JPH03126887A - 電鋳加工による成形型の製造方法 - Google Patents

電鋳加工による成形型の製造方法

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JPH03126887A
JPH03126887A JP26587789A JP26587789A JPH03126887A JP H03126887 A JPH03126887 A JP H03126887A JP 26587789 A JP26587789 A JP 26587789A JP 26587789 A JP26587789 A JP 26587789A JP H03126887 A JPH03126887 A JP H03126887A
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JP
Japan
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mold
resin
electroforming
metal powder
mother mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP26587789A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mio
三尾 健
Hiroshi Takeshita
竹下 博
Makoto Miyamoto
誠 宮本
Toshio Ogimura
荻村 俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKEGAMI KAKEN KOGYO KK
Original Assignee
IKEGAMI KAKEN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は成形品の表面が極めて平滑な面にすることを要
求される場合に対処し得る電鋳加工による成形型の製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来、例えばバスタブのように成形品の表面が極めて平
滑な面(例えば鏡面に近いもの)である事を要求される
場合には、−船釣には電鋳加工をするための母型の表面
を極力平滑なものにしている。ところで、母型は一般的
に原型を反転して製作された反転型にエポキシ樹脂を注
入固化させて製作されるために、母型の表面となるエポ
キシ樹脂を磨いても鏡面に迄磨き上げる事は困難である
そこで、極力磨いた後に母型の表面に科学メツキによっ
て導電加工を施して電鋳金属を電着させて成形型を製作
するものであるが、その様な表面状態の母型で成形型を
製作しても、成形型の表面を極めて平滑になものにする
事は到底困難であった。
(発明が解決しようとする課題) そこで、従来は電鋳加工を終了したキャビティ或いはコ
アの表面を1個づつ直接機械加工及び手作業で研磨する
ようにしていたが、成形品がバスタブのような大型の物
の場合には、研磨の作業が非常に長時間掛かる欠点が有
り、また、従来の製造方法では、電鋳加工前に母型の表
面に化学的メツキを施すから、行程数が多いという欠点
もある。
従って、本発明の目的は、導電加工が不要で行程数を削
減できるとともに、電鋳加工された成形型の表面が極め
て平滑な面にでき、従って、成形品の表面状態も優れて
おり、直接成形型を研磨する行程が不要であるために製
作時間を大幅に短縮できる電鋳加工による成形型の製造
方法を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の第1の手段は、母型の表面に電鋳加工によって
金属を析出させて成形用のキャビティ又はコアを製作す
るものにおいて、前記母型又は該母型を製作するための
反転型の表面に液状樹脂を塗布硬化させる行程と、塗布
硬化された液状樹脂の表面を研磨して表面が滑面で且つ
金属粉が露出した状態にする行程とを有する事を特徴と
するものである。
本発明の第2の手段は、請求項1において、液状樹脂が
、漆である事を特徴とするものである。
(作用) 上記した第1の手段によれば、研磨する面がlfk状樹
脂を硬化させたものであるから、その表面が極めて平滑
な面(例えば鏡面に近いもの)になされ、このようにし
て平滑な面が得られた母型で成形された成形品は、表面
状態が極めて平滑で、直接成形型を研磨する行程が不要
になるから、製作時間を大幅に短縮でき、また、母型の
表面に金属粉が露出するために特殊な導電加工を行わな
くても直ちに電鋳加工ができる。
上記した第2の手段では、漆は塗布及び研磨を複数回繰
返す事ができるから、表面状態が極めて平滑な表面層を
製作する串ができ、また漆に対し。
て添加された金属粉末が表面から奥に沈んだ状態を呈す
るから、表面を滑面にするために研磨してもその時に漆
により固化された金属粉が削られる事が極力防止される
(実施例) 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。プラスチックのインショクジョン成形のための成形型
は、通常パーティングラインで上下二分割された一対の
上型及び下型からなるものであるが、以下、バスタブを
成形する・ための上型についてのみ説明する。第2図に
おいて、原型1は通常木型等で製作される。この原型1
の表面にシリコン樹脂等をごく薄く塗布して枠2に入れ
て周囲にエポキシ樹脂を注入固化させると、原型1と逆
の凹凸形状のエポキシ樹脂による反転型3が形成される
。この反転型3から原型1を離型して、この反転型3の
内部にエポキシ樹脂を注入すると母型4が形成されるが
、この母型4は原型1及び後述の成形品と同一の凹凸形
状に形成される。このようにして製作された母型4は反
転型3から離型され、その表面に金属例えばニッケル、
アルミニウム等の金属粉末が相当量添加された液状樹脂
例えば漆のf15が塗布され固化される。漆の場合には
添加された金属粉末は表面には浮上がらず表面層から奥
に沈む傾向を有1.ており、金属粉末が表面から沈んだ
状態で漆の層5は固化される(第1図参照)。金属粉末
は予め漆に混入しておくか、或いは母型の表面に漆を塗
布して硬化しない前に金属粉末をふりかけるようにして
も結果は略同様になる。固化された漆の層5は、そのま
までは平滑ではないが、主として手作業で研磨され、沈
んだ金属粉の層が表面に露出した状態にされる(第1図
参照)。そして、漆の塗布・固化・研磨の各行程が所用
数回繰返され、漆の層5の表面は略鏡面で、しかも、金
属粉6が表面に露出した状態に研磨仕上げされる。この
ようにして研磨仕上げされた漆の層5の表面には露出さ
れた金属粉6による導電層が形成ざ1れているから、漆
の層5が表面に付設された母型4が電鋳槽に浸漬されて
該母型4の漆の層5の表面部にニッケル等の金属が所定
の厚さ電着されて成形用のキャビティ7が形成される。
漆の層5の厚さは非常に薄肉であるが、それでも寸法上
問題が有る場合には、原型1を予め漆の層5の厚さを考
慮して小さく製作しておくか、母型4を反転型3から離
型しt:後に母型4の表面の樹脂を化学的に溶解して該
母型4を小さくしても良い。
この様にして製作されたキャビティ7の内表面は、母型
4の表面層に形成された漆の層5の鏡面がそのまま転写
されるから、母型4から離型されたキャビティ7の内面
は極めて平滑な面(鏡面)になり、該キャビティ7を母
型4から離型した後に表面を研磨する行程が全く或いは
ほとんど不要になり、電鋳加工後に金属のキャビティの
表面を研磨(、ていた従来の方法に比べて加工に要する
総時間が大幅に短縮され、表面の状態も従来の方法より
も優れたものが得られる。また、漆の層5は表面に金属
粉が露出しているから、−膜内に非金属の母型に対して
行っていた導電処理が省略でき、製作行程数を減少し得
るとともに導電処理の際に生ずる表面層の荒れをも完全
に防止できる。
上記した実施例では、液状樹脂として漆を用いたが、こ
れと同等の性質の別な液状樹脂例えばある種の塗料等を
用いるようにしても良い。
尚、上記した実施例では、上型でキャビティ7である場
合を例として説明したが、下型及びコアに対しても同様
に実施できる。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、次のような優
れた効果を奏する。
即ち、請求項1の製造方法では、母型の表面に電鋳加工
によって金属を析出させて成形用のキャビティ又はコア
を製作するものにおいて、前記母型の表面に金属粉末が
添加された液状樹脂を塗布硬化させる行程と、塗布硬化
された液状樹脂の表面を研磨して表面が滑面で且つ金属
粉が露出した状態にする行程とを有する事を特徴とする
ものであるから、研磨する面が液状樹脂を硬化させたも
のであって、その表面が極めて平滑な面(例えば鏡面に
近いもの)になされ、このようにして平滑な面が得られ
た母型で成形された成形品は、表面状態が極めて平滑で
、直接成形型を研磨する行程が不要になるから、製作時
間を大幅に短縮でき、また、非金属の母型に必要であっ
た導電加工の処理も省略でき、製作行程数の削減が可能
である。
そして、請求項2の製造方法では、請求項1において、
液状樹脂が、漆である事を特徴とするものであるから、
添加された金属粉末は表面から奥に沈んだ状態を呈し、
研磨を複数回繰返しても漆により固化された金属粉が削
り取られることが極力防止され、金属粉の層を比較的厚
く形成でき、このため優れた導電性が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は母
型の要部の拡大断面図、第2図は製作過程を示す図であ
る。 図面中、1は原型、3は反転型、4は母型、5は液状樹
脂の層、6は金属粉、7はキャビティである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、母型の表面に電鋳加工によって金属を析出させて成
    形用のキャビティ又はコアを製作するものにおいて、前
    記母型の表面に金属粉末が添加された液状樹脂を塗布硬
    化させる行程と、塗布硬化された液状樹脂の表面を研磨
    して表面が滑面で且つ金属粉が露出した状態にする行程
    とを有する事を特徴とする電鋳加工による成形型の製造
    方法。 2、請求項1において、液状樹脂は、漆である事を特徴
    とする電鋳加工による成形型の製造方法。
JP26587789A 1989-10-12 1989-10-12 電鋳加工による成形型の製造方法 Pending JPH03126887A (ja)

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JP (1) JPH03126887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219752A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Canon Inc 構造体の製造方法
US8066682B2 (en) 2006-08-11 2011-11-29 Teika Pharmaceutical Co., Ltd. Eye drops container

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219752A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Canon Inc 構造体の製造方法
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