JPH0623224Y2 - 芝刈機の伝動装置 - Google Patents

芝刈機の伝動装置

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JPH0623224Y2
JPH0623224Y2 JP13743588U JP13743588U JPH0623224Y2 JP H0623224 Y2 JPH0623224 Y2 JP H0623224Y2 JP 13743588 U JP13743588 U JP 13743588U JP 13743588 U JP13743588 U JP 13743588U JP H0623224 Y2 JPH0623224 Y2 JP H0623224Y2
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belt
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実 上田
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、芝刈機の伝動装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、乗用型の芝刈機は、乗用部の下方に刈取部を配
し、機体の所定個所、例えば、後部に集草バックを配設
し、刈取部で刈取った芝は、ブロワー作用で集草ダクト
を介して集草バックへ搬送しているものであり、例え
ば、実開昭61−98428、実開昭61−12582
4等があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、かかる構造のものでは、ブロワー作用のみで
あるから、集草バックへの刈取芝の搬送が良好に行い難
い欠点があり、また刈刃への動力伝達は、原動機との間
に介在した刈取ベルトにクラッチ装置を配する構造とし
ていたために、ケーシングの上下に対応すべく複雑な刈
取クラッチのリンク機構が必要となり構造が複雑となる
欠点を有していた。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案では、刈取ケーシングと集草バックとの間に刈
取芝を搬送する為のベルトコンベアを介設し、しかも、
機体後部にベルトコンベアへ動力を伝達する為のベルト
入力軸を配し、同入力軸と原動機、及び同入力軸と刈刃
との間を所要の動力伝達機構を介して連動連結し、同入
力軸と原動機との間に刈取クラッチを介設してなる芝刈
機の伝動装置を提供せんとするものである。
(ホ)作用・効果 この考案では、原動機より所要の動力伝達機構を介して
ベルト入力軸へ動力を伝達し、次いでベルト入力軸は、
集草バックへ刈取芝を搬送するためのベルトコンベアを
駆動し、同時にベルト入力軸からは刈刃へ所要の動力伝
達機構を介して動力が伝達され、刈取作業が行われるも
のであり、原動機からの動力はベルト入力軸を介してベ
ルトコンベアと刈刃とへ伝達されることになり、しか
も、刈取クラッチが原動機とベルト入力軸との間に介在
し、そのON・OFF作動によって、刈刃への動力伝達
とベルトコンベアへの動力伝達の双方が同時に断続操作
できることになるため、1個のクラッチ操作で操作でき
操作及びその構造が簡便となり、かつ刈取クラッチをテ
ンションクラッチ機構とすると原動機からの動力伝達ベ
ルトに簡単なテンションクラッチ装置を設けたことにな
り、簡単な構造ですみ、また、コンベアベルトに動力を
伝達するベルト入力軸と刈刃との間の距離が長くなるの
で、動力伝達ベルトのミスアライメント率も低下し、耐
久性を向上し、また変換も容易となる効果を有する。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図の
全体側面図において、(A)は乗用型の芝刈機を示してお
り、機体(a)の中間部分に原動機(1)を搭載し、前部には
ハンドル(2)を設け、機体の前後には、前輪(3)、後輪
(4)を設けており、しかも前後輪(3)(4)の間には刈取部
(5)を設け、また機体(a)の後端には、集草バック(6)を
取外し自在に設けている。
刈取部(5)と集草バック(6)との間には、ベルトコンベア
(7)を内蔵した搬送ダクト(8)が機体(a)の横側方に介設
されている。(9)はシートを示す。
かかる芝刈機(A)の作用は、まず、シート(9)に作業者が
常用し、前後輪(3)(4)の駆動によって走行しながら、刈
取部(5)で芝を刈取って、ベルトコンベア(7)を介して集
草バック(6)内に搬送するものであり、かかる作用中に
おいて、走行・刈取・芝搬送等の駆動はすべて原動機
(1)からの動力によって行われている。
かかる原動機(1)からの動力伝達の機構を説明すると次
の通りである。
すなわち、第3図に示すように、原動機(1)の出力軸(1
−3)には2個の出力プーリー(1−1)(1−2)が設けられて
おり、原動機(1)の後方にはミッション部(10)が配設さ
れ、同ミッション部(10)の入力軸(10−1)には、入力プ
ーリー(10−2)が設けられており、走行ベルト(11)を介
して原動機の出力プーリー(1−1)と連動連結されてい
る。
かかるミッション部(10)からは、走行連動機構(12)を介
して後輪(4)に動力が伝達されるようになっている。
集草バック(6)の位置近傍には、ベルト入力軸(13)が配
設されており、同ベルト入力軸(13)の上端にはギヤケー
ス(14)が配設されている。
また、ベルト入力軸(13)には、入力プーリー(13−1)
と、出力プーリー(13−2)が二個設けられており、原動
機(1)の出力プーリー(1−2)とベルト入力軸(13)の入力
プーリー(13−1)との間には中間ベルト(15)が懸架され
て、原動機(1)からベルト入力軸(13)への動力が伝達さ
れるように構成されている。
また、ギヤケース(14)は、搬送ダクト(8)中に収納され
たベルトコンベア(7)にベルト入力軸(13)から動力を伝
達するものである。
また、原動機(1)の略下方には、刈取部(5)が前後輪(3)
(4)の間で配設されており、刈取部(5)は刈取ケーシング
(16)の下方に刈刃(17)が収容され、刈刃(17)の入力軸(1
8)には、刈刃入力プーリー(19)が設けられており、ベル
ト入力軸(13)の出力プーリー(13−2)と、刈刃入力プー
リー(19)との間には刈取ベルト(20)が懸架されている。
また刈取カバー(16)の側方には、搬送ダクト(8)の下端
開口部が連通連設されて、搬送ダクト(8)を介して刈取
カバー(16)と集草バック(6)が連通状態となっている。
従って、動力は、原動機(1)から、中間ベルト(15)を介
してベルト入力軸(13)に伝達されるものであり、更には
ベルト入力軸(13)より、ギヤケース(14)を介してベルト
コンベア(7)に、また刈取ベルト(20)を介して刈取部(5)
にそれぞれ動力が伝達されて、刈取駆動と、芝搬送駆動
とが同時に行われるようになっている。
しかも、中間ベルト(15)、すなわち、原動機(1)とベル
ト入力軸(13)との間に介設したベルトには、刈取クラッ
チ(K)が設けられ、しかも、テンションクラッチ機構と
しており、原動機(1)から、ベルトコンベア(7)及び刈取
部(5)へ動力の切断・継続操作を行うようにしており、
従って、刈取クラッチ(K)のみのON・OFF操作によ
って、刈取部(5)とベルトコンベア(7)の駆動のON・O
FF作動が行えるものである。
なお、(K−1)は走行クラッチを示しており、原動機(1)
の出力プーリー(1−1)とミッション部(10)の入力プーリ
ー(10−2)との間に懸架した走行ベルト(11)に装置した
ものである。
(21)は刈取クラッチ(K)を操作するためのレバーであ
り、(22)は走行クラッチ(K−1)を操作するためのレバー
を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案伝動装置の芝刈機を示す全体側面図。 第2図は、同平面図。 第3図は、動力伝達機構を示す説明図。 (1):原動機 (6):集草バック (7):ベルトコンベア (13):ベルト出力軸 (16):刈取ケーシング (K):刈取クラッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刈取ケーシング(16)と集草バック(6)との
    間に刈取芝を搬送する為のベルトコンベア(7)を介設
    し、しかも、機体後部にベルトコンベア(7)へ動力を伝
    達する為のベルト入力軸(13)を配し、同入力軸(13)と原
    動機(1)、及び同入力軸(13)と刈刃(17)との間を所要の
    動力伝達機構を介して連動連結し、同入力軸(13)と原動
    機(1)との間に刈取クラッチ(K)を介設してなる芝刈機の
    伝動装置
JP13743588U 1988-10-20 1988-10-20 芝刈機の伝動装置 Expired - Fee Related JPH0623224Y2 (ja)

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JPH0257317U JPH0257317U (ja) 1990-04-25
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