JPH0343814Y2 - - Google Patents
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- JPH0343814Y2 JPH0343814Y2 JP11981386U JP11981386U JPH0343814Y2 JP H0343814 Y2 JPH0343814 Y2 JP H0343814Y2 JP 11981386 U JP11981386 U JP 11981386U JP 11981386 U JP11981386 U JP 11981386U JP H0343814 Y2 JPH0343814 Y2 JP H0343814Y2
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Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は配電線や電話線やその他各種通信ケー
ブル等の電線類の地中化を図る手段として利用さ
れるキヤブシステムの溝蓋装置に関する。
ブル等の電線類の地中化を図る手段として利用さ
れるキヤブシステムの溝蓋装置に関する。
最近では電線類地中化の手段として、従来から
の地中直埋方式・管路埋込方式並びに幹線共同坑
方式と異なり、高度情報化社会に対応したキヤブ
システム(Cable Box Network System)の採
用が着目されて来ている。このキヤブシステムと
は、蓋かけ式のU字溝構造物であるケーブルボツ
クス(略称してキヤブ:CAB)を主体とした電
線類地中化方式で、そのケーブルボツクスを道路
の路面(主に歩道)下に連接して、配電線や電話
線のみならず、情報伝達・放送・道路管理用等の
各種通信ケーブルなどの電線類を収容敷設するよ
うにしたものである。
の地中直埋方式・管路埋込方式並びに幹線共同坑
方式と異なり、高度情報化社会に対応したキヤブ
システム(Cable Box Network System)の採
用が着目されて来ている。このキヤブシステムと
は、蓋かけ式のU字溝構造物であるケーブルボツ
クス(略称してキヤブ:CAB)を主体とした電
線類地中化方式で、そのケーブルボツクスを道路
の路面(主に歩道)下に連接して、配電線や電話
線のみならず、情報伝達・放送・道路管理用等の
各種通信ケーブルなどの電線類を収容敷設するよ
うにしたものである。
このキヤブシステムを道路に設けた一施工例を
第5図の断面図で説明すると、1は車道、2は歩
道、3はガイドレール、4は植樹帯であり、こう
した道路の歩道2の植樹帯4側寄りの路面下にキ
ヤブ即ち、ケーブルボツクス5が上端面のみ表出
する状態に埋め込まれて設けられている。このケ
ーブルボツクス5は断面略U字溝形状をなす適当
長さのコンクリートブロツク状のもので道路に沿
つて多数長く連設される。こうしたケーブルボツ
クス5内に複数の支持アーム6を介して各種電線
類即ち、各種配電線7や電話線8や情報伝達・放
送・道路管理用等の各種通信ケーブル9などを収
納して、それら電線類の敷設の地中化を図るよう
になつている。なおそのケーブルボツクス5の溝
開放上端には蓋10を設けて、歩道の一部として
歩行者に支障がないようにしておく。
第5図の断面図で説明すると、1は車道、2は歩
道、3はガイドレール、4は植樹帯であり、こう
した道路の歩道2の植樹帯4側寄りの路面下にキ
ヤブ即ち、ケーブルボツクス5が上端面のみ表出
する状態に埋め込まれて設けられている。このケ
ーブルボツクス5は断面略U字溝形状をなす適当
長さのコンクリートブロツク状のもので道路に沿
つて多数長く連設される。こうしたケーブルボツ
クス5内に複数の支持アーム6を介して各種電線
類即ち、各種配電線7や電話線8や情報伝達・放
送・道路管理用等の各種通信ケーブル9などを収
納して、それら電線類の敷設の地中化を図るよう
になつている。なおそのケーブルボツクス5の溝
開放上端には蓋10を設けて、歩道の一部として
歩行者に支障がないようにしておく。
こうしたキヤブシステムでは、完全に地中に埋
設してしまう従来の共同坑等の地中化手段に比し
建設費が安く済む。しかも蓋かけ式U字溝構造を
なすので、電線類の入溝物の維持管理や補修作業
が、蓋10を所要枚数開くことによつて道路を掘
り返すことなく簡単に且つ短時間で行える。特に
入溝した電線類を蓋10の開放により直接視認で
きるので、トラブル等が発生した場合にその発生
箇所の確認や補修が簡便にできて複旧体制の充実
が図れる。また電線類の増設や新規の引き込みに
際しても上記同様道路を掘り返すことなく簡単に
行なえるようになる。更には各種公益施設の収容
空間として重要な役割を果たす道路特に、歩道部
の有効利用が図れるなどの多くの利点がある。
設してしまう従来の共同坑等の地中化手段に比し
建設費が安く済む。しかも蓋かけ式U字溝構造を
なすので、電線類の入溝物の維持管理や補修作業
が、蓋10を所要枚数開くことによつて道路を掘
り返すことなく簡単に且つ短時間で行える。特に
入溝した電線類を蓋10の開放により直接視認で
きるので、トラブル等が発生した場合にその発生
箇所の確認や補修が簡便にできて複旧体制の充実
が図れる。また電線類の増設や新規の引き込みに
際しても上記同様道路を掘り返すことなく簡単に
行なえるようになる。更には各種公益施設の収容
空間として重要な役割を果たす道路特に、歩道部
の有効利用が図れるなどの多くの利点がある。
ところで、こうしたキヤブシステムは一部の地
域で実験的に実施されているが、いまだ開発段階
であり、特にケーブルボツクス5の溝開放上面を
覆う溝蓋装置の開発が遅れている。第5図に示し
た蓋10は従来から有る道路の排水用側溝のコン
クリート製のものと同様なもので、歩道の路面一
部を構成するものとしては見映えが悪く、且つ蓋
の脱着作業が面倒であると共に、受枠が無く蓋の
ガタツキの発生や防水性の問題がある。
域で実験的に実施されているが、いまだ開発段階
であり、特にケーブルボツクス5の溝開放上面を
覆う溝蓋装置の開発が遅れている。第5図に示し
た蓋10は従来から有る道路の排水用側溝のコン
クリート製のものと同様なもので、歩道の路面一
部を構成するものとしては見映えが悪く、且つ蓋
の脱着作業が面倒であると共に、受枠が無く蓋の
ガタツキの発生や防水性の問題がある。
そこで、受枠を備えた従来の充填式化粧マンホ
ールカバー装置(図示せず)を適用することで、
路面の一部としての見映えや蓋体の脱着作業性や
ガダツキ・防水性の問題を解消することを考えた
が、この装置では周囲受枠が固定的で、ケーブル
ボツクスの溝開放上面が該受枠により一枚一枚の
カバー単位に完全に区画されてしまうので、カバ
ーをいくつか外したとしても、該カバーに相当す
る各々区画された開口部しか得られず、長手方向
に連続した大きな開口部を得ることができない。
この為に電線類の溝物の補修や新規の引き込み作
業に支障をきたす問題がある。
ールカバー装置(図示せず)を適用することで、
路面の一部としての見映えや蓋体の脱着作業性や
ガダツキ・防水性の問題を解消することを考えた
が、この装置では周囲受枠が固定的で、ケーブル
ボツクスの溝開放上面が該受枠により一枚一枚の
カバー単位に完全に区画されてしまうので、カバ
ーをいくつか外したとしても、該カバーに相当す
る各々区画された開口部しか得られず、長手方向
に連続した大きな開口部を得ることができない。
この為に電線類の溝物の補修や新規の引き込み作
業に支障をきたす問題がある。
本考案は上記事情に鑑みなされ、路面の一部と
しての見映えや蓋体の脱着作業性やガダツキ・防
水性の問題を解消できて、且つ電線類の入溝物の
維持管理やトラブル発生箇所の補修・復旧作業或
いは電線類の増設や新規の引き込みに作業に応じ
た所要の長さの開口を得ることができる非常にキ
ヤブシステムに効果的な溝蓋装置を提供すること
を目的とする。
しての見映えや蓋体の脱着作業性やガダツキ・防
水性の問題を解消できて、且つ電線類の入溝物の
維持管理やトラブル発生箇所の補修・復旧作業或
いは電線類の増設や新規の引き込みに作業に応じ
た所要の長さの開口を得ることができる非常にキ
ヤブシステムに効果的な溝蓋装置を提供すること
を目的とする。
本考案のキヤブシステムの溝蓋装置は、上記目
的を達成すべく、道路の路面下に設けた略U字溝
形状のケーブルボツクスの溝開放上端左右内縁部
にこの長手方向に沿いそれぞれ複数本ずつ連結し
て所要長さに亘り固定されるメイン枠部材と、こ
れら左右メイン枠部材に各々の両端部をボルトで
締結することにより該左右両メイン枠部材相互間
にこの長手方向に互いに所定間隔を存してそれぞ
れ脱着可能に架設され且つ各々側面に一端方から
他端方に亘り蓋横引きガイド用傾斜段部を有した
断面略L字形状の一対の両端枠部材及び断面略逆
T字の少なくとも一本以上の中間枠部材とから、
受枠を構成する一方、各々上面一側両端隅部に横
引き操作用ハンドルを差し込み掛止できる掛止部
を有し且つ下面他側両端部隅部に前記枠部材の蓋
横引きガイド用傾斜段部上に摺動する摺動突部を
有して前記受枠内の前記各枠部材により区画構成
される各開口部にそれぞれ一枚ずつ横引きにより
挿脱可能に且つ各々パツキンを介し周囲全体が防
水性を持つ状態に嵌合支承される複数の充填式化
粧蓋体を設けて構成したことを特徴とする。
的を達成すべく、道路の路面下に設けた略U字溝
形状のケーブルボツクスの溝開放上端左右内縁部
にこの長手方向に沿いそれぞれ複数本ずつ連結し
て所要長さに亘り固定されるメイン枠部材と、こ
れら左右メイン枠部材に各々の両端部をボルトで
締結することにより該左右両メイン枠部材相互間
にこの長手方向に互いに所定間隔を存してそれぞ
れ脱着可能に架設され且つ各々側面に一端方から
他端方に亘り蓋横引きガイド用傾斜段部を有した
断面略L字形状の一対の両端枠部材及び断面略逆
T字の少なくとも一本以上の中間枠部材とから、
受枠を構成する一方、各々上面一側両端隅部に横
引き操作用ハンドルを差し込み掛止できる掛止部
を有し且つ下面他側両端部隅部に前記枠部材の蓋
横引きガイド用傾斜段部上に摺動する摺動突部を
有して前記受枠内の前記各枠部材により区画構成
される各開口部にそれぞれ一枚ずつ横引きにより
挿脱可能に且つ各々パツキンを介し周囲全体が防
水性を持つ状態に嵌合支承される複数の充填式化
粧蓋体を設けて構成したことを特徴とする。
上記構成により、充填式化粧蓋体を用いること
で路面の一部としての見栄えが良く、且つ該蓋体
が受枠内の区画構成された各開口部に一枚ずつ横
引き操作用ハンドルを用いて枠部材の該横引きガ
イド用傾斜段部上に摺動突部を摺動させながら横
引きにより挿脱可能であるので、それら蓋体の開
閉操作が楽にできると共に、その各蓋体が受枠内
の区画構成された各開口部にパツキンを介し周囲
全体が防水性を持つ状態に嵌合支承されるので、
ガダツキや雨水等の侵入の問題がなくなり、しか
も各蓋体を横引きして開き、受枠の左右のメイン
枠部材に対しボルト締めにより架設されている中
間枠部材を必要に応じ取り外せば、連続した所要
の長さの開口を得ることができるので、電線類の
入溝物の維持管理やトラブル発生箇所の捕集・復
旧作業或いは電線類の増設や新規の引き込み作業
が楽に行い得るようになる。
で路面の一部としての見栄えが良く、且つ該蓋体
が受枠内の区画構成された各開口部に一枚ずつ横
引き操作用ハンドルを用いて枠部材の該横引きガ
イド用傾斜段部上に摺動突部を摺動させながら横
引きにより挿脱可能であるので、それら蓋体の開
閉操作が楽にできると共に、その各蓋体が受枠内
の区画構成された各開口部にパツキンを介し周囲
全体が防水性を持つ状態に嵌合支承されるので、
ガダツキや雨水等の侵入の問題がなくなり、しか
も各蓋体を横引きして開き、受枠の左右のメイン
枠部材に対しボルト締めにより架設されている中
間枠部材を必要に応じ取り外せば、連続した所要
の長さの開口を得ることができるので、電線類の
入溝物の維持管理やトラブル発生箇所の捕集・復
旧作業或いは電線類の増設や新規の引き込み作業
が楽に行い得るようになる。
なお、前述した溝蓋装置の長手方向両外端(両
端枠部材の外側面)は、ケーブルボツクスの溝開
放上面を固定的に覆つてしまうコンクリート等の
路面舗装と直接接合し固定したり、或いはその両
端枠部材外側面と路面舗装と間にシーリング材を
圧充填してシールすることで雨水等の侵入を防止
する。
端枠部材の外側面)は、ケーブルボツクスの溝開
放上面を固定的に覆つてしまうコンクリート等の
路面舗装と直接接合し固定したり、或いはその両
端枠部材外側面と路面舗装と間にシーリング材を
圧充填してシールすることで雨水等の侵入を防止
する。
また前記溝蓋装置を一単位とし、これと同じも
のを複数単位列設するよう場合、その各単位の溝
蓋装置相互の背中合わせとなる両端枠部材の互い
の外側面間に前記同様のシーリング材を圧入充填
してシールすることで雨水等の侵入を防止する。
この場合、電線類の入溝物の捕集や増設等の作業
を行う時には、前記蓋体を横引きして開き、受枠
の左右のメイン枠部材に対しボルト締めにより架
設されている中間枠部材のみを取り外すか、或い
はその中間枠部材のみならず両端枠部材も取り外
して複数単位の溝蓋装置を連続して開口せしめ
る。
のを複数単位列設するよう場合、その各単位の溝
蓋装置相互の背中合わせとなる両端枠部材の互い
の外側面間に前記同様のシーリング材を圧入充填
してシールすることで雨水等の侵入を防止する。
この場合、電線類の入溝物の捕集や増設等の作業
を行う時には、前記蓋体を横引きして開き、受枠
の左右のメイン枠部材に対しボルト締めにより架
設されている中間枠部材のみを取り外すか、或い
はその中間枠部材のみならず両端枠部材も取り外
して複数単位の溝蓋装置を連続して開口せしめ
る。
以下本考案のキヤブシステムの溝蓋装置の一実
施例を第1図乃至第4図に従い説明する。先ず図
中11は受枠で、これは前述の如く道路の路面下
に設けられ略U字溝形状のケーブルボツクス5の
溝開放上端左右内縁のL型段部5a(第4図参照)
にそれぞれ該ケーブルボツクス5の長手方向に沿
つて固定される左右メイン枠部材12と、この左
右メイン枠部材12に両端部をボルト締めして固
定することにより該左右両メイン枠部材12相互
間にそれぞれ脱着可能に且つ相互に該ケーブルボ
ツクス長手方向に間隔を存して架設される両端枠
部材13及び断面略逆T字状の中間枠部材14と
から構成されている。その受枠11内の前記枠部
材12,13,14により区画構成される各開口
部15上にそれぞれ一枚ずつ横引きにより挿脱可
能に且つ各々周囲全体が防水性を持つ状態に嵌合
支承される充填式化粧蓋体16が設けられてい
る。
施例を第1図乃至第4図に従い説明する。先ず図
中11は受枠で、これは前述の如く道路の路面下
に設けられ略U字溝形状のケーブルボツクス5の
溝開放上端左右内縁のL型段部5a(第4図参照)
にそれぞれ該ケーブルボツクス5の長手方向に沿
つて固定される左右メイン枠部材12と、この左
右メイン枠部材12に両端部をボルト締めして固
定することにより該左右両メイン枠部材12相互
間にそれぞれ脱着可能に且つ相互に該ケーブルボ
ツクス長手方向に間隔を存して架設される両端枠
部材13及び断面略逆T字状の中間枠部材14と
から構成されている。その受枠11内の前記枠部
材12,13,14により区画構成される各開口
部15上にそれぞれ一枚ずつ横引きにより挿脱可
能に且つ各々周囲全体が防水性を持つ状態に嵌合
支承される充填式化粧蓋体16が設けられてい
る。
更に詳述すると、前記受枠11は道路の路面下
に多数連設されるそれぞれ適当長さのコンクリー
トブロツクよりなるケーブルボツクス5の一つず
つに対して一単位とされてそれぞれ枠組装着され
る構成で、その一単位の受枠11を図面では示し
ている。つまり受枠11は左右二本ずつのメイン
枠部材12と、両端枠部材13及び中間枠部材1
4とで一単位とされている。
に多数連設されるそれぞれ適当長さのコンクリー
トブロツクよりなるケーブルボツクス5の一つず
つに対して一単位とされてそれぞれ枠組装着され
る構成で、その一単位の受枠11を図面では示し
ている。つまり受枠11は左右二本ずつのメイン
枠部材12と、両端枠部材13及び中間枠部材1
4とで一単位とされている。
その受枠11の左右二本ずつのメイン枠部材1
2は、それぞれ互換性を持つべく同一金型により
鋳造した鋳鉄製等のもので全て同一構造をなして
いる。その構造は立上り壁12aと、その下端か
ら内外に張出すフランジ12b,12cからなる
断面略逆T字形状をなす。そしてその外側フラン
ジ12cをケーブルボツクス5の溝開放上端左右
内縁部に高さ調整式アンカーボルト17により止
めて埋め込むことで、該ケーブルボツクス5の溝
開放上端左右内縁のL型段部5aにそれぞれ該ケ
ーブルボツクス5の長手方向に沿つて予め固定さ
れる。また各メイン枠部材12は両端外側に連結
板部12dが一体に形成されて、左右それぞれ二
本ずつのメイン枠部材12相互が該連結板部12
d同志を接合して連結ボルト18とナツト19に
より締結することで連結される。更に左右各メイ
ン枠部材12は立上り壁12aの内側面の長手方
向に間隔を存した複数箇所にそれぞれの部分を肉
厚とすることで蓋受段部12eが形成されている
と共に、その両端に位置する蓋受段部12aの下
側には更に肉厚として中央をくりぬいたような形
状の係合凹部12fが形成されている。また左右
各メイン枠部材12の内側フランジ12bはその
長手方向中間部が適当長さに亘つて該フランジ板
厚分だけ両端部より高くされ、その高くなつた部
分の内側端縁にパツキン嵌合用の小立上り縁部1
2gが形成されている。更に内側フランジ12b
の両端寄り部には締結ボルト20がそれぞれ一個
ずつ上方に突出する状態に植設されている。
2は、それぞれ互換性を持つべく同一金型により
鋳造した鋳鉄製等のもので全て同一構造をなして
いる。その構造は立上り壁12aと、その下端か
ら内外に張出すフランジ12b,12cからなる
断面略逆T字形状をなす。そしてその外側フラン
ジ12cをケーブルボツクス5の溝開放上端左右
内縁部に高さ調整式アンカーボルト17により止
めて埋め込むことで、該ケーブルボツクス5の溝
開放上端左右内縁のL型段部5aにそれぞれ該ケ
ーブルボツクス5の長手方向に沿つて予め固定さ
れる。また各メイン枠部材12は両端外側に連結
板部12dが一体に形成されて、左右それぞれ二
本ずつのメイン枠部材12相互が該連結板部12
d同志を接合して連結ボルト18とナツト19に
より締結することで連結される。更に左右各メイ
ン枠部材12は立上り壁12aの内側面の長手方
向に間隔を存した複数箇所にそれぞれの部分を肉
厚とすることで蓋受段部12eが形成されている
と共に、その両端に位置する蓋受段部12aの下
側には更に肉厚として中央をくりぬいたような形
状の係合凹部12fが形成されている。また左右
各メイン枠部材12の内側フランジ12bはその
長手方向中間部が適当長さに亘つて該フランジ板
厚分だけ両端部より高くされ、その高くなつた部
分の内側端縁にパツキン嵌合用の小立上り縁部1
2gが形成されている。更に内側フランジ12b
の両端寄り部には締結ボルト20がそれぞれ一個
ずつ上方に突出する状態に植設されている。
次に前記受枠11の両端枠部材13は、それぞ
れ相互に向かい合つて対称形をなす鋳鉄製等のも
ので、それぞれ立上り壁13aと、その下端から
内側に張出すフランジ13bからなる断面略L字
形状をなすと共に、該内側フランジ13bの両端
部が幅広とされて、上から平面的に見ると略コ字
形状とされている。そしてその内側フランジ13
bの両端幅広部に穴13cが形成され、その穴1
3cを前記メイン枠部材12の内側フランジ12
bの端部寄りの締結ボルト20に嵌めるようにし
て、該内側フランジ13bの両端幅広部をメイン
枠部材12の内側フランジ12b上面に重合する
状態に乗せ、その状態で上方から締結ボルト20
にナツト21を締付けることで、両端枠部材13
がそれぞれ左右メイン枠部材12両端相互間に着
脱操作可能に架設される。また両端枠部材13は
立上り壁13aの内側面にこの長手方向に亘つて
肉厚とすることで一端方から他端方途中まで徐々
に高くなるように傾斜し且つ上面にV字状溝を有
した蓋横引きガイド用傾斜段部13dがそれぞれ
形成されている。また両端枠部材13の内側フラ
ンジ13aの平面コ字形状に亘る内側端縁にパツ
キン嵌合用の小立上り縁部13eが形成されて、
この両端が前記左右メイン枠部材12のパツキン
嵌合用の小立上り縁部12gと合致接続するよう
になつている。
れ相互に向かい合つて対称形をなす鋳鉄製等のも
ので、それぞれ立上り壁13aと、その下端から
内側に張出すフランジ13bからなる断面略L字
形状をなすと共に、該内側フランジ13bの両端
部が幅広とされて、上から平面的に見ると略コ字
形状とされている。そしてその内側フランジ13
bの両端幅広部に穴13cが形成され、その穴1
3cを前記メイン枠部材12の内側フランジ12
bの端部寄りの締結ボルト20に嵌めるようにし
て、該内側フランジ13bの両端幅広部をメイン
枠部材12の内側フランジ12b上面に重合する
状態に乗せ、その状態で上方から締結ボルト20
にナツト21を締付けることで、両端枠部材13
がそれぞれ左右メイン枠部材12両端相互間に着
脱操作可能に架設される。また両端枠部材13は
立上り壁13aの内側面にこの長手方向に亘つて
肉厚とすることで一端方から他端方途中まで徐々
に高くなるように傾斜し且つ上面にV字状溝を有
した蓋横引きガイド用傾斜段部13dがそれぞれ
形成されている。また両端枠部材13の内側フラ
ンジ13aの平面コ字形状に亘る内側端縁にパツ
キン嵌合用の小立上り縁部13eが形成されて、
この両端が前記左右メイン枠部材12のパツキン
嵌合用の小立上り縁部12gと合致接続するよう
になつている。
一方前記受枠11の中間枠部材14は、前記両
端枠部材13を背中合せに合体したような形態の
鋳鉄製等のもので、立上り壁14aと、その下端
から対称的に両側に張出すフランジ14b,14
cからなる断面略逆T字形状をなすと共に、該両
側フランジ14b,14cの両端部が幅広とされ
て、上から平面的に見ると略I字形状とされてい
る。そしてその両側フランジ14b,14cの両
端幅広部に穴14dがそれぞれ形成され、それら
の穴14dを前記左右メイン枠部材12の内側フ
ランジ12bの中間側端部寄りの締結ボルト20
に嵌めるようにして、該両側フランジ14b,1
4cの両端幅広部をメイン枠部材12の内側フラ
ンジ12b上面に重合する状態に乗せ、その状態
で上方から締結ボルト20にナツト21を締付け
ることで、中間枠部材14が左右二本ずつのメイ
ン枠部材12の中間部相互間に着脱操作可能に架
設される。また中間枠部材14は立上り壁14a
の両側面にこの長手方向に亘つて肉厚とすること
で一端方から他端方途中まで徐々に高くなるよう
に傾斜し且つ上面にV字状溝を有した蓋横引きガ
イド用傾斜段部14eが前記両端枠部材13のそ
れと対向してそれぞれ形成されている。また中間
枠部材14の両側フランジ14b,14cのそれ
ぞれ平面コ字形状に亘る内側端縁にパツキン嵌合
用の小立上り縁部14fが形成されて、この各々
の両端が前記左右メイン枠部材12のパツキン嵌
合用の小立上り縁部12gと合致接続するように
なつている。
端枠部材13を背中合せに合体したような形態の
鋳鉄製等のもので、立上り壁14aと、その下端
から対称的に両側に張出すフランジ14b,14
cからなる断面略逆T字形状をなすと共に、該両
側フランジ14b,14cの両端部が幅広とされ
て、上から平面的に見ると略I字形状とされてい
る。そしてその両側フランジ14b,14cの両
端幅広部に穴14dがそれぞれ形成され、それら
の穴14dを前記左右メイン枠部材12の内側フ
ランジ12bの中間側端部寄りの締結ボルト20
に嵌めるようにして、該両側フランジ14b,1
4cの両端幅広部をメイン枠部材12の内側フラ
ンジ12b上面に重合する状態に乗せ、その状態
で上方から締結ボルト20にナツト21を締付け
ることで、中間枠部材14が左右二本ずつのメイ
ン枠部材12の中間部相互間に着脱操作可能に架
設される。また中間枠部材14は立上り壁14a
の両側面にこの長手方向に亘つて肉厚とすること
で一端方から他端方途中まで徐々に高くなるよう
に傾斜し且つ上面にV字状溝を有した蓋横引きガ
イド用傾斜段部14eが前記両端枠部材13のそ
れと対向してそれぞれ形成されている。また中間
枠部材14の両側フランジ14b,14cのそれ
ぞれ平面コ字形状に亘る内側端縁にパツキン嵌合
用の小立上り縁部14fが形成されて、この各々
の両端が前記左右メイン枠部材12のパツキン嵌
合用の小立上り縁部12gと合致接続するように
なつている。
こうした受枠11の左右二本ずつのメイン枠部
材12をケーブルボツクス5の溝開放上端左右内
縁のL字端部5aに予め固設し、この両端相互間
に両端枠部材13を架設することにより長方形状
の枠組みがなされ、更に中間枠部材14を架設す
ることで内部にそれぞれ正方形の開口部15を区
画構成するようになり、その各開口部15の内周
縁に全周に亘り連接する枠部材12,13,14
のパツキン嵌合用の小立上り縁部12g,13
e,14fに上側から嵌合するようにして断面略
逆U字状をなす方形環状のゴムパツキン22が設
けられる。
材12をケーブルボツクス5の溝開放上端左右内
縁のL字端部5aに予め固設し、この両端相互間
に両端枠部材13を架設することにより長方形状
の枠組みがなされ、更に中間枠部材14を架設す
ることで内部にそれぞれ正方形の開口部15を区
画構成するようになり、その各開口部15の内周
縁に全周に亘り連接する枠部材12,13,14
のパツキン嵌合用の小立上り縁部12g,13
e,14fに上側から嵌合するようにして断面略
逆U字状をなす方形環状のゴムパツキン22が設
けられる。
こうして受枠11の各開口部15上を覆う各蓋
体16は、鋳鉄製等の断面略形状をなす全体が
偏平四角形状の蓋本体16aを主体とし、この蓋
本体16aの上側凹所内に図示しないが周囲の路
面仕上げと同様となるように充填物が設けられる
充填式化粧蓋であつて、例えばモルタル充填・テ
ラゾー研き出し、又は磁器タイル・モザイクタイ
ル貼り付け、或いはインターロツキングブロツク
敷詰めが行われて非常に見映えの良いものであ
る。ここで蓋体16の蓋本体16aは、上下面に
リブを有した底板16bと、この周囲に立上る周
側板16cと、この周側板16cの上端外周縁に
張出したフランジ16dとからなる。そして蓋体
16は受枠11の区画部内に狭隙を存して挿脱可
能に嵌合できて、外周フランジ14dが左右メイ
ン枠部材12の各蓋受段部12e上に支持される
と共に、底板16b下面が前記パツキン22上に
密接して開口部15上を防水性を持つて閉成する
ようになつている。またこの蓋体16は受枠11
に対して横引きにより挿脱できるように、蓋本体
16aの外周フランジ16dの一辺側両端隅部に
それぞれ平時はキヤツプ23により覆い隠されて
いる鍵穴兼用掛止部16eがそれぞれ形成されて
いて、この両掛止部16eに上方から第4図に示
すようなハンドル24の先端鍵部24aを差込ん
で90度回転することでそれぞれ掛止でき、その状
態で両方のハンドル24を両手で持つて蓋体16
の片側を上方に引き上げてから手前に引張ること
により、該蓋体16を横引き式にて受枠11内か
ら引出せ、その逆に押し戻して受枠11内に嵌め
込め得るようになつている。またその蓋体16の
横引き開閉が受枠11のメイン枠部材12の小立
上り壁12a上端を擦らないで容易にできるよう
に、蓋本体16aの他辺側両端隅部にフランジ1
6d下面から底板16bより更に下方に突出した
下端がV字状をなす摺動突部16fがそれぞれ形
成され、これが蓋体16の横引きの際に前記受枠
11の枠部材13,14の上面V字状溝の横引き
ガイド用傾斜段部13d,14e上面に摺動案内
されるようになつている。
体16は、鋳鉄製等の断面略形状をなす全体が
偏平四角形状の蓋本体16aを主体とし、この蓋
本体16aの上側凹所内に図示しないが周囲の路
面仕上げと同様となるように充填物が設けられる
充填式化粧蓋であつて、例えばモルタル充填・テ
ラゾー研き出し、又は磁器タイル・モザイクタイ
ル貼り付け、或いはインターロツキングブロツク
敷詰めが行われて非常に見映えの良いものであ
る。ここで蓋体16の蓋本体16aは、上下面に
リブを有した底板16bと、この周囲に立上る周
側板16cと、この周側板16cの上端外周縁に
張出したフランジ16dとからなる。そして蓋体
16は受枠11の区画部内に狭隙を存して挿脱可
能に嵌合できて、外周フランジ14dが左右メイ
ン枠部材12の各蓋受段部12e上に支持される
と共に、底板16b下面が前記パツキン22上に
密接して開口部15上を防水性を持つて閉成する
ようになつている。またこの蓋体16は受枠11
に対して横引きにより挿脱できるように、蓋本体
16aの外周フランジ16dの一辺側両端隅部に
それぞれ平時はキヤツプ23により覆い隠されて
いる鍵穴兼用掛止部16eがそれぞれ形成されて
いて、この両掛止部16eに上方から第4図に示
すようなハンドル24の先端鍵部24aを差込ん
で90度回転することでそれぞれ掛止でき、その状
態で両方のハンドル24を両手で持つて蓋体16
の片側を上方に引き上げてから手前に引張ること
により、該蓋体16を横引き式にて受枠11内か
ら引出せ、その逆に押し戻して受枠11内に嵌め
込め得るようになつている。またその蓋体16の
横引き開閉が受枠11のメイン枠部材12の小立
上り壁12a上端を擦らないで容易にできるよう
に、蓋本体16aの他辺側両端隅部にフランジ1
6d下面から底板16bより更に下方に突出した
下端がV字状をなす摺動突部16fがそれぞれ形
成され、これが蓋体16の横引きの際に前記受枠
11の枠部材13,14の上面V字状溝の横引き
ガイド用傾斜段部13d,14e上面に摺動案内
されるようになつている。
また、前記蓋体16は盗難や悪戯を避けるべく
関係者以外には外せないようにするために、まず
蓋本体16aの他辺側には周側板16cから一対
の係合突起16gが水平に突設され、これが前記
受枠11のメイン枠部材12の係合凹部12f内
に入つて上方への外れを防止するようになつてい
ると共に、それと反対の一辺側は一対の施錠機構
25により外れ防止されるようになつている。こ
の各施錠機構25は前記受枠11の両端枠部材1
3及び中間枠部材14のフランジ13b,14b
の端部幅広部上に立設固定した頭部付き取付杆2
5aに押上げばね25bを介して回動可能に掛止
爪15cを設けてなる構成で、この掛止爪25c
が前記蓋体16の鍵穴兼用掛止部16eの真下に
位置し、その掛止部16eを介してハンドル24
の先端鍵部24aを差込んで該掛止爪25cを回
転操作することで、この掛止爪25cが前記蓋体
16の鍵穴兼用掛止部16eより下側の周壁板1
6c外側コナー面に形成した掛止溝16h内に係
合したり離脱したりするようになつている。
関係者以外には外せないようにするために、まず
蓋本体16aの他辺側には周側板16cから一対
の係合突起16gが水平に突設され、これが前記
受枠11のメイン枠部材12の係合凹部12f内
に入つて上方への外れを防止するようになつてい
ると共に、それと反対の一辺側は一対の施錠機構
25により外れ防止されるようになつている。こ
の各施錠機構25は前記受枠11の両端枠部材1
3及び中間枠部材14のフランジ13b,14b
の端部幅広部上に立設固定した頭部付き取付杆2
5aに押上げばね25bを介して回動可能に掛止
爪15cを設けてなる構成で、この掛止爪25c
が前記蓋体16の鍵穴兼用掛止部16eの真下に
位置し、その掛止部16eを介してハンドル24
の先端鍵部24aを差込んで該掛止爪25cを回
転操作することで、この掛止爪25cが前記蓋体
16の鍵穴兼用掛止部16eより下側の周壁板1
6c外側コナー面に形成した掛止溝16h内に係
合したり離脱したりするようになつている。
而して、上述した構成のキヤブシステムの溝蓋
装置では、受枠11内の各区画構成された開口部
15上に嵌合される蓋体16が充填式化粧蓋であ
ることから、周囲の路面の仕上げ材と同様な物を
充填できて、該路面の一部として違和感なくマツ
チして非常に見映えが良くなる。また蓋体16が
受枠11内の区画構成された各開口部15上にそ
れぞれ一枚ずつ横引きにより挿脱可能に嵌合する
ので、その蓋体16の開閉操作が一人の人間で容
易簡便にできるようになる。しかもその各蓋体1
6は各々外周フランジ16dが受枠11の左右メ
イン枠部材12内側の複数の蓋受け段部12e上
に支持され、且つ底板16b下面が受枠11のパ
ツキン22上に密着するので、ガダツキなく非常
に安定した閉成状態が保て、歩行者の安全が守れ
ると共に、且つ各々周囲全体の防水性が確保でき
て、雨水等の侵入を防止できるようになる。
装置では、受枠11内の各区画構成された開口部
15上に嵌合される蓋体16が充填式化粧蓋であ
ることから、周囲の路面の仕上げ材と同様な物を
充填できて、該路面の一部として違和感なくマツ
チして非常に見映えが良くなる。また蓋体16が
受枠11内の区画構成された各開口部15上にそ
れぞれ一枚ずつ横引きにより挿脱可能に嵌合する
ので、その蓋体16の開閉操作が一人の人間で容
易簡便にできるようになる。しかもその各蓋体1
6は各々外周フランジ16dが受枠11の左右メ
イン枠部材12内側の複数の蓋受け段部12e上
に支持され、且つ底板16b下面が受枠11のパ
ツキン22上に密着するので、ガダツキなく非常
に安定した閉成状態が保て、歩行者の安全が守れ
ると共に、且つ各々周囲全体の防水性が確保でき
て、雨水等の侵入を防止できるようになる。
また一枚の蓋体16を開けば一つの開口部15
を開放でき、二枚の蓋体16を開いて、受枠11
の中間枠部材14の両端を固定している締結ボル
ト20のナツト21を外せば、その中間枠部材1
4を左右メイン枠部材12から取り外せて、二つ
の開口部15が互いに区切られずに連続した状態
で開放でき、更に両端枠部材13を取り外し且つ
その両端方に連設されている次の単位の同様の溝
蓋装置(図示せず)の各蓋体及び中間枠部材並び
に両端枠部材を次々と取り外して行けば、更に長
く連続して開放して行けると言つた具合に、ケー
ブルボツクス5内に収納した電線類の入溝物の維
持管理やトラブル発生箇所の捕集・復旧作業或い
は電線類の増設や新規の引き込み作業に応じ所要
の長さの開口を得ることができるようになる。な
おそうした複数の単位の溝蓋装置を列設する場
合、その各単位の溝蓋装置相互の背中合わせとな
る両端枠部材の互いの外側面間にはのシーリング
材を圧入充填してシールすることで雨水等の侵入
を防止する。
を開放でき、二枚の蓋体16を開いて、受枠11
の中間枠部材14の両端を固定している締結ボル
ト20のナツト21を外せば、その中間枠部材1
4を左右メイン枠部材12から取り外せて、二つ
の開口部15が互いに区切られずに連続した状態
で開放でき、更に両端枠部材13を取り外し且つ
その両端方に連設されている次の単位の同様の溝
蓋装置(図示せず)の各蓋体及び中間枠部材並び
に両端枠部材を次々と取り外して行けば、更に長
く連続して開放して行けると言つた具合に、ケー
ブルボツクス5内に収納した電線類の入溝物の維
持管理やトラブル発生箇所の捕集・復旧作業或い
は電線類の増設や新規の引き込み作業に応じ所要
の長さの開口を得ることができるようになる。な
おそうした複数の単位の溝蓋装置を列設する場
合、その各単位の溝蓋装置相互の背中合わせとな
る両端枠部材の互いの外側面間にはのシーリング
材を圧入充填してシールすることで雨水等の侵入
を防止する。
また平時は、各蓋体16の他辺側の係合突起1
6gが受枠11のメイン枠部材12の係合凹部1
2f内に入つて上方への外れ防止が図られ、それ
と反対の一辺側は一対の施錠機構25により施錠
ロツクされているので、ハンドル24を持つて来
た関係者以外には各蓋体11を開くことができ
ず、盗難や悪戯を防止することができるようにな
る。
6gが受枠11のメイン枠部材12の係合凹部1
2f内に入つて上方への外れ防止が図られ、それ
と反対の一辺側は一対の施錠機構25により施錠
ロツクされているので、ハンドル24を持つて来
た関係者以外には各蓋体11を開くことができ
ず、盗難や悪戯を防止することができるようにな
る。
なお本考案は上記実施例のみに限定されること
なく、例えば一単位あたりの受枠11の左右メイ
ン枠部材12の本数及び中間枠部材14の本数並
びに蓋体16の枚数をもつと多くしても良い。そ
の他本考案の要旨を逸脱しない範囲であれば種々
変更しても可である。
なく、例えば一単位あたりの受枠11の左右メイ
ン枠部材12の本数及び中間枠部材14の本数並
びに蓋体16の枚数をもつと多くしても良い。そ
の他本考案の要旨を逸脱しない範囲であれば種々
変更しても可である。
本考案は上述した如くなしたから、ケーブルボ
ツクスを埋設する道路の路面の一部として蓋体の
見栄え及び脱着作業性が良く、且つその蓋体のガ
ダツキが無く、防水性の問題をも解消できて、し
かも電線類の入溝物の維持管理やトラブル発生箇
所の捕集・復旧作業或いは電線類の増設や新規の
引き込み作業に応じ所要の長さの開口を得ること
ができる非常に簡便でキヤブシステムの溝蓋装置
として効果大なるものである。
ツクスを埋設する道路の路面の一部として蓋体の
見栄え及び脱着作業性が良く、且つその蓋体のガ
ダツキが無く、防水性の問題をも解消できて、し
かも電線類の入溝物の維持管理やトラブル発生箇
所の捕集・復旧作業或いは電線類の増設や新規の
引き込み作業に応じ所要の長さの開口を得ること
ができる非常に簡便でキヤブシステムの溝蓋装置
として効果大なるものである。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は分解斜視図、第2図は片側の蓋体
を外した状態の平面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は第2図の−線に沿
う断面図、第5図は道路にキヤブシステムのケー
ブルボツクスを埋設した一般例を示す概略的断面
図である。 2……道路の歩道、5……ケーブルボツクス、
5a……溝開放上端左右縁部、7,8,9……電
線類、11……受枠、12……メイン枠部材、1
3……両端枠部材、14……中間枠部材、15…
…開口部、16……充填式化粧蓋体、20……ボ
ルト、22……パツキン。
ので、第1図は分解斜視図、第2図は片側の蓋体
を外した状態の平面図、第3図は第2図の−
線に沿う断面図、第4図は第2図の−線に沿
う断面図、第5図は道路にキヤブシステムのケー
ブルボツクスを埋設した一般例を示す概略的断面
図である。 2……道路の歩道、5……ケーブルボツクス、
5a……溝開放上端左右縁部、7,8,9……電
線類、11……受枠、12……メイン枠部材、1
3……両端枠部材、14……中間枠部材、15…
…開口部、16……充填式化粧蓋体、20……ボ
ルト、22……パツキン。
Claims (1)
- 略U字溝形状のケーブルボツクスを道路の路面
下に設けて配電線や電話線や各種通信ケーブル等
の電線類を収容敷設するキヤブシステムにおける
該ケーブルボツクスの溝開放上面を覆う溝蓋装置
において、ケーブルボツクスの溝開放上端左右内
縁部にこの長手方向に沿いそれぞれ複数本ずつ連
結して所要長さに亘り固定されるメイン枠部材
と、これら左右メイン枠部材に各々の両端部をボ
ルトで締結することにより該左右両メイン枠部材
相互間にこの長手方向に互いに所定間隔を存して
それぞれ脱着可能に架設され且つ各々側面に一端
方から他端方に亘り蓋横引きガイド用傾斜段部を
有した断面略L字形状の一対の両端枠部材及び断
面略逆T字の少なくとも一本以上の中間枠部材と
から、受枠を構成する一方、各々上面一側両端隅
部に横引き操作用ハンドルを差し込み掛止できる
掛止部を有し且つ下面他側両端隅部に前記枠部材
の蓋横引きガイド用傾斜段部上に摺動する摺動突
部を有して前記受枠内の前記各枠部材により区画
構成される各開口部にそれぞれ一枚ずつ横引きに
より挿脱可能に且つ各々パツキンを介し周囲全体
が防水性を持つ状態に嵌合支承される複数の充填
式化粧蓋体を設けて構成したことを特徴とするキ
ヤブシステムの溝蓋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11981386U JPH0343814Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11981386U JPH0343814Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329331U JPS6329331U (ja) | 1988-02-26 |
JPH0343814Y2 true JPH0343814Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=31007539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11981386U Expired JPH0343814Y2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343814Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5911385B2 (ja) * | 2012-07-04 | 2016-04-27 | 日工株式会社 | 地下施設の換気口用止水装置 |
-
1986
- 1986-08-06 JP JP11981386U patent/JPH0343814Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329331U (ja) | 1988-02-26 |
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