JPS62224446A - 鋳型成形用反転型の製造方法 - Google Patents

鋳型成形用反転型の製造方法

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JPS62224446A
JPS62224446A JP6892886A JP6892886A JPS62224446A JP S62224446 A JPS62224446 A JP S62224446A JP 6892886 A JP6892886 A JP 6892886A JP 6892886 A JP6892886 A JP 6892886A JP S62224446 A JPS62224446 A JP S62224446A
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JP
Japan
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molding
model
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graphite
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Ken Ikeda
池田 研
Shoichi Yoshikawa
吉川 昌一
Toshiji Morita
森田 利治
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は鋳型成形用反転型の製造方法に関する。
(2)従来の技術 この種、反転型を製造する場合、ウレタン系樹脂等の原
模型素材に切削および研削加工を施して原模型を作製し
、この原模型を用いて耐火物により直接、反転型の造型
を行うと、前記原模型はその加工面の面粗度が約50μ
と粗いので、加工面の凹部に耐火物の成分が入り込み、
原模型と反転型との離型性が悪くなり、そのために鋳造
面が粗くしかも損傷した、反転型しか得ることができな
い。
このような不具合を解消するために、本出願人は、特開
昭61−3634号公報に示されるように、原模型を用
いて成形面を合成樹脂より構成した第1反転型を成形し
、この第1反転型を用いて成形面を弾性、潤滑性および
離型性に冨むシリコーンゴムより構成した模型を成形し
、この模型を用いて耐火物により鋳型成形用反転型を造
型する方法を既に提案した。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかし、前記提案の方法では、鋳型成形用反転型を造型
するまでに、原模型、第1反転型及びシリコーンゴム製
模型の3つの型を順次作製しなければならず、製作工程
が煩雑で多くの時間と労力を要しその製造コストが高く
なり、のみならず製作工程が多いことから、原模型を忠
実に型取った精度の高い鋳型成形用反転型が得難いとい
う問題がある。
本発明は上記に鑑み、製作工程が少なく製造コストが廉
価であり、しかも原模型を忠実に型取った鋳型成形用反
転型の製造方法を提供することを目的とする。
B9発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、原模型素材に切
削および研削加工を施して原模型を作製する工程と;前
記原模型の加工面に黒鉛微粒粉末と水との混合液を塗布
し、これを乾燥して黒鉛塗膜を形成する工程と;前記黒
鉛塗膜を研磨することにより成形面を形成した模型を得
る工程と;前記模型を用いて耐火物により鋳型成形用反
転型を造型する工程と;を用いることを第1の特徴とし
、それに加えて、耐火物により鋳型成形用反転型を造型
する前に、模型の黒鉛塗膜からなる成形面に離型剤を塗
布する工程を用いることを第2の特徴とする。
(2)作 用 本発明の第1の特徴においてウレタン系樹脂等からなる
原模型素材に切削および研削加工を施して原模型を作製
すると、加工が極めて容易であるから原模型を短時間の
うちに作製することができる。
原模型の加工面に黒鉛微粒粉末と水との混合液を塗布し
、これを乾燥すると、加工面の凹部に黒鉛微粒粉末が充
填されると共に加工面上に黒鉛塗膜が形成される。
前記黒鉛塗膜を研磨すると、平滑な成形面が形成される
ので、離型性に優れた模型を原模型から直に得ることが
できる。
したがって、次いでこの模型を用いて鋳型成形用反転型
を造型すると、原模型を忠実に型取った精度の高い鋳型
成形用反転型が容易に得られる。
本発明の第2の特徴において、模型の黒鉛塗膜からなる
成形面に離型剤を塗布しておくと、この模型を用いた次
の反転型造型工程で模型と反転型との離型が更に良好と
なり、黒鉛塗膜が反転型に付着することがないので、よ
り面粗度の微細な精度の高い鋳型成形用反転型が得られ
る。
(3)実施例 第1図は、本発明の鋳型成形用反転型およびそれを用い
た金型の製造工程を示すもので、以下図面を参照しなが
ら各工程について説明する。
(al工程 先ず金型設計をし、その設計に基づいて数値制御研削お
よび切削加工用テープを作成する。次いで原模型素材と
して、収縮率が低く、切削および研削加工性の良好な合
成樹脂としてのウレタン系樹脂を用い、それに前記テー
プに基づいて数値制御切削および研削加工を施し、加工
面1aを有する原模型1を作製する。
(bl工程 加工面1aに黒鉛微粒粉末Cと水との混合液を塗布する
ここで前記混合液における黒鉛微粒粉末Cと水との混合
比率を種々変えて、これらの混合液を原模型lの加工面
1aに塗布する場合の塗布の容易性に関してテストを行
った結果を第1表に示す。
但し、表中のテストピースT、−T、(原模型l)には
何れも原模型素材としてウレタン系樹脂を使用し、また
黒鉛微粒粉末Cは平均粒度が3μのものを使用した。
第1表 第1表に示すように黒鉛微粒粉末Cが水との混合液に対
し10〜50重景%添加されていると、液が濃すぎて塗
り難かったり、或いは薄すぎて重ね塗りをする必要が生
じたりすることがない。
しかして、前記混合液を塗布し、続いて乾燥させると、
黒鉛微粒粉末Cは加工面1a表面の凹部に充填されて固
定し、黒鉛=sc’を形成する。
この場合、黒鉛微粒粉末Cの平均粒度が3μ内外である
と、成形面13表面の凹部への充填率が良好である。
fcl工程 前記黒鉛塗膜C′を細かい目の布等で研磨して、面粗度
の微細な成形面2aを形成し、模型2を得る。
(d+l工 程型2の黒鉛塗膜C′からなる成形面2aにシリコーン
系またはワセリン系の離型剤Mを塗布する。
te)工程 模型2の周囲を枠体3により囲繞し、蓋体4の注入口4
aより枠体3内に、耐火物からなる造型材料Rを流し込
み、耐火物製の鋳型成形用反転型5を造型する。
上記造型材料Rとしては、ジルコン微粉末、ジルコン砂
およびムライトを骨材とし、これにエチルシリケートお
よび硬化剤を混合して得られたものが用いられる。
(rl工程 鋳型成形用反転型5を焼成炉6に設置して焼成する。
(gl工程 焼成後の鋳型成形用反転型5内に、高周波溶解炉で溶解
されたJIS  5KD61材の溶湯を蓋体7の注入ロ
アaより注入して金型素材8を鋳造する。
fhl工程 鋳造後の金型素材8に簡単なはつり作業および熱処理を
施して金型9を完成する。
ところで前記+al工程において、原模型素材には前記
ウレタン系樹脂に代えてエポキシ系樹脂、木材、又は石
膏を使用することができるが、これらを用いた場合にも
ウレタン系樹脂と同等の作用効果を有する。
尚、本発明ではfd)工程を省略することもできるが、
この(dl工程を経れば、次工程での模型2と反転型5
との離型が向上して好ましい。
C8発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、原模型素材
に切削および研削加工を施して原模型を作製する工程と
;前記原模型の加工面に黒鉛微粒粉末と水との混合液を
塗布し、これを乾燥して黒鉛塗膜を形成する工程と;前
記黒鉛塗膜を研磨することにより成形面を形成した模型
を得る工程と;前記模型を用いて耐火物により鋳型成形
用反転型を造型する工程と;をもって鋳型成形用反転型
を製造するので、該反転型の造型までに、原模型を用い
て成形面を形成した模型を作製するだけで足り、したが
って製作工程が面素化され、しかも原模型から直に成形
面を形成した模型の作製を可能にしたから、原模型を忠
実に型取った高精度の反転型を得ることができる。
また、上記のように製作工程が少ないこと、各工程での
作業が容易であること等より、反転型を廉価に提供する
ことができる。
また、本発明の第2の特徴によれば、第1の特徴に加え
て、耐火物により鋳型成形用反転型を造型する前に、模
型の黒鉛塗膜からなる成形面に離型剤を塗布する工程を
用いたので、この模型を用いた次の反転型造型工程で、
模型と反転型との離型が非常に良好となり、黒鉛塗膜が
反転型に付着することがなく、より面粗度の微細な精度
の高い鋳型成形用反転型を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図である。 C・・・黒鉛微粒粉末、C′・・・黒鉛塗膜、M・・・
離型剤、R・・・造型材料としての耐火物、1・・・原
模型、1a・・・加工面、2・・・模型、2a・・・成
形面、5・・・鋳型成形用反転型 (aノ ア2 (d)            (e)第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原模型素材に切削および研削加工を施して原模型
    を作製する工程と;前記原模型の加工面に黒鉛微粒粉末
    と水との混合液を塗布し、これを乾燥して黒鉛塗膜を形
    成する工程と;前記黒鉛塗膜を研磨することにより成形
    面を形成した模型を得る工程と;前記模型を用いて耐火
    物により鋳型成形用反転型を造型する工程と;よりなる
    鋳型成形用反転型の製造方法。
  2. (2)原模型素材に切削および研削加工を施して原模型
    を作製する工程と;前記原模型の加工面に黒鉛微粒粉末
    と水との混合液を塗布し、これを乾燥して黒鉛塗膜を形
    成する工程と;前記黒鉛塗膜を研磨することにより成形
    面を形成した模型を得る工程と;前記成形面に離型剤を
    塗布する工程と;離型剤を塗布された模型を用いて耐火
    物により鋳型成形用反転型を造型する工程と;よりなる
    鋳型成形用反転型の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003181596A (ja) * 2001-12-10 2003-07-02 Sakakibara Model Kk 鋳造用原型製造方法及び原型用親型
JP2009002139A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Jhy-Cheng Chen マンホールおよびハンドホールの蓋とその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003181596A (ja) * 2001-12-10 2003-07-02 Sakakibara Model Kk 鋳造用原型製造方法及び原型用親型
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