JPH03126411A - 電気炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用される電気炊飯器に関し、特
にその加熱装置に関するものである。

従来の技術 近年、鍋底からだけでなく鍋の側面からも加熱し御飯の
食味を向上させる電気炊飯器の加熱装置が主流となって
きている。

従来、この種の電気炊飯器の加熱装置は、第４図のよう
になっていた。

図に示すように、電気炊飯器本体１の内部に保護枠２が
固定され、鍋３が着脱自在に収納されている。炊飯用鋳
込みヒータ４は内部にシーズヒータ６を鋳込んであシ、
保護枠２に固着され、鍋３の底に密着するように形成さ
れている。保温ヒータ６と炊飯用側面ヒータ７はコード
状になっておりアルミチー１８に両面テープにて固着さ
れ、保護枠２の上部に巻き付けられている。

上記構成において、炊飯時には炊飯用鋳込みヒータ４の
内部にあるシーズヒータ５と炊飯用側面ヒータ了に通電
され、鍋３内の御飯を加熱し炊飯する。保温時は、保温
ヒータ６に通電され、鍋３内の御飯を保温する。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気炊飯器の加熱装置では、炊飯用側
面ヒータ７は保護枠２のほぼ全周の長さしかないので、
発熱量を大きくすることができなかった。すなわち、発
熱量を大きくすると、炊飯用側面ヒータ７の長さが、は
ぼ保護枠２の全周の長さしかないために、炊飯用側面ヒ
ータ７の温度が高温になってしまい、ヒータの寿命が短
くなる、あるいは絶縁性が低下する等の問題が発生する
ため、発熱量に上限があったものである。

本発明は上記課題を解決するもので、高発熱量の炊飯用
側面ヒータである電気炊飯器の加熱装置を提供すること
を第１の目的としている。

第２の目的は保温性能のよい電気炊飯器の加熱装置を得
ることにある。

課題を解決するための手段 本発明は上記第１の目的を達成するために、電気炊飯器
本体と、前記本体に着脱自在に収納された鍋と、前記鋼
を包み込むように前記本体に取付けられた保護枠と、前
記保護枠の側面に全周に渡り巻き付けられたコード状の
保温ヒータおよび炊飯用側面ヒータを備え、前記炊飯用
側面ヒータをＵ字状に配し一方の円弧部以外を前記円弧
部よりコードヒータの間隔が狭くなるようにしたもので
ある。

また第２の目的を達成するために、本発明は、保温ヒ〜
りが保温枠の側面に全周より少し長く巻き付ける部分と
、炊飯用側面ヒータが端部で重ならないように保護枠の
全周より少し短かく巻き付ける部分を有するようにした
ものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、炊飯用側面ヒタをＵ字状
に配しているので、ヒータを長くすることができ、発熱
量を大きくすることができるものである。

さらに保温ヒータを保護枠の側面に全周より少し長く巻
き付けることにより、保護枠側面全周より保温時に加熱
することができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図、第２図において、電気炊飯器本体９に、保
護枠１０が固着され、鍋１１が着脱自在に収納されてい
る。炊飯用鋳込みヒータ１２は内部にシーズヒータ１３
を鋳込んであシ、保護枠１０に固着され、鍋１１の底に
密着するように形成されている。保温ヒータ１４と炊飯
用側面ヒータ１６はコード状になっておシアルミテープ
１６に両面テープにて固着され、保護枠１ｏの上部にア
ルミテープ１６が端部どおしで重ならないように巻き付
けである。炊飯用側面ヒータ１５はＵ字状に配されてお
シ、保護枠１ｏの側面全周の長さのほぼ２倍の長さにな
っている。炊飯用側面ヒータ１５の一方の円弧部以外は
コードヒータ同士の間隔が狭くなるようにしである。

上記構成において、動作を説明すると鍋１１内に入れら
れた御飯は鍋１１の底部より炊飯用鋳込みヒータ１２よ
り加熱され、側面は炊飯用側面ヒータ１６により加熱さ
れ、炊飯が行なわれる。この時、炊飯用側面ヒータ１６
はＵ字状に配してあり、従来より−ズヒータの長さが約
２倍になっているので、発熱面積が犬きくなシ、発熱量
を大きくしてもヒータの温度上昇が小さくなる。

このように本発明の実施例の電気炊飯器の加熱装置によ
れば、炊飯用側面ヒータ１５をＵ字状に配しであるので
発熱量を大きくすることができる。

また、炊飯側面ヒータ１５の一方の円弧部以外はコード
ヒータ同士の間隔が狭くなるようにしであるので、ただ
単にＵ字状に配するのに比べてコンパクトな加熱装置が
得られる。

次に加熱装置の他の実施例について説明する。

第３図の実施例では、保温ヒータ１７が保護枠の側面全
周より少し長めに巻き付けられるため、第１図の実施例
のように保護枠にヒータのない部分ができ、加熱が不均
一になり、保温時の保温性能が低下してしまうことがあ
るが、これを防止する加熱装置が得られる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、炊飯
用側面ヒータをＵ字状に配し一方の円弧部以外を前記円
弧部よりコード状のヒータの間隔が狭くなるようにして
いるので、発熱量を大きくし、炊飯性能を向上させたコ
ンパクトな電気炊飯器の加熱装置を提供できる。

また本発明は、保温ヒータが保護枠の側面に全周より少
し長く巻き付ける部分と、炊飯用側面ヒータが端部で重
ならないように保護枠の全周より少し短かく巻き付ける
部分とを有しているので、保温時保温ヒータが保護枠の
全周より均一に加熱でき、保温性能のよい電気炊飯器の
加熱装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電気炊飯器の加熱装
置を示す一部破断正面図、第２図は同加熱装置を本体に
巻き付ける前の部品平面図、第３図は本発明の他の実施
例を示す加熱装置の要部の拡大図、第４図は従来の電気
炊飯器の加熱装置を示す一部破断正面図である。 ９・・・・・・本体、１０・・・・・・保護枠、１１・
・・・・・鍋、１４・・・・・・保温ヒータ、１６・・
・・・・炊飯用側面ヒータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気炊飯器本体と、前記本体に着脱自在に収納さ
   れた鍋と、前記鍋を包み込むように前記本体に取付けら
   れた保護枠と、前記保護枠の側面に全周に渡り巻き付け
   られたコード状の保温ヒータおよび炊飯用側面ヒータを
   備え、前記炊飯用側面ヒータをＵ字状に配し一方の円弧
   部以外を前記円弧部よりコード状のヒータの間隔が狭く
   なるようにした電気炊飯器。
2. （２）保温ヒータは保護枠の側面に全周より少し長く巻
   き付ける部分と、炊飯用側面ヒータが端部で重ならない
   ように保護枠の全周より少し短かく巻き付ける部分とを
   設けた請求項１記載の電気炊飯器。