JPS62177104A - 金属焼結体の製造方法およびスラリ - Google Patents

金属焼結体の製造方法およびスラリ

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JPS62177104A
JPS62177104A JP1997486A JP1997486A JPS62177104A JP S62177104 A JPS62177104 A JP S62177104A JP 1997486 A JP1997486 A JP 1997486A JP 1997486 A JP1997486 A JP 1997486A JP S62177104 A JPS62177104 A JP S62177104A
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JP
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heat
slurry
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synthetic resin
water
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JP1997486A
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Hiroshi Sasaki
浩 佐々木
Toshiki Kaneko
金子 敏機
Hideaki Ikeda
英明 池田
Masaaki Oota
太田 雅昭
Tatsuo Nagamitsu
永光 達夫
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は金属焼結体の製造方法およびその方法の実施に
用いられるスラリに関する。
(2)従来の技術 本出願人は、先に焼結性金属粉末と合成樹脂バインダと
を混練した可塑性物を用いて所定の形状を有する成形体
を成形し、その成形体中の合成樹脂バインダを熱分解す
ると共に金属粉末を焼結して金属焼結体を製造する方法
を開発した(例えば特願昭59−82376号参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記可塑性物は、比較的高粘度であるから
なじみ性にやや難点があり、形状が複雑で、薄形の金属
焼結体を得る場合に適切でない。
本発明は上記に鑑み、複雑な形状を有する薄形の金属焼
結体を容易に得ることのできる前記製造方法を提供する
ことを目的とする。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明に係る金属焼結体の製造方法は、焼結性金属粉末
を合成樹脂エマルシコンと水の混合液に懸濁してスラリ
を得る工程と;前記スラリを吸水性耐熱成形型のキャビ
ティに注入して粉末成形体を成形し、酸型の吸水作用に
よって該粉末成形体に脱水処理を施す工程と;前記耐熱
成形型を乾燥炉内に設置して前記粉末成形体および耐熱
成形型の水分を蒸発させると共に前記金属粉末を合成樹
脂分により拘束する工程と;前記耐熱成形型を焼結炉内
に設置して前記合成樹脂分を熱分解すると共に前記金属
粉末を焼結する工程と;を用いることを特徴とする。
また本発明に係る金属焼結体の製造方法は、焼結性金属
粉末を合成樹脂エマルジョンと水の混合液に懸濁してス
ラリを得る工程と;吸水性耐熱成形型を微振動させなが
ら酸型のキャビティに前記スラリを注入して粉末成形体
を成形し、注入後も酸型を微振動させて酸型の吸水作用
により前記粉末成形体に脱水処理を施す工程と;前記耐
熱成形型を乾燥炉内に設置して前記粉末成形体および耐
熱成形型の水分を9蒸発させると共に前記金属粉末を合
成樹脂分により拘束する工程と;前記耐熱成形型を焼結
炉内に設置して前記合成樹脂分を熱分解すると共に前記
金属粉末を焼結する工程と;を用いることを特徴とする
さらに本発明に係るスラリは、85〜92重量%の焼結
性金属粉末と、3重量%の合成樹脂エマルジョンと、5
〜12重景%重量とよりなることを特徴とする。
(2)作 用 前記製造方法によれば、成形材料としてのスラリを耐熱
成形型のキャビティ形状に十分になじませることができ
るので、そのキャビティが複雑な形状を有し、且つ薄形
に形成されている場合でも形状転写性が良好な粉末成形
体を得ることが4でき、また粉末成形体の水分を耐熱成
形型に吸収させるので、粉末成形体の脱水処理が簡単で
あり、さらに水分の乾燥工程で金属粉末を合成樹脂分に
より拘束するので粉末成形体の形状維持性が良好である
。このような粉末成形体を耐熱成形型に入れたままその
粉末成形体に焼結処理を施すので、寸法精度の良い金属
焼結体を得ることができる。
また前記製造方法においてスラリの注入中および注入後
耐熱成形型を微振動させると、キャビティへのスラリの
充填が確実に行われ、金属焼結体に欠け、凹み等の形状
不良を発生することがなく、またスラリを移動させて耐
熱成形型との接触を能動的に行わせ、粉末成形体の脱水
処理を促進させることができる。
前記スラリにおいて、その成分割合を前記のように特定
することにより、スラリの注入性、形状転写性、脱水性
および乾燥性を良好にすることができ、また高密度な金
属焼結体を得ることができる。
なお、合成樹脂、エマルジョンの添加量が3重量%を上
回ると、金属焼結体の気孔率が高くなってその強度が低
下し、一方3重量%を下回ると乾燥工程において成形体
の形状維持性が悪化する。
また水が12重量%を上回ると水分が過多となって金属
焼結体の密度が低下し、一方12重量%を下回ると水分
が過少となってスラリを得ることができない。
(3)実施例 〔実施例■〕 第1図は絞り装置を示し、その装置はポンチ1と、ダイ
ス2と、ブランクホルダ3とを備えている。ポンチ1は
鋳鉄製ベース材4と、そのベース材4にポリウレタン樹
脂5を介して取付けられた金属焼結体製加圧体6とより
構成され、ダイス2およびブランクホルダ3は鋳鉄より
構成される。
次に、第2図により前記金属焼結体製加圧体6の製造方
法について説明する。
先ず、加圧体6の成形材料であるスラリの調製について
述べる。
粒径10〜53μmのMO粉砕粉末20重量%と、粒径
10〜73μmのNi自溶性合金粉末80重量%とをV
−ブレンダにより十分に混合して焼結性混合粉末を得る
また四フッ化エチレン樹脂エマルジョンとアクリル樹脂
エマルジョン(それぞれ樹脂分50%)を1:1に混合
して合成樹脂エマルジョンを得る。
混合粉末90重量%を、合成樹脂エマルジョン3重量%
と水7重量%の混合液に懸濁してスラリを得、そのスラ
リに真空脱泡処理を施す。この場合、合成樹脂エマルジ
ョンの分散性を良好にするためカルボン酸系分散剤を添
加すると良い。
第2図(alに示すように、ポリウレタン樹脂製雌形模
型7を用いて非発泡石膏(日東石コウ製、商品名G−2
)より一雌型8を作製する。
第2図(blに示すように、ポリウレタン樹脂製雌形模
型9を用いて前記同様の非発泡石膏より雄型10を作製
する。
第2図(C1に示すように、雄型10を雌型8に嵌める
ことにより両型8,10間にそれらの対向面間の間隔が
10±2■lのキャビティ1)を画成し、これにより両
型8,10により吸水性耐熱成形型12を構成する。1
3は雄型10に設けられ、キャビティ1)に連通ずるス
ラリ注入口である。
第2図(d)に示すように、耐熱成形型12を微振動さ
せながら前記スラリSをスラリ注入口13よリキャビテ
イ1)内に素早く注入し、注入後も耐熱成形型12を1
0分間微振動させる。この微振動によりスラリSがキャ
ビティll内に確実に充填され、シェル状粉末成形体1
4が成形される。
第3図に示すように、耐熱成形型12の吸水作用による
スラリSの脱水率は、スラリSを耐熱成形型12に注入
後約10分間位が最も高くなるので、この間耐熱成形型
12を微振動させるとスラIJ Sの移動によりそれが
耐熱成形型12に能動的に接触し、粉末成形体14の脱
水処理が促進される。
スラリSの注入後約1時間そのままの状態に放置して粉
末成形体14の脱水を1!続する。
第2図+1)41に示すように、耐熱成形型12を乾燥
炉15内に設置して70〜80°Cにて3時間加熱乾燥
し、次いで1)0°Cにて3時間加熱乾燥する。
このように二段階に温度を制御することにより耐熱成形
型12の急激な昇、温に伴う割れを防止することができ
る。
上記加熱乾燥処理により粉末成形体14中の水分は0.
3重量%に低減し、また混合粉末は合成樹脂分により拘
束されるので、粉末成形体14はキャビテイ1)全体に
添っており、その粉末成形体14の形状維持性が良い。
第2図(flに示すように、耐熱成形型12を焼結炉と
しての真空焼結炉16内に設置して第4図に示す加熱−
冷却条件で合成樹脂分の熱分解と混合粉末の焼結を行う
。キャリヤガスには窒素ガスまたは還元性の強いガス、
例えば水素ガスが用いられる。
(A)第1加熱ゾーン(第4図A) この加熱ゾーンAは常温から650℃までであり、昇温
速度は5〜10°C/分である。この加熱ゾーンAでは
先ず水分が蒸発し、次いで合成樹脂分が熱分解してガス
化する。合成樹脂分は300〜400°Cでガス化する
が、熱伝轟を考慮して650℃に30〜60分間均熱保
持して殆どの合成樹脂分を除去し、Ni自溶性合金−M
O粉末よりなる粉末成形体を残置する。この場合水蒸気
および合成樹脂分の分解ガスは雄型10と雌型8の合せ
部およびスラリ注入口13を経て耐熱成形型12外に散
逸する。
(B)第2加熱ゾーン(第4図B) この加熱ゾーンBはNi自溶性合金の固相線以下の温度
、即ち950“Cであり、この温度に粉末成形体を30
〜60分間均熱保持して固相焼結処理を施し、これを仮
焼結する。第1加熱ゾーンAからの昇温速度は5〜b 真空焼結炉16内の粉末成形体は、その表面から加熱さ
れて昇温するので、粉末成形体全体が均一温度に達する
までは所定の加熱時間が必要である。若し焼結温度であ
る1)20℃にいきなり加熱すると粉末成形体に温度差
ができて、気孔率のばらつきが多くなり均一な金属焼結
体が得られないだけでなく、焼結後クランク等の欠陥を
生じ易くなる。
第2加熱ゾーン−Bでは未分解の合成樹脂分が完全にガ
ス化して除去される。
また前記950℃は耐熱成形型12を構成する石膏の膨
張、収縮の変曲点であって、これ以上の温度では耐熱成
形型12が収縮してクランクを発生する。
前記のように耐熱成形型12内で粉末成形体を仮焼結し
てその形状を確保するので、次の焼結工程で耐熱成形型
12にクランクが発生しても金属焼結体の寸法精度に悪
影響を及ぼすことがない。
(C)第3加熱ゾーン(第4図C) この加熱ゾーンCはNi自溶性合金の液相温度である1
)20℃であり、この温度に仮焼結体を30〜60分間
恒温保持し、Ni自溶性合金の溶融により液相焼結処理
を施して金属焼結体、したがって加圧体6を得る。この
場合Ni自溶性合金の流動はMoの存在により妨げられ
、したがって形状維持性が良い。
第2加熱ゾーンBからの昇温速度は3〜b/分であり、
仮焼結体は第2加熱ゾーンBで既に高温加熱されている
ので、第3加熱ゾーンCまでの昇温時間は僅かである。
この第3加熱ゾーンCの保持時間が不充分であると焼結
が完全に行われず、加圧体6に欠陥を生ずる。
(D)冷却ゾーン(第4図D) 1次冷却ゾーンD、では、加圧体6を1〜b/分の冷却
速度で950℃まで炉冷し、加圧体6に対する熱的な刺
激を避けてクラックの発生を回避する。
2次冷却ゾーンD2ではガス冷却(空冷を含む)により
加圧体6を常温まで冷却する。
前記工程を経て得られた加圧体6は模型7,9に比べて
垂直方向で+0.05%の膨張を、また水平方向で−0
,05%の収縮を呈しており、寸法精度が良好である。
。 前記加圧体6を用いた第1図の絞り装置により鋼板製ブ
ランク17に絞り加工を施したところ、1.4万シヨツ
トにおいても加圧体6に異常が発生していないことが確
認されている。
〔実施例■〕
第5図(alに示すように、実施例1の雌形模型7を用
いて実施例■と同様の非発泡石膏より吸水性雌形耐熟成
形型12.を作製する。
第5図(b)に示すように、耐熱成形型12.のキャビ
ティ1).を実力缶例■のスラリSにより満たす。
第5図(C)に示すように、スラリ注入から10秒間経
過した後耐熱成形型12□を傾斜させて余分のスラリS
をキャビティ1).から流出させる。
キャビティ1).内面には耐熱成形型12.の吸水作用
により5〜15m5のシェル状粉末成形体14、が付着
成形される。スラリ流出後約1時間そのままの状態に放
置して粉末成形体14.の脱水をm続する。
第5図(dlに示すように、粉末成形体14.内をfl
、径0.5〜2.0鶴のアルミナ粒子1Bにより満たし
、耐熱成形型12.を乾燥炉15内に設置して70〜8
0℃にて3時間加熱乾燥し、次いで1)0℃にて3時間
加熱乾燥する。このように二段階に加熱乾燥する理由は
実施例1と同様である。
上記加熱乾燥処理により粉末成形体14.中の水分は0
,3重量%に低減し、また混合粉末は合成樹脂分により
拘束されると共にアルミナ粒子18によりキャビティ1
)1に押圧されているので、粉末成形体141はキャビ
テイ1)1全体に添っており、その粉末成形体14+の
形状維持性が良い。
第5図(e)に示すように、耐熱成形型12.を真空焼
結炉16内に、設置して実施例■と同様に合成樹脂分の
熱分解と混合粉末の焼結を行う。
前記工程を経て金属焼結体よりなる加圧体61が得られ
、その加圧体6Iの寸法精度は実施例■のそれと略同様
であり、また加圧体6Iを用いて第1図の絞り装置を構
成して絞り加工を施したところ実施例Iと略同様の結果
が得られることが確認されている。
〔実施例■〕
第6図に示すように、実施例■の雌形模型7を用いてセ
ラミック製吸水性雌型81を作製する。
このセラミック材は、骨材としてアル2ミナ砂、ケイ砂
およびジルコン砂を用い、バインダとしてエチルシリケ
ートを用いたものである。また雌型81の凹部19より
も5〜15龍小さな突出部20を有する雄型ILを鋳鋼
より鋳造し、雌型8゜と雄型101 とより吸水性耐熱
成形型12gを構成する。
雄型101の突出部20を雌型81の凹部19に遊嵌し
て凹部19と突出部20との協働でキャビティ1)□を
画成し、また雄型IL のフランジ部21と雌型8、の
凹部19周縁部との間に複数の支持ばね22を縮設する
。さらにフランジ部21と凹部19周縁部との間に複数
の突張り棒23を介在させて、それら突張り棒23を外
さない限り、支持ばね22に雄型10□の重量が作用し
ないようになっている。
粉末成形体の成形時には耐熱成形型12□を微振動させ
ながら実施例■と同様のスラリSを雄型tO,のスラリ
注入口13.より耐熱成形型122のキャビティllz
内に素早く注入し、注入後も耐熱成形型12□を10分
間微振動させる。この耐熱成形型12□を微振動させる
理由は実施例1と同様である。
スラリ注入から・1分間経過した後各突張り棒23を外
して雄型10.を、雌型81の吸水作用に伴う粉末成形
体14□のMllに追従させ、これにより粉末成形体1
4□の形状を維持し、また雄型101の加圧絞り作用に
より脱水処理を促進させる。この状態のまま約1時間保
持して粉末成形体14□の脱水を継続する。
耐熱成形型12□を乾燥炉内に設置して70〜80℃に
て3時間加熱乾燥し、次いで1)0℃にて3時間加熱乾
燥する。このように二段階に加熱乾燥する理由は実施例
Iと同様である。
上記加熱乾燥処理により粉末成形体14□中の水分は0
.3重量%に低減し、また混合粉末は合成樹脂分により
拘束されると共に雄型10.によりキャビティ1)□に
押圧されているので、粉末成形体14□はキャビテイ1
)2全体に添っており、その粉末成形体14□の形状維
持性が良い。 耐熱成形型12□を真空焼結炉内に設置
して実施例Iと同様に合成樹脂分の熱分解と混合粉末の
焼結を行う。
前記工程を経て金属焼結体よりなる加圧体が得られ、そ
の加圧体は模型7に比べて垂直方向で一〇、OS%、水
平方向で−0,03%の収縮をそれぞれ呈しており、寸
法精度が良好である。
また加圧体における雌型8.側に存する加圧面の面粗度
が極めて良好であり、150番のサンドベーパによる研
摩を施すことによって容易に仕上げることができる。
仕上げ加工後加圧体にエポキシ樹脂を真空含浸し、次い
でエポキシ樹脂を150℃にて加熱硬化する。
前記加圧体を用いて第1図の絞り装置を構成して鋼板製
ブランク17に絞り加工を施したところ、2.7万シヨ
ツトにおいても加圧体に異常が発生しないことが確認さ
れている。
なお、前記各実施例において、本発明をポンチの加圧体
製造に適用した場合について説明したが、本発明は前記
加圧体の製造に限定されるものではない。
C0発明の効果 本発明に係る前記製造方法によれば、成形材料としての
スラリを耐熱成形型のキ中ビティ形状に十分になじませ
ることができるので、そのキャビティが複雑な形状を有
し、且つ薄形に形成されている場合でも形状転写性が良
好な粉末成形体を得ることができ、また粉末成形体の水
分を耐熱成形型に吸収させるので、粉末成形体の脱水処
理が筒車であり、さらに水分の乾燥工程で金属粉末を合
成樹脂分により拘束するので粉末成形体の形状維持性が
良好である。このような粉末成形体を耐熱成形型に入れ
たままその粉末成形体に焼結処理を施すので、寸法精度
の良い金属焼結体を得ることができる。
また第2発明に係る前記製造方法によれば、スラリの注
入中および注入後耐熱成形型を微振動させるので、前記
効果に加え、キャビティへのスラリの充填を確実に行い
、金属焼結体における欠け、凹み等の形状不良の発生を
防止し、またスラリを移動させて耐熱成形型との接触を
能動的に行わせ、粉末成形体の脱水処理を促進させるこ
とができる。
さらに本発明に係る前記スラリによれば、その成分割合
を前記のように特定することにより、スラリの注入性、
形状転写性、脱水性および乾燥性を良好にすることがで
き、また高密度な金属焼結体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は絞り装置の断面図、第2図は本発明の第1実施
例における製造工程説明図、第3図はスラリの脱水率と
時間との関係を示すグラフ、第4図は焼結工程における
時間と温度との関係を示すグラフ、第5図は本発明の第
2実施例における製造工程説明図、第6図は本発明の第
3実施例における製造工程の一部を示す説明図である。 S・・・スラリ、 6.6I・・・金属焼結体よりなる加圧体、1)゜1)
+、llz・・・キャビティ、12,121.12□・
・・吸水性耐熱成形型、15・・・乾燥炉、16・・・
焼結炉としての真空焼結炉 第1図 第3図 時間(分) 第2図 (a)         (b)。 ]」・ (C) ] [ツ■・1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼結性金属粉末を合成樹脂エマルジョンと水の混
    合液に懸濁してスラリを得る工程と;前記スラリを吸水
    性耐熱成形型のキャビティに注入して粉末成形体を成形
    し、該型の吸水作用によって該粉末成形体に脱水処理を
    施す工程と;前記耐熱成形型を乾燥炉内に設置して前記
    粉末成形体および耐熱成形型の水分を蒸発させると共に
    前記金属粉末を合成樹脂分により拘束する工程と;前記
    耐熱成形型を焼結炉内に設置して前記合成樹脂分を熱分
    解すると共に前記金属粉末を焼結する工程と;を用いる
    ことを特徴とする金属焼結体の製造方法。
  2. (2)焼結性金属粉末を合成樹脂エマルジョンと水の混
    合液に懸濁してスラリを得る工程と;吸水性耐熱成形型
    を微振動させながら該型のキャビティに前記スラリを注
    入して粉末成形体を成形し、注入後も該型を微振動させ
    て該型の吸水作用により前記粉末成形体に脱水処理を施
    す工程と;前記耐熱成形型を乾燥炉内に設置して前記粉
    末成形体および耐熱成形型の水分を蒸発させると共に前
    記金属粉末を合成樹脂分により拘束する工程と;前記耐
    熱成形型を焼結炉内に設置して前記合成樹脂分を熱分解
    すると共に前記金属粉末を焼結する工程と;を用いるこ
    とを特徴とする金属焼結体の製造方法。
  3. (3)85〜92重量%の焼結性金属粉末と、3重量%
    の合成樹脂エマルジョンと、5〜12重量%の水とより
    なるスラリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104070167A (zh) * 2013-03-29 2014-10-01 王统 一种粉末注射成型工艺
CN106031949A (zh) * 2015-09-02 2016-10-19 洛阳新巨能高热技术有限公司 一种复杂形状硬质合金产品的制备方法

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