JPH03125387A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスク状記録媒体にレーザ光を照射するこ
とにより、情報を記録／再生する光学的あるいは光磁気
記録／再生装置において用いられる光ディスク駆動装置
に関するものである。

（従来の技術） 従来の光ディスク駆動装置は、第５図に示すような構造
になっていた。すなわち、ドライブケース１にはカート
リッジ挿入口２と並んで冷却空気取り入れ口３が開口し
ており、これら開口に対応する開口４ａ、４ｂを持った
ドライブユニット４は、その中に電気基板ユニット５．
ディスクカートリッジ（ディスク状記録媒体）６を受け
るターンテーブルを備えたスピンドルモータ７、光学ヘ
ッド８．その駆動手段９を具備している。そして、上記
電気基板ユニット５に対応して、反応側の端には開口４
Ｃが設けられている。また、上記ドライブユニット４の
後方において、上記ドライブケース１内には電源１３が
配置され、その後端には冷却ファン１４が取付けられて
いる。

そして、冷却ファン１４の働きで、冷却空気取り入れ口
３から導入した外部空気は、開口４ｂからドライブユニ
ット４を経由して開口４Ｃへと流れ、更に冷却ファン１
４へと流れる。この過程で、電気基板ユニット５を冷却
するのである。

なお、図中、符号１０はヘッドケーブル、１１は電源ケ
ーブル、１２は基板ケーブルである。

（発明が解決しようとする課題） このような構成では、光学ヘッド８、その駆動手段９、
ディスクカートリッジ、スピンドルモータ７などの駆動
系ユニットと、光学ヘット８に対して信号処理および位
置制御、レーザ制御するための電気基板ユニットはドラ
イブユニット４内に一緒に収納されているから、冷却空
気取り入れ口３から入った空気は、光学ヘッド８側にも
流れることになり、空気中に浮遊する塵埃が光学ヘッド
８の、例えば対物レンズ表面に付着するなどして、レー
ザ光を正常にディス面に照射できなくしたり、あるいは
反射光量が不足して、記録／再生の制御にエラーが起こ
り、記録／再生不良を起すなどの不都合がある。

（発明の目的） 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、前記電
気基板ユニットと、駆動系ユニットとを空間的に完全に
分離して、冷却空気は駆動系ユニットの冷却が必要な時
以外は電気基板ユニット側のみに流れるようにした光デ
ィスク駆動装置を提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段） このため、本発明では、ディスク状記録媒体に、レーザ
光を照射することにより情報を記録／再生する情報記録
／再生装置において、ディスク状記録媒体、これにレー
ザ光を照射する光学ヘッド、その駆動手段および上記デ
ィスク状記録媒体を回転させるスピンドルモータなどか
らなる駆動系ユニットと、該駆動系ユニットに対する記
録／再生処理およびヘッドの位置制御を行なうための電
気基板ユニットとを互いに遮蔽部材を介して分離。

配置し、両ユニットにそれぞれ独立して強制冷却用空気
を流すように吸入、排出口を設け、これらに共用する空
冷手段を設けると共に、駆動系ユニットの温度変化に応
じて開閉するシャッタを上記駆動系ユニットの吸入ある
いは排出口に設けている。

（作　用） このため、駆動系ユニットへの冷却空気の供給が必要時
板外なされないから、例えば対物レンズ表面への塵埃の
付着が可及的に減少でき、レーザ光の正常な照射１反射
が可成り維持されるから、記録／再生が正しく行なえる
ことになる。とかも、空気冷却を必要とする電気基板ユ
ニット側では常時、効果的な冷却が実現できる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を参照し
て具体的に説明する。図において、符号１０１はドライ
ブケースであり、正面にはカートリッジ挿入口１０２お
よび冷却空気取り入れ口１０３が設けられている。これ
ら開口に対応する開口１０４ａ、１０４ｂを備えたドラ
イブユニット１０４は、内部に分離用遮断部材１１５が
あって、第１の空間１０４Ｘと第２の空間１０４ｙとに
分離しており、第１の空間１０４Ｘには上記冷却空気取
り入れ口１０３に対応する開口１０４ｂが、また第２の
空間１０４ｙには上記カートリッジ挿入口１０２に対応
する開口１０４ａが連通されている。そして、上記空間
１０４ｙにはディスク状記録媒体としてのディスクカー
トリッジ１０６、これにレーザ光を照射する光学ヘッド
１０Ｂ、上記光学ヘッド１０８を駆動する駆動手段１０
９、上記ディスクカートリッジ１０６を回転するためタ
ーンテーブルを持ったスピンドルモータ１０７などから
なる駆動系ユニットが装備され、他方、上記空間１０４
Ｘには上記駆動ユニットに対する記録／再生処理および
ヘッドの位置制御を行なうための電気基板ユニット１０
５が装備されている。

そして、上記空間１０４Ｘおよび１０４ｙに連通ずるよ
うに、ドライブユニット１０４の後端にはそれぞれ開口
１０４ｃおよび１０４ｄが設けてあり、ドライブケース
１０１の後部空間１０１Ａに連通開口している。また、
この実施例では、上記開口１０４ａにはシャッタ１１６
が配設してあってシャッタ駆動手段１１７で開閉される
ようになっている。そして、上記後部空間１０１Ａには
、電源１１３が配設され、更に、背部には冷却ファン１
１４が設置しである。

なお、図中、符号１１０はヘッドケーブル、１１１は電
源ケーブル、１１２は基板ケーブルである。

このような構成では、冷却ファン１１４が駆動されると
、冷却空気取入れ口１０３を介して外部空気が開口１０
４ｂを経由して空間１０４ｘ内に導入され、電気基板ユ
ニットを冷却して開口１０４ｃから、空間１０１Ａへ、
更に冷却ファン１１４へと流れる。一方、駆動系ユニッ
ト側では、シャッタｌｌｂが、シャッタ駆動手段１１７
の働きで限られた条件で開放される時のみ、挿入口１０
２から開口１０４ｂを介して空間１０４ｙ内に空気が流
入し、開放された１０４ａを介して空間１０１Ａへと抜
ける。上述の限られた条件とは、駆動系ユニット側の空
間１０４ｙ中の温度がセンサ（図示せず）で計測され、
室温Ｔ０より高い温度Ｔ、と昇温限界温度Ｔ３より低い
温度Ｔ２　　（’ｒｏ　＜’ｒ、　＜Ｔ、＜Ｔ３）との
間でシャッタ駆動手段１１７によりシャッタｌｌｂを開
閉させることを意味する。

これは、第３図において、その態様を介している。

このように、空間１０４ｙへは限られた必要条件の時の
み空気が導入されるため、光学ヘッド１０８の対物ヘッ
ド表面への塵埃の付着は極力、抑制できるので、対物レ
ンズ表面が永久清浄に保たれるから、記録／再生の信顧
性も向上する。またシャッタｌｌｂが閉じている時には
、冷却空気が電気基板ユニットに集中して流れるので効
果的な冷却が実現され、伝熱的効果で駆動系ユニット側
の温度上昇も抑制でき、それだけシャッタ１１６の開放
される時間も短縮できる。

なお、第４図に示す実施例では、開口１０４ｂに対向す
る挿入口１０２にシャッタ１１６が配設されていて、シ
ャッタ駆動手段１１７で開閉駆動できるようになってい
る。この場合には、開口１０４ｄを介して、空間１０４
ｙ内は、冷却ファン１１４による吸引力を受けるから、
内部に侵入された塵埃は、常時、吸い出される形となり
、好ましい態様となる。

（発明の効果） 本発明は以上詳述したようになり、光学ヘッド、その駆
動手段、スピンドルモータ、ディスク状記録媒体などの
駆動系ユニットと電気基板ユニットとが遮蔽部材で分離
され、しかも駆動系ユニットはそこの温度条件が適合す
る時のみシャッタを開放するから、駆動系ユニットへの
塵埃の侵入を可及的に減少でき、記録／再生の信幀性を
向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略斜視図、第２図（
ａ）、（ロ）はシャッタの開、閉の状態を示す同縦断側
面図、第３図はシャッタの開閉と温度との関係を示すタ
イムチャート、第４図は別の実施例を示す概略斜視図、
第５図は従来例の概略斜視図である。 １０１・・・ドライブケース、１０３・・・冷却空気取
り入れ口、１０４・・・ドライブユニット、１０４　ａ
。 １０４　ｂ−・・開口、１０４ｃ、ＬＯ４ｄ−・・開口
、１０５・・・電気基板ユニット、１０６・・・ディス
クカートリッジ、１０７・・・スピンドルモータ、１０
８・・・光学ヘッド、１０９・・・駆動手段、１１４・
・・冷却ファン、１１５・・・遮断部材、１１６・・・
シャッタ、１１７・・・シャッタ駆動手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスク状記録媒体に、レーザ光を照射することにより
   情報を記録／再生する情報記録／再生装置において、デ
   ィスク状記録媒体、これにレーザ光を照射する光学ヘッ
   ド、その駆動手段および上記ディスク状記録媒体を回転
   させるスピンドルモータなどからなる駆動系ユニットと
   、該駆動系ユニットに対する記録／再生処理およびヘッ
   ドの位置制御を行なうための電気基板ユニットとを互い
   に遮蔽部材を介して分離、配置し、両ユニットにそれぞ
   れ独立して強制冷却用空気を流すように吸入、排出口を
   設け、これらに共用する空冷手段を設けると共に、駆動
   系ユニットの温度変化に応じて開閉するシャッタを上記
   駆動系ユニットの吸入あるいは排出口に設けてなる光デ
   ィスク駆動装置