JPH03129786A - 積層型電歪体 - Google Patents
積層型電歪体Info
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- JPH03129786A JPH03129786A JP1266161A JP26616189A JPH03129786A JP H03129786 A JPH03129786 A JP H03129786A JP 1266161 A JP1266161 A JP 1266161A JP 26616189 A JP26616189 A JP 26616189A JP H03129786 A JPH03129786 A JP H03129786A
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、積層型電歪体に係り、特に積層型電歪体の実
装構造に関する。
装構造に関する。
(従来の技術)
近年、半導体に対する電界の変化を変位として取り出す
ようにした電歪素子を多数個積層し、大きな変位量を得
るようにした積層型電歪体が提案されている。
ようにした電歪素子を多数個積層し、大きな変位量を得
るようにした積層型電歪体が提案されている。
例えば、第8図に示すようにグリーンシート法を用いて
形成した積層型電歪体がある。これは、圧電セラミック
部材12(+)〜12n を内部電極導体21 (+
)〜21n を挾んで積層し、相対向する側面でこの
内部電極導体21 (1)〜21n を導電性エポキ
シ樹脂接着剤によって固着されたニッケルメツシュ板2
6.27を用いて1つおきに順次接続し、各圧電セラミ
ック部材12(1)〜12nを直列接続し、各ニッケル
メツシュ板26.27にリード線41.42を半田25
によって接続するように構成したものである。31は、
内部電極導体21(0〜21n がニッケルメツシュ
板26.27に対して1つおきに接続がなされるように
、接続されない部分を絶縁するために介在せしめられる
絶縁部材である。
形成した積層型電歪体がある。これは、圧電セラミック
部材12(+)〜12n を内部電極導体21 (+
)〜21n を挾んで積層し、相対向する側面でこの
内部電極導体21 (1)〜21n を導電性エポキ
シ樹脂接着剤によって固着されたニッケルメツシュ板2
6.27を用いて1つおきに順次接続し、各圧電セラミ
ック部材12(1)〜12nを直列接続し、各ニッケル
メツシュ板26.27にリード線41.42を半田25
によって接続するように構成したものである。31は、
内部電極導体21(0〜21n がニッケルメツシュ
板26.27に対して1つおきに接続がなされるように
、接続されない部分を絶縁するために介在せしめられる
絶縁部材である。
この構造では、ニッケルメツシュ板や絶縁部材等の存在
により側面が大きくふくらみ、大型化するという問題が
ある。また、実装に際して絶縁部材の取り付けあるいは
ニッケルメツシュ板26゜27の固着、リード線の接続
など、実装に多大な時間を要するという問題がある。ま
た、半田付けによる接合では接合強度が弱く、剥離が生
じたりするという問題があった。
により側面が大きくふくらみ、大型化するという問題が
ある。また、実装に際して絶縁部材の取り付けあるいは
ニッケルメツシュ板26゜27の固着、リード線の接続
など、実装に多大な時間を要するという問題がある。ま
た、半田付けによる接合では接合強度が弱く、剥離が生
じたりするという問題があった。
さらには、電歪効果による力が加わると絶縁部材が剥離
すると言う問題もあった。
すると言う問題もあった。
また、第9図に示すように、電歪性材料からなる複数の
薄い円盤101を薄い円形のプラス側層間電極とマイナ
ス側層間電極とを1枚おきに介在させながら円柱状に堆
積してなる電歪素子を中空のケーシング内に収納し、プ
ラス側層間電極とマイナス側層間電極との間に電圧を印
加して電歪素子を軸方向に伸長させ該電歪素子の一端の
変位を出力部材により外部に取り出すようにしたもので
ある。
薄い円盤101を薄い円形のプラス側層間電極とマイナ
ス側層間電極とを1枚おきに介在させながら円柱状に堆
積してなる電歪素子を中空のケーシング内に収納し、プ
ラス側層間電極とマイナス側層間電極との間に電圧を印
加して電歪素子を軸方向に伸長させ該電歪素子の一端の
変位を出力部材により外部に取り出すようにしたもので
ある。
この構造でも上述したのと同様の問題がある上積屠体に
力が加わると電極自身が変形するという問題があった。
力が加わると電極自身が変形するという問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
このように、従来の積層型電歪体においては、装置が大
型化する上、積層体に力が加わると電極自身が変形する
など、信頼性が悪いという問題があった。
型化する上、積層体に力が加わると電極自身が変形する
など、信頼性が悪いという問題があった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、積層型電
歪体の小型化をはかると共に信頼性の向上をはかること
を目的とする。
歪体の小型化をはかると共に信頼性の向上をはかること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
そこで本発明では、圧電材料の積層体の表面に圧電定数
の小さい材料からなる保護層を固着し、この保護層の表
面に、各圧電材料の電極に接続され電界を印加するため
の一対の膜状電極を配設するようにしている。
の小さい材料からなる保護層を固着し、この保護層の表
面に、各圧電材料の電極に接続され電界を印加するため
の一対の膜状電極を配設するようにしている。
すなわち、表面に1対の電極を有し、これら電極間に電
界を印加することにより変位を生じる圧電材料を用いた
板状体を前記電極を介して電気的に接続すると共に多数
個積層した積層体と、この積層体の端面に固着され、該
圧電材料の電極に接続されるように形成された1対の膜
状電極を表面に配設してなる圧電定数の小さい材料から
なる保護層とを積層することにより積層型電歪体を構成
している。
界を印加することにより変位を生じる圧電材料を用いた
板状体を前記電極を介して電気的に接続すると共に多数
個積層した積層体と、この積層体の端面に固着され、該
圧電材料の電極に接続されるように形成された1対の膜
状電極を表面に配設してなる圧電定数の小さい材料から
なる保護層とを積層することにより積層型電歪体を構成
している。
(作用)
圧電材料の積層体に電界を印加すると大きな変位が発生
し、これにより、表面に露呈する電極は電極自身の受け
る応力によって変形し剥離するおそれがあるが、端面に
圧電定数の小さい材料からなる保護層を積層し、この表
面に膜状電極を形成しているため、この膜状電極自体は
大きな応力を受けることはなく、剥離を生じたりするこ
となく高い信頼性を維持することが可能となる。
し、これにより、表面に露呈する電極は電極自身の受け
る応力によって変形し剥離するおそれがあるが、端面に
圧電定数の小さい材料からなる保護層を積層し、この表
面に膜状電極を形成しているため、この膜状電極自体は
大きな応力を受けることはなく、剥離を生じたりするこ
となく高い信頼性を維持することが可能となる。
また、保護層を1層付加するのみであるため、大型化の
おそれもない。
おそれもない。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に
説明する。
説明する。
実施例1
この積層型電歪体は、第1図(a)および第1図(b)
に示すように、圧電体シート1の表面に内部電極2を形
成し、これを50枚積層したものを、表面および側面に
表面電極5a、5b、側面電極6a、6bを形成した厚
さ100〜200μmの上面不活性層3と、下面不活性
層4とによって挾み、側面の相対向する2面の圧電体シ
ートの層間に絶縁体7を1層毎に交互に配設し、この上
層に導電体層8を形成し、まわりを樹脂層9で囲むよう
にしたものである。
に示すように、圧電体シート1の表面に内部電極2を形
成し、これを50枚積層したものを、表面および側面に
表面電極5a、5b、側面電極6a、6bを形成した厚
さ100〜200μmの上面不活性層3と、下面不活性
層4とによって挾み、側面の相対向する2面の圧電体シ
ートの層間に絶縁体7を1層毎に交互に配設し、この上
層に導電体層8を形成し、まわりを樹脂層9で囲むよう
にしたものである。
そして、実際には、第2図に示すように下面に1対の電
極10を配設すると共に、これら電極10から貫通口り
を介して端子11を取り出すようにした絶縁性の支持台
12にこの積層型電歪体を押圧するようにして電気的接
続を遠戚するものである。なお、さらに両者を樹脂ケー
ス内に収納するようにしても良い。
極10を配設すると共に、これら電極10から貫通口り
を介して端子11を取り出すようにした絶縁性の支持台
12にこの積層型電歪体を押圧するようにして電気的接
続を遠戚するものである。なお、さらに両者を樹脂ケー
ス内に収納するようにしても良い。
次に、積層型電歪体の製造方法について説明する。
第3図(a)および第3図(b)は、積層体の外部を覆
う樹脂層等を除いた図である。
う樹脂層等を除いた図である。
まず、PZTなどの圧電体粉末とポリビニルブチラール
等の有機バインダーの粉末にエチルアルコール等の溶剤
を添加混合してドクターブレード法によって厚さ30〜
50μ−のグリーンシートig(焼成後は圧電体シート
1と指称する)を形成し、このグリーンシート1Sの表
面にスクリーン印刷法により銀−パラジウム(Ag−P
d)とPZTとを主成分とする内部電極2を形成したも
のを50枚積層する。
等の有機バインダーの粉末にエチルアルコール等の溶剤
を添加混合してドクターブレード法によって厚さ30〜
50μ−のグリーンシートig(焼成後は圧電体シート
1と指称する)を形成し、このグリーンシート1Sの表
面にスクリーン印刷法により銀−パラジウム(Ag−P
d)とPZTとを主成分とする内部電極2を形成したも
のを50枚積層する。
続いて圧電体シート1と同様にしてドクターブレード法
によって、PZTなどの圧電体粉末を主成分とする厚さ
100〜200μ明の下面不活性層3としてのグリーン
シートを形成する。
によって、PZTなどの圧電体粉末を主成分とする厚さ
100〜200μ明の下面不活性層3としてのグリーン
シートを形成する。
さらに、これらの圧電体シート1および下面不活性層3
の組成に加え、圧電定数を小さくするような添加物を添
加して同様に上面不活性層3としてのグリーンシートを
形成し、この表面および側面に表面電極5a、5b、側
面電極6a、6bを形成する。
の組成に加え、圧電定数を小さくするような添加物を添
加して同様に上面不活性層3としてのグリーンシートを
形成し、この表面および側面に表面電極5a、5b、側
面電極6a、6bを形成する。
このようにして形成されたグリーンシートを第3図に示
すように、下面不活性114.50枚の圧電体シート1
の積層体、下面不活性層3を順次積層し、120℃、2
00 k g / cdの条件で加熱圧着し、生の状態
の積層型電歪体を形成する。
すように、下面不活性114.50枚の圧電体シート1
の積層体、下面不活性層3を順次積層し、120℃、2
00 k g / cdの条件で加熱圧着し、生の状態
の積層型電歪体を形成する。
そして、これを1200℃、2時間の条件で焼結し、第
1図に示したように、圧電体層間の側面を1層おきに絶
縁するようにガラスペーストをスクリーン印刷法により
塗布し絶縁層7を形成すると共に、この外側に銀ペース
トを塗布し、表面電極および側面電極と内部電極との電
気的接続を行うための導体層9を形成する。
1図に示したように、圧電体層間の側面を1層おきに絶
縁するようにガラスペーストをスクリーン印刷法により
塗布し絶縁層7を形成すると共に、この外側に銀ペース
トを塗布し、表面電極および側面電極と内部電極との電
気的接続を行うための導体層9を形成する。
そして最後に、まわりを樹脂層って被覆し、第1図に示
したような積層型電歪体が完成する。
したような積層型電歪体が完成する。
上記構造によれば、上面および下面に不活性層を配設し
、この不活性層のうち上面不活性層に対して電気的接続
を行うようにしているため、上面不活性層は圧電定数が
小さく応力による変位が小さいため、電極や樹脂層の剥
離を生じたりすることなく、高度の信頼性を維持するこ
とが可能である。
、この不活性層のうち上面不活性層に対して電気的接続
を行うようにしているため、上面不活性層は圧電定数が
小さく応力による変位が小さいため、電極や樹脂層の剥
離を生じたりすることなく、高度の信頼性を維持するこ
とが可能である。
また半田付けの必要もなく、外部に電極を取り出すこと
ができ、外部への電極の取り出し方法に自由度が向上す
る。
ができ、外部への電極の取り出し方法に自由度が向上す
る。
実施例2
さらにまた、前記実施例では、積層型電歪体の上面不活
性層3の表面電極に、端子を有する支持台を接続して用
いるように構成されているが、両者を一体化し、上面不
活性層に直接端子を固着するようにしても良い。
性層3の表面電極に、端子を有する支持台を接続して用
いるように構成されているが、両者を一体化し、上面不
活性層に直接端子を固着するようにしても良い。
すなわち、第2の実施例として、第4図に要部を示すよ
うに、表面電極5a、5bに端子符合する位置にリード
挿通口h1を配設した表面保護層としての不活性層30
を上面不活性層と同一組成となるように形成し、リード
挿通口h1に導体ペーストPを充填しり−ド17を挿通
した状態で、同様にして圧電シートおよび上面不活性層
、下面不活性層を積層したものと一緒に加圧成型及び焼
成を行い、形成しても良い。
うに、表面電極5a、5bに端子符合する位置にリード
挿通口h1を配設した表面保護層としての不活性層30
を上面不活性層と同一組成となるように形成し、リード
挿通口h1に導体ペーストPを充填しり−ド17を挿通
した状態で、同様にして圧電シートおよび上面不活性層
、下面不活性層を積層したものと一緒に加圧成型及び焼
成を行い、形成しても良い。
このようにして、前記第1の実施例の効果に加え、より
生産性が良好で、リード線の接続の強固な積層型電歪体
を得ることができる。
生産性が良好で、リード線の接続の強固な積層型電歪体
を得ることができる。
実施例3
また、前記第1の実施例では上面不活性層3に対する電
極形成は、表面および側面に行われており、両者は直角
に交わるようになっているが、この変形例を第3の実施
例として示すように、電極取り出し構造を変えた。もの
も考えられる。
極形成は、表面および側面に行われており、両者は直角
に交わるようになっているが、この変形例を第3の実施
例として示すように、電極取り出し構造を変えた。もの
も考えられる。
この積層型電歪体は、第5図(a)乃至第5図(b)に
上面不活性層3を示すように、前記第1の実施例におけ
る上面不活性層3に傾斜溝13を形成し、この傾斜溝に
表面電極15a、15bを形成すると共に、側面に側面
電極16a、16bを形成するようにしたもので、他部
については、前記実施例と同様に形成する。
上面不活性層3を示すように、前記第1の実施例におけ
る上面不活性層3に傾斜溝13を形成し、この傾斜溝に
表面電極15a、15bを形成すると共に、側面に側面
電極16a、16bを形成するようにしたもので、他部
については、前記実施例と同様に形成する。
かかる構造によればエツジ部Eでの電極の切断による断
線不良を防止することができ、さらに信頼性が向上する
。
線不良を防止することができ、さらに信頼性が向上する
。
実施例4
また、このように上面不活性層3への電極形成に際し、
傾斜溝13を形成し、この傾斜溝内に表面電極15a、
15bを形成した場合、第6図に第4の実施例として示
すように、この積層型電歪体は、金属ケース20内に、
上面不活性層3のみを第5図に示したものを用いる他は
前記第1の実施例の場合と同様にして形成された表面を
樹脂層9で被覆してなる積層体(第1図(a)および第
1図〈b))を収納し、端子17を挿通する挿通口Hを
有する蓋体21でシールすると共に、挿通口Hと端子1
7との間も絶縁性樹脂からなるシール針材18で覆うよ
うに構成されている。
傾斜溝13を形成し、この傾斜溝内に表面電極15a、
15bを形成した場合、第6図に第4の実施例として示
すように、この積層型電歪体は、金属ケース20内に、
上面不活性層3のみを第5図に示したものを用いる他は
前記第1の実施例の場合と同様にして形成された表面を
樹脂層9で被覆してなる積層体(第1図(a)および第
1図〈b))を収納し、端子17を挿通する挿通口Hを
有する蓋体21でシールすると共に、挿通口Hと端子1
7との間も絶縁性樹脂からなるシール針材18で覆うよ
うに構成されている。
この構造によっても、前記実施例と同様に、応力による
変位によって電極の剥離が生じたりすることもなく、ま
た金属ケース内に気密状態で収金されているため、信頼
性も良好である。
変位によって電極の剥離が生じたりすることもなく、ま
た金属ケース内に気密状態で収金されているため、信頼
性も良好である。
さらに、この第4の実施例では金属ケース2C内に収容
するようにしたが、樹脂ケースを用いマも良い。この場
合は、積層体のまわりを絶縁性樹脂って被覆しておく必
要はない。
するようにしたが、樹脂ケースを用いマも良い。この場
合は、積層体のまわりを絶縁性樹脂って被覆しておく必
要はない。
実施例5
上記実施例により説明した積層型電歪体を燃料噴射弁に
適用した例を以下に示す。第7図は燃料噴射弁の断面図
である。41は上記実施例で示した積層型電歪体であり
、42は一端が積層型電歪体41の不活性層(第9図で
は図示せず)の表面に設けられた膜状電極40と電気的
に接触し、他端はリード線を介して積層型圧歪体41に
電圧を印加する駆動回路(図示せず)に電気的に接続さ
れる端子であり、端子42は端子ケース46のリード金
具45に接続され、リード金具45と前記リード線とが
接続される。43は絶縁性シールである。44は支持台
であり、支持体44が上部かしめ部47によってかしめ
られることによりリード金具45が端子42に圧接され
ると共に端子42が膜状電極40に圧接されることにな
る。48は金属性の底板である。49は弁ケースであり
底板48との間に0リング51を介している。底板48
の下面には弁金属54が接触し、リング55との間にば
ね50を介している。弁金属54は弁本体5つと一体と
戊っており、弁本体59にはストッパ52が形成されて
いる。積層型電歪体41に電圧が印加されないときは、
ばね50により弁金属54を押し上げストッパ52はリ
ング55に当接する。62は噴口であり、弁本体5つが
上下に移動することにより燃料入口56から入って燃料
溜め61に溜められた燃料の噴射量を制御することにな
る。なお、53は燃料出口、57はOリングである。ま
た、58はかしめ部であり、ここから噴口先端部までは
樹脂カバー60に覆われている。弁ケース4つの一部に
かしめ部47を形成し、支持体44によりリード金具4
5、端子42゜膜状電極40を圧接しているので電極の
剥離等が無く電気的な接続が確実に行えるので信頼性が
向上する。
適用した例を以下に示す。第7図は燃料噴射弁の断面図
である。41は上記実施例で示した積層型電歪体であり
、42は一端が積層型電歪体41の不活性層(第9図で
は図示せず)の表面に設けられた膜状電極40と電気的
に接触し、他端はリード線を介して積層型圧歪体41に
電圧を印加する駆動回路(図示せず)に電気的に接続さ
れる端子であり、端子42は端子ケース46のリード金
具45に接続され、リード金具45と前記リード線とが
接続される。43は絶縁性シールである。44は支持台
であり、支持体44が上部かしめ部47によってかしめ
られることによりリード金具45が端子42に圧接され
ると共に端子42が膜状電極40に圧接されることにな
る。48は金属性の底板である。49は弁ケースであり
底板48との間に0リング51を介している。底板48
の下面には弁金属54が接触し、リング55との間にば
ね50を介している。弁金属54は弁本体5つと一体と
戊っており、弁本体59にはストッパ52が形成されて
いる。積層型電歪体41に電圧が印加されないときは、
ばね50により弁金属54を押し上げストッパ52はリ
ング55に当接する。62は噴口であり、弁本体5つが
上下に移動することにより燃料入口56から入って燃料
溜め61に溜められた燃料の噴射量を制御することにな
る。なお、53は燃料出口、57はOリングである。ま
た、58はかしめ部であり、ここから噴口先端部までは
樹脂カバー60に覆われている。弁ケース4つの一部に
かしめ部47を形成し、支持体44によりリード金具4
5、端子42゜膜状電極40を圧接しているので電極の
剥離等が無く電気的な接続が確実に行えるので信頼性が
向上する。
以上説明したように、本発明の積層型電歪体によれば、
圧電性シートの積層体の表面に変位の小さい不活性層を
積層しを挾み、この不活性層に一対の膜状電極を配設し
、積層体への給電を行うようにしているため、電極自身
が応力で変形したりすることもなく、信頼性の高いもの
となる。
圧電性シートの積層体の表面に変位の小さい不活性層を
積層しを挾み、この不活性層に一対の膜状電極を配設し
、積層体への給電を行うようにしているため、電極自身
が応力で変形したりすることもなく、信頼性の高いもの
となる。
第1図(a)および第1図(b)は本発明の第1の実施
例の積層型電歪体の側断面図および上面図、第2図は第
1図に示した積層型電歪体に取り付けられる電気接続部
を示す図、第3図(a)および第3図(b)は、同積層
型電歪体の内部を示す側断面図および上面図、第4図は
第2図に示した積層型電歪体に取り付けられる電気接続
部の変形例を示す図、第5図(a)および第5図(b)
は、不活性層の変形例を示す断面図および斜視図、第6
図はケースへの収納実装例を示す図、第7図は積層型電
歪体を適用した燃料噴射弁の断面図、第8図および第9
図は従来例の積層型電歪体を示す図である。 1・・・圧電体シート、2・・・内部電極、3・・・上
面不活性層、4・・・下面不活性層、5a、5b・・・
表面電極、6a、6b・・・側面電極、7・・・絶縁体
、8・・・導電体層、9・・・樹脂層、hl・・・リー
ド挿通口、P・・・導体ペースト、10・・・電極、1
1・・・端子、12・・・支持台、13・・・傾斜溝、
15a・、15b・・・表面電極、16a、16b・・
・側面電極、17・・・リード、20・・・金属ケース
、21・・・蓋体、30・・・表面保護層、40・・・
膜状電極、41・・・積層型電歪体、42・・・端子、
43・・・絶縁シール、44・・・支持台、45・・・
リード金具、46・・・端子ケース、47・・・上部か
しめ部、48・・・底板、49・・・弁ケース、50・
・・ばね、51・・・Oリング、52・・・ストッパ、
53・・・燃料出口、54・・・弁台座、55・・・リ
ング、56・・・燃料入口、57・・・0リング、58
・・・かしめ部、5つ・・弁本体、60・・・樹脂カバ
ー 61・・・燃料溜め、62・・・噴口。
例の積層型電歪体の側断面図および上面図、第2図は第
1図に示した積層型電歪体に取り付けられる電気接続部
を示す図、第3図(a)および第3図(b)は、同積層
型電歪体の内部を示す側断面図および上面図、第4図は
第2図に示した積層型電歪体に取り付けられる電気接続
部の変形例を示す図、第5図(a)および第5図(b)
は、不活性層の変形例を示す断面図および斜視図、第6
図はケースへの収納実装例を示す図、第7図は積層型電
歪体を適用した燃料噴射弁の断面図、第8図および第9
図は従来例の積層型電歪体を示す図である。 1・・・圧電体シート、2・・・内部電極、3・・・上
面不活性層、4・・・下面不活性層、5a、5b・・・
表面電極、6a、6b・・・側面電極、7・・・絶縁体
、8・・・導電体層、9・・・樹脂層、hl・・・リー
ド挿通口、P・・・導体ペースト、10・・・電極、1
1・・・端子、12・・・支持台、13・・・傾斜溝、
15a・、15b・・・表面電極、16a、16b・・
・側面電極、17・・・リード、20・・・金属ケース
、21・・・蓋体、30・・・表面保護層、40・・・
膜状電極、41・・・積層型電歪体、42・・・端子、
43・・・絶縁シール、44・・・支持台、45・・・
リード金具、46・・・端子ケース、47・・・上部か
しめ部、48・・・底板、49・・・弁ケース、50・
・・ばね、51・・・Oリング、52・・・ストッパ、
53・・・燃料出口、54・・・弁台座、55・・・リ
ング、56・・・燃料入口、57・・・0リング、58
・・・かしめ部、5つ・・弁本体、60・・・樹脂カバ
ー 61・・・燃料溜め、62・・・噴口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 表面に1対の電極を有し、これら電極間に電界を印加
することにより変位を生じる圧電シートを前記電極を介
して電気的に接続すると共に多数個積層した積層体と、 前記積層体の端面に固着され、前記電極に接続されるよ
うに形成された1対の膜状電極を表面に配設してなる圧
電定数の小さい材料からなる不活性層とを具備してなる
ことを特徴とする積層型電歪体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266161A JPH03129786A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 積層型電歪体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266161A JPH03129786A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 積層型電歪体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129786A true JPH03129786A (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=17427129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266161A Pending JPH03129786A (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 積層型電歪体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03129786A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04299587A (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-22 | Nec Corp | 電歪効果素子 |
JP2002541401A (ja) * | 1999-03-30 | 2002-12-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧電式アクチエータ |
JP2006190959A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-07-20 | Denso Corp | 積層型圧電素子及びその製造方法 |
KR101665494B1 (ko) * | 2016-07-30 | 2016-10-24 | 정석화 | 윈도우 브러시의 블레이드 재생장치 |
JP2017135340A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP1266161A patent/JPH03129786A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04299587A (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-22 | Nec Corp | 電歪効果素子 |
JP2002541401A (ja) * | 1999-03-30 | 2002-12-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧電式アクチエータ |
JP2006190959A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-07-20 | Denso Corp | 積層型圧電素子及びその製造方法 |
JP2017135340A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | Tdk株式会社 | 圧電アクチュエータ |
KR101665494B1 (ko) * | 2016-07-30 | 2016-10-24 | 정석화 | 윈도우 브러시의 블레이드 재생장치 |
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