに集草容器12を備えた乗用
型芝刈り機を構成してある。
伝動機構について詳述すると、前記エンジン2
の下向き出力軸に上下二段に出力プーリ13a,
13bを嵌着するとともに、下段の出力プーリ1
3bと前記モーア10入力軸に嵌着された入力プ
ーリ10aとをベルト連結して作業装置伝動機構
を構成してある。一方、上段の出力プーリ13a
はベルト式無段変速装置14を介してミッシヨン
ケース15の入力プーリ15aとベルト連結し、
このミツシヨンケース15下端に軸支された後車
輪9,9を駆動可能に走行伝動系を構成してあ
る。
次に、集草容器12の構造について詳述する
と、第1図及び第2図に示すように、集草容器1
2を単独で着脱可能な左右2つの集草室12a,
12bに分割し集草ダクト11を右側の集草室1
2a上方に設けた入口16に接続すると共に、こ
の入口16から両集草室12a,12bに連通
し、切断芝を集草室12a,12bの奥端底部に
向けて送り込む切断芝供給口17a,17bを設
けている。そして、集草容器12の天井部12c
より各集草室12a,12b上部に亘る案内板1
8,18を設置して切断芝流入方向と逆方向にモ
ーア10からの搬送風を排出する排気口22a,
22b及び、これに連通する排風路19a,19
bを設けている。この排風路19a,19b出口
付近に風車で構成された風量検出機構20,20
を設置している。
前記右側の集草室12a上部の入口16付近に
は、第1図及び第2図に示すように円弧状に成形
した平板を縦軸芯P1周りに揺動操作自在に取付
けて切換シヤツター機構21を構成している。こ
の切換シヤツター機構21を第2図に示す実線の
位置に操作するとモーア10から搬送風により搬
送されてくる切断芝は、先ず、右側の集草室12
aに送り込まれ、搬送風は排気口22aから排風
路19aを通り機外へ排出される。やがて、右側
の集草室12aが切断芝で満杯になると、第3図
に示すように、切断芝によつて排気口22aが塞
がれて、搬送風の排風路19aを通つての機外排
出が遮断される。このような状態となると前述の
風量検出機構20付近を通過する風量が急減し
て、風量検出機構20の風車の回転数が落ちるの
で、これを電気的に検出しブザー及びランプ等
(図示せず)により操縦者に警告する。
操縦者はこの警告に従い、切換シヤツター機構
21を第2図に示す一点鎖線の状態に切換えれば
ランプの点橙はそのままでブザーの警報が止ま
り、切断芝はとなりの集草室12bに送り込まれ
る。この左側の集草室12bにも前述と同様な排
風路19b、風量検出機構20を設けているの
で、満杯になれば前述と同様に操縦者に警告が発
せられるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る芝刈り機の実施例を示し、
第1図は集草容器の正面図、第2図は集草容器の
平面図、第3図は集草容器の片側の集草室が満杯
になつた状態を示す正面図、第4図は乗用型芝刈
り機の全体側面図である。 10b……駆動回転刈刃、12……集草容器、
12a,12b……集草室、16……入口、17
a,17b……切断芝供給口、21……切換シヤ
ツター機構、22a,22b……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動回転刈刃10bによる送風によつて切断芝
    が集草容器12に供給されるように構成した芝刈
    り機であつて、前記集草容器12に複数の集草室
    12a,12bを設け、この各集草室12a,1
    2bに連通する独立した複数の切断芝供給口17
    a,17bと、各集草室12a,12bに送り込
    まれる切断芝搬送風を排出する排気口22a,2
    2bとを、各集草室12a,12bに備えると共
    に、集草容器12の入口16からの切断芝搬送風
    を各集草室12a,12bに択一供給する為の切
    換シヤツター機構21を備えてある芝刈り機。
JP1986008097U 1986-01-23 1986-01-23 Expired JPH0356174Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986008097U JPH0356174Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986008097U JPH0356174Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS62119729U JPS62119729U (ja) 1987-07-29
JPH0356174Y2 true JPH0356174Y2 (ja) 1991-12-17

Family

ID=30792164

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639946B2 (ja) * 1978-09-12 1981-09-17
JPS581163U (ja) * 1981-06-25 1983-01-06 富士重工業株式会社 スピ−ドメ−タの表示減光装置

Family Cites Families (2)

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JPS6112771Y2 (ja) * 1979-09-04 1986-04-21
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JPS62119729U (ja) 1987-07-29

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