JPH0312825Y2 - - Google Patents

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JPH0312825Y2
JPH0312825Y2 JP7259885U JP7259885U JPH0312825Y2 JP H0312825 Y2 JPH0312825 Y2 JP H0312825Y2 JP 7259885 U JP7259885 U JP 7259885U JP 7259885 U JP7259885 U JP 7259885U JP H0312825 Y2 JPH0312825 Y2 JP H0312825Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はアーケード街の歩道やコミユニテイ
広場或いは公園等に設けたれるマンホールカバー
に関し、特に角型で且つ化粧タイルやカラーブロ
ツク等の充填物が敷き詰められる充填用化粧マン
ホールカバーに関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 近年、上述したアーケード街の歩道やコミユニ
テイ広場などでは、周囲の木々や建物にマツチし
た夢のある環境作り並びに自然保護のために舗装
材としてコンクリートに代わりブロツクを敷き詰
めるところが多くなつて来た。なかでも各種形態
及び着色を施したインターロツキングブロツクな
どと称される新感覚の舗装材が注目されて来てい
る。
これに伴い、上述の歩道や広場に設けるマンホ
ールカバーは、その場のイメージをそこなわない
ように、周囲の舗装ブロツクと同じものを蓋体上
面凹部に敷き詰めた充填用化粧マンホールカバー
を用いることが望まれて来ている。この為に蓋体
は断面凵形状の角型とし、その一辺側の二隅部の
みにハンドル係止用鍵穴部を設け、これに横引き
用ハンドルを差込み係止して蓋体を受枠に対して
横引き式にて開閉可能とすることで、該蓋体の上
面凹部を出来るだけ広く且つ中央部に取手部やフ
ツク係止部等の存在しない形態として、ブロツク
等の充填物の充填を容易にしたものが開発されて
いる。
ところで、こうした充填用化粧マンホールカバ
ーでは、通常受枠の内側底壁の立上り部にゴムパ
ツキン等のシール材を設け、この上側に蓋体の底
面部が当接してマンホールの防水を図るようにし
ているが、しかしながら単にシール材上に蓋体底
面部を載せただけでは水圧に耐えられず確実な防
水が図れない。この為に該シール材上に蓋体底面
部が強く圧接するように、蓋体を受枠に対して周
囲複数箇所でボルト等により締付ける必要があ
る。しかし上述の如く蓋体は充填物の充填を容易
にする目的で断面■形状のシンプルな形態として
いることから、締付けボルトを設ける箇所が無く
実現が難しかつた。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みなされたもので、横
引き式にて開閉できる角型の充填用化粧マンホー
ルカバーでありながら、蓋体の四隅部に防水用締
付けボルトを具合良く装着できて、該蓋体を受枠
に対して締付け保持して確実に防水が図れるよう
になるものを提供することを目的とする。
[考案の概要] この考案の充填用化粧マンホールカバーは、上
述した目的を達成すべく、四辺形状の受枠の内側
底壁四隅部にそれぞれねじ孔を形成したナツト部
を設けると共に、上面に充填物を詰め得る断面凵
形状をなして上記受枠内に別途ハンドルを利用し
て横引き式にて挿脱可能にセツトできる角型蓋体
の四隅部に、少なくとも一側2個は横引き用ハン
ドル係止用鍵穴部を兼用するボツクス部を設け、
且つそれぞれのボツクス部内にこの底板部を貫通
して上記受枠のナツト部のねじ孔に螺合締付けで
きる締付けボルトを設けた構成で、蓋体は上面凹
部の四隅部以外は高い突起物が無くブロツク等充
填物の充填が容易であると共に、該四隅部で受枠
に対してボルトにより締付けることで確実な防水
が図れるようになるものである。
[考案の実施例] 以下この考案の一実施例を図面に従い説明す
る。図中1はマンホール(図示せず)の上端周縁
部に周囲の舗装面と上端が面一となる状態にアン
カー等を介して埋設固定される受枠、2はその受
枠1内に横引き式にて開閉できるよう挿脱可能に
嵌合された蓋体で、これら受枠1及び蓋体2はい
ずれも鋳鉄製などで構成されている。
ここで上記受枠1は、垂直に立上る周側壁3
と、この下端より内外方に張出す底壁4,5とか
らなる断面略逆T字状をなす方形枠状とされてい
る。この受枠1の内側底壁4の内周縁に小さく立
上る立上り縁部6が形成され、この立上り縁部6
に上側から嵌合する状態でゴムパツキン等のシー
ル材7が全周に亘り設けられている。また上記受
枠1の周側壁3の相対向する2辺(左右壁部3
a,3b)の各内側面に縦長リブ状をした複数の
突部8が相互に間隔を存して形成され、これらの
突部8の各上端が側壁3の上端より一段低くなつ
て蓋体受け段面8aとされている。更に受枠1の
周側壁3の上記突部8を有さない残りの相対向す
る2辺(前後壁3c,3d)の各内側面には略中
間部から右端側に亘つて横長な略直角三角形状を
なすガイド用突部9が形成され、これらガイド用
突部9の上側面が蓋体横引き用案内傾斜面9aと
されている。
また、上記受枠1内の四隅部には各々内側底壁
4上面から突出してナツト部10が形成され、こ
の各ナツト部10の中心部に上下に貫通してねじ
孔10aが形成されている。
また、上記受枠1の周側壁3の上面にはステン
レス製等の化粧目地11が四辺全周に亘り被嵌さ
れている。この化粧目地11は断面逆L字状をな
し、その天板部11aを周側壁3上面に覆い被
せ、垂下板部11bを該周側壁3の外側面に重合
し、その状態で該垂下板部11bを周側壁3に複
数箇所でねじ12により止め付けることで取付け
られている。
一方、上記蓋体2は、立上り周側壁13と2段
底の如き底壁14とからなる断面凵形状の角型を
なす構成である。この蓋体2の周側壁13の上端
外側縁にフランジ部13aが全周に亘り形成さ
れ、このフランジ部13a下面が上記受枠1の各
突部8の上端受け断面8a上に載架することで該
受枠1内にこれと上端面が略面一となる状態で周
側壁3と僅かなギヤツプを存して嵌合する。その
嵌合時に底壁14の周囲部14a下面が上記シー
ル材7上に圧接するようになつている。また底壁
14の一段低い中央部14b上面には格子状のリ
ブ15が形成されていると共に、同下面には左右
方向に長く亘る2本のスライドリブ16が相互に
平行間隔を存して形成されている。更にこの蓋体
2の周側壁13の前後右側端寄り部外側面に摺動
突部17がそれぞれ底壁14の周囲部14aより
下方に突出して形成され、この両側摺動突部17
下端が蓋体1の後述する横引きの際に上記ガイド
用突部9の案内傾斜面9a上に摺動できるように
なつている。
また、上記蓋体2の周側壁13の内周四隅部に
はボツクス部18がそれぞれ形成されている。こ
れらボツクス部18は左側の二隅部に位置する2
個のものだけが横引き用ハンドル係止用鍵穴部と
して利用されるが、成形金型の関係で四隅のもの
全て同形状に形成されている。その各ボツクス部
18の構成は、第3図及び第4図に示す如く中空
箱状で、上面に円形なキヤツプ嵌合凹部19を有
した天板部20の中央に鍵穴21が形成されて、
これに図示しないが横引き用ハンドルを差し込ん
で90度回転することで上方への引上げ及び横引き
操作可能に抜け止め係止できるようになつてい
る。この鍵穴21の下側中空部22の底板部23
にボルト取付穴24が形成されて、これに上方か
ら鍵穴21並びに中空部22を介して防水用締付
けボルトとして六角穴付きフランジボルト25が
差し込まれて上記受枠1の四隅のナツト部10の
ねじ孔10aに螺合締付けできるようになつてい
る。
さらに、上記蓋体2の周側壁13(フランジ部
13aも含む)の上面には上記受枠1のものと同
様ステンレス製等の化粧目地26が被嵌されてい
る。この化粧目地26は幅狭帯状の方形環状のも
ので、裏面に複数のピン27が間隔を存して突設
され、これらピン27を上記蓋体2のフランジ部
13aに形成したキリ穴に貫通して裏面から溶接
することで取付固定されている。なおこの化粧目
地26は四隅部が幅広となつて且つ穴26aが形
成されて、上記各ボツクス部18上面にもキヤツ
プ嵌合凹部19を除いて覆い被さるようになつて
いる。また上記蓋体2の四隅の各ボツクス部18
の上面キヤツプ嵌合凹部19には平時は第4図に
想像線で示す如く鍵穴21内にまでに亘るゴム製
のキヤツプ30が設けられている。
而して、上述した構成の角型充填用化粧マンホ
ールカバーでは、蓋体2の上面凹部が四隅部にボ
ツクス部18を有するだけで広い面積の単純形態
をなすことで、モルタル等を下地層して充填した
上に、インターロツキングブロツク等の充填物を
簡単に敷き詰め得るようになる。
また、マンホールカバーとしての設置使用状態
時は、蓋体2の四隅のボツクス部18の内底板部
23のボルト取付穴24に上記六角穴付きフラン
ジボルト26をそれぞれ差し込んで、受枠1内四
隅部のナツト部10のねじ孔10aに螺合するこ
とにより、該蓋体2を受枠1に四隅で強く締付
け、これで該蓋体2の底壁14の周囲部14a下
面の受枠1の内周立上り縁部6上のシール材7へ
の圧接状態を保持して防水を確実なものとする。
なおそのボルト締付け後は、四隅の各ボツクス部
18上面のキヤツプ嵌合凹部19にそれぞれキヤ
ツプ30を嵌合して閉塞しておく。
次に、上記蓋体2の開閉操作は、まず上記四隅
の各ボツクス部18のキヤツプ30を外し、そし
て上方から鍵穴21を介して内部の六角穴付きフ
ランジボルト25を抜き外す。こうして蓋体2の
受枠1に対する締付けを解除し、この状態で左側
隅の二つのボツクス部18の鍵穴21に図示しな
い横引き用ハンドルをそれぞれ差し込んで90度回
転して抜け止め係止する。そしてその両ハンドル
を作業員が手で持つて蓋体2の左側を引上げ、そ
のまま手前に引きずる。これで蓋体2はスライド
リブ16が受枠1の周側壁3の上面に乗つて移動
すると共に、両側の摺動突部17下端が受枠1の
両側ガイド用突部9の案内傾斜面9aに沿つて移
動して、該蓋体2の横引き開放ができるようにな
る。また閉成する時は上記と逆に移動させて蓋体
2を受枠1内に納めて、上記同様に四隅の各ボツ
クス部18内にて六角穴付きフランジボルト25
をそれぞれ締付ける。
[考案の効果] この考案は上述した如く、方形状の受枠の天板
四隅部にそれぞれねじ孔を形成したナツト部を設
けると共に、上面に充填物を詰め得る断面凵形状
をなして上記受枠内に別途ハンドルを利用して横
引き式にて挿脱可能にセツトできる角型蓋体の四
隅部に少なくとも一側2個は横引き用ハンドル係
止用鍵穴を兼用するボツクス部を設け、且つそれ
ぞれのボツクス部内にこの底壁部を貫通して上記
受枠のナツト部のねじ孔に螺合締付けできる締付
けボルトを設けたから、蓋体の上面凹部への充填
物の充填の容易さを損うことなく、該蓋体の四隅
部に防水用締付けボルトを具合良く装着できて、
該蓋体を受枠に対して締付け保持して確実な防水
を図ることができる充填用化粧マンホールカバー
となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は一部省略した平面図、第2図は第1図のー
線に沿う断面図、第3図は第1図のA部拡大
図、第4図は第3図のー線に沿う断面図であ
る。 1……受枠、2……蓋体、4……内側底壁、7
……シール材、10……ナツト部、10a……ね
じ孔、18……ボツクス部、21……横引き用ハ
ンドル係止用鍵穴、23……底板部、24……ボ
ルト取付穴、25……締付けボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール上端周縁部に埋設固定される四辺形
    状の受枠と、上面凹部に充填物を詰め得る断面凵
    形状をなして上記受枠内に別途ハンドルを利用し
    て横引き式にて挿脱可能にセツトできる角型蓋体
    とからなる充填用化粧マンホールカバーにおい
    て、上記受枠の内側底壁四隅部にそれぞれねじ孔
    を形成したナツト部を設けると共に、これらの上
    側に対向する上記蓋体の四隅部に少なくとも一側
    2個は横引き用ハンドル係止用鍵穴部を兼用する
    ボツクス部を設け、且つそれぞれのボツクス部内
    にこの底板部を貫通して上記受枠のナツト部のね
    じ孔に螺合締付けできる締付けボルトを設けて構
    成したことを特徴とする充填用化粧マンホールカ
    バー。
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