JP3034475B2 - 点検口構造 - Google Patents

点検口構造

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JP3034475B2
JP3034475B2 JP9000473A JP47397A JP3034475B2 JP 3034475 B2 JP3034475 B2 JP 3034475B2 JP 9000473 A JP9000473 A JP 9000473A JP 47397 A JP47397 A JP 47397A JP 3034475 B2 JP3034475 B2 JP 3034475B2
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Japan
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誠二郎 田井
昌樹 高橋
貴博 岩本
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外の舗装路面あ
るいは屋内の床面などに設けられる点検口構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から屋外の舗装路面あるいは屋内の
床面などに設けられる点検口構造としては、例えば実公
平8−6949号公報に記載のものが知られている。
【0003】同公報に記載の点検口構造は例えば屋外の
舗装路面に上端が舗装路面から突出しないように設けら
れた外枠に蓋体の外周を形成する内枠を外枠の底部上面
と内枠の下面との間にパッキング材を介在させて載せ、
内枠側に上端より操作可能に設けたボルトの下端を前記
外枠に設けたナットに螺合させてボルトを締め付けるこ
とにより外枠と内枠との間でパッキング材が弾性変形し
て外枠と内枠との間に浸入した雨水などが外枠と内枠と
の間から外枠下方に流れ落ちるのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の点検口構造では外枠の底部上面と内枠の下面
との間に介在させたパッキング材により外枠と内枠との
間に浸入した雨水などが外枠と内枠との間から外枠下方
に流れ落ちるのを防止しているが、外枠と内枠との間に
入り込んだごみがこびり付き、ボルトを緩めて蓋体を外
枠から持ち上げようとしても、蓋体がなかなか持ち上が
らないという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、屋外の舗装路面に設けた点検口構造にあっても外枠
と内枠との間に雨水やごみなどが浸入するのを防止し、
蓋体の開閉を容易に行なえるようにした点検口構造を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、外枠の上端に側壁部の上端から水平に張り
出す板部と、この水平な板部の外端部から鉛直方向に立
ち上がる板部を備え、外枠内に嵌め込まれる点検口蓋体
の内枠の上端には外枠の鉛直方向に立ち上がる板部内で
前記水平な板部上に位置するように全周に亘って外方に
張り出すフランジ部を備え、前記水平な板部とフランジ
部との間にパッキング材を介在させて外枠上端と内枠上
端との間のシールを行なうように構成し、外枠に対して
内枠を脱着自在に固定するように構成したことを要旨と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、外枠の上端に側壁部の上端から水平に張り
出す板部と、この水平な板部の外端部から鉛直方向に立
ち上がる板部を備え、外枠内に嵌め込まれる点検口蓋体
の内枠の上端には外枠の鉛直方向に立ち上がる板部内で
前記水平な板部上に位置するように全周に亘って外方に
張り出すフランジ部を備え、前記水平な板部とフランジ
部との間にパッキング材を介在させて外枠上端と内枠上
端との間のシールを行なうように構成し、前記内枠の上
端の4つのコーナー部にコーナー部材を取り付け、この
各コーナー部材に形成された凹部にパッキング材を嵌め
込み、このパッキング材の孔部を貫通するボルトの下端
雄ねじ部を前記外枠の下端において4つのコーナー部に
取り付けられたナットに螺合させ、ボルトの頭部と前記
コーナー部材の底部との間で前記凹部に嵌め込んだパッ
キング材によりシールを行なうように構成したことを要
旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、
1は屋外の例えばコンクリートからなる舗装路面2の点
検口形成位置に上端が舗装路面2から突出しないように
設けられた外枠で、この外枠1の上端外周は全周に亘っ
て外方に張り出して内枠3の上端とのシール部が形成さ
れている。4は外枠1の上端外周の張り出し部で、外枠
1の側壁部5の上端から水平に張り出す水平な板部4a
と、この水平な板部4aの外端部から鉛直方向に立ち上
がる板部4bとを備えている。そして、外枠1内に内枠
3が嵌め込まれて内枠3の下面が外枠1の底部上面に載
った状態において内枠3の上端の全周に亘って外方に水
平に張り出すフランジ部6が外枠1の鉛直方向に立ち上
がる板部4b内において水平な板部4a上に位置して、
この鉛直方向に立ち上がる板部4bおよび水平な板部4
aとフランジ部6との間でパッキング材7により外枠1
上端と内枠3上端との間のシールが行なわれるようにな
っている。さらに詳しくは、外枠1内に内枠3が嵌め込
まれた状態においてフランジ部6と水平な板部4aとの
間にパッキング材7が介在されていることから内枠3の
下面は外枠1の底部上面から少し浮き上がり、内枠3の
上端の4つのコーナー部に溶接により水平に取り付けら
れたコーナー部材8に形成されたボルト挿通雌ねじ孔9
より螺入したボルト10の下端を前記外枠1の下端におい
て4つのコーナー部に設けたナット11に螺合させてボル
ト10を締め付けることにより、外枠1と内枠3との間で
前記パッキング材7が弾性変形するとともに内枠3の下
面が外枠1の底部上面に当接して内枠3の上端全周から
外枠1と内枠3との間に雨水などが浸入しようとするの
を防止するように構成されている。なお、前記ナット11
は外枠1の下端における4つのコーナー部に溶接により
水平に取り付けられたコーナー部材12の下面に溶接によ
り固着されている。また、前記内枠3の上端の4つのコ
ーナー部に取り付けられたコーナー部材8の下面に前記
ボルト挿通雌ねじ孔9に上端が連通するように上下方向
に向くボルト挿入ガイド筒13の上端が溶接により固着さ
れている。ボルト挿入ガイド筒13の下端は内枠3の底板
14を下方に僅かに貫通して底板14に溶接により固着さ
れ、下向きに開口しているが、前記ボルト10の締め付け
時にボルト挿入ガイド筒13の下端が前記外枠1のコーナ
ー部材12の上面に当接しないように構成されている。さ
らに、前記内枠3のコーナー部材8には前記ボルト10の
頭部10aが嵌まり込む凹部8aが形成され、この凹部8
aの底部に前記ボルト挿通孔9が形成されている。そし
て、凹部8aにリング状のパッキング材15が嵌め込ま
れ、このパッキング材15の中央の孔部15aおよびボルト
挿通雌ねじ孔9を貫通するボルト10の下端雄ねじ部10b
をボルト挿入ガイド筒13内を下降させてナット11に螺合
させ、外枠1に対する内枠3(点検口の蓋体)の取り付
けがなされるものである。
【0009】ところで図中、16は前記内枠3の底板14の
周囲と、前記フランジ部6を上端に一体に有する側板部
17の下端とで形成される隙間を埋めるコーキング材であ
る。なお、図面では示されていないが、内枠3内にはモ
ルタルあるいはPタイルなどが設けられて点検口の蓋体
が構成されるものである。
【0010】上記構成において、前記ボルト10を締め付
けて外枠1に内枠3(点検口の蓋体)を取り付けた状態
において、外枠1の鉛直方向に立ち上がる板部4bおよ
び水平な板部4aと内枠3のフランジ部6との間でパッ
キング材7により外枠1上端と内枠3上端との間のシー
ルが行なわれているので、内枠3上端外周と外枠1上端
内周との間からの雨水やごみなどの浸入を防止すること
ができる。また、前記ボルト10の締め付け部において
も、ボルト10の頭部10aとコーナー部材8の凹部8aの
底部との間でパッキング材15によりシールが行なわれて
いるので、前記ボルト挿入ガイド筒13内への雨水やごみ
などの浸入も防止することができる。
【0011】なお、以上述べた実施の形態では外枠1に
対して内枠3をボルト10の締め付けにより脱着自在に固
定されるように構成されているが、外枠1に対する内枠
3の固定はボルト10以外の手段により行なうようにして
も良い。
【0012】また、以上述べた実施の形態では屋外の舗
装路面に点検口を設ける場合であるが、その他屋内の床
面などに点検口を設ける場合にも実施できるものであ
る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外枠上端
の鉛直方向に立ち上がる板部および水平な板部と内枠上
端のフランジ部との間でパッキング材により外枠上端と
内枠(点検口の蓋体)上端との間のシールが行なわれる
ので、屋外の舗装路面に設けた点検口構造にあっても外
枠と内枠との間に雨水やごみなどが浸入するのを防止
し、蓋体の開閉を容易に行なえるようにした点検口構造
を提供することができる。また、内枠の上端は外枠の上
端内部に収まった状態で蓋体の取り付けがなされるの
で、例えば屋外の舗装路面の点検口形成位置に外枠を取
り付ける場合でも、外枠の外面に当接してコンクリート
などの仕上げ材を設けることができ、外枠の上端と仕上
げ材との間に隙間が生じることなく、点検口を設けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における外枠に対する点
検口の蓋体の取り付け状態を示す平面図である。
【図2】同外枠に対する点検口の蓋体の取り付け時にお
けるボルト締め付け前の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図3】同外枠に対する点検口の蓋体の取り付け状態を
示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 舗装路面 3 内枠 4 張り出し部 4a 水平な板部 4b 鉛直方向に立ち上がる板部 5 側壁部 6 フランジ部 7 パッキング材 8 コーナー部材 8a 凹部 9 ボルト挿通雌ねじ孔 10 ボルト 10a 頭部 10b 下端雄ねじ部 11 ナット 12 コーナー部材 13 ボルト挿入ガイド筒 14 底板 15 パッキング材 15a 孔部 16 コーキング材 17 側板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−146316(JP,A) 実開 平8−749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/08 101 E03F 1/00 - 11/00 E02D 29/04 - 37/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠の上端に側壁部の上端から水平に張
    り出す板部と、この水平な板部の外端部から鉛直方向に
    立ち上がる板部を備え、外枠内に嵌め込まれる点検口蓋
    体の内枠の上端には外枠の鉛直方向に立ち上がる板部内
    で前記水平な板部上に位置するように全周に亘って外方
    に張り出すフランジ部を備え、前記水平な板部とフラン
    ジ部との間にパッキング材を介在させて外枠上端と内枠
    上端との間のシールを行なうように構成し、前記内枠の
    上端の4つのコーナー部にコーナー部材を取り付け、こ
    の各コーナー部材に形成された凹部にパッキング材を嵌
    め込み、このパッキング材の孔部を貫通するボルトの下
    端雄ねじ部を前記外枠の下端において4つのコーナー部
    に取り付けられたナットに螺合させ、ボルトの頭部と前
    記コーナー部材の底部との間で前記凹部に嵌め込んだパ
    ッキング材によりシールを行なうように構成したことを
    特徴とする点検口構造。
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