JPS6027442A - 鋳型 - Google Patents
鋳型Info
- Publication number
- JPS6027442A JPS6027442A JP13414683A JP13414683A JPS6027442A JP S6027442 A JPS6027442 A JP S6027442A JP 13414683 A JP13414683 A JP 13414683A JP 13414683 A JP13414683 A JP 13414683A JP S6027442 A JPS6027442 A JP S6027442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- silicate
- slurry
- casting
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C9/00—Moulds or cores; Moulding processes
- B22C9/02—Sand moulds or like moulds for shaped castings
- B22C9/04—Use of lost patterns
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、鋳鉄、鋳鋼、コバルト系合金、ニッケル系合
金等の溶融金属の精密鋳造にかかシ、鋳造品の表面の酸
化防止を可能とした鋳型に関する。
金等の溶融金属の精密鋳造にかかシ、鋳造品の表面の酸
化防止を可能とした鋳型に関する。
一般に、加工困難な複雑形状のものを鋳造する場合、鋳
造品の鋳肌面に良好な表面粗さが要求される場合、或い
は鋳造品に高い寸法精度を要求する場合には、ロストワ
ックス法をはじめとする精密鋳造法が採用されている。
造品の鋳肌面に良好な表面粗さが要求される場合、或い
は鋳造品に高い寸法精度を要求する場合には、ロストワ
ックス法をはじめとする精密鋳造法が採用されている。
ところが上記精密鋳造法においては、溶融金ない場合が
あり、特に複雑形状の鋳造品においては、酸化スケール
を除去する表面仕上げが困難な場合がある。更に、表面
仕上げを行なう場でなければ酸化スケールは除去されず
、上記ホーミング処理のために、逆に鋳造品の表面粗さ
が悪化してしまう問題があった。
あり、特に複雑形状の鋳造品においては、酸化スケール
を除去する表面仕上げが困難な場合がある。更に、表面
仕上げを行なう場でなければ酸化スケールは除去されず
、上記ホーミング処理のために、逆に鋳造品の表面粗さ
が悪化してしまう問題があった。
このような酸化スケール発生に伴う問題を清面の周囲で
ワックス或いは炭素質を不完全燃焼させて、鋳型面の周
囲の雰囲気を還元性ガスとする方法等が採用されている
。しかし乍ら、このような方法によっても、鋳型材料か
ら発生するガスと、溶融金属との反応によシ、おる程度
酸化スケールは発生してしまう。
ワックス或いは炭素質を不完全燃焼させて、鋳型面の周
囲の雰囲気を還元性ガスとする方法等が採用されている
。しかし乍ら、このような方法によっても、鋳型材料か
ら発生するガスと、溶融金属との反応によシ、おる程度
酸化スケールは発生してしまう。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
とするところは、鋳造品の表面の酸化を防止して一層の
精密鋳造を可能とする鋳型を提供することにちる。
とするところは、鋳造品の表面の酸化を防止して一層の
精密鋳造を可能とする鋳型を提供することにちる。
本発明による鋳型は、上記目的を達成するために、鋳型
内の溶融金属と接触する面に、アルカリ金属の共融組成
珪酸塩からなる漸を形成したことを特徴としている。
内の溶融金属と接触する面に、アルカリ金属の共融組成
珪酸塩からなる漸を形成したことを特徴としている。
以下本発明の一実施例をロストワックス法に適用した場
合について第１図乃至第６図を参照して説明する。先づ
、第１図に示すように鋳造品と略同−形状のワックス型
１を用意し、このワックス型１を第２図に示すように、
アルカリ全縮の共融組成珪酸塩として珪酸カリウム塩（
例えばに２０．２ＳｉＯ２；に２０−４５％、 ５ｉｏ
２−５５チ）の微粉末（１５０〜３００メツシー）と、
珪酸ナトリウム（例えばＮａｚＯ、Ｓ ＋０２ ； Ｎ
ａ２０−５０％、Ｓ ｉＯ２−５０チ）濃水溶液（水ガ
ラス）を混練した珪酸塩スラリー（粘性はザーンカッゾ
魁で２０〜２ Ｍ −ｒる）２中にワッ／ス型１を浸漬
し、所定時間経過後引上げて、ワックス型１の表面に珪
酸塩スリラー２からなる珪酸塩層３を形成する。
合について第１図乃至第６図を参照して説明する。先づ
、第１図に示すように鋳造品と略同−形状のワックス型
１を用意し、このワックス型１を第２図に示すように、
アルカリ全縮の共融組成珪酸塩として珪酸カリウム塩（
例えばに２０．２ＳｉＯ２；に２０−４５％、 ５ｉｏ
２−５５チ）の微粉末（１５０〜３００メツシー）と、
珪酸ナトリウム（例えばＮａｚＯ、Ｓ ＋０２ ； Ｎ
ａ２０−５０％、Ｓ ｉＯ２−５０チ）濃水溶液（水ガ
ラス）を混練した珪酸塩スラリー（粘性はザーンカッゾ
魁で２０〜２ Ｍ −ｒる）２中にワッ／ス型１を浸漬
し、所定時間経過後引上げて、ワックス型１の表面に珪
酸塩スリラー２からなる珪酸塩層３を形成する。
そして第３図に示すように珪酸塩層３を形成したワック
ス型１を流風中に約３時間放置して自然乾燥させる。次
に第４図に示すように、通常のロストワックス法の成形
工程で使用する溶融シリカとコロイダルシリカからなる
コロイダルシリカスラリー４に上記乾燥させたワックス
型１を浸漬した後、直ちに第５図に示すように、シリコ
ン砂５で上記コロイダルシリカスラリー４の表面を被覆
した後、自然乾燥せしめる。以後鋳型として要求される
強度を得るまで、コロイダルシリカスラリー４とシリコ
ン砂５（あるいはアルミナ砂）とを交互に被覆して、表
面コーディングと自然乾燥を繰返し、通常５〜１０層か
らなるコーディング層６を形成する。
ス型１を流風中に約３時間放置して自然乾燥させる。次
に第４図に示すように、通常のロストワックス法の成形
工程で使用する溶融シリカとコロイダルシリカからなる
コロイダルシリカスラリー４に上記乾燥させたワックス
型１を浸漬した後、直ちに第５図に示すように、シリコ
ン砂５で上記コロイダルシリカスラリー４の表面を被覆
した後、自然乾燥せしめる。以後鋳型として要求される
強度を得るまで、コロイダルシリカスラリー４とシリコ
ン砂５（あるいはアルミナ砂）とを交互に被覆して、表
面コーディングと自然乾燥を繰返し、通常５〜１０層か
らなるコーディング層６を形成する。
上記以降は、通常のロストワックス法の成形手順と同様
に脱ろう→焼成→予熱を施こして第６図に示すように鋳
型７を得る。上記における焼成温度は、通常９００〜１
０００℃で行なうが、珪酸塩層３を形成するだめに使用
したアルカリ金属の共融組成珪酸塩の種類に対応し、そ
の使用した珪酸塩の溶融温度よりも約５０℃以上低い温
度を採用する。
に脱ろう→焼成→予熱を施こして第６図に示すように鋳
型７を得る。上記における焼成温度は、通常９００〜１
０００℃で行なうが、珪酸塩層３を形成するだめに使用
したアルカリ金属の共融組成珪酸塩の種類に対応し、そ
の使用した珪酸塩の溶融温度よりも約５０℃以上低い温
度を採用する。
次に本実施例の作用について述べる。即ち、珪酸塩層３
、コーディング層６からなる＠壓７内に溶融金属を鋳込
む。この場合、鋳込み温度は、鋳造される金属により異
なるが、鋳鉄、鋳鋼、コバルト系合金、ニッケル系合金
においては１４００〜１６５０℃を採用する。鋳型ｚ内
に充填された溶融金属は１２００℃以上の温度から凝固
を開始する。従って溶融金属と接触した珪酸塩層３の珪
酸カリウム塩及び珪酸ナトリウムは溶融する。この場合
、珪酸カリウム、珪酸ナトリウムは、溶融性が良好であ
ると共に溶融金属との個れ性が良好であυ、また皮膜が
形成し易く、更に溶融金属と反応しない特性を有してい
る。
、コーディング層６からなる＠壓７内に溶融金属を鋳込
む。この場合、鋳込み温度は、鋳造される金属により異
なるが、鋳鉄、鋳鋼、コバルト系合金、ニッケル系合金
においては１４００〜１６５０℃を採用する。鋳型ｚ内
に充填された溶融金属は１２００℃以上の温度から凝固
を開始する。従って溶融金属と接触した珪酸塩層３の珪
酸カリウム塩及び珪酸ナトリウムは溶融する。この場合
、珪酸カリウム、珪酸ナトリウムは、溶融性が良好であ
ると共に溶融金属との個れ性が良好であυ、また皮膜が
形成し易く、更に溶融金属と反応しない特性を有してい
る。
従りて凝固中の溶融金属の表面には、上記珪酸ナトリウ
ム、珪酸カリウムからなる皮膜が形成され、この皮膜に
よシ、外気と溶融金属表面とは遮断される。従って溶融
金属はほとんど酸化することなく凝固冷却する。凝固冷
却後は、鋳型７を溶融苛性塩処理等によシ除去し鋳造品
を得る。これによシ、鋳造品の平面は極めて平滑で、金
属光沢状に成形される。場合によりては鋳造品の表面に
、わずかな酸化現象が生じることもあるが、液体ホーニ
ング処理によシ、表面仕上げを行なえば、２〜５μｍ程
度の極めて良好な表面粗さとすることができる。
ム、珪酸カリウムからなる皮膜が形成され、この皮膜に
よシ、外気と溶融金属表面とは遮断される。従って溶融
金属はほとんど酸化することなく凝固冷却する。凝固冷
却後は、鋳型７を溶融苛性塩処理等によシ除去し鋳造品
を得る。これによシ、鋳造品の平面は極めて平滑で、金
属光沢状に成形される。場合によりては鋳造品の表面に
、わずかな酸化現象が生じることもあるが、液体ホーニ
ング処理によシ、表面仕上げを行なえば、２〜５μｍ程
度の極めて良好な表面粗さとすることができる。
なお、上記実施例では、溶融性が良好且つ溶融金属との
濡れ性も良好であシ、皮膜が形成し易く、溶融金属と反
応しない材料として、珪酸カリウム、珪酸ナトリウムを
用いたが、これに限定されるものではなく、アルカリ金
属の共融組成珪酸塩である他の物質を用いてもよい。上
記のよう々珪酸塩を第１表に示す。
濡れ性も良好であシ、皮膜が形成し易く、溶融金属と反
応しない材料として、珪酸カリウム、珪酸ナトリウムを
用いたが、これに限定されるものではなく、アルカリ金
属の共融組成珪酸塩である他の物質を用いてもよい。上
記のよう々珪酸塩を第１表に示す。
上記の他に、本発明は、ロストワックス法以外に、一般
の砂型、金型鋳造法における鋳型においても、鋳型内の
溶融金属と接融する面に第１表に示す珪酸塩からなる層
を形成することによシ、上記実施例と同様に金属表面の
酸化防止が図られ、特に精密鋳造品の場合には、表面処
理が必要ないので極めて有利となる。この他に本発明は
その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できる。
の砂型、金型鋳造法における鋳型においても、鋳型内の
溶融金属と接融する面に第１表に示す珪酸塩からなる層
を形成することによシ、上記実施例と同様に金属表面の
酸化防止が図られ、特に精密鋳造品の場合には、表面処
理が必要ないので極めて有利となる。この他に本発明は
その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できる。
以上述べたように本発明によれば、鋳型内の溶融金属と
接融する面にアルカリ金属の共融組成珪酸塩からなる層
を形成したので、溶融金属は上記層によシ酸化が防止さ
れ、極めて精密な鋳造品を得ることが可能となる鋳型が
提供できる。
接融する面にアルカリ金属の共融組成珪酸塩からなる層
を形成したので、溶融金属は上記層によシ酸化が防止さ
れ、極めて精密な鋳造品を得ることが可能となる鋳型が
提供できる。
第１図乃至第６図は本発明をロストワックス法における
鋳型として適用した場合の成形手順の一例を説明するだ
めの図である。 １・・・ワックス型、２・・・珪酸塩スラリー、３・・
・珪酸塩層、４・・・コロイダルシリカスラリー、５・
・・シリコン砂、６・・・コーディング層、７・・・鋳
型。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−２〇二
鋳型として適用した場合の成形手順の一例を説明するだ
めの図である。 １・・・ワックス型、２・・・珪酸塩スラリー、３・・
・珪酸塩層、４・・・コロイダルシリカスラリー、５・
・・シリコン砂、６・・・コーディング層、７・・・鋳
型。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦−２〇二
Claims (1)
- 鋳型内の溶融金属と接触する面にアルカリ金属の共融組
成珪酸塩からなる層を形成したことを特徴とする鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13414683A JPS6027442A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13414683A JPS6027442A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 鋳型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6027442A true JPS6027442A (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=15121537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13414683A Pending JPS6027442A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027442A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4339330A (en) * | 1978-12-27 | 1982-07-13 | Hitachi, Ltd. | Desalting method of fuel oil |
| EP3135399A1 (en) * | 2015-08-31 | 2017-03-01 | Hyundai Motor Company | Method of manufactruring precision cast parts for vehicle exhaust systems |
| CN108672653A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 泰州市博世特精密铸造有限公司 | 应用于汽车发动机缸盖的铸造方法 |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP13414683A patent/JPS6027442A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4339330A (en) * | 1978-12-27 | 1982-07-13 | Hitachi, Ltd. | Desalting method of fuel oil |
| EP3135399A1 (en) * | 2015-08-31 | 2017-03-01 | Hyundai Motor Company | Method of manufactruring precision cast parts for vehicle exhaust systems |
| CN106475520A (zh) * | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 现代自动车株式会社 | 制造用于车辆排气系统的精密铸造零件的方法 |
| CN108672653A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 泰州市博世特精密铸造有限公司 | 应用于汽车发动机缸盖的铸造方法 |
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